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  • ブレンドン・ハートレー 「メキシコGPは高度は大きな影響を及ぼす」

    ブレンドン・ハートレー 「メキシコGPは高度は大きな影響を及ぼす」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPへの意気込みと、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスについて語った。

    「メキシコはF1マシンで走ったことがあり、大好きなトラックだ。WECでは優勝した経験もある。レースは標高2000mを超える高地で開催されるため、空気密度が薄く、特にフロント面のセットアップを工夫しなくてはならない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「ダウンフォースとグリップ力が低下するため、それと比例してトップスピードは上昇する。高度は、ドライバー、チームクルー、そしてマシンにそれぞれ大きな影響を及ぼす。僕は今年、マウンテンバイクのマラソンレースであるレッドヴィル100にも出場したし、高標高地で多くの時間を過ごしてきたので、高度には問題なく適応できると思う。それでも、コックピット内で酸素の薄さは実感するだろう。さらに、マシンの冷却も重要な課題の一つとなる。チームはこれらの課題をすべて正しく処理しなくてはならないため、今週末はマシンにとってかなりトリッキーなものになる」

    「レースの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットの最終セクターには、ファンの声援が響くすばらしい雰囲気の中、タイトなコーナーを駆け抜けていくスタジアムセクションが設置され、ドライバーからも高い人気がある。ファンをとても近くに感じるし、メキシコでは、レースウイーク中、街全体がF1を盛り上げてくれる。過去数戦でさまざまなアップデートを投入しているし、いい走りができるチャンスはあるはずだ」

    関連:2018年 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「メキシコGPは技術面で複雑な作業を強いられる」

    ピエール・ガスリー 「メキシコGPは技術面で複雑な作業を強いられる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第19戦 メキシコGPへの意気込みと、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスについて語った。

    「昨年は、ここで13位でフィニッシュした。大勢の熱狂的なファンがいてくれるおかげで、メキシコGPは年間シーズンを通して最もすばらしく、特別な雰囲気が楽しめるレースの一つだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「今年もメキシコの祭典“死者の日”の直前にレースが開催されるので、あの独特の雰囲気を味わうのも楽しみにしている」

    「昨年のレースはさまざまな要因が重なって非常に難しい状況で、予選にも出られず、レース本番までほとんど走行ができなかった。レースは標高約2300mの高地で開催されるため、チームはテクニカル面で、複雑な作業を強いられる。エンジン、ブレーキング、信頼性が高度によって影響を受けるし、タイヤのグリップ力も低下するため、マシンのセットアップが難しくなる」

    「当然、酸素も薄いため、ドライバーにとっても平地でのレースより身体的にタフだ。ただ、ハードブレーキングするポイントや高いGがかかるコーナーはあまりないため、全体で見ればそこまでタフではないかもしれない」

    関連:2018年 F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • レッドブル 「2019年にホンダとF1ワールドチャンピオンを狙う」

    レッドブル 「2019年にホンダとF1ワールドチャンピオンを狙う」

    レッドブルのヘルムート・マルコは、F1アメリカGPでドライバー・オブ・ザ・デーに選出されたマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスを称賛。2019年にホンダとタイトルを狙うと宣言した。

    マックス・フェルスタッペンは、18番グリッドからオーバーテイクを連発。スーパーソフトでの第2スティントを長く走行する1ストップ戦略で2位表彰台を獲得。113戦ぶりの勝利を挙げたキミ・ライコネンの影に隠れはしたものの、記憶に残る走りを披露した。

    ヘルムート・マルコは、ホンダと搭載する2019年は、レッドブル・ホンダとしてワールドチャンピオンを争うとリポーターに語った。

    「ホンダのエンジンを搭載する来年、我々はワールドチャンピオンを争えると思っている。プロジェクトは本当に素晴らしいものだ。私は完全に真剣だ」とヘルムート・マルコはコメント。

    マックス・フェルスタッペンの走りについてヘルムート・マルコは「彼に驚くべきではない。我々はレース前に最初の数周で多くのクルマを抜かなければならないという計画を立てていた。そして、計画よりもはるかにうまくいった」とコメント。

    「柔らかい方のタイヤでの彼の走りは信じられないものだった。本当にハードに攻めることができていたが、タイヤも持たせていた。本当に信じられないような走りだった」

    一方、チームメイトのダニエル・リカルドは、再びルノーのエンジン故障に見舞われて早々にレースをリタイア。今シーズン7度目のDNFを記録している。

    ヘルムート・マルコは、来年ルノーに移籍するダニエル・リカルドに“同情”を示した。

    「彼のことが気の毒だ。彼はあと2年このような問題に耐えなければならないのだからね」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーも、来年移籍するルノーのパワーユニットに故障が多発していることを不憫に思うと述べた。

    「当然、彼は、来年の雇用主であるルノーと話をすることになるだろう。現時点で彼がレースでリタイアを続けることは非常に苛だたしいことだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「彼は決してチームを責めるようなことはしない。我々ができる限りのことをしていることをわかっているからだ。これは避けることができなかったことのひとつだった」

    「幸いなことに、我々には予備のコンポーネントが十分にあるので、メキシコで彼がペナルティを科されることはない」

  • ブレンドン・ハートレー 「F1は顕微鏡で隅々まで見られてるような感覚」

    ブレンドン・ハートレー 「F1は顕微鏡で隅々まで見られてるような感覚」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、F1デビューからの1年を Honda Racing の公式サイトで振り返った。

    昨年、2017年のUSGP、ブレンドン・ハートレーは少しの時差ボケを抱えながらサーキットへ到着した。米国アトランタで行われたプチ・ル・マンに参戦後、日本へ渡ってWEC(世界耐久選手権)富士ラウンドへ出場。その翌週にはまた米国オースティンへという過密スケジュールでF1デビューの日がやってきた。

    もちろん、ブレンドン・ハートレーはトロロッソからF1で走れるというチャンス与えられ、このスケジュールでも不満はありませんでしたが、1年が経った今振り返ると、なかなかの試練だったと感じているようだ。

    「今考えると、かなりシュールな状況でした。あれは怒涛の1カ月で、レースが毎週続き、何連戦したのかも覚えていません。しかも、毎戦違う大陸で、時差も大きかったし、WEC、F1、LMP2とカテゴリーもバラバラでした」

    「そんな中で、今でもはっきり覚えているのは、初めてF1グランプリのグリッドについて、国歌斉唱を迎えたときのことです。あの光景は一生忘れないと思います」

    「いかにもアメリカらしい大がかりなドライバー紹介があったんです。それをあまり気に入っていないドライバーもいたけど、僕にとっては初めての経験だったし、スモークの中から登場したときは、自分が主役になれた気がしてうれしかったですね」

    27歳までF1デビューを待ち焦がれたブレンドン・ハートレーでなので、初めてマシンに乗り込んだときも感慨深かったのではと考えがちだ。ただ、実際のところは、テストなしでいきなりF1マシンに乗ることになり、FP1では感慨に浸る前に膨大なタスクに追われていたそうだ。

    「それまでマシンに乗ったことがなかったので、やることがたくさんありました。しかも、たぶんスポイラーなどもろもろのセットアップが正しくなくて、窒息しそうになってしまいました(笑) F1マシンで時速300kmを出すととんでもない圧力がヘルメットにかかるので、それを解決するのに時間がかかった記憶がありますね」

    「僕はそれまで長い間オープンコクピットのマシンには乗っていなかったのですが、F1マシンの空力を最適化するのは難しくて、ヘルメットもその一部でした。最初の周回はウエットでしたが、短い時間で本当に多くを学びましたね」

    「それと、約30ページに及ぶドライバーマニュアルを読み込んだことも覚えています。ステアリングのボタンや、無線の操作、さまざまな手順が載っているんです。マシンを速く走らせるには、その前からたくさんの準備をしなければなりませんでした」

    ブレンドン・ハートレーは、そこからすぐに速さを見せるようになり、2018年のレースシートを獲得。トロロッソがホンダと新たなパートナーシップを結成した初年度、自身にとっても新たなカテゴリーへの挑戦となり、WECチャンピオンから見ても、F1で浴びる注目はまた別のものだと感じたようだ。

    「僕が今まで受けたものより、はるかに多くの注目を集めることになりました。WECのポルシェチームにいたときにル・マン24時間レースで同じような経験はしていましたが、同じく大きなプレッシャーがありました。でも、F1でのそれはまた違ったもので、いろいろな人がさまざまな角度から批評して、なかには本当のことを言っているのか怪しい人もいますからね」

    「顕微鏡で隅々まで見られているような感覚で、どんなときも油断なりません。時には自分では分からないことにも対処を迫られます。今年の序盤3戦で、僕の行く末に疑問符が付けられました。長期の契約を結んでいるにもかかわらず、2~3戦で交代させられるなんて言う人もいたんですよ。居心地のいい状況とは言えませんでしたね」

    「早いタイミングでそんなプレッシャーにさらされるのがフェアだとは思いません。でも、それによって強さを増すことができたとも言えます」

    「結果が出せていない中でも、自分はF1ドライバーにふさわしいと感じていましたし、成長しているとも思っていました。でも、それは理想的なシナリオとは考えていませんでした。ただ、一戦ごとに多くを学び、どんどん力をつけている実感はあったんです。時には不運に見舞われ、フラストレーションが溜まることもありましたが、自信を持てることも多くありました」

    ブレンドン・ハートレーはバクー(アゼルバイジャン)で初ポイントを獲得したが、それよりも数戦後のカナダや、先日の鈴鹿での予選での走りの方が印象に残っていると話す。

    「カナダの予選結果は、自分にとって大きいものでした。いろいろな噂が話題になっていた最中で、初めて予選でチームメートを上回り、0.5秒差をつけたんです。“どうだ、僕はできるんだ。君たちがプレッシャーをかけても結果を出せるんだぞ”ということが示せたと感じました。でも、レースはランス・ストロール(ウイリアムズ)と接触して不運にも1周目で終わってしまいましたが…」

    「あとは、難しいコンディションで行われたブダペスト(ハンガリー)のQ2ですね。少し問題があって遅れてコースインしたのですが、雨が強まってどんどん悪化していくコンディションの中で、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とダニエル・リカルド(レッドブル)を上回ってQ3へ進んだんです。あれはすばらしいラップでしたね」

    「そして、もう一つ、ホンダのホーム・鈴鹿の大観衆の中で予選6番手を獲得したときは、最高の気分でした。またもや雨で難しい状況の中、“少しのミスもできない”という緊張感は、気持ちのいいものでした。残念ながらレースでは僕ら2台ともタイヤに苦しみ、順位を落とす結果となってしまいましたが。でも、これらの瞬間が、僕にとって今季ここまでのハイライトだと思います。もちろん、悪い場面もあったし、なかには僕がコントロールできないことが原因のものも含まれます。ただ、今年の初めよりも、明らかによくなっていると思います」

    タイヤの問題は、ブレンドン・ハートレーがF1と他カテゴリーが大きく違うと感じることの一つだった。ブレンドン・ハートレーは、その点がこの1年で成長してドライビングに活かされている点だと考えているが、コース外で学んだことも大きいようだ。

    「正直なところ、うまくいったレースも失敗したものもありますが、前を向いて振り返らないのが僕のスタイルです。だから、今この瞬間は、今週末すべきことに集中して、願わくばいい結果を得たいですね」

    「そうすることが今年の僕の戦略でした。終わったレースで何ができたかを気にするのではなく、次に迎えるレースに集中し、目の前のタスクをこなしていくんです」

    今年の1月には長年交際していたサラさんと結婚し、ブレンドン・ハートレーにとってはまさに嵐のような1年だった。しかし、コース内外でさまざまな経験をしたからといって、それが彼の性格まで変えてしまうことはないと語る。

    「僕はそんなに変わっていないつもりです。15歳で故郷を離れてヨーロッパで暮らしてきました。もちろん年々成長を重ねていますが、自分のルーツは忘れていません。変わらぬ価値観を持ち続けています。サラとは長い間一緒に過ごしてきて、苦しいときも楽しいときも共有してきました。それは、僕が一人の人間として大切にしていることなんです」

    「特にプライベートの部分は変わっていないんじゃないかな。僕はすごく単純な男で、マウンテンバイクやロードバイクに乗るのが大好きな一般人なんですよ。だから、F1ドライバーだからといってそれをひけらかしたりしないし、F1という非日常の世界で暮らす中で、比較的普通の感覚を持っていたいなと思います」

  • トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGPの決勝レースで、最後列からスタートしたブレンドン・ハートレーが9位入賞でドイツGP以来のポイントを獲得。ピエール・ガスリーは12位で完走を果たした。

    第18戦F1アメリカGP、決勝レースが10月21日(日)の午後1時10分より行われた。サーキットは、この週末で一番の好天となり、気温も20℃まで上がり、決勝を迎えた。

    トロロッソ・ホンダの2台は、パワーユニット(PU)交換のペナルティーのため、最後列グリッドとなり、ピエール・ガスリーが19番手、ブレンドン・ハートレーは20番手。2台はともにスーパーソフトタイヤでスタートした。

    午後1時10分にフォーメーションラップがスタートし、56周のレースが幕を開けた。1周目、第1コーナーなどで複数のアクシデントが起こったが、ガスリーとハートレーはそれらに巻き込まれることなく通過し、1周終了時にはハートレーが12番手、ガスリーが14番手と大きくポジションを上げた。その後、スピンして追い上げてきたフェラーリのセバスチャン・ベッテルにパスされ、それぞれポジションを落とす。9周目にレッドブルのダニエル・リカルドがコース上にストップし、ハートレーは12番手に戻った。このストップでVSC(バーチャルセーフティカー)が発動され、そのタイミングでガスリーはピットインし、ソフトタイヤに交換、15番手でレースに戻る。

    同様に上位車のピットインもあり、ハートレーは11番手に上がり、レースは中盤を迎える。20周を過ぎ、各車ピットインのタイミングとなった。ハートレーは、タイヤ交換を引き延ばし、26周目に8番手に上昇する。28周目にハートレーはピットインし、ソフトタイヤに交換すると、15番手でレースに戻った。一方、14番手を走行していたガスリーは、序盤に交換したタイヤの磨耗が進み、ペースを上げられない状況。他車のピットインでガスリー12番手、ハートレー13番手となり、35周目にガスリーとハートレーのポジションが入れ替わり、ハートレーが12番手となった。その直後の37周目、ガスリーは2度目のピットインを行い、ウルトラソフトタイヤに交換、15番手でレースに戻る。

    40周目、上位車のピットインによってハートレーは11番手になる。ガスリーは15番手からペースを上げて追い上げ、50周目に前車をオーバーテイクし14番手にポジションアップ。ハートレーも一時は後続に迫られたが、終盤自己ベストラップを更新するハイペースで走行し、11番手でチェッカーフラッグを受けた。

    レース後、上位の選手2人が失格となり、ブレンドン・ハートレーは9位に、ピエール・ガスリーは12位に繰り上がった。ハートレーは、ドイツGP以来のポイント獲得を果たした。

    F1第19戦メキシコGPはメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで10月26日~28日に行われる。

    ブレンドン・ハートレー (9位)
    「2ポイントを獲得できた今日の自分のレースとパフォーマンスに、とても満足しています! 攻めるべきところで力を発揮できましたし、タイヤのマネージメントもうまくできたと思います。チームがピットから必要な情報を教えてくれていたし、メカニックもピットストップでいい仕事をしてくれました。この結果はすばらしいチームワークのおかげだったと思います。最後尾スタートからの9位フィニッシュは僕たちのできることすべてを発揮できた結果で、今日のレース運びにはとても満足しています。ポイント獲得に至らなかったレースもありますが、ここ最近のレースはどれも手応えを感じていたものばかりだったので、今シーズンの残りのレースにも期待をしています」

    ピエール・ガスリー (12位)
    「今日は僕にとって長く、難しい1日でした。19番手からのスタートだったので、決して簡単なレースにはならないと覚悟をしていました。レーススタート直後の大混乱の1周目でデブリを拾ってしまい、フロアに少しダメージを負ってしまいました。なんとか解決できないかとあらゆることを試したのですが、残りのレースに耐えられるほどのグリップ力はタイヤに残っていませんでした。そこで2ピットストップ作戦を取ることにしたのですが、状況を思ったように改善できませんでした。予選でのペースはとてもよかったので、週末全体ではポジティブな面もあったかと思います。レースを万全な状況で戦うことができずに残念でしたが、このペースのまま次戦のメキシコGPでは予選から争い、チームのためにいい結果で終えられるようにがんばります」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「グリッド後方からスタートしたことを考えると、9位という結果はいいものだったと思います。ブレンドンはタイヤマネージメントをうまく行い、後方からの迫るエリクソン選手(ザウバー)からポジションを守り切ってくれました。ピエールは5コーナーでのクラッシュを避けるためコースアウトし、その際にフロント部分をクラッシュしてしまったのが原因で、フロアにダメージを負ってしまいました。その結果ダウンフォースを失い、ブレーキ時にマシンが不安定になる症状に見舞われ、残りのレースではペースを取り戻すことができなかったようです。それにもかかわらず、12位でレースを終えて健闘してくれました。チームとしてこのレースで貴重な2ポイントを獲得できたので、これから次のメキシコGPに向けて前向きに準備していきたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今週も難しい週末になりました。予選のパフォーマンスは悪くありませんでしたが、結果としてはその速さをレースで見せることができませんでした。ただ、ブレンドン選手は最後尾からスタートして11位と粘りの走りを見せてくれました。最終的に、レース後の裁定によりポイントを獲得できたことはよかったと感じています。パッケージとしてまだ改善が必要だとも感じていますし、残り3戦でチームと一緒にさらに前進していきたいと思います」

    関連:【動画】 F1アメリカGP 決勝レース ハイライト

  • ホンダF1 「パッケージとしてあと一歩実力が足りていなかった」

    ホンダF1 「パッケージとしてあと一歩実力が足りていなかった」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アメリカGPでのトロロッソ・ホンダの戦いを振り返った。

    パワーユニットやギアボックス交換のペナルティによって、ピエール・ガスリーが19番手、ブレンドン・ハートレーが20番手からともにスーパーソフトでレースをスタート。

    オープニングラップでブレンドン・ハートレーは8つ、ピエール・ガスリーは4つポジションを上げ、1ストップ戦略のハートレーは一時はポイント圏内を走行するも、トップ10には届かず。10位から32秒遅れの11位でフィニッシュした。

    ピエール・ガスリーは2ストップを戦略。最終スティントでウルトラソフトを選択して挽回を狙うも14位でフィニッシュした。

    「今週も難しい週末になりました。予選のパフォーマンスは悪くありませんでしたが、結果としてその速さをレースで見せることができませんでした」と田辺豊治はコメント。

    「ブレンドン選手は最後尾からスタートして11位と粘りの走りを見せてくれました。ただ、順位が示す通り、このサーキットでポイントに届くには、パッケージとしてあと一歩実力が足りていなかったと感じています」

    「シーズンは残り3戦となりますが、チームと一緒に改善を続けていきます」

    関連:F1アメリカGP 結果:キミ・ライコネンが113戦ぶりの優勝!

  • ピエール・ガスリー 「デブリを拾ってダメージを負ってしまった」

    ピエール・ガスリー 「デブリを拾ってダメージを負ってしまった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アメリカGPの決勝レースを14位でフィニシュした。

    パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティで19番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、バーチャルセーフティカー導入時にピットストップを行ってソフトタイヤに交換、最終スティントをウルトラソフトで行く2ストップ戦略を敢行した。

    しかし、デブリを拾ってマシンにダメージを負った影響もあり順位を上げることはできず、14位でチェッカー。上位の2台が失格となったことで最終リザルトは12位となった。

    「今日は僕にとって長く、難しい1日だった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「19番手からのスタートだったので、決して簡単なレースにはならないと覚悟をしていた。レーススタート直後の大混乱の1周目でデブリを拾ってしまい、フロアに少しダメージを負ってしまった。なんとか解決できないかとあらゆることを試したけど、残りのレースに耐えられるほどのグリップ力はタイヤに残っていかった。そこで2ピットストップ作戦を取ることにしたけど、状況を思ったように改善できなかった」

    「予選でのペースはとてもよかったので、週末全体ではポジティブな面もあったかと思う。レースを万全な状況で戦うことができずに残念だけど、このペースのまま次戦のメキシコGPでは予選から争い、チームのためにいい結果で終えられるように頑張る」

  • ブレンドン・ハートレー、繰り上げ9位 「本当に満足している」

    ブレンドン・ハートレー、繰り上げ9位 「本当に満足している」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1アメリカGPの決勝レースを11位でフィニッシュ。レース後、上位の2台が失格処分となったことから9位に繰り上がり、今季3度目の入賞を果たした。

    最後尾20番グリッドからスーパーソフトタイヤでスタートしたブレンドン・ハートレーは、オープニングラップで8つポジションを上げて12番手を走行。8番手を走行していた27周目にピットインしてソフトタイヤに交換する。

    その後はポジションを維持するも順位を上げることができず、11位でチェッカー。しかし、レース後、8位のエステバン・オコン(フォースインディア)が燃料流量違反、9位のケビン・マグヌッセン(ハース)が燃料使用量違反で失格となり9位に昇格。今シーズン3度目のポイント獲得を果たした。

    「2ポイントを獲得した今日の自分のパフォーマンスとレースには本当に満足している」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「必要なときにアグレッシブに行くことができたし、タイヤでいい仕事ができた。チームはピットから良い情報を与えてくれたし、メカニックは優れたピットストップを行ってくれた。チームの努力だ!」

    「最後尾から9位は今日僕たちが達成できる最大の結果だし、自分が示した攻撃性とレース展開に満足している。ポイントを獲得できていなくても僕は過去数戦のすべてでとても強かった。残りのシーズン以降について高いモチベーションを持っているし、楽観的だ」

  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダの進歩にとても興奮している」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダの進歩にとても興奮している」

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンが再び優れたパフォーマンスを示したことで、2019年のホンダとの可能性に“非常に興奮している”と語る。

    ホンダを搭載するトロロッソの2台はパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティでF1アメリカGPを最後列グリッドからスタートするが、ピエール・ガスリーが予選Q1で7番手タイムをマークしたパフォーマンスは、ホンダのF1エンジンのポテンシャルを示した。

    来年、レッドブル・レーシングでホンダのF1エンジンを走らせるマックス・フェルスタッペンは、最近のトロロッソ・ホンダのペースの向上を見て、将来についてより強気に感じるようになってきたと語る。

    ホンダの状況について質問されたマックス・フェルスタッペンは「とても興奮している」とコメント。

    「彼らは予選でかなり速く見えた。もちろん、これから僕たちは可能な限りベストな形でシーズンを終えようとしているけど、チーム全体が来年の仕事を開始することにとても意欲を高めている」

    「数字だけではあるけど、彼らが来年の準備としてすでにダイナモで行っていることは非常に有望だ」

    ピエール・ガスリーがQ1で自分のタイムから0.084秒差だったことについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「彼らは少し多くのタイヤを使っていたけど、それでも僕たちのクルマの方が少し良いはずだし、彼らはとても競争力があった。それは良いことだ」とコメント。

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダの2018年の進歩の多くは、以前のマクラーレンとのパートナーシップのように追い込まれることなく、独自のことを実施できるようになったからだと考えている。

    「基本的に今の彼らはチームからどのようにエンジンを造れと伝えられるのではなく、独自に自分たちの方法でエンジンを作っている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「彼らは少数精鋭となり、マネジメントも異なってる。非常に有望だ。1年前はそれを判断するのが少し難しかったけど、それが常に彼らの意向だった」

    「いつものように彼らがそれを成功させるかどうかは待たなければならないけど、彼らが正しい方向に向かっているのは間違いないし、僕はそれにとても満足している。チーム全体が上向きだし、とても興奮していて、モチベーションを高めている」

    ホンダの進歩によって、レッドブル・レーシングは2019年にすぐにレースに勝てるポジションにたどり着けるかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「今それを言うのは少し難しい」とコメント。

    「僕たちが魔法のシャシーを作り、エンジンが本当にうまく機能すれば、それは可能かもしれない。現時点ではそうは思わないけど、成り行きを見守る必要がある」

  • トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アメリカGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アメリカGPの予選Q1でピエール・ガスリーが7番手タイムをマーク。パワーユニット(PU)交換のペナルティーにより、ブレンドン・ハートレーとともに2台は決勝で最後列から上位進出に挑む。

    第18戦アメリカGPは2日目を迎え、P3と予選が行われた。前日までの雨は上がり、空は厚い雲に覆われているものの、降雨の確率は低い予報で一日が始まった。

    P3が開始された午後1時、気温18℃、路面温度20℃、降水確率20%で、やや風が強く肌寒さを感じるドライのコンディションとなった。トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーがスーパーソフトタイヤで、ブレンドン・ハートレーがソフトタイヤでコースイン。積極的に周回を重ねる。ガスリーは昨日から、ハートレーは本日から新たなPUに交換し、昨日は雨で十分な走行ができなかった分、マシンのセッティングのためにより多くの周回をこなした。セッション残り20分を切り、2台はウルトラソフトタイヤに履き替え、アタックシミュレーションを行う。ガスリーは1分36秒211、ハートレーは1分36秒330のベストラップをマーク。セッション終盤には、新品のウルトラソフトタイヤに替えもう一度アタックシミュレーションへ。ガスリーは1分35秒713と大幅にタイムアップを果たしたが、ハートレーはアタック中にスピンを喫し、タイムアップならず。ガスリーは12番手、ハートレーは19番手でこのセッションを終えている。

    午後4時、夕方になり肌寒さが強くなったコンディションの下、予選が開始された。Q1最初のアタックでは、ハートレーが1分36秒943、ガスリーが1分36秒457をマークしたが、ガスリーはターン19でコースをはみ出したためにこのタイムは抹消された。2台はすぐさまニュータイヤに替えて2回目のアタックに。ガスリーは1分35秒192、ハートレーは1分35秒703と、ともにベストタイムを更新した。セッション終盤に、再びニュータイヤに替えて3回目のアタックを行い、ガスリーは1分34秒850、ハートレーは1分35秒206と、ともにベストラップを更新。Q1でガスリーは7番手、ハートレーは15番手となり、ともにQ1突破を果たした。

    Q2では、2台ともグリッド降格が決まっているためアタックは行わず、調整のための走行を行い、リザルト上はピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーが14番手で予選を終了した。トロロッソ・ホンダの2台は、PU交換によるペナルティーのために、決勝は最後列から上位進出を狙う。

    F1アメリカGP決勝レースは10月21日(日)午後1時10分(日本時間22日午前3時10分)にスタートする。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のP3では通常の土曜と比較して、ロングランでの走行を長めに行い、決勝にフォーカスしてセットアップを進めました。限られた時間の中でもいい形でセッティングを進められましたし、Q1での結果はとてもポジティブなものでした。明日は後方からのスタートになりますが、できる限りプッシュして、米国のファンの前でいいレースを見せられればと思います」

    ジョディ・エギントン (トロロッソ 副テクニカルディレクター)
    「今日は今週末で初めてドライでの走行ができ、このサーキットを初めて走るピエールにとっては、特に重要な一日でした。金曜日はドライであまり走れなかったので、今日のP3をフルに使ってタイヤのデータを集め、昨日できなかったセットアップも進めました。チームは膨大な作業を完了すべく懸命に仕事を進め、2人のドライバーもそれぞれ違うコンパウンドのタイヤでさまざまな状況を試し、PUのセッティングも行いました。また、ショートランではロングラン時に行ったセットアップの評価を行うことがでました。PU交換ペナルティーがあるので、予選の走り方もいつもとは異なりましたが、2人とも3回のアタックを行い、マシンパッケージについて理解を深めることができました。ピエールはかなりの競争力を発揮し、Q1を7番手で終えましたが、ラップタイムを見るとQ3進出の可能性も十分あったと思います。ブレンドンはやや遅れましたが、15番手を確保しました。両者ともにQ2へ進出しましたが、PU交換によって後方グリッドになるのは決まっていたので、Q2ではタイム計測を行いませんでした。ただ、このPU交換を決断したことで、パフォーマンスは上がっていますし、これはシーズン残りのレースも続いていくわけですから、満足しています。明日のレースでは、PUのパフォーマンス向上も考慮すると、いいレースができるチャンスは十分ありますし、2台ともにポジションを上げていけると感じています」

    ピエール・ガスリー
    「今日のQ1はとてもポジティブなものでした。ラップを楽しむことができましたし、7番手で終えられました。決勝は後方からのスタートが決まっていたので、Q2ではタイムを計測しませんでしたが、新エンジンは素晴らしく、マシンの感触も本当によかったです。レースウイークを通じて、マシンを気持ちよくドライブできており、ウエットでもドライでもいい挙動になっています。明日のレースでは前を行くマシンをオーバーテイクして、クリーンなバトルをせねばならず、簡単にいかないことは分かっていますが、今日のようなパフォーマンスを発揮できれば、思い切りプッシュしますし、最高の結果を出したいと思います」

    ブレンドン・ハートレー
    「明日は後方からスタートするので、予選の結果は重要ではありませんでした。午前のセッションを終えて、レースに向けてなるべく多くのセットアップを進め、Q2はスタート練習に使いました。明日は追い上げのレースになりますが、僕らは戦えるペースを持っています。すべてのチャンスを活かして順位を上げられればと思いますし、そうなるように準備していかなければなりません」

    関連:F1アメリカGP 予選 | ルイス・ハミルトンが今季9度目のポールポジション