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  • ダニエル・リカルド、レッドブル・ホンダ誕生の見通しを不安視

    ダニエル・リカルド、レッドブル・ホンダ誕生の見通しを不安視

    ダニエル・リカルドは、2019年にレッドブルがホンダのF1エンジンを搭載する可能性があることを不安視している。

    現在、レッドブルはタグ・ホイヤーのバッチをつけたルノーのF1エンジンを搭載しているが、ルノーは現在の契約が満了する2018年をもってレッドブルへの供給を終了することを伝えたと Sky Sports F1 は報じている。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、噂されたポルシェとのエンジン契約の可能性を否定しているが、近いうちにサプライヤーに関する発表を示唆している。

    クリスチャン・ホーナーは、現在のエンジンメーカーの1社が2019年と2020年にレッドブルにF1エンジンを供給する可能性があると認めるが、フェラーリとメルセデスは過去にレッドブルへのF1エンジン供給を拒否してり、ホンダがレッドブルの供給元になる可能性が高いと考えられている。

    ホンダは2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにエンジンを供給することになっているが、現在、ホンダのF1エンジンがグリッドで最も競争力が低いことは明らかだ。

    マクラーレンは、過去3シーズンのパフォーマンスと信頼性不足に耐えられず、今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消することを発表している。

    ダニエル・リカルドは、ホンダが大きな改善を果たせなければ、レッドブルはグリッド後方に沈む可能性があると懸念している。

    「チームの観点から見れば、ホンダが多くのとの差を縮めなければならないことは秘密ではない」とダニエル・リカルドはコメント。

    「彼らに進行中や秘密のことがあるかもしれないけど、来年、そのかなり大きな兆候を示す必要があるのは確かだ」

  • マクラーレン 「ホンダで失った分はルノーと取り戻す」

    マクラーレン 「ホンダで失った分はルノーと取り戻す」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、マクラーレンにはホンダとの決別による商業的な影響を乗り越える力があると信じているが、その計画のためには2018年にルノーとともに表彰台に返り咲くことは鍵になると述べた。

    マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップを解消して2018年からルノーのエンジンに切り替えることを決定。それによって、ホンダとの契約の一環としてチームに支払われていた年間1億5000万ドル(約167億円)を失うことになった。

    シンガポールでルノーとの3年契約契約を発表したザク・ブラウンは、マクラーレンの株主は、チームは運命を変えることができると信じているとコメント。エンジン契約の遅れによって商業計画にも遅れが生じているが、チームは3年間の苦痛から立ち直ることができると述べた。

    「我々にはレースに勝つことを望む非常に献身的な株主がいるし、勝つことが一番の目的だ。彼らは勝つために必要な資金を与えてくれるし、我々は財政面に対処するために協力していく」

    「我々は財政的に必要な手配を行っていくし、予算を妥協することはない。引き続き、資金を投入していくし、必要な我々のレーシングプロダクトを妥協するつもりはない」

    「スポンサーシップと意思決定の時間は、典型的に2017年の第4四半期から2018年の第1四半期までだ。我々はそれを期待していたが、いくつか素晴らしい見通しがあった」

    「夏休み前に発表できればよかった。スポンサーを獲得するために常に十分な準備時間が欲しいからだ。だが、我々はそれを言い訳にするつもりはない」

    「このスポーツはテレビ視聴率が高く、観客動員数も上がっている。ピットは熱気にあふれており、今年メルセデスが競争に加わっているのは素晴らしいことであり、貢献している。スポーツには素晴らしい販売環境にあるし、マクラーレンには良いストーリーがある」

    「その期間における巨額のお金よって簡単にはいかないだろうが、私は以前にそれを成し遂げているし、我々には素晴らしく再編されたコマーシャルチームがある。簡単ではないが、達成可能なことだ」

    ルノーとの契約が2018年に即時に成功をもたらさなかった場合、マクラーレンはその計画を維持できるのかと質問されたザク・ブラウンは、2018年にマクラーレンは表彰台に返り咲けると強く主張した。

    「現在、我々は来年に集中しているし、悪い一年になったらどうなるかなどは考えず、ポジティブな見通しを持っている。来年の中盤にはそれに対処できているだろう」

    「成功なしにチームが永遠に続けることはできない。最終的に競技面と財政面の両方での投資を回収したい」

  • トロロッソ・ホンダ誕生:FIA公式記者会見

    トロロッソ・ホンダ誕生:FIA公式記者会見

    ホンダとスクーデリア・トロ・ロッソのパートナーシップが発表され、2018年から『トロ・ロッソ ホンダ』が誕生することになった。

    ホンダは15日(金)のF1シンガポールGPのフリー走行1回目終了後、今シーズン限りでマクラーレンとのパートナーシップを解消し、2018年からトロ・ロッソを“ワークスチーム”とした1チームへの供給体制をとっていくことを正式発表した。

    金曜日に予定されていたFIA公式記者会見は、当初、第一部でザック・ブラウン(マクラーレン)、シリル・アビデブール(ルノー)、オットマー・サフナウアー(フォース・インディア)、第2部には長谷川祐介(ホノダ)、フランツ・トスト(トロ・ロッソ)、クリスチャン・ホーナー(レッドブル)の参加が予定されていた。

    しかし、会見の直前にFIAが出席者と会見の順番の変更を発表。第一部には本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長の森山克英、モータースポーツ部長の山本雅史、そして、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストが参加。『トロロッソ・ホンダ』の誕生記者会見となった。

    森山さん、今日、マクラーレンとの離別およびトロ・ロッソとの提携が発表されました。ホンダの代表として、この件についてコメントしてもらえますか?
    ホンダのモータースポーツを統括しており、ホンダの代表としてここに出席させていただいている森山です。まず質問にお答えする前に、今回短期間で交渉をまとめるにあたりご協力をいただいたFIAおよびリバティメディアに感謝するとともに、このような場を与えてくれたことに感謝を申し上げたい。マクラーレンとは、高い志を掲げてパートナーシップを始めたが、目標に到達する前にこうして関係を終えることは非常に残念だ。また、その非常に大きな理由として我々のPUが目標としていたパフォーマンスに到達できなかったことがあることは非常に残念に思っている。
    ただ、来年からトロ・ロッソという、有能な若手ドライバーを多く輩出してきた経験豊富で勢いのあるチームと、新たなスタートを切れることはとても光栄に感じている。また、ホンダ F1にとって新たなの幕開けになると思うし、今から来年の開幕を心待ちにしている。

    森山さん、ここ数ヶ月、ホンダの役員会議で撤退を検討しているという噂が出ていたが、それは本当か?また、なぜ最終的にホンダはF1に残ることを選択したのか。
    ホンダにとってF1は、非常に特別なものだ。創業者の本田宗一郎が参戦を夢に描いていたところから始まり、50年以上もの関わりを持っている。いまやホンダにとってF1は大きな企業文化であり、DNAである。確かに、今は非常に厳しいタイミングにあり、社内でも厳しい議論があったことは事実だ。誰もが現状で満足しているわけではなく、その苦境をどう脱するかと言うことについて議論したと言うのが事実で、状況を改善するためにどうするかということを議論してきた。よって、撤退と言うことは一言も出ていない。このような苦境にチャレンジして乗り越えることこそホンダのチャレンジングスピリットであると思っているし、ここで、しっかりチャレンジングスピリットを発揮することが大切なことで、来年のトップ3に加われるところまでのレベルを達成することが我々にとっての目標だ。

    山本さん、あなたが実際にマクラーレンやトロ・ロッソとの交渉を行っていた人だと思うが、どのようなことが実際に起こっていたのかを教えて欲しい。
    今シーズン、信頼性とパフォーマンスの改善が目標に届かないなか、シーズン当初から、マクラーレンからはパートナーシップの解消の話が出ていた。ただ、ホンダとしては関係継続を望んでいたが、最終的にはマクラーレンと来年一緒にレースができないことは残念に思っている。ただ、皆さんもご存知の通り、イタリアGP前後から時期的に厳しい状況になって言ったのは事実で、その前後から今回の話が急速に進んだ。ご存知の方も多いかも知れないが、昨年のUS GP以降、レッドブルのヘルムート・マルコ氏とコミュニケーションを取る機会があり、日本でレッドブルカラーのピエール・ガスリー選手がやスーパーフォーミュラに参加してくれている。そのような関係でマルコ氏とグランプリの際に時折彼と話す機会があり、イタリアGPの前後でトロ・ロッソの話をいただいた。トストさんは日本に滞在したこともあり、日本の歴史を理解してくれていると思っており、トロ・ロッソも若手のいいチームであることを認識していて、今後トストさんのチームと一緒に仕事をすることを楽しみにしている。

    山本さん、ホンダはここまでの3年間非常に厳しい時期を送っているが、トロ・ロッソとなら成功できると思うのはどのような背景からか。
    これからトロ・ロッソとは時間のない中、パートナーシップとしてはいい関係を築けると感じている。一つは、トロ・ロッソはF1に対して非常にピュアで、ホンダのレーシングスピリットに似ていると思っている。時間のない中、互いにコミュニケーションを良くして、来年に向けた準備を進めていきたい。

    山本さん、ここまでの3年間で、ホンダとしてF1で何を学んだと思うか?
    私は昨年4月からこの仕事をしているが、F1を通じて最も思うことが、世界トップレベルのカテゴリーであることで、チームと関係を構築していくことが国内のレースと比べて非常に難しいと感じている。特にマニュファクチャラーとしては、最先端のテクノロジーの部分が非常に難しい、ホンダとして参戦が1年遅れたことで後れを取っているというところで、いま必死で挽回しようとしている。そういったところではテクノロジーも非常に高度で難しいということを感じている。

    山本さん、ホンダは過去3年のF1で成功を収めていないが、どうして次の3年で成功が出来るという自信があるのか?
    自信があると言うことではなく、話し合いの中で、トストさんとは、先ほど言ったようにモータースポーツに対する姿勢がホンダと非常に近いというところがあり、そういった関係で今回レギュレーション変更前の2020年までという契約を勧めた。

    森山さん、ホンダはトロ・ロッソをパートナーとして、今後3年を戦うことになるわけだが、日本の他メーカーがF1に参戦してもらうために、F1は何をしなければいけないと思うか?
    今、日本ではF1はTVの地上波で放送されていない。衛星放送を通じて有料で見られるという環境なので、そこが一番大きなところだと思う。ホンダとしてもプロモーション活動を強化しながら、しっかりとお客様にリーチしなくてはいけないと思っている。

    山本さん、マクラーレン・アプライド・テクノロジーズがF1チームに対してハイブリッドの一部の技術の提供を行ってきたと思うが、その関係は継続するのか?
    マクラーレン・アプライド・テクノロジーズとは関係が継続する。ただ、現在、ホンダとしてほとんどのパーツを自前で作れるようにしようと動いているので、関係は少し続くが、いずれは自前でできるようにしようと思っている。

    森山さん、ホンダの社長は、かつての位置に戻るためにはもっとリスクをとらなければいけないといっていた。それがF1で抱えているホンダの問題の一つだと思うか?
    そんなことはないと思っている。今回のマクラーレンとのコラボレーションは、参戦前の空白期間があって、そのときの遅れを取り戻すことに非常に時間がかかったというのが正直な認識だ。その中で、その遅れを一気に取り戻そうということで、かなり大掛かりに資源を投入したと言うところはあるので、リスクという部分で言えば、かなりF1に投入していると言える。実際に、すばやいキャッチアップはできていると思っているが、さらに努力が必要だと思っている。

    ホンダが多額の資金をマクラーレンに投資していたと言うことはよく知られていることだ。この資金はトロ・ロッソに行くことになるのか?
    色々なネットニュースを見ているが、トロ・ロッソとは非常にいい関係を構築できると思っている。多額のお金を払っているとか、そういうことはない。

    山本さん、ホンダはトロ・ロッソを買収するという噂があったが、将来的にそのようなことは起こりうるのか?
    私もネットニュースを見て初めて知って驚いたが、ホンダの中でそのようなことを議論したことはないし、検討していることも全くない。トロ・ロッソとは非常にいい関係にあり、彼らの強いところと我々の強いところをうまくコラボレーションして、来年良いスタートが切れるように、いま努力しているところだ。楽しみにしている。

    山本さん、2019年にレッドブルにPUを供給するのか?
    まずは2018年にトロ・ロッソと精一杯やりきることを大前提にしている。そういう機会があればいいかなとは思っているが、今はトラック上でベストなパフォーマンスを出すことに集中している。

    山本さん、過去ではホンダのF1は常に技術の実験室だった。だが、2000年代にはマーケティング的な色合いが強くなった。いまのホンダにとっては、マーケティングとエンジニアリング、どちらなのか。
    ホンダという会社は、モータースポーツがDNAなので、モータースポーツのウェイトや、製品のウェイトというよりかは、それぞれの部署がそれぞれの役割をレーシングスピリット感覚で仕事をしているというのがホンダだと思っている。その意味では、どこにウェイトをおいているというより、常にチャレンジする目標値を達成するために従業員一人ひとりが力を合わせてやっている。

  • 【動画】 フェルナンド・アロンソ、抜群のスタートも … もらい事故

    【動画】 フェルナンド・アロンソ、抜群のスタートも … もらい事故

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソのF1シンガポールGPのスタート時のオンボード映像をF1公式サイトが公開した。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、アウトサイドに移動。中央でフェラーリ2台とマックス・フェルスタッペンの接触事故を避けるカタチになり、5つポジションを上げて3番手で1コーナーに進入していた。

    しかし、キミ・ライコネン(フェラーリ)に押し出されたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に突っ込んできてアロンソの左サイドに衝突。なんとかレースを続行したものの、マシンは大きなダメージを負って、テレメトリーのデータを失い、マクラーレン・ホンダはアロンソをリタイアされた。

    トップで1コーナーを抜けたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、クラッシュの影響でターン3でリタイアしており、仮にこの接触がなければ、アロンソは2番手、もしくはトップでオープニングラップを終えていたかもしれない。

    フェルナンド・アロンソは「僕たちはここを得意としていたし、雨も降った。表彰台は保証されていたと思うし、勝利を争えてさえいたかもしれない」と悔しさをにじませた。

    9番グリッドからスタートしたチームメイトのストフェル・バンドーンは7位でフィニッシュしている。

    フェルナンド・アロンソ:2017 F1 シンガポールGP オンボード動画

  • ホンダF1 「マクラーレンの企業規模では変化への適応が難しい」

    ホンダF1 「マクラーレンの企業規模では変化への適応が難しい」

    本田技研工業のモータースポーツ部長の山本雅史が、ホンダのF1活動継続、マクラーレンとのパートナーシップ解消、そして、トロ・ロッソとの新たな3年契約について語った。

    F1シンガポールGPの週末、マクラーレンとホンダが3年間のパートナーシップにピリオドを打ち、2018年からホンダはトロ・ロッソへF1パワーユニット供給し、マクラーレンはルノーからF1パワーユニットの供給を受けることが発表された。

    トロ・ロッソとの新たなワークス体制は、これまでと違ったアプローチになるようだ。山本雅史はマクラーレンとトロ・ロッソというチームを料理に例えて説明した。

    山本雅史は「マクラーレンと組んでみて分かりましたが、企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります」とHonda Racing F1の公式サイトでコメント。

    「その点、トロ・ロッソはまだ成長途上にある企業です。同じゴールを目指して一緒に歩んでいける関係であることが重要です。いいコミュニケーションをとりながら仕事ができることを、本当に楽しみにしています」

    「例として、両チームを別々の料理として比較すると、マクラーレンは非常に洗練されたフランス料理だとしましょう」

    「トロロッソは、新しい食材を加えることができるような自家製の美味しいシチューのようなものです。我々はそれをすることに興奮しています」

    マクラーレンとパートナーシップを解消することになったホンダだが、F1撤退は決して考えていなかったと山本雅史は語る。

    「モータースポーツは、ホンダのすべてであり、我々のDNAの一部なんです」とコメント。

    「1948年の創業以来、F1はホンダにとっての夢であり、その言葉通り、1964年にF1参戦を叶えました。レースは、力を示して技術的な挑戦をする場であり、途中で投げ出すという考えは、ホンダのフィロソフィにはありません。進化と成長を示すためにここにいるわけで、非常に重要な場です」

    厳しい戦いを強いられた3年間を経てマクラーレンとの提携終了が決まり、それに変わってトロ・ロッソへの供給が決まった。この交渉はイタリアGPでまとまったが、山本雅史はそれをまとめるために奔走したと語る。

    「マクラーレン・ホンダのモットーは“ワン・チーム”であり、パフォーマンス向上のためにともに努力してきました。しかし、我々はプレシーズンテストの時点で望んだような結果が出せなかった。これによって、シーズン序盤から想定していたパワーが出せず、マクラーレンの期待にも届きませんでした」

    「もちろん、ホンダはマクラーレンとの関係継続を望んでいましたが、それに足るだけのパフォーマンスや信頼性の目標をクリアできませんでした。これがお互いの関係性に関係を来し、その結果として残念ながら離別を選ぶことにつながりました。F1の世界では結果を出すことが重要なので、本当に悔しいですが、こういったこともやむを得ないと考えています」

    今シーズンのアブダビGPでマクラーレンへの供給は終了するが、ホンダにはF1プロジェクトを成功させようという強い意志がある。2021年から新エンジンレギュレーションが導入されるが、それまでまだ時間は多くあるので、今季から導入したパワーユニットのコンセプトを熟成していけるはずだ。

    「現行レギュレーションは2020年まで有効で、まだ3年あるわけですから、技術的な進化を見せていきたいと思っています。ホンダのポテンシャルをしっかりと示したいです。世界中へ我々の進化を見てもらい、ホンダがどうやって成功に至るのかを示すことが大切です」

    新たなパートナーとなるトロ・ロッソは、若いチームであり、ホンダも参入3年目とパワーユニットサプライヤーとしては新参メーカーだ。双方が、ともに成長することに強い情熱を抱いている。山本雅史も、こうした方向性の一致が有益であり、トロ・ロッソ・ホンダの2018年へ向けた準備はスムーズに進むと考えている。

    「まず、(チーム代表である)トストさんは日本について造詣が深く、文化を理解しているので、いいコミュニケーションが取れています。また、トロ・ロッソは若いチームで成長の最中にあり、ホンダにとっては、似たようなメンタリティー、アプローチでともに戦えるということも大きいです。考え方の近いチーム同士、一緒に前進できると思います」

    「トロ・ロッソとホンダは来季に向けて早急に準備を始めていきます。また、(シンガポールGPを含む)2017年の残り7戦はマクラーレンとともに戦うわけなので、ここでいいパフォーマンスを見せるとともに、彼らともしっかりコミュニケーションをとっていかなければなりません」

  • マクラーレン 「2019年にはルノーの事実上の“ワークスチーム”になる」

    マクラーレン 「2019年にはルノーの事実上の“ワークスチーム”になる」

    マクラーレンは、ルノーとの新たなパートナーシップを確立し、2019年には事実上の“ワークスチーム”になるとレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは語った。

    先週のシンガポールで、マクラーレンはホンダとのパートナーシップを解消し、ルノーと3年契約を結んだことを発表した。

    “ワークスチームとしてタイトルを狙う”との命題でホンダとのパートナーシップを開始したにも関わらず、わずか3年でそれを解消してルノーと契約したことには、レースでの結果よりも企業の存続に走ったのではないかと批判する声を挙げているものもいるが、マクラーレンには将来にむけての公算があるようだ。

    ルノーのパワーユニットは、まだメルセデスとフェラーリに遅れをとっているが、エリック・ブーリエはルノーとの今後のパートナーシップにポジティブに捉えている。

    「ホンダとは、結果は出ていないものの、良好なワークスパートナーシップを記事いてきたので、我々の感情としては、安堵だけでなく、悲しみもある」とエリック・ブーリエはコメント。

    「我々はルノーから得ている情報では、彼らのエンジンが競争力があることを証明されている。メルセデスやフェラーリにはやや遅れているかもしれないが、ポテンシャルはある」

    また、エリック・ブーリエは、ルノーが2018年末でレッドブルへの供給を終了すれば、マクラーレンはルノーのセミワークスのステータスを得ることなると強調した。

    「ルノーとの協力するもうひとつの利点は、エンジン設計に意見を言うことができることだ」とエリック・ブーリエは付け加えた。

    「2019年には我々はほぼ“ファクトリー”のソリューションを提供されるので、カスタマーに勝るメリットがある」

    上記でエリック・ブーリエが示唆したように、ルノーは2018年シーズン限りでエンジンの供給を終了する旨をレッドブルに伝えたと報じられている。

  • ホンダF1 「トロ・ロッソと一緒に成長できる」

    ホンダF1 「トロ・ロッソと一緒に成長できる」

    本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史は、ホンダは新しいパートナーとなるトロ・ロッソと一緒に成長できると考えている。

    マクラーレン・ホンダは、3年間のパートナーシップで期待していた結果を出すことができず、ホンダはマクラーレンとのパートナーシップ解消を渋々受け入れた。

    だが、ホンダはF1を継続することは決定。最終的にホンダの価値を証明するためにトロ・ロッソを新たなパートナーに選んだ。

    「もちろん、ホンダはマクラーレンとの関係継続を望んでいましたが、それに足るだけのパフォーマンスや信頼性の目標をクリアできませんでした」と山本雅史はコメント。

    「これがお互いの関係性に関係を来し、その結果として残念ながら離別を選ぶことにつながりました。F1の世界では結果を出すことが重要なので、本当に悔しいですが、こういったこともやむを得ないと考えています」

    「現行レギュレーションは2020年まで有効で、まだ3年あるわけですから、技術的な進化を見せていきたいと思っています」

    「ホンダのポテンシャルをしっかりと示したいです。世界中へ我々の進化を見てもらい、ホンダがどうやって成功に至るのかを示すことが大切です」

    山本雅史は、ホンダとトロ・ロッソは互いに成長することを切望しており、今後にむけて同じ立場にいると考えている。

    「まず、(チーム代表である)トストさんは日本について造詣が深く、文化を理解しているので、いいコミュニケーションが取れています」

    「また、トロ・ロッソは若いチームで成長の最中にあり、ホンダにとっては、似たようなメンタリティー、アプローチでともに戦えるということも大きいです。考え方の近いチーム同士、一緒に前進できると思います」

    「トロ・ロッソとホンダは来季に向けて早急に準備を始めていきます。

    「また、2017年の残り7戦はマクラーレンとともに戦うわけなので、ここでいいパフォーマンスを見せるとともに、彼らともしっかりコミュニケーションをとっていかなければなりません」

    関連:
    ・ホンダ、トロ・ロッソへのF1パワーユニット供給を正式発表
    ・マクラーレンとホンダ、パートナーシップ解消を正式発表

  • マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ストフェル・バンドーンが7位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。

    長く、波乱の展開となったシンガポールGPにおいて、ストフェル・バンドーンは7位で入賞し、マクラーレン・ホンダにとって価値あるワールドチャンピオンシップポイント6点を獲得した。

    レースは雨が降る中スタートし、それが引き金となって1コーナーでアクシデントが発生。その結果、すばらしいスタートを切ったフェルナンド・アロンソは、マシンに大きな損傷を負った。その後、2周は果敢な走りをみせていたものの、マシンの損傷がレースを続行できないほど深刻であったため、アロンソは8周目でのリタイアを余儀なくされた。

    一方のストフェル・バンドーンは、1周目のクラッシュに巻き込まれないよう避けて通過しながらも、トップ10圏内のポジションを維持することに成功。そして、コンディションがウエットであろうとドライであろうと、コース上で常に競争力のある走りをし、27周目のピットストップで出遅れるまでは、6番手のポジションを奪いにいく勢いだった。7位という結果は、バンドーンとチームの週末を通しての努力に対する報いとなった。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「スタートはすばらしかった。いいスタートを決め、何台かのマシンを抜いて3番手に浮上した。ただ、それ以降は、自分のいた場所とタイミングが悪かった。イン側でなにが起こっているのかを把握しておらず、分かっていたのは1コーナーで何台かのマシンがクラッシュして、そのまま僕のマシンにぶつかったということだけだった。あの状況では、なにもできることはなかった。残念ながら、マシンには大き過ぎる衝撃だった。コクピットの中からは、どれぐらいの損傷を負ったのかを理解することはできないが、マシンの感触があまりよくなく、かなりのオーバーステアだった。そこで、チームにどんなダメージを負ったのか聞いたところ、テレメトリー(走行中のマシンデータをピットから監視できるシステム)が故障したため、はっきり分からないとのことだった。最終的には、電気系の問題が発生し、マシンを止めざるを得まなかった。こういうことは、レースではときに起こるものだ。そして残念ながら、今日は僕たちに起こってしまった。今回のレースには大きな期待を抱いており、ウエットコンディションではかなりの力強さをみせていただけに、非常に残念だ。今夜はがっかりしているものの、実際にはポジティブで楽しい週末だった。チームはすばらしい仕事をしてくれたし、2週間後のセパンでは、今回よりも幸運に恵まれることを願っている」

    ストフェル・バンドーン (7位)

    「今日はまさに波乱のレースだった! 序盤は雨が降る中でのレースとなり、難しい状況だった。そこで、トラブルに巻き込まれないようにしようと集中し、なんとかうまく回避できたと思う。それ以降は、自分のレースを進めた。今日は、7位が自分にとってベストの結果だったと思う。6位を狙えるチャンスも一時はあったものの、2回目のピットストップで出遅れたため、うまくいかなかった。それ以降は、マシンの実力をできる限り引き出し、パフォーマンスを最大限にすることに集中した。今日はいくつかポイントを獲得することができたので、週末をいい気分で終えられる」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「スタート直前に雨が降り出したとき、今日のシンガポールGPはエキサイティングで予測不可能なレースになるだろうと思ったが、まさにその通りになった。そんな中、ストフェルはフルウエット、インターミディエイト、オプションのどのタイヤで走っているときも、常に戦いに挑み、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、7位入賞という見事な結果を出した。2回目のピットストップで出遅れなければ、6位も手が届く範囲だったと思う。ただフロントジャッキがうまく入らなかったために、左側のフロントホイールがフロアからちゃんと上がらず、タイヤを取り外すのに時間がかかってしまった。そこで出遅れたため、ストフェルは果敢な走りでジョリオン・パーマーに追従していたものの、結局、差を埋めることはできなかった。一方、フェルナンドにとっては、非常に残念な一日だった。ウエットコンディションで見事なスタートを切ったにもかかわらず、1コーナーでマックス・フェルスタッペンのマシンと激しく衝突した。あまにも大きな衝撃だったため、マシンのボディが引き裂かれ、フロアに損傷を負い、最終的にはエグゾーストに穴が開くほどだった。セーフティカーの後方でフェルナンドがピットを通過した際に、最初に受けたダメージを確認することができた。実際のレーススピードになると、レースを続行できない状態だということがすぐに明らかになり、その直後にマシンをリタイアさせなければならなかった。自分たちのミスではないところで1台のマシンを完走させられなかったものの、今日はチーム全体にとってポジティブな一日だった。マレーシアの高速コーナーでは、今回ほどの競争力はないかもしれない。それでも今日の結果は、少しでもチャンスが訪れた際には、我々も上位でハードなレースが展開できるということを思い出させてくれるだろう」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「スタート直前に降り出した雨により、波乱のレースになりました。フェルナンドはいいスタートを決めたものの、スタートの混乱に巻き込まれ、マシンに大きくダメージを負いました。クラッシュに巻き込まれなければ上位を走行できていたと思いますし、今週は速さがあったので、ダメージの影響により早々にレースを終えなければならないことはたいへん残念でした。一方でストフェルは、スタート時の混乱をうまくすり抜け、入賞圏内でレースを続けました。いいペースを維持しながら、オーバーテイクが難しいこのサーキットで前のマシンを抜いたことや、タフなレースをキャリア最高の7位で走りきったことはすばらしかったです。不運がなければ、両ドライバーともにもっといい結果を残せるポテンシャルはあったと思うと残念な部分もありますが、貴重なポイントを獲得してくれたことは、チームにとってポジティブな一歩になりました」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • フェルナンド・アロンソ 「クラッシュがなければ表彰台は保証されていた」

    フェルナンド・アロンソ 「クラッシュがなければ表彰台は保証されていた」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、1コーナーでの事故がなければF1シンガポールGPで優勝を争えたと考えており、少なくとも表彰台は“保証されていた”だろうと述べた。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、アウトサイドから大きく順位を上げていたが、1コーナーでのレッドブルとフェラーリの2台の接触事故に巻き込まれた。

    なんとかレースに復帰して数周を走ったフェルナンド・アロンソだが、左リアのサイドポンツーンとフロアに大きな損傷を負い、テレメトリーのデータも失ったことで、最終的にレースをリタイアした。

    フェルナンド・アロンソは、自分のスタートの良さと上位勢のスタートを考えれば、少なくとも表彰台は獲れたと考えている。

    「クルマの左側が完全に破壊されたし、あの接触の後にレースを継続できたのはほぼ奇跡だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「最終的にリタイアしなければならなかったのは残念だ。僕たちは今回のレースに高い期待を抱いていたからね」

    「僕たちはレースをリードすることさえできたと思う。ターン1でハミルトンは僕の後ろだったし、セーフティカー後のレース再開時にハミルトンがリードしていたということは、僕たちがリードしていたということだ」

    「うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある」

    「ペナルティやエンジン交換によって最後尾からスタートしたとき、通常なら20台がフィニシュする」

    「僕たちはここを得意としていたし、雨も降った。表彰台は保証されていたと思うし、勝利を争えてさえいたかもしれない」

    今シーズンは、F1ハンガリーGPでの5位がベストリザルトのフェルナンド・アロンソは、今週末のシンガポールでマクラーレンがどれほど強かったを考えれば、リタイアはかなり痛かったと認める。

    「表彰台はいつだって表彰台だし、本当に痛いね。僕たち全員がスタートで1コーナーに着いて、自分が外側にいるときは、一人のドライバーが膨らめば、彼は当たってくるものだ」

    「そうは言っても、スタートがかなり接近しているときは、そういうことは起こるものだし、マレーシアでまたチャンスを見つけたい」

    関連:【動画】 フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア

  • ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1シンガポールGPでのマクラーレン・ホンダの決勝レースを振り返った。

    雨でスタートした波乱のレースで、マクラーレン・ホンダはストフェル・バンドーンが7位でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソは好スタートを切ったものの、1周目の事故に巻き込まれた際のダメージが原因でレースをリタイアした。

    「スタート直前に降り出した雨により、波乱のレースになりました」と長谷川祐介はコメント。

    「フェルナンドはいいスタートを決めたものの、スタートの混乱に巻き込まれ、マシンに大きくダメージを負いました。クラッシュに巻き込まれなければ上位を走行できていたと思いますし、今週は速さがあったので、ダメージの影響により早々にレースを終えなければならないことはたいへん残念でした」

    「一方でストフェルは、スタート時の混乱をうまくすり抜け、入賞圏内でレースを続けました。いいペースを維持しながら、オーバーテイクが難しいこのサーキットで前のマシンを抜いたことや、タフなレースをキャリア最高の7位で走りきったことはすばらしかったです」

    「不運がなければ、両ドライバーともにもっといい結果を残せるポテンシャルはあったと思うと残念な部分もありますが、貴重なポイントを獲得してくれたことは、チームにとってポジティブな一歩になりました」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「スタート直前に雨が降り出したとき、今日のシンガポールGPはエキサイティングで予測不可能なレースになるだろうと思ったが、まさにその通りになった」とコメント。

    「そんな中、ストフェルはフルウエット、インターミディエイト、オプションのどのタイヤで走っているときも、常に戦いに挑み、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、7位入賞という見事な結果を出した」

    「2回目のピットストップで出遅れなければ、6位も手が届く範囲だったと思う。ただフロントジャッキがうまく入らなかったために、左側のフロントホイールがフロアからちゃんと上がらず、タイヤを取り外すのに時間がかかってしまった。そこで出遅れたため、ストフェルは果敢な走りでジョリオン・パーマーに追従していたものの、結局、差を埋めることはできなかった」

    「一方、フェルナンドにとっては、非常に残念な一日だった。ウエットコンディションで見事なスタートを切ったにもかかわらず、1コーナーでマックス・フェルスタッペンのマシンと激しく衝突した。あまにも大きな衝撃だったため、マシンのボディが引き裂かれ、フロアに損傷を負い、最終的にはエグゾーストに穴が開くほどだった」

    「セーフティカーの後方でフェルナンドがピットを通過した際に、最初に受けたダメージを確認することができた。実際のレーススピードになると、レースを続行できない状態だということがすぐに明らかになり、その直後にマシンをリタイアさせなければならなかった」

    「自分たちのミスではないところで1台のマシンを完走させられなかったものの、今日はチーム全体にとってポジティブな一日だった。マレーシアの高速コーナーでは、今回ほどの競争力はないかもしれない。それでも今日の結果は、少しでもチャンスが訪れた際には、我々も上位でハードなレースが展開できるということを思い出させてくれるだろう」

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