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  • ピレリ:F1日本GP 初日フリー走行レポート

    ピレリ:F1日本GP 初日フリー走行レポート

    ピレリが、F1日本GP初日のフリー走行を振り返った。

    レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、ピレリのP Zeroホワイト・ミディアムタイヤを使用して、日本GP金曜フリー走行2回目で最速タイムを記録した。今週末用に選択されているP Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroオレンジ・ハードは、高速コーナーで有名な鈴鹿サーキットのチャレンジングな要求に十分に応える。

    午前中のフリー走行1回目では、メルセデスのルイス・ハミルトンが、P Zeroオレンジ・ハードを使用して、ベンチマークとなるセッション最速タイム1分34秒157を記録した。しかし、ベッテルがFP2で最速タイムとなる1分33秒852をたたき出しました。26歳のベッテルは、FP2の中盤にこのタイムを記録し、チームメイトのマーク・ウェバーが、同じくミディアムコンパウンドで2番手タイムを記録した。

    FP1、FP2ともに、最高気温が30℃を上回る暑いドライコンディションの下で行われた。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「我々は、いつも日本を訪れることを楽しみにしています。雰囲気は刺激的で、Formula Oneへの情熱が本当に素晴らしいと感じます。今日行われた内容の濃い2つのフリー走行セッションで、各チームは、クロスオーバーポイントやラップを重ねた際のスピードの変化、さらに全体的なタイヤ動作に関するデータを収集しました。昨年は2ストップ戦略が見られましたが、今年も2回もしくは3回ストップのレースになりそうです。鈴鹿は、路面が粗いサーキットで、130Rやスプーンのような高速コーナーでタイヤに高い負荷がかかります。したがって、2011年のレースが3ストップによる優勝であったことも驚きではありません。決勝当日は気温が下がることが予測されていますので、熱によるタイヤの摩耗が減少し、2ストップのレースに挑むチームも見られるでしょう。ここまでのデータでは、両コンパウンド間の性能差はラップあたり約0.5秒です」

    関連:
    ・F1日本GP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
    ・F1日本GP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ピレリ、最終戦F1ブラジルGPまでのタイヤ選択を発表

    ピレリ、最終戦F1ブラジルGPまでのタイヤ選択を発表

    ピレリは、アブダビGP、アメリカGP、ブラジルGP用のタイヤ選択を発表した。

    アブダビGPでは、ミディアムとソフトが使用される。アメリカGPにはハードとミディアムが持ち込まれる。このハードとミディアムの組み合わせは続くブラジルGPでも使用される。

    ミディアムとソフトの組み合わせは、アブダビのトラックの多彩な適正に対応する。アブダビGPは、夕方にスタートするトワイライトレースで、レースの進行について気温が下降していく。

    ハードとミディアムは、高速なアメリカのトラックの厳しさに対応するベストな組み合わせ。アメリカのトラックでは、高速から低速でテクニカルなセクターへつながる部部の高低差によって、タイヤへ高い負荷がかかる。

    インテルラゴスは、高速コーナーと大きな高低差が存在する厳しいトラック。したがって、2013シーズンのラストレースであるブラジルGPには、ハードとミディアムがベストな組み合わせとなる。

    2013年 F1 タイヤコンパウンド

    開幕戦 オーストラリアGP スーパーソフト(赤)&ミディアム(白)
    第2戦 マレーシアGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)
    第3戦 中国GP ソフト(黄)&ミディアム(白)
    第4戦 バーレーンGP ソフト(黄)&ハード(オレンジ)
    第5戦 スペインGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)
    第6戦 モナコGP ソフト(黄)&スーパーソフト(赤)
    第7戦 カナダGP ミディアム(白)&スーパーソフト(赤)
    第8戦 イギリスGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)
    第9戦 ドイルGP ソフト(黄)&ミディアム(白)
    第10戦 ハンガリーGP ソフト(黄)&ミディアム(白)
    第11戦 ベルギーGP ソフト(黄)&ミディアム(白)
    第12戦 イタリアGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)
    第13戦 シンガポールGP ミディアム(白)&スーパーソフト(赤)
    第14戦 韓国GP ミディアム(白)&スーパーソフト(赤)
    第15戦 日本GP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)
    第16戦 インドGP ソフト(黄)&ミディアム(白)
    第16戦 アブダビGP ソフト(黄)&ミディアム(白)
    第16戦 アメリカGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)
    最終戦 ブラジルGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)
  • ピレリ:F1日本GP プレビュー 「鈴鹿はスピードに尽きる」

    ピレリ:F1日本GP プレビュー 「鈴鹿はスピードに尽きる」

    ピレリが、2013年 第15戦 F1日本GPが開催される鈴鹿サーキットでのレースをタイヤメーカーの観点から解説した。

    鈴鹿は、スリリングなトラックレイアウトと非常に熱狂的なファンの存在によって、F1カレンダーの中で最も人気があるサーキットのひとつ。今年、ピレリは、レンジ中で最も硬い組み合わせであるP Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムを持ち込む。この組み合わせは、名古屋近郊に位置する有名なトラック、鈴鹿のチャレンジングな要求に十分に対応する。

    鈴鹿は、130Rやスプーンのような高速コーナーの存在で知られており、これらの高速コーナーは、タイヤの摩耗とデグラデーションに大きな影響を及ぼす。したがって、2〜3回のピットストップが予測される。

    日本のもうひとつの特性は、非常に変わりやすい天候で、レース週末が豪雨に見舞われることもある。2010年には、豪雨のために予選が日曜日の午前中に延期された。しかし、昨年の決勝は、気温が30℃を超える暑いコンディションの下で行われた。これらは、日本グランプリの予測不能なケースの一例を示している。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「鈴鹿は、シーズン中で最も高いレベルの摩耗とデグラデーションを経験するサーキットのひとつです。その理由は、比較的粗い路面と、何よりもタイヤにかかる大きな荷重の存在です。したがって、我々のタイヤレンジ中で最も硬い組み合わせを選択しました。鈴鹿には、高速コーナーだけではなく、複数のヘビーブレーキングエリアやタイトなコーナーも存在します。鈴鹿は、コーナーが連続する、流れるようなレイアウトのため、横方向の荷重に関して非常に厳しいサーキットですが、トラクションに関してはそれほど厳しくありません。ここ鈴鹿でも戦略が大きな役割を演じます。ソフトとハードを使用した昨年は、2ストップの決勝となりました。そして、鈴鹿は、その高速性のため、ドライバー全員がエンジョイするサーキットです。日本グランプリはスピードに尽きます。ドライバーたちは、我々が今週末用に選択したタイヤを使用して、素晴らしい日本のファンの前でスピードを披露してくれるでしょう」

    ジャン・アレジ (ピレリ・ブランド・アンバサダー)
    「日本は私の大好きな国のひとつであり、鈴鹿は私の大好きなサーキットのひとつです」と、アレジはピレリのリリースにおいてそう述べている。鈴鹿は、スパやモンツァにも少し似ていて、ファンタスティックな流れと多くの高速コーナーによって、レースドライバー誰もが本当にスリリングに感じるサーキットです。しかし、それだけではありません。鈴鹿には、とても熱狂的でモータースポーツに詳しい日本のファンが醸し出す素晴らしい雰囲気があります。日本のファンは本当にF1が大好きです! 鈴鹿にはいい思い出がたくさんありますが、ひとつを選ぶとすれば、1994年のフェラーリ在籍時のレースですね。どしゃ降りのコンディションの下、ナイジェル・マンセルと素晴らしいバトルを繰り広げ、最後は表彰台を獲得しました。デーモン・ヒルが優勝したレースです。この種の雨は、日本で時々遭遇する雨で、もうひとつの難しい要素となります。ハードとミディアムは、鈴鹿ではベストな組み合わせだと思います。タイヤには大きな負荷がかかり、摩耗は激しくなります。おそらく、2〜3回のストップになるでしょう。私のレースキャリアでは、予選タイヤから溝つきのタイヤまで、多くの異なるタイヤレギュレーションを経験しました。私は、3ストップまでであればOKだと思います。3回を超えると、ちょっと想定外になりますね。しかし、これまでそのようなことは1度か2度しかありませんので、これまでのピットストップ回数の記録は素晴らしいと思います」

  • ピレリ:F1韓国GP 決勝レースレポート

    ピレリ:F1韓国GP 決勝レースレポート

    ピレリが、F1韓国GPの決勝レースを振り返った。

    レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、韓国GPを制し、チャンピオンシップのリードを広げた。セバスチャン・ベッテルは2ストップ戦略を採り、韓国GP初のポールポジションからの優勝ドライバーとなった。

    今回の優勝によって翌週末の日本で、セバスチャン・ベッテルが4度のワールドチャンピオンに決定する可能性が出てきた。

    もし、セバスチャン・ベッテルが鈴鹿で優勝し、フェルナンド・アロンソが9位以下であれ、ベッテルが2013年のワールドチャンピオンに決定する。

    ミディアムでスタートしたトロ・ロッソのダニエル・リカルドを除く全ドライバーがスーパーソフトタイヤを装着し、韓国GPのスタートが切られた。午前中、雨がぱらついたが、午後はドライコンディションが続き、決勝スタート時の気温は27℃、路面温度は29℃だった。

    12番グリッドからスタートしたダニエル・リカルドの戦略は、18週目にミディアムへ交換する最初のピットストップを行う時点で彼を4位に浮上させた。リカルドは、1回目のセーフティカー導入時にスーパーソフトタイヤへ交換し、トップ10圏内を走行していたが、残り1周時点でリタイアした。マクラーレンのジェンソン・バトンは、セーフティカー導入時にピットに入らなかった数少ないドライバーのひとちで、22周目に交換したミディアムタイヤで最後まで走り切り、11番グリッドのスタートから8位でフィニッシュした。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「ミディアムコンパウンドが理想的な決勝用タイヤであることが示されたため、大半のドライバーができるだけ早い段階でのミディアムへの交換を目指しました。また、各チームは、スタートから直近のライバルが採用した戦略へ反応していました。スーパーソフトが完璧な予選用タイヤとなり、ミディアムが決勝に最適なタイヤとなった今回のタイヤ選択はアグレッシブだったかもしれませんが、この選択は多くのチームからのリクエストに従ったものです。セルジオ・ペレスの右フロントタイヤで発生した問題に関して、我々は、このっ問題がヘビーブレーキングジのロックアップによって生じたフラットスポットに起因するものであることをすぐに確認できました。昨年ここで使用したものと全く同じタイヤ構造を使用していますので、根本的な問題は何もありません。一方、フラットスポットやパンクは、レースにつきものの事象です。2回のセーフティカー導入がレース戦略に重要な影響を及ぼしました。このため、完走者の大半が2ストッパーでした。セフティカー導入が無かったら、もっと多くのドライバーが3ストップ戦略を採ったと思われます。しかし、いずれにせよ、2〜3回のピットストップであり、これは我々がF1へ復帰以来目標としてきたことです」

  • ピレリ:F1韓国GP 予選レポート

    ピレリ:F1韓国GP 予選レポート

    ピレリが、F1韓国GPの予選を振り返った。

    F1韓国GPの予選では、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、今シーズン6度目のポールポジションを獲得し、現時点で今シーズン最多のポールポジション獲得ドライバーとなっている。

    韓国での2度目のポールを獲得したセバスチャン・ベッテルは、P Zeroレッド・スーパーソフトタイヤを使用して、1分37秒202を記録した。

    韓国グランプリ用として、P Zeroレッド・スーパーソフトとP Zeroホワイト・ミディアムタイヤが選択されている。興味深いことに、過去3年間の韓国グランプリでは、ポールシッターは優勝を手にしていない。セバスチャン・ベッテルとメルセデスのルイス・ハミルトンがフロントローに並ぶのは、今シーズン5度目となる。

    気温25°Cの温暖なドライコンディションの下、大半のドライバーがミディアムタイヤでQ1を開始。マルシャとケータハムの両ドライバー、ザウバーのエステバン・グティエレスが最初にスーパーソフトタイヤを使用した。セッション終盤、ロータスのキミ・ライコネンが、スーパーソフトを使用してセッション最速タイムを記録した。

    Q2に進出した全ドライバーがスーパーソフトタイヤでセッションを開始し、ルイス・ハミルトンが最初のベンチマークを記録。その後、セッション終了3分前時点で、セバスチャン・ベッテルがスーパーソフトを使用した1回のランでトップに立ちました。このベッテルのタイムがQ2の最速タイムとなった。

    路面の改善がコンスタントに進み、ラップ計測のタイミングが重要になったQ3では、進出した全ドライバーがP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤを使用。レッドブルの両ドライバーは、2回予定しているランの1回目を行うために、セッション序盤からコースに出た。ほぼ同じタイミングでメルセデスの両ドライバーがこれに続いた。セバスチャン・ベッテルが1回目のランで最速タイムをたたき出した。フェラーリとザウバーの両ドライバーは、セッション終盤に1回のみのランを行う戦略を採った。ロータスは、チーム内で戦略を分け、ロマン・グロージャンが2回のランを行い、ライコネンが1回のみのランを行った。

    ベッテルは午前中の最終フリー走行でも最速となり、2番手にはチームメイトのマーク・ウェバーが続きました。ベッテルは、スーパーソフトタイヤを使用して、ウェバーが記録していた最速タイムを塗り替えました。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「現時点で、両コンパウンド間の性能差はラップあたり約0.8秒となっており、シンガポールグランプリよりも大幅に差が縮まっています。この点が決勝での興味深い戦略の基盤を形成しますが、同時に、上位勢がスーパーソフトコンパウンドを使用する必要無くQ1を通過できた要因でもあります。各セッションが進むにつれて、グリップレベルが改善したため、多くのドライバーがセッション終盤で自己ベストの更新を狙っていました。予選全体を通じて多様な戦略が見られ、Q3でもさまざまアプローチが採られていましたが、明日の決勝では、通常の状況下であれば、2ストップが主流になると予測しています。大きな不確定要素が天候で、今晩と明日の朝、にわか雨が降るとの予報が出ています。決勝そのものはドライが続くと思われますが、決勝時の午後の気温がこれまでよりも低下すると予測されます。とはいえ、少なくとも台風は回避できたようです」

    関連:F1韓国GP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • ピレリ:F1韓国GP 初日フリー走行レポート

    ピレリ:F1韓国GP 初日フリー走行レポート

    ピレリが、F1韓国GP初日のフリー走行を振り返った。

    フリー走行2回目では、メルセデスのルイス・ハミルトンが、P Zeroレッド・スーパーソフトタイヤを使用して、韓国グランプリ金曜フリー走行の最速タイムを記録した。韓国GPには、P Zeroレッ ド・スーパーソフトとP Zeroホワイト・ミディアムコンパウンドが選択されている。これは、2週間前のシンガポールGPと全く同じタイヤ選択。

    ルイス・ハミルトンは、午前中のフリー走行1回目でレース用のセットアップ作業を行う中、P Zero ホワイトで最速タイムを記録し、ヨンアムサーキットでの2つのセッションでトップとなった。最速タイムは、ルイス・ハミルトンがFP2で記録した1分38秒673。ルイス・ハミルトンがFP2のセッション半ばで最速タイムを記録し、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、同じくスーパーソフトコンパウンドで2番手タイムを記録した。

    両セッションともに、最高気温が24°Cの温暖なドライコンディションの下で行われた。しかし、明日以降は雨まじりの天候が予測されており、日曜日の決勝はウェットでのレースになる可能性がある。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「各チームは、シンガポールでの経験から、ミディアムとスーパーソフトに関して既に豊富なデータを持っていますが、このサーキットの特性はシンガポールとは全く異なるものです。特に横方向の負荷が非常に大きいため、戦略を構築するにあたって、多様な燃料搭載量での摩耗とデグラデーションのレートを正確に読む作業が絶対不可欠です。フリー走行の序盤、トラックは非常に“グリーン”な状態でしたが、これは予測していたことで、トラックにラバーが乗るにつれてタイムが速くなっていきました。滑りやすい路面にもかかわらず、グレイニングはそれほど問題にはならず、概ね順調に進んだので、各チームはプログラムを予定通りに消化することができたと思います。両コンパウンド間の性能差は、明日はもう少し縮まってくると予想していますが、現時点でラップあたり約1秒ですので、興味深い戦略を組み立てるための余地は広範囲に渡ってあるでしょう。しかし、天候とセーフティーカーについては予測がしにくく、この土日の天候は不安定な状態となりそうで、 また、韓国でのセーフティーカー導入率も高いため、これらがレースの様相を一変させる可能性があります。これらの不安定な状況の下、できるだけ多くの情報を持っておくことが常にベストなことです。したがって、フリー走行での作業が非常に重要になるのです」

  • ピレリ:F1韓国GP プレビュー

    ピレリ:F1韓国GP プレビュー

    ピレリが、2013年 第14戦 F1韓国GPが開催される韓国インターナショナルサーキットでのレースをタイヤメーカーの観点から解説した。

    前レースのシンガポール同様、韓国GPにはP Zero ホワイト・ミディアムとP Zero レッド・スーパーソフトコンパウンドが選択されている。しかし、韓国のサーキットは、シンガポールとは異なる特性を持っている。

    韓国南部、モッポ近郊のヨンアムサーキットは、高速コーナー、低速コーナー、さらにテクニカルなセクションなど、あらゆる要素を包含している。2010年からグランプリアが開催されている全長5,615kmのトラックは、反時計回りとなっており、タイヤにとっては問題ないが、ドライバーの首への負担となることがある。

    韓国インターナショナルサーキットは、グランプリ以外ではほとんど使用されないため、レース週末を通して大幅な路面の改善が見られる。今シーズン4回目の登場となるミディアムとスーパーソフトの組み合わせは、予選でのスピードを最大限に引き出すだけでなく、決勝での高いレベルの耐久性を保証することを狙いとしている。これにより、多くの戦略機会を提供する。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「今年の組み合わせは、昨シーズンのソフトとスーパーソフトから、2013年型コンパウドレンジの特性をベストに補完する組み合わせへと変更されました。シンガポールのケース同様、両コンパウンド間のラップあたりの性能差は、非常に大きくなると予測しています。この点は、各チームが興味深い戦略を構築する手助けとなるはずです。韓国のサーキットは、高速コーナーと低速コーナーが混在し、サーキット全体で大きな横方向の負荷がかかる興味深い構成となっています。したがって、ここ韓国でもタイヤマネジメントが重要な要素となるでしょう。特に、フリー走行での作業において、多様な燃料搭載量で各コンパウンドの摩耗とデグラデーションのレベルを評価することが極めて重要です。なぜならこの評価が、適正な戦略の鍵を握ることになりますから。シンガポールでは、正しい戦略による違いを見せつけられました。韓国ではセーフティカー導入率は高くありませんが、チャンピオンシップが最終局面に入っていますので、各チームは、グランプリの展開に並々ならぬ注意を払って臨んでくるでしょう」

    ジャン・アレジ (ピレリ・ブランド・アンバサダー)
    「私自身は韓国でのレース経験はありませんが、ドライバーたちから多くのポジティブな声を聞いています。こうした超えは、年々増えています。なぜならば、現代の世代のサーキットが始めて登場した頃は、あまり人気がありませんでしたが、最近では、新しいサーキットが真のドライバーズサーキットであるという、これまでとは違ったフィロソフィーがあるように思えるためです。今回のレースの興味深い点は、タイヤ選択が、非常に好レースだったシンガポールと同じであるということです。シンガポールでは、両コンパウンド間のラップタイムに大きな開きがあったため、この点を活用して好戦略を構築することができたドライバーが見られました。また、スーパーソフトタイヤの一貫性も見られました。レンジ中で最も柔らかいタイヤでありながら、大きな性能の劣化無く長いスティントの走行を実現していました。したがって、韓国でも同じような光景が見られると思います」

  • ピレリ、2014年F1タイヤは「保守的な戦略をとる」

    ピレリ、2014年F1タイヤは「保守的な戦略をとる」

    デグラデーションの激しいタイヤが、F1にスパイスを利かせる時代は終わりを迎えるかもしれない。

    今シーズン序盤のタイヤバースト問題を受け、ベルトがスチール製からケブラー製の変更されて以降、ピレリはタイヤ選択においても控えめなコンパウンドを選択している。

    2014年は、エンジンが完全に一新されるが、タイヤ面での変更はほとんどない。

    「我々は非常に保守的な戦略をとっていく」とピレリのポール・ベンベルーは Auto Motor und Sport にコメント。

    「我々はタイヤ構造の開発のベースとして最悪の場合をシミュレーションしている」

    ポール・ヘンベリーは、ピレリがチームによってその方向を推進されたと主張。そして、チーム側はあまり2014年タイヤの開発を手伝う姿勢をみせていない。

    実際、メルセデスの現行マシンを使用してテストするという試みも訴訟に発展し、現在、ピレリは最近レッドブルがバルセロナで実施したような2年落ちのマシンでの1000kmのテストを実施するしかない。

    「我々が話させる限りではうまくいった」とポール・ヘンベリーはコメント。

    「クルマは我々のロータスのテストカーよりも3秒速い」

    「だが、我々はまだ新しい2014年マシンでの未知なる旅を予想している」

    現在では、最終戦F1ブラジルGP後のポスト・レース・テストでさえ中止となっている。

    「タイヤの開発状況は、チームの病的な疑り深さが理由だ」

    「我々が仕事をするために必要としているものは、残念ながら、チームが望むものとはフィットしていない。誰も解決策を示してこない」

    ピレリには、F1での長期的な将来への不確実性もある。

    FIAは、やっと2013年以降のピレリとのタイヤ供給契約を承認したが、声明ではすでにFOMやチームらとピレリの間で交わされた契約を実行するための“移行期間”だと記された。

    ミシュランのF1参戦も噂されるが、 La Gazzetta dello Sport は「ピレリは、エクレストンと5年契約にサインしており、それらは尊重されるだろう」と報じた。

  • FIA、ピレリの2014年のF1タイヤ供給を承認

    FIA、ピレリの2014年のF1タイヤ供給を承認

    FIAは、ピレリが2014年もピレリがF1のタイヤサプライヤーとして残ることを発表した。だが、新コンコルド協定のもと、今後はタイヤと燃料の供給者を選ぶ入札プロセスは変更される。

    ピレリは、FOMやF1チームとの契約を済ませており、供給続行に自信をみせていた。

    FIAは、世界モータースポーツ評議会の後、ピレリのF1タイヤ供給を正式に承認。10月1日(火)にはF1チームに2014年タイヤについての情報が公開される。

    だが、新コンコルド協定では、どこがF1にタイヤや燃料を供給するかをFIAが監督することになっている。

    「2013年の新コンコルド協定で注目されるべき部分は、タイヤと燃料のカテゴリーにおいてFIA F1世界選手権の単独サプライヤーを任命する新しい入札手続きだ」と世界モータースポーツ評議会での声明には記されている。

    「新しいプロセスでは、FIAが入札を実施する責任団体として定められている。商業権利所有者は、選ばれた単独サプライヤーを世界モータースポーツ評議会が正式承認することを視野に入れ、潜在的サプライヤーと商業面の交渉をする権利を持つ」

    「それまでの移行期間と、すでにFOMやチームらとピレリの間で交わされた契約を実行するため、世界モータースポーツ評議会は本日、ピレリが引き続きFIA F1世界選手権の競技者へタイヤを供給することを承認した。これはFIAが求める技術的、安全性の基準を満たすことが条件とされる」

  • ピレリ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    ピレリ:F1シンガポールGP 決勝レポート

    ピレリが、F1シンガポールGPの決勝レースを振り返った。

    F1シンガポールGPでは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、2ストップ戦略でレースを制し、自身通算33勝目を挙げた。セバスチャン・ベッテルのポールからの優勝により、世界王者経験者のみが優勝するというシンガポールグランプリの記録は継続している。

    フェラーリのフェルナンド・アロンソは、セバスチャン・ベッテルとは異なる2ストップ戦略を採り、7番グリッドのスタートから2位でフィニッシュ。ロータスのキミ・ライコネンも2ストップ戦略を採用し、腰の痛みに苦しみながらも、13番グリッドのスタートから3位を獲得した。セバスチャン・ベッテルとアロンソによるワンツーは、これで3戦連続となります。

    湿度67%のコンディションの下、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルを除く全ドライバーがP Zeroレッド・スーパーソフトタイヤを装着して、シンガポールグランプリのスタートが切られた。キミ・ライコネンが最初にピットストップを行い、10周目にスーパーソフトへ交換した。セバスチャン・ベッテルは、35秒以上のリードを築いた長い第1スティントを走行し、17周目にミディアムへ交換する1回目のピットストップを行い、首位のままコースへ戻った。

    25周目にセーフティーカーが導入され、5周の導入周回が行われた。これにより、マリーナベイ・サーキットにおけるセーフティーカー導入率100%の連続記録が継続された。多くのドライバーが、この状況を利用してタイヤ交換を行ったが、上位4名(全員がミディアムコンパウンドを装着)はステイアウトしたままで、13秒あったセバスチャン・ベッテルのリードは短縮された。

    しかし、セバスチャン・ベッテルは2回目のピットストップ前に再びリードを広げ、首位のままで44周目に新品のスーパーソフトへ交換。ベッテルは、最終的に30秒差をつけて勝利を手にした。シンガポールでは、低いピットレーン制限速度と長いピットレーンにより、ピットストップのロスタイムがシーズン中で最も長くなるため、各チームは、ピットでの作業時間を最短にすべく努めた。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「予想通りタフな決勝となり、シンガポールでは、摩耗よりも熱によるデグラデーションを克服しなければならないことがあらためて示されました。両コンパウンド、特にスーパーソフトは、性能とともに十分な耐久性を示し、このレース用の最適な選択となりました。最大の難問のひとつは、レースの時間とセーフティーカー導入の可能性を考慮するために、レース戦略を柔軟にしなければならないということでした。今回もセーフティーカーが導入され、レース時間がほぼ制限時間の2時間に達しました。セーフティーカーが戦略をかき乱したものの、ベッテルの地位は磐石で、彼に続く表彰台争いの激しい戦略的バトルが展開されました。レース終盤、ポイント圏内を争う多様な戦略や、通常は困難なサーキット上でのオーバーテイクなど、アクション満載のレースでした」