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  • ルーカス・ディ・グラッシ 「出せる力は出し切った」

    ルーカス・ディ・グラッシ 「出せる力は出し切った」

    ルーカス・ディ・グラッシが、バルセロナでのホンダのテストを振り返った。

    ホンダは、2009年のドライバーを評価するためにバルセロナにルーカス・グラッシとブルーノ・セナという2人の若手ドライバーを招いた。

    2人には半分ずつ走行の機会が与えられ、ルーカス・ディ・グラッシは2日目のテストを担当した。

    ルーカス・ディ・グラッシ
    「今日は110周も走れたのですごく充実した一日だった。大満足だよ。新品タイヤで本格的に走ったのは初めてだったが、昨日のユーズドタイヤとの違いはかなりのものだ。新品タイヤだと、走るたびに速くなっていった。スリックタイヤはグリップ力がずっと高く、溝付きタイヤよりもドライブしやすくて安定度も高い。マシンのパフォーマンス、ラップタイムも含めた今日の走りにはすごく満足している。ジェンソンのタイムからは0.5秒遅れ。できるだけ近いタイムを出すことが、今日の目標だった。これ以上ない最高の一日だったと思う。出せる力は出し切ったって感じだ。とにかく、この貴重な経験をさせてくれたHondaに感謝したい。僕の今日のパフォーマンスに満足してくれているといいね」

  • 中本修平、今シーズンのホンダの不振を語る

    中本修平、今シーズンのホンダの不振を語る

    2008年シーズンを9位で終えたホンダF1チーム。

    今年はロス・ブロウンをチーム代表に迎え、新体制で出発したホンダF1チームが不振に陥った原因は何だったのか。そしてレギューレーションが大きく変わる来季以降の飛躍の可能性はあるのか。

    中本修平デピュティ・マネージング・ディレクターが今シーズンを振り返った。

    空力部門を大きく見直したこともあって、マシン開発が出発の時点から遅れた。そのツケが、今シーズンの結果につながったという印象ですか?
    確かに空力開発のスタートが遅れて、開幕時は苦しみました。でもその遅れは、シーズンを通してばん回したんですね。空力性能だけを取れば、ダウンフォースの絶対値はマクラーレン、フェラーリにはかなわないけれど、たとえばレッドブルなど中団グループには負けていないと思いますよ。ただ、各パーツの重量や剛性が、今一歩だったんですね。1月に新車を走らせた段階で、最低限の剛性が確保できていなかったし、重量も重かった。このままいくと剛性が低くなってしまうから、そうならないようにしようと足回りなどを作り直したりしたんですけれど、ばん回できるまでに至らなかった。

    それに関連して、タイヤの使い方には、最後まで苦労されてたようですが。
    2006年までのミシュランタイヤは比較的うまく使えていたのが、ブリヂストンはまったく違う。それをいかに使うか、最後まで苦労しました。2年かかっても、まだちゃんと使い切れていないようです。レース後のタイヤの顔を比較しても、ウチだけちょっと外してる。そう思わざるをえないことが多かった。タイヤに熱が入らないので、路面温度の低いコースではグレーニングが出てどうしようもない。さらにスパやインテルラゴスのように、去年より1段階固いスペックを持ってこられると、もう本当に苦労しました。

    ルノーはその辺り、進化が顕著でした。
    (ルノーは)前半、苦労していたけれど、こういう方向だろうとサスペンションを作り変えました。特にフロントですけれど。それで急に速くなりましたよね。要はフロントタイヤがちゃんと温まれば、アンダーステアが消える。アンダーが消えるから、フロントにダウンフォースを付けるのに、いたずらにフラップを立てたりする必要がない。逆にHondaはアンダーが出るので、フラップを立てる。そうしたら空気の流れが悪くなって、リアがナーバスになる。そういう悪循環でしたね。

    今季の低迷に関しては、症状も原因もわかっているのに、解決策が見出せなかったという印象です。
    そう。どう対処したらいいかわからないというのは、VDG(Vehicle Dynamist Group車両運動制御開発グループ)が弱いってことです。ロスが来た当初、どういう状況かって訊くから、空力は遅れが出ているけれど、対処しつつある。ちゃんと戦えると答えたんですね。でも、早くVDGにしかるべき人を、採った方がいいというアドバイスはしました。そして残念ながら、その通りの結果になったという感じですね。タイヤがうまく使えないというのは、VDGがきちんと機能していないということですからね。その辺を彼らが的確に指し示してあげないと、クルマは速くならない。剛性や重量、重量配分も、そうです。

    その戦力補強は、順調にいっている?
    すでにシーズン中から、やっています。ただ先方との契約の縛りもあって、実際に働き始めるのが年明けというケースもある。でも予定していたスタッフが揃えば、だいぶん様子は変わるはずです。特にVDGの戦力アップをするべく、がんばっている。その成果次第、新生VDGがどれだけ力を発揮するかの方が、大きいでしょうね。 実際にすでに来た人間を見ると、さすがロスだなと思いますね。彼でなければ、このクラスの人材が来てくれなかっただろうという。それはVDGに限らず、あちこちの部門にです。

    ロス指揮下で一年を戦ったわけですが、どんな感想を持ちましたか。
    マネージメントの面で、非常に腕を振るえる人なんですね。だから周囲に優秀なエンジニアが集まっていると、彼ならではの結果が出せる。でも今年のHondaは、残念ながらまだそこまではいっていなかった。その意味では、ロスの本当の能力発揮は、これからでしょう。だけどさっきも言ったように、さすがロスだなという人を採用もしている、彼らが手足となって動き出したら、相当な活躍が見込めると思いますよ。でも今年、これだけ成績が悪い中でも、彼はずっとハードワークを続けてきた。妥協しないでがんばるぞという姿勢を、みんなに見せようとしてますね。その意識は、徐々にチーム内に浸透している印象です。そういう意識改革は、時間のかかるものですけどね。とにかく人を早く揃えて、体制を整えることが重要ですね。

  • ホンダ:ブルーノ・セナがF1走行(バルセロナテスト初日)

    ホンダ:ブルーノ・セナがF1走行(バルセロナテスト初日)

    ホンダは、17日(月)からバルセロナでのテストを開始した。

    ホンダは、今回のバルセロナテストで、2つのプログラムを実行する。ジェンソン・バトンとアレキサンダー・ブルツが、2009年マシンの開発に集中する一方で、チームは、ルーカス・ディ・グラッシとブルーノ・セナの評価も行うことになる。

    2人の若手ドライバーは、プログラムに慣れるために初日は半日ずつ走行をシェア。午前中はルーカス・ディ・グラッシが走行を担当。まずはクルマに順応するためにグルーブタイヤで走行し、残りのセッションはスリックタイヤで走行を実施した。

    昼食の後、ブルーノ・セナがF1マシンで初走行を行った。ディ・グラッシと同様、最初はグルーブタイヤで走行を行い、セッションの中盤からスリックに履き替えて周回を重ねた。

    アレキサンダー・ブルツは、フロントウイングをはじめ、来シーズンのための様々なエアロコンポーネンツの評価とスリックタイヤでの走行というメインのテストプログラムを開始した。

    明日からは、ジェンソン・バトンがブルツからテストを引き継ぎ、2日間のテストを行う。もう1台のRA108は、ルーカス・ディ・グラッシが明日フルでテストを行い、最終日となる水曜日はブルーノ・セナが終日テストを担当する。

    アレキサンダー・ブルツ

    アレキサンダー・ブルツ

    「スリックタイヤにするとコックピットからの眺めがずっと良くなるね! 僕はスリックタイヤでのドライビングスタイルを好むドライバーなので、ようやくレギュレーションが変更されたことを喜んでいる。まあ、もっと早く変更されていればこれでレースを走れたんだけど。今日のプログラムの主眼は、2009年用の空力コンポーネントをいろいろ試しながらタイヤに関するデータを収集することにあった。今後どうすればいいか、はっきりとした方向性が見えたので、今日の成果には満足している。今日は2人の若手の走りも見れたので良かった。どちらも非常に短時間でマシンを理解していたが、終日ドライブする明日、明後日でさらにどの段階まで進歩できるかが重要となる」

    ルーカス・ディ・グラッシ

    ルーカス・ディ・グラッシ ホンダ バルセロナ

    「Hondaマシンでのテスト初日は有意義なものとなった。今日の半日のプログラムでは、終日ドライブする明日に備えてマシンの感覚をできるだけつかむことに重点を置いた。今日は僕が最初にコースに出ることになったが、今朝の路面はすごく『グリーン(路面がタイヤかす等でクリアでない状態)』で状態が良くなるまでにはしばらくかかった。スリックタイヤで走ったのは今回が初めて。マシンも初めて乗るもので、2008年と2009年仕様の空力パーツが混在していることもあって僕にとっては全く新しい経験だったが、すごく楽しめた。今日はユーズドタイヤを使い、低ダウンフォース設定で走って様々なセットアップを試したが、明日のテストは自分の力を確かめるさらにいい機会となるだろう」

    ブルーノ・セナ

    ブルーノ・セナ

    「初めて経験するF1テストの初日は、期待していた通り最高だった。すごく楽しい一日でもあった。今朝は、自分の出番に向けてできる限りの準備を集中して行った。無線を聞きながら、チームがどのように作業を進めるのかを見て学んだ。気持ちはかなり落ち着いていたが、ガレージから出て最初のラップで今回のテストの重要性を実感した。こんなチャンスはめったにないし、ずっと夢見てきたことだからね。ありがたいことに、チームは僕にセッティングを任せてくれた。2セット目の最後にはすごく気持ちよく走れるようになった。GP2マシンとはギアシフト、エンジンパワー、空力が全然違っていて、経験したことのない感覚をいくつも味わった。水曜日に違和感なく走れるようにするにはもう少し調整が必要だけど、現時点でも大体いい感じになっている。終日ドライブする明後日は当然、何もかもが重要となる。でも、今日の成果には大満足だし、さらに周回を重ねればもっと速く走れるようになると期待している。とにかく今日は最高の一日だった。チャンスを与えてくれたHondaチームには心から感謝している」

  • ジェンソン・バトン、「ハミルトンのマシンならチャンピオンになれる」

    ジェンソン・バトン、「ハミルトンのマシンならチャンピオンになれる」

    ジェンソン・バトンは、ルイス・ハミルトンより優れたドライバーだと主張。原因は「クルマが悪い」からだと語る。

    バトンは、2008年シーズンのドライバーズランキングを18番手で終えている。

    しかし、バトンは、「ルイス・ハミルトンと同じクルマに乗れば、僕も世界チャンピオンになれるだろう」と語る。

    バトンのグランプリでの優勝は2006年までさかのぼるが、バトンは、負け惜しみではなく、むしろ最近の経験からのコメントだと主張する。

    「ルイスは立派なチャンピオンだけど、僕がホンダしたような経験はしていない。」

    「つもり、ハミルトンは、悪いクルマには乗ったことがないんだ。そこから学んで、悪いクルマで努力することでより良いドライバーになれると思う。」

  • ルーカス・ディ・グラッシ、ホンダのテストに参加

    ルーカス・ディ・グラッシ、ホンダのテストに参加

    ルーカス・ディ・グラッシが、ホンダのテストに参加することが発表された。

    24歳のルーカス・ディ・グラッシは、GP2で3シーズンを経験し、2007年シーズンは2位、2008年シーズンは、初戦3戦不参加にもかかわらず3位で終えている。また、2004年以来、ルノーのドライバー・ディベロップメント・プログラムに参加、2008年シーズンはルノーでサードドライバーとしても経験を積んでいる。

    テストは、11月17日(月)から19日(水)にわたってバルセロナで行われる予定。3日間のテストで、まずF1やそのシステムに慣れることからスタートし、その後、2008年シーズンに参戦したマシンRA108をドライブ、終日テストを行う。

    ルーカス・ディ・グラッシは、2009年にネルソン・ピケJr.に代わってF1デビューするとの噂があったが、ルノーは先日、2009年もフェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.のコンビで戦うことを発表していた。

    同テストには、今季GP2で2位だったブルーノ・セナも参加することが発表されている。

    ルーカス・ディ・グラッシ
    バルセロナでのテストに参加する機会を与えらえたことに大変興奮しているし、Hondaに自分の実力を証明したいと思っている。また、僕の今後のキャリアを考え、今回のテスト参加を認めてくれたING Renault F1 Teamにもありがとうと言いたい。この2週間は僕のキャリアにとって非常に大事なものとなると思う。Hondaのファクトリーで多くの時間を過ごし、テストに向けエンジニアと話したり、できる限り多くのことを学ぶつもりだ。

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    我々は、ルーカスが今月下旬のチームのテストに参加することを喜んでいる。今回のテストは、彼が今シーズンGP2や、ルノーのテストで見せた印象的なパフォーマンスが、彼の実力であることを証明する良い機会である。ルーカスが我々のマシンをドライブするのを楽しみにしているし、彼がどの様な走りを見せるかに大変興味を持っている。

  • アレキサンダー・ブルツ、2009年もホンダ残留

    アレキサンダー・ブルツ、2009年もホンダ残留

    アレキサンダー・ブルツは、2009年もホンダのテスト兼リザーブドライバーとして残留することを明らかにした。

    アレキサンダー・ブルツは、ウィリアムズ在籍中の2007年シーズンにレースドライバーとして引退したが、今年ホンダのテストドライバーとしてパドックに復帰した。

    ブルツは、オーストリアの放送局ORFに対し、「昨年、2009年を含む契約にサインしている」と語った。

    ホンダは、2009年のドライバーラインアップをまだ発表していない。ジェンソン・バトンの残留はほぼ確定とされているが、ルーベンス・バリチェロの将来は未確定となっている。

    ホンダは、ブルーノ・セナを11月のヘレスでテストすることを発表していており、ルーベンス・バリチェロとブルーノ・セナによって2009年のシートが争われると思われる。

  • ホンダ、ブルーノ・セナのテストを発表

    ホンダ、ブルーノ・セナのテストを発表

    ホンダは、ブルーノ・セナが、今月末、バルセロナで行われるウィンターテストに参加することを発表した。

    ブルーノ・セナがホンダのテストに参加することが決定した。テストは、11月17日(月)から19日(水)まで行われ、ホンダは、RA108のドライブを通じ、ブルーノ・セナの実力を試し、可能性を引き出すだという。

    ブルーノ・セナは、あのアイルトン・セナの甥。2005年にジュニアモータースポーツフォーミュラでフル参戦後、イギリスF3とGP2シリーズを通じ、キャリアを築いてきた。2008年のGP2シリーズでは、2回優勝し、自身としては2位で今シーズンを終えた。

    テストは、F1やそのシステムに慣れることからスタートし、ホンダは、テストを通じ、彼のパフォーマンス、テクニカル面でのスキル、そしてF1という大きな組織の中でチームに貢献できるかどうかを評価するという。

    ブルーノ・セナにとっては、初のF1テスト参加となる。

    ブルーノ・セナ

    「僕自身初めてとなる、F1でのテストの機会をもらい、すごく興奮している。ホンダとともにF1にドライブすることは、僕の夢だ。僕のモータースポーツでのキャリアはまだ4年目だが、ずっと前からF1でテストしたいと思っていて、F1にチャレンジする準備は万全だ。既に、ブラックリーのファクトリーを訪問し、エンジニアとテストに向けたミーティングを行った。みんなすごく協力的だ。ロス・ブロウンと一緒に仕事する機会を得られたことは、僕にとって本当に特別なことだ。2週間後にF1に乗ることを楽しみににしている。一方で、これがとても大きなチャンスだということも理解している。バルセロナに行く前にできるだけ多くを学び、僕のポテンシャルをチームに証明したい。いい走りができるかどうかは、僕自身にかかっている。」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「我々が来年のドライバーラインナップについて、いろいろな可能性を探っている中、ブルーノに、今月末に行われるテストに参加するチャンスを与えることができ、うれしく思う。今年のGP2でのすばらしい活躍は、彼がF1にステップアップできるかどうか証明するチャンスにつながるだろう。我々の目的は、来年に向け、ベストなドライバーを揃えることだ。今回、彼がF1でドライブする実力を備えているかを厳しく評価する予定だ。彼のパフォーマンスを楽しみにしている。この重要なテストにのぞむにあたり、これからの2週間、ブルーノは、ブラックリーを拠点に、シミュレーターを用い、エンジニアとともに準備を進めていく。」

  • ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

    ホンダは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが13位、ルーベンス・バリチェロは15位完走だった。

    ホンダの苦しい1年が終わった。ホンダは、ドライタイヤへの変更など、先手先手で攻めのレースを行い、終盤の雨ではエクストリームウェットを装着するギャンブルに出たが、残念ながら雨はそこまで強く降ることはなかった。

    ホンダが2008年に獲得したポイントは14ポイント。フォース・インディアには勝ったが全体で9位という不本意な結果に終わった。

    シーズンの中盤から2008年に見切りをつけ、2009年の開発に焦点を合わせてきたホンダ。レギュレーションが大きく変わり、ロス・ブロウン体制の2年目となる来年こそが勝負の年となるだろう。

    ジェンソン・バトン (13位)
    「スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。」

    ルーベンス・バリチェロ (15位)
    「荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。」

    ロス・ブロウン チームプリンシパル
    「レース直前に降ってきた突然の雨が、例のごとくこのサーキットでの戦いをエキサイティングなものにした。遅れてレースがスタートしたときに、われわれはスタンダードウエットを選んでいたが、それは正しい選択だった。コンディションが良くなり、われわれは他チームより早めにドライタイヤに換え、それによって両ドライバーはポジションを上げることができた。続くラップで両マシンは並んで走行しており、2台ともトラフィックにひっかかっていたので、ジェンソンとルーベンスの戦略をわけることにし、ジェンソンは早めのピットストップを行い、ルーベンスは走行を続けた。この戦略は、その後レースが進むにつれ、結果としてルーベンスのほうに有利に働いた。レースの終盤に雨が降り出し、両ドライバーをピットに入れエキストリームウエットに換えた。ひどい雨になることを期待して大きな賭けに出たが、うまくいっていればポジションをさらにあげることができただろう。残念なことに、雨は期待したほどにはならず、他のすべてのマシンが選んでいたスタンダードウエットが範疇だった。しかしながら、われわれの位置からすれば、リスクを冒す価値はあった。今日、われわれは厳しい一年の最後の1ページを終え、これからすべての力を2009年に向けて集中させていく。最後に、ドライバーズチャンピオンシップを勝ち取ったルイス•ハミルトンと、コンストラクターズタイトルをキープしたフェラーリを祝福する。今年は非常にエキサイティングなシーズンであり、今日のレースはファンタスティックなチャンピオンシップ争いのフィナーレを飾るのにふさわしいものだった。」

  • ロス・ブロウン、ハミルトンの戦略を批判

    ロス・ブロウン、ハミルトンの戦略を批判

    ロス・ブロウンは、ブラジルGPの予選で4番手となったルイス・ハミルトンの戦略を批判した。

    ハミルトンは、ブラジルGP決勝レースで5位以内に入れば、タイトル獲得が決定する。

    マクラーレンのチーム代表のロン・デニスは、予選後、フェラーリがアグレッシブな戦略を選択したと予想してることを明らかにした。

    しかし、ホンダ・レーシングF1チームの代表であるロス・ブロウンは、キャリアで最も重要なレースを迎えるハミルトンが選択した燃料搭載量に疑問をもっている。

    「最も安全な場所は、フロントからスタートすることだ」

    「マクラーレンは、ピットストップ後にフィールドの後方に沈まないように、ショートスティントで前に出るのに十分な速いがある。」

  • ホンダ:バリチェロがQ2進出(ブラジルGP予選)

    ホンダ:バリチェロがQ2進出(ブラジルGP予選)

    ホンダは、F1ブラジルGPの予選で、ルーベンス・バリチェロが15番手、ジェンソン・バトンが17番手だった。

    午後にはほぼ快晴となり、気温22度、路面温度38度というコンディションで、予選が始まった。1回目のアタックから積極的にソフト側のオプションタイヤで出て行たホンダ勢。

    第1セッション終了間際。バリチェロは途中で最後のアタックを切り上げたが、14番手で第2セッションへと進む。しかしバトンは、第1セッション通過となる15番手のタイムに0.12秒及ばず、17番手に終わった。

    第2セッションでのバリチェロは、ライバルたちがタイムを大きく縮める中、第1セッションで自身が出したタイムを更新できず、15番手に終わった。

    ルーベンス・バリチェロ (15位)
    「ここインテルラゴスで予選Q2に進めて、とてもうれしい。Q1の2回目のアタックは完ぺきで、オプションタイヤ(ソフト側)もとてもよく機能していた。Q2では残念ながら同じくらいのグリップを得ることができず、アンダーステアに苦しんだ。改善させようとタイヤ圧を微調整したが、これ以上良くすることはできなかった。アンダーステアがなければ、14番手か、もしくは13番手にも入ることができたと思うが、僕らはマシンのパフォーマンスを限界まで引き出していた。」

    ジェンソン•バトン (17位)
    「午前のプラクティスから、マシンは確実に進歩していて、フロントのグリップが増していた。しかし、2回目のアタック中に4コーナーでミスをしてしまい、タイムに響いたのが残念だ。最後のアタックの前に、フロントエンドのグリップを良くするためにタイヤ圧の調整をし、スピードが上がったものの、それでも十分ではなかった。それから、僕のクルマはインラップ中にトラックサイドで止まってしまった。」

    スティーブ・クラーク レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア
    「もちろん、2戦連続でルーベンスがQ2に進んだことには、我々は非常に満足している。実際、彼は今現在のマシンパフォーマンスを最大限に引き出していて、彼自身の言葉を借りれば、ファンタスティックなラップだった。ジェンソンについては、今回は非常にタイム差の小さいセッションであり、それを乗り切るだけのバランスが欠けていた。Q2に進んだとき、トラックコンディションも改善していたが、ルーベンスにはオプションタイヤが1セットしか残っていない中で、バランスを回復させることができなかった。明日のレースでは、天候が極めて重要なカギを握るだろう。予報はさまざまだが、雨が降るのは確実のようだ。我々のグリッドポジションから言えば、雨やそれが引き起こす混乱も歓迎だ。そういった状況ではドライバーの腕に委ねられる部分が多いが、我々のドライバーは2人ともウエットが得意だ。」