タグ: ピエール・ガスリー

  • ピエール・ガスリー 「日本でホンダと仕事をした経験が役立っている」

    ピエール・ガスリー 「日本でホンダと仕事をした経験が役立っている」

    ピエール・ガスリーは、昨年日本でホンダとスーパーフォーミュラに参戦した経験が、2018年に新たにトロロッソのパートナーとなったホンダF1との仕事を容易にしていると感じていると語る。

    先週のF1バルセロナ合同テストで、ピエール・ガスリーは全ドライバーのなかで最多の229周を走破。ホンダのF1パワーユニットには4日間で大きな問題は発生せず、2015年にF1に復帰してから最も生産的な冬季テストを過ごした。

    2017年、レッドブルはピエール・ガスリーを日本のスーパーフォーミュラに送り込み、ガスリーはホンダが支援するTEAM MUGENで2勝を挙げてタイトルを争った。

    ピエール・ガスリーは、ホンダと仕事をした経験がトロロッソの新たなパートナーシップの基盤を築き、移行フェーズに役立ったとし、昨年予想していたよりもはるかに有用だったと述べた。

    「ホンダの事は去年から知っている。最終的に当時考えていたよりもさらに良い経験になった」

    「彼らとのコミュニケーションに役立っているのは確かだ。彼らの仕事のやり方、彼らと仕事をするにはどのようなことが必要か、状況にどのようにアプローチする必要があるかを少しは知っているからね」

    「今のところまったく問題はない。とにかくエンジニアにはっきりとしたフィードバックを与え、自分たちにできるエリアを改善しようとする。それが重要だ」

    今週の2回目のプレシーズンテストで3月25日の開幕戦オーストラリアGPに向けて最後の2日間のテストを行うピエール・ガスリーは、テストを通してすぐに改善を見い出すことができたと語る。

    「シーズン前に4日間のテストを実施するのは初めてのことだし、実際にとても速くなっている。開幕戦までにあと2日しかクルマに乗れないのは若手ドライバーにとってちょっと異様なことだ」

    「コースに出るすべてのラップを最大限に生かす必要があると本当に感じている。だから、かなり多くのラップを走れたことには本当に満足できた」

    「昨日(3日目)のように1日を逃してしまうと、開幕戦までにクルマでフィーリングを掴んで経験を積むことにかなり大きな影響を及ぼす」

    「今、本当にポジティブなのはそれが理由だ」

  • トロロッソ・ホンダ:ピエール・ガスリー(ドライバー) Q&A

    トロロッソ・ホンダ:ピエール・ガスリー(ドライバー) Q&A

    トロロッソ・ホンダのF1ドライバーを務めるピエール・ガスリーが、2018年のF1プレシーズンテストを前に、トロロッソ・ホンダとしての2018年への抱負、そして、新しいパートナーであるホンダについて語った。

    F1で初のフルシーズンですね。どのような気分ですか?
    大きな一年だし、本当に興奮している。テストを開始して、開幕戦に挑むまでそれほど遠くはない。とにかく僕たちに待ち受けている21戦を全力で挑みたいと思っている。

    シーズンにはどのようにアプローチしますか?
    常に全力でベストを尽くしていきたい。過去数年間は勝利や表彰台、タイトルを争ってきたけど、これがF1だというの事実だ。今年はちょっと複雑なものになるかもしれないね! でも、僕の目標はずっと変わっていない。与えられたエキップメントでベストを尽くすだけだ。

    1年前、あなたはGP2(現F2)の現役チャンピオンでしたが、F1にはあなたのためのスペースはありませんでした。グランプリドライバーになあるチャンスは通りすぎてしまったと考えませんでしたか?
    いいや。僕は決して希望を失わなかったし、常にハードワークをして、結果を出せば自ずとついてくると信じていた。2016年にレースに勝って、GP2選手権でタイトルを獲得したとき、いつかそれは僕のための報いになるとわかっていた。去年はとても落ち着いていたし、自分のゴールに集中して、日本で良いシーズンを送れば、それは叶うと感じていた。僕はいつも自分のことを信じているし、頑張っていれば、報われると思ってきた。

    今年はホンダと仕事していますし、去年も日本でホンダチームとレースをしてきましたね。それは助けになりますか?
    異なるチームと仕事をした経験は有益だし、日本のやり方について少しは学ぶことができたけど、これは完全にことなるものだし、大きなアドバンテージだとは思っていない。

    Haloについてはどう思いますか?
    全員が慣れると思うよ。クルマの中からはそれほど大きな違いはない。

    冬季テストに期待することは?
    ブレンドと僕は4日だし、良いマイレージを稼いで、コース上での時間を最大化して、多くの作業を完了できることを願っている。仕事をしていくための正しい方向性を見つけて、車を快適にしていく必要がある。ホンダがいることも大きな変化だ。とにかくメルボルンへの準備を整えるために多くの走行時間を稼ぐ必要がある。

    今年、カレンダーにフランスGPが復活しますね。
    マニクールにレースを観にいったことはないけど、テレビで見たのを覚えている。戻ってくるには完璧なタイミングだ。初のフルシーズンでフランスGPがあるのは素晴らしいことだ。ホームレースのエネルギーと雰囲気を感じるのを本当に楽しみにしている。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダは批判家たちに答えを示した」

    ピエール・ガスリー 「ホンダは批判家たちに答えを示した」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今週のF1バルセロナ合同テストでのホンダのF1パワーユニットのトラブルフリーの走行が多くの批判家たちへの答えを示したと考えている。

    トロロッソは、昨年末でルノーとの契約を解消。マクラーレンと不遇の3シーズンを過ごして契約を解消されたホンダを新たなパワーユニットサプライヤーとして迎え入れた。

    2018年のプレシーズンテストに向けて、ホンダの信頼性への懸念が語られていたが、トロロッソ・ホンダは大きなトラブルに見舞われることなく、4日間で全チーム最多の324周を走破した。

    ピエール・ガスリーは、最終日に147周を走行。これはホンダが2015年にF1に復帰して以降、1日に走行した最多の周回数となる。ピエール・ガスリー自身も4日間で全ドライバーで最多となる229周を走り込んだ。

    ピエール・ガスリーは「こんなに多くのラップを走り込めて本当に満足している。僕にとってクルマでのテスト2日目だし、チームにとっては4日目に過ぎない。僕たちはまだクルマについて多くのことを学んでいるところだ」とコメント。

    「僕たちはメルボルンでパフォーマンスを最大限に引き出すための正しい方向性を見つける必要がある。チームにとって、そして、僕にとってそれが本当に重要だった。僕たちは多くのことを学んだと思う」

    「2回目のテストまでの数日間ですべてを細かく調べていかなければならないけど、全体的に本当にポジティブな一日だった」

    トロロッソ・ホンダとしての最初のテストは、ホンダの批判家たちに答えを示したかと質問されたピエール・ガスリーは「そうだといいね。今日、僕たちはエンジンが問題ないことを示したと思う」とコメント。

    「トロロッソはベストなパッケージを得るためにコミュニケーションにおいてホンダと本当に懸命に仕事をしている。僕たちは共通の目標を持っている。僕たちは2つの異なるチームではなく、1つのチームとして仕事をしている。それは本当にポジティブなことだと思う」

    「僕たちはまだ多くのことを改善する必要がある。まだ改善する必要があることはいくつかあるけど、それは全てのチームが同じだと思う。でも、これまでは彼らと素晴らしい仕事ができている」

    「彼らは本当に懸命にプッシュしている。それは常に素晴らしいことだ」

    関連:F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム

  • ピエール・ガスリー、Haloのせいでレーシングスーツが破れるトラブル

    ピエール・ガスリー、Haloのせいでレーシングスーツが破れるトラブル

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、Haloが搭載された2018年F1マシン『STR13』への乗り降りの際にレーシングスーツが破れるというトラブルに見舞われた。

    ピエール・ガスリーは、F1合同テスト2日目にトロロッソ・ホンダ STR13での初めてのテストを実施。82周を走行して6番手タイムで終えた。

    2018年のF1世界選手権からF1マシンにはコックピット保護デバイス『Halo』の装着が義務付けられる。

    Haloに何か問題はあったかと質問されたピエール・ガスリーは「気に入ってないね。クルマの乗り降りは大変だ」とコメント。

    「すでにレーシングスーツが破れている。今年はアルパインスターズに多くのスーツを発注しなければならないだろうね。まだ初日なのにすでに背中には多くの穴が開いている」

    「かなり後方からクルマに滑り込む必要がある。実際それはかなり変な感じだ。Haloには多くのウイングレットが付いているので、降りるためにそこに触れることができない」

    「かなり変な状況だけど、あまり重大なことではない。だた、古いクルマの方が僕は好きだね」

    ただし、ピエール・ガスリーは、Haloについての不満は乗り降りの難しさだけだと強調。運転にはまったく問題はないと述べた。

    「走っているときは大きな違いはない。視界も同じだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「もちろん、頭上に何かがあるのはわかるし、ちょっと変な感じだけど、集中して運転をし始めれば、自分のドライビングにしか注意はいかなくなるし、あまり目に入らなくなる」

    「でも、クルマの乗り降りはかなり大きな課題だ」

    事故などでクルマから降りるのが大変になると感じているかと質問されたピエル・ガスリーは、それについても問題はないだろうと語る。

    「少し時間はかかるだろう。それは確かだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕は物事を悪く考える方ではないので心配はしていない」

    「今年から導入されるものだし、今後数年間でどうなるかはわからないけど、僕たちはそれに慣れなければならないだろう」

    テスト2日目は非常に気温の低いコンディションでの走行となったが、ピエール・ガスリーは“素晴らしい一日”だったと語る。

    「今日のコンディションは本当にトリッキーだった。午前中は特にね。僕たちはあまり走行しなかった」

    「午後は初めて雪のなかでF1マシンをドライブした。でも、作業という点では良いラップができたし、クルマ、エンジンについて理解を深めることができた」

    「あまり多くのラップは走れなかったけど、第一印象はポジティブだ。快適に感じているし、昨年よりも少し自信を与えてくれている。クルマは低速、中速、高速とコーナー毎により一貫性がある」

    関連:F1バルセロナテスト2日目 結果:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダ STR13の第一印象はポジティブ」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダ STR13の第一印象はポジティブ」

    ピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2日目にトロロッソ・ホンダ STR13で初の本格テストを実施。82周を走行し、6番手タイムを記録した。

    「「かなり厳しいコンディションだったので、予定よりも走り込むことはできなかった。午後には、初めてF1マシンを雪の中で走らせるというとても珍しい経験もした」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ただ、いい走りをできたタイミングもあったし、マシンとエンジンに対する理解を深めることができている。いくつか興味深いテストもできて、全体的には満足のいく一日だった」

    「初走行の感触としてはポジティブで、マシンは低速、中速、高速それぞれのコーナーで安定感がある。まだすべきことはたくさんあるが、いい方向へ向かっていると思う」

    「これまで予選シミュレーションやプッシュしたラップを行っておらず、走行距離を伸ばすことを目指して取り組んでおり、天候によってプラン変更を強いられながらも、今のところ目的は果たせている。午前中はあまり走行できなかったが、全体的にはコース上で使える時間を最大限に活用し、このコンディションでのベストを尽くせたと思う」

    関連:F1バルセロナテスト2日目 結果:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • ピエール・ガスリー、2018年のF1ヘルメットを公開

    ピエール・ガスリー、2018年のF1ヘルメットを公開

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権で着用するF1ヘルメットを公開した。

    昨年のF1マレーシアGPでトロ・ロッソからF1デビューを果たしたフランス出資のピエール・ガスリーは、2018年に新生トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たす。

    トロ・ロッソとホンダは21日(火)に2018年F1マシン『STR13』のシェイクダウンを実施。ピエール・ガスリーも新車での初走行を行っている。

    同日、ピエール・ガスリーは2018年の新しいF1ヘルメットを自身のTwitterで公開。アライ製のヘルメットは、母国フランス、そして、トロ・ロッソのF1マシンと同じブルー&レッドにシルバーで『Red Bull』『HONDA』のロゴが入るカラーリングとなっている。

    ピエール・ガスリーは「新シーズンのための新しいカラーだ!」というコメントにフランスの国旗を添えてツイートした。

    ピエール・ガスリー 2018年 F1 ヘルメット関連:トロロッソ・ホンダ、STR13のシェイクダウン画像を公開

  • ピエール・ガスリー、6歳から変わらない鋭い眼光

    ピエール・ガスリー、6歳から変わらない鋭い眼光

    ピエール・ガスリーが2月7日に22歳の誕生日を迎えた。今年はガスリーにとってトロロッソ・ホンダで初のF1フル参戦を果たす重要なシーズンとなる。

    ピエール・ガスリーは6歳で初めてカートに乗った。写真はその当時のものドライビングスキルやレース技術は野心とともに進化を遂げたが、ヘルメットから覗く鋭い眼光と表情はまったく変わっていない。

    ピエール・ガスリーがカートを始めたきっかけは、同じフランス出身で現在フォース・インディアのF1ドライバーを務めるエステバン・オコンだった。

    エステバン・オコンは「親同士が友人だったんだ。その頃、僕はゴーカートに乗っていて、彼はサッカーをしていた。僕の父が、彼にゴーカートを試してみるように勧めたことがあった。しばらくしたら、彼はサッカーをやめてレースを始めていたんだ」とエピソードを明かした。

    ピエール・ガスリーも「彼とは6歳の頃からの知り合いだ。近所に住んでいて、一緒にカートをして育ったんだ」と語っている。

    その後、2011年にシングルシーターデビューを果たしたピエール・ガスリーはフランスF4で総合3位を獲得。翌年からフォーミュラ・ルノー2.0へとステップアップし、2013年にフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップで圧倒的な強さでタイトルを獲得。

    2014年からレッドブルのジュニアチームに加わり、フォーミュラ・ルノー3.5でカルロス・サインツJr.に次ぐ2位でフィニッシュ。2015年からGP2にフル参戦し、2016年にチャンピオンを獲得した。

    2017年はスーパーフォーミュラに参戦してチャンピオンから0.5ポイント差で2位でシーズンを終了。F1マレーシアGPからダニール・クビアトに代わってトロ・ロッソからF1デビュー。2018年はブレンドン・ハートレーとともにトロロッソ・ホンダからF1フル参戦を果たす。

    ピエール・ガスリー (6歳)ピエール・ガスリー (21歳)

  • レッドブル 「ピエール・ガスリーはスーパーフォーミュラで成長を遂げた」

    レッドブル 「ピエール・ガスリーはスーパーフォーミュラで成長を遂げた」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーがスーパーフォーミュラでドライバーとして成長を示したことで、F1シートに相応しいかどうかの疑問を払拭したと述べた。

    ピエール・ガスリーは2016年にGP2でチャンピオンを獲得したが、レッドブルの首脳陣はガスリーのポテンシャルを完全には確信できず、F1昇格を見送って日本でスーパーフォーミュラに参戦させる道を選んだ。

    ピエール・ガスリーは、初参戦したスーパーフォーミュラで2勝を挙げて、チャンピオンと0.5ポイント差の2位でシーズンを終了。シーズン途中にトロ・ロッソのF1レースシートに昇格し、シーズン後半の5戦に出場した。

    ピエール・ガスリーは、2018年にホンダのF1エンジンを搭載するトロ・ロッソにブレンドン・ハートレーとともに残留する。

    ピエール・ガスリーのシーズンを振り返ったヘルムート・マルコは、スーパーフォーミュラでの期間はF1のための準備を整えるためには不可欠だったとし、ミスをしがちがったガスリーに抱いていた当初の疑問を解消することに役立ったと語った。

    「ガスリーは、2年目にGP2シリーズでチャンピオンを獲得した。彼は少し不運だったが、ミスもあった」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「彼は日本で成熟した。それは本当に不可欠なことだった。彼は自分で自分の世話をすることを学ばなければならなかった。そこでは誰も彼の言葉を話す者がいなかった。彼は自分のやり方を身に着けなければならなかったし、実際にマネジメントしていた」

    「彼は(スーパーフォーミュラ最終戦が中止となった)台風によってチャンピオンシップに勝つことができなかったが、彼は自分のチームをトップに導くことができた。彼は完全にウィナーだった。彼に時間を与えたのは正しい決断だった」

    「ブレンドン・ハートレーも彼のキャラクターを改善させ、今では経験を積んでいる。我々には二人とも2018年に定期的にポイントを狙えると期待している」

    ピエール・ガスリーもヘルムート・マルコの意見に同意。日本の厳しい環境に身を置いたことで他では得ることのできない経験を積んだと語る。

    「ある意味、過去よりも精神的にかなり強くしてくれたし、全ての経験は僕にとって悪いものではなかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「常にそこから何かを学べるものだ。良いか悪いかに関わらず、常に得られることはある。長い旅だったけど、多くの良い経験を積むことができた。僕にとって有益なことだった」

    ヘルムート・マルコは、トロ・ロッソが2017年シーズン後半に信頼性問題に見舞われていたことで、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが強い印象を与えることが難しかったと語る。

    「条件のせいで誰が良かったかを言うには不可能だ」とヘルムート・マルコはコメント。

    「トロ・ロッソはかなり多くのエンジン問題に見舞われていた。二人ともほとんど走ることができなかった。レース週末全体でガスリーはフリー走行を含めて30周も走れなかった。ハートレーも似たような状況だったが、彼にはWECとF1という二重の負担があった。彼は毎週異なるクルマを運転していた」

    「我々は2018年に初めて本来のポテンシャルを目にすることになるだろう」

  • ピエール・ガスリー 「テストからホンダのF1エンジンには信頼性が必須」

    ピエール・ガスリー 「テストからホンダのF1エンジンには信頼性が必須」

    ピエール・ガスリーは、2018年のF1世界選手権に先立ち、トロ・ロッソがホンダとの新しいパートナーシップで最大限の効果を発揮できるように、ホンダにプレシーズンテストから信頼性のあるパワーユニットを届けるように求めた。

    昨シーズン終盤にダニール・クビアトに代わってトロ・ロッソのF1シートを獲得したピエール・ガスリーは、2018年にホンダとの新しいエンジン供給契約を開始する新生トロ・ロッソ・ホンダで初のF1フルシーズンを迎える。

    昨年までホンダのパートナーだったマクラーレンは、特にプレシーズンテストでホンダのF1パワーユニットの信頼性不足によって妨げられ、シーズン開幕までに実施しておきたかった新車での走行距離や適切なデータが不足し、劣勢に立たされた状態でシーズンを開始せざるを得なかった。

    それを目にしているピエール・ガスリーは、トロ・ロッソが開幕戦にむけて優れたベースセットアップを仕上げられるためにも、ホンダがプレシーズンテストで多くの周回数を重ねられる信頼性のエンジンを供給していくれることを願っている。

    「テストはやることがたくさんし、特に僕たちは新しいエンジンパートナーを迎えるので非常に忙しいものになるだろう」とピエール・ガスリーはコメント。

    「テストで重要なことは、できるだけ多くの周回を重ねて、クルマ、エンジン、そして、パッケージをどのように進化させていく予定かをよく理解できるように信頼性のあるパッケージを用意することだ。オーストラリアまで8日間のテストしかないし、実際にあまり多くはないからね」

    昨年までホンダのF1プロジェクト総責任者を務めていた長谷川祐介は、ホンダは2018年も昨季と同じエンジンコンセプトを採用しているため、最新のパワーユニットに信頼性問題が発生しても、すでに信頼性が実証されている2017年型のパワーユニットをバックアップとして使用できるため、力強いスタートを切ることができると述べている。

    「同じコンセプトを継続することは大きな助けになります」と長谷川祐介はコメント。

    「我々にはさらなるパフォーマンスと信頼性が必要です。シーズンのこの段階でそれははるかに向上しています。来年の完全な仕様は確定していませんが、少なくとも我々には現行エンジンというバックアッププランがあります。ですので、来年は順調にシーズンのスタートを切ることができると確信しています」

    ピエール・ガスリーは5戦、ブレンドン・ハートレーは4戦しかF1レースを経験しておらず、トロ・ロッソ・ホンダは2018年のF1グリッドで最も経験の浅いドライバーを起用することになる。

  • ピエール・ガスリー 「F1への道はお金がすべてではないことを示せた」

    ピエール・ガスリー 「F1への道はお金がすべてではないことを示せた」

    トロ・ロッソのF1ドライバーとなったピエール・ガスリーは、自分のF1への道のりは“お金がすべてではない”ことを示しており、若手ドライバーにとって励みになるはずだと語る。

    ペイドライバーは常にF1の一部だったが、近年ではチームはシートを確保するために莫大な予算をもたらすドライバーへの依存度が高まっている。

    2013年にフォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップでチャンピオンを獲得し、レッドブルのジュニアチームに加わったピエーエル・ガスリーは、フォーミュラ・ルノー3.5でカルロス・サインツJr.に次ぐ2位でフィニッシュ。2015年からGP2にフル参戦し、2016年にチャンピオンを獲得。2017年はスーパーフォーミュラに参戦して2位でシーズンを終えている。

    昨年、最終5戦でトロ・ロッソのドライバーに抜擢されてF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、シート獲得のために資金を持ち込むことなくF1まで到達。今年、新生トロロッソ・ホンダでフルシーズンを戦う。

    F1までの道のりについてピエール・ガスリーは「結局、僕たち全員が必ずしもパフォーマンスがすべてではないことをわかっている。強力なバックアップが必要だとね」と Autosport にコメント。

    「僕にはマネージャーがいなかったので、自分一人でこのパドックのあらゆる大きなサメと戦い、自分の居場所を作ろうと頑張ってきた。そして、マネージャーなしで、自分のシートにお金を払うことなくそれができたことに本当に満足している」

    「今、それをするのはかなり難しいことだし、まだそれが可能であることを若手ドライバーに見せることができたのも嬉しい。お金がすべてではない。それがなくても可能だということをね」

    ピエール・ガスリーは、GP2でチャンピオンを獲得した2016年末にトロ・ロッソにステップアップすることが期待されていたが、レッドブル内の政治的判断により、ガスリーの昇格は見送られ、レッドブルは日本のスーパーフォーミュラにピエール・ガスリーを送り込んだ。

    レッドブルは、ロシア出身のダニール・クビアトに信頼を置いていたが、ドライバーとしてクビアトは進化することができなかった。最終的にレッドブルはダニール・クビアトを解雇し、ピエール・ガスリーへの扉を開かれることになった。

    だが、ピエール・ガスリーは、F1への道を切り開いたのは自身の成績だと指摘する。

    「思い上がっているわけではないけど、僕が成し遂げてきたことを見てもらえば、僕は2.0(ユーロカップ)でタイトルを獲得しているし、3.5を2位で終えている。3.5を2位で終えてF1にまっすぐ進んだ人たちもいる。ダニエル(リカルド)、ジュール(ビアンキ)がそうだったと思う」

    「その後、GP2に進んで、ニコ(ロズベルグ)に次いで2番目若さでGP2でタイトルを獲得した。他のウィナーを見れば、ニコ・ヒュルケンベルグはF1にいるし、ルイス・ハミルトンもF1にいる。ストフェル(バンドーン)もF1にいる。最年少で優勝した一人がF1に行けない理由はないよね?」

    「その後、僕はスーパーフォーミュラへ行った。そのときは『OK、また次のステップだ。ここでまたうまくやれれば、4つの異なるシリーズになるし、もしこの4つのすべてで競争力があれば、どこかの時点でF1に行けるはずだ!』と思っていたよ」

    ピエール・ガスリーは、F1デビューに時間がかかったことは、モチベーションを高めるだけだったと語る。

    「とにかくプッシュし続けたし、僕にとっては本当にいつもそれを心に留めていた。ある意味、僕は過去よりも精神的にずっと強くなった」

    「僕にとって悪い経験ではなかった。常にそこから何かしらことを学べるものだし、良いか悪いかに関わらず、常に得られることはある」

    「長い道のりだったけど、多くの良い経験を積むことができた。僕にとって有益なことだった」