タグ: ホンダF1

  • トロロッソ・ホンダ 「まだ初日だがペースにはかなり満足している」

    トロロッソ・ホンダ 「まだ初日だがペースにはかなり満足している」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1オーストラリアGP初日の作業を振り返った。

    ホンダのF1エンジンでの2年目のシーズンとなる今年、トロロッソ・ホンダはドライバーラインナップを一新。F1復帰となるダニール・クビアトとルーキーのアレクサンダー・アルボンを起用する。

    今年からレッドブルがホンダのF1エンジンを搭載することで、昨年のレッドブルのマシンとリアエンドを共有することになったSTR14はテストから競争力を発揮している。

    「トラックから離れた長い冬を過ごした後、再び週末のレースに戻るのは素晴らしいことだ」とジョディ・エギントンはコメント。

    「できるだけ多くの周回数を走りたいので、メルボルンはいつも忙しい週末になる。新しいクルマ、一人の新しいドライバーがることで、FP1でのできるだけ多くトラックで時間を費やしたいと思っていた。ここではトラックの進化が非常に大きいので、テスト項目から学ぶことは非常に難しいことが多いし、それを念頭に置いて、セッションでそれほど多くのテストをするつもりはなかった」

    ルーキーのアレクサンダー・アルボンは、FP1でスピンを喫してマシンをクラッシュさせている。

    「アレックスはクルマとトラックに慣れさせるためにセッションを費やした。タイヤの温度が上昇してグリップが失われたこと過小評価したことで、彼はセッション終盤にスピンを喫した。このようなトラックではウオールにヒットしやすい。我々はクルマを徹底的にチェックすることを決定し、彼のセッションは少しだけ短くなった」とジョディ・エギントンはコメント。

    「FP2は忙しいセッションだった。2種類のタイヤでのショートラン、その後、ロングランに焦点を当てた。ダニー(クビアト)のセッションは非常にスムーズでだったが、我々はオプションタイヤを最大限に生かしきれなかったと言っても過言ではないと思う。彼にはもっとタイムを出すポテンシャルがある。アレックスに関しては、最初のアタックでターン11で少しミスがあり、ラップを中断しなければならなかったので代表的なタイムではない。

    「ミッドフィールドはかなりタイトだし、コンマ数秒がタイムシートで大きな違いを生む。なので、今夜の我々の焦点は、データを分析し、マシンバランスを微調整していくことになるだろう」

    「我々のロングランはかなり合理的だったと思うし、まだ初日ではあるが、ペースにはかなり満足している。明日は我々とドライバーの全員がパフォーマンスを搾り出して予選で良い結果を出すためにすべてをまとめる必要がある」

    関連:
    ・F1オーストラリアGP FP2 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • マックス・フェルスタッペン 「ホンダのF1エンジンはまったく問題ない」

    マックス・フェルスタッペン 「ホンダのF1エンジンはまったく問題ない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行で3番手タイムを記録。ホンダのF1エンジンは“まったく問題なかった”と手ごたえを語った。

    FP1で22周を走行して4番手タイムを記録していたマックス・フェルスタッペンは、FP2では33周を走行してトップから0.800秒差の3番手タイムとなる1分23秒400をマークした。

    「今日に関してはかなり満足しているし、これまでのところフィリングはかなりいい」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「もちろん、改善できるエリアは常にあるし、僕たちはまだ十分に速いわけではない。でも、まだシーズンの初日だし、道のりは長い」

    「メルセデスはとても速そうだし、彼らの方が全体的なバランスに少し満足できているように思う。全体的にミディアムとソフトタイアではクルマの感触は問題ないけど、それでもコンパウンドについて十分に理解していく必要がある」

    「準備という点でも僕の走行は他とは少し異なっていたし、間違いなくそれがラップタイムにも出ている。今夜データを調べて、何が改善できるかを見ていくつもりだけど、エンジン面はまったく問題なったし、全ての走行がとてもスムーズだった。今日は特に予想せずに臨んだけど、本当に良いスタートが切れた」

    関連:
    ・F1オーストラリアGP FP2 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ホンダF1 「ガスリーのPU異常は大きな問題ではないことを確認」

    ホンダF1 「ガスリーのPU異常は大きな問題ではないことを確認」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2019年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPの初日の作業を振り返った。

    今年からトロロッソに加えて、レッドブル・レーシングにもF1パワーユニットを供給し、2チーム・4台体制で選手権に挑むホンダ。初週末となったメルボルンでも予定通りにプログラムを消化した。

    フリー走行2回目ではレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3番手、ピエール・ガスリーが4番手、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが11番手、アレクサンダー・アルボンが17番手タイムを記録してセッションを終了。4台が30周以上を走行した。

    セッション終盤、ピエール・ガスリーが「ノーパワー」と無線で伝えてピットに戻ったが、確認した結果、大きな問題はなく、明日以降のセッションにも影響はないと田辺豊治は説明した。

    「2019年のシーズンがスタートしました。開幕戦の初日は、おおむね順調だった先日のウインターテストと同様、ほぼ予定通りにプログラムを消化しました」と田辺豊治はコメント。

    「P2の最後にガスリー選手のPUに異常を確認しましたが、確認の結果、大きな問題ではないことが分りました。明日以降のセッションにも影響はありません」

    「レースに受けてはあらゆる事態に対応できるよう、もう一度すべてを見直して望みたいと思います。明日以降の予選やレースに向けても、引き続きベストを尽くします」

    関連:
    ・F1オーストラリアGP FP2 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダとの初セッションは特別だった」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダとの初セッションは特別だった」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行で4番手タイムを記録。レッドブル・レーシングのドライバーとしての初セッションは“特別な瞬間”だったと語った。

    FP1で23周を走行して8番手タイムを記録していたピエール・ガスリーは、FP2では31周を走行してトップから0.842秒差の4番手タイムとなる1分23秒442をマーク。

    セッション終盤に「ノーパワー」とホンダのF1パワーユニットの問題を訴えていたピエール・ガスリーだが、マイナーなセンサーの問題であり、明日以降のセッションには影響がないことが確認されている。

    ピエール・ガスリーは「シーズン最初のプラクティスのためにトラックに戻れてとても嬉しかったし、アストンマーティン・レッドブル・レーシングとのトラックでの初の金曜日は僕にとって特別な瞬間だった」とコメント。

    「ポジティブな一日だった。僕たちは多くのことをテストしたし、クルマのフィーリングはラップ毎に良くなっていった。まだやるべきことはたくさんあるけど、僕たちはパッケージにかなり満足している」

    「テストは他のペースを実際に知るのが難しいので、今日はいかなる予測もしていなかった。FP2で良い方向性を見つけることができたし、FP1よりもクルマの感触は良くなっていた。明日何ができるか見てみよう」

    「エンジンに関しては最後のラップで小さなパワーロスがあったけど、確認したところ、マイナーなセンサーの問題だったことが判明した」

    関連:
    ・F1オーストラリアGP FP2 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ダニール・クビアト 「クルマの感触はいいし、まだまだ改善できる」

    ダニール・クビアト 「クルマの感触はいいし、まだまだ改善できる」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行で11番手タイムを記録。クルマの感触は良く、まだ改善できる部分はあると自信をみせる。

    FP1で30周を走行して7番手タイムを記録したダニール・クビアトは、FP2では36周を走行してトップから1.333秒差の11番手タイムとなる1分23秒933を記録した。

    「今日は両方のプラクティスともうまくいったし、プログラムを完了して、多くの周回数を走り込むことができた。このサーキットではそれが重要だ」とダニール・クビアトはコメント。

    「クルマの感触はいい。僕たちはコース上での時間を最大限に活用することができたと思うし、今夜どこを変更していきたいかを検討する必要がある」

    「明日に向けてクルマを改善させられる部分はまだあると思うし、今夜はそこに取り組んでいく」

    関連:
    ・F1オーストラリアGP FP2 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • アレクサンダー・アルボン 「スピンしたことで逆に気が楽になった」

    アレクサンダー・アルボン 「スピンしたことで逆に気が楽になった」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1オーストラリアGP初日のフリー走行で17番手タイムを記録。FP1でスピンしてクラッシュを喫したアルボンだが、かえってそれで気が楽になったと語る。

    FP1で21周を走行して13番手タイムを記録したアレクサンダー・アルボンは、FP2では40周を走行してトップから2.075差の17番手タイムとなる1分24秒401を記録した。

    「クルマとトラックだけでなく、まだF1のタイムテーブルに慣れているところだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「このサーキットは簡単ではないけど、ここまでの僕たちのペースはいい感じだと思うし、ゆっくりと自信を掴んできている」

    「FP1でスピンしてしまったことで少し気が楽になったし、一旦調子を取り戻した後はプログラムを実施して、クルマでいくつかのことを試すことができた」

    「タイムシートは別として、僕たちは非常にタイトなミッドフィールドのなかでもかなり強いと思うし、明日に向けて改善するために今夜宿題を終えられるかは僕たち次第だ」

    関連:
    ・F1オーストラリアGP FP2 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    2019年のF1世界選手権が開幕。3月15日(金)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで第1戦 F1オーストラリアGPのフリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

    ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4番手、ピエール・ガスリーが8番手。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが7番手、アレクサンダー・アルボンが13番手で1回目のセッションを終えた。

    2019年のF1シーズンがいよいよ開幕。金曜日のメルボルンは晴天に恵まれ、気温20℃、路面温度30℃のドライコンディションで現地時間12時にFP1セッションがスタートした。

    ピレリは、F1オーストラリアGPにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)を選択。これは2018年のミディアム、ソフト、ウルトラソフトに相当する。

    最初にコースインしたのは、最年長ドライバーであるアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネン。その後、全車がインスタレーションラップを問題なくこなしてピットに戻った。

    多くのチームが冬季テストから開幕戦までにマシンを開発してアップデートを持ち込んでおり、様々なチェックが行われている模様。また、アルバート・パーク・サーキットは一年の大半は一般車両も通行できる公園として使用されているため、路面はかなり汚れている。ルーキーのアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)やジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、ランド・ノリス(マクラーレン)にとってはこのサーキットでの初走行となる。

    しばらくの静寂の後、最初にタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。ミディアムタイアで1分26秒675をマークした。その後もアクションはあまりないまま時間は過ぎていく。

    セッションが折り返した時点でタイムシートのトップに立ったのはそのバルテリ・ボッタス、2番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス
    、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続いた。ルノーにニコ・ヒュルケンベルグは電気系のトラブルでこの時点でタイムを記録できていない。

    セッションが残り20分に差し掛かろうとしたところでアレクサンダー・アルボンがクラッシュ。2019年最初のクラッシュとなったが、自走でピットまで戻っている。

    その後、ニコ・ヒュルケンベルグもようやくコースイン。各ドライバーがコースコンディションや新車の感触を確認しながらセッションを進めていった。
    F1オーストラリアGP フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンが記録した1分23秒599。2番手には0.038秒差でセバスチャン・ベッテル、3番手には0.074差でシャルル・ルクレールとフェラーリ勢が僅差で続いた。

    注目のレッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがトップから0.193差の4番手タイムをマーク。メルセデスのバルテリ・ボッタスを上回った。チームメイトのピエール・ガスリーは8番手タイムだった。

    中団チームのトップとなる6番手タイムを記録したのはアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンとなった。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトがライコネンに次ぐ7番手タイムを記録。クラッシュを喫したアレクサンダー・アルボンは13番手で最初のセッションを終えた。

    F1オーストラリアGP フリー走行2回目は14:00~15:30(現地時間 16:00~17:30)のスケジュールで行われる。

    2019年 開幕戦 F1オーストラリアグランプリ フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分23秒599   26
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分23秒637 0.038 18
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分23秒673 0.074 18
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分23秒792 0.193 22
    5 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分23秒866 0.267 30
    6 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分24秒816 1.217 18
    7 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1分24秒832 1.233 30
    8 10 ピエール・ガスリー レッドブル 1分24秒932 1.333 23
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分24秒934 1.335 24
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分25秒015 1.416 11
    11 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分25秒166 1.567 23
    12 8 ロマン・グロージャン ハース 1分25秒224 1.625 18
    13 23 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ 1分25秒230 1.631 21
    14 55 カルロス・サインツ マクラーレン 1分25秒285 1.686 19
    15 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1分25秒288 1.689 26
    16 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分25秒498 1.899 21
    17 3 ダニエル・リカルド ルノー 1分25秒634 2.035 16
    18 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分25秒966 2.367 31
    19 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分27秒914 4.315 25
    20 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1分28秒740 5.141 25
  • マックス・フェルスタッペン 「レッドブル・ホンダは戦う準備は万全」

    マックス・フェルスタッペン 「レッドブル・ホンダは戦う準備は万全」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2019年のF1世界選手権について“リラックス”しているとし、“戦う準備はできている”と語る。

    レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載する今季、マックス・フェルスタッペンは事実上のチームリーダーの役割を担う。

    レッドブル・レーシングは、開幕戦に向けてホンダとの新しいパートナーシップに前向きな見通しを繰り返していが、F1バルセロナテストではピエール・ガスリーのクラッシュによってパフォーマンスランを実施できずに終えている。

    それもあり、エイドリアン・ニューウェイを中心に当初は第3戦中国GPで導入予定だったアップデートを前倒しでオーストラリアGPに導入する。

    「気分はいいし、ポジティブだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕たちがどれくらい競争力があるかは時間が教えてくれると思うし、ここはそれには理想的ではないかもしれないけど、シーズンはとても長いし、リラックスしている」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーとモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンへの称賛を繰り返している。

    マックス・フェルスタッペンもホンダの進歩を認めつつも、まだ注意が必要だと語る。

    「去年からステップアップしているし、そこは非常にポジティブだ。でも、それが十分かどうかはまだわからない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「予選でわかると思うけど、今後も多くのものが導入される。僕たちはシャシー側で本当に懸命にプッシュしているけど、今ではエンジン側も同じようにプッシュしている」

    「この2つの組み合わせが懸命に仕事をしているし、仕上がってきている。本当にいい感じだ」

    昨年、マックス・フェルスタッペンはシーズン序盤に苦しんだが、後半戦は大きな挽回を見せた。

    ヘルムート・マルコは、フェルスタッペンは成熟しており、彼のスキルに忍耐が加わったと語っている。

    「F1ではシーズンを通して多くのことを学ぶ。正直、全体的な考え方についてよりリラックスしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「とにかくまずはレースがしたいし、それからどの位置にいるか見てみたい。個人的な感覚としてはリラックスしているし、戦う準備はできている」

  • ホンダ:2019年 第1戦 オーストラリアGP プレビュー

    ホンダ:2019年 第1戦 オーストラリアGP プレビュー

    ホンダは、今週末のF1オーストラリアGPでF1復帰後5年目のシーズンを迎える。

    プレシーズンテストが終わり、今年もアルバートパークで新シーズンが再開する。ホンダは2019年シーズンからスクーデリア・トロ・ロッソに加えてアストンマーティン・レッドブル・レーシングにパワーユニットの供給を開始。

    スターティンググリッドには両チームのマシンが揃い、今年のメルボルン市街地サーキットで最高のスタートを目指す。

    コースは週末を通してグリップが弱く、前年のデータは役に立たない。レースウイークが始まらないとその行方は分からないが、見逃せないレースになるのは間違いない。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「2019年、オフシーズンが明け、いよいよオーストラリア・メルボルンでの開幕戦が始まります。シーズン初戦はいつの年でも特別なものですが、我々にとって今年の開幕戦は2チーム供給体制初年度として新たな挑戦の始まりとなります。オフシーズンを締め括る8日間のバルセロナテストでは、スクーデリア・トロ・ロッソ、アストンマーティン・レッドブル・レーシング両チームの4人のドライバーがドライブし、多くの走行距離を稼ぐことができました。その中でレース本番に向けた課題項目なども抽出されましたので、改善施策を練りオーストラリアに持ち込みます。ここまで順調に準備を進めていますが、新たな2チーム体制に向け努力を続けてきたHRD Sakuraや(英国・ミルトン・キーンズにある)HRD-MKのメンバー、そしてスクデリア・トロ・ロッソとアストンマーティン・レッドブル・レーシングに感謝の言葉を送りたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン (アレクサンダー・アルボン)
    「ついに夢に見た舞台の初戦がやってきます。バルセロナでのテストを終えて、メルボルンでの開幕戦が待ちきれない思いでした。テストの前までは緊張もありましたし、マシンにすぐ習熟できるか、うまく走らせられるかが不安でした。でも、4日間の走行は僕もチームも満足のいく結果だったと思います。F1マシンでの初走行は、すごく印象的で、実際にドライブして、どれほどマシンが速いのかを実感することができました。これまで経験したマシンとは、レベルが全く異なります。初日の走行後には、かなりトレーニングを積んできたのに首に筋肉痛が起きましたが、時間が進むにつれて身体も慣れ、改善していきました。2日目が終わるころには、どうすれば速く走れるのかが分かってきたように感じましたが、限界までプッシュしても快適に走れたのは最終日だけでした。トロロッソはルーキードライバー起用の経験が豊富で、チームはルーキーが何に苦しむかをよく知っているので、さまざまな面でサポートしてくれます。レースエンジニア、データエンジニアの連携もスムーズで、僕が可能な限り速く走れるようにしてくれています。アルバートパークは、シミュレーターでしか経験がありません。バンピーなコースなので、速く走るためには、バンプや縁石の位置を把握し、どこを走ればいいのかを理解する必要があります。さらに、通年使用されているサーキットではないので、FP1から予選にかけて路面がどのくらい改善していくのかも学ばなければなりません。マシンを離れても、レースウイークの時間の進み方に慣れることが必要です。テスト最終日にそのシミュレーションをできてよかったです。いよいよメルボルンでは実体験が待っています!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「テストでは多くの周回をこなし、すごくいい仕事ができたと思います。さらに、最も重要なのはテストで出た課題を解決していくことで、コースへ出るたびによくなっているように感じました。それがどの程度なのかは、時間が経つまで分かりません。ホンダとの初仕事もかなりスムーズにいきました。彼らは一生懸命でしたし、パフォーマンスについても、最初の数戦が終わって、僕らの立ち位置が見えてくると思います。トロロッソは、チーム全体にポジティブな雰囲気が流れています。全員がハードワークをして、進むべき方向に集中しているので、これをレースでも継続していければと思います。開幕戦を心から楽しみにしています。1年のブランクを挟んで、またメルボルンに戻ってこられるのはうれしいです。ワクワクしていますし、この瞬間を待ち焦がれていましたが、自分の仕事に集中しなければなりません。メルボルンはテクニカルサーキットで、バラエティーに富んだコーナーが配置されています。また、路面はバンピーなので、マシンコントロールの腕も試されます。さらに、レース終盤に向かって日が落ちてきて、コースに影が広がってくる点も厄介です。常に注意を張り巡らせ、高い集中力が必要です。だからこそ、いいラップを走れたときにはすごくいい気分になります。ポイントとしてもし1箇所挙げるとすれば、高速シケインでしょうか。現代のマシンでドライブするにはすごくいいコーナーです。また、低速コーナーでは、クリーンで正確なラインを取り、正しい位置を走らなければなりません。テストでしっかりと準備ができたので、メルボルンが楽しみです!」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・レーシング)
    「オーストラリアに向かうのはいつも楽しみですし、レースを再開する準備はできています。今年は少し開幕する時期が早いのですが、それでもオフシーズン期間は長く感じました。メルボルンが最初のレースになるので、誰にも本当の実力はわからないので、面白いですし、今年はレギュレーションが変わり、新しいPUを使うことになるのでなおさらです。アルバートパークは面白いコースで、かなりバンピーな上に高速コーナーが多く、マシンバランスが決まっていれば楽しく走れます。ストレートがそれほど長くなくオーバーテイクは簡単ではありませんが、可能ではあります。テストでのロングランペースを見れば、パフォーマンスは上々なので、シーズン開始から競争力を発揮できることを願っています。かなりいいパッケージに仕上がったと思いますが、メルセデスやフェラーリとの差が縮まっているかは、レースウイークが始まってみないと分かりません」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・レーシング)
    「メルボルンが、チームと臨む初めてのレースになるので、新シーズンのスタートにワクワクしています。F1ではフル参戦2年目になるので、今年も多くのことを学ばなければなりませんし、昨年以上の挑戦になると思います。昨年、初めて訪れたときに、メルボルンの街が大好きになりました。開幕戦の舞台だからかもしれませんが、雰囲気がすばらしく、人々は温かでとても楽しんでくれています。コースを訪れる全員がとても明るく、新シーズンの始まりに盛り上がっていて、パドックも熱気で包まれます。オフシーズンのすべてを、レッドブルとの初レース、初シーズンに向けた準備に捧げました。アストンマーティン・レッドブル・レーシングのウエアに身を包んで臨むので、僕にとって特別なレースウイークになるでしょう」

    関連:2019年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1、レッドブルが使用するエクソンモービルの燃料開発を推進

    ホンダF1、レッドブルが使用するエクソンモービルの燃料開発を推進

    ホンダの2019年のF1世界選手権に向けた野心的な目標は、レッドブルの燃料パートナーであるエクソンモービルの開発を後押し。通常はシーズンに1回のみのアップグレードを迅速に進めていくことを可能にしている。

    ホンダは、2015年にF1に復帰して以来、まだ勝利を挙げていないが、今年からレッドブル・レーシングを新たなパートナーに迎え、悲願の勝利にむけてF1エンジンの開発を進めている。

    レッドブルに燃料とオイルを供給するエクソンモービルは、冬の間にホンダから広範囲にわたるフィードバックを受け取ったと語る。

    エクソンモービルは、2019年シーズンにむけて36種類以上のエンジンオイルと40種類以上の燃料バリエーションを開発し、テストを実施。同社のエクソンモービルのグローバルモータースポーツテクノロジーマネージャーを務めるデビッド・ツルサキは、可能な限りベストな製品を導入するために限界までプッシュしていると語る。

    「多くのデータと情報を得ることができたことで、我々は冬の間にレースでは使用しなかったものも含めてアップグレードを行った」とデビッド・ツルサキは Autosport にコメント。

    「我々にはそれらの変更を行うための十分な時間があったし、『とにかく進めていこう』と話していた。12月上旬には日本に行き、ホンダが訪ねてきた最終的な変更のための期限について議論した」

    「我々はバルセロナテストに向けて出荷を開始していると伝えたが、また別の変更をしたい新しいものがあれば航空貨物郵送することで同意した」

    「現在、我々はすでに次のアップグレード計画をいつ導入できるか、ダイナモでいつテストができるかに取り組んでいる」

    エクソンモービルの燃料開発は、レッドブルの以前のパートナーであるルノーとのカスタマー関係に妨げられてきた。ルノーのワークスチームはBP/カストロール製の燃料を使用しており、テストベンチを使用するためには個別にスケジュールを抑える必要があった。

    しかし、レッドブル・レーシングが事実上ホンダのワークスチームになったことで、ホンダのテストベンチを基本的に無制限に使用できるようになる。

    デビット・ツルサキは、ホンダに追いつくためにエクソンモービルはプレッシャーを感じていると語る。

    「彼らから『我々はテストの準備はできている。3週間以内に何を準備することができるか?』と言われて難しいときもある」とデビット・ツルサキはコメント。

    「だが、我々にそれができる大部分の時間でそれを成し遂げている。我々のスタッフはそれを成功させてくれると思っている」

    「前進するために共同で取り組める状況にいられるのは素晴らしいことだ。彼らが我々にタイムラインを設定することは問題のないことだ。我々はそれに合わせることもできれば、できないときもあるがね」

    「それでも以前の立場からは大きな飛躍であり、良いことだ」

    近年ではF1パワーユニットのパフォーマンスにおける燃料サプライヤーの役割は増している。

    フェラーリの燃料およびオイルの供給元であるシェルは、フェラーリが可能な限り最もコンパクトなシャシーを設計できるようにコンセプト段階から積極的に取り組んできたと語る。

    それにより、フェラーリは小さな燃料タンクとリアのより優れたパッケージングが可能となり、軽量化と空力に寄与してきた。

    シェルのF1燃料開発マネージャーを務めるブノワ・プーレは「燃料流用が同じ場合、フレームワークと多くのトレードオフも同じように維持される」とコメント。

    「だが、シャシーとの統合は昨年から増加しており、我々はより多くのシャシーとトレードオフを統合し、設計全体のパフォーマンスを向上させてきた」