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  • フェラーリ:F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    フェラーリ:F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    フェラーリは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で キミ・ライコネンが2番手タイム、セバスチャン・ベッテルが5番手タイムだった。

    キミ・ライコネン (2番手)
    「今日はプラクティスがどんな感じになるかはだいたい予想できていたし、スタートとしてはそれほど悪くなかった。もちろん、常にもっと試したいことはあるけど、最後に雨が降ってしまった。でも、かなりノーマルな金曜日だった」

    「ここでのドライビングを1年前と比較するのは難しいけど、あまり違った感じはしていない。僕たちはもうどの場所でも少し早く走ることにかなり慣れてしまっているからね。予選でもっと強くなれるように、今日の午後、そして明日の午前中に作業を続けていく。どのレースサーキットでの金曜日とも同じでもっと改善するために細かく調べなければならないことはある。今、他が何をやっているかを推測しても意味はないし、明日の予選でわかることだ。でも、僕たちは速いと確信している」

    セバスチャン・ベッテル (5番手)
    「完全には満足していないけど、全体的にクルマはOKだ。とにかくもう少し仕上げていく必要がある。ここは素晴らしいトラックだし、クルマはグリップが増しているので、より楽しい。天候がどうなるかはわからないけど、明日は素晴らしい一日になあるはずだ。長いトラックなので、全てをまとめるのは簡単ではない。今日はあまりリズムを掴むことができなかったけど、ロングランは良かった。なので、全体的にクルマは速く走る能力はある。ただ、正しくまとめる必要がある。自分を仕事をする必要があるし、自分がもっと速く走れることはわかっている。金曜日に状況を判断するのは常に難しい。全員が土曜日に前進を果たすからね。僕たちにそれができれば、とても拮抗すると思う。僕たちはライバルを悩ませるためにここにいる」

    関連:
    ・F1ベルギーGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
    ・F1ベルギーGP フリー走行1回目:キミ・ライコネンが最速タイム

  • フェラーリ、F1ベルギーGPでSF70Hに大幅なアップデートを投入

    フェラーリ、F1ベルギーGPでSF70Hに大幅なアップデートを投入

    フェラーリは、F1ベルギーGPでSF70Hに大幅なアップデートを持ち込んでいる。

    F1ハンガリーGPでは1-2フィニッシュを達成したフェラーリだが、今シーズンは高速サーキットではライバルのメルセデスに匹敵することに苦労している。

    今週末のスパ・フランコルシャンも高速な特性があり、フェラーリにはメルセデスに調整するべく、夏休み中に多くのアップデートを準備してきた。

    木曜日の準備日に撮影された写真から、フェラーリはサードダンパーを搭載した新しいサスペンションを導入することが確認されている。

    フェラーリは、F1ハンガリーGP後のインシーズンテストで車高とレーキアングルをよりうまく管理するために変更を加えたとされていた。

    新しいサスペンションには、第3のショックアブソーバーと、より多く、ねじ切りされたスプリングが採用されている。

    フェラーリは、レーキアングルを管理することで、コーナーリング性能を損なうことなく、スパのロングストレートでドラッグを軽減させることを狙っているとされる。

    また、ウィングとフロアにも変更が加えられており、フロントウィングとエンドプレートはスパのロードラックに合わせて再構成されている。

    また、リアエンドは、リアホイールもフロアにも新たな構成が採用されている。ハンガリーでは7つの穴が設けられていたが、ベルギーでは6つに減っており、メルセデスがF1スペインGPから採用しているボディワークに類似した“ハンドル”が追加されている。

    フェラーリ SF70H (2017 F1ベルギーGP)

    現在、ドライバーズ選手権をリードするセバスチャン・ベッテルは、フェラーリが施した改良が、カレンダの高速サーキットでより良い結果を生む出すはずだと考えている。

    「もう一度シルバーストンでレースをしたら、僕たちははるかに良くなっているいるだろう」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「僕たちは良い週末をまとめることはできなかった。あそこでメルセデスがとても強かったのは事実だ。ここは似たような感じなので、僕たちにとっては状況はかなり楽になるはずだ」

    「僕たちはゲインを得るだけだと思っている。彼らがシルバーストンでいかに強かったか、そして、いくつかの類似点があることを考えれば、彼らはここでも優勝候補だろう。でも、僕たちは彼らの後塵を拝しているつもりはないし、攻撃するつもりだ」

    関連:2017 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンの契約延長を喜ぶ

    セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンの契約延長を喜ぶ

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリがキミ・ライコネンを2018年も継続起用するという決断を喜んでいるが、自らの去就については少なくとも2週間は報告できそうにないと述べた。

    フェラーリは22日(火)、キミ・ライコネンと契約を1年延長したことを発表した。セバスチャン・ベッテルは2018年の残留の条件としてキミ・ライコネンを挙げているとされ、F1イタリアGP前のキミ・ライコネンの発表は、セバスチャン・ベッテルとの契約延長の前兆だとの見方もある。

    セバスチャン・ベッテルは、自身の契約についてはまだ明かせないものの、2018年もキミ・ライコネンとコンビを組むことになれば嬉しいと語った。

    「彼がハッピーなら僕もハッピーだよ!」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「それは反対の状況でも同じだと思う。今シーズンのスタートは彼にとって大変だった。ここ数戦は少し良くなっている。でも、彼の才能やスピードに疑いの余地はないはずだ」

    「彼が裏でやっている努力をチームが認めてくれているとわかって嬉しい。前から言っているように、彼とは何の探り合いもなく、とても正直に仕事ができ。彼を知っている人なら、誰もが彼がそういう人間でだることを知っているはずだ。力も拮抗しているし、このまま続けられるなら最高だ」

    だが、セバスチャン・ベッテルは、自分の意見がフェラーリの決断に大きく影響したとは考えていない。

    「意見を聞かれたのは事実だ。僕はこのまま続けられるなら満足だって言った。キミとは何の問題もないからね。それが決定に影響したかどうかはマウリツィオに聞かなければわからない」

    セバスチャン・ベッテルのフェラーリとの契約は今シーズン末までとなっており、現在、フェラーリとセバスチャン・ベッテルは新たな契約の交渉を行ている。

    フェラーリはセバスチャン・ベッテルとの長期契約を望んでいることを隠していないが、ベッテルは急いで契約発表するつもりはないと語る。

    「そのうちニュースがあると思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「今、重要なのは発表があるかではなく、レースだ。それは来週も同じだ。僕はこの2週間のうちに発表があるとは思っていない。それが正直な気持ちだ」

  • キミ・ライコネン、フェラーリとの1年のみの契約延長に満足

    キミ・ライコネン、フェラーリとの1年のみの契約延長に満足

    キミ・ライコネンは、自身のF1での将来を“1シーズン毎”に考えており、フェラーリとの契約を1年延長したことに満足していると述べた。

    フェラーリは22日(火)にキミ・ライコネンとの契約を1年延長したことを発表。キミ・ライコネンは2018年も引き続きフェラーリのドライバーとしてF1を戦うことが確定した。

    「僕たちは遅い段階で契約について話し始めたけど、すぐに合意に至った。契約について考えるのにそれほど長い時間はかからなかった」とキミ・ライコネンはヘルシンキで行われたスポンサーイベントでコメント。

    「しばらく、それについては知っていたけど、今、新聞でそれを読んだばかりだ」とキミ・ライコネンは事前に契約延長は決まっていたことを明かした。

    キミ・ライコネンとの契約延長は、フェラーリが2018年も“ナンバー1”ドライバーのセバスチャン・ベッテルを残留させることの前兆だと考えられている。

    「自分が楽しんでおらず、チームと人々と良好な関係を気づいていなければ契約しなかっただろう」とキミ・ライコネンはコメント。

    キミ・ライコネンは、1年だけの契約だったことは重要ではなかったし、残りの今シーズンへの集中にも影響はなかったと主張する。

    「この時点で1度に1シーズンずと進めていけるのは良いことだ」とキミ・ライコネンはコメント。

    「もう1年契約があるかどうかは関係ない。僕は常にベストを尽くしている」

    「おそらく1ヵ月以内に彼らは再来年の契約について推測を始めるだろう」

    関連:フェラーリ、キミ・ライコネンの2018年の残留を正式発表

  • フェラーリ、キミ・ライコネンの2018年の残留を正式発表

    フェラーリ、キミ・ライコネンの2018年の残留を正式発表

    フェラーリは、キミ・ライコネンとの契約を2018年まで延長したことを発表した。

    フェラーリは22日(火)に短い声明を発表。「フェラーリは、スクーデリア・フェラーリがキミ・ライコネンとの技術およびレース契約を更新したことを発表する」と述べた。

    「したがって、フィンランド人ドライバーは2018年F1世界選手権でマラネロのチームでレースをする」

    キミ・ライコネンは2007年にフェラーリに加入し、初年度でチャンピオンを獲得。2009年末にシートを失ったが、2014年に復帰。新契約により、キミ・ライコネンは2018年にフェラーリと8年目を過ごすことになる。

  • フェラーリ 「ターボチャージャー交換のペナルティは避けられる」

    フェラーリ 「ターボチャージャー交換のペナルティは避けられる」

    フェラーリは、残りのシーズンで追加のターボチャージャーを使ってグリッドペナルティを受けることを避けられると自信をみせている。

    セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンはすでに4基目のターボチャージャーを使用しており、5基目を投入した際には10グリッドグリッド降格ペナルティが科せられることになる。

    セバスチャン・ベッテルは、5月のF1スペインGPの時点で信頼性の懸念のために4基目のターボチャージャーを投入しており、残り15レースはすでに投入されたそれらの4基で戦わなければならない。

    だが、フェラーリのチーフテクニカルオフィサーを務めるマッティア・ビノットは、シーズン後半戦にむけてそれは現実的なことだと語る。

    「シーズン開幕時にターボの故障に見舞われたこと、スタートでそれらを交換しなければならなかった。非常に早い時期に3基目と4基目のターボを導入しなければならなかったことに懸念があるのは確かだ」とマッティア・ビノットはコメント。

    「とはいえ、我々は信頼性に改良を加えたターボを導入している。現在、それらはうまく走っているし、現時点でそれが導入されたものもプールしている。だが、各ターボの全てには利用できるマイレージがあるし、我々はそれらをローテーションさせている。もちろん、現在プールされているターボでシーズンを締めくくることが我々の目標だ」

    セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは、シーズン後半戦はサーキット毎にフェラーリとメルセデスの勢いは変化していくことになると述べている。

    マッティア・ビノットもその意見に同意しており、今後は開発がより重要になってくると語る。

    「レース毎に違ってくると思う。シーズン開幕時には我々がコンペティティブだったレースもあったし、メルセデスがコンペティティブだったレースもあった。例えば、シーズン序盤のバーレーンを例に挙げれば、彼らは予選で非常に競争力があったが、我々はレースで強かった」

    「2つのチームの競争力に明確な傾向があるとは思わない。開発が重要なのは確かだ。レース毎に行っていかなければならない。まだ多くのレースが残っている。まだシーズンの半分が終わったに過ぎないし、1つの傾向が続くのか、また別の傾向になっていくかはわからない」

  • セバスチャン・ベッテル 「ライバルがフェラーリを真似るのは良い兆候」

    セバスチャン・ベッテル 「ライバルがフェラーリを真似るのは良い兆候」

    セバスチャン・ベッテルは、今年、フェラーリのデザイン要素の多くをライバルがコピーしてマシンに搭載しているのは最大の称賛だと感じている。

    2016年は未勝利に終わったフェラーリだったが、新レギュレーションが導入された今季は11戦で4勝を挙げるマシンを生み出し、復活の狼煙を上げている。

    フェラーリはF1ハンガリーGPで1-2フィニッシュを達成。セバスチャン・ベッテルは、タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトンに14ポイント差をつけて夏休みに入った。

    シーズン前半を振り勝ったセバスチャン・ベッテルは「チームにとって有益だった」とコメント。

    「過去2年間はベストなマシンを持っていなかったと言っていいと思うし、ここ数年でもマシン開発にでも最強ではなかった。でも、今年の進歩を見れば別の話だし、僕たちは進歩し続けている」

    「僕たちは多くのパーツを投入しちるし、その多くを他の人たちがコピーしている。でも、それはいい兆候だし、このクルマとプロジェクトに行われた優れたハードワークと成果の証明だ。僕たちは全開でプッシュし続けていく」

    セバスチャン・ベッテルは、チャンピオンシップ首位を守ってはいるが、F1ハンガリーGP前の4戦ではメルセデスが勢いを取り戻したかのように見えた。

    ハンガロリンクのようなタイトでツイスィなトラックではフェラーリのマシンの方が速いが、高速サーキットでのパフォーマンスではまだメルセデスに分があるようだ。

    そのため、フェラーリは、シーズン後半戦のスタートとなる今月末のF1ベルギーGPでは苦戦を強いられるかもしれない。

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリのデザインチームはマシンの弱点を把握しており、後半戦に対処してくれることを期待している。

    「僕たちはクルマに何が必要かわかっていると思う。トラック毎に多少の違いがあるのは普通のことだ。ドライバーにも、他よりも好きなトラックはあるし、それはクルマも同じことだ。自分のことだけではなく、他の人たちやグリッド全体を見なければならない。アップダウンがあるのは普通のことだ」

    「でも、僕たちの目標ではそうではないし、それを言い訳にはできない。僕たちは全ての場所で最速になりたい。今はそうではないけど、そこに取り組んでいる。クルマに何が必要かはかなりうまく理解しているし、これから静かに落ち着いていくつかのことを考える時間がある。もちろん、一晩で状況を変えられるほど簡単なものではないけど、重要なことは自分たちに何が必要なのかをわかっていることだ」

  • ハース 「ザウバーとフェラーリの新契約はチームに影響を及ぼさない」

    ハース 「ザウバーとフェラーリの新契約はチームに影響を及ぼさない」

    ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、フェラーリとザウバーとの新たなパートナーシップがチームに影響を及ぼすことはないと考えている。

    ハースは、2016年にフェラーリとの密接な技術提携によってF1に新規参戦。初年度をコンストラクターズ選手権8位で終えた。今年も前半戦を終えた時点でランキング7位につけており、すでに2016年の総ポイント数となる29ポイントを獲得している。

    フェラーリは、ザウバーにもパワーユニットを供給しているが、今シーズンは1年落ちのものを供給している。

    ザウバーは、2018年からホンダとパワーユニットの供給を受けることで合意していたが、F1ハンガリーGP週末に契約を解消することを発表。来年からフェラーリの最新型のパワーユニットを搭載する新契約を結んだ。

    ザウバーとフェラーリの新契約が、ハースとフェラーリの関係に影響を及ぼすと思うかと質問されたギュンター・シュタイナーは「そうは思わない」と Sky F1 にコメント。

    「自分たちのことは我々自身で行っているし、フェラーリとの関係も大切にしている」

    「彼らが他チームと関係を持つにしても、我々がどう思っているか、どうしてほしいかとを言うようなことはしない」

    「我々の関係は強力だと思っている。今まで通りに良い関係が続いていくと思っている。そうでなければ、現在の我々はなかっただろう」

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、ザウバーをジュニアチーム化することを検討しており、フェラーリのジュニアドライバーたちにF1シートを与えようとしている。フェラーリのジュニアドライバーでアントニオ・ジョビナッツィ、そして、F2で首位に立つシャルル・ルクレールはハースからフリー走行に参加しているが、ハースはすでに2018年も現行ドライバーを継続することを発表しており、2人は2018年にザウバーで走ると噂されている。

    ギュンター・シュタイナーは、フェルナンド・アロンソやジャンカルロ・フィジケラ、マーク・ウェバーらを輩出したミナルディのようなチームがあれば、才能ある若手ドライバーをF1に昇格させる可能性が広がると考えている。

    フェラーリの2人の若手ドライバーについて質問されたギュンター・シュタイナーは「2人とも多くのポテンシャルを秘めた優秀な若手だ」とコメント。

    「だが、シートを獲得すのは難しい。その点でF1は非常に困難だ。適切なタイミングで適切な場所にいなければならない。それ以外にできることはない。現時点ではコックピットを買うことすらできな」

    「ミナルディがいた頃、おそらく彼らは最下位でも問題なかったかもしれない。彼らの役割はドライバーを育てることだった。最下位に満足していたわけではないかもしれないが、彼らにはドライバーを育てるというビジネスモデルがあった」

    「例えば(ダニエル)リカルドがHRTをドライブしていたときは、誰も彼が何かを成し遂げるとは思っていなかっただろうが、経験を積むことはできた。だが、そうのようなチームはもうない」

    「そのような(最後尾を走る)チームがなくなったのは良いことなのかもしれないし、悪いことかもしれない」

  • フェラーリの復活でF1イタリアGPのチケット販売が好調

    フェラーリの復活でF1イタリアGPのチケット販売が好調

    今年、フェラーリが競争力を取り戻してタイトル争いに復活したことで、9月3日にモンツァで開催されるチケットの販売が好調だ。

    F1イタリアGPを主催するミラノ自動車クラブの責任者を務める元F1ドライバーのイワン・カペリは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがチャンピオンシップをリードし、F1ワールドチャンピオンを獲得する可能性があるおかげで、今年のF1イタリアGPの集客の見通しが高まっていると述べた。

    「我々のすでに去年のこの時期よりも35%多いチケットを販売している」とイワン・カペリはオランドの雑誌Formula 1 にコメント。

    「満員になることを期待している」

    「もはや人々はサッカーについてだけ話しているわけではない。今ではカプチーノを飲んでいるときの話題の中心はF1だ」

    「実際、私はベッテルがワールドチャンピオンになれると信じている」

    フェラーリが、モンツァのティフォシの前でF1イタリアGPで優勝したのは、2010年のフェルナンド・アロンソの優勝が最後となる。また、フェラーリが最後にドライバーズタイトル獲得はキミ・ライコネンの2007年までさかのぼる。

    今年、セバスチャン・ベッテルは4勝を挙げて、2位のルイス・ハミルトンに14ポイント差をつけて夏休みに入った。コンストラクターズ選手権ではフェラーリは首位のメルセデスに39ポイント差で2位につけている。

  • メルセデス 「フェラーリは本来のペースを発揮していなかった」

    メルセデス 「フェラーリは本来のペースを発揮していなかった」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ライバルのフェラーリはF1ハンガリーGPで1-2フィニッシュを達成したにも関わらず“本来のペースを発揮していなかった”と警戒を強めている。

    F1ハンガリーGPでは、フェラーリが予選でフロントローを独占し、決勝では今季2度目の1-2フィニッシュを達成。セバスチャン・ベッテルがチームメイトのキミ・ライコネンを抑えてトップでチェッカーを受け、ドライバーズランキングで2位のルイス・ハミルトンとの差を14ポイントに広げて夏休みに入った。

    レース中、セバスチャン・ベッテルは、ステアリングのトラブルを抱えており、ペースに苦しんでいた場面もあった。しかし、レース終盤はキミ・ライコネンの援護射撃を受けるかたちとなり、メルセデスの2台からプレッシャーをかけられながらもトップを守り、今季4勝目を挙げている。

    トト・ヴォルフは、セバスチャン・ベッテルが問題を抱えていたことで、フェラーリの本来のレースペースは覆い隠されていたとみている。

    「彼らがペースを発揮していたとは思わない。セバスチャンのマシンは、ステアリングが左に傾いたことで明らかにダメージを負っていた」とトト・ヴォルフはコメント。

    「さらにセバスチャンがピットに入り、フリーエアとなった際のキミは非常に速いセクタータイムを記録していた。彼らがベッテルをステイアウトさせていたら、ライコネンはオーバーテイクしていただろう。また、ベッテルは新しいタイヤで追い上げていたが、アロンソがレースの最速タイムを記録したと聞いている」

    「やはり、あれはフェラーリの真のペースではなかったと思っている。マシンにダメージを負っていた。

    レース終盤、メルセデスはルイス・ハミルトンをフェラーリ勢に挑戦させるためにバルテリ・ボッタスとの順位を入れ替えさせている。そして、成功しなかった場合には順位を元に戻すという事前の約束通り、ファイナルラップで両者に準備を入れ替えさせた。

    トト・ヴォルフは、後半戦のタイトル争いに影響するかもしれないことを考えれば、チームにとって過去5年間で最も難しい決断だったと認めており、そのような立場にいることは“喜べるものではない”と語っている。

    夏休み後、メルセデスはドライバーズ選手権でのアプローチを変える可能性はあるか質問されたトト・ヴォルフは「我々はこのやり方で6つのチャンピオンシップを獲得してきた」とコメント。

    「そして、今後も多くのチャンピオンシップに勝ち続けるだろう。今回は3ポイントを失ったことになるし、場合によってはチャンピオンシップに影響が出てくるかもしれない。それは十分に承知している」

    「だが、これが我々のドライバーとチームのやり方だ。有言実行を貫いていく。その結果、もしチャンピオンシップを失ったとしたら、それを受け止める。だが、長期的には今後もこのアプローチでより多くのレースとチャンピオンシップに勝っていくとはずだ。アプローチを変えるつもりはない」