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  • F1チーム、依然ブリヂストンのF1残留を望む

    F1チーム、依然ブリヂストンのF1残留を望む

    F1チームは、依然としてブリヂストンがF1へのタイヤ供給を継続することを望んでいるようだ。

    ブリヂストンは、今シーズン限りでF1から撤退することを発表しており、来年からのF1タイヤ供給に関しては、ミシュラン、ピレリ、エイボンの名前が挙がっている。

    しかし、バルセロナではFOTA会長のマーティン・ウィットマーシュとブリヂストンの関係者が会談しており、日曜日の午前中にはFOTAの会議が行われた。

    しかし、バルセロナではFOTA会長のマーティン・ウィットマーシュとブリヂストンの関係者が会談しており、日曜日の午前中にはFOTAの会議が行われた。

    マーティン・ウィットマーシュは、F1に新しい名前が参入することは“リスク”になると認めており、「ブリヂストンはF1で素晴らしい仕事をしてきた。残留するように説得できれば嬉しいね」とコメント。

    ミシュランは、F1で複数のサプライヤーによるタイヤ戦争の復活を希望しているが、FOTAとしては、小規模チームのためにコストを抑制する必要があるためタイヤ戦争の復活は避けたいとウィットマーシュは認めている。

    2011年のタイヤサプライヤーのついては、来週末のモナコGPでの決定が目標とされているようだ。

  • ブリヂストン:F1スペインGP予選レポート

    ブリヂストン:F1スペインGP予選レポート

    ブリヂストンが、2010年F1第5戦スペインGPの予選を振り返った。

    スペインGP予選は、ブリヂストンのソフト・コンパウンドを装着したレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが、1分19秒995という記録的なタイムでポールポジションを獲得した。

    2位はチームメイトのセバスチャン・ベッテル、3位はボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン。午前のプラクティス・セッションでは、ベッテル選手がソフト・コンパウンドで1分20秒528の最速ラップタイムを記録した。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    今日の走行のポイントを教えて下さい。
    「昨夜はかなり雨が降り、今日のサーキットは風も強かったため、通常見られるような前日からのタイムの伸びはあまり見られませんでした。雨で路面のラバーがかなり流れ落ちており、風の影響もあったため、チームやドライバーにとってはチャレンジングな1日だったと思います」

    明日のレースではどのようなタイヤ戦略が考えられますか?
    「トップ10のドライバー全員がソフト・コンパウンドでスタートしますが、重い燃料でこのタイヤをマネージする、というのが難しい点でしょう。最初は左フロント・タイヤのグレイニングに注意が必要ですし、その後レースが進むにつれ、リヤのトラクションに気を付けなければなりません。ピットストップ戦略はリヤ・タイヤの性能の落ち方によって大きく左右されますので、明日のレースではどのようなアプローチが見られるかが興味深い点です。今日の走行でも、激しくプッシュし過ぎるとリヤのトラクションの低下が早くなると感じたドライバーがいました」

  • ブリヂストン:F1スペインGPプレビュー

    ブリヂストン:F1スペインGPプレビュー

    ブリヂストンが、2010年F1中国スペインの展望を語った。スペインGPでは、ハード、ソフト両コンパウンドドライタイヤが使用される。

    全長4.66kmのカタルーニャ・サーキットは1本の長いストレートと多種多様なコーナーが混在し、セットアップの調整が必要になる。粗い路面はタイヤに厳しく、特に1周を通じて左フロントタイヤに大きな負荷がかかる。

    他のサーキットと同様に、チームにとって、ストレートでのドラッグ(空気抵抗)を低く抑えながら、コーナーで十分なダウンフォースを得られるよう調整することが課題になる。バルセロナはコーナーが多いためコーナリング重視となるが、高速セクションではタイヤに大きな負荷がかかる。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「今シーズン初のヨーロッパ戦となるスペインGPは、多くのメディアの注目を集める、多忙な週末になるでしょう。ブリヂストンが約4,000名の社員を擁するスペインでは今年2回F1のGPが開催され、今回はその1回目にあたります。同国内で生産するタイヤの半数以上を広くEC各国に輸出しています。当地でのブリヂストンのF1活動は評判が良く、この重要なマーケットで当社が高いブランド認知度を獲得する後押しをしてくれました」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「カタルーニャ・サーキットはマシン全体のバランスを確認することができるコースで、ここでパフォーマンスの良いマシンは、他の多くのサーキットで力を発揮できる可能性が高くなります。2月にシーズン前の最終テストでこのサーキットを訪れたときと比べると、かなり暑くなるでしょう。当地では3月に季節外れの雪が降りましたが、今回はそうした天候に遭遇しないよう願っています。温度が上がるとエンジンパワー、エアロダイナミクス、タイヤグリップなどが影響を受けるので、注意が必要になります。フライアウェイ・レースが4戦続きましたが、スペインGPは今シーズンのヨーロッパラウンド開幕戦になります。例年この段階でマシーンに重要な改良が施されるケースが多く、既に進化を見せていたマシーンが、シーズン開幕前にこのサーキットを走った当時と比べてどのように変わっているかが見所になるでしょう。路面の粗さは中程度で、コンパウンドはハードとソフトを使います。左フロントタイヤに厳しいコース・レイアウトなので、このタイヤのグレーニングが進むと予想しています」

  • ブリヂストン、第10戦F1イギリスGPまでのタイヤ配分を発表

    ブリヂストン、第10戦F1イギリスGPまでのタイヤ配分を発表

    ブリヂストンは、F1カナダGP、イギリスGP、ヨーロッパGPのタイヤ配分を発表した。

    ブリヂストンは、各3戦でも2つのタイヤ間のコンパウンドを離すというコンセプトを維持。

    カナダGPとヨーロッパGPではスーパーソフトとミディアム、イギリスGPではソフトとハードの組み合わせが持ち込まれる。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「カナダGPとヨーロッパGPは公道を使用するため路面が滑りやすく、グリップの良さが重要になります。いずれも定期的にレースで使用するサーキットではないので、走行開始直後の金曜日には私たちが用意するスーパーソフトとミディアムコンパウンドのアロケーションでも硬いと感じるでしょう。しかし決勝が開催される日曜日までにはコースにラバーが乗って路面の改善が進みますから、グリップ力の高いスーパーソフトと耐久力の高いミディアムの組み合わせが効果を発揮するはずです。イギリスGPが開催されるシルバーストン・サーキットはこれまでも全レースの中で最も厳しいサーキットでしたが、新しいレイアウトはいっそう過酷なものになっています。新しいストレートは平均時速が速くなり、1周を通じて急減速と急加速を繰り返します。いつもどおり、私たちは慎重にタイヤの温度と摩耗を観察することになるでしょう。このコースではハードコンパウンドであってもグレーニングが発生すると予想していますが、ソフト、ハードコンパウンドの組み合わせによってエキサイティングなレース展開になると考えています」

    2010年 F1 タイヤコンパウンド

    第1戦 バーレーンGP スーパーソフト&ミディアム
    第2戦 オーストラリアGP ソフト&ハード
    第3戦 マレーシアGP ソフト&ハード
    第4戦 中国GP ソフト&ハード
    第5戦 スペインGP ソフト&ハード
    第6戦 モナコGP スーパーソフト&ミディアム
    第7戦 トルコGP ソフト&ハード
    第8戦 カナダGP スーパーソフト&ミディアム
    第9戦 ヨーロッパGP スーパーソフト&ミディアム
    第10戦 イギリスGP ソフト&ハード

  • ブリヂストン:F1中国GP予選レポート

    ブリヂストン:F1中国GP予選レポート

    ブリヂストンが、2010年F1第4戦中国GPの予選を振り返った。

    上海インターナショナル・サーキットで開催された中国GP予選は、ブリヂストンのソフト・コンパウンドを装着したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分34秒558の輝かしいタイムを記録し、ポールポジションを獲得した。

    明日のレースでフロントローのベッテルの隣に並ぶのは、午前のプラクティス・セッションで最速タイムを記録したチームメイトのマーク・ウェバー。スクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェルナンド・アロンソとメルセデスGPペトロナスF1チームのニコ・ロズベルグが2列目からスタートする。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)

    今日の走行のポイントを教えて下さい。
    「非常に興味深い予選でした。ソフト・コンパウンドをうまくマネージして、とても賢明にポールポジション獲得を果たしたセバスチャン・ベッテル選手にお祝いを申し上げます。今日、速い予選ラップを記録するには、ソフト・コンパウンドを痛めずに第1セクターを走り、第2、第3セクターでプッシュするというのがカギでした。第1セクターでプッシュしすぎると、残りのふたつのセクターで同じようなリヤ・タイヤの安定性を得られませんでした」

    明日のレースではどのような戦略が考えられますか?
    「ドライになると仮定すると、トップ10の選手の全員がソフト・コンパウンドでスタートすることになります。タイヤの性能のみを考慮すると、20周目ぐらいから1回目のピットインが始まるはずです。しかし、タイヤのマネージメントを通して、ドライバーはタイヤをもっと長く持たせることもできます。誰がどのようなアプローチを選択するかが楽しみです。ルーベンス・バリチェロ選手がスタート時のタイヤを選択できる最上位ポジションにつけているドライバーですので、彼の選択にも注目したいと思います。雨を予測する天気予報も多いですが、マレーシアで経験した通り、天気予報が絶対とは限りません」

  • ブリヂストン:F1マレーシアGP レースレポート

    ブリヂストン:F1マレーシアGP レースレポート

    ブリヂストンが、2010年F1第3戦マレーシアGPを振り返った。

    猛暑のセパンでソフト−ハードのタイヤ戦略を使ったレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル選手が、チームメイトのマーク・ウェバー選手をリードしてフィニッシュラインを越え、マレーシアGP優勝を飾った。

    決勝前日までは、毎日午後になるとサーキットを訪れていた雨が今日は降らなかった為レースのパフォーマンスを決定づけたのは、ハードとソフトを使うタイミングや順序など、ブリヂストンの2種類のドライタイヤを使った戦略だった。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「今日は非常にエキサイティングなレースを観ることができました。レース優勝者のセバスチャン・ベッテル選手が述べている通り、ブリヂストンが持ち込んだタイヤのアロケーションが、この素晴らしいレースに一役買ったことを誇りに思います。今日、1−2フィニッシュを飾ったレッドブル、そしてニコ・ロズベルグ選手が3位入賞を果たしたメルセデスGPにお祝いを申し上げます。大勢のサポーターがいるマレーシアを訪れるのは、我々にとって喜びでもあります。今回、設立10周年を迎えたブリヂストン・マレーシアは、グローバル・エンバイロメント・センターのためのチャリティー活動を行い、105,000リンギットを集めました」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「タイヤ戦略が中心となった、興味深い良いレースでした。ハード及びソフトのブリヂストン・コンパウンドは、それぞれの特徴が良く表れた非常に良いパフォーマンスを発揮しました。ソフトタイヤでスタートした選手はタイヤの減りが早い為、ハードタイヤでスタートした選手よりも早くピットインしなければなりませんでした。ハードのドライバーはプッシュし続けることができましたので、マーク・ウェバー選手のようにこのタイヤで53周目にレースの最速ラップタイムを記録したドライバーもいました。ソフトの性能を維持するには、より優しいスタイルのドライビングが必要でした。昨日の予選がウェットだったため、ドライバーは新しいタイヤをレースで使うことができました。そのため、レースが進行するに従って、新しいタイヤでコースに出たドライバーたちがどんどん最速ラップタイムを更新しました。バラエティーに富んだ戦略が可能だったため、レースを通して様々な場面で、ドライバーたちのバトルが数多く見られました。上位3名のドライバーたちは同じ戦略でしたが、ハード−ソフトの戦略を使った選手たちの間でも力強い走りが見られました。多くの人々が今回のレースでは雨を予測していましたが、ウェットコンディションでなくても、今日は十分にエキサイティングなレースになりました」

  • ブリヂストン:F1マレーシアGP予選を振り返る

    ブリヂストン:F1マレーシアGP予選を振り返る

    ブリヂストンが、F1マレーシアGPの予選を振り返った。

    マレーシアGP予選は、インターミディエイト・タイヤを装着したマーク・ウェバー選手(レッドブル・レーシング)が、ウェットで難しいコンディションのセパン・サーキットで2位に1.3秒もの差をつけるタイムを記録してポールポジションを獲得した。

    ウェバー選手は1分49秒327を記録して、今季初、自身2度目のポールポジションを勝ち取った。

    明日のレースで彼の隣からスタートするのは、ブリヂストンのウェットタイヤで2位のタイムを記録したメルセデスGPペトロナスF1チームのニコ・ロズベルグ選手。ドライコンディションだった最終プラクティスでも、ウェバー選手がソフト・コンパウンドを用いて1分33秒542の最速タイムを記録した。

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    今日の走行のポイントを教えて下さい。
    「今日の予選は、天気とコースに出るタイミングの両方がとても重要でした。明日のレースのグリッドポジションに、これが非常に良く表れました。天気が変わり続けたため、いつコースに出るか、どのタイヤを使うのか、正しい判断が難しかったと思います。マーク・ウェバー選手はとても良い選択をしてポールポジションを勝ち取りました。今日のコンディションではインターミディエイトとウェットタイヤの両方が良い性能を発揮しました。この2種類のタイヤの選択の境目はほぼ想定したところでした。明日も今日のような天気になれば、正しいタイヤを選択することが大きな差を生むでしょう」

    明日のレースではどのような戦略が考えられますか?
    「予選がウェットコンディションだったので、明日は全員が自由にスタート時のタイヤを選択できます。どちらのドライタイヤもデータはかなり収集できています。ソフトの方が速く、クルマが軽い時に一番優れた性能を発揮しますので、ドライコンディションでレースがスタートすれば、大勢がハードタイヤでスタートするでしょう。スタートがウェットの場合は、路面の濡れ具合や、水たまりがあるかないかにもよりますので、何とも言えません。しかし、どのようなコンディションでも、このチャレンジングなセパン・サーキットを今日の予選結果のグリッド・ラインナップでスタートするとなれば、エキサイティングなレースになることは間違いないと思います」

  • ブリヂストン:F1マレーシアGPプレビュー

    ブリヂストン:F1マレーシアGPプレビュー

    ブリヂストンが、タイヤサプライヤーの観点から2010年F1マレーシアGPを展望を語った。

    2010年F1世界選手権第3戦マレーシアGPが今週末開催される(4月2日〜4日)。セパン・サーキットでは、ハードとソフトのコンパウンドが使用される。

    今季全19戦中の第2戦と第3戦が2週連続で開催されるため、ブリヂストンのスタッフはオーストラリアGP終了後、メルボルンからマレーシアの首都クアラルンプールの南約60kmに位置するセパン・サーキットに直行する。

    セパン・サーキットは、2本の長いストレートが狭い低速コーナーに続くタイヤに厳しいコースである。低速コーナー入り口でハードブレーキングが必要になるため、タイヤを通じて大きなエネルギーが発生する。様々なタイプのコーナーが混在し、1周を通じてタイヤに絶え間なく大きな負荷がかかることになる。厳しいのはサーキットのレイアウトだけではない。当地で経験する暑さも過酷な課題になる。実際に、マレーシアではよく雨が降るものの、たとえ雨が降ったとしても気温が下がることはない。

    安川ひろし (ブリヂストンモータースポーツ推進室長)
    「昨年のマレーシアGPは、天候の影響を大きく受けたエキサイティングなレースでした。この展開は、どのような天候にも対応可能なブリヂストンポテンザタイヤ能力を示すよい機会でもありました。ブリヂストンが使用する天然ゴムの多くを生産するこの地域は、私たちにとって興味深い場所です。また今年ブリヂストンはマレーシアGP参戦10周年を迎え、当地のスタッフはマレーシアGPを盛り上げるため様々なイベントを実施する予定です。特に今年は初めてマレーシアが関わっているロータス・レーシングが参戦していますので、マレーシアの人々の間でこのレースは高い関心を集めることでしょう」

    浜島裕英 (ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「セパン・サーキットは多種多様なコーナーが混在し、2本の長いストレート終盤にそれぞれハードブレーキング・ゾーンがある、タイヤに非常に厳しいコースです。つまり1周の間にタイヤを通じて発生するエネルギーは膨大な量になるということです。特に搭載燃料が多く、タイヤが温まっていないレース序盤では、ドライバーはブレーキをロックさせないよう注意しなければなりません。このコースのターン7からターン11までのセクションは、マシンの全体的なセットアップの有効性を確認できる重要な場所です。セパンではこのセクションで強さを発揮できることが好パフォーマンスにつながります。マレーシアでは毎年暑さが大きな要因になり、特にこのコースが過酷であることを考えると、今年の序盤2戦と比べてタイヤのグリップダウンが大きくなるかもしれません。昨年のマレーシアGPは天候に左右される予測困難なレース展開になりました」

  • ブリヂストン:F1オーストラリアGP レースレポート

    ブリヂストン:F1オーストラリアGP レースレポート

    ブリヂストンが、2010年F1第2戦オーストラリアGPを振り返った。

    ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトン選手がオーストラリアGPで見事な優勝を飾った。

    バトンは、58周のレースの最初の6周を除く全てをブリヂストンのソフト・コンパウンド・タイヤ1セットで走り抜き、非常に優れたタイヤのマネージメントスキルを見せた。

    雨が降ったアルバートパークで、バトン選手は他の選手と同様にブリヂストンのインターミディエイト・タイヤでスタートを切った。しかし、昨年度チャンピオンの彼は、一番にピットインしてドライ用ソフト・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザタイヤに交換。その後、彼はチェッカーフラッグまで同じタイヤで走り続け、2010年度で自身初のレース優勝を達成した。

    ルノーF1チームのロバート・クビサ選手も同じ戦略で、チーム移籍後初の表彰台を手に入れた。3位でフィニッシュしたスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフィリペ・マッサ選手も同じ戦略だった。ポールポジションからスタートしたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル選手は、残念ながらレースをリードしながらもリタイヤ。一方、チームメイトのマーク・ウェバー選手は、ソフト・コンパウンドで47周目にレースの最速ラップタイムを記録した。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「大変見所が多く、ブリヂストンのタイヤ技術がいかんなく発揮されたレースでした。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスでの初優勝を成し遂げたジェンソン・バトン選手にお祝いを申し上げます。力強い走りで2位入賞を果たした、ルノーF1チームのロバート・クビサ選手も見事でした。アルバートパークは素晴らしいレース環境を提供してくれました。ここに集まってくださったファンや世界中のファンの皆さんのためにも、エキサイティングなレースを観ることができて満足しています」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「タイヤのパフォーマンス、戦略、レースのどれを取っても、今日は最高の1日でした。コースでは興味深いアクションを観ることができました。また、タイヤのマネージメントの重要性が良く表れたレースでした。コースが乾いてからは、ソフト・タイヤを選択するのが好ましかったと思います。路面コンディションや天気のコンディションが、このタイヤの低温の性能領域に適していたからです。ジェンソン・バトン選手は、ソフト・タイヤをいたわりながら52周を走り抜くという難しい仕事をやり遂げ、素晴らしい勝利を手にしました。ロバート・クビサ選手も優れたタイヤ・マネージメントを発揮し、長いスティントを走り切って2位入賞を成し遂げました。1ストップ戦略のフェラーリの2台と、2ストップ戦略のルイス・ハミルトン選手の間には興味深いバトルがありました。車体が重いレースのスタート時に用いられたインターミディエイト・タイヤのパフォーマンスには満足しています。その後、コースが乾いてからも素晴らしい性能を発揮しました。今日のようなコンディションならば、タイヤを注意深くマネージすることができれば、これほど長い距離を走ることが出来るということです。ドライバーのタイヤのマネージメントスキルが良く表れたレースでした。コースが完全に乾いた状態よりもソフトの性能の落ちは少なかったですが、このためにラップタイムはかなり遅くなりました。ルーベンス・バリチェロ選手が使ったハード・コンパウンドも良い性能を発揮しましたので、我々としては満足しています」

  • ブリヂストン:F1オーストラリアGP予選を振り返る

    ブリヂストン:F1オーストラリアGP予選を振り返る

    ブリヂストンが、F1オーストラリアGPの予選を振り返った。

    アルバートパークで開催されたオーストラリアGP予選は、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルがブリヂストンのソフト・コンパウンド・タイヤでコースレコードとなる1分23秒919を記録し、ポールポジションを獲得した。

    明日の午後の決勝レースのスタートでは、ベッテルのチームメイトのマーク・ウェバーが彼の隣に並ぶ。地元のヒーローであるウェバーは、午前中のプラクティス・セッションではソフト・コンパウンドを装着して1分24秒719の最速ラップタイムを記録した。

    浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー

    今日の走行のポイントを教えて下さい。
    「予選はタイムが非常に接近した良いバトルでした。セバスチャン・ベッテルが見事なポールポジション獲得を果たしました。トップ10は興味深いラインナップになりましたので、明日のレースは様々な可能性を秘めています。今日は昨日よりも気温がかなり低く、特に予選はドライバーたちにとっては難しかったと思います。予選は雨になる恐れがあったため、異なる戦略が用いられて興味深かったです」

    明日のレースではどのような戦略が考えられますか?
    「コースコンディションによって大きく変わると思います。昨夜の雨で、今日のスタート時点ではコースがかなりグリーンな状態でした。明日のレースの前に雨が降れば、かなり難しいコースコンディションになるでしょう。ソフトタイヤでスタートするドライバーは、クルマやセットアップによっては、左側のフロントまたはリヤ、もしくは両方のタイヤのグレーニングに苦しむかも知れません。ドライバーがタイヤをいたわることができれば1ストップ戦略も可能でしょう。ここはピットレーンの制限速度が通常よりも低いことも1ストップの選択肢を可能にすると思います。ソフトタイヤはハードよりもラップあたり約0.5秒ほど早いですが、まだ十分なデータがないため、ソフトタイヤがここでどれだけ持つかは分かりません。これと、変わりやすいメルボルンの天気が、明日のレースの最大の未知数です」