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  • 【WEC】 アンドレ・ロッテラー、ポルシェのLMP1カーを初テスト

    【WEC】 アンドレ・ロッテラー、ポルシェのLMP1カーを初テスト

    ポルシェに移籍したアンドレ・ロッテラーが、新車での初テストを行った。

    アンドレ・ロッテラーは、今週スペインのモーターランド・アラゴンで行われたテストに参加。ポルシェ 919ハイブリッドで初走行を実施。ポルシェのレーシングスーツに身を包んだロッテラーの画像が初公開された。

    2017年、アンドレ・ロッタラーは、ニック・タンディ、ニール・ジャニ(32歳)とともにポルシェ 919ハイブリッドの1号車を駆る。

    アンドレ・ロッテラーは、2016年にWECから撤退したアウディのワークスドライバーとしてル・マン優勝3回、2012年にはWECチャンピオンに輝いた。

    Andre Lotterer Porsche WECAndre Lotterer

  • ポルシェ、エクソンモービルとの提携を延長

    ポルシェ、エクソンモービルとの提携を延長

    ポルシェとエクソンモービルは、革新的なエンジンオイルの研究と開発において過去20年間に渡りグローバルパートナーとして協力関係を構築してきた。

    これは、自動車業界で最も長く、最も成功を収めた提携のひとつ。両社は、この協力関係が20周年を迎えることを機に、2021年までさらに5年間の提携を延長した。

    「エクソンモービルは、モータースポーツだけでなく市販車向けエンジンの開発においても私達の最も緊密で重要な提携パートナーのひとつです。市販車向けエンジンには工場で高性能潤滑油のMobil 1が充填されています。エクソンモービルは、これまでもポルシェのレーシングカーの性能向上に大きく貢献してきました。このように成功を収めた信頼のおける提携を継続することに期待を寄せています」」とポルシェAGの研究開発担当役員のミヒャエル・シュタイナーは述べた。

    エクソンモービルは、ル・マン24時間レースを含むLMP1とGTの領域でポルシェのワークスプログラムをサポートしている。テキサスに本社を置くこの企業は、2007年以来、世界的なポルシェ ブランドトロフィーのフラグシップシリーズであるポルシェ・モービル1スーパーカップの冠スポンサーでもある。さらに、この提携はポルシェ カレラカップ ジャパンを含む全てのカレラカップ、GT3カップチャレンジ ミドルイースト、およびポルシェ スポーツカップにまで及ぶ。

    「エクソンモービルのような信頼のおけるパートナーは、素晴しいサポートと高度な計画の達成を確実に提供してくれます。私達はともに、ル・マンやデイトナなどの長距離クラシックスの優勝や世界の最も重要なレース選手権のタイトル獲得において忘れ難い瞬間を祝ってきました」とポルシェ・モータースポーツ責任者のフランク・シュテファン・バリサーは述べた。

    ポルシェ とエクソンモービルは、卓越したドライビングエクスペリエンスのための最高の性能と完璧性を追求する。これは2つの強力なブランドの研究と開発における提携の背後にある理念。ポルシェのレーシングカーがサーキットで最高の性能を発揮することを可能にするエンジンオイルは、全てのポルシェ オーナーのドライビングパフォーマンスも改善する。ほぼ全てのポルシェ車は0W-40 粘度のMobil 1エンジンオイルを充填して工場から出荷されており、その数は提携を開始してから100万台を超えている。

    ポルシェと世界最大手の石油ガス企業の提携には、マーケティング、コミュニケーション、およびアフターセールスの分野も含まれている。今後何年にもわたって、これらの部門はさらに強化が図られることになる。

  • 【画像】 ポルシェ、2017年型919ハイブリッドをテスト

    【画像】 ポルシェ、2017年型919ハイブリッドをテスト

    ポルシェは、2017年型の919ハイブリッドでのテストを開始。画像を公開した。

    ポルシェは、モーターランド・アラゴンで新型919ハイブリッドでテストを開始。ポルシェのツィートによると5日間にわたるテストで、現状3日連続でサーキットは霧に覆われているという。

    14日(水)に投稿された情報によると、アール・バンバーとブレンドン・ハートレーがテストを実施している。

    公開された919ハイブリッドには、偽装ペイントが施されている。

    ポルシェ LMP1チームの代表アンドレアス・ザイドルは、マシンは2017年の最終仕様ではないが、“70〜80%は初めて走らせる”ものだと、モノコックは完全に新しいものだとしている。

    画像2017 Porsche 919 Hybrid2017 ポルシェ 919ハイブリッド

  • ポルシェ、ワークスドライバーのラインナップを強化

    ポルシェ、ワークスドライバーのラインナップを強化

    ポルシェは、ヴァイザッハで開催されたポルシェ モータースポーツのイヤーエンドパーティー「ナイト・オブ・チャンピオンズ」において、2016年のチームとドライバーの輝かしい業績を讃えると共に2017年シーズンの新しいワークスドライバーのラインナップを発表した。

    919 ハイブリッド:スターティングナンバー1と2の新しいドライバー
    ポルシェ モータースポーツはLMP1クラスのディフェンディングチャンピオンとして、再びスターティングナンバー1と2を纏い2017年のFIA 世界耐久選手権(WEC)にフルエントリーする。このポルシェLMP1チームにおける最も大きな変更点はドライバーだ。ロマン・デュマ、マルク・リーブ、マーク・ウェバーがラインナップから外れた後、3名が新たに加わる。すでに契約中のワークスドライバーからはアール・バンバー(26歳、ニュージーランド)とニック・タンディ(32歳、イギリス)の2人を迎える。どちらもすでに919ハイブリッドの豊かな経験を備えている。2人は2015年に、F1パイロットのニコ・ヒュルケンベルグとともにル・マン24時間レースでポルシェ919ハイブリッドを駆り圧倒的な勝利を飾った。3人目としてチームに加わるアンドレ・ロッテラー(35歳)はアウディのワークスドライバーとしてル・マン優勝3回、2012年にはWECチャンピオンに輝いた。ロッテラーとタンディは、世界耐久選手権現チャンピオンのニール・ジャニ(32歳)とともにポルシェ 919ハイブリッドの1号車を駆る。ニュージーランド出身のアール・バンバーとブレンドン・ハートレー(27歳)が駆る2号車のコックピットには、ドイツ出身のティモ・ベルンハルト(35歳)が加わる。継続的な開発によって、来シーズンの919ハイブリッドは、全く新しいカラーデザイン、最適化されたエアロキット、そしてほぼ全てのコンポーネントの全面的な見直しによって技術的進化のさらなる一歩を示す。また、この車両は2017年3月23日にイタリアのモンツァで初開催されるWECプロローグにおいて公開される。

    3名の新任GTワークスドライバー
    アール・バンバーとニック・タンディのLMP部門への異動と、ファクトリーチームのFIA世界耐久選手権(WEC)への復帰に伴い、ポルシェは新しいドライバーたちと契約を交わした。経験豊かなポルシェ パイロットのディルク・ヴェルナー(35歳、ドイツ)が911のコックピットに戻る。2004年から2009年までポルシェに所属していたヴェルナーは、2006年のポルシェ カレラカップ ドイツで優勝し、2007年と2009年のグランダム・シリーズでGT タイトルを獲得、そして2009年にはベストプライベートドライバーとしてポルシェ カップを受賞した。また、ヴェルナーは2010年から2016年までDTM(ドイツツーリングカー選手権)やIMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権など各種の選手権にBMWのワークスドライバーとして出場した。ベルギー出身のローレンス・ヴァンスール(25歳)は、2010年のマカオF3グランプリで優勝し、2013年FIA GTシリーズのタイトルを獲得、さらに2014年のスパフランコルシャン24時間、2015年のニュルブルクリンク24時間とセパン12時間、2016年のドバイ24時間など長距離レースで優勝を続けてきた。このアウディ パイロットは2週間前にもマカオのFIA GTワールドカップで優勝を飾った。ドイツ出身のスヴェン・ミューラー(24歳)は、ポルシェ ジュニアからワークスドライバーに昇進した。彼はポルシェで3年間、プロのレーシングドライバーとしての訓練を受けた後、2016年にポルシェ カレラカップ ドイツとポルシェ・モービル1スーパーカップのタイトルを獲得している。

    2017年FIA WEC GT世界選手権タイトルの獲得を目指すポルシェのワークスエントリー
    ポルシェは、LMP1クラスに加えて、2017年からGT世界選手権のドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルが掛けられたWECのGT-ProEクラスにファクトリーチームを送り出し、両タイトルの獲得を目指す。「これは当社とモータースポーツとの関わりにおいて大きな飛躍となります。そしてWECのために私達が正しいプラットフォームを選択したことが明確になります」とポルシェAGの研究開発担当役員のミヒャエル・シュタイナーは述べた。ポルシェ モータースポーツのGTチームは、GTE-Proクラスに2台のニュー911 RSRを出場させる。現時点で確定しているドライバーは、ミカエル・クリステンセン(26歳)、フレデリック・マコヴィッキ(36歳)、およびリヒャルト・リーツ(32歳)。

    2台の911 RSRで米国のタイトル獲得を目指すポルシェ
    ポルシェは、米国の最も重要なスポーツカーシリーズであるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に4年目連続でファクトリーエントリーする。ポルシェ モータースポーツは、WECと同様に2台のニュー911 RSRを出場させる。パトリック・ピレ(35歳)とディルク・ヴェルナー(35歳)が911号車のコックピットをシェアする。デイトナ24時間レースやセブリング12時間レ−ス、ワトキンズグレン、およびプチ・ル・マンなどの長時間レースでは、フレデリック・マコヴィッキによるサポートを受ける。912号車ではケヴィン・エストル(28歳)とローレンス・ヴァンスールがペアとなり、4つの長距離レースではリヒャルト・リーツが加わる。開幕戦は1月28日のデイトナ24時間レース。

    ポルシェが若者育成プログラムを再編成
    ポルシェは、成功を収めているジュニアプログラムにさらなるメンバーを加える。ポルシェ ワンメイクシリーズにおける見事な活躍により、マッテオ・カイローリ(20歳、イタリア)とマチュー・ジャミネ(22歳、フランス)が「ヤングプロフェッショナル」として継続して経済的な支援とサポートを受けながら国際GTレースでカスタマーチームをアシストする。2017年には、ポルシェ ジュニアとして3名の若いドライバーの支援が行われる。ノルウェーのデニス・オルセン(20歳)とオーストラリアのマット・キャンベル(21歳)はポルシェ・モ−ビル1スーパーカップに出場。GTルーキーのトーマス・プレイニング(18歳)はポルシェ カレラカップ ドイツに挑戦する。

    ロバート・レナウアーがポルシェ カップを獲得
    その年に世界で最も成功を収めたポルシェ プライベートパイロットに送られるポルシェ カップを獲得したのは、ドイツ出身のロバート・レナウアー(31歳)だった。ナイト・オブ・チャンピオンズにおいてポルシェAG監査役会会長のDr.ヴォルフガング・ポルシェからレナウアーへ待望のトロフィーが授与され、さらに、120,000ユーロ相当のポルシェ911も獲得した。レナウアーは、各種のポルシェ レーシングカーを駆り、ADAC GTマスターズ、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、および24時間国際耐久シリーズの成功によって2016年シーズンに7,355ポイントを稼いだ。2位のクリスティアン・リード(ドイツ)は賞金30,000ユーロ、3位のダニエル・ディアスバレラ(スペイン)は25,000ユーロを受け取る。フェリー・ポルシェのアイデアによって1970年以来ポルシェ カップが授与されている。

    【WEC】 ポルシェ、アンドレ・ロッテラーとの契約を発表
    アンドレ・ロッテラー ポルシェ 移籍

  • 【WEC】 ポルシェ、2017年型919ハイブリッドのテストを開始

    【WEC】 ポルシェ、2017年型919ハイブリッドのテストを開始

    ポルシェは、2017年のWECシーズにむけて、今週、2017年の919ハイブリッドでのテストを開始する。

    最新のアップグレードを施された919ハイブリッド LMP1カーは、ポルシェのヴァイサッハのテストトラックでシェイクダウンが予定されている。その後、来週にはスペインのアラゴン・サーキットで本格的なテストが続けられる。

    5日間の走行では、2017年の919ハイブリッドのパフォーマンスの耐久性のテストも含まれる。

    ポルシェ LMP1チームの代表アンドレアス・ザイドルは、マシンは2017年の最終仕様ではないが、“70〜80%は初めて走らせる”ものだとし、2月上旬にテストでは最終的な2017年仕様を走らせると述べた。

    モノコックに関しては、ほぼ2016年マシンから引き継がるものはないという。

    「モノコック周りはほぼ全てが新しいし、我々は2つの完全に新しいエアロキットを走らせる」とアンドレアス・ザイドルはコメント。

    2017年マシンは、3月23日に公式テスト前にモンツァで公開される。

    トヨタは、1月に2017年型のTS050ハイブリッドを走らせる予定としている。

  • 【WEC】 マルク・リーブとロマン・デュマ、ポルシェLMP1チームを離脱

    【WEC】 マルク・リーブとロマン・デュマ、ポルシェLMP1チームを離脱

    ポルシェは、マルク・リーブとロマン・デュマがFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦するLMP1チームを離れることを発表した。

    マルク・リーブとロマン・デュマは、今年のル・マン24時間レースを制し、ドライバーズタイトルを獲得した919ハイブリッド #2号車をドライブしていた。

    ポルシェは25日(金)、二人がLMP1チームを離れることを発表。だが、ポルシェとの契約は継続し、新たな役割を担うとしている。

    ポルシェAGの研究開発担当役員のミヒャエル・シュタイナーは、彼らのポルシェへの献身に対して深い敬意を表した。

    「マルクとロマンはポルシェに多大な貢献をしました。ドライバーとしての任務だけでなく他の国際レースでのサポートにもおよびます。彼らはスポーツマンシップとポルシェのブランドバリューを明確に体現しました。」

    「LMP1プログラムは、特にチームの強化段階とル・マンにおいてマルクとロマンの経験から多大な恩恵を受けました。近年は共に浮き沈みも経験しました。この2人の真のレーサーが、ル・マン覇者および世界チャンピオンとしてポルシェでのキャリアの一部を終えることができることを非常にうれしく思います。マルクとロマンの優れたドライビングと精力的な取り組み、そして忠誠心に心から感謝します」とLMP1担当副社長のフリッツ・エンツィンガーが言い添えました。

    20歳でポルシェのワークスドライバーになったマルク・リーブは、多数の国際的な成功にもかかわらず、家族もできたのでスポーツだけを頼りにすることはなかった。2人の子供の父でシュトゥットガルト近郊のルートヴィヒスブルク出身のマルクは、エスリンゲン工科大学に入学して自動車エンジニアの学位を取得した。

    「私はLMP1プログラムがワークスドライバーとしての最後の仕事になると思っていました。だから早めにポルシェのコックピット以外での将来のキャリアのための進路を設けようと努めました。長年にわたってあらゆる機会と可能性を与えてくれたポルシェに感謝します。そして20年以上にわたってレースを応援してくれた家族にも感謝します。時にはつらいこともありましたが、皆様のおかげで報われました。ル・マン覇者と世界チャンピオンとしてポルシェの国際カスタマーレーシングに異動することは、私にとっては信じ難いほどの光栄です」とマルク・リーブは述べました。

    ロマン・デュマとポルシェの関係も919ハイブリッドのコックピットの任務を超えて続く。2003年からポルシェのワークスドライバーを務めたロマンは、自分のチームも運営し、ラリーや有名なパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにポルシェ車で出場して優勝を飾っている。南仏のアレス出身で現在はスイスのアルジェに暮らすオールラウンダーのデュマは「私にとって、ポルシェは家族のようなものです。すばらしいレーシングカーとともに過ごしたこれまでの年月が頭をめぐります。911 GT3によるスパ・フランコルシャンやノルドシュライフェ、RSスパイダーによるセブリングなど、チームは数え切れないほどの歴史的偉業を成し遂げました。この3年間は、LMP1カテゴリーの新しいポルシェ チームと一緒にプロの最高レベルを体験しました。競争の厳しさと技術的難度の高さも抜群でした。ポルシェによるル・マン24時間レース優勝で私の夢は叶いました。これまで長年にわたって共に達成してきた偉業を誇りに思います。私はチャレンジャーとして間もなく新たな目標に挑みます。」と述べた。

  • フェルナンド・アロンソ、ポルシェとのWEC参戦コメントを釈明

    フェルナンド・アロンソ、ポルシェとのWEC参戦コメントを釈明

    フェルナンド・アロンソは、レースから引退するマーク・ウェバーの後を追ってポルシェからWECに参戦することを示唆したコメントについて釈明。3度目のF1ワールドチャンピオンを獲得することにコミットしていると語った。

    報じられた自身のコメントについてフェルナンド・アロンソは「僕がそのようなメッセージを言うのは新しいことではないし、もうかなり有名になっているよね」とジャーナリストに話した。

    「僕はこのチームでの来年のF1に100%コミットしているし、そのあとの将来のことはわからない。とても魅力的なチャレンジだし、僕にとってル・マン24時間レースはとても魅力的なことだ」

    「僕はそのカテゴリーが好きだし、クルマも好きだ。言ったように良いチャレンジだ。でも、その将来というのが2年なのか、5年なのか、10年なのかはわからない。まだわからない。新しいことではない」

    「僕が望んでいる一番のことは、F1で3回目のワールドチャンピオンを獲得することだ。そのあと、どうなるかを見てみるよ」

    関連:フェルナンド・アロンソ、将来的なポルシェでのWEC参戦を示唆

  • ポルシェ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    ポルシェ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    ポルシェは、2年連続してFIA世界耐久選手権(WEC)の栄誉をすべて獲得した。ル・マンでの勝利、上海におけるマニュファクチュアラー選手権の獲得、そして最終戦バーレーンにおいてドライバーズ選手権も手にした。

    全9戦で行われる2016年のWECの最終戦において、ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー組のポルシェ919ハイブリッドは2番手グリッドからスタートして3位に入賞した。

    そしてロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ組はレース序盤の他車との接触により6位でレースを終えることで新たな世界チャンピオンを確定した。

    ワンツー・フィニッシュを遂げたアウディの活躍はWEC撤退の花道を飾るに相応しいものだった。

    バーレーン6時間レースは現地時間午後4時、外気温約30°Cでスタートしたが午後4時45分の日没後は24℃まで下がった。

    カーナンバー1のレース展開
    ベルンハルトは2番手グリッドからスタートし、オープニングラップでチームメイトのジャニにポジションを譲った。13周目にはカーナンバー7のアウディが先行し、ベルンハルトは4番手になった。29周を終えたところでウェバーに交代し、ウェバーはカーナンバー5のトヨタを43周目にオーバーテイクすることに成功した。ハートレーは59周目にコクピットに収まり、89周でベルンハルト、120周でハートレーへと交代した。その後ベルンハルトが150周終了時点でふたたび受け継ぎ、180周時点で、ウェバーが彼にとってレースキャリアの最後を飾るファイナルスティントを担当した。ウェバーが駆る919は201周して3位でフィニッシュした。

    カーナンバー2のレース展開
    ジャニは最初のラップで3番手から2番手にポジションを上げるが、15周目にトヨタのカーナンバー6に追い越された。ジャニはチームメイトのポルシェ919に次ぐ3番手を走って28周目に最初のピットストップを行い、そのままコースに復帰した。しかしその直後、GTカーと接触し、再びピットインすることになった。損傷を負ったタイヤとリアカウルが交換された。このピットストップによりカーナンバー2は1ラップ遅れとなった。60周目にデュマが引き継ぎ、91周でリーブに交代する。122周でジャニがまたコクピットに戻り、153周でまたデュマに代わる。リーブが最終スティントに向けてコクピットに飛び込んでから20数分後、198周を走りきってフィニッシュラインを通過した時、新たな世界チャンピオンが決まった。

    レース後のコメント
    フリッツ・エンツインガー (LMP1担当副社長)
    「今日のレースはポルシェチームの特長を浮き彫りにしてくれました。私たちは強い重圧の下でも難しい戦略をしっかりこなすことができました。今の私にできることは6人のドライバーとチームメンバーのひとりひとり、そしてこのプロジェクトの最初からサポートしてくれたポルシェの役員全員に感謝の気持ちを表すことだけです。またアウディにも賛辞を贈りたいと思います。彼らの勝利は実力に相応しいものでした。これから寂しくなりますが、素晴らしい戦いをありがとう」

    アンドレア・ザイデル (チーム代表)
    「ル・マンに勝ち、マニュファクチュアラーズ選手権を獲得して、ドライバーズ選手権も勝ち取りました。2年連続して私達はすべての目標を成し遂げたことになります。これはポルシェチームにとって最高の悦びです。個人的にはマルク、ニール、ロマンというカーナンバー2の3人のドライバーとチームクルーを祝福したいと思います。この車は2016年のすべてのレースを通じて、一度もテクニカルトラブルでピットインしたことのない唯一の車両です。私達はすでに次の栄冠を目指しています。短い休みをとってからは2017年シーズンへの準備を全開で始めることになります」

    ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバー
    ティモ・ベルンハルト
    「私のスタートは悪くありませんでした。ニールがインに入ってきたので、当然追い越しのためのスペースをそこに残しました。2台の速さはほぼ同等で、どちらもアウディを追いかけるほどの速さはありませんでした。しかしトヨタを打ち負かせることは明確でした。私達にとって最も重要なことはレース終盤のマークのスティントまで間違いなく繋げ、彼がファイナルラップを走って最後にもう一度、彼と一緒に表彰台に上ることでした。今日は言葉にならないほど感動的な一日でした」

    ブレンドン・ハートレー
    「ティモとマークの後を受けた私にとって最初のスティントは非常にうまくいきました。中嶋一貴が背後にいる上にトラフィックも混雑していましたが、問題はありませんでした。アウディに関していうと、気温が下がってから追い上げられると期待していたのですが、今日はそうはいきませんでした。彼らは最後のレースで勝利を挙げるに相応しい状態で、マークと私達は表彰台に上ったことで満足すべきでしょう。私達は最高の仕事を成し遂げました。マークが引退することは残念でなりません」。

    マーク・ウェバー
    「今日は2番目と最後のスティントを担当し、どちらにも満足しています。序盤はカーナンバー5のトヨタといいバトルを繰り広げました。何とかオーバーテイクしてリードを築こうとしましたが、アウディを追い上げるほどペースを上げることはできませんでした。最後のスティントではこれがヘルメットを被る最後の機会になることに感情的にならずにいられませんでした。私は最後のスティントを満喫し、マシーンをトップ3でチェッカードフラッグの下に連れていくことができましたが、それは今日手が届く最高の結果でした。ティモとブレンドン、そしてチーム全員とともにポルシェで過ごした3年間は素晴らしい時間でした。永遠に続くことなどどこにもありません。私は素晴らしい時に引退しますが、また近いうちに全員と会えることを楽しみにしています」

    ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)のドライバー
    ロマン・デュマ
    「レースが始まって1時間で表彰台に上る可能性を失いました。ニールが他車と接触を起こした後、私達の919は調子を崩してしまいました。あらゆるコーナーで軽いオーバーステアを示すようになったのです。もっとも選手権ポイントのことを考えると無理にプッシュすることもできません。何よりもミスを犯すことなくレースを無事に完走することが大切だったからです。それがうまくいってほっとしています」

    ニール・ジャニ
    「決勝レースのスタート時は期待を持てる状態でした。一番難しいポジションでラップ遅れを処理する場面が多く、難しい場面もしばしばありましたが、最初のピットストップまでは戦略もうまく機能していました。しかしアウトラップでGTカーが私に接触しタイヤとボディワークに損傷を負ってしまいました。緊急修理の後のマシーンの状態は完全ではなく、前を走る車両との間に空いたギャップを埋めるのは無理な状況でした。私達ができるのはカーナンバー6のトヨタが優勝しないことを願うのみで、コース上を走り続けるために一切のリスクを冒さないよう気を遣いました」

    マルク・リーブ
    「私にとって特に問題はなく、ただ黙々と周回を重ねるだけでした。レース序盤に接触事故があってからはステアリングホイールさえ真っ直ぐでない状態でした。私達の919は最良の形ではありませんでしたが、走り続けてフィニッシュラインに届かせることができました。それが私達の成し遂げたことすべてです」

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • 【WEC】 ポルシェ #2号車が2016年 ドライバーズタイトルを獲得

    【WEC】 ポルシェ #2号車が2016年 ドライバーズタイトルを獲得

    2016年 WEC 最終戦 バーレーン6時間レースで行われ、ポルシェ #2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)が2016年のドライバーズタイトルを獲得した。

    ランキング首位で最終戦に挑んだポルシェ #2号車は、レースを6位でフィニッシュして合計160ポイントを獲得。2016年のドライバーズタイトルを獲得した。

    ポルシェは、コンストラクターズタイトルと合わせて2冠を達成。2年連続で両タイトルを連覇した。

    ランキング2位だったトヨタ #6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)が5位でフィニッシュしたことで、145ポイント差で3位に転落。

    最終戦で優勝したアウディ #8号車(ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス)が146.5ポイントで2位でシーズンを終えた。

    関連:【WEC】 バーレーン6時間 結果:アウディが1-2フィニッシュで有終の美

  • ポルシェ、新型911 RSRを世界初公開・・・WECのGTE Proクラスに復帰

    ポルシェ、新型911 RSRを世界初公開・・・WECのGTE Proクラスに復帰

    ポルシェは、2017年のモータースポーツ活動に向けて新たに開発された新型「911 RSR」をロサンゼルスモーターショーで初公開した。

    ポルシェは、今シーズンから採用された新GTE規定に則った新型911 RSRの開発にリソースを集中するために、2016年のFIA世界耐久選手権ではル・マン24時間レースを除いて、GTE Proクラスへのワークス体制での参戦を取りやめていた。

    その間、アウディがWECのLMP1クラスから撤退、続いて、フォルクスワーゲンがWRCからの撤退を発表するなど、フォルクスワーゲン・グループのモータースポーツ活動が不安視されていた。

    しかし、ポルシェはこの新型911 RSRで2017年からWECのGTE Proクラスに復帰する。

    新型911 RSRは、ル・マン24時間レースのGT規定に準拠しながら、体系的な軽量設計に加えてリアアクスル前部に最新式水平対向6気筒エンジンを搭載。非常に軽量な4リッターエンジンは、ダイレクト・フューエル・インジェクションとリジッドバルブドライブを備え、抜群の効率性を特徴としている。新型911 RSRは、2017年1月にデイトナ24時間レースでデビューする。

    「911特有のデザインを維持しながら、GTのトップモデルとして史上最高の進化を遂げています」とポルシェ・モータースポーツの責任者であるDr.フランク・シュテファン・バリサーは述べた。

    完全に新開発された新型911 RSRは、サスペンション、ボディ構造、エアロダイナミクスコンセプト、エンジン、およびトランスミッションがゼロから設計されている。そのエンジンコンセプトによって特に大型のリアディフューザーの取り付けが可能になった。LMP1レーシングカーの919ハイブリッドから採用したトップマウントリアウイングとの組み合わせで、ダウンフォースとエアロダイナミクスの効率性が大幅に改善されている。

    「911 RSRのために、私達は意図的に、特に軽量な最新の自然吸気エンジンに焦点を合わせました。これが車両の開発においてエンジニアに大きな自由を与えました。新しいLM-GTE規定は、ターボエンジンと自然吸気エンジンのトルク特性が一致するなど、原則として多彩なドライブコンセプトが完全に平等となるレギュレーションです」とDr. バリサーは説明。

    新しい自然吸気エンジンは、リストリクターのサイズに応じて約375kW(510PS)の最高出力を発生させる。ステアリングホイールのパドルシフトは、マグネシウムハウジングを備えた6速シーケンシャルトランスミッションを作動して、31cm幅の後輪にトルクを伝える。911 GT3 Rと911 GT3 Cupに続き、ポルシェGTレーシングカーも、同様の最新式水平対向6気筒エンジンファミリーによって駆動される。これにより新世代エンジンへの転換は完了した。

    かつてポルシェは、1996年に911 GT1によって911のコンセプトを徹底的に押し進めた。大きな成功を収めた911 GT1は、1998年のル・マン24時間レースでポルシェに16回目の総合優勝をもたらした。当時はGT1クラスがル・マンにおけるトップカテゴリーだった。

    ポルシェGTレーシングカーは、初めて最新のアシスタントシステムを備える。新型911 RSRには、「コリジョン・アボイド・システム」と呼ばれるレーダーサポートによる衝突警告システムが装備される。夜間にも、高速のLMPプロトタイプを早期に検知して接触を回避する。新しい安全ケージコンセプトと強固に取り付けられた新しいレーシングシートがドライバーの安全を強化する。シートはシャシーに固定され、ペダルを動かして調節し、ドライバーに適合させることができる。

    新型911 RSRではメンテナンス性も大幅に改善されている。インテリジェントなクリックリリースファスナーによって、カーボンファイバーボディのエレメント全体を短時間で完全に交換することができる。さらに、サスペンションセットアップの変更をより簡単迅速に行うことができる。

    911 RSRの外観は、ボディ全体に渡って新しい方向性を示す。GTレーシングカーは、ポルシェ モータースポーツの明確でダイナミックなデザイン言語をさらに発展させた新しいファクトリーデザインを備える。鳥瞰すると、ポルシェのエンブレムを暗示するシルエットが見られる。ベーシックカラーは、ホワイト、レッド、およびブラックとなる。

    ファクトリーは、2017年シーズンに140時間以上のレースに匹敵する19のレースで新型911 RSRを走らせる予定。ポルシェは、2台のファクトリーエントリーによってル・マン24時間レースを含むFIA世界耐久選手権(WEC)と米国のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する。新しいレーシングカーは、1月28日−29日にデイトナのIMSA開幕戦において最も過酷な条件でデビューする。

    「レースに備えて十分な準備をしています。今年3月のヴァイザッハでの初公開以来、欧州と北米のサーキットで35,000kmにおよぶテスト走行を行ってきました。この距離は、他のどのポルシェGTレーシングカーの開発過程をも上回ります」とGTモータースポーツ総合プロジェクトリーダーのマルコ・ウジュハシは述べた。

    ポルシェ 911RSR画像画像