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  • ヘルムート・マルコ 「フェルスタッペンはまだタイトルを狙える」

    ヘルムート・マルコ 「フェルスタッペンはまだタイトルを狙える」

    F1アゼルバイジャンGPを終えてレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとチャンピオンシップリーダーのバルテリ・ボッタスとの差は36ポイントに広がったが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、まだフェルスタッペンにはタイトル獲得のチャンスはあると考えている。

    F1アゼルバイジャンGPで、マックス・フェルスタッペンは予選4位、決勝4位で終えたが、終盤までレースのファステストラップを記録するパフォーマンスを披露した。

    開幕戦オーストラリアGPで3位表彰台を獲得した後、3戦連続で4位という結果に終わっているマックス・フェルスタッペンは、ドライバーズランキングでセバスチャン・ベッテルに1ポイント差の4位に後退した。

    それでも、ヘルムート・マルコは、まだマックス・フェルスタッペンは今年のタイトルにチャレンジできると考えている。

    「我々のゴールはまだワールドタイトルだ」とヘルムート・マルコは Kronen Zeitung にコメント。

    「我々はまだそこにいる。マックスはセンセーショナルだったし、ここまで手にできる最大限のポイントを獲得している」

    「新しいドライバーが加わったので、コンストラクターズ選手権が難しいことはわかっていた」とヘルムート・マルコはマックス・フェルスタッペンのチームメイトであるピエール・ガスリーに言及。

    「だが、マックスは前年の同期間の2倍のポイントを獲得している」

    近年、レッドブルはシーズンでのスロースタートが特徴だったが、今年は非常に順調に開発を進められていることも、その理由だとヘルムート・マルコは語る。

    現在、レッドブルとエンジンパートナーであるホンダの両方が多くのアップデートを進めている。

    「バクーでは新しいエンジンを手に入れた。馬力は少し多くなかったが、大きくはない。それにシャシーでも小さなステップを果たした。大きなアップデートは2週間度のバルセロナで投入される」

  • レッドブル 「ガスリーの故障で予防的な措置を取らざるを得なかった」

    レッドブル 「ガスリーの故障で予防的な措置を取らざるを得なかった」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1アゼルバイジャンGPの決勝でピエール・ガスリーがドライブシャフトの故障でリタイアしたことで予防的な対応を取らざるを得ず、マックス・フェルスタッペンの3位表彰台への挑戦が制限されることになったと述べた。

    ピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、6番手まで挽回を見せていたが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

    ちょうどマックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルとのギャップを縮めてプレッシャーをかけているところだったが、ピエール・ガスリーのマシンがストップしたことでバーチャルセーフティカーが導入された。

    バーチャルセーフティカー後、マックス・フェルスタッペンはタイヤの温度とグリップに苦しんでセバスチャン・ベッテルから離されることになったが、レッドブル側もガスリーと同じトラブルが発生することを避けるためにバックオフするよう指示していた。

    「再びタイヤをウオームアップすることに少し苦労していたが、ピエールに故障が発生していたため、あまり多くのリスクを負いたくなかった」とクリスチャン・ホーナーは説明する。

    「ドライブシャフトの破損だった。理由はわかっていない。そのため、マックスに不要なリスクを負わせたくなかった」

    「彼は3戦連続で4位であり、表彰台まで1つ届かないときは常にフラストレーションを感じるものだが、今日の彼は力強いレースをしてくれたと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、レース序盤でワイドに走行していたターン16の立ち上がりで縁石を避けるよう指示されていた。

    「ドライブトレインにあまりエネルギーをかけないように少し弱めてもらうことにした」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「明らかにVSCまで彼はかなりいい状態だったと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、表彰台への主な妨げとなったのはVSC期間中にタイヤの温度が下がったことが要因だったと感じている。

    「そのスティントで7~8秒くらい縮めていたし、すべてがい感じだった。でも、バーチャルセーフティカーが入るとすぐに多くの温度を失った」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕たちのクルマはタイアの温度に対してもう少し敏感なように思える。とにかくうまく処理できなかった」

    「その後ははるかに難しくなった。かなりスライドしていたし、ここではグリップ力がない場合はリスクを冒すことができないし、多くのラップタイムを失うことになった」

    マックス・フェルスタッペンは、この問題は基本的なレッドブルの弱点ではなく、バクーの路面状況固有のものであると考えている。

    「すでに滑りやすかったし、このトラックだけのことだと思う。僕たちはまだ対処できていないように思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    マックス・フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルの5.7秒後方でフィニッシュ。2台のフェラーリ勢の間に割って入った。
    フェルスタッペンの後ろでフィニッシュしたシャルル・ルクレールは、レース終盤にソフトタイヤに交換してファステストラップを記録している。

    クリスチャン・ホーナーは、ボーナスポイントを狙うことはマックス・フェルスタッペンにとって選択肢ではなかったとし、それはピエール・ガスリーの故障によって用心深いままでいたことも理由のひとつだったと述べた。

    VSC期間中のピットストップを検討したかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「それが普通のセーフティーカーであれば、ピットストップを行っていたかもしれない」とコメント。

    「だが、VSCであるため、実際にはあまり意味はなかった。ファステストラップを狙うための新しいソフトタイヤはなかった」

    「それで信頼性も考えて、1ポイントのためにドライブシャフトに余分な負荷をかけたくはないと思った、我々の12ポイントが犠牲になるかもしれなかった。あまり意味のないことだった」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    F1アゼルバイジャンGPでは、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3戦連続の4位フィニッシュを果たし、貴重なポイントをもたらした。

    4番手スタートのマックス・フェルスタッペンはスタートで5番手に順位を落とすも、すぐに4番手のポジションを取り戻す。上位4台の中では最も遅い14周目でピットインし、ミディアムタイヤで復帰すると、レース中盤では上位陣をしのぐペースでレースを続け、前との差を詰めていく。

    ただ、バーチャルセーフティカーの導入により一旦タイヤの温度が下がったこともあり、終盤では縁石を避けながら4位をキープする走りに切り替え、ポジションを維持したままフィニッシュした。

    金曜のセッション中のペナルティーによりピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤでスタートすると力強い走りでポジションを上げ、一時はフェルスタッペンの直後まで順位を上げる。この路面コンディションの中ではソフトタイヤよりもペースがよかったミディアムタイヤを38周目まで引っ張るが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

    一方のトロロッソ・ホンダにとっても、難しいレースになった。ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトのペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替える。しかしながら、31周目、他車に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    同じくソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    田辺豊治 (ホンダF1 F1テクニカルディレクター)
    「今日のレースは、スペック2のICEを導入した初戦ということもあり、4台完走を目指していましたが、残念ながら2台がリタイアとなってしまいました。フェルスタッペン選手はいつも通りの安定した走りで、3戦連続となる4位を獲得してくれました。一方で、ガスリー選手とクビアト選手が、それぞれマシンのトラブルとレース中のアクシデントによりリタイアとなってしまったことはとても残念でした。また、完走を果たしたアルボン選手についても、あと少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく思っています。新しいスペック2は週末を通して問題なく機能しましたので、さらなるデータ分析を進め、次のスペインGPに向けて準備を進めます。今後ともチームと一緒に前進を続けていければと思います」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「一般的に見れば、いいレースができたと言えるでしょう。レース中常にメルセデスとフェラーリが視界にあり、ただそのギャップを縮めようと走行しました。スタートでブロックされ、コーナーにより突っ込んだ状態でのブレーキングができず、ペレス選手にオーバーテイクを許してしまいました。確かに順位は落としてしまいましたが、1周目にリスクを負って無理する必要はありませんでした。抜き返したあと、他より少し長めにソフトタイヤで走行し、マシンからはいい手応えを感じていました。ペースはよく、特にミディアムタイヤを使用した第2スティントでは前方とのギャップを7~8秒も縮めることができました。VSC(バーチャルセーフティーカー)ではタイヤを冷やしてしまったのか、解除後に後れを取ってしまいました。このコースでは、タイヤの温度がカギであり、低いとマシンが滑ってしまうため、ファイナルラップでリスクを背負って攻めることはしませんでした。バルセロナでのパフォーマンスはそこで持ち込むアップデートの内容によりますが、さらに他とのギャップを縮めて戦えるようにしていきたいと思います」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「今回のレースウィークは、今までの3戦よりずっといい週末となりました。マシンにさらに慣れ、自分が思ったような走行ができるようになりました。予選ではQ1を上手くまとめることができ、いいパフォーマンスを見せられたと思います。レースではピットレーンスタートとなってしまったため、前方でポジション争いをするには難しい位置だと分かっていましたが、ポイントを獲得するには十分な速さがマシンには備わっていると感じていました。決勝中も6番手までポジションアップして上手く進んでいたのですが、ドライブシャフトのトラブルにより完走することができませんでした。結果的には、僕自身はあらゆる状況に上手く適応できたレースウィークだったと感じていますし、チームの方向性は正しかったと思います。マシンの挙動も予測がつきやすく、僕自身もアプローチを変えた部分があります。まだ改善すべきことはありますが、一戦ごとにチームとともに正しい方向へ前進していると信じています」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「ポイント獲得圏内にあと一歩のポジションで終わってしまったことが悔しくてなりません。スタートはまずますでしたが、前方を阻まれブロックされたとき、タイミング悪く間違った方向にマシンを逃がしてしまったことで1コーナーの壁をかすってしまったので、その後の数コーナーは気をつけながら走行を続けました。以降、マシンのペースは安定していましたが、ピットインのタイミングが少し遅かったことによりタイムロスをしてしまった気がします。ピットイン後はすべてのマシンの後ろでコース復帰をし、ポジションを落としてしまいました。中団チームの差がどれもわずかで、その中でポジションアップを狙うには、ペースに他よりも大きなアドバンテージがないと難しいことです。最終的に、何台かオーバーテイクもでき、レースを楽しむことができました。それがなによりも重要なことではないかと思います!」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でなりませんが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思います。リカルド選手は自分のミスだと認めていますし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしています。ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念ですが、あのときはなす術なしだったと思います。昨日の予選ではマシンに大きな手応えを感じていたのですが、今日の決勝ではタイヤのマネージメントに苦戦しました。なにが原因かを解明し、次のレースへ向けて準備を進めたいと思います。マシンのパッケージは十分に戦えるものなので、必ず我々のときがやってくると信じています」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • トロロッソ・ホンダ 「ポイント獲得のチャンスを逃した」

    トロロッソ・ホンダ 「ポイント獲得のチャンスを逃した」

    トロロッソ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストとテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンがF1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが11位でフィニッシュ。ダニール・クビアトはダニエル・リカルド(ルノー)とのインシデントでマシンにダメージを終えてレースをリタイアすることになった。

    ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、ペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替る。しかしながら、31周目、ダニエル・リカルド(ルノー)に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    同じくソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    フランツ・トスト (チーム代表)
    「予選で良いペースを示し、我々は良いポジションにいたし、レースに対して非常に楽観的だった。残念ながら、結果は我々の予想とは完全に異なるものとなった。両方のドライバーが1周目にポジションを落とし、非常に早くに二人ともグレイニングについて不満を抱え始めた。最初にピットストップを行ったのはプライムタイヤに交換したダニールだった。彼はそのセットで強力なパフォーマンスを示し、リカルドとのインシデントが発生するまで10位争いを展開する集団に追いついていた。リカルドはブレーキをミスして二人のドライバーのコースオフを招いた。リカルドがコースに復帰しようとした際に彼はバックでダニールに突っ込み、彼のフロアは大きなダメージを負って、ダウンフォースの60%を失った。これによりダニールは継続することが不可能となり、リタイアしなければならなかった。アレックスに関しては我々がピットストップさせるのが遅すぎた。だが、彼は第2スティントで挽回することができた。それにもかかわらず、彼は11位でフィニッシュすること精一杯だった。スペインで強くなってカムバックするために我々は今日何が間違っていたのかを分析しなければならない」

    ジョディ・エギントン (テクニカルディレクター)
    「今日は我々にとって特に良いレースではなかったし、ポイントのチャンスを逃したという気持ちでバクーを離れる。ダニー(クビアト)のレーススタートタイヤが予想外に早くにドロップオフしたことで早めのストップを強いられ、彼はポジションから外れることになった。ダニーはピットストップ後にポイント圏内を走行していたが、リカルドとの接触によってさらにタイムをロスし、最終的にそのダメージが原因でリタイアした。アレックス(アルボン)はまずまずのレースをしたし、1ポイント獲得には至らなかったが、我々はチームとして正直でなかればならないし、今日は我々のピットストップ戦略でもう少し助けられたかもしれない。このようなことは起こり得るものだし、気持ちを切り替えて数値を見直し、今後同じようなトラップに陥らないようにしていきたい。我々は次のレースに焦点を移している。そこでは再びミッドフィールドはポイントを賭けた激しい戦いになるだろう」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • マックス・フェルスタッペン 「VSC導入で表彰台のチャンスが潰えた」

    マックス・フェルスタッペン 「VSC導入で表彰台のチャンスが潰えた」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGP後半のVSC(バーチャルセーフティカー)期間にミディアムタイヤの温度とグリップを失ったことがレース後半に表彰台を争うチャンスが潰えたと語る。

    オープニングラップでセルジオ・ペレス(レーシングポイント)に4番手のポジションを奪われたマックス・フェルスタッペンだが、6周目になんとかポジションを奪い返したが、その間にトップ3とのギャップは開き、表彰台争いで劣勢に立たされることになった。

    だが、ピットストップでミディアムタイヤに履き替えた後、マックス・フェルスタッペンは息を吹き返し、ファステストラップを連発して3番手のセバスチャン・ベッテルとの差を縮めていく。

    しかし、40周目にチームメイトのピエール・ガスリーがドライブシャフトの故障と見られるトラブルによるリタイアによってVSCが2周に渡って導入されたことで、タイヤの温度が大きく低下し、それまで見せていたペースを再現することができなかった。

    「ペレスの後ろで少し時間を失ってしまった。1周目に接触のリスクは望まないものだ」とマックス・フェルスタッペンは振り返る。

    「その後にミディアムで示したペースは良かった。VSCまでのスティントで7~8秒くらい縮めていたし、とても有望だった。でも、VSC後はグリップとタイヤの温度が得られなかった」

    「ここではそれが鍵だし、もうプッシュすることができなかった。とにかくスライドしていたし、完走することに決めた」

    マックス・フェルスタッペンは、レース中に無線で報告されたブレーキの問題なかったとし、ホンダのスペック2エンジンも問題なく走っていたと語る。

    「ブレーキの懸念がどこから出てきたのかわからない。彼らはとにかくダッシュボードに従おうよう伝えてきたけど、ブレーキにまったく問題はなかった」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ホンダF1 「スペック2のICEは問題なく機能したが2台リタイアは残念」

    ホンダF1 「スペック2のICEは問題なく機能したが2台リタイアは残念」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    ホンダは今週末のF1アゼルバイジャンGPでレッドブルとトロロッソの4台にアップグレード版“スペック2”エンジンを投入。マックス・フェルスタッペンは4位入賞を果たしたが、アレクサンダー・アルボンは11位、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトはリタイアという結果に終わった。

    「今日のレースは、スペック2のICEを導入した初戦ということもあり、4台完走を目指していましたが、残念ながら2台がリタイアとなってしまいました」

    「フェルスタッペン選手はいつも通りの安定した走りで、3戦連続となる4位を獲得してくれました。一方で、ガスリー選手とクビアト選手が、それぞれマシンのトラブルとレース中のアクシデントによりリタイアとなってしまったことはとても残念でした。また、完走を果たしたアルボン選手についても、あと少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく思っています」

    「新しいスペック2は週末を通して問題なく機能しましたので、さらなるデート分析を進め、次のスペインGPに向けて準備を進めます。今後とっもチームと一緒に前進を続けていければと思います」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ダニール・クビアト 「リカルドとのことは水に流して次に進む」

    ダニール・クビアト 「リカルドとのことは水に流して次に進む」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    ソフトタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、ペースが上がらないとみると、5周目で早々にピットインし、ミディアムタイヤに交換。チェッカーまで長いスティントで走る戦略に切り替る。

    しかしながら、31周目、ダニエル・リカルド(ルノー)に不運な形で接触されてフロアを破損したことにより、リタイアすることになった。

    ダニール・クビアトは、ダニエル・リカルドは自分のミスを認めており、水に流して次に進むと語る。

    「自分の責任でないのにレースをリタイアしなくてはならなかったことが残念でならないが、このようなことはレースで起こり得るので、仕方がないことだと思う」

    「リカルドは自分のミスだと認めているし、彼との間に問題はなく、水に流して次に進もうとしている」

    「ポイント獲得も可能だと思って挑んだレースだったので、もちろんこの結果は残念だが、あのときはなす術なしだったと思う」

    「昨日の予選ではマシンに大きな手応えを感じていたが、今日の決勝ではタイヤのマネージメントに苦戦した。なにが原因かを解明し、次のレースへ向けて準備を進めたいと思う。マシンのパッケージは十分に戦えるものなので、必ず僕たちのときがやってくると信じている」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • アレクサンダー・アルボン 「ポイント獲得まであと一歩だったので悔しい」

    アレクサンダー・アルボン 「ポイント獲得まであと一歩だったので悔しい」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを11位で終えた。

    ソフトタイヤでスタートしたアレクサンダー・アルボンは、11番手からクリーンなスタートを切るが、ライバルよりも引っ張った形で12周目にピットインすると、ピットアウト後は最後尾までポジションを落としてレースに復帰する。

    その後も手堅い走りを続け、入賞圏内に迫るが、最後は11位。惜しくもポイントまであと一歩のところでレースを終える形になった。

    「ポイント獲得圏内にあと一歩のポジションで終わってしまったことが悔しくてならない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「スタートはまずますだったが、前方を阻まれブロックされたとき、タイミング悪く間違った方向にマシンを逃がしてしまったことで1コーナーの壁をかすってしまったので、その後の数コーナーは気をつけながら走行を続けた」

    「以降、マシンのペースは安定していたけど、ピットインのタイミングが少し遅かったことによりタイムロスをしてしまった気がする。ピットイン後はすべてのマシンの後ろでコース復帰をし、ポジションを落としてしまった」

    「中団チームの差がどれもわずかで、その中でポジションアップを狙うには、ペースに他よりも大きなアドバンテージがないと難しいことだ。最終的に、何台かオーバーテイクもでき、レースを楽しむことができた。それがなによりも重要なことではないかと思う!」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • ピエール・ガスリー、悔しいリタイアも「正しい方向へ前進している」

    ピエール・ガスリー、悔しいリタイアも「正しい方向へ前進している」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アゼルバイジャンGPの決勝レースをドライブシャフトのトラブルによってリタイアで終えた。

    金曜のセッション中のペナルティーによりピットレーンからスタートしたピエール・ガスリーは、ミディアムタイヤでスタートすると力強い走りでポジションを上げ、一時はフェルスタッペンの直後まで順位を上げる。

    決勝日の路面コンディションの中ではソフトタイヤよりもペースがよかったミディアムタイヤを38周目まで引っ張るが、11周を残したところでドライブシャフト破損によりリタイアを喫することになった。

    「今回のレースウィークは、今までの3戦よりずっといい週末となった。マシンにさらに慣れ、自分が思ったような走行ができるようになった。予選ではQ1を上手くまとめることができ、いいパフォーマンスを見せられたと思う」

    「レースではピットレーンスタートとなってしまったため、前方でポジション争いをするには難しい位置だと分かっていたが、ポイントを獲得するには十分な速さがマシンには備わっていると感じていた」

    「決勝中も6番手までポジションアップして上手く進んでいたが、ドライブシャフトのトラブルにより完走することができなかった」

    「結果的には、僕自身はあらゆる状況に上手く適応できたレースウィークだったと感じているし、チームの方向性は正しかったと思う。マシンの挙動も予測がつきやすく、僕自身もアプローチを変えた部分がある。まだ改善すべきことはあるが、一戦ごとにチームとともに正しい方向へ前進していると信じている」

    関連:F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

  • F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

    F1アゼルバイジャンGP 結果 | バルテリ・ボッタスが今季2勝目!

    2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPの決勝が4月28日(日)にバクー市街地サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が優勝。2位にもルイス・ハミルトンが続いてメルセデスが開幕から4戦連続で1-2フィニッシュを達成した。

    ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが4位入賞、ピエール・ガスリーはリタイア。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが11位、ダニール・クビアトはリタイアでレースを終えた。

    第4戦の舞台となるのペルシャ語で“風の街”を意味するバクー。バクー市街地コースは、序盤と終盤の高速エリアの間に驚くほどトラック幅の狭い市街地エリアが挟まれ、歴史あるエリアと新しいエリアがミックスされている。ピットストレートはレース中に最もスピードが出るエリアでもある。グランドスタンド前の2.1kmのストレートはマシンのパワー差が顕著にあらわれる。

    ピレリはF1アゼルバイジャンGPのタイトとしてC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)を選択。これは2018年のミディアム、ソフト、ウルトラソフトに相当する。決勝ではC1とC2ののいずれか1セットを使用しなければならない。

    現地時間14時10分。気温20.1℃、路面温度43.3℃と今週末では高い気温のなか51周のレースはスタート。毎年波乱を生むF1アゼルバイジャンGPだが、今年はクラッシュによるセーフティカーももなく、比較的クリーンなレースとなった。

    優勝はポールポジションからスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタス。スタートではルイス・ハミルトンとのバトルを展開したが、トップをキープした後はレースをコントロール。終了間際にはルイス・ハミルトンにDRS圏内まで迫られるシーンもあったがリードを守りトップでチェッカー。通算5勝目、今シーズンは開幕戦以来となる2勝目を挙げた。昨年はリードしていた残り3周でデブリを踏んで後退。“やり残した仕事”を完了した。

    2位にはルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが開幕から4戦連続となる1-2フィニッシュ。タイトル争いで大きなリードを築くことになった。

    3位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。フリー走行では速さを見せていたフェラーリだったが、最終的にメルセデスから10秒以上遅れてのフィニッシュとなった。

    4位はレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。トップ3を争える速さはなかったが、再びフェラーリ勢に割って入り、3戦連続での4位入賞となった。

    5位はフェラーリのシャルル・ルクレール。9番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたルクレールは、残り4周目にソフトタイヤに交換してファステストラップを狙いにいき、ファイナルラップで1分43秒009をマークしてファステストラップを達成。1ポイントのボーナスポイントを獲得した。

    以下、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、今シーズン初ポイントのカルロス・サインツとランド・ノリスとマクラーレン勢がダブル入賞、ランス・ストロールも9位入賞でレーシングポイントもダブル入賞、ピットレーンスタートのキミ・ライコネン(アルファロメオ)が10入賞を果たした。

    ホンダ勢はトロロッソ・ホンダが2.699秒差で惜しくも11位。ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)は駆動を失ってリタイア。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)はダニエル・リカルド(ルノー)から不必要な接触を受けてリタイアとなった。

    2019年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP 決勝結果

    順位 No ドライバー チーム GAP INT
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス    
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1.524 1.524
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 11.739 10.215
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 17.493 5.754
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 69.107 51.14
    6 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 76.415 7.309
    7 55 カルロス・サインツ マクラーレン 83.826 7.410
    8 4 ランド・ノリス マクラーレン 100.268 16.442
    9 18 ランス・ストロール レーシングポイント 103.815 3.548
    10 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1L 19.174
    11 23 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ 1L 2.699
    12 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1L 2.493
    13 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1L 27.769
    14 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1L 24.964
    15 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 2L 50.158
    16 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 2L 33.096
      10 ピエール・ガスリー レッドブル    
      8 ロマン・グロージャン ハース    
      26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ    
      3 ダニエル・リカルド ルノー    

    ■F1アゼルバイジャンGP レース展開
    トップ10内ではシャルル・ルクレール、それ以外ではウィリアムズの2台、ピエール・ガスリー、ロマン・グロージャンがミディアムタイヤをスタートタイヤに選択。それ以外はソフトタイヤでスタート。

    スタートからバルテリ・ボッタスからルイス・ハミルトンがサイド・バイ・サイドのバトルを展開するが、最終的にボッタスがその戦いを制してリードを広げる。セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンを抜いて4番手に浮上している。

    4周目にダニール・クビアトがピットインしてミディアムタイヤに交換する。

    6周目にマックス・フェルスタッペンがセルジオ・ペレスをようやく攻略して4番手に順位を戻す。3番手のセバスチャン・ベッテルとの差は4秒だ。翌周にはミディアムスタートのシャルル・ルクレールもペレスをかわして5番手まで順位を上げる。ピットレーンスタートだったキミ・ライコネンがソフトからミディアムタイヤに交換する。

    10周目、エンジンブレーキへの不満を訴えていたマックス・フェルスタッペンをシャルル・ルクレールがオーバーテイクして4番手に浮上。ピットレーンからミディアムタイヤでスタートしたピエール・ガスリーが8番手まで順位を上げている。ソフトタイヤでスタートした多くのドライバーがミディアムに交換。12周目には3番手を走行していたセバスチャン・ベッテルもミディアムに交換する。

    12周目、トップを走行していたバルテリ・ボッタスがミディアムに交換。ベッテルの前でコースに復帰する。翌周にはルイス・ハミルトンがミディアムタイヤに交換して同じくベッテルの前でコースに復帰する。

    14周目、マックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤに交換。ピエール・ガスリーの後ろの6番手でコースに復帰する。コース上の全員がミディアムタイヤ。

    17周目、マックス・フェルスタッペンがまだタイヤ交換をしていないピエール・ガスリーをオーバーテイク。

    32周目、バルテリ・ボッタスがまだピットインしていないシャルル・ルクレールを抜いてトップに浮上。後方ではダニール・クビアトとダニエル・リカルドがバトル中にコーナーを曲がり切れずにオーバーシュート。エスケープゾーンから出ようとしたリカルドがバックでクビアトに接触。ポイント圏内だったクビアトは17番手まで順位を下げ、リカルドはリタイア。後にクビアトもリタイアとなる。

    33周目、ルイス・ハミルトンがシャルル・ルクレールを抜いてメルセデスが1-2体制となる。翌周にはセバスチャン・ベッテルがルクレールを抜いて3番手に浮上。ここでルクレールがソフトタイヤに交換する。

    39周目、6番手を走行していたピエール・ガスリーがスローダウン。エスケープゾーンでリタイアする。バーチャルセーフティカーが導入される。ロマン・グロージャンがピットでレースをリタイアする。

    48周目、5番手を走行していたシャルル・ルクレールがソフトタイヤに交換してファステストラップを狙いにいく。ルイス・ハミルトンがバルテリ・ボッタスとの差をDRS圏内まで詰めていくが届かない。

    ファイナルラップでシャルル・ルクレールが1分43秒009をマークしてファステストラップを達成。バルテリ・ボッタスが今季2勝目を挙げる。