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  • ホンダ:F1中国GP 決勝レポート

    ホンダ:F1中国GP 決勝レポート

    1950年のF1開始から1000レース目を数えるF1中国GPで、ホンダF1の4台のうち3台が入賞、ファステストラップを記録したドライバーが得られるファステストラップポイントも獲得した。

    レッドブル・ホンダの2台は3列目からクリーンなスタートを切った。しかしその1周目のターン6で、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが他車に接触されたはずみで前方のマシンに接触し、マシンにダメージを負った。

    その接触でダニール・クビアトはドライブスルーペナルティーを科され、ポジションを下げると、その後ダメージの影響によりリタイアとなった。

    レッドブル・ホンダの2台が5番手と6番手に付ける中、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンはピットレーンスタートから順調にポジションを上げていった。5位を走るマックス・フェルスタッペンは前を行く2台のフェラーリとの差を詰めると、17周目にピットイン。22周目までピットインを遅らせたシャルル・ルクレールを抜き、4番手に浮上した。3番手のベッテル選手を抜くチャンスを狙ったが叶わず、4位でフィニッシュし12ポイントを獲得した。

    ピエール・ガスリーはいい走りを見せ、レース完走を目指した。そして、残り3周で3回目のピットストップを行いファステストラップを記録。エクストラポイントを含めて全11ポイントを獲得した。

    アレクサンダー・アルボンはピットレーンスタートから大きくポジションを上げ、ロマン・グロージャンの追走をかわすと、10位フィニッシュでポイントを獲得した。ダニール・クビアトは1周目の接触でマシンダメージを負い、その後ポジションを回復する機会を得られず、26周目にリタイアとなった

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「先日のバーレーンGPに続き3台が入賞できました。フェルスタッペン選手のいい走りとAston Martin Red Bull Racingのレース戦略が上手く噛み合い、ポディウムには届きませんでしたがフェラーリの2台の間に割って入り、4位でフィニッシュすることができました。バーレーンに続いての入賞となったガスリー選手は、レース終盤にはファステストラップも獲得しましたし、明るい話題を提供してくれました。ここのところ、結果が出ていませんでしたが今後のレースに向け弾みが付くことを期待しています。Red Bull Toro Rosso Hondaについては昨日激しいクラッシュを喫したアルボン選手が、10位で入賞を果たしました。ピットレーンスタートとなり最下位から追い上げる難しいレースでしたが、マシンのパフォーマンスを活かし見事なオーバーテイクを見せてくれました。最後は激しいライバルの追い上げを凌ぎ、こちらもいい走りだったと感じています。また、限られた時間の中で懸命にマシンを修復し、レースに間に合わせたチームの努力にも感謝しています。クビアト選手については、マシンのダメージによりリタイアすることになり、残念に思っています。PUとしても、色々なことが起こった週末でした。このあと金曜に発生したクビアト選手のPUに関する問題や、クラッシュのダメージなどの分析を早急に行い、次のレースの準備を進めます。開幕戦と第2戦に続き、トップチームと我々とのパフォーマンスの差が明らかに結果に現れたレースでもありましたし、その差を詰めるべく、チーム一丸となって開発を進めます」

    クリスチャン・ホーナー (レッドブル チーム代表)
    「いいチームワークのおかげで、4位と6位を獲得できました。2回目のピットストップを早めに行うという賢明なストラテジーのおかげで、マックスがルクレールを抜くことができました。表彰台獲得のため、さらに前のベッテルのオーバーテイクを目指しましたが、そこまでのペースはありませんでした。ピエールはマシンへの習熟を進めて今日もいい走りを見せ、ファステストラップを記録して6位でフィニッシュしました。フェラーリに続いてフィニッシュし、ファステストラップでアディショナルポイントも獲得できたので、自信を付けたと思います」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「レースウイークの始めから競争力のあるパッケージを準備できました。中団でいい勝負ができていたので、予選ではいい結果を期待していました。残念ながらFP3の終盤でアレックスがクラッシュし、マシンに大きなダメージを負ってしまいました。モノコックを交換するなど多くの作業が発生し、予選を走らずピットレーンから決勝を走ることになりました。決勝では多くのマシンをオーバーテイクし、ポイント圏内の10位でフィニッシュできました。いいパッケージであったことを証明してくれたと思います。ダニールは不運なことに、1周目で後ろから接触されバランスを崩しました。そしてワイドに開いていたノリス選手がトラックに戻ると、ダニールのマシンの左前に接触しました。ダニールにはなす術がなかったと思っていますが、ドライブスルーペナルティーを科されてしまいました。その後のピットストップの際にフロントノーズのダメージを確認しました。さらに次のピットストップの際にフロントウイングを交換しましたが、ポジションを下げる結果となり、PUのマイレージを節約するためにもリタイアを決めました。ダニールはいいラップタイムで走れていてポイント獲得の可能性があっただけに残念です」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「簡単なレースではありませんでしたが、チームとしていい結果を得ることができました。フェラーリを抜くための戦略が奏功し、シャルルより前の4位でフィニッシュできました。タイヤを交換してピットから出てきた後のセバスチャンとのバトルも楽しむことができました。彼を抜くチャンスでしたが、そこまでのペースはなく、そのままフィニッシュとなりました。レースではできる限りプッシュしましたし、チームの結果に満足しています。メルセデスやフェラーリと勝負するにはもっとペースが必要ですが、いい位置で走れていますし、毎戦ポイントを獲得できているのはいいことです」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「F1で自身初のファステストラップを記録できて嬉しいです。レース終盤で後方のマシンと大きな差があったので、ピットストップを行いファステストラップを狙うことにしましたが、うまくいきました。レース中はリズムを保ち、タイヤの消耗に気を付けるとともに、マシンフィーリングの向上に努めました。レースごとに1歩ずつ向上ができて安心していますが、一度に3歩ずつ向上できるよう、さらに頑張ります。次戦に向けてやるべきことはまだ多いですが、やるべきことは分かっています。ポイント圏内でフィニッシュし、ファステストラップというエクストラポイントまで獲得できて嬉しいです。今夜ファクトリーに向かい明日、明後日はシミュレーターで次戦に向けた準備を進めます」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「まずは決勝に向けてチームスタッフが頑張ってくれたことにお礼を言いたいです。FP3の後は落ち込んでいましたが、昨夜シャシーの交換などをみんなが頑張ってくれ、今日はいいレースができました。ポイントを獲得し、彼らの努力に報いることができてよかったです。レースウイークをとおしていいペースで走れていたのでQ3に進出する自信がありましたが、クラッシュからの修復のために予選を走ることはできませんでした。今日は2回のピットストップで走る戦略でしたが、タイヤの消耗が思ったよりも大きく、判断の難しいレースになりました。FP2ではライバルチームよりもタイヤマネジメントが上手くできていたので、当初の戦略どおりハードタイヤでできるだけ走ることにしました。レース終盤でグロージャンが追い上げてきた時にはヒヤッとしましたが、抜かれることなくフィニッシュできてよかったです」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「1周目以降、いいレースができずにそのまま終わってしまって残念です。マシンにダメージは負いましたがペースはよく、ポイント圏内でフィニッシュできる可能性があっただけに、残念な結果になってしまいました。1周目のマクラーレン2台との接触で、僕がペナルティーを受けるのは納得しがたいです。両側を他のマシンに挟まれていましたし、接近して走る1周目であのような接触が起きてしまうのは避けようがありません」

    関連:【動画】 2019年 F1中国GP 決勝ハイライト

  • レッドブル 「フェラーリの方が速かったが戦略が違いを生んだ」

    レッドブル 「フェラーリの方が速かったが戦略が違いを生んだ」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1中国GPで力強い戦略によってフェラーリの2台に割って入ることができたことに満足していると語る。

    レッドドル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンを表彰台に立たせるための試みとして、18周目にハードタイヤに交換してアンダーカットを仕掛け、上位勢が2ストップ戦略を実施するきっかけを作った。

    フェラーリの両ドライバーでピットインを終えた後、セバスチャン・ベッテルにわずかに遅れをとっていたマックス・フェルスタッペンは、ターン14のヘアピンへの進入で仕掛けたが、ロックアップしたことでベッテルが逃げ切った。

    その後、マックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルから離されたが、シャルル・ルクレールがピットインした際にアンダーカットに出ることに成功している。

    「今日はフェラーリに先んじて優れた戦略を実行できたと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「正直、レースでは彼らの方がわずかに速かったかもしれないが、戦略がルクレールにあのポジションを与えたと思う。もちろん、マックスは素晴らしい走りをしていたがね」

    レッドブル・ホンダにとって、メルセデスとフェラーリに比較しているものについて質問されたクリスチャン・ホーナーは「我々はここで良い週末を過ごすことができたと思っている。実際、シャシーは良い進歩を果たしたと思う。コーナの全てでうまく機能している」とコメント。

    「ホンダはストレートで進歩を果たした。我々にはまだ前のクルマに対して見つけなければならないことがある。今日はセクター3が我々にとって弱いエリアだったが、近い将来、その手助けとなる開発が進行中だ」

    マックス・フェルスタッペンも戦略のおかげでレースを最大限に活かせたと考えている。

    「チームと一緒に彼らについていくために本当に懸命にプッシュした。僕たちは今日、フェラーリをアンダーカットして前に留まるためにチームとして良い仕事をしたと思う。正直、最大限の結果だったと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「これまでのところ、毎週末、皆さんは僕たちがやっていることやどれくらい競争力があるかを推測していると思うけど、誰にもわからないことだと思う。セブとは良いバトルができたけど、その後に彼らと戦うペースがなかったのは明らかだったと思う。少なくとも僕はトライした。楽しかったよ」

    チームメイトのピエール・ガスリーは6位入賞を果たし、レース終了間際にピットストップを敢行してファステストラップを記録。セバスチャン・ベッテルからボーナスポイントを奪った。

    「ポイントはご褒美だ。シーズン終了時にそれら全てが合算される」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「良いことだ。フリーストップだったし、最後の2周にラップタイムを出す機会があった。それでもピエールは結果を出さなければならなかったし、良いラップだった。彼がそこから良い自信を得てくれることを願っている」

    自分のパフォーマンスには満足しているかと質問されたピエール・ガスリーは「イエスでもあり、ノーでもある」とコメント。

    「F1で自身初のファステストラップを獲得できて嬉しいのは確かだ。僕たちはフリーストップだったし、やってみることに決めた」

    「その後、ゆっくりと考えてれば、クルマに乗っていてフィーリングは良くなっている。やらなければならない仕事はまだたくさんある。でも、ゆっくりとそこに向かっている。毎週末一歩ずつ進めていく。僕としては3歩ずつ進みたいところだけどね」

    「まだ僕には次のレースにむけてやるべき仕事があるけど、自分の何を改善する必要があって、どこをもっとうまくやれるのかがわかって良かった」

    関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが1000回目の記念レースを制す

  • ピエール・ガスリー 「F1で初めてファステストラップを獲得できて嬉しい」

    ピエール・ガスリー 「F1で初めてファステストラップを獲得できて嬉しい」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1中国GPの決勝レースで6位入賞。ファステストラップも記録した。

    6番グリッドからスタートしたソフトタイヤでピエール・ガスリーは、堅実なパフォーマンスでポジションをキープ。レース終盤にはファステストラップを狙ってピットストップを敢行。見事にファステストラップを叩き出し、追加の1ポイントを獲得した。

    「今日はF1で初めてファステストラップを獲得できて嬉しい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「残り数周で後ろに大きなマージンがあったので、ファステストラップを狙ってもう一度ピットストップすることにした。うまくいったね」

    「レース中はリズムを保って、タイヤをケアし、クルマのフィーリングを改善しよう頑張った。ゆっくりと自信がつきつつある。週末ごとに一歩ずつやっていくことになるだろう。僕としては3歩ずつ進みたいところだけどね。まだ僕には次のレースにむけてやるべき仕事があるけど、自分の何を改善する必要があって、どこをもっとうまくやれるのかがわかって良かった」

    「ポイント圏内でフィニッシュし、ファステストラップの追加ポイントを取れたので本当に嬉しい。今夜ファクトリーに向かって明日と明後日にはシミュレーターに乗る。次のレースに向けて作業していく」

    関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが1000回目の記念レースを制す

  • ホンダF1、2戦連続で3台が入賞 「チーム一丸となって開発を進める」

    ホンダF1、2戦連続で3台が入賞 「チーム一丸となって開発を進める」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2019年のF1世界選手権 第3戦 中国GPの決勝レースを振り返った。

    ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがフェラーリ勢に割って入り4位入賞。ピエール・ガスリーも6位入賞を果たすとともに、レース終盤にはファステストラップも記録した。

    トロロッソ・ホンダは、フリー走行3回目の大クラッシュによって予選を走れず、モノコック交換によってピットレーンからスタートしたアレクサンダー・アルボンが、1ストップ戦略を成功させて10位でフィニッシュ。2戦連続の入賞となった。

    「先日のバーレーンGPに続き3台が入賞できました。フェルスタッペン選手のいい走りとチームのレース戦略が噛み合い、ポディウムムに届きませんでしたがフェラーリの2台の間に割って入り、4位でフィニッシュすることができました」と田辺豊治はコメント。

    「ガスリー選手もバーレーンに続いての入賞となりました。レース終盤にはファステストラップを獲得しましたし、明るい話題を提供してくれました。ここのところ、結果が出ていませんでしたが、今後のレースに向けて弾みがつくことを期待しています」

    「トロロッソ・ホンダについては昨日の激しいクラッシュを喫したアルボン選手が、10位で入賞を果たしました。ピットレーンスタートとなり最下位から追い上げる難しいレースでしたが、マシンのパフォーマンスを活かしい見事なオーバーテイクを見せてくれました。最後は激しいライバルの追い上げを凌ぎ、こちらもいい走りだったと感じています。限られた時間の中で懸命にマシンを修復し、レースに間に合わせたチームの努力にも感謝しています」

    「PUとしても色々なことが起こった週末でした。このあとクビアト選手のPUに関する問題や、クラッシュのダメージなどの分析を早急に行い、次のレースの準備を進めます」

    「開幕戦と第2戦に続き、トップチームと我々とのパフォーマンスの差も明らかに結果に現れたレースでもありましたし、その差を縮めるべく、チーム一丸となって開発を進めます」

    関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが1000回目の記念レースを制す

  • ダニール・クビアト 「1周目の接触でレースはほぼ終わってしまった」

    ダニール・クビアト 「1周目の接触でレースはほぼ終わってしまった」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1中国GPの決勝レースをリタイアで終えた。

    11番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、オープニングラップでマクラーレンの2台と接触。レースは続行することができたが、その後、フロントノーズにダメージが見つかりピットイン。

    交換に時間がかかり、周回遅れになったことからトロロッソ・ホンダはエンジンの走行距離をセーブするためにリタイアさせることを決断した。

    「今日は1周目でレースがほぼ終わってしまった期待外れなレースだった。ダメージを負ったクルマでもペースはとても強力だったし、今日はポイント圏内でフィニッシュするポテンシャルがあっただけに、それを良い結果に結びつけることができなくて残念だ」

    「2台のマクラーレンとの1周目のインシデントを見たし、ペナルティには合意できない。典型的な1周目のサンドイッチだったと思うし、かなり密集しているときは起こり得ることだと思う」

    関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが1000回目の記念レースを制す

  • アレクサンダー・アルボン、大健闘の10位入賞 「チームに感謝」

    アレクサンダー・アルボン、大健闘の10位入賞 「チームに感謝」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1中国GPの決勝レースで10位入賞を果たした。

    フリー走行3回目にクラッシュを喫したアレクサンダー・アルボンは、予選に参加できず、モノコック交換によってピットレーンからソフトタイヤでレースをスタート。見事なオーバーテイクを見せてトップ10圏内まで順位を上げる。

    多くのドライバーが2ストップ戦略を採用するなか、1ストップ戦略を実行したアレクサンダー・アルボンは、終了間際にロマン・グロージャンから猛追を受けたが、なんとかしのぎ切って10位でチェッカー。2戦連続でポイント獲得を果たした。

    「まず最初に、昨日のチームのハードワークに心から感謝したい。FP3の後は少し暗然となったけど、昨夜、スタッフはシャシーを交換するためにとても懸命に作業をしてくれた。彼らは良いレースに相応しかったし、彼らの努力に報いるためにポイントをもたらすことができて嬉しい」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「僕たちには週末を通してペースがあったし、Q3に挑戦できると自信を持っていた。でも、残念ながらリペアによってそのチャンスを得ることができなかった」

    「当初は2ストップ戦略を計画していたけど、デグラデーションが多くの人々が予想するよりも高く、難しいレースだった。僕たちがタイヤに優れていることはFP2からわかっていたので、ハードコンパウンドで生き残るという戦略で行くことに決めた」

    「最後はグロージャンがほぼ僕を捕えていたのでちょっとナーバスだったけど、それをやってのけることができて本当に嬉しく思っている!」

    関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが1000回目の記念レースを制す

  • マックス・フェルスタッペン 「フェラーリを抜くための戦略が奏功した」

    マックス・フェルスタッペン 「フェラーリを抜くための戦略が奏功した」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1中国GPの決勝で4位入賞を果たした。

    5番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは前を行く2台のフェラーリとの差を詰めると、17周目にピットイン。22周目までピットインを遅らせたシャルル・ルクレールを抜き、4番手に浮上。

    3番手のセバスチャン・ベッテルを抜くチャンスを狙ったが叶わず、4位でフィニッシュし12ポイントを獲得した。

    「簡単なレースではなかったけど、チームとしていい結果を得ることができた」

    「フェラーリを抜くための戦略が奏功し、シャルルより前の4位でフィニッシュできた。タイヤを交換してピットから出てきた後のセバスチャンとのバトルも 楽しむことができた。彼を抜くチャンスだったけっど、そこまでのペースはなく、そのままフィニッシュとなった」

    「レースではできる限りプッシュしたし、チームの結果に満足している。メルセデスやフェラーリと勝負するにはもっとペースが必要だけど、いい位置で走れているし、毎戦ポイントを獲得できているのはいいことだ」

    関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが1000回目の記念レースを制す

  • マックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリーのアタックをブロック

    マックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリーのアタックをブロック

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1中国GPの予選Q3のアタック直前にライバル勢に追い抜かたことに驚いたことが、チームメイトのピエール・ガスリーをブロックする行動に繋がったと釈明した。

    マックス・フェルスタッペンは、最後のアタックに備えていたアウトラップの最終ヘアピンでセバスチャン・ベッテルとルノーの2台に追い抜かされた。

    それによってマックス・フェルスタッペンは、セッション終了までにアタックを開始することができず、最終コーナーで自分を追い抜こうとしていたチームメイトのピエール・ガスリーをブロックするに至ったとの述べた。

    「いずれにしろ、僕たちはラインを通過するにはあまりに遅かったし、僕はすでに3台のクルマに抜かされていた」とマックス・フェルスタッペンは Autosport にコメント。

    「とにかく列のなかにいるだけだった。ピエールも彼のエンジニアから急かされていたいたし、それはかなり普通のことだと思う」

    他のドライバーに予想外に抜かれてしまったことで、ピエール・ガスリーを行かせたくないと思ったのかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「そう見えた? でも、いずれにしろ僕たちはあまりに遅すぎた」とはぐらかした。

    最終コーナーの混乱により、レッドブルの2台とハースの2台はセッション終了までにラインを通過できなかった。

    インサイドにいたピエール・ガスリーは、マックス・フェルスタッペンが左に移動してきたことに驚いたかとの質問に「それほどでもなかったよ。その時は30メーターくらいに5台のクルマがいたからね。全員のために十分なスペースがないことはわかっていたからね」とコメント。

    「とにかくその状況から最大限を引き出そうとするものだ。僕はとにかくギャップを見つけようとしていたけど、結局、僕たちは二人ともそれができなかった」

    「理想的ではなかったけど、予選のポジションは変わらなかったと思う。だから、大したことではないよ」

    マックス・フェルスタッペンは、自分を追い抜いていったドライバーは“ろくでなし”だと怒りを露わにしており、アウトラップでお互いに準備を邪魔しないという“紳士協定”を破ったと非難した。

    その後、マックス・フェルスタッペンは自分にどれくらい時間が残っていたのかわからなかったと認めつつも、自分は誰かをオーバーテイクして“ろくでなし”になりたくはなかったと主張。彼らに抜かれたときにはチームから急かされていただけだったとし、ライバル勢の行動が“混乱”を引き起こしたと語った。

    「残り15~20秒くらいだと思っていたし、とにかく前のクルマに続いていた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「そうしたらセブが割り込んできた。だから、間隔を作ろうとした。それからルノーに2台が前に出た。『今自分はどこにいるんだ?』という感じだったよ」

    「彼らの後ろでラップを開始することはできたけど、いずれにしろ、ラップは台無しにされていただろう」
    「クリアラップを邪魔されないようにするには少なくとも4~5秒は必要だ。次回はあと10~15秒は残しておかなければならないことが明らかになったし、僕も同じようにするつもりだ」

    「全員が少し遅すぎたと思う。もし自分が同じことをやっていたら、後ろのクルマはうまくいってなかっただろう。全員があまりに長く待ちすぎたと思う」

  • ピエール・ガスリー 「ドライビングスタイルを変える必要がある」

    ピエール・ガスリー 「ドライビングスタイルを変える必要がある」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、新チームのマシンに苦戦しており、“ドライビングスタイルを変える必要がある”と語る。

    ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダでの初陣となったオーストラリアGPでチームの戦略ミスがあったにしろ予選Q1で敗退し、決勝でもトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトを攻略できず11位でフィニッシュ。

    続くバーレーンGPでは予選13番手と改善を見せたものの、5番手だったチームメイトのマックス・フェルスタッペンとは大きなギャップがあった。

    迎えた第3戦中国GP。ピエール・ガスリーはようやくRB15に慣れつつあるようで、今季初めてQ3に進出し、マックス・フェルスタッペンの隣となる3列目6番グリッドを獲得。それでも、フェルスタッペンとは0.8秒の差がついた。

    予選終了後、ピエール・ガスリーは「実際、僕たちが期待できる最大限の結果だったと思う」と Sky Sports にコメント。

    「まだ週末はトリッキーだったし、このポジションに満足していいと思う。」

    ピエール・ガスリーは、Q3に進出した3強チームのドライバーのなかでは唯一ソフトタイヤでタイムを記録。決勝では興味深い戦略が見られるかもしれない

    「最初の5台とは異なり、僕はソフトでスタートする一番前のドライバーだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「全開でプッシュして、このタイヤを長持ちさせて、コース上で何かが起こることを願っている。中国で最大限のポイントを持ち帰りたいね!」

    「昨年見たように、このトラックで何かが起こるかわからないし、プッシュし続けるつもりだ。ロングランの方がショートランよりも感触が良かった。どうなるか見てみるつもりだ」

    予選のパフォーマンスが向上したことに満足していてはいるものの、ピエール・ガスリーはもっとうまくやれるはずだと考えている。

    「まだ自分のドライビングに満足していない。まだクルア車に苦労している。やらなければならない仕事があるのは確かだ」

    クルマに問題を抱えている部分について質問されたピエール・ガスリーは「基本的にトラクションがすべてだと思う」とコメント。

    「パワーをやりこめることに苦労しているし、クルマとかなり格闘している。取り組む必要があることっはわかっている」

    「ドライビングスタイルを少し変えるかもしれない。チームと協力して、自分自身をもう少し安定させるための方向性を見つけられるかもしれない」

    「基本的に僕の方が格闘している。それに僕はパワーのかけ方がかなりアグレッシブだと思っている。それはこのクルマには役に立たない

    「昨年は(トロ・ロッソで)大丈夫だったけど、このクルマを最大限に活用するには運転方法を少し変える必要があると思っている」

    ピエール・ガスリーは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンを研究してあらゆることを学んでいると認める。

    「F1にいれば、最初に見るのはチームメイトだし、彼がどうやって物事を進めているかを見るものだ。特に彼とは本当に速いし、チームと仕事をしてきたという事実もある」

    「彼から学ぶべきことはたくさんある。まだ自分のやっていることに満足していないけど、徐々にチームで作業を進めていければ、遅かれ早かれそこにたどり着けると思っている」

  • ホンダF1、アレクサンダー・アルボンに2基目のパワーユニットを投入

    ホンダF1、アレクサンダー・アルボンに2基目のパワーユニットを投入

    ホンダF1は、F1中国GPのフリー走行3回目にクラッシュを喫したトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンのPUを日本のHRD-Sakuraに返送。アルボンは2基目のPUで決勝を戦う。

    アレクサンダー・アルボンは、フリー走行3回目の終盤にホームストレートでクラッシュ。ダメージはモノコックまで及び、リア周りは大きく損傷。チームはモノコック交換とマシンの再構築を決定。これにより、アルボンは予選不参加となった。

    ホンダF1は、新しいモノコックにフリー走行3回目で使用していたパワーユニット(PU)を使用しないことを確認した。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「FP3の事故でアレックスが無事だったことに我々全員が安心しています」とコメント。

    「事故の結果おして、我々はPUを交換し、クラッシュ時に搭載されていたものは完全なチェックのためにSakuraに返送してます」

    「現時点では様々なPU要素に起こりうる損害の完全な範囲をわかっていません」

    ホンダは、金曜フリー走行でダニール・クビアトのPUのデータに異常を検出して予防措置としてPUを交換。ユニットはHRD-Sakuraに送られている。

    仮にどちらのエンジンも再使用可能だったとしても、二人のドライバーはすでに2セット目のコンポーネントを開封しているためシーズン後半にグリッドペナルティを受けることはほぼ確実な状況となった。

    エンジンマニュファクチャラーは、伝統的にシーズン中に2度の大幅アップデートを投入するが、トロロッソ・ホンダの両ドライバーはそのサイクルから外れることになり、シーズン終了までに4基目のエンジンが必要になるだろう。

    アレクサンダー・アルボンは、自分のクラッシュに“かなりフラストレーションを感じているし、身体的な部分よりも気持ち的な部分が大きい”と語る。

    「トラックのその部分ではラップタイムを稼げる」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「少しワイドに走ることができるし、それはコーナーへのエントリースピードをもたらす。以前の走行でもやっていたしことだ」

    「ライン自体は問題なかったけど、人工芝でスロットルを開けすぎてしまった。人工芝でスナップが出るのはかなり普通のことだ。でも、スナップが出て、その後、逆方向にスナップが出た」

    「一旦タンクスラッパーになってしまったら、もうパッセンジャーのようなものだ。そのスナップでサーキットの左側にスピンすることを願っていたけど、右のウオールに突っ込んでしまった」

    関連:【動画】 アレクサンダー・アルボンが大クラッシュ … 予選は欠場