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  • マックス・フェルスタッペン 「F1ドイツGPは雨が降った方が好ましい」

    マックス・フェルスタッペン 「F1ドイツGPは雨が降った方が好ましい」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ドイツGPは高温のなかで開催されるよりも雨が降ってくれることを望んでいると語る。

    木曜日のホッケンハイムは40℃を超える猛暑となったが、土曜日と日曜日には雨が予報されている。

    マックス・フェルスタッペンが今季初勝利を飾ったF1オーストリアGPは同じように高い気温のなかで行われ、レッドブル・ホンダのマシンは優れたパフォーマンスを発揮した。

    対照的にメルセデスは冷却問題でオーバーヒートの問題を抱え、エンジンパワーをフルに発揮することができなかったが、今週末のF1ドイツGPには冷却問題に対策を施したアップグレードを持ち込んでいる。

    そのため、マックス・フェルスタッペンは、日曜に雨が降ってくれた方がレッドブル・ホンダにとっては助けになるだろうと語る。

    「ホッケンハイムでの雨は僕たちにとって好都合になると思う。メルセデスは新たなシャシーを持ち込んでいるし、冷却問題はもう解決していると思うしね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    2019年シーズンはまだあまり雨に見舞われていない。1年前、マックス・フェルスタッペンはF1ハンガリーGPで雨への対応に苦戦を強いられていた。しかし、2019年は状況は異なるだろうとフェルスタッペンは型r。

    「あの時は主にフロアに問題を抱えていた。DRSをオープンにすると曲っているんじゃないかというような状態だった。幸いにも僕たちはその問題を解決できている。さらに雨に対する自信という点ではみんなまだ少し言うのが難しいと思うしね」

    関連:2019年 F1ドイツGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー、RB15の感触は「改善はしているがまだ完璧ではない」

    ピエール・ガスリー、RB15の感触は「改善はしているがまだ完璧ではない」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、RB15を快適に感じることができていると認めつつも、自分にはもっとポテンシャルがあると確信していると語る。

    チームメイトのマックス・フェルスタッペンが1勝と2回の表彰台を獲得していたののに対し、ピエール・ガスリーはRB15に苦戦を強いられていた。特にフェルスタッペンが優勝したオーストリアGPでは周回遅れでのフィニッシュとなり、シーズン中のシート喪失さえ噂された。

    レース後、レッドブルは行動を起こし、ピエール・ガスリーのマシンを分解調査。F1イギリスGPでは新しいフロントウイングをガスリーのマシンにも導入するとともに、マックス・フェルスタッペンのセットアップを適用。それが奏功し、レースでは表彰台から4秒差で自己ベストに並ぶ4位でフィニッシュして復調の兆しをみせていた。

    「自分好みの方向に少し近づいてきているのは確かだ」とピエール・ガスリーはRB15についてコメント。

    「僕たちは常に少しずつ引き出している。でも、シルバーストンでの感触はベストだった。感触のいい場所はいくつかあったけど、少し一貫性がなかった。だから、週末ごとにもう少し一貫性を保つことができればと思っている」

    ピエール・ガスリーがF1イギリスGPを4位でフィニッシュできたのは、セバスチャン・ベッテルがマックス・フェルスタッペンに追突して表彰台争いから外れたことが助けになったのも確かだ。

    ピエール・ガスリーは、まだRB15を100%快適に感じるまでは改善しなければならない部分があると認める。

    「僕が望んでいるのはこの程度のリザルトではない。もっと良い結果を達成するためにはどうしたら良いかを常に考えているし、シルバーストンを超える成績をより頻繁に達成するために何をすべきかについて頭を使っている。改善したとは言え、まだ完璧とは言えない」

    「イギリスではトップレベルの争いを楽しめたし、思い通りのドライビングができつつあると感じている。自分には競争力があり、速く走れると信じているし、これを実現させるために必要なものを見つけなければならない。今はその手がかりが掴めていると思うし、後は改善を続けていくだけだ」

  • ホンダ | 2019年 第11戦 F1ドイツGP プレビュー

    ホンダ | 2019年 第11戦 F1ドイツGP プレビュー

    ホンダは、レッドブル・レーシングとスクデーリア・トロ・ロッソとともに2019年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPに挑む。

    ホッケンハイム・リンクは、過去には森の中を駆け抜ける超ロングストレートがエンジンに高い負荷をかけるコースだったが、2001年に現在のレイアウトに変更されてからも、魅力的なコーナーを多く持つ、チャレンジングなサーキット。

    最終コーナーに至るスタジアムセクションには、毎年多くのファンが詰めかけ、F1開催地の中でも、一番エキサイティングなエリアの一つになる。

    昨年は、雨やアクシデントによって波乱の多い展開となったが、トロロッソ・ホンダはポイントを獲得。ピエール・ガスリーは、パワーユニット交換によって最後尾からのスタートとなったものの、降雨時にウエットタイヤを装着するなど攻めた戦略で巻き返しを図り、14位でフィニッシュした。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「Honda のF1ファクトリーの一つ、HRD-UKがあるイギリスでのレースを終え、8月中旬のF1夏休み前ラストとなるドイツとハンガリーの2連戦に向かいます。F1カレンダーの中でも長い歴史を持つホッケンハイム・リンクは、コースの前半に配されているストレートによって、パワーサーキットとしてよく知られています。PUのパワーが重要で全開率が高いという点では、先日のシルバーストン・サーキットと似た部分があります。そのイギリスGPでは、いいレースペースをみせることができました。今回も予選・レースに向けて確実にセッティングを進め、いい結果を得られればと考えています」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「ホッケンハイムは僕の地元オランダから近く、ファンがたくさん応援に来てくれるので、好きなグランプリです。スタジアムセクションは高速コーナーから進入し、ランオフエリアが狭くバンクのついたコーナーを駆け抜けるのは、とてもおもしろいのです。この最終セクションでは、いいリズムでストレートまでたどりつければ、大幅にタイムを上げることができます。今週末はまた気温が高くなると思うので、チャレンジングで楽しい戦いになるはずです。僕らは毎週進歩をみせて、いい走りができているので、レースウイークの開始が待ちきれません!」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「シルバーストンで力強い戦いができたあとなので、次のドイツも楽しみにしています。この勢いを続けていきたいですね。先週の火曜日にピレリのタイヤテストで走行したあと少しだけ休息を取り、ハードなトレーニングをしてビースト(野獣)になる準備をしてきました!ホッケンハイムは好きなコースで、今よりももっと独特だった昔のレイアウトでもレースをしてみたいと思っていました。今もなおエキサイティングなコースではありますし、昨年は多くのことが起こり、忘れられないレースになりました。最終セクターの、テクニカルで難易度の高いスタジアムセクションが大好きです。ホッケンハイムは、僕のレースキャリアで唯一、レース中に消火器が噴射したサーキット(注:2016年のGP3にて、走行中に車内の消火器から中身が漏れ出るトラブルに見舞われた)ではありますが、今年はいいレースができればと願っています!」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「シルバーストンでは、その前2戦よりも明らかに競争力が増し、かなりいいマシンバランスを見つけることができました。再びQ3へ進出することができましたし、全体的にマシンの感触はよかったです。ただ、だからといってドイツが簡単なレースになるとは考えていませんし、また厳しい戦いになると思います。進歩はしていますし、どの部分に取り組む必要があるかも分かっているので、正しい方向に進んでいるはずです。ホッケンハイムではさまざまな思い出がありますが、GP3でポールポジションを獲得し、トップを走行しているときにクラッシュしたことが思い出されます。そのときは、レース2でもクラッシュしてしまいました。”スタンダード”とも言えるレイアウトで、ほかのサーキットでも見られるような要素が揃っています。スタジアムセクションへ向かうコーナーをはじめ、いいコーナーが多く、観衆の雰囲気もすばらしい場所です。オーバーテイクもしやすいサーキットです。特にヘアピンへ向かう長いストレートはいい抜きどころです。タイヤには厳しいコースで、予選で1周のみアタックするときでも、気をつけていないとラップ終盤にタイヤが傷んできます。舗装も古いので、再舗装がされたサーキットと比べると路面はかなり粗いはずですから、そこにも注意が必要です」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「前回のシルバーストンでは、週末を通じて苦戦しましたが、レースではいい追い上げをみせてポイントを獲得できました。重要なのは、レースでは抱えていた課題を解決し、本当に力強いペースを得られたことです。この勢いを維持して、ドイツ、ハンガリーと続く連戦に臨みたいと思います。中団は僅差の戦いですが、ホッケンハイムは僕らにとても合っていると思います。すべての面で全力を尽くさなければなりません。シルバーストンでのパフォーマンスで僕らが上昇気流に乗ったかを判断するのはまだ少し早いと思います。レースごとに違いがありますし、シルバーストンのコンディションは、フランスやオーストリアと全く違うものでした。ドイツはおもしろい戦いになるはずです。簡単ではないと思いますが、ポイント獲得を目指してベストを尽くしていきます。ホッケンハイムはカレンダーから外れた時期もあったので、僕はここ何年か走っていません。もちろん、コースは覚えていますし、シミュレーターでも走りました。僕はとても好きなタイプのサーキットで、長い高速コーナーはとても楽しいです。昔ながらの雰囲気があるのもいいですね。F1ではドイツ人ドライバーが多く活躍してきたこともあって、たくさんの観衆が最高の空気を作り出してくれます。マシンのこの部分が重要になると言いきるのは難しいサーキットで、全体にバランスのいいクルマであることが求められます」

  • マックス・フェルスタッペン 「ベッテルに悪い感情は残していない」

    マックス・フェルスタッペン 「ベッテルに悪い感情は残していない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPで追突されたセバスチャン・ベッテルに悪い感情は残していないと主張する。

    セバスチャン・ベッテルは、F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンに抜かれた後、ブレーキングを誤ってフェルスタッペンに追突。両者はグラベルに飛び出してフェルスタッペンは表彰台のチャンスを失った。

    セバスチャン・ベッテルには10秒加算ペナルティが科せられ、自らの非を認めてマックス・フェルスタッペンに謝罪している。

    「彼はレース後に自分のミスだと言いに来てくれた。もちろん、表彰台を獲得できなかったことには失望しているけど、僕に何ができる? 起こってしまったことは仕方がない」

    マックス・フェルスタッペンは、自らがセバスチャン・ベッテルに接触した2018年のクラッシュを例に挙げた。

    「中国で彼に対してミスをした。当時、彼はそれについてかなり落ち着いていた。残念ながら起こってしまったけど、それもレースだ。起こらない方がいいけど、起こってしまうものだ」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダはフェラーリに勝つだけではもはや十分ではなく、メルセデスを倒すことを目標に掲げている。

    「もちろん、僕たちはフェラーリの前にいたいけど、さらにメルセデスの前にもいたい」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「いつだって3位よりは2位の方がいいけど、僕たちは勝つためにここにいる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「メルセデスとのギャップを縮めることが今後の最大のチャレンジだ」

    マックス・フェルスタッペンは、まだレッドブル・ホンダはメルセデスに遅れをとっており、その差を縮めるのはまだ長い道のりだと認める。

    レッドブルはF1オーストリアGPで新しいフロントウイングを投入。ホンダF1のスペック3エンジンと相まって、マックス・フェルスタッペンにとって良い扱いやすいマシンに近づいている。

    「現時点で僕たちはエンジンを最大限に活用して、シーズン序盤に何が間違っていたのか、メルセデスやフェラーリと比較してどこが良くなかったのかを学ぼうとしている。来年は常に勝利を争えることを願っている」

    「少ないダウンフォースで走るときもあれば、少し多いときもある。それはクルマのバランスによっても異なる。トラックが高速か低速かにもよる」

    「シルバーストンでは少ないダウンフォースで走っていたので、低速コーナーでは自動的に少しグリップが失われていた。例えば、僕たちはシルバーストンのストレートでは僕たちの方が彼らよりも速かった。それはちょっと風変わりだったけど、僕たちにとって最適に機能していたように思う」

    「グリップは確実に高まっている」

  • 山本尚貴、トロロッソ・ホンダのトラックウォークに参加

    山本尚貴、トロロッソ・ホンダのトラックウォークに参加

    山本尚貴が、F1ドイツGPが開催されるホッケンハイムでトロロッソ・ホンダのトラックウォークに参加した。

    レッドブルとトロロッソにF1エンジンを供給するホンダは、山本尚貴を金曜フリー走行に出走させるために協議を重ねており、F1日本GPでフリー走行1回目にトロロッソのF1マシンを走らせるのではないかと噂されている。

    ホンダは2015年にF1復帰したが、公式セッションでF1マシンを走らせた日本人ドライバーは2017年のハンガリーテストでザウバーからテストに参加した松下信治のみ。

    ホンダの育成ドライバーには、F2に参戦する松下信治、F3に参戦する角田裕毅と名取鉄平、日本でスーパーフォーミュラに参戦する福住仁嶺と牧野任祐がいるが、どのドライバーもF1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを満たすことができていない。

    山本尚貴は2016年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:7位)、2017年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:9位、SUPER GT:7位)に加え、2018年にスーパーフォーミュラとSUPER GTの国内2冠で35ポイントを追加し、合計で41ポイントとF1のスーパーライセンスポイント基準を満たしている。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、現在の育成ドライバーの状況について「彼らはチャンピオンシップを獲得するか、良い結果を出さない限り、F1にいることはできません」と Autosport にコメント。

    「スーパーフォーミュラには何人かドライバーがいます。山本尚貴はチャンピオンシップをリードしています」

    「現在のF1のトレンドを考えれば、彼は少し年齢が高いです。昔は問題なかったんですけどね! 現在の状況には適さないかもしれませんが、彼を含め、シーズンのどこかでFP1に誰かを出走させたいと思っています」

    「我々はその機会についてレッドブルおよびトロロッソと議論を続けています」

    今週末のF1ドイツGPに向けて水曜日からトラックウォークなどの作業が始まったが、トロロッソ・ホンダはTwitterで「スーパーフォーミュラとSUPER GTの現役チャンピオンである山本尚貴がF1のコツを学ぶため、今週末我々に加わった」と伝えた。

    山本尚貴は、昨年のF1アブダビGPでもトロロッソ・ホンダのガレージからグランプリを視察しており、報道が出たこのタイミングでの今週末のF1ドイツGPの訪問では金曜フリー走行出走にむけて何らかの進展がみられるかもしれない。

    F1 山本尚貴

  • マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差は縮んでいるけど不十分」

    マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差は縮んでいるけど不十分」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダはメルセデスとのギャップを縮めてはいるが、定期的に戦うには“まだ十分ではない”と認める。

    F1オーストリアGPでレッドブル・ホンダとして初勝利を挙げたマックス・フェルスタッペンは、続くF1イギリスGPでもセバスチャン・ベッテルに追突されるまでメルセデスのドライバーと表彰台を争っていた。

    過去2戦のペースはレッドブル・ホンダのはっきりした進歩の兆しをみせているが、F1イギリスGPで今季7度目の1-2フィニッシュを達成したメルセデスとの差を縮めることは以前として大きな目標となっている。

    「僕たちは近づいているはいるけど、まだ十分ではない。でも、僕たちはそれをわかっているし、ギャップを縮めるために懸命に仕事をしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「少ないダウンフォースで走るときもあれば、少し多いときもある。それはクルマのバランスによっても異なる。トラックが高速か低速かにもよる」

    「シルバーストンでは少ないダウンフォースで走っていたので、低速コーナーでは自動的に少しグリップが失われていた。例えば、僕たちはシルバーストンのストレートでは僕たちの方が彼らよりも速かった。それはちょっと風変わりだったけど、僕たちにとって最適に機能していたように思う」

    レッドブルは、コンストラクターズ選手権で3位につけており、今週のドイツGPに向けて2位のフェラーリとの差を52ポイントまで縮めている。

    マックス・フェルスタッペンは2019年にレッドブル・ホンダが結果のすべてを最大化させることを望んでいるが、2020年にはF1ワールドタイトルという目標のために戦える立場にいなければならないと語る。

    「いつだって3位よりは2位の方がいいけど、僕たちは勝つためにここにいる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「現時点で僕たちはエンジンを最大限に活用して、シーズン序盤に何が間違っていたのか、メルセデスやフェラーリと比較してどこが良くなかったのかを学ぼうとしている。来年は常に勝利を争えることを願っている」

  • 山本尚貴、F1ドイツGPが開催されるホッケンハイムを訪問

    山本尚貴、F1ドイツGPが開催されるホッケンハイムを訪問

    山本尚貴が、今週末F1ドイツGPが開催されるホッケンハイムを訪れている。

    レッドブルとトロロッソにF1エンジンを供給するホンダは、山本尚貴を金曜フリー走行に出走させるために協議を重ねており、F1日本GPでフリー走行1回目にトロロッソのF1マシンを走らせるのではないかと噂されている。

    ホンダは2015年にF1復帰したが、公式セッションでF1マシンを走らせた日本人ドライバーは2017年のハンガリーテストでザウバーからテストに参加した松下信治のみ。

    ホンダの育成ドライバーには、F2に参戦する松下信治、F3に参戦する角田裕毅と名取鉄平、日本でスーパーフォーミュラに参戦する福住仁嶺と牧野任祐がいるが、どのドライバーもF1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを満たすことができていない。

    山本尚貴は2016年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:7位)、2017年に3ポイント(スーパーフォーミュラ:9位、SUPER GT:7位)に加え、2018年にスーパーフォーミュラとSUPER GTの国内2冠で35ポイントを追加し、合計で41ポイントとF1のスーパーライセンスポイント基準を満たしている。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、現在の育成ドライバーの状況について「彼らはチャンピオンシップを獲得するか、良い結果を出さない限り、F1にいることはできません」と Autosport にコメント。

    「スーパーフォーミュラには何人かドライバーがいます。山本尚貴はチャンピオンシップをリードしています」

    「現在のF1のトレンドを考えれば、彼は少し年齢が高いです。昔は問題なかったんですけどね! 現在の状況には適さないかもしれませんが、彼を含め、シーズンのどこかでFP1に誰かを出走させたいと思っています」

    「我々はその機会についてレッドブルおよびトロロッソと議論を続けています」

    今週末のF1ドイツGPに向けて水曜日からトラックウォークなどの作業が始まったが、Honda Racing F1は山本尚貴がホッケンハイムを訪れていることをTwitterで報告。「おかえり、ナオキ! また一緒に過ごせて嬉しいよ」とコメントした。

    山本尚貴は、昨年のF1アブダビGPでもトロロッソ・ホンダのガレージからグランプリを視察しており、報道が出たこのタイミングでの今週末のF1ドイツGPの訪問では金曜フリー走行出走にむけて何らかの進展がみられるかもしれない。

  • ホンダF1 特集 | ダイナモテストとは?

    ホンダF1 特集 | ダイナモテストとは?

    ホンダF1のダイナモ担当のエンジニアであるマーティン・プロクターが、ミルトン・キーンズのホンダの拠点で行われているダイナモテストについて解説した。

    F1の世界で「テスト」といえば、まず思い浮かぶのが2月にバルセロナのカタルニア・サーキットで行われるウインターテストではないだろうか。全10チームが、延々と走行に取り組み、新車の理解を深めて開幕戦に向けた準備を行う光景は例年おなじみとなっている。

    しかし、F1のテストはこうしたコース上での実走以外にもさまざまな形で存在する。現在のレギュレーション下では、実走の機会が制限されている一方で、その他の取り組みは制限なく行うことができる。
    ミルトン・キーンズにあるホンダの拠点では、日本のHRD Sakuraにあるファクトリーと同様に、パワーユニット(PU)のテストを無制限に実施することが可能。このテストには「ダイナモ」という設備を利用している。ダイナモは「ダイナモメーター」の略称で、これに載せることで、PUをシャシーに組み付けることなく稼動させることができる。

    ミルトン・キーンズでPUのダイナモ部門に所属するスタッフは、時期によって3~15名と変動する。

    ダイナモ担当のエンジニアであるマーティン・プロクターは「今の職場に来てから、来週で2年になります。すごくいい時間を過ごしてきたと思います。ちょうどマクラーレンとの関係が終わったときに来たので、マクラーレンからトロロッソへの移行、そしてレッドブルへの供給開始という変化に関わることができて、私にとっては素晴らしい経験ができました」t語る。

    「こうした変化に立ち会い、それぞれのチームの違いを比較できたのは本当に興味深いことでした。我々がトロロッソとレッドブルとの協業に適応していくプロセスはとても自然な流れでした。我々にとっては苦労だと思いませんでしたし、とてもポジティブな気持ちで取り組めたと思います」

    レッドブルとのパートナーシップ開始により、ホンダは2チームへの供給体制となり、ミルトン・キーンズのダイナモ設備も拡充された。現在は、PUダイナモ1台に加えて、バッテリーのテストベッドも設置されているが、パワーユニット開発の本拠地であるSakuraではそれよりさらに多くのダイナモが稼動している。

    「ダイナモを使えば、実車を用意したりサーキットへ出向いたりすることなく、エンジンを動かすことができます。例えば、バルセロナやフランスでテストをしたいと思っても、実際に現地へ行かなくて済みますし、機器の輸送も必要ありません。ミルトン・キーンズにいながらにして、世界各国のサーキットにおける調整を行うことができますし、パワーユニットを動かして開発や信頼性向上の取り組みをすることも可能です」

    「これにはシミュレーションソフトを使っています。ソフトウェア内のモデルはレッドブルとトロロッソのエンジニアリングを統括しているレッドブル・テクノロジーの協力の下、ホンダのスタッフによって作成されます。自分たちのシャシーや空力の理解が深いパートナーを得られたことは大変いいことで、モデルを進化させ、より正確なものにしていくことができるのです。それによって、ソフトでのシミュレーションは変化し、各サーキットに合わせテストや、PUのさまざまな使用法の確認ができるようになっています」

    「したがって、バルセロナで実走をするだけでなく、かなり実際に近い形でシミュレーションが可能です。この効果はかなり高いです。また、シーズン開幕前には、ピットレーンのスピードリミッターが機能するかといった、基礎的なテストも多く行います。さらに、各センサーが正常に作動してフェイルセーフ機能が働くかというチェックもします」

    「PUのソフトウェアは特定の環境で動作するようにプログラムされていますが、実際に試してみないと、予期せぬことが起きる可能性があります。ただ、コース上での走行時間は非常に限られているので、そんなことを試す余裕はありません。だから、理論通りに動作するかを確かめるために、ダイナモをたくさん稼動させるのです」

    2つのファクトリーで担う役割は異なります。Sakuraは基礎的な開発やアップグレードのテストを中心に行う一方で、ミルトン・キーンズでは最終チェックとレースの準備を行う。

    「我々ミルトン・キーンズは、レースごとのシミュレーションと、チームや現場スタッフのサポートがメインの業務です。Sakuraにも同じ機能のあるダイナモがあり、双方でギアボックスや冷却面についても同じような仕様の設備を使い、連携して動いています」

    「レース準備のために行うタスクは、毎回膨大な量になりますが、レースの日程は変えられません。だから、日本と英国で連携してどちらかが問題を発見できるような体制になっていることはいいことで、お互いに目標達成を目指して協調しています。これによって、レースまでに必要な調査ができるんです」

    「日本と英国では時差がありますから、英国側が動く前に日本側で解決策が見つかったり、追加で調査が必要なことが発生しても、それを引き継いでその日中に解決したりすることができます。こうすることで、翌日に日本側が動き出すときには、単独で稼働するよりもより多くの情報が揃った状態になるわけです。時差は大きいので、2台のダイナモによって24時間稼働の体制を作ることができています」

    実際のコース上では、ドライバーはフライングラップに入る前にエネルギーマネジメントやタイヤなどの準備を行うチャージラップを行う必要がある。しかし、ダイナモ上のPUとは別にバッテリーのテストベッドを稼動させておけば、チャージラップなしでも走行距離換算で最高1日約650kmほどをカバーすることができる。

    「普段は、我々が出社したらSakuraとのミーティングを開きます。ミルトン・キーンズにいるダイナモ部門のトップは、話し合いに1~2時間かけてテストの状況やそれまでSakuraでどんな結果が得られたのかを把握します。大まかな計画はありますが、実際にはテストプランが日々変化していきます。したがって、我々技術者はミーティングを開きながら、ダイナモの準備も進めます」

    「準備自体にも時間がかかりますが、だいたい30~45分で稼働が可能となります。サーキット現場でも同じプロセスを踏んでいきますし、それにその間に当日の走行プランを考えます。稼働前には、その日の目標は何か、どんなことを達成したいのかをよく話し合います」

    「実施するテストに合わせて、ソフトウェアの一部に変更を加えたり、設定を調整したりすることになりますが、そうした仕事もエキサイティングです。5~6周したら、設定を変更したり、テストの結果を確認してパラメーターにどんな影響が出ているかを知る必要があります。私にとっては、そのプロセス自体がとても面白いんです」

    レースに向けた準備は、通常は前のレース翌日から始まる。ソフトウェアを操作して開催地を切り替えるのにかかる時間は5分程度。さらに、そこに気圧や気温、湿度などの情報を天気予報に基づいて入力する。

    FP3後には、パルクフェルメ・ルールによりマシンはわずかな変更しかできないので、レースウイーク中は基本的にダイナモは稼動しない。前戦のオーストリアで言うと、優勝を果たしたがそれを祝いつつ、一度レースが終ってしまえば弱点を分析し、次に向けてすぐに対処策を見出さなければならない。

    「オーストリアでの勝利は、ホンダにとって最高の結果でした。マックス(フェルスタッペン)が優勝したことは本当に素晴らしかったです」

    F1の世界で14年のキャリアがあるマーティンだが、優勝を経験したのは初めてだったそうで、月曜の午後にはファクトリーでシャンパンファイトをしていた。ただ、そうやって喜んだ後はまたすぐにダイナモへ。さらなるパフォーマンスを引き出すべく、彼もまた毎日戦っている。

  • ホンダF1 「ホッケンハイムはPUが重要で全開率が高いパワーサーキット」

    ホンダF1 「ホッケンハイムはPUが重要で全開率が高いパワーサーキット」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2019年のF1世界選手権 第11戦 F1ドイツGPが開催されるホッケンハイム・リンクについて語った。

    ホッケンハイム・リンクは、過去には森の中を駆け抜ける超ロングストレートがエンジンに高い負荷をかけるコースだったが、2001年に現在のレイアウトに変更されてからも、魅力的なコーナーを多く持つ、チャレンジングなサーキット。

    最終コーナーに至るスタジアムセクションには、毎年多くのファンが詰めかけ、F1開催地の中でも、一番エキサイティングなエリアの一つになる。

    「ホンダのF1ファクトリーの一つ、HRD-UKがあるイギリスでのレースを終え、8月中旬のF1夏休み前ラストとなるドイツとハンガリーの2連戦に向かいます」と田辺豊治はコメント。

    「F1カレンダーの中でも長い歴史を持つホッケンハイム・リンクは、コースの前半に配されているストレートによって、パワーサーキットとしてよく知られています。PUのパワーが重要で全開率が高いという点では、先日のシルバーストン・サーキットと似た部分があります。そのイギリスGPでは、いいレースペースをみせることができました。今回も予選・レースに向けて確実にセッティングを進め、いい結果を得られればと考えています」

    関連:2019年 F1ドイツGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • アレクサンダー・アルボン 「ドイツが簡単なレースになるとは考えてない」

    アレクサンダー・アルボン 「ドイツが簡単なレースになるとは考えてない」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、シルバーストンでのマシンに手応えを感じているものの、今週末のF1ドイツGPが簡単なレースになるとは考えていないと語る。

    F1イギリスGPで自身2度目のQ3進出を果たしたアレクサンダー・アルボンは、ポイント圏内を走行していたものの、不運にもパワーユニットの高圧電力系に問題が発生してピットストップを行うことができず、最終ラップで抜かれて入賞を逃している。

    「シルバーストンでは、その前2戦よりも明らかに競争力が増し、かなりいいマシンバランスを見つけることができた。再びQ3へ進出することができたし、全体的にマシンの感触はよかった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「ただ、だからといってドイツが簡単なレースになるとは考えていないし、また厳しい戦いになると思う。進歩はしていますし、どの部分に取り組む必要があるかも分かっているので、正しい方向に進んでいるはずだ」

    「ホッケンハイムではさまざまな思い出があるが、GP3でポールポジションを獲得し、トップを走行しているときにクラッシュしたことが思い出される。そのときは、レース2でもクラッシュしてしまった。“スタンダード”とも言えるレイアウトで、ほかのサーキットでも見られるような要素が揃っている。スタジアムセクションへ向かうコーナーをはじめ、いいコーナーが多く、観衆の雰囲気もすばらしい場所だ」

    「オーバーテイクもしやすいサーキットだ。特にヘアピンへ向かう長いストレートはいい抜きどころだ。タイヤには厳しいコースで、予選で1周のみアタックするときでも、気をつけていないとラップ終盤にタイヤが傷んでくる。舗装も古いので、再舗装がされたサーキットと比べると路面はかなり粗いはずなので、そこにも注意が必要だ」