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  • ホンダF1 「フェルナンドのラップタイムはとりわけ励みになった」

    ホンダF1 「フェルナンドのラップタイムはとりわけ励みになった」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1マレーシアGP初日のフリー走行を振り返った。

    F1マレーシアGPは、FP1がウェット、FP2がドライと異なるコンディションで行われたが、フェルナンド・アロンソはFP1で3番手タイム、FP2で5番手タイムとどちらのセッションでもメルセデス勢を上回るタイムを記録した。

    ストフェル・バンドーンは、FP1で12番手、FP2で13番手とアロンソと差がついたが、マクラーレンは今週末のグランプリでフェルナンド・アロンソのマシンにのみ新たなコンポーネントを搭載している。

    また、ホンダのF1パワーユニットにも問題は発生せず、チームとしてポジティブなスタートを切った。

    ホンダの長谷川祐介は「スコールに見舞われたシンガポールに続き、今回も不安定な天候との戦いになっています」
    とコメント。

    「FP1は激しい雨によりセッション開始が遅れたため、周回数は通常よりも少なくなりました。ただ、降雨を想定して二種類のタイヤを試せたので、明日以降に向けて貴重なデータを収集できたと思います」

    「午後のセッションは一転、ドライコンディションとなりましたが、両ドライバーともに安定した走りを見せてくれました。特にフェルナンドが記録したラップタイムは、まだ金曜とはいえ、チームにとって明日に向けた励みになるものです」

    「気温が高く、PUにも厳しい状況下で走行していますが、1日を通してPUには特に問題は見られませんでした。トラブルなくセッションを終了できたことは前向きに捉えています」

    「中団のタイムを見ると非常に拮抗しており、明日の予選は少しのセッティング差で結果が変わってくると思います。ベストなセッティングを見つけるべく、マクラーレンと一緒に今日収集したデータの分析を進めます」

    マクラーレンのエリック・ブーリエも「両セッションで走行時間が短縮されたものの、非常に満足な一日だった」とコメント。

    「今日はフェルナンドのマシンで新しいコンポーネントをテストした。どのパーツも効果があることを確認できたと思う。今回はフェルナンドのマシンの方がこのサーキットの特徴により合っているので、その新しいパーツの有無が、2人のドライバーのタイム差につながった大きな理由かもしれない」

    「FP2の最後に赤旗が出されたため、燃料を多く積んだ状態での走行を十分に行うことができなかった。ただ、それは我々だけではないし、明日に向けて、自分たちの走行プランを調整する必要があると思っている」

    「いずれにしても、フリー走行の時間が十分に取れない場合には、レースのおもしろさが増すことがよくある。それは、我々にとっては確実にチャンスとなる」

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  • フェルナンド・アロンソ 「このサーキットでのクルマの感触はいい」

    フェルナンド・アロンソ 「このサーキットでのクルマの感触はいい」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1マレーシアGP初日のフリー走行でFP1を3番手、FP2を5番手タイムで終えた。

    「今日はいい一日だった。1回目のセッションでは、マシンでいくつかの確認を行った。コースがそれほどウエットコンディションではないときに走行し、3番手に入れたことは良かったと思っている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「2回目のセッションはドライコンディションだったが、マシンからは引き続きいい感触を得ていた。明日に向けて、大掛かりな変更をする必要はないと考えている」

    「今回さまざまな設定を試し、そのすべてでポジティブな結果が得られた。今夜、データを確認し、どの設定にするのかを決定しなければならない。このサーキットではマシンの手ごたえを感じているし、スーパーソフトタイヤを装着しているときにはかなりのグリップがある」

    「2回目のセッションの最後には、赤旗によって走行時間を少し失った。ただ、それは大半のチームが同じ状況だ。FP3で残りのプログラムを消化する予定なので、雨が降らないことを願っている」

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  • ストフェル・バンドーン 「ロングランの理解を深められなかった」

    ストフェル・バンドーン 「ロングランの理解を深められなかった」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1マレーシアGP初日のフリー走行でFP1を12番手タイム、FP2を13番手タイムで終えた。

    「今朝は少し難しい状況だった。特に、このサーキットの路面はウエットコンディションではかなり滑りやすいように感じた。午前中は、どのドライバーもタイヤをセーブしていたため、限られた走行となった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「土日の天気は予測不可能な状態なので、雨用のタイヤをセーブする必要がある」

    「午後はロマン・グロージャンのアクシデントによってセッションが短縮されたので、コース上での走行時間を失った部分がある。ショートランの準備には手をつけることができたが、ロングランは一切できなかったので、その部分ではまだ向上の余地があると考えている」

    「今日は、フェルナンドと僕でスペックの異なるフロアをテストした。新しいパーツは1セットしかなかったので、今日はフェルナンドがそれを装着して走行したが、いい効果が得られているようだ」

    「自分たちの勢いを明日につなげるためにも、明日は今日よりも安定したコンディションとなるよう願っている」

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  • フェルナンド・アロンソ、マクラーレンとの契約延長を示唆

    フェルナンド・アロンソ、マクラーレンとの契約延長を示唆

    フェルナンド・アロンソは、F1アメリカGPまでに2018年のF1での将来を決定したいと述べ、マクラーレンとの1年契約延長を示唆した。

    マクラーレンは、ホンダと決別して2018年からルノーのエンジンを搭載することを決定しているが、フェルナンド・アロンソはまだマクラーレンのポテンシャルについて納得する必要があると主張している。

    先週、フェルナンド・アロンソはマクラーレンのファクトリーを訪問したと報じられており、その場で来季についての議論が行われいたとされている。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、2018年の計画にコミットするにはまだ時間がかかるだろうと述べた。

    2018年についての決断のタイムラインを尋ねられたフェルナンド・アロンソは「次のブレークが最終決定を下すにはいいかもしれないね」とコメント。

    「マレーシアと日本の間は、コース上での作業が忙しいと思う」

    「でも、日本の後に決めたいのは確かし、おそらくそこが何がベストかを選んで決断を下すデットラインになるだろう」

    「来年は競争的でありたい。表彰台に戻りたい。勝利に戻りたい。チャンピオンシップを争いたい。この決定を下すためにはさらに詳しい情報が必要だ」

    「でも、同時に僕は楽観的なままだ。マクラーレンはF1の歴史におけるベストなチームのひとつだ。僕たちにはそれを実現するための全てが揃っていると思う」

    マクラーレンは、ルノーからエンジン供給を受ける2018年に改善できると確信している。

    フェルナンド・アロンソはその保証はないと考えているが、マクラーレンは来シーズンに進歩を遂げるにはいい場所にいると考えている。

    「来年はレギュレーションの変更が最小限なので、全チームが確信を抱けないと思う」

    「でも、同時に新しいレギュレーションによって今年の開発率は非常に高いと思うし、冬の間にさらに発展することになるだろう」

    「シーズン中にはできなかったクルマの変更もできるだろう。でも、全員にとって常にある程度のリスクは伴うものだ。ただ、ビッグチームにいるときはそのようなリスクは少なるなる」

    「そして、言ったように、マクラーレンは何年もスポーツを支配してきた。ストレートサイドポッドなどいくつか問題を抱えていた2009年や2011年などの最悪のシーズンでも、彼らは年間で2~3勝は挙げつづけていた」

    「それがマクラーレンがビッグチームたる所以だ」

  • フェルナンド・アロンソ、マクラーレンとの残留交渉は金銭面で難航?

    フェルナンド・アロンソ、マクラーレンとの残留交渉は金銭面で難航?

    フェルナンド・アロンソのマクラーレン残留はほぼ確実だとみられているが、正式発表にはあと1ヵ月ほどかかることになりそうだ。

    今年でマクラーレンとの契約が期限を迎えるフェルナンド・アロンソは、2018年にF1に残留する条件として、チャンピオンを狙えるチーム体制を挙げている。

    マクラーレンは今月15日(金)に今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消することを発表。2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載することになった。

    不遇の3シーズンを過ごしてきたフェルナンド・アロンソ自身、マクラーレンがホンダと決別することを望んでいたとされ、ルノーに変更することが決定したことでチームに残留することは間違いないと考えられている。

    しかし、フェルナンド・アロンソは契約更新を保留している。AS は、実際にアロンソの決断が発表されるにはあと1ヵ月ほどかかるだろうと報じている。

    「フェルナンドは決断の月を9月としていたが、我々の情報源によると、彼はもっと早められることを望んでいるものの、正式発表は10月末になるようだ」

    フェルナンド・アロンソ自身、最終決断を下すのは10月になることを示唆している。

    「次に日程が空くときに最終決断を下すのが良いだろう」とフェルナンド・アロノソはコメント。今週末のF1マレーシアGPと来週末のF1日本GPとの2連戦終えた後、F1アメリカGPまでの2週間の間に去就を決定することを示唆した。

    「表彰台に戻りたいし、レースに勝利したい。そして、タイトルを争いたい」

    噂では、マクラーレン側はフェルナンド・アロンソに報酬の減額を申し入れているとされ、それが交渉を長引かせているとされている。マクラーレン・ホンダでは、現在フェルナンド・アロンソが受け取っている報酬4,000万ドル(約45億2,000万円)の半分はホンダが負担していたとされている。

    だが、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、その噂を否定する。

    2018年に向けてフェルナンド・アロンソの報酬を減額する可能性について質問されたザク・ブラウンは「必ずしも必要ではない。ビッグネームには大金がつきものだ」とコメント。

    「彼はF1で最も多額の報酬を得ているドライバーであり、我々が彼との契約を継続することで引き続き最も高額報酬を得るF1ドライバーの1人であり続けるだろう」

    「我々にはレースに勝つことを望んでくれる非常に献身的な株主がいる。レースに勝つためにやるべきことをやる。それが彼らから与えられた委任と付託だ。財政面の対処については協力して取り組んでいる。最終的には必要な分だけ財政支援を手配することになるだろうし、それによって我々が妥協を強いられることはない」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエも、フェルナンド・アロンソが2018年もマクラーレンで続けたいと思っていると確信していると語る。

    「フェルナンドは残留を望んでいる。彼のボディランゲージや話し方でわかると思う。まとまければならないマーケティング的な細かな部分があり、ザク(ブラウン)がそれに取り組んでいる」

    エリック・ブーリエは、ルノーと組むことで2018年にマクラーレンが大きな前進を果たせると確信していると語る。

    「適切なエンジンさえ積めば、クルマがどういう力を示すことができるかは分かっている。それがルノーに移行することを決めた理由だ」とエリック・ブーリエはコメント。

    「そして、我々にはトップドライバーも必要だ。そのためにアロンソをキープすることは重要だ」

  • マクラーレン 「ホンダとの決別という決断を固辞していく必要がある」

    マクラーレン 「ホンダとの決別という決断を固辞していく必要がある」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるは、ホンダが2018年に結果を出すことになったとしても、ホンダとのパートナーシップを解消するといチームの決断を固持していくと語る。

    マクラーレンとホンダは15日(金)に今シーズン限りでパートナーシップを解消することを発表。ホンダは2018年からトロ・ロッソにパワーユニットを供給し、マクラーレンはルノーから供給を受ける。

    2015年にスタートしたマクラーレン・ホンダのプロジェクトはわずか3年で終わることになるが、ザク・ブラウンは今後ホンダがどのような進歩を遂げるかについて懸念するつもりはないと述べた。

    「決断を下す際には『間違った決断だったとしたらどうなるだろう?』といった要素は常にあるものだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、宿題はすべてやっていなければならないと思うし、デュー・ディリジェンスを行わなければならない。これはグループの決断だった。ゆっくりやってきたわけでも、簡単に決断したわけでもない。我々は今、それをやり遂げた」

    「インディアナポリスのようなものだ。『フェルナンドが怪我をしたらどうするのか? モナコで大事な結果を逃すことにあったらどうするのか?』と言っている人々がいたが、幸いにも彼は完璧な走りをみせ、怪我をすることはなかったし、ジェンソン(バトン)はピットレーンからスタートした。それはフェルナンドでもそうだっただろう。後ろではなく、前を向かなければならないと思う」

    「もちろん、彼らが来年レースに勝ち始めて、我々が勝てないとしたら、我々は愚かに見えるだろう。だが、決断を下さなければならなかったし、決断を固持し、どんな結果でも受け入れなければならないと思う」

    ザク・ブラウンは、マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップを成功させるためにやれることはもうなかったと考えている。

    「我々は可能な限りの努力をした。ホンダとの関係は、みなさんが思っているかもしれないもの、もしくは報道されているものにはんし、非常に健全なものだった。彼らもフラストレーションを抱えていたし、我々と同じように落胆していた。祈ったり、叫んだりするようなことはなかった。うまくいかなかったし、まずはそれを最初に認めると思う」

    「ホンダとの関係は健全なままだ。我々はいつもやっているように日本でチームバーベキューをしている。それは通常のビジネスであり、恨みのようなものはない。彼らはそれを行い、多くのお金を費やしてきた。彼らがF1にとどまってくることを本当に嬉しく思っている」

  • フェルナンド・アロンソ、リタイアの怒りで控室の壁に穴

    フェルナンド・アロンソ、リタイアの怒りで控室の壁に穴

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、前戦F1シンガポールGPでの1コーナーでのもらい事故がなければ“過去10年で最大の成果”を挙げられたはずだと悔しさをにじませている。

    8番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、素晴らしいスタートでアウトサイドを走り抜け、トップ3のセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンとキミ・ライコネンが1コーナーの手前で接触するやや後方から見ていた。

    しかし、1コーナーを抜けようとしたところ、キミ・ライコネンと接触して制御不能となったマックス・フェルスタッペンが突っ込んできてフェルナンド・アロンソにクラッシュ。アロンソのマシンは左側に大きなダメージを負い、テレメトリーのデータを全て失ったことで最終的にリタイアせざるを得なくなった。

    フェルナンド・アロンソは、事故の状況だったのかを初めて見直した時にはフラストレーションを抑えられなかったと語る。

    レース後、彼の控室の壁には穴が開いたのではないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね、今も開いているよ!」とコメント。

    「リプレイ映像を見た時はフラストレーションのやり場がなかった。ベッテルがターン3でスピンした時、僕はルイス(ハミルトン)のすぐ後ろにいたし、正しいタイヤを履いていた。タイミングが良ければ彼をオーバーテイクすることもできていたかもしれない。その後、1~2つポジションを失うことがあったとしても、市街地サーキットなのでオーバーテイクはされなかっただろうし、それ以上は順位を下けなかったなかったはずだ」

    「表彰台が獲得していたら、僕のキャリアで最大級の結果だったかもしれないけど、逃してしまった」

    フェルナンド・アロンソのシンガポールでの不運は、マクラーレン・ホンダに加入した2015年以来、競争力のあるパワーユニットを得られていないフラストレーションに拍車をかけるだけのものだった。

    フェルナンド・アロンソは、手に入るはずだった素晴らしい結果を目の前にして失った悔しさを受け入れることができなかったと認める。

    「本当にイライラする時間だった。スパやモンツァのように、遅くて競争力がなく、何もできないこともある」

    「僕たちには自分たちが競争力を発揮できるあのようなサーキットがいくつかあった。加えて、雨が降っていたし、あの瞬間のあのコーナーで2~3番手にいた。シンガポールは表彰台w保証されていたはずだ。そこの10年で僕の最大の成果になるはずだった! 最終的にだめだったけど、僕はいつも通りポジティブに考えているし、それが今年起きなければならなかったのは運命だと思うことにした。次の機会のために運を溜めていているんだとね」

    関連:【動画】 フェルナンド・アロンソ、抜群のスタートも … もらい事故

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1マレーシアGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1マレーシアGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、今年で最後となるF1マレーシアGPでポイント獲得を目指す。

    前戦F1シンガポールGPで今シーズン限りでのパートナーシップ解消を発表したマクラーレンとホンダだが、残りのレースで最大限の結果を残すことに集中している。セパンはパワーサーキットで苦戦が予想されるマクラーレン・ホンダだが、過去数戦のパフォーマンスを維持して上位を目指していく。

    フェルナンド・アロンソ

    「シンガポールGPを終え、気持ちは次のレースへと切り替わっている。早くマシンに戻り、今度は1コーナーよりも先へ進めればいいね! もちろん、前戦で起こったことにはがっかりしているし、他車のアクシデントに巻き込まれてしまったことにフラストレーションを感じてはいる。年間で最大のチャンスだったし、本当に高い競争力を発揮するだけのポテンシャルがあったので、完走してポイントを得ることでそれを証明できなかったことは残念だ。ただし、ときにこうしたことは起きるものだ。マレーシアの環境は、シンガポールによく似ていて、高温多湿でドライバー、マシンの双方に厳しい。計算上は相性がよくなさそうだが、全力を尽くす。今季も残り6戦となったが、すべてのレースでできるだけいいポジションでフィニッシュできるように、全精力を注いていく。セパンは長いストレートがあり、最高速とパワーが求められるため、セッティング面では難しいものがあるが、さまざまな特性が混ざったコースでもあるので、低速コーナーで弱点を補うことができるか見てみようと思う。混乱を避け、堅実なレースができればと願っている」

    ストフェル・バンドーン

    「シンガポールでポジティブな結果を出せて、マレーシアに向かうのを楽しみにしていた。前戦では週末の間ずっと手ごたえを感じ、各セッションで安定したパフォーマンスを発揮できた。それだけの力があったのに2台そろってのポイント獲得ができなかったのは残念だし、フェルナンドは本当に不運だった。ただ、少し自信を持ってクアラルンプールへ向かうことができるし、この勢いを持続させていきたい。シンガポール同様、マレーシアも僕にとっては初めてレースをする場所だ。これが当面の間は最初で最後のマレーシアGPになってしまうのが残念だが、だからこそ全力を尽くしたい。コースはかなり面白そうに見える。チャレンジングでシンガポールと似た気候だが、僕らのマシンができることをしっかりと出していければと思う。シンガポールのコースよりも相性はよくないと思うので、なにが起きるか慎重に見ていかなければならないが、過去のレースを見ていると波乱があったり、突然の雨の可能性もあり、そうしたチャンスを確実にものにして少しでも上の順位を目指す」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「セパンは我々にとって厳しいサーキットであるのは間違いない。それはパッケージに関しても、ドライバーにとっても言えることで、一年の中でも気温、湿度ともに一番高くなる。我々の選手は、フィジカル的にも高い能力を持っているので、いつものように準備万端にしてレースウイークに臨んでくれると思う。エンジニアに対しては、この環境が独特の技術的な挑戦を求める。パフォーマンス向上とともに冷却の面でも週末を通じて最善の策を練らなければならない。パフォーマンス面では、ここ数戦と同様に予選でQ3進出を目指す。また、こうした気候の下では、信頼性がカギになる。ポイント獲得は、きちんと完走できるマシンで、1周目の混乱に巻き込まれなければ可能だと思うが、言うは易く行うは難し、というものだ。ただし、ドライバーからはMCL32はバランスがよく、低速コーナーでの力強いトラクションがあるという意見が上がっており、どちらもマレーシアのような気候では強みになると思う。19年間開催が続いたセパン・サーキットに別れを告げなければならないが、マレーシアのファンの前でいいパフォーマンスをおみせできればと思う」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今週はアジアシリーズの3連戦の第2戦の地、マレーシアに向かいます。前回のシンガポールに続き、暑さと湿気の中での戦いで、タフなレースになることを予想しています。波乱となったシンガポールGPは、不運なアクシデントによりチームにとっては残念な展開でしたが、その中でも確実にポイントを獲得することができました。全体としては週末を通していいペースをみせられており、その点はポジティブに捉えています。また、アクシデントによるダメージが懸念されたフェルナンドのパワーユニットについては、HRDさくらでの確認の結果、問題がないことが分かりました。セパン・サーキットはグランドスタンドを挟む形で位置する2本の長いストレートと、さまざまなタイプのコーナーが混ざったレイアウトです。パワーサーキットで楽なレースになるとは思っていませんが、雨が多いことも特徴で、先日のシンガポールGPのような波乱の展開も有り得るので、チャンスを逃すことのないように、さまざまなケースを想定して準備を進めます。セパン・サーキットでは1999年からグランプリの開催が続いてきましたが、残念ながら今年が最後のレースになりますので、マレーシアのファンの前でいいレースをせられればと考えています」

    関連:2017 F1マレーシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1、マクラーレンとの最後の6戦ではアプローチを変更

    ホンダF1、マクラーレンとの最後の6戦ではアプローチを変更

    ホンダF1は、マクラーレンとのパートナーシップの残りの6戦では、アップデートの投入よりも、エンジンペナルティを回避して結果を最大化する方向にアプローチを変えていく。

    マクラーレンとホンダは、今シーズン限りで3年間のパートナーシップを解消。2018年からマクラーレンはルノーのパワーユニットを搭載し、ホンダはトロ・ロッソにパワーユニットを供給する。

    これまでホンダは、グリッドペナルティを顧みずにパワーユニットのパフォーマンス向上を試みてきたが、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、そのようなアプローチは変化していくと述べた。

    マクラーレンとのパートナーシップが終了に近づき、ホンダとしてマクラーレンとの仕事のやり方に変化はあるかと質問された長谷川祐介は「そうですね。ポイントのひとつとして、我々は残りのシーズンでのエンジンアップグレードを最小限に抑えたいです。ですが、それは今年中に最大限の結果を出したいからです」と RACER にコメント。

    「以前はとにかくパフォーマンス改善に優先順位をつけていました。なぜなら、いかなる改善も来年に繋がるからです。ですから、我々はアップグレードの導入を躊躇しませんでした」

    「ですが、もう我々は来年ストフェル(バンドーン)やフェルナンド(アロンソ)と一緒に仕事をすることはありませんし、今年のマクラーレンの結果に集中していきたいです」

    「今年はもっと多くのポイントを獲得していきたいです。とりわけ、私はこのチームに貢献したいと思っています」

    「ですが、大きなアップグレードを得られるのであれば、もちろん、待つ必要はありませんし、ペナルティを受けることを躊躇する必要はありません」

    長谷川祐介は、ホンダがF1マレーシアGPで“スペック4”パワーユニットを導入できることを望んでいるが、その後の2レースではペナルティを避けることがさらに重要になると語った。

    「あと残り6戦ありますし、計画通りにもう1つのエンジンを投入するかもしれません」と長谷川祐介はコメント。

    「それはマレーシアになるかもしれませんし、鈴鹿もしくは米国(COTA)になるかもしれません」

    「その観点では、もちろん鈴鹿ではペナルティを回避したいと考えていますし、米国は昨年の結果を踏まえれば、非常に良いポテンシャルがあります」

    「そういった観点から、マレーシアがチャンスになるかもしれません。ですが、それを言うにはまだ早すぎます。難しいでしょうし、確認はできません」

    現在、マクラーレン・ホンダは合計17ポイントでコンストラクターズ9位。8位のハースとは20ポイント差、7位のルノーとは25ポイント差となっている。

  • 2017年 F1日本GP:各ドライバーのタイヤ選択…マクラーレンが大胆な戦略

    2017年 F1日本GP:各ドライバーのタイヤ選択…マクラーレンが大胆な戦略

    ピレリは、2017年 第16戦 F1日本グランプリの各ドライバーのタイヤ選択を発表した。

    ピレリは、鈴鹿サーキットにミディアム、ソフト、スーパーソフトという3種類のコンパウンドを選択。レースではミディムとソフトのいずれか1セットを使用されなければならない。また、スーパーソフトは予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。

    各チーム、スーパーソフトに比重を置いたタイヤ選択だが、中でもホンダのホームグランプリとなる鈴鹿サーキットでマクラーレン・ホンダが最もアグレッシブな選択をしている。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンともにスーパーソフトを10セット、ソフトを2セット、ミディアムは1セットのみの選択となっている。

    メルセデス、レッドブル、ハースの3チームはスーパーソフトを7セット、2名のドライバーでミディアム1、ソフト5、もしくは、ミディアム2、ソフト4とタイヤ数を分けるややソフト寄りの同じ戦略をとっている。フォース・インディアはミディアムを3セットと最も多く選択している。

    2017年のF1日本グランプリは、10月6日(金)~8日(日)に開催される。

    F1日本グランプリ タイヤ選択

    F1日本グランプリ 鈴鹿サーキット タイヤ選択