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  • ブレンドン・ハートレー、F1モナコGPにスペシャルヘルメットを用意

    ブレンドン・ハートレー、F1モナコGPにスペシャルヘルメットを用意

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、今週末のF1モナコGPを特別なデザインを施したヘルメットで戦う。

    昨シーズン後半にトロロッソでF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーにとって、F1モナコGPでレースをするのは初めてとなる。

    ブレンドン・ハートレーは、F1モナコGPにむけて特別なデザインを施したヘルメットを用意。

    トロロッソ・ホンダのマシンカラーであるブルーをベースにマット塗装が施されたヘルメットには、ニュージランドのレースでのナショナルカラーであるグリーンとオレンジのラインなどが、すべてカジノ、ミラボー、ラスカスといったモンテカルロ市街地コースのコーナー名でモザイクアート風にデザインされている。頭頂部には母国ニュージーラーンドの地形図が入れらている。

    モンテカルロ市街地コースを見下ろせるアパートに住んでいるというブレンドン・ハートレーは「ここモナコは、F1カレンダーのハイライトの一つで、ここでレースに参戦することをずっと夢見てきた」とコメント。

    「ニュージーランドが僕のホームだけど、妻のサラやすばらしい友人たちとここで長い時間を過ごしてきたので、モナコは僕にとっての第二の故郷のような存在だ。なので、今週末はホームレースのような気分だ。自分の家のベッドで起きて、いつもの朝のルーティーンを行えることはいいものだ」

    「このような市街地サーキットでのレースは、いつも楽しみにしている。これまでに何度か走ったことがあり、自分の故郷でもあった場所なので、トラックのことはよく理解しているつもりだ」

    今年、新生トロロッソ・ホンダでフル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、前半戦の低調なパフォーマンスには疑問の声も挙がっており、一説ではF1モナコGPがトロロッソ・ホンダでの最後のレースになるのではないかとも報じられている。

    ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット① ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット②ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット③ ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダ:ハートレーの後任はローゼンクヴィストが適任?

    トロロッソ・ホンダ:ハートレーの後任はローゼンクヴィストが適任?

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーの後任にフェリックス・ローゼンクヴィストの名前が浮上している。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、パフォーマンス不足とミスの多さによってレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコの忍耐は限界に達していると報じられている。

    昨年、F1界にカムバックを果たしたブレンドン・ハートレーだが、フル参戦となった今季は同じルーキーでチームメイトのピエール・ガスリーのパフォーマンスに及んでいない。さらに中国GPでは同士討ち、アゼルバイジャンGPではあわや大事故のニアミス、そして、前戦スペインGPではフリー走行3回目に単独クラッシュを起こしてマシンを大破させている。

    報道では、噂によると、ブレンドン・ハートレーに残されたレースはあと1戦。つまり、F1モナコGPでのパフォーマンス次第では、6月のカナダGP前に首を切られるとされている。

    後任として名前が浮上しているのがメルセデスの契約ドライバーであるパウカル・ウェーレイン。昨年末でF1シートを喪失したものの、メルセデスはウェーレインへの支援を続けており、トト・ヴォルフがブレンドン・ハートレーの状況を察知してウェーレインを売り込んだとも言われている。

    さらに新たに後任候補としてフェリックス・ローゼンクヴィストの名前が浮上している。

    スウェーデン出身のフェリックス・ローゼンクヴィストは、2011年と2013年にマスターズF3で優勝。2015年にヨーロッパF3選手権でタイトルを獲得したフェリックス・ローゼンクヴィストは、マカオGPでも2014年、2015年と2連覇を達成したが、シングルシーターのキャリアは予算の不足によってF3から上に進めることができなかった。

    2016年はメルセデスからドイツツーリングカー選手権(DTM)にスポット参戦。シーズン後半にはマヒンドラからフォーミュラEに参戦し、初優勝を含め、5度の表彰台と3度のポジションを獲得するなど総合3位でシーズンを終了。2017年はフォーミュラEと並行して日本でスーパーーフォーミュラに参戦し、現在トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーに次ぐ3位でシーズンを終了。今年はSUPER GTに参戦し、どのマシン、どのカテゴリーでもマシンへの適応力とレースセンスの高さを示している。

    また、ヨーロッパF3選手権での優勝、フォーミュラEとスーパーフォーミュラでの3位により、F1参戦に必要な40点のスーパーライセンスポイントをすでに満たしている。

    元F1ドライバーのロバート・ドーンボスは、レッドブルにとってライバルのメルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインおりも、フェリックス・ローゼンクヴィストこそトロロッソ・ホンダに適任のドライバーだと語った。

    「レッドブルの厳しい部分は育成プログラムに頼り、それが枯渇していることだ。実際、彼らのプログラムに傑作は出てきていない」とロバート・ドーンボスは Ziggo Sport で語った。

    ロバート・ドーンボスは、フェリックス・ローゼンクヴィストがフォーミュラEでシングルシーターでのレースを続けている点を挙げ、「F1のチャンスを与えられるチームは“幸運”だろう」と語った。

    以前、フェリックス・ローゼンクヴィストはフォーミュラEについて「これが自分が今いたい選手権であることはかなり明らかだった」と Autosport にコメント。

    「チャンスが残っているならば、F1に進むための最高のチャンスだと思っている。今、F1以外で最高のドライバーがいる場所だ。彼らを倒すことができれば、十分に優れているということだよね?」

    「それが僕のキャリアの道だと思っている。僕はまだ十分にF1に行ける若さだし、諦めてはいない。これはDTMやF2、インディカーよりも最適な場所だと思っている」

    フェリックス・ローゼンクヴィストは、トヨタとではあるが、日本で1年間スーパーフォーミュラを経験し、今年もSUPER GTに参戦しており、日本のエンジニアとの仕事の経験はホンダF1との仕事においてもアドバンテージかもしれない。

  • ブレンドン・ハートレー 「モナコGPに参戦することをずっと夢見てきた」

    ブレンドン・ハートレー 「モナコGPに参戦することをずっと夢見てきた」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、F1モナコGPへの意気込みを語った。

    昨年シーズン後半にトロロッソのドライバーとしてF1復帰したハートレーにとって、モナコで走るのはフォーミュラ・ルノー3.5でレースをしていた2010年以来となる。

    「実は、これまで3年半の間、モナコに住んでいる。レースで使われる市街地に住んでいるので、僕の家からもトラックが見えるぐらいだ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「ここモナコは、F1カレンダーのハイライトの一つで、ここでレースに参戦することをずっと夢見てきた。ニュージーランドが僕のホームだけど、妻のサラやすばらしい友人たちとここで長い時間を過ごしてきたので、モナコは僕にとっての第二の故郷のような存在だ。なので、今週末はホームレースのような気分だ。自分の家のベッドで起きて、いつもの朝のルーティーンを行えることはいいものだ」

    「このサーキットは好きで、ワールドシリーズではルノーから何度か参戦し、3位表彰台を獲得したこともある。僕が3位に入ったときは、ダニエル・リカルドが優勝していた。またある年は、8番手から何度かオーバーテイクを繰り返して、4位入賞することができた。このような市街地サーキットでのレースは、いつも楽しみにしている。これまでに何度か走ったことがあり、自分の故郷でもあった場所なので、トラックのことはよく理解しているつもりだ」

    「モナコの市街地サーキットは非常にユニークだ。伝統的なサーキットだけど、いまの時代にこのようなトラックをデザインするのは、難しいのではないだろうか。多くの歴史が詰まっており、それら全てがファンに愛されている。ここはカレンダー中で最も遅いサーキットだけど、F1マシンに乗っていると、実際のスピードよりはるかに刺激的なスピード感覚を味わえる。ウォールから数cmのところを切り込んでいくこのサーキットでいいラップタイムを記録することは、ドライバーにとってこの上ない喜びだ」

    「またモナコは、ラップごとに路面が変化するレースの一つでもある。マシンのグリップ力が上がる予選は非常にスリリングだけど、ドライバーは土曜日に向けて、着実にペースを上げていかなければならない。ウォールからわずか数cmのところを周回し続けるためには確かな自信が必要になるけど、それは同時に多くのF1ドライバーが楽しみにし、また切望していることでもある」

    「モナコGPは、週末を通して特別な雰囲気に包まれる。過去数年では、レッドブルのエナジーステーションからレースを観戦し、すばらしい時間を過ごすことができた。今年は自分がF1ドライバーとして参戦できるので、例年よりさらに特別な時間となるだろう。今年はモナコの華やかな魅力を心から楽しむ時間はないけど、それでも十分にそれは伝わってくるものだ」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「モナコではジュニア時代に運に恵まれなかった」

    ピエール・ガスリー 「モナコではジュニア時代に運に恵まれなかった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第6戦 F1モナコGPへの意気込みを語った。

    「モナコではジュニア・フォーミュラ時代に走ったことがあるけど、正直に言ってしまえばあまり運には恵まれてこなかった。何度もひどい目にあったことがあるけど、それでもモナコは大好きなトラックなので、今年はそうならないことを祈っているよ!」ピエール・ガスリーはコメント。

    「ここでの予選は、セッションを通してウォールにギリギリまで近づきながら時速300㎞以上で周回するため、シーズンを通して最もエキサイティングなものになる。毎周、パフォーマンスを限界まで追求しながら走行する感覚は、ほかでは味わえない。しかし、少しのミスも許されないという厳しい一面もある。少しでも遅くブレーキングするか、ちょっとでも壁に近づきすぎれば、そのままウォールに突っ込んでしまうからね。だからこそ、ここで走るのは刺激的だ」

    「予選は大好きだけど、レースはドライバーにとって試練の連続だ。ここではオーバーテイクするのが非常に難しいため、戦略が全てだ。また、最初から最後まで高い集中力をキープし続ける必要もる。例え後方からのスタートになっても、レースの終盤でだれかがミスをすれば、ポジションを上げるチャンスがあるわけだからね。常にあらゆる機会を逃さないよう、備えておく必要がある」

    「ここでのレースは長く、フラストレーションもたまりやすいと言える。前方のマシンが自分より遅くても、前を走るドライバーがうまくポジションを守ってさえいれば、トラック幅が狭いため、オーバーテイクするのは困難だ。こうしたさまざまな要因により、モナコでのレースは非常に難しいものとなっている。モナコではドライバーの腕がモノを言うと言わるけど、トラックの特性や路面のバンプを考慮すれば、速いマシンを持っていることもやはり重要だ。もっとも、上手いドライバーはレースの勝敗を分けるコンマ数秒をきっちり上げてくる腕を持っているけどね」

    「路面は週末を通して刻一刻と変化するので、ドライバーは注意深く走行する必要があるけど、同時に着実にペースを上げ、土曜日に行われる予選では最も速いセッティングを確立していなくてはならない」

    「モナコはある意味、クレイジーなサーキットだと思う。現地の人でも50km以上は出さないところを、レース中のドライバーたちは時速300km以上で駆け抜けていくわけだからね。でもそこが同時に大好きで、ここで走っているとアドレナリンが全開になる」

    「レース以外にもいろいろな仕事があるけど、週末はうまく切り替えて、レースに集中できるはずだ。僕は、パーティーのような雰囲気や、沖に何艘も浮かんでいるヨットなど、モナコGPのすべてが大好きだ。だれにとっても楽しいイベントだと思う。ドライバーとしては、日曜日に好リザルトを獲得できればよりいい。これまでは、フランス人ドライバーにとって、ここモナコがホームグランプリに最も近いと言われてきた。今シーズンは、フランスのポール・リカール・サーキットがカレンダーに加わっているので、モナコは第二のホームという感じだ」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「2021年以降もMGU-Hは存続してほしいと考えている」

    ホンダF1 「2021年以降もMGU-Hは存続してほしいと考えている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年の新しいF1レギュレーションに言及。ホンダとしてMGU-Hは存続してほしいと考えていることを明らかにした。

    F1の新オーナーであるリバティメディアは、パワーユニットメーカーとして自動車メーカーがF1に新規参入することを促進するために、F1エンジンを安価でシンプルにしたものにしたいと考えており、特にMGU-Hの廃止を希望している。

    しかし、4月初めにリバティメディアが発表した2021年以降のF1の将来についての計画では、エンジンは5つの核となる要素に含まれていたものの、フェラーリやメルセデスが難色を示していたMGU-Hの廃止は省かれていた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治も、MGU-Hは市販車の関連性のあるテクノロジーであり、今後も存続することを願っているとのホンダのスタンスを語った。

    「MGU-Hはあってほしいです。我々はまだ2021年の全てを決定したわけではないと思っています。我々はFIAの方向性を尊重していますし、他のマニュファクチャラーの方向性も尊重しますが、MGU-Hはあってほしいと考えています。将来のテクノロジーの最高峰であり、市販車にも関連性がありますからね。我々としては存続してほしいです」

    「詳細に関しては明らかにしていかなければならないことがたくさんあると思います。我々は全体的な要約は把握していますが、詳細は持っていません。そこはクリアにしていかなければならない部分ですし、議論中です。多くのアイデアを考えています」

    F1の市販車との関連性について田辺豊治は「ハードウェア自体は市販車部門に直接的な移行はないと思います。エネルギーマネジメント自体は開発を続けたいと思っていますし、多くのことを学ぶことができます。そのテクノロジーは移行できると思います」とコメント。

    「エネルギーマネジメントもシステムをコントロールしています。改善することはできますし、我々の市販車部門にも役立ちます。我々は市販車部門に協力できると思っています。そのエリアに取り組み続けることは我々にとって技術的なチャレンジです。我々にとっても重要なことだと言えます」

    ホンダは、2019年からのF1パワーユニット供給についてレッドブル・レーシングと交渉を行っている。田辺豊治は、契約については自身の役割ではないが、交渉は続けられていると語る。

    「テクニカルディレクターとしての私の役割は、契約案系にはあまり関与してませんが、ホンダとして我々は学び、議論していますし、バクーでは予備的な会話をしています、まだ議論中です」とコメント。

    また、契約締結の時期については「FIAのレギュレーションに従いますが、現時点では正確にはお話しできません」と語るにとどめた。

    MGU-Hとは
    MGU-Hは、エンジンから出る排気の熱をエネルギーに変換する。通常、エンジンの燃焼室を出た高温の排気は、排気管を通じて大気に放出される。この熱エネルギーを再利用するために、専用のモーター/ジェネレーターユニットを作動させて電気を作っているのが熱エネルギー回生システム。このユニットは、MGU-Hと呼ばれている。MGU-Hの「H」は、Heatの略で「熱」(排熱エネルギー)を意味している。

    ターボ車の場合、減速を終えて次に加速しようとアクセルを踏んでも、排ガスの流量が増えてタービンが本来の性能を発揮するのに一定の時間を要してしまう(ターボラグ)。そこで、MGU-Hを利用してコンプレッサーを回転させ、タービンが排気の到達を待たずに機能させることで、ターボラグの解消を行っている。

    全開加速時は、タービンに供給される排気エネルギーが増えるため、エンジンが必要な空気を圧縮するためのコンプレッサーの仕事を上回る場合がある。その際、使いきれなかった排気エネルギーによってMGU-Hで発電し、その電力を、直接MGU-Kに送る。MGU-Hでの発電量は制限されておらず、バッテリーの充放電エネルギー制限に縛られることなく、エンジンにMGU-Kの出力を上乗せして走ることができる。言い換えれば、余った排気エネルギーを、効率良く加速に使うことができる。コーナー出口の全開加速では、MGU-Hからだけでなく、バッテリーからもMGU-Kに電力を供給する場合がある。こうすることで、MGU-Kをレギュレーションで決められた最大出力(120kW)で駆動し、フル加速することができる。

  • ホンダF1 「レッドブルとはマクラーレンとのような状況には陥らない」

    ホンダF1 「レッドブルとはマクラーレンとのような状況には陥らない」

    ホンダF1は、2019年からレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することになっても、マクラーレンのときのような状況には陥らないと考えている。

    レッドブル・レーシングは、過去に4度のダブルタイトルを制覇した現在のパワーユニットサプライヤーであるルノーとの契約が今シーズン末で期限を迎えることになっているが、まだ契約の延長を申し入れていない。

    レッドブル・レーシングは、現在、姉妹チームであるトロロッソにF1エンジンを供給しているホンダと2019年の契約について交渉していることを明らかにしており、ルノーを継続するか、ホンダとワークス契約を締結するかを評価している。

    先週末F1スペインGPが開催されたカタロニア・サーキットにも本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史が訪れ、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコと2019年以降のエンジン契約についての議論を進めた。

    今年、トロロッソと新たなパートナーシップを開始し、良好な関係を築いているホンダだが、昨年まで3年間パートナーを組んでいたマクラーレンとは良い関係を築くことはできなかった。

    マクラーレンとのパートナーシップ解消が決定した際、本田技研工業のモータースポーツ部長の山本雅史は「マクラーレンと組んでみて分かりましたが、企業の規模が大きいと、とてもシステマチックになります。もちろん、それが大きな強みであることは間違いないのですが、同時に変化に適応していくことは難しくなります」と語っていた。

    「その点、トロ・ロッソはまだ成長途上にある企業です。同じゴールを目指して一緒に歩んでいける関係であることが重要です。いいコミュニケーションをとりながら仕事ができることを、本当に楽しみにしています」

    マクラーレンとホンダとのパートナーシップがうまくいかなったのは、主に文化の違いによるコミニュケーションに問題があったとされている。

    トロロッソは、それを踏まえてチーム内で日本文化についてのセミナーを開催。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムートマルコも日本語を勉強していることを明らかにしている。

    「マクラーレンとのパートナーシップは非常に難しいものでしたが、非常に良い経験でもありました。彼らはパートナーとして非常に貴重な経験をさせてくれました」と山本雅史は語る。

    「我々は今、トロロッソとまた違った経験をしています。とてもうまくいっています。レッドブルと組むことになっても、マクラーレンのような状況にはならないでしょう。同じような状況になるとは思っていません」

    レッドブル・レーシングとの契約が決定した場合、ホンダは2015年にF1に復帰して以来、初めて2チームに供給を拡大することになる。現在、ルノーへの不満を表しているレッドブルだが、今シーズンすでに1勝を挙げており、エンジンサプライヤーへの要求はマクラーレンにも決して劣らないくらい厳しい。

    「我々は非常にポジティブです。トップチームのレッドブルと契約を結ぶことはホンダにとって本当に大きなことです」と山本雅史はコメント。

    「それはエンジンメーカーの我々にある種のプレッシャーを与えます。レッドブルのサイズに我々が本当に対応できるのかなど、多くの側面を非常に良く考えていかなければなりません。我々はエンジンを供給することに責任を持たなければなりません」

  • ヨス・フェルスタッペン、ルノーのF1パワーユニットのパワー不足に不満

    ヨス・フェルスタッペン、ルノーのF1パワーユニットのパワー不足に不満

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンは、ルノーの継続的なエンジンのパワー不足に“フラストレーション”を感じていると語る。

    今シーズン限りでルノーとの契約が切れるレッドブル・レーシングは、現在、2019年以降もルノーとの契約を更新するか、もしくは姉妹チームのトロロッソにパワーユニットを供給しているホンダとワークス契約を結ぶかの2択で評価を続けている。

    だが、元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがホンダと契約を結ぶことを望んでいるのかもしれない。

    「クルマには、我々がここまで目にしてきたよりも多くのポテンシャルがあると思う」とヨス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。

    「レースでは素晴らしいが、予選では十分に速くない。ルノーには、メルセデスやフェラーリが予選最終セッションで得ているような追加のパワーを届ける力はないように思える」

    「彼らはその問題にどのように取り組むべきかをわかっていないように思う。とてもフラストレーションを感じている」

    「予選ポジションは非常に重要だ。このクルマではライバルをオーバーテイクするのがさらに難しくなっているからね」

    現在、マックス・フェルスタッペンのチームメイトであるダニエル・リカルドは、まだレッドブル・レーシングとの契約を更新しておらず、メルセデスやフェラーリの移籍が噂されている。

    来年、マックス・フェルスタッペンは新しいチームメトを迎えることになるかと質問されたヨス・フェルスタッペンは「レッドブル・レーシングがダニエルをキープしたいと思っているのはわかっていることだ。ダニエルはどうすればいいかを考え抜いている」とコメント。

    「フェラーリでは、ベッテルの方がライコネンよりも優れている。メルセデスではハミルトンの方がボッタスよりも優れている。だが、レッドブルではドライバー間の差は小さい」

    「ダニエルとマックスによってそれはアドバンテージだと私は思ってる。彼らはお互いをプッシュし、それがお互いの利益になっているからね」

  • ホンダF1 「ライバルメーカーに追いつくには多くのエリアで改善が必要」

    ホンダF1 「ライバルメーカーに追いつくには多くのエリアで改善が必要」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ライバルのエンジンメーカーのパフォーマンスに追いつくためには改善しなければならないエリアがたくさんあると認める。

    ホンダは今年、トロロッソと新たなパートナーシップを開始。第2戦バーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞。ホンダにとって2015年にF1復帰して以降のベストリザルトとなった。

    だが、それ以降のレースでは低迷。その後、エネルギーマネジメントの運用を見直したことで、先週末のスペインGPでピエール・ガスリーがQ2進出。改善の兆しをみせた。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップで多数の信頼性トラブルに見舞われたホンダは、昨年の同じコンセプトを維持して、進化させることを決断。より細かなディテールに集中し、相関ツールのクオリティを進歩させることに焦点を当てた。

    プレシーズンテストではほぼノートラブルの信頼性を発揮したホンダのF1パワーユニットだが、開幕戦ではピエール・ガスリーのユニットのMGU-Hにトラブルが発生。ダメージはエンジンにまで及んでいた。

    しかし、その後に対策を施したMGU-Hにはトラブルは発生しておらず、4戦連続でレースを続けている。たった4戦ではあるが、昨年までの故障が多発していた状況を考えれば、大きな改善だと言える。

    「ハードウェアの問題でした」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はF1公式サイトにコメント。

    「もう問題は解決していると思っています。ですが、まだ我々は十分なレースを走行していません」

    田辺豊治は、ライバルのメルセデス、フェラーリ、そしてルノーに追いつくという挑戦に幻想を抱いてはいない。

    「他のエンジンメーカーに追いつくためには取り組まなければならないエリアがたくさんあります。我々は懸命に仕事をしています。そして、懸命に仕事を続けていきます」と田辺豊治は語る。

    「我々は新しいチームです。前回のレースからも技術的なこと、トラックでの準備、チームとして効率的に働く方法など、まだ多くのことを学んでいます。我々はまだ学習しているところです」

    ホンダはF1復帰以来、多数の信頼性トラブルに見舞われてきた。だが、F1を戦うには信頼性を確保しながら、パフォーマンスを追求しなければならない。

    「パフォーマンスと信頼性に関しては常に妥協する必要があります」と田辺豊治は語る。

    「パフォーマンスをあまり重視しすぎると、信頼性に問題が発生してしまうこともあります。我々はどれくらいパフォーマンスを引き上げられるかを評価し、信頼性での結果を確認します。そして、妥協点を見つけようとしています」

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されたにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減されている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを2基目を使用。スペインGPのフリー走行3回目にクラッシュを喫したピエール・ガスリーは、ターボチャージャとMGU-Hが3基目、それ以外はすべて2基目が投入されており、残り166戦の段階でペナルティに王手がかかっている。

    だが、エンジン故障という点ではホンダは大幅な改善を果たしている。昨年のこの時点ホンダはフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンに40のコンポーネントを投入。バンドーンは、ターボチャージャ、MGU-H、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクスが5基目に達していた。だが、今年は約半分の22のコンポーネントに収まっている。

    現在、ホンダはパフォーマンスに焦点を移行しており、近い将来、20馬力アップを達成するアップデート投入されると報じられている。

    「大きな改善を果たすのは簡単なことではありません」と田辺豊治はコメント。

    「もちろん、我々はシーズン中にアップデート版アイテムを適用していく予定です。現時点ではそれらがいつ投入されるかはお話できません」

    今年は21戦でエンジンの使用は3基に限られているため、必然的に第7戦カナダGPと第14戦シンガポールGPがアップデートを投入する最適なタイミングとなる。

    ホンダは開幕戦でのMGU-Hの故障とスペインGPでのブレンドン・ハートレーの事故により、その計画に狂いが生じている。しかし、それでもペナルティを最小限に収めるために計画を練っている。

    昨年、ホンダはマクラーレンのパフォーマンスを改善させるためにペナルティを無視して積極的にアップグレードを投入。エンジン関係の降格ペナルティは合計に320グリッドに及んだ。

    しかし、今年はパフォーマンス改善を確信できたときのみアップグレードを投入するとしており、HRD Sakuraでダイナモ上でテストエンジンでの相関関係の改善が引き続き行われている。

    「相関関係を改善する多くのエリアがあります。十分に完璧ではありません。いくつかのエリアでは優れた相関関係が出ています。ですが、改善する必要がある部分があります」

  • トロロッソ 「ホンダと一緒に勝てるマシンを造りたい」

    トロロッソ 「ホンダと一緒に勝てるマシンを造りたい」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ルノーからホンダにF1パワーユニットを変更したことに満足しており、長期的にホンダと優勝を狙える位置まで行きたいと語る。

    トロロッソは、今年からホンダとワークス契約を締結。第2戦バーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞を成し遂げている。

    ジェームス・キーはホンダとの共同作業を楽しんでいると SpeedWeek に語った。

    「とっくにハネムーンは終わっている。関係はさらに深まっているし、とてもうまく協力できている」とジェームス・キーはコメント。

    トロロッソにとって、エンジンメーカーのワークスチームとして活動するのは今回が初めての経験となる。

    「そこは我々が喜んで受け入れた挑戦だ」とジェームス・キーはコメント。

    「我々はこれまでエンジンメーカーと密接に仕事をする機会は一度もなかった。我々はファクトリー・レーシングチームとしてより大きな責任を抱えている」

    「単なるカスタマーチームとして状況とは完全に異なっている。ホンダは我々の希望のひとつひとつに応えてくれているし、サーキットでもやりやすくなった」

    最近、トロロッソの姉妹チームであるレッドブル・レーシングが2019年からホンダとワークス契約を結び「レッドブル・ホンダ」が誕生する可能性が高いと報じられている。それが実現すれば、ホンダにとってトロロッソよりもレッドブルの方が重要度の高い契約になると考えられている。

    それでも、ジェームス・キーは、トロロッソもホンダのF1パワーユニットで勝利することは可能だと考えている。

    「他のチームは勝つことはできないとルールのどこかに書いてあるかい?」とジェームス・キーは語る。

    「我々がトップチームたちに追いつくことも可能だと考えている。ちょっとした幸運があれば、表彰台も間違いなく可能だ」

    「長期的には、ホンダと一緒にレースで勝利できる位置まで行けることを願っている」

  • レッドブル 「ホンダF1のアップグレードのパフォーマンスに注目している」

    レッドブル 「ホンダF1のアップグレードのパフォーマンスに注目している」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1カナダGPで投入が予定されているホンダのF1パワーユニットのアップグレードがどのようなパフォーマンスを発揮するか注目していると認める。

    現在、タグホイヤーのバッチをつけたルノーのF1パワーユニットを搭載し、中国GPではダニエル・リカルドが優勝しているレッドブル・レーシング。しかし、2019年以降に関しては、ルノーを継続するか、もしくは姉妹チームであるトロロッソにエンジンを供給しているホンダとワークス契約を結ぶかを検討している。

    ホンダとルノーは、今シーズンにむけたF1パワーユニット開発は信頼性の向上に焦点を当てていた。クリスチャン・ホーナーは、ルノーとホンダが初めてパフォーマンスアップグレードの投入でどのような改善を果たすかを見たいと思っていると語る。

    クリスチャン・ホーナーは「モントリオールあたりで次のエンジンが導入されるようだ。我々はパフォーマンスの向上を期待している」とコメント。

    「両方のエンジンサプライヤーがモントリオールにアップグレードを持ち込む可能性があるし、我々は興味をもって成り行きを見守っている」

    ホンダF1は、F1バルセロナ・インシーズンテストに新スペックのパワーユニットのためのアイデアをいくつかテスト。

    ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充は「今季初めてとなった今回のインシーズンテストでは、普段のレース週末のような大きなプレッシャーがかからない環境で、ここまでに見えてきた課題や、今後に向けたアイデアを試すことができました」とコメント。

    「パワーユニットとしては、各コンポーネント間でどのようにエネルギーを効率的に使用できるかなど、特にパワーユニット全体のエネルギー配分に主眼を置いてテストをしてきました。この2日間で得たことを今後のレースに生かすことができたと感じています」

    ホンダF1とレッドブル・レーシングは、F1アゼルバイジャンGPの週末に正式に交渉を開始。次ぐF1スペインGPでも再び交渉が行われた。一方、ルノーはF1モナコGP終了後にレッドブル・レーシングとの交渉を開始することを明らかにしている。

    また、レッドブル・レーシングのエンジン選択は、ダニエル・リカルドの来季以降の去就にも関係してくる。ダニエル・リカルドはまだレッドブルとの契約を更新しておらず、フェラーリやメルセデスへの移籍が噂されている。

    ダニエル・リカルドとの契約について質問されたクリスチャン・ホーナーは「理想的には昨日で終えていたかった」とコメント。

    「だが、我々はダニエルが意思決定を落ち着いて行うには少し時間がかかることを理解し、尊重しなければならないことをわかっている」

    「彼は我々のエンジンの選択がどのように進展するかを知りたがっていると思う」

    「我々は来シーズン、そしてそれ以降のシーズンに最も競争力のあるパッケージを用意したいと思っている。時間をかけてるのはそれが理由だ」