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  • レッドブルF1代表 自社PU挑戦「2026年からメルセデス級と考えるのは愚か」

    レッドブルF1代表 自社PU挑戦「2026年からメルセデス級と考えるのは愚か」

    レッドブルF1代表ローラン・メキースは、2026年から導入される新レギュレーションに合わせて挑む自社パワーユニット開発について言及した。

    イタリアGPの会場で取材に応じたメキースは「初年度からメルセデスやフェラーリ並みのレベルに達すると思うのは愚かだ」と語り、プロジェクトの難しさを率直に認めた。

    それでも「エベレスト登頂級の挑戦」と呼ばれるこのプロジェクトをレッドブルらしい大胆さとして受け止め、「眠れぬ夜を伴うことになるが、それこそ我々が愛する挑戦だ」と強調。自社PU開発はチームのDNAに根ざした試みであり、ステップごとに成長していく姿勢を示した。

    メキースの前任者クリスチャン・ホーナーの下で、レッドブルはミルトンキーンズのキャンパスに設けられたレッドブル・パワートレインズでフォードの支援を得ながら新規則に対応した独自エンジンプログラムに全面的に踏み込んだ。

    新たなF1エンジンビルダーとして、レッドブルはメルセデス、フェラーリ、ホンダといった強豪に挑む巨大な課題に直面している。メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは「レッドブルに不利な賭け」であり「エベレストを登るようなもの」と評している。

    レッドブル F1 パワーユニット

    イタリアGPで英オートスポーツ誌がそのコメントについて尋ねると、メキースはヴォルフの言葉を否定せず、だからこそレッドブルのブランドDNAにこのハイパー野心的なプロジェクトが合っていると説明した。

    「トトが『エベレストを登るようなもの』と言ったのは正しいと思う」とメキースは語った。「まさにその通りだ。レッドブルが自分たちのパワーユニットを作ると決めることは、これ以上ないほどクレイジーだと思う。信じられないほどの挑戦に関わっている。レッドブルがやるようなクレイジーなことのひとつだ。だからこそ気分がいい」

    ホーナーは以前、もしレッドブルが2026年にメルセデスのパワーユニットを打ち負かすようなことがあれば「彼らにとって恥ずかしいことだ」と語っていたが、メキースはより穏やかな口調で、レッドブルが初年度から互角に戦えると考えるのは「愚か」だと警告した。

    「彼らは90年もの間取り組んできているわけで、我々がここに来て最初からフェラーリやメルセデスのレベルに並べると考えるのは愚かなことだ」と彼は認めた。

    「それは愚かだと思う。しかしレッドブルのやり方で、可能な限り最高のレベルで準備を整えている。一歩一歩進んでいき、どうなるか見ていく。我々はパワーユニット、そしてパワーユニットを取り巻く組織──人材やインフラ──をできるだけ早く拡充しようとしている」

    メキースはさらにこう付け加えた。「間違いなく、多くの努力と多くの眠れぬ夜が必要になる1年になるだろう。しかしそれは我々にとってまさにレッドブルらしい挑戦だ。そして我々はそれを愛している」

  • F1、2026年の次世代パワーユニットに“エンジンサウンド増大”も要求

    F1、2026年の次世代パワーユニットに“エンジンサウンド増大”も要求

    F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、3年後のF1エンジンは現在の仕様よりも大きな音を発するようになることを期待していると語った。

    2026年には新しいサイクルのレギュレーションが導入され、電気パワーの向上など、パワーユニットに大きな変更が加えられる。また、F1は完全に持続可能な燃料を使用することになり、この仕様はメーカーの興味を引き、6社が2026年シーズンにサインした。

    2014年にターボハイブリッドの時代が始まって以来、ファンやドライバーからは、以前と比べてエンジンから発生する音が少ないという声がしばしば聞かれる。

    しかし、ドメニカリは、今後のF1エンジンはノイズレスにはならないと語る。

    「ノー、はっきり言えるがノーだ」とドメニカリはラジオ局『3AW』に語った。

    「違う音が必要なんだ。私の耳にとってそれは音楽だ。確かに12気筒のときは、周波数が違って、とてもうるさかった。10気筒、8気筒、6気筒…再び下がることはない」

    「状況が違うだけだ。もちろんハイブリッドである必要がある。将来的にはハイブリッドになるだろう」

    「でも、新しいレギュレーションではエンジンの音自体を確実に大きくするつもりだ。なぜなら、それは我々の感情の一部だからだ」

    「それは本当に我々のファンが聞きたいことであり、それを約束することは我々の義務だ」

    ドメニカリは、2026年に電気出力が約3倍に増加するにもかかわらず、F1が将来的に完全に電動化することは考えていないと述べた。

    「私はそうは思わない。F1は電気自動車ではない。ご存じのように、そのような方向に進んでいるシリーズは存在する。電動化は、その方向に進まなければならないモビリティの選択なんだ」

    「しかし、モビリティの世界とモビリティの状況は異なる方向をたどるだろう。我々は、ハイブリッドエンジンを搭載した持続可能な燃料を将来的に使用するという方向性を打ち出した」

    「そこが我々が今後何年も住み続けると信じている場所だ」

  • F1中国GP終了時点:各F1ドライバーのパワーユニット使用状況

    F1中国GP終了時点:各F1ドライバーのパワーユニット使用状況

    2019年のF1世界選手権も第3戦を終え、複数のドライバーが2基目のパワーユニットコンポーネントを導入し始めている。

    ルノー勢は、開幕戦のカルロス・サインツ(マクラーレン)のMGU-Kの故障を受け、新型MGU-Kを投入。カルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグは内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hも2基目を投入している。

    フェラーリ勢は、F1バーレーンGPでのシャルル・ルクレールのシリンダー問題に対応するためにコントロールエレクトロニクスを改修。時間的な問題で投入を回避したアルファロメオ・レーシングの2台を除き、フェラーリとハースの4名のドライバーが2基目のコントロールエレクトロニクスを投入している。

    ホンダ勢は、F1中国GPのフリー走行でトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトのパワーユニットに異常値を検出したことで、クビアトはエネルギーストアとコントロールエレクトロニクス以外を2基目に交換。また、フリー走行3回目に大クラッシュを喫したアレクサンダー・アルボンは全てのコンポーネンを2基目に交換。ホンダは両ドライバーのパワーユニットをHRD-Sakuraに送り、1基目のコンポーネントを今後も使用できるかどうか調査を行っている。レッドブル・ホンダの両ドライバーのパワーユニットにはまだトラブルは発生しておらず、どちらも1基目のコンポーネントを使用している。

    メルセデス勢はこれまでのところノートラブルで全3チームのドライバー全員が1基目のままとなっている。

    2019年のF1レギュレーションでは、年間に使用できる内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基となっている。

    パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが制限を超えた時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

    チーム ドライバー ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 1 1 1 1 1 1
    バルテリ・ボッタス 1 1 1 1 1 1
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 1 1 1 1 1 2
    シャルル・ルクレール 1 1 1 1 1 2
    レッドブル マックス・フェルスタッペン 1 1 1 1 1 1
    ピエール・ガスリー 1 1 1 1 1 1
    ルノー ダニエル・リカルド 1 1 1 2 1 1
    ニコ・ヒュルケンベルグ 2 2 2 2 1 1
    ハース ロマン・グロージャン 1 1 1 1 1 2
    ケビン・マグヌッセン 1 1 1 1 1 2
    マクラーレン カルロス・サインツ 2 2 2 2 1 1
    ランド・ノリス 1 1 1 2 1 1
    レーシングポイント セルジオ・ペレス 1 1 1 1 1 1
    ランス・ストロール 1 1 1 1 1 1
    アルファロメオ キミ・ライコネン 1 1 1 1 1 1
    アントニオ・ジョビナッツィ 1 1 1 1 1 2
    トロ・ロッソ ダニール・クビアト 2 2 2 2 1 1
    アレクサンダー・アルボン 2 2 2 2 2 2
    ウィリアムズ ジョージ・ラッセル 1 1 1 1 1 1
    ロバート・クビサ 1 1 1 1 1 1

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

  • フェラーリ、F1パワーユニットのパワー低下の原因はFIAのセンサー?

    フェラーリ、F1パワーユニットのパワー低下の原因はFIAのセンサー?

    フェラーリは、FIA(国際自動車連盟)がF1パワーユニットの疑わしいパフォーマンスについて取締りを強化したことでパワーアドバンテージを失った可能性があると報じられている。

    フェラーリの2018年F1マシンは、シーズン序盤から論争の的になっており、多数の調査と明確化が行われている。FIAはフェラーリのパワーユニットに追加のセンサーを搭載して調査を実施したが、最終的に合法との判断を下していた。

    だが、Auto Motor und Sport は、フェラーリのF1マシンに2つ目のセンサーが追加されたとし、それによって過去2戦で明らかにパフォーマンスが低下したと報じている。

    ルノーのF1チーム代表シリル・アビテブールは「我々のGPSデータでそれは明確に確認できる」と語っている。また、メルセデスのエンジン責任者を務めるアンディ・コーウェルも、フェラーリのF1マシンが“まだ多くのパワーを持っている”と主張している。

    シンガポールとロシアでのフェラーリの不可解なパワー低下について質問された2016年のF1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは「僕たちにはそれを判断できないと思う」と Sport1 にコメント。

    「今後のレースを見てみよう。まだそれが続くようなら、僕たちは『何かが起こった』と言えるだろう。でも、まだそれに関しては時期尚早だ」

  • フェラーリのF1パワーユニットが1000馬力超えとの報道

    フェラーリのF1パワーユニットが1000馬力超えとの報道

    フェラーリのF1パワーユニットがついに1000馬力の壁を突破したと報じられている。

    2014年にF1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、メルセデスのF1エンジンは最強と謳われており、過去4年間でドライバーズとコンストラクターズの両方のタイトルを連覇してきた。

    しかし、今年はフェラーリが快進撃を見せており、現状ではメルセデスに両方の選手権をリードされていはいるものの、グリッドで最強のパワーユニットの座を奪ったと言われてきた。それと同調するように、カスタマーであるハースとザウバーも競争力を上げている。

    イタリアの報道によると、フェラーリの最新のF1パワーユニットは1000馬力の壁を突破したと報道。現在、フェラーリのF1パワーユニットは1005馬力に到達しており、メルセデス(978馬力)よりも27馬力先行しているという。また、ルノーは950馬力、ホンダは930馬力だと算出している。

    2017年の報道では、メルセデスが949馬力、フェラーリが934馬力、ルノーが906馬力、ホンダは860馬力だと報じられており、この報道が正しければ、ホンダは90馬力のアップに成功していることになる。

    ホンダは、F1ロシアGPで“スペック3”エンジンを投入するとされており、そのアップグレードで35馬力アップを達成するとされている。それが実現すれば、ホンダのF1パワーユニットは965馬力となり、ルノーを上回り、メルセデスとも13馬力差まで迫ることになる。

    F1ロシアGPでホンダがスペック3エンジンを投入したした場合、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーはグリッド降格ペナルティを科せられることになるが、鈴鹿サーキットで開催されるホンダのホームレースであるF1日本GPではペナルティを受けずに好成績を狙えることになる。

    2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「ホンダは懸命にプッシュしている」とコメント。

    「我々は自分たちが目にしたものに自身を持っている。プログラムへの投資、関与している人員のクオリティなど、物事は非常に正しい方向に動いている」

    「時間だけが教えてくれることではあるが、だが、間違いなく今年さらなる変化を目にすることになると私は思っているし、それらはすべて2019年とそれ以降に向けた開発プロセスの一部だ」

  • F1カナダGP:トロロッソ・ホンダを含む10名が新パワーユニットを投入

    F1カナダGP:トロロッソ・ホンダを含む10名が新パワーユニットを投入

    2018年のF1世界選手権 第7戦 カナダGPでは、トロロッソ・ホンダの2名を含め、メルセデス勢を除いた全10名のドライバーがパワーユニットに新しいエレメントを導入。全員がグリッド降格ペナルティを避けるかたちで交換を実施している。

    2018年のF1レギュレーションでは、年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減されている。

    パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが制限を超えた時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

    21戦のカレンダーのちょうど3分の1であり、パワーセンシティブなジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでのF1カナダGPにむけて、エンジンメーカーは最初のエンジンアップグレードを準備。メルセデスは“品質問題”によって今大会での導入は見送ったが、それ以外のメーカーは新スペックのコンポーネントを投入している。

    ルノーは、ICEを中心にMGU-K以外のコンポーネントをアップグレード。ワークスルノーとカスタマーを含む全6台に新コンポーネントが導入された。金曜フリー走行ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が両方のセッションでトップタイムをマーク。マクラーレンやルノーもFP1ではトップ10入りを果たすなど、アップグレードの効果が発揮されているようだ。

    ホンダも2台のマシンに新スペックのパワーユニットを投入。メインはICEであり、ピエール・ガスリーは全6つのコンポーネントを含めた1式を交換。ブレンドン・ハートレーは前戦モナコGPで5つエレメントに関して使用制限数に到達していたため、カナダではペナルティを避けるためにICEのみを交換。今回の交換でトロロッソ・ホンダの両ドライバーは全てのコンポーネントが使用制限数に達し、次回の交換時にはペナルティを科せられる。

    フェラーリはワークスチームのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのみが交換を実施。ベッテルがICE、ターボチャージャー、MGU-Hを、ライコネンがターボチャージャーを交換している。

    F1カナダGP パワーユニット交換リスト

    ルノー
    ダニエル・リカルド(レッドブル)
    ICE(3基目)
    ターボチャージャー(3基目)
    MGU-H(3基目)

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    ICE(2基目)
    ターボチャージャー(3基目)
    MGU-H(2基目)
    コントロールエレクトロニクス(2基目)

    フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
    ICE(2基目)
    MGU-H(2基目)
    MGU-K(2基目)

    ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
    ICE(2基目)
    ターボチャージャー(2基目)
    MGU-H(2基目)

    ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    ICE(2基目)
    ターボチャージャー(2基目)
    MGU-H(3基目)
    コントロールエレクトロニクス(2基目)

    カルロス・サインツ(ルノー)
    ICE(2基目)
    ターボチャージャー(2基目)
    MGU-H(3基目)
    コントロールエレクトロニクス(2基目)

    ホンダ
    ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
    ICE(3基目)
    ターボチャージャー(3基目)
    MGU-H(3基目)
    MGU-K(2基目)
    エナルギーストア(2基目)
    コントロールエレクトロニクス(2基目)

    ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
    ICE(3基目)

    フェラーリ
    セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    ICE(2基目)
    ターボチャージャー(2基目)
    MGU-H(2基目)

    キミ・ライコネン(フェラーリ)
    ターボチャージャー(3基目)

  • 各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1カナダGP終了時点)

    各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1カナダGP終了時点)

    2017年 第7戦 F1カナダGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。

    F1カナダGPでは、ほとんどのエレメントを1基目に抑えていたメルセデスのカスタマー勢のフォース・インディアとウィリアムズが新エンジンを投入。

    また、初日にはダニール・クビアト(トロ・ロッソ)がMGU-K以外のコンポーネントを交換。

    ジョリオン・パーマー(ルノー)がターボチャージャー、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)がバッテリーとコントロールエレクトロニクスを新しくした。

    2日目にはケビン・マグヌッセン(ハース)がターボチャージャーを2基目に交換。さらにフェルナンド・アロンソがバッテリーとコントロールエレクトロニクスを再び交換した。

    決勝ではフェルナンド・アロンソは残り3周でエンジントラブルで決勝レースをリタイア。

    F1アゼルバイジャンGPでは、ホンダが信頼性対策を施したMGU-Hを投入したことで両ドライバーがMGU-Hとターボチャージャーを6基目に、ストフェル・バンドーンはFP2後に両コンポーネントを7基目に交換する予定であり、アロンソが15グリッド降格、バンドーンが30グリッド降格ペナルティを科せられる。

    また、バクーにはフェラーリがアップグレード版エンジンを持ち込んでいる。

    チーム ドライバー ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 2 2 2 2 2 2
    バルテリ・ボッタス 2 2 2 2 2 2
    レッドブル ダニエル・リカルド 2 2 2 2 1 2
    マックス・フェルスタッペン 2 2 2 2 1 2
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 2 4 3 2 2 2
    キミ・ライコネン 2 3 2 2 2 2
    フォース・インディア セルジオ・ペレス 2 2 2 2 1 2
    エステバン・オコン 2 2 2 2 2 2
    ウィリアムズ フェリペ・マッサ 2 2 2 2 2 2
    ランス・ストロール 2 2 2 2 1 2
    マクラーレン・ホンダ フェルナンド・アロンソ 3 5 5 3 3 3
    ストフェル・バンドーン 2 5 5 3 5 5
    トロ・ロッソ ダニール・クビアト 3 3 3 2 2 2
    カルロス・サインツ 2 2 3 3 2 2
    ハース ロマン・グロージャン 2 3 2 2 2 2
    ケビン・マグヌッセン 2 2 2 3 2 2
    ルノー ニコ・ヒュルケンベルグ 2 2 2 2 2 2
    ジョリオン・パーマー 2 3 3 2 1 2
    ザウバー マーカス・エリクソン 2 2 2 2 2 2
    パスカル・ウェーレイン 2 2 2 2 2 3

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

    関連:【F1】 パワーユニット 用語解説 (ICE/MGU-H/MGU-K/TC/ES/CE)

  • 各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1モナコGP終了時点)

    各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1モナコGP終了時点)

    2017年 第6戦 F1モナコGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。

    F1モナコGPでは、マクラーレン・ホンダが2つのエレメントを交換。ジェンソン・バトンが走らせたフェルナンド・アロンソのマシンのMGU-Hとターボチャージャーが5基目に達し、ジェンソン・バトンには15グリッド降格ペナルティが科せられた。

    それ以外では、ジョリオン・パーマーがMGU-Hを3基目、MGU-Kを2基目に交換。マックス・フェルスタッペンもMGU-Kを2基目に交換している。

    メルセデスは、ルイス・ハミルトンがコントロールエレクトロニクスとバッテリー、バルテリ・ボッタスがバッテリーを交換して全て2基目に。ニコ・ヒュルケンベルグもバッテリーを開封してすべて2基目となった。

    フェラーリは、セバスチャン・ベッテルが4基目のターボチャジャーを使用しており、ペナルティにリーチがかかっている。

    チーム ドライバー ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 2 2 2 2 2 2
    バルテリ・ボッタス 2 2 2 2 2 2
    レッドブル ダニエル・リカルド 2 2 2 2 1 2
    マックス・フェルスタッペン 2 2 2 2 1 2
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 2 4 3 2 2 2
    キミ・ライコネン 2 3 2 2 2 2
    フォース・インディア セルジオ・ペレス 1 1 1 1 1 1
    エステバン・オコン 1 1 1 1 2 1
    ウィリアムズ フェリペ・マッサ 1 1 1 1 2 1
    ランス・ストロール 1 1 1 1 1 1
    マクラーレン・ホンダ フェルナンド・アロンソ 3 5 5 3 1 1
    ストフェル・バンドーン 2 5 5 2 5 5
    トロ・ロッソ ダニール・クビアト 2 2 2 2 1 1
    カルロス・サインツ 2 2 3 3 2 2
    ハース ロマン・グロージャン 2 3 2 2 2 2
    ケビン・マグヌッセン 2 2 2 3 2 2
    ルノー ニコ・ヒュルケンベルグ 2 2 2 2 2 2
    ジョリオン・パーマー 2 2 2 2 2 2
    ザウバー マーカス・エリクソン 2 2 2 2 2 2
    パスカル・ウェーレイン 2 2 2 2 2 3

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

    関連:【F1】 パワーユニット 用語解説 (ICE/MGU-H/MGU-K/TC/ES/CE)

  • 各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1ロシアGP終了時点)

    各F1ドライバーのパワーユニット使用状況 (F1ロシアGP終了時点)

    2017年 第4戦 F1ロシアGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。

    F1ロシアGPでは、ストフェル・バンドーンが4戦目にして規定数以上のパワーユニットコンポーネントを使用してグリッド降格ペナルティが科せられた。

    ストフェル・バンドーンは、金曜フリー走行1回目にパワーユニットにトラブルが発生。マクラーレン・ホンダは、午後にターボチャージャーとMGU-Kを5基目にしたことで15グリッド降格ペナルティを科せられた。

    ストフェル・バンドーンは2日目にもバッテリーとコントロールエレクトロニクスを開封。すでにMGU-Hも4基目に達しており、再びペナルティを受けることは避けられないだろう。

    チーム ドライバー ICE TC MGU-H MGU-K ES CE
    メルセデス ルイス・ハミルトン 1 1 1 1 1 1
    バルテリ・ボッタス 1 1 1 1 1 2
    レッドブル ダニエル・リカルド 2 2 2 1 1 2
    マックス・フェルスタッペン 2 2 2 1 1 2
    フェラーリ セバスチャン・ベッテル 1 3 2 1 2 2
    キミ・ライコネン 2 3 2 1 2 2
    フォース・インディア セルジオ・ペレス 1 1 1 1 1 1
    エステバン・オコン 1 1 1 1 2 1
    ウィリアムズ フェリペ・マッサ 1 1 1 1 2 1
    ランス・ストロール 1 1 1 1 1 1
    マクラーレン・ホンダ フェルナンド・アロンソ 2 3 3 2 1 1
    ストフェル・バンドーン 2 5 4 5 3 3
    トロ・ロッソ ダニール・クビアト 2 2 2 1 1 1
    カルロス・サインツ 2 2 3 3 2 2
    ハース ロマン・グロージャン 2 3 2 2 1 2
    ケビン・マグヌッセン 2 2 2 2 2 2
    ルノー ニコ・ヒュルケンベルグ 2 2 2 2 1 2
    ジョリオン・パーマー 2 2 2 1 1 2
    ザウバー マーカス・エリクソン 2 2 2 1 1 1
    パスカル・ウェーレイン 2 2 2 1 1 2

    ICE … 内燃機関(エンジン)
    TC … ターボチャージャー
    MGU-H … 運動エネルギー回生システム
    MGU-K … 熱エネルギー回生システム
    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
    CE … コントロールエレクトロニクス

    関連:【F1】 パワーユニット 用語解説 (ICE/MGU-H/MGU-K/TC/ES/CE)

  • 【F1】 パワーユニット 用語解説 (ICE/MGU-H/MGU-K/TC/ES/CE)

    【F1】 パワーユニット 用語解説 (ICE/MGU-H/MGU-K/TC/ES/CE)

    F1パワーユニットのコンポーネントの呼称を解説。

    2014年にF1に導入された“パワーユニット”。エンジンに加えて、新たに2種類のエネルギー回生システムがF1マシンの動力として採用されることになり、エンジンとエネルギー回生システムを組み合わせたトータルシステムを“パワーユニット”と呼ぶことになった。

    パワーユニットは、以下の6つのコンポーネントで構成される。

    ICE … 内燃機関(エンジン)

    エンジン。インターナル・コンバッション・エンジン(internal-combustion engine) の訳語。燃料をシリンダー内で燃焼させ、燃焼ガスを直接作動流体として用いて、その熱エネルギーによって仕事をする原動機。F1では1.6リッター V6エンジンが採用される。燃料使用量(最大105kg)と燃料流量(最大100kg/h)が定められている。

    MGU-H … 運動エネルギー回生システム

    エンジンから出る排気の熱をエネルギーに変換する。通常、エンジンの燃焼室を出た高温の排気は、排気管を通じて大気に放出される。この熱エネルギーを再利用するために、専用のモーター/ジェネレーターユニットを作動させて電気を作っているのが熱エネルギー回生システム。このユニットは、MGU-Hと呼ばれている。MGU-Hの「H」は、Heatの略で「熱」(排熱エネルギー)を意味している。

    MGU-K … 熱エネルギー回生システム

    2009~13年に搭載されていたKERS(Kinetic Energy Recovery System)の発展形。モーターとジェネレーター(発電機)ユニットを利用し、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する。クルマを減速するときにはブレーキをかけるが、ハイブリッドシステムを持たないクルマは、運動エネルギーがブレーキユニットによって熱に変換され、大気に放出される。つまり、ブレーキ時に発生したエネルギーを捨ててしまう。一方、ハイブリッドシステムは、従来捨てていたエネルギーをモーター/ジェネレーターユニットを作動させて回収し、電気に変換してバッテリーに蓄える。そしてバッテリーに蓄えられた電気エネルギーは、モーターを動かして加速に使われることになる。この運動エネルギー回生システムを構成するモーター/ジェネレーターユニットは「MGU-K」と呼ばれている。MGU-Kの「MGU」はMotor Generator Unitの略、「K」はKineticの略で「運動」を意味している。

    TC … ターボチャージャー

    エンジン内部に吸い込む空気の量を増やすターボチャージャー。設置は1基と定められており、その設置場所にも細かな規定がある。ターボチャージャーで圧縮した空気は、インタークーラーで冷却され、エンジンの吸気ポートへと向かう。MGU-Hはターボチャージャーと同軸に配置する決まりになっている。

    ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)

    エネルギーストア(ES)は、2つのエネルギー回生装置(MGU)で回収したエネルギーを蓄えておく大型バッテリー。蓄えた電力を開放すると、瞬時にスピ-ドアップできる。過剰な開発コストを避けるために、バッテリーサイズはレギュレーションで 20 ~ 25kg に制限されている。

    CE … コントロールエレクトロニクス(電子制御装置)

    エンジン噴射や点火をコントロールするオンボードコンピューター。マシンのあらゆる動作を管理する。数百ものセンサーに接続され、診断データをピットのエンジニアにフィードバックし、最高のパフォーマンスが得られるようにセッティングを自動的に調整する。マクラーレン・エレクトロニクス製。

    2017年は各ドライバーあたりの年間パワーユニット使用数が昨年から1基少ない4基へと変更になった。パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが5基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

    2018年からは、ICE、TC、MGU-Hが年間3基、ES、CE、MGU-Kが年間2基まで削減される。