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  • MotoGP | スズキ 2019年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP | スズキ 2019年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    ル・マンサーキットで行われた土曜日の予選は、この地方では珍しくない雨が降ったり止んだりの典型的なコンディションの1日となり、チームスズキエクスターは困難を強いられる。

    金曜のドライコンディションでトップ10から外れていたふたりのライダーは、予選でのリカバーに向けて気合を入れてセッションに望むも、トリッキーな路面コンディションに翻弄され、揃ってタフな1日となった。

    ルーキーのジョアン・ミルはGSX-RRで初のウェット走行を経験。FP3では一度転倒もあったがライダーに怪我はなく、周回を重ねて雨のフィーリングを習得することに集中。一方、チームメイトのアレックス・リンスはこのセッションを4番手で終えて好調な滑り出しを見せ、午後のFP4でも5番手につける。

    Q1セッションは雨がほぼ上がった状況でスタートしたが、路面は水分を含んで完全にドライではなく、タイヤ選択が極めて難しい状況に。リンス、ミルはそれぞれウェットタイヤでセッションをスタートするが、路面が乾き始め、2度目のピットアウトではタイヤをスリックに履き替えてタイムアタック。滑りやすい路面に細心の注意を払って慎重にタイムアタックするも、タイムは思うように伸びず、リンスはQ1を9番手で終え、決勝グリッドは19番手。またミルはQ1でリンスの1ポジション上の8番手で締めくくり、決勝グリッドは18番手となった。

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「残念ながら今日のQ1は我々の期待通りには進みませんでした。路面が非常に 微妙な状況で、とにかく限られた短い時間の中でタイヤ選択をいかにうまく行うかが鍵となったのですが、そこを誤ってしまいました。ふたり共グリッドがかなり後方になり、決勝はドライでもウェットでも厳しいレースになると思いますが、とにかく諦めずに1ポイントでも多く獲得できるよう努力します。」

    ジョアン・ミル
    「今日午前のFP3は自分にとってMotoGPクラスで初めてのウェットコンディションだったんだけど、かなり良い感じで乗れたんだ。Q1では雨が降ったり止んだりで、スリックとウェットのタイヤを履くタイミングが悪かったせいでうまくタイムアタックができなかったけど、全体的にフィーリングは悪くないよ。今日みたいなコンディションで戦略をまとめるのは大変だったけど、いずれにしても良いペースで走れていると思う。決勝はできればドライなのを望むけど、いずれにしても順位を少しでも挽回できるように頑張るよ。」

    アレックス・リンス
    「予選は路面のコンディションがかなり微妙な状況だったから、セッションをどう組み立てるかの戦略を立てるのが難しかったよ。僕はウェットタイヤでスタートしたんだけど、雨が降り出してしまってプッシュできなかった。一度ピットインしてスリックタイヤでピットアウトしたんだけど、予選時間が短くてきっちりタイムアタックができなかった。決勝グリッドはほぼ最終列という結果になってしまったけど、とにかくどんなコンディションであっても、ひとりでも多くのライダーをオーバーテイクするのみさ。」

  • MotoGP | フランスGP 予選:マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP | フランスGP 予選:マルク・マルケスがポールポジション

    MotoGP 第5戦フランスGPの公式予選が5月18日(土)、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、マルク・マルケス(ホンダ)がポールポジションを奪取した。

    気温15度。路面温度17度のウェットコンディションの中、転倒を喫したマルク・マルケスだが1分40秒952をマーク。2戦連続3度のトップグリッド、最高峰クラスで55度目、当地で2年連続4度目、キャリア通算83度目となるポールポジションを獲得した。

    2番手には0.360秒差でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が入り、昨年7月の第9戦ドイツGP以来今季初めて1列目に進出。3番手には0.414秒差でジャック・ミラー(プラマック)が入り、昨年10月の第16戦日本GP以来今季初めて1列目を獲得した。

    以下、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、フランコ・モルビデッリ(ヤマハSRT)が2列目に続く。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、今季初転倒を喫して1.107秒差だったが、最高峰クラスで自己最高位となる7番手に進出した。

    2019年 MotoGP 第5戦 フランスGP 予選

    Pos No Rider Team Time
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分40秒952
    2 9 ダニロ・ペトルッチ ドゥカティ・チーム 1分41秒312
    3 43 ジャック・ミラー プラマック・レーシング 1分41秒366
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分41秒552
    5 46 バレンティーノ・ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分41秒655
    6 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT 1分41秒681
    7 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ 1分42秒059
    8 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム 1分42秒067
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分42秒450
    10 20 ファビオ・クラルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT 1分42秒509
    11 12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分42秒555
    12 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング –
    13 63 フランチェスコ・バニャイア プラマック・レーシング 1分39秒982
    14 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分40秒029
    15 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール 1分40秒114
    16 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 1分40秒385
    17 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング 1分40秒482
    18 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター 1分40秒606
    19 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分40秒706
    20 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分41秒351
    21 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 1分41秒717
    22 29 アンドレアイアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分41秒786
  • MotoGP | ホンダ 2019年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 2019年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP 第5戦フランスGPは、午前中は青空が広がるも、午後になって雲の多い天候となった。最高気温は20℃までしか上がらず、やや肌寒い一日となり、3クラスともに転倒者の多い一日となった。

    その中で、大会2連覇とフランスGP3勝目に挑むマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、トップから1秒差に16台という接戦の中で、2番手タイムをマークした。

    決勝を想定したロングランでは、フロントにミディアム、リアにハードを装着、1分32秒台で連続周回を刻む好走を見せた。土曜日、日曜日と不安定な天候が予想されるが、ドライコンディションでは、ライバルを一歩リードした格好で初日を終えた。

    マルケスは、前戦スペインGPでは予選3番手から好スタートを切って後続を引き離す快走で今季2勝目を達成した。今大会は、ウエットコンディション、もしくは、“フラッグ・トゥ・フラッグ”の可能性もあるが、これまで、どんなコンディションでも安定した速さを強さを見せるマルケスだけに、今季初の2連勝と今季3勝目に向けて、まずは一歩前進の一日となった。

    チームメートのホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が、前戦スペインGP同様、初日4番手と好調なスタートを切った。今大会は、FP1で転倒したが、FP2は安定した走りを見せた。連続ラップでは1分33秒台とマルケスからはやや遅れているが、今季ベストグリッドとベストリザルトを期待させる初日となった。スペインGPでは、予選で転倒を喫し11番手へとポジションを落としたが、過去5回優勝しているル・マンだけに、今大会は今季ベストグリッド、ベストリザルトが期待される。

    開幕から5戦連続トップ10フィニッシュを目指す中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、大接戦のフリー走行で9番手につけた。FP1は、決勝に向けて前後ミディアムでセットアップに挑んだが、土曜日、日曜日の天候が下り坂のため、予定を変更してFP2ではリアにソフトを入れてアタック、目標のトップ10につけた。予選では前戦スペインGPの8番手を越えるベストグリッドを目指す。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、FP1で11番手、FP2で転倒を喫し初日総合12番手と厳しいスタートとなった。幸いにもケガはなかったが、土曜日のFP3がドライコンディションになれば、ダイレクトでのQ2進出を目指す。ウエットコンディションになった場合、Q1からQ2進出に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「フィーリングはとてもよく、いい内容で初日を終えられました。とてもうれしいです。いつもなら、FP2は同じタイヤでセッションを走り続けますが、明日の天気が不安定になりそうなので、今日は新品タイヤで走りました。新品タイヤでいいタイムを出しておくことがベストだと思ったからです。今日はFP1で危うく転倒しそうになりましたが、なんとか持ちこたえました。2度目のアタックのときでしたが、とてもバンピーなので少し驚きましたが、いい映像が撮れたと思います。速いライダーがたくさんいます。天候も変わりやすいので、集中力を維持してがんばります」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 4番手)
    「今日はFP1で転倒してしまったので、決して、いいスタートというわけではありません。コーナーでマシンを寝かせすぎてしまい、セーブできませんでした。FP2では力強い走りができました。マシンのセッティングを一つだけ変えました。そのおかげでコーナー進入時のフィーリングがかなりよくなり、いいリズムで走ることができました。いろいろなことにトライし、もっと自信がつくようにしたいです。明日はコンディションがどうなるかわかりませんが、今日はとてもポジティブでした」

    中上貴晶(MotoGP 9番手)
    「予報では明日の天気が悪くなりそうなので、初日トップ10以内に入ることに集中しました。今大会、ミシュランが用意したタイヤは昨年と同じで、路面も変わっていません。そこで、FP1は前後ミディアムで走りましたが、午後はリアにソフトを入れてアタックしました。なんとか9番手に入れましたが、今日はソフトもミディアムもエッジグリップがうすく、うまく旋回につなげられませんでした。特に、4コーナーと5コーナーでスピードを上げられず苦戦しました。今日はトップタイムを出したマーベリック(ビニャーレス ヤマハ)の後ろで何ラップかしましたが、データ通り、4コーナーと5コーナーで離されてしまうので、明日、もしドライになったら、その部分をしっかり改善したいです。いずれにしても、明日、明後日と不安定な天候になりそうなので、今日トップ10にいることはとても重要なことでした。どんな天候になっても、明日、明後日と、ミスのないように走りたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 12番手)
    「4コーナーの進入で転倒してしまいました。まだフロントエンドの感触が完ぺきではありません。新品のリアタイヤを使いプッシュしたら、フロントから転倒しました。特別変わったことはしていませんでした。セッション中はリアタイヤのフィーリングがよく、アタックするとすぐにタイムを出すことができました。しかし、ル・マンで金曜日にトップ10に入ることができなかったのは残念でした。なぜなら、明日は雨が降る可能性があるからです。明日のFP3では全力でがんばらなければなりません。ドライになることを願っています」

  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第5戦 フランスGP 初日レポート

    ビニャーレスが初日総合トップ、ロッシは総合14番手
    Monster Energy Yamaha MotoGPがフランスGPのフリープラクティスに臨み、このコースを得意とするマーベリック・ビニャーレスが第2セッションでトップタイムをマーク。チームメイトのバレンティーノ・ロッシはセッティングに専念して14番手で終えた。

    初日から強さを発揮したいと考えていたマーベリック・ビニャーレスは予定通りにプラクティスセッションを進め、午前中の第1セッションからトップを争った。

    一旦、自らのペースに自信を持つと、タイムよりもセッティングに重点を置きながら1分32秒203を記録。トップから0.217秒差の4番手でセッションを終えた。

    午後になってコース上に雲が出始めるなか、第2セッションでもまた素早くペースを上げてトップ3へ。終盤のタイムアタックでは1分31秒428へ更新してトップに浮上した。2番手との差は0.190秒。

    一方のバレンティーノ・ロッシは第1セッション序盤、スペインGP後にヘレスサーキットで行ったテストの成果を確認。ところが中盤になるといくつか問題が発生したため計画変更を強いられることに。素早くピットに戻ってスペアマシンに乗り換えると終盤で1分32秒760へ更新したものの、トップから0.774秒離されて10番手となった。

    この遅れを取り戻そうと第2セッションも引き続きセッティングを追求。最後の4分でリアタイヤをソフトコンパウンドに履き替えてタイムアタックを行ったが、トップ10入りを逃して13番手に留まった。初日の総合成績では1分32秒320のベストラップで総合14番手。トップのビニャーレスとの差は0.892秒となっている。

    クアルタラロがホームGPで好調スタート
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのファビオ・クアルタラロが、フランスGPのウイーク初日に絶好のスタート。フリープラクティス第1セッションでトップタイムをマークし、総合成績でも3番手と大健闘を見せた。チームメイトのフランコ・モルビデリも多くの時間帯でトップ10圏内を維持していたが、最終的には総合11番手で初日を終了した。

    ホームレースを迎えたクアルタラロは第1セッションから注目される存在。前後タイヤにソフトコンパウンドを履いた最初のラップで1分31秒986を記録し、唯一31秒台をマークして見せた。最高峰クラスのフリープラクティス第1セッションでトップに立ったのは自身初となる。

    一方のモルビデリは先週のヘレステストで試した新型ウイングレットを実戦使用。第1セッション中盤では一時、5番手まで上げていたが、終盤で少しずつ後退して12番手。ベストタイムは1分32秒887秒だった。

    午後からの第2セッションでは、ふたりとも第1セッションと同様の作業を継続。クアルタラロは終始、上位をキープし、終盤のタイムアタックで1分31秒713に更新して総合3番手を獲得。モルビデリも1分32秒239へと更新してトップ10に入っていたが、終盤で順位を下げて11番手となった。

    ウイーク2日目は、前回のスペインGPで1-2を獲得したように、ホームGPでもう一度、その再現を目指す。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合トップ/1分31秒428)
    「ウイークを非常に好調にスタートすることができました。素早くセッティングが決まったので、多くの周回を走ることができ、マシンのフィーリングも上々でした。タイヤもまた何も問題はありませんでしたが、最後まで手を止めることなく作業を続けました。それでもまだ改善したい点がありますし、自分のライディングスタイルについても考えたいと思っているので、明日はまた多くの仕事が待っています。あとは天気の行方を注意深く見守ること。そして予選セッションで上位を目指し、決勝で有利な位置を確保したいと思います。フルウエットで走ったことはありませんが、COTAではウエットタイヤによいフィーリングを持つことができました。もし雨が降ればかなり素早い判断が求められることになるので、明日も状況を見極めて方向性を決め、さらに前へ進めるようがんばります」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合14番手/1分32秒320)
    「問題がいくつかあり、一日中、悩まされてしまいました。もっとうまく走れると思っていたのですが、まったくペースが上がりませんでした。第2セッションの最後に1ラップだけソフトタイヤでアタックしましたが、トップ10に入ることができませんでした。これから夜を徹して作業を行い、明日までに解決策を見つけ出さなければなりません。そしてフリープラクティス第3セッションでタイムを更新するため、ドライコンディションになるよう願うばかりです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「明暗を分ける結果となりました。ビニャーレス選手のは非常にフィーリングがよく、決勝用セッティングで好調だっただけでなく、ソフトコンパウンドを履いたタイムアタックではそれ以上の強さを見せてくれました。その一方でロッシ選手は第1セッションでうまくペースをつかめず、この後れを取り戻すために第2セッションでは別のセッティングにトライ。その結果、タイムアタックは1ラップしかできず、トップ10入りを逃してしまったのです。天気予報通りなら、明日はウエットコンディションになります。そうなれば彼はまたQ1を走らなければなりません。私たちチームとしては、もう少しセッティングを向上させるためにもドライを期待するしかありません。明日が雨で、明後日が晴れなら、今日のデータが重要になります」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ (フリー走行総合3番手/1分31秒713)
    「非常に好調でした。第1セッションの初めはブレーキングの状態に少し悩みましたが、第2セッションではよくなっていい走りができました。ペースも上々で、マシンのフィーリングもとてもよかったので満足しています。ビニャーレスの速さを見ればわかるように、このコースはヤマハのマシンに合っているのだと思います。私自身はホームGPをエンジョイしており、プレッシャーを感じたりせずにファンとともにいい戦いができています。明日はグリッドを決める重要な日になるので、このまま好調を維持して作業を続けていきたいと思っていますが、やはり天候は気になるところです」

    フランコ・モルビデリ (フリー走行総合11番手/1分32秒239)
    「今日は全体的に順調な一日でした。ミディアムコンパウンドのタイヤが好調で、すべてにおいてよいフィーリングをつかむことができました。でもソフトコンパウンドを履いたときは思ったほどではなく、少し滑る感じがありました。この点については明日までに状態を把握して解決策を見つけたいと思っています。改善のために作業を続けることは当然ですが、現時点でも決してペースは悪くありません」

  • MotoGP | フランスGP:マーベリック・ビニャーレスが初日のトップ

    MotoGP | フランスGP:マーベリック・ビニャーレスが初日のトップ

    MotoGP 第5戦 フランスGPのフリー走行が5月17日(金)、ル・マンのブガッティ・サーキットで行われ、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がトップタイムをマークした。

    フランスGPは、1951年に第1回大会が行われ、今年で56回目を迎える。ル・マンでは、1969年に初めてグランプリが開催された。その後、ポール・リカール、ノガロ、マニクールなどを経て、2000年に再びグランプリの舞台となり、今年で20年連続、ル・マンでは通算32度目の開催となる。

    初日のトップタイムを記録したのはヤマハのマーベリック・ビニャーレス。1分31秒428をマークし、今季4度目のトップタイム、第3戦アメリカズGP以来今季2度目の初日総合1番手に進出した。

    2番手には0.190秒差でマルク・マルケス(ホンダ)、FP1でキャリアで初めて1番手発進を決めたファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)が0.285秒差の3番手につけた。

    以下、ホルヘ・ロレンソ(ホンダ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ポル・エスパルガロ(KTM)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、中上貴晶(LCR・ホンダ)、フランコ・モルビデリ(ヤマハSRT)がトップ10入り。

    カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)は今季3度目の転倒を喫して12番手、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は14番手、アレックス・リンス(スズキ)は16番手だった。

    2019年 MotoGP 第5戦 フランスGP 初日総合順位

    Pos. No. Rider Team Time
    1 12 マーベリック・.ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分31秒428
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分31秒618
    3 20 fビイオ・クラルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT 1分31秒713
    4 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム 1分31秒716
    5 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分31秒736
    6 9 ダニロ・ペトルッチ ドゥカティ・チーム 1分31秒899
    7 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分31秒923
    8 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分32秒132
    9 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ 1分32秒203
    10 43 ジャック・ミラー プラマック・レーシング 1分32秒238
    11 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT 1分32秒239
    12 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール 1分32秒270
    13 63 フランチェスコ・バニャイア プラマック・レーシング 1分32秒285
    14 46 バレンティーノ・ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分32秒320
    15 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター 1分32秒322
    16 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分32秒385
    17 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分32秒574
    18 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング 1分32秒999
    19 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分33秒141
    20 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 1分33秒401
    21 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分33秒431
    22 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 1分33秒903
  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第5戦 フランスGP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第5戦 フランスGP プレビュー

    Monster Energy MotoGPがフランスGPへ
    スペインのヘレス・サーキットでマシン・テストを終えたMonster Energy MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、今週末、ル・マン・ブガッティ・グランプリ・サーキットで行われる第5戦に出場するためフランスへ向かう。

    バレンティーノ・ロッシは第4戦終了時点でランキング4位となっているが、トップとの差がわずか9ポイントという接戦。ヤマハのマシンの機敏な特性がコースにマッチしていることから、今季3度目となる表彰台獲得が目標となる。

    ここル・マンでは多くの好成績を残しており、最高峰クラスにおいては優勝3回(2002年、2005年、2008年)、2位6回(2003年、2010年、2012年、2014年、2015年、2016年)、3位4回(2000年、2001年、2011年、2018年)を獲得している。

    一方のビニャーレスはスペインGPでの表彰台獲得で自信を深め、フランスでもその再現を狙おうというところ。ル・マンでは2017年にYZR-M1で激しいバトルを制して優勝。その前年も3位を獲得している。ランキングでは前回の活躍により、12位から6位へとジャンプアップしてトップとの差は40ポイント。ヘレス・テストも順調にこなしており、さらなるポジションアップを目指す。

    ブガッティ・グランプリ・サーキットは1965年、ル・マンの町から数キロのところに建設された。1960年代の終盤に初めてグランプリが開催されて以来、30年以上にわたり使用されてきたが、1995年には安全性を考慮して改修工事が行われ、2000年から再びGPサーキットとして復活。5つの左コーナーと9つの右コーナーから成る全長4.2kmのコースではハードなブレーキングとハードな加速が求められ、リアエンドのトラクションが重要な鍵となる。2017年にはビニャーレスとロッシがヤマハ500勝目を賭けて激しいバトルを演じた場所でもある。

    モルビデリが3戦連続のトップ10を目指す
    クアルタラロはホームGPに期待
    第4戦スペインGPでは予選で1-2を記録し、歴史的快挙を成し遂げたPETRONAS Yamaha Sepang Racing Team。最高峰クラスでトップライダーたちと互角に戦えることを証明したフランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロは、グランプリ翌日にヘレス・サーキットで行われたテストでも最速ペースを披露した。

    モルビデリはMotoGPで自身初となる2戦連続のトップ10入りを果たしている。スペインGP決勝ではグリッド2位から7位を獲得してトップ・サテライトとなり、その後、同サーキットで行われたマシン・テストでも3位のタイムを記録した。フランスのル・マンには良い思い出が多くあり、Moto2チャンピオンを獲得した2017年には、ここで優勝を飾っている。

    一方のクアルタラロもヘレス・サーキットでコースレコードを記録するなど絶好調。スペインGP決勝ではトラブルのためリタイアを余儀なくされたが、ホームレースとなる今回は母国ファンの前で好成績獲得を実現したいところ。ル・マンでは2015年にMoto3でポールポジションを獲得、2014年にはFIM CEVで優勝を果たしている。

    第5戦フランスGP決勝は5月19日、現地時間14:00にスタート。全27ラップで競われる。

    Monster Energy MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ
    「ヘレスでのテストがとても順調だったので、フランスでもまたいくつかのトライができると思います。ル・マンは大好きなコースですし、ヤマハのマシンはいつもここで素晴らしい走りをしてくれます。目標は良い週末にすることなので、初日からハイペースで走れるよう、フリープラクティス第1セッションからしっかり仕事に取り組みます。昨年は決勝用のセッティングが決まって好調でした。その経験をアドバンテージにできるでしょう。フル・ポテンシャルを発揮するためにもウイークを通して好天に恵まれることを願っています。チームとともにベストを尽くし、また表彰台に上りたいと思っています」

    マーベリック・ビニャーレス
    「ヘレスでの3位獲得が大きな自信になり、今はとてもポジティブな気持ちになっています。ル・マンは大好きなコースで何度か良い成績もおさめているので、もう一度ここで表彰台の真ん中に立つことが目標です。そのためにも天気が少しでも味方してくれることを期待しています。というのも、もしそうでなかったとしたら、ここは非常に難しいコースになってしまうからです。COTAではウエットでもいい走りができたので、ル・マンでどうなるか興味もありますが…」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「スペインGPのあと、フランスでの活躍を目標に忙しく作業に取り組んできました。ヘレス・テストのなかでいくつか細かい改良を行っており、それがここル・マンでも機能するかどうかを確認することが課題のひとつです。ヤマハのマシンと相性の良いコースであることはこれまでの成績が証明してくれているので、今年も全力を尽くしてフル・ポテンシャルを引き出し、最高のポジションを目指したいと思います。マーベリックもバレンティーノも好調を維持しています。ウイーク中のすべてのセッションで力を発揮し、トップ争いを展開してくれると信じています」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ
    「非常に良い状態でル・マンを迎えることができます。前回のヘレスではいい走りができましたし、そのあとの月曜日に行われたテストでさらにマシンが改良され、ここから数戦にわたって助けになるであろう改善策を見つけることができました。ル・マンとヘレスは特徴が異なるので、状況を見ながら引き続き作業に取り組むつもりです。ここまで4戦を終えて、トップ・サテライトを競い合うなど、おおよそ希望通りのポジションに来ていると思います。でも今はもっと上を目指したい気持ちになっているのです。スペインGPのあと、表彰台獲得の夢が、より現実的なものになったと感じています。課題はいろいろありますが、ひとつひとつに取り組みながら前進を目指します」

    ファビオ・クアルタラロ
    「スペインGPは残念な結果ではありましたが、それ以上に多くの成果を記憶に残すことができました。ポールポジションを獲得し、表彰台を競い合い、翌月曜日のマシン・テストでは今後のためにいろいろなことを試しながらも最速タイムを記録したのです。このように好調な状態を維持したままフランスGPを迎えられることをうれしく思います。ル・マンには大勢のファンが来てくれるはずで、私にとっては彼らの存在が大きなモチベーションになるでしょう。同時にストレスやプレッシャーもあると思いますが、やはり、ファンに支えられながらレースができるのは素晴らしいことに違いありません。Yamaha YZR-M1はル・マンで何度も活躍していますから、このコースに合っているのだと思います。私も好成績獲得を目指すために、いつものようにベストを尽くします。とても楽しみです」

  • MotoGP | ホンダ 2019年 第5戦 フランスGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 2019年 第5戦 フランスGP プレビュー

    2019年のMotoGP 第5戦フランスGPが、5月17日(金)~19日(日)の3日間、ル・マン・サーキットで開催される。フランスGPは、1951年に第1回大会が行われ、今年で56回目を迎える。ル・マンでは、1969年に初めてグランプリが開催された。その後、ポール・リカール、ノガロ、マニクールなどを経て、2000年に再びグランプリの舞台となり、今年で20年連続、ル・マンでは通算32度目の開催となる。

    ル・マンは、自動車の24時間耐久レースの舞台としても知られている。このレースは、一部に一般道路を利用するサルテ・サーキットで行われる。一方、グランプリや2輪の24時間耐久レースは、一周4.185kmのブガッティ・サーキットで行われる。

    ブガッティは、全体的にストレートが短く、典型的なストップ&ゴーのレイアウト。パッシングポイントが少なく、シケインやヘアピンが勝負どころとなり、激しいブレーキング競争が見もの。俊敏な旋回性とエンジンの鋭い加速性能が問われるル・マン。こうした特徴を持つサーキットだけに、決勝レースではグリッドが非常に重要となり、予選では激しいアタック合戦が繰り広げられることになる。

    またこの時期のル・マンは雨が多く、過去12年を振り返れば、2007~09年の3年間と、2012年と13年は雨のレースとなり、レース中にマシンを乗り換えることができる“フラッグ・トゥ・フラッグ”が適用された。過去5年は天候に恵まれドライコンディションで行われた。

    前戦スペインGPで今季2勝目を達成、総合首位に浮上したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、今季3勝目に挑む。ル・マンでは、MotoGPクラスにデビューした13年にポールポジション(PP)を獲得し、雨となった決勝では3位でフィニッシュした。14年には2年連続PP(Moto2クラスから数えると3年連続)を獲得。オープニングラップでは、他車との接触を避けるために10番手までポジションを落としたが、そこからすばらしい追い上げをみせて優勝を果たした。15年はMotoGPクラスで3年連続(通算4年連続)となるPPを獲得するも、決勝ではタイヤの消耗に苦しんで4位。その雪辱に燃えた16年は予選2番手、決勝では転倒再スタートという厳しい戦いとなり13位。17年はタイヤとマシンのマッチングに苦しんで予選5番手、決勝は転倒リタイアと3年連続で優勝、表彰台から見放されていましたが、18年は予選2番手から優勝を達成した。

    2000年にル・マンが復活してから過去19年間でHondaは9勝を挙げているが、マルケスはMotoGPクラスにデビューしてから6年間で2勝と、どちらかと言えば苦手とするサーキットの1つ。昨年はRC213Vのセットアップも進み、マルケスがライバルを圧倒した。今年は2年連続、3回目のフランスGP制覇を目指す。

    開幕戦カタールGPから4戦連続でトップ10フィニッシュを果たしている中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、5戦連続トップ10フィニッシュとベストリザルトに挑む。前戦スペインGPでは、初めてダイレクトでQ2進出を果たし、ベストグリッドとなる8番手でスタートし、9位でフィニッシュした。フリー走行や予選では、RC213Vのパフォーマンスを確実に引き出せるようになったが、決勝は序盤にペースを上げられないことが課題になっている。スペインGP終了後の公式テストではその対策に挑み、今大会は予選、決勝ともにベスト更新が期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、今季2回目の表彰台と今季初優勝に挑む。今年は開幕戦カタールGPで3位表彰台に立ち幸先のよいスタートを切ったが、第2戦アルゼンチンGPではジャンプスタートのペナルティーの影響で13位、第3戦アメリカズGPは予選3番手からトップグループを追走するも転倒リタイア。第4戦スペインGPでもタイヤの選択が決まらず8位と苦戦が続いている。昨年のフランスGPは、優勝争いに加わるペースがあったが、予選の転倒の影響で、決勝は8位でした。ル・マンでは13年に2位表彰台を獲得していて、それ以来となる表彰台獲得、さらには今季初優勝が期待される。

    Repsol Honda Teamに移籍するも、序盤の4戦を終えて苦戦が続くホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が、今季ベストリザルトに挑む。ロレンソは、08年にMotoGPクラスに参戦してから11年間で5勝を挙げている。前戦スペインGPではフリー走行で本来の力を発揮する走りを随所で見せていて、今大会はさらにRC213Vのパフォーマンスを引き出すことは間違いない。今季初表彰台と初優勝が期待される。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「ヘレスで行われたスペインGPはとても力強いレースができました。その後行われたテストも実りあるものとなりました。しかし、MotoGPクラスは、常に仕事をし続けなければなりません。今回のインターバルでは、F1とサッカーのライプツィヒ対バイエルンのゲームを楽しみました。サッカーのスタジアムで自分のマシンに乗ることができたのは、すばらしい体験で、音も最高でした。ル・マンは天候が不安定で難しいGPになるかもしれないので、どのようなコンディションに対しても準備を整えなければなりません。昨年の大会では優勝できましたが、今大会もライバルはたくさんいます」

    中上貴晶(MotoGP 総合8位)
    「ヘレスでのテストは、今シーズン最初の公式テストでした。テストではマシンのフィーリングがよくなり、今週末に向けて自信がつきました。昨年のル・マンGPでは少し苦戦しましたが、今年はポテンシャルを発揮できることを願っています。すべてのセッションに集中して、いつものように一生懸命がんばります。そして常にトップ10に入れるように努力することで、予選でいいポジションを獲得できると思います。ル・マンの天気はレースに大きく影響するので、どんな天気にも対応できるようにしたいです。チームといい仕事をして、日曜日には力強い走りをしたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合9位)
    「ヘレスで行われたテストはとてもよかったので、ル・マンに行くのが楽しみです。HRCは僕たちにもっといいマシンとパッケージを提供するため一生懸命仕事に取り組んでいます。そのアドバンテージを生かし、日曜日にいい結果を出せることを願っています」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 総合14位)
    「ヘレスのスペインGPは厳しい結果に終わりましたが、インターバルがそれほどなくてよかったです。フランスでは過去にいいレースをしてきました。今週末もコンディションに合わせてがんばらなければなりません。スペインGP後の月曜日にヘレスで行われたテストは、RC213Vに乗る時間が増えたことで実りのあるものになりました。マシンを理解することができたし、前進するために役に立つと思います」

  • F1フランスGP | ポール・リカール・サーキットが大幅な改修

    F1フランスGP | ポール・リカール・サーキットが大幅な改修

    FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが、今季のF1フランスGP開催にむけて改修されたポール・リカール・サーキットの変更点を査察した。

    昨年、10年ぶりにポール・リカール・サーキットでF1フランスGPがカレンダーに復帰を果たしたが、チームとドライバーは、危険なピットエントリーと出口に懸念を表明していた。

    フランス紙の Auto Hebdo と Var-Matin は、ポール・リカールが2019年のF1開催にむけてサーキットの改修を進めていると報道。

    F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、先週の金曜日にポール・リカールを訪問し、敷き直されたアスファルトの表面を含めた変更部分を調査した。

    ポール・リカール・サーキットの責任者を務めるステファン・クレアは「全てのコーナーが改修されている。そのまま残っているのはストレートだけだ」と述べた。

    i>Auto Hebdo は、ピットレーンエントリーの位置はターン15後のストレートの開始点付近ではなく、ターン14に移動されたと報じている。

    ステファン・クレアは「新しいアスファルトは申し分ない品質であり、すべての問題が解決されると考えている」とコメント。

    「だが、メインの変更点はピットレーンの入り口に関する部分だ。あのエリアの観客にとっては特に良いものになっているだろう」

  • ピエール・ガスリー、F1フランスGPに特別ヘルメットを用意

    ピエール・ガスリー、F1フランスGPに特別ヘルメットを用意

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、母国グランプリとなる今週末のF1フランスGPでスペシャルヘルメットを着用している。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたフランス出身のピエール・ガスリーは、10年ぶりにF1カレンダーに復帰したフランスGPで母国レースを走ることになった。

    今週末にむけてピエール・ガスリーはスペシャルヘルメットを用意。通常の赤・白・青のトリコロールのデザインにはアレンジが加えられ、アラン・プロストやジャン・アレジといったヘルメット全体に過去にF1に参戦したフランス人ドライバーの名前がちりばめられている。

    「自分の故郷に降り立ち、その雰囲気を楽しむことはすばらしい体験になると思います」とピエール・ガスリーは語る。

    「僕にとっての初のF1フル参戦の年にフランスGPが復活するなんて、本当にすばらしいことです。いまから興奮しています」

    「アラン・プロストやほかのフランス人ドライバーは、“母国の国旗が至るところではためく中、レースをするのは本当に特別な体験だ。観客はみんな、フランス語で励ましの言葉をかけてくれるしね。ホームグランプリには、ほかのレースでは決して味わえない特別な雰囲気があるよ”と言っていました。F1ドライバーとして、それを体験できるのは本当にすばらしいことです」

    ピエール・ガスリー 2018年 F1フランスGP ヘルメット

    ピエール・ガスリー 2018年 F1フランスGP ヘルメット①ピエール・ガスリー 2018年 F1フランスGP ヘルメット②ピエール・ガスリー 2018年 F1フランスGP ヘルメット③ピエール・ガスリー 2018年 F1フランスGP ヘルメット④ピエール・ガスリー 2018年 F1フランスGP ヘルメット⑤ピエール・ガスリー 2018年 F1フランスGP ヘルメット⑥

  • F1フランスGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

    F1フランスGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

    2018年のF1世界選手権 第8戦 フランスGPの予選が6月23日(土)にポール・リカール・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。バルテリ・ボッタスも2番手に続き、メルセデスがフロントローを独占した。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーはQ2で敗退して14番手、ブレンドン・ハートレーはQ1で敗退して17番手だった。

    長い歴史を持つフランスGPが10年ぶりにカレンダーに復活。1991年以降のフランスGPはマニクール・サーキットで開催されていたが、今年はさらにそれ以前にレースが開催されていたポール・リカール・サーキットで行われる。過去にピレリのタイヤテストなどで使用されていたものの、F1グランプリの開催は28年ぶりとなる。

    ピレリは、F1フランスGPにソフト(黄)、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)の3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。ポール・リカールの路面は粗く、タイヤの耐久性が重要な要因にもなりえるグランプリとなる。

    初日には新スペックのパワーユニット“フェーズ2.1”を投入したメルセデスのルイス・ハミルトンが両方のセッションでトップタイムを記録。だが、土曜日のフリー走行3回目は雨に見舞われて、各チーム、予選にむけたセッティングを仕上げられないままの予選となった。

    現地時間16時の予選開始時刻には路面は乾き、気温22.6℃、路面温度30.2℃のドライコンディションでセッションはスタートした。降水確率は60%。Q1終了直後に小雨が降ったが、ドライコンディションのままでセッションは進行した。

    ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。F1スペインGP以来となる今シーズン3度目のポール獲得。2番手にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季2度目となるフロントロー独占となった。

    2列目にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3列目にはダニエル・リカルド(レッドブル)とキミ・ライコネン(フェラーリ)と、赤と青のマシンが入り乱れるカタチとなった。

    7番手はカルロス・サインツ(ルノー)、そしてシャルル・ルクレールがザウバーのマシンでQ3進出を果たす大金星。8番グリッドを獲得した。5列目にはケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンとハースの2台が続く。

    ロマン・グロージャンは予選Q3の最初のアタックでクラッシュ。セッションは一時赤旗中断となったが、グロージャンに怪我はなかった。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーはQ2で敗退して14番手、ブレンドン・ハートレーはQ1で敗退して17番手だった。ブレンドン・ハートレーはパワーユニット交換によるペナルティで最後列からスタートする。

    マクラーレンの2台は2台揃ってQ1敗退と厳しい週末となっている。

    F1フランスGP 決勝は6月24日(日)の23時1分(現地時間16時10分)から行われる。

    2018年 第8戦 F1フランスGP 予選 結果

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分31秒271 1分30秒645 1分30秒029
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分31秒776 1分30秒818 1分30秒147
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分31秒820 1分31秒227 1分30秒400
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分31秒531 1分30秒751 1分30秒705
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分31秒910 1分31秒472 1分30秒895
    6 6 キミ・ライコネン フェラーリ 1分31秒567 1分30秒772 1分31秒057
    7 55 カルロス・サインツ ルノー 1分32秒394 1分32秒016 1分32秒126
    8 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分32秒538 1分32秒055 1分32秒635
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分32秒169 1分31秒538 1分32秒930
    10 8 ロマン・グロージャン ハース 1分32秒083 1分31秒510  
    11 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分32秒786 1分32秒075  
    12 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分32秒949 1分32秒115  
    13 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分32秒692 1分32秒454  
    14 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分32秒447 1分32秒820  
    15 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分32秒804    
    16 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分32秒976    
    17 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分33秒025    
    18 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分33秒162    
    19 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分33秒636    
    20 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分33秒729    

    【Q1】
    18分間のQ1。ランス・ストロール、続いてセルゲイ・シロトキンとウィイアム勢を先頭にらコースイン。全ドライバーがウルトラソフト(紫)を装着してアタックを開始した。

    Q1をトップで通過したのはメルセデスのルイス・ハミルトンで1分31秒271をマーク。2番手には0.260秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手には0.296秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)は10番手でQ1を突破。ザウバーは2台揃ってQ1突破。マーカス・エリクソンは今季初のQ2進出となった。

    Q1でノックアウトとなったのは、マクラーレンの2台、ウィリアムズの2台、そして、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーの5台。

    【Q2】
    Q1の終了間際にコース上に雨が。15分間のQ2は開始前からレッドブル勢を先頭に各マシンがピットレーンに並んだ。メルセデスとレッドブルはスーパーソフト(赤)でタイムアタックを開始した。

    雨は強くならず、ドライコンディションのままでセッションは進行。トップ通過はメルセデスのルイス・ハミルトン。スーパーソフトで1分30秒645を記録した。2番手には0.106秒差でセバスチャン・ベッテル、3番手には0.127秒差でキミ・ライコネンとフェラーリ勢が続いた。4番手で通過したマックス・フェルスタッペンもスーパーソフトでタイムを記録している。また、シャルル・ルクレール(ザウバー)が自身初のQ3進出を果たした。

    Q2でノックアウトとなったのはフォース・インディアの2台、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、そして、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーの5台。

    【Q3】
    12分間のQ3。1回目のアタックでロマン・グロージャン(ハース)がターン4でバリアにクラッシュし、残り7分49秒の時点で赤旗中断。この時点でルイス・ハミルトンが1分30秒222でトップ。2番手にも0.095秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデスが1-2体制。

    2回目のアタックではメルセデスの2台がタイムを更新。ルイス・ハミルトンが今季3度目となるポールポジションを獲得。バルテリ・ボッタスも2番手に続き、メルセデスがフロントローを独占した。