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  • MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 第15戦 タイGP プレビュー

    マルク・マルケス、最高峰クラス4連覇なるか
    10月4日から6日までの3日間、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで、第15戦タイGPが開催される。チャーン・インターナショナル・サーキットは、2015年にスーパーバイク世界選手権(SBK)が行われ、MotoGPは18年に初回大会が行われた。今年が2回目の開催となる。

    チャーン・インターナショナル・サーキットは、首都バンコクから東に約400kmの場所に位置する。カンボジア国境に面するブリーラム県にあり、コースは一周、4.554km。前半区間はロングストレートが続き、中盤から後半にかけては中速コーナーが続くテクニカルセクションとなる。パッシングポイントの少ない難しいレイアウトのため、予選から激しい戦いが予想される。

    14戦を終えて総合首位のマルケスは、総合2位のA・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に98ポイント差をつけ、タイトルに王手をかけた状態で今大会を迎える。マルケスは昨年、72ポイント差でタイGPを迎え、決勝レースでドヴィツィオーゾとのし烈な優勝争いを制し、タイトル獲得に王手をかけた。今年は最高峰クラス4連覇、通算6回目のタイトル獲得に世界中が注目することになる。

    昨年は、最高気温が32℃、路面温度が49℃という厳しい条件の中でレースが行われた。マルケスは、予選、決勝ともにすばらしい走りを見せてポールトゥウイン。初開催のMotoGPを見ようと集まった10万人を超える大観衆を魅了した。今年は14戦を終えて8勝を含む13回の表彰台獲得と安定した戦いを続けてきた。今大会もRC213Vのパフォーマンスを存分に発揮し、大会2連覇とタイトル獲得に挑む。

    14戦を終えて総合9位のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、昨年の大会ではタイヤのパフォーマンスをうまく引き出せなかったが、厳しい状況の中で7位とまずまずの結果を残した。フリー走行は3番手と好調なスタートだったが、最終的に、暑さと厳しい路面コンディションにセットアップを合わせ切れなかった。今年は昨年の課題を参考にセットアップを進め、RC213Vのパフォーマンスを引き出し、今季3回目の表彰台獲得に挑む。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、後半戦に入って、さらに大きなステップを刻む意気込みだ。昨年の大会では、レース序盤に転倒を喫し、再スタートを切りましたが22位という残念な結果だった。フリー走行、予選はまずまずの内容だっただけに悔しい結果だった。今年は昨年の経験を活かし好リザルトを目指す。そして、ホームグランプリとなる次戦日本GPに向けて勢いをつける意気込みだ。

    ケガから復帰4戦目となるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、体調も徐々に回復しており、今大会はベストリザルトを目標に挑む。ドゥカティで参戦した昨年は、初日のフリー走行で転倒を喫し大会を欠場した。今年は、フリー走行、予選、決勝と着実に前進していく意気込みだ。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「アラゴンはすばらしい週末になりました。ホームの観客の前で優勝できてとてもうれしい気持ちになりました。この自信とエネルギーをタイでもキープし、力強い週末にしたいと思います。環境が変わってもレースウイークへのアプローチは変わりません。日曜日の決勝レースで、できる限り強くなれるように自分の仕事をします。昨年のタイGPはとてもエキサイティングなレースになりました。今年もファンのためにいいレースができることを願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合9位)
    「ミサノに比べて、アラゴンではかなりいいレースができました。引き続きタイGPとそれに続く遠征シリーズで前進できることを願っています。昨年は力強いレースができたので、今週末もいいレースができると思います。マシンのブレーキングと自分の走り方を活かせれば、いくつかのコーナーでアドバンテージを築けると思います。Hondaとチームのスタッフは、いつもすばらしい仕事をしてくれています。みんなの努力が結果に反映されることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 総合12位)
    「ヨーロッパを離れての遠征戦は、僕にとって本当に重要なレースになります。前戦アラゴンGPを終えて、いったん日本に戻り、それからタイに向かいました。短い移動なので、時差ぼけも少なくて済みます。タイのサーキットは好きです。とてもシンプルなレイアウトですが、簡単ではありません。しかし、Hondaとは相性がいいサーキットだと思います。天候と路面コンディションに合うベストな戦略を見つけたいと思います。目標はすべてのセッションでトップ10に入ることです。チャンスがあれば、決勝ではトップ6かトップ7を狙います。これが今週末の目標です。いい天気になることを願っています」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 総合19位)
    「昨年のタイGPはあまりいい週末ではありませんでした。大きな転倒をしてしまい、レースに出られなくなってしまいました。今年はレースを完走したいと思います。昨年のマルク(マルケス)の走りを見るとマシンはこのサーキットとの相性もよく、いいレースができると思います。アラゴンは難しいレースでしたが、今週末はいい週末になることを願っています。プラクティスセッションで、ペースがよくなってきていることを感じています。このポテンシャルを発揮することが、今大会の目標です」

  • レッドブル・ホンダ 「我々のパッケージはうまく機能している」

    レッドブル・ホンダ 「我々のパッケージはうまく機能している」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ロシアGP初日のレッドブル・ホンダのパフォーマンスに満足しており、グリッド降格ペナルティはあるものの、土曜日にはポールポジションを争えると考えていると語る。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがFP1で2番手タイム、そして、FP1ではタイムシートのトップに立った。

    ホンダはF1ロシアGPで全4台に新品のスペック4エンジンを投入。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは5グリッド降格ペナルティを受けることが決定している。

    「シンガポールでの不調はもう過去のものであり、我々のパッケージはここで機能している」とヘルムート・マルコは ORF にコメント。

    「このパッケージであれば、フィールドのトップに追いつくことができ、土曜日にはポールポジションも争えると考えている」

    ヘルムート・マルコは、レッドブルはホンダのホームレースである次戦F1日本GPで良いパフォーマンスを披露していると考えていると語る。

    「鈴鹿でのグランプリに向けて取り組んでいる。我々の3つ目のホームレースであり、現在、最も重要なレースだ。今の懸念は5グリッド降格だけだ」

    レッドブル・ホンダは今週末エンジンペナルティを消化することで、このままトラブルが起きなければ、日本GPでは通常のグリッドで勝利のために戦うことができる。

  • トロロッソ・ホンダ 「ペースもマシンバランスにもそれなりに満足」

    トロロッソ・ホンダ 「ペースもマシンバランスにもそれなりに満足」

    トロロッソ・ホンダのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1ロシアGP初日の作業を振り返った。

    FP1ではダニール・クビアトのマシンにオイル漏れが発生。計画していたプログラムはすべてピエール・ガスリーが担うことになった。そのデータをもとにFP2にむけて変更を施した結果、ガスリーは6番手タイムでセッションを終えている。

    「今日は我々にとって簡単には進まなかったが、それでもFP2を終えて全体的には満足していると言っていいと思う」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「2台ともにフレッシュなPUを投入しており、それによってピエールは5グリッド降格ペナルティを受け、ダニー(クビアト)はグリッド後方に下がることになる。残念ながら、FP1の最初のラップを走った後でダニーのマシンに燃料システムのトラブルが発覚し、ホームレースで後れを取ることになってしまった。反対側のガレージではFP1にピエールのマシンでしっかりとマイレージを稼いだ」

    「このトラックにはC4コンパウンドが持ち込まれており、このクルマを制限すると把握しているハンドリング特性が出てくると予想していたので、メカニカルおよび空力のテストアイテムの大量なプランを持ってやって来た。ダニーが走れなくなったことを受け、それらすべての作業がピエールのプログラムに移されたため、あのセッションはデータ収集に励み、これらのアイテムがどのような競争を示すのか理解することが重要となった」

    「その後、そのすべてからベストなものを選定し、FP2以降の2台に適用させられるようにFP1からFP2にかけて多くの分析を行った。それなりの競争力があったので、変更が機能していることを示していたと思うし、そこは良い部分だ。路面温度が低かったことも助けとなり、我々のパッケージに適していたように思う。ショートランのパフォーマンスもまずまずだ。それはピエールにとってとりわけ重要なことだ。5グリッド降格ペナルティがあるが、それでも明日の予選でベストを尽くすためには重要になる」

    「ダニーに関しては別の状況なので、主にはロングランに集中し、こちらもとてもポジティブだったと思っている。ペースを公平にするためにも摩耗具合を確認しなければならないが、マシンバランスは良いと思っており、今日の締めくくりにはとても満足している」

  • アレクサンダー・アルボン 「フロアにダメージを負って貴重な時間を失った」

    アレクサンダー・アルボン 「フロアにダメージを負って貴重な時間を失った」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1ロシアGP初日にコースオフしてフロアにダメージを負うトラブルもあり、10番手タイムでセッションを終えた。

    F1マシンでは初めての走行となったソチでの最初のセッションでアレックス・アルボンは6番手だった、FP2では4コーナーでワイドに出てしまい、その際にマシンフロアにダメージを負ってしまう。

    修復のためにガレージ作業を余儀なくされ、さらにセッション後半に行った燃料が少ない状態での走行時にトラフィックにひっかかってしまい、10番手でセッションを終えることとなった。

    「今朝のFP1はいいセッションとなったが、午後のFP2では4コーナーでワイドに出てしまった時にフロアにダメージを負い、残念なことに修復作業で時間を失うこととなってしまった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「そのため、予定が遅れてしまい、コースに復帰した時にはロングラン走行を試しているライバル勢のトラフィックにより、クリーンラップで走行することができなかった。トラブルを避ける努力をしながら走行していた。しかしボッタスが後ろにいると知らされた時、そのさらに後ろにハミルトンがいることをしらなかったため、彼のライン上の邪魔をすることとなってしまった。こういったことは起こってしまうことではあるが、もっといろいろ試せたことも多かったはずなので貴重なセッションの時間を無駄にしてしまったことは非常に残念だ」

    「しかしチームメートのフェルスタッペンがトップタイムということは、マシンの調子がいい方向へ戻ってきた証拠なので、とてもうれしい結果となった。マシンのペースはよく、速さを見せていると思う。明日は自分の走行に集中して、クリーンな走行ができるよう努める。時間がかかることだが、徐々にマシンへの自信もつけられてきているし、シンガポールGPの時と比べると、この週末はだいぶ期待の持てるレースウイークになると感じている」

  • マックス・フェルスタッペン 「5グリッド降格だが予選ではベストを尽くす」

    マックス・フェルスタッペン 「5グリッド降格だが予選ではベストを尽くす」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ロシアGP初日のフリー走行でトップタイムをマーク。『5グリッド降格となるが予選ではベストを尽くす』と語った。

    マックス・フェルスタッペンはFP1で4台のHondaパワーユニット搭載マシンをリードし、トップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)からわずか0.1秒以内差で2番手タイムを記録。そして、午後のセッションでは0.3秒もの差をつけてトップタイムを記録した。

    マックス・フェルスタッペンは、新品のスペック4エンジンの投入によって決勝では5グリッド降格ペナルティを科せられるが、それでも予選ではベストを尽くすと語る。

    「どちらのタイヤコンパウンドでもマシンに手応えを感じることができ、初日をポジティブな結果で終えることができた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「今日のセッションでは独自のセットアップのプログラムを行い、いいバランスで走行することができた。特に最終セクターで調子がよかったが、長いストレートのある第1セクターでも同じく手応えを感じる走行ができた。マシンの調子がいい時は最終セクターでそのよさを感じることができる」

    「シンガポールGPのレースウイークで苦戦した分、この週末のフィーリングはとてもすばらしく感じている。明日は雨が降る予報がされているので状況は変わってきそうだが、そんなコンディションでもマシンが今日のような調子のよさを見せてくれることを願っている」

    「グリッド降格のペナルティーにより決勝では5グリッド降格となりますが、もちろん明日の予選でベストを尽くす。特にこのサーキットはオーバーテイクが可能なコースなので、速さがあればトップ争いができる前方までポジションアップすることも可能だと思う。まだ初日なので、これから他チームも改善をしてくる中で確かなことは言えないが、今日は期待のできるスタートを切れたと思う」

  • F1ロシアGP フリー走行1回目 | ルクレールにフェルスタッペンが僅差で続く

    F1ロシアGP フリー走行1回目 | ルクレールにフェルスタッペンが僅差で続く

    2019年のF1世界選手権 第16戦 ロシアGPのフリー走行1回目が9月27日(金)にソチ・オートドロームで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が0.082秒の僅差で続いた。

    シンガポールGPとの連戦となるロシアGP。2014年に冬季オリンピックが開催されたオリンピック村の周囲に公道とクーロズドコースが混在したソチ・オートドロームは、ベルギーのスパ・フランコルシャン、イギリスのシルバーストンに次ぎ現在3番目に長いコース全長5.9kmを誇る半常設のサーキット。

    90度コーナーが多い市街地コースのようなレイアウトとなっており、高速区間や中速コーナーなど、さまざまな要素が組み合わされたテクニカルコースとなっている。

    夏休み後、フェラーリがローダウンフォースのスパとモンツァ、ハイダウンフォースのシンガポールとタイプの異なるサーキットで3連勝を果たしており、その両方の特性を兼ね備えたソチではフェラーリの真価が問われるグランプリになるともいえる。

    ピレリは、ソチ・オートドロームにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という3種類のコンパウンドを選択。レースではC2とC3のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C4は予選Q3で使用しなければならない。

    金曜日のソチの天候は晴れ。現地時間11時に気温22.9度、路面温度25.3度のドライコンディションで90分間のFP1セッションはスタートした。

    開始25分が経過した時点でダニール・クビアトが駆動を失ってコース上でストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。ホンダ勢は、ロシアGPで新品のスペック4エンジンを投入。クビアトは後方スタートが決定している。

    折り返しとなる45分でタイムシートに立ったのはルイス・ハミルトン。だが、ブレーキのフィーリングに納得のいっていないハミルトンは、ブレーキディスクを交換している。2番手にもバルテリ・ボッタスが0.143秒差で続き、3番手のシャルル・ルクレールはトップから0.444秒差。出だしはメルセデスが速さをみせる。

    その後、各チームが路面の進化に合わせてそれぞれショートランとロングランのプログラムを実施していく。

    F1ロシアGP フリー走行1回目のトップタイムは、フェラーリのシャルル・ルクレールの1分24秒462。2番手にはフェラーリ勢に割って入るかたちで0.082秒の僅差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手には0.543秒差でセバスチャン・ベッテルが続いた。

    4番手のバルテリ・ボッタスはルクレールから0.736秒差だが、上位3名がソフトタイヤでタイムを出したのに対し、ミディアムタイヤでタイムを出している。タイヤと燃料、タイムを出したタイミングを差し引けば、上位争いに絡めるパフォーマンスだ。

    ホンダF1エンジン勢では、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンがトップから1.022秒差の6番手、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが12番手。マシントラブルでわずか5周の走行で終えたダニール・クビアトは、パワーユニット自体に問題はなく、燃料系のトラブルであると伝えられている。

    終盤間際、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のDRSが壊れるトラブルが発生。また、残り30秒でダニエル・リカルド(ルノー)がクラッシュ。リアウイングが落ちそうな状態でピットに戻った。

    F1ロシアGP フリー走行2回目は、この後21時(現地時間15時)から行われる。

    2019年 第16戦 F1ロシアGP フリー走行1回目 結果

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分34秒462   20
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分34秒544 0.082 25
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分35秒005 0.543 20
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分35秒198 0.736 28
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分35秒411 0.949 22
    6 23 アレクサンダー・アルボン レッドブル 1分35秒484 1.022 22
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分35秒740 1.278 21
    8 3 ダニエル・リカルド ルノー 1分36秒287 1.825 20
    9 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分36秒321 1.859 27
    10 8 ロマン・グロージャン ハース 1分36秒516 2.054 23
    11 55 カルロス・サインツ マクラーレン 1分36秒523 2.061 28
    12 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分36秒538 2.076 25
    13 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分36秒596 2.134 21
    14 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1分36秒714 2.252 26
    15 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分36秒770 2.308 22
    16 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分36秒844 2.382 30
    17 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分37秒328 2.866 18
    18 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1分38秒520 4.058 27
    19 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1分38秒550 4.088 5
    20 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分38秒670 4.208 29
  • ホンダF1 「過去のデータがあるのでエネルギーマネジメントは問題ない」

    ホンダF1 「過去のデータがあるのでエネルギーマネジメントは問題ない」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ロシアGPへの意気込みを語った。

    ロシアのソチで行われる一戦は、ダニール・クビアトのホームGP。コーカサス山脈のふもとに位置するサーキットは、公道とサーキット専用コースが入り交じるレイアウトだが、路面のグリップは高く、ドライバーは限界までプッシュすることができる。

    「高速サーキットのモンツァ、低速なストリートサーキットのシンガポールという特徴的なトラックでのレースを経て、今回は比較的『普通のサーキット』と呼べるソチでのレースに臨みます」と田辺豊治はコメント。

    「ここは90度コーナーが数多く存在していることが特徴で、 PUとしてはシンガポールと同様にコーナー出口から速く立ち上がるためのドライバビリティが求められます。ストレートが長いことも特徴ですが、エネルギーマネジメントについては過去のデータもあるので、大きな問題になるとは考えていません」

    「シンガポールではパフォーマンス的に難しい状況下で、表彰台を獲得することができました。今回のソチでもポジティブな結果を残すべく、限られた時間のなかでチームとともに準備を進めます」

    関連:2019年 F1ロシアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • レッドブルF1代表、フェラーリの“ジューシー”な燃料に未だ着目

    レッドブルF1代表、フェラーリの“ジューシー”な燃料に未だ着目

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、フェラーリが燃料面で何か特殊なことを行っているのではないかと未だ着目している。

    今年、フェラーリがストレートスピードで大きな優勢性を持っていることが明らかになった後、クリスチャン・ホーナーは「フェラーリのガレージで燃料はグレープフルーツジュースのような匂いがする」と語っていた。

    当時、その発言はフェラーリの不正を疑ってものではないとし、フェラーリが開発の重要なエリアで非常に優れた仕事をしていると語っていた。

    フェラーリは、夏休み後のレースで3連勝。高速サーキットのスパ・フランコルシャルとモンツァでの勝利に加え、苦戦すると考えられていたシンガポールでの勝利はライバルチームに脅威を与えている。

    「非常に印象的だ。現在、彼らはF1のエンジン部門のベンチマークだ」とクリスチャン・ホーナーは Channel 4 にコメント。

    「メルセデスは4年半の間そこにいた。だが、突然、彼らは仕返しを受け、弾道のスピードの痕跡を目にしている」

    「フェラーリのスタッフには脱帽だ。彼らは馬力を引き出す方法を見つけた。そのギャップを縮めるられるかは残りの部分での競争次第だ」

    クリスチャン・ホーナーは、フェラーリがパフォーマンスの急上昇をどこから見つけたかはわらないが、単純な“特効薬”によるものではないと考えている。

    「正直なところ、私にはわからない。フェラーリは非常にクローズドな店だからね」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「彼らは限界を押し広げており、その一部は電気エネルギーから来ていると考えざるを得ない。燃焼において、彼らはかなりジューシーな燃料を走らせていると思う」

    「おそらく組み合わせだ。通常、これらのことに決して特効薬はない。おそらく要因の様々な組み合わせだ」

    レッドブルは、F1ロシアGPで燃料パートナーであるエクソンモービルの新燃料が投入し、ホンダのF1エンジンから最大で0.5秒のパフォーマンスを引き出すことされている。

    エクソンモービルのテクニカルアドバイザーを務めるダリオ・イゾは「昨年、ハンガリーGPで新しい混合物を導入したが、チームは0.1~0.5秒のタイム短縮を果たしたと見積もっている」とコメント。

    「シーズン終了までに再び0.1~0.5秒を見い出すことができれば、我々は満足できるだろう」

    クリスチャン・ホーナーもエクソンモービルの燃料によるゲインに期待している。

    「我々もエクソンモービル(レッドブル・ホンダのサプライヤー)とともにいくつか良いゲインを得ているし、彼らはホンダとのパートナーシップで非常に懸命に仕事をしている」

    「燃料は制約のない事実上自由でオープンなエリアであるために、開発に関して特に関心のある分野だ。その分野には間違いなく入手可能なパフォーマスがある」

    昨年、フェラーリの燃料パートナーであるシェルは、フェラーリのエンジンゲインの21%が同社の製品によるものだとの分析結果を発表している。

  • ホンダ、F1 & MotoGP 日本GP特別展示を開催

    ホンダ、F1 & MotoGP 日本GP特別展示を開催

    ホンダは、10月13日(日)に開催される「2019 FIA F1世界選手権シリーズ第17戦 日本グランプリレース」と、10月20日(日)に開催される「2019 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL 日本グランプリ」をテーマにした特別展示をHondaウエルカムプラザ青山で開催中している。

    ホンダは、1959年6月3日に日本の二輪車メーカーとして初めて、時の世界最高峰であるFIM ロードレース世界選手権(WGP)のマン島T.T.レースの125ccクラスに出場。

    その後、挑戦の歴史は二輪車にとどまることなく、1964年には四輪車の最高峰レースであるFIA フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)のドイツGPに参戦した。

    初参戦から60年を経た2019年の現在も、ホンダは頂点のMotoGP、F1に挑戦し続けている。今回、参戦60周年を記念し、往年の車両を展示。あわせて、現代へ続く二輪、四輪それぞれの参戦史も掲示しており、その足跡を振り返ることができる。

    展示車両 展示期間
    RC162(二輪:1961年 WGP参戦車両) 9月18日~10月20日(予定)
    RC213V(二輪:2014年 MotoGP参戦車両) 9月18日~10月16日および10月17日~20日(予定)
    RA273(四輪:1966年 F1世界選手権参戦車両) 9月18日~10月20日(予定)
    STR13(四輪:2018年カラー・ショーカー) 9月18日~10月7日(予定)

    なお、ツインリンクもてぎ(栃木県)のHonda Collection Hallでも「ホンダ世界選手権参戦60周年記念特別展示」を行っている。

    ■ ご来場についての注意事項
    ※Hondaウエルカムプラザ青山の開館時間は10:00~18:00となっております。
    ※当館の駐車駐輪場には限りがあります。なるべく公共交通機関のご利用をお願いいたします。なお、満車の場合は駐車をお断りする場合がございます。
    ※当館の駐車駐輪場の入出庫可能時間は10:00~18:00で、時間外の入出庫はできません。
    ※館内への飲食物のお持ち込み、ペットを連れてのご入館はお断りします。
    ※館内および敷地内には喫煙場所はありません。

  • ホンダF1 | 2019年 第15戦 F1シンガポールGP 決勝レポート

    ホンダF1 | 2019年 第15戦 F1シンガポールGP 決勝レポート

    緊張感高まる戦略的な一戦となったF1シンガポールGP決勝は、ホンダのF1パワーユニットを搭載する4台のうち3台がポイントを獲得。さらにレッドブル・レーシングのフェルスタッペンが表彰台を獲得する、すばらしい結果となった。

    レーススタート直後、マックス・フェルスタッペンはスタートポジションの4番手をキープ、そしてチームメートのアレクサンダー・アルボンも同じく6番手をキープしながら走行した。

    対照的に後方のトロロッソ・ホンダの2台は不運に見舞われてしまった。ダニール・クビアトはミディアムタイヤで14番手からスタートしたが、戦略が機能せず12周目にピットイン。ハードタイヤへ変更し、作戦を変更することとなった。チームメートのピエール・ガスリーはハードタイヤでスタートし、最初のスティントをできる限り長く走行した。レース半ばにミディアムタイヤへ変更するためにピットインするまでの間にはトップ3を走行するなど、素晴らしい走りを見せた。

    前を走るマシンのペースが上がらない中、フェルスタッペンは19周目にピットインを行い、ハードタイヤへと変更。その後、遅めのタイミングでピットインを行ったルイス・ハミルトンの前に出て、3番手へとポジションアップに成功した。同じくアルボンもフェルスタッペンの1周後にピットインし、ポジションアップとはならなかったものの、6番手をキープしながら走行した。

    その後フェルスタッペンは前をふさぐ2台のフェラーリに迫りながら、後につけるハミルトンからポジションを死守し、今期2勝を含む、4度目の表彰台を獲得した。

    アルボンは6位入賞。セーフティカー後のリスタートで、ガスリーはまずはランス・ストロールを、続いてキミ・ライコネン、ケビン・マグヌッセンを次々とオーバーテイクする勢いのある走りを見せ、8位で4ポイントを獲得した。

    同じくポイント獲得を狙ったクビアトだったが、1コーナーでライコネンのオーバーテイクを試みた時に接触。ピットインを余儀なくされ、15位で今大会を終えることとなった。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のレースでは、Aston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手の健闘と、チームの適切なストラテジーにより、予選4番手から一つポジションを上げて3位表彰台を獲得できました。このような形で週末を終えられたことはよかったと感じていますが、一方で、高速のサーキットである前戦のモンツァ続き、低速サーキットのシンガポールでも、フェラーリの速さが際立った週末でもありました。Red Bull Toro Rosso Hondaについては、ガスリー選手が力強い走りでオーバーテイクを見せ、チームにとって貴重なポイントを獲得しました。クビアト選手もいいペースで走行していましたが、接触の影響もありポイント圏外に終わりました。Honda勢4台の入賞は逃しましたものの、堅実な走りを見せたRed Bullのアルボン選手とともに、3台入賞を果たせたことはよかったと思っています。
    終盤戦でさらなる巻き返しを見せられるよう、これからもプッシュを続けます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ/3位)
    「もちろん常に優勝を目指して戦っていますが、オーバーテイクが難しいこのようなコースで、一つポジション上げて表彰台を獲得できたことはとても前向きな結果だと思います。さらにいい結果を期待していたレースウイークではありましたが、予選で他車が見せていたペースから考えると、3位は十分にいい結果ではないでしょうか。レースはタイヤをうまく機能させるためにペースをコントロールすることが重要であり、幸運もあり、今日はそれをうまく実践することができたようです。前方のルクレール選手がうまくタイヤをコントロールできずにペースが上がらず、それが原因で全車が僅差だったので、ハミルトン選手をオーバーテイクすることができました。ピットストップ後はペースもよく、セーフティカー解除後も3番手を手堅く走行していました。残り数周の時にニュータイヤを装着したハミルトン選手が迫ってきましたが、最後まで抑えることができました。ファン目線ではそこまでエキサイティングな一戦ではなかったかもしれませんが、僕たちにとってここはただの公道サーキットというだけでなく、体にはタフながらも走っていて非常に楽しいという側面もあります。このレースウイークは期待した結果には届きませんでしたが、引き続き次戦まで改善に努めたいと思います」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ/6位)
    「レース中のほとんどがタイヤをうまくマネージメントすることだったので、体力的には楽な一戦でした。最後の20周だけは、体がきついと感じるくらいのプッシュをしていました。6番手からスタートし同じく6番手でレースを終えたこのレースは「マネージメントとの戦い」と呼べるのではないでしょうか。レースというよりは、淡々とプロセスを消化するだけの走行に感じたときもありました。レース中ずっとメルセデスの後ろでつかえてしまったことも、フラストレーションが溜まりました。抜きにくいコースであるためピットストップでポジションアップを狙いましたが成功させることができず、さらに何度かセーフティカーが出てしまいました。2スティント目でボッタス選手をオーバーテイクしたかったのですが、メルセデスを抜けるほどのペースがありませんでした。最初から最後までシルバーのリアウイングを見続けながら走行したのは、全く楽しいことではありませんでしたが、僕がプッシュすれば彼もプッシュし、タイヤをセーブするタイミングも同じで、まるで前方のハミルトン選手を前に行かせるため僕を足止めしているのではないかと思うほどでした。とはいえ、初めてのシンガポールでのレースは結果的にポジティブな一戦となりました。ペースもだいぶよくなり、前進していると感じています。レース中にも関わらず、スピードアップにつながるテクニックを見つけることもできました。驚いたことに観客の中にタイの国旗を持ってきてくれた方々が大勢いて、ここでの一戦が僕にとってもとても特別なレースになりました」

    ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ/8位)
    「レースをとても楽しむことができました。最初のセーフティカーのタイミングではうまくいかなかったこともありましたが、終盤はとてもエキサイティングなレースになりました。序盤はうまくいっていましたし、その時は、気付いていなかったのですが、ピットストップをする数周前には2番手を走行していたぐらい速さを見せることができました。しかし、セーフティカーのタイミングが悪く、3、4ポジション落としてしまい、とてもフラストレーションの溜まる瞬間でした。その後のライコネン選手をオーバーテイクすることに、全力を尽くしました。マグヌッセン選手とストロール選手とのバトルはとてもエキサイティングでしたし、ポイント獲得でレースを終えることができました。とても気分がいい結果です。タフな一戦ではありましたが、コンストラクターズチャンピオンシップでは混戦になっているので、チームにとってはすばらしい成果を挙げた一戦になりました。チームと共に毎戦前進していると感じることができ、とてもうれしいです。引き続きシーズン残りのレースも、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」

    ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ/15位)
    「今日は僕の日ではなかったようです。今日のようなレースの時は、自分の非を認め、次のレースへと気持ちを切り替え進む必要があります。ポイント獲得のチャンスもありましたが、残念ながらそのチャンスをつかんで実現させることができませんでした。前方のマシンに引っかかり、納得のいく走行ができませんでした。言い訳はしたくありませんが、ミラーがなにかしらの理由で曇ってしまい視界がよくなかったため、余計なスペースを周りと取らなくてはならず、ディフェンディングするのに苦労してしまいました。ライコネン選手との接触によりマシンにダメージを負ってしまったことによりさらにレースは難しくなり、結果を妥協しなくてはならない、一戦となってしまいとても残念です」