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  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、ヤマハの新型フェアリングに好感触

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、ヤマハの新型フェアリングに好感触

    モビスター・ヤマハMotoGPのバレンティーノ・ロッシは、2日目のMotoGP公式テストでヤマハが新たに導入したフェアリングに手応えを掴んだと語る。

    初日に2018年型『YZR‐M1』をシェイクダウンし、6番手タイヤで終えたバレンティーノ・ロッシは「満足している。僕たちは11月に良い仕事をした。シーズン中の混乱を良く理解し、今日使用したシャーシはニューシャーシ、16年型をベースとした進化型だ」とコメント。

    「このシャーシでの走行には良いフィーリングがある。ライディングはより自然だ。フロントを感じることができるし、プッシュするときにはスピードもある。他のエリアにも集中している。加速の改善に向けて、2つの異なるエンジンを試した。それほど悪くない。トップスピードはとても良い。電子制御、特にリアタイヤを温存するために仕事が必要だけど、第一印象はポジティブだ」とコメント。

    迎えた2日目にはチームメントのマーベリック・ビニャーレスに次ぐ2番手タイムを記録した。

    「今日はテストプログラムを完了することができたし、良い仕事ができた。2日目にも満足している。いくつか大きなことあ小さなことを試し、良いこともあれば、それほど良くないこともあった。例えば、エアロダイナミクスは気に入った。ペースとラップタイムを良くすることができ、セパンでのパーソナルベストだと思う。1分59秒3はいい感じだ。とても拮抗しているし、トップライダーたちは非常に強いので興味深い。上位に進出できて嬉しい」

    「フェアリングは、昨年型よりも僕を保護してくれる。僕は背が高いから、これが必要だ。ダクトはウイングではない。ウィリーが減少されることで、フロントの接地感が増す。僕たちはストレートで非常に速いようだ。良い1日だった」

    2日目のテストで、バレンティーノ・ロッシは22年前のデビューシーズンとなった1996年に使用した同じデザインのヘルメットを着用。

    「ビューティフなヘルメットだ。AGVが沢山の忘れられない勝利と思い出を蘇えらせてくれるヘルメットを再び準備してくれた。そのことを光栄に思う」と、感激した。

    バレンティーノ・ロッシ ヘルメット

  • 「バレンティーノ・ロッシは初F1テストでシューマッハを“驚かせた”」

    「バレンティーノ・ロッシは初F1テストでシューマッハを“驚かせた”」

    元フェラーリのエンジニアを務めたルイジ・マッツォーラは、2004年にバレンティーノ・ロッシがフェラーリのF1テストをテストした際にミハエル・シューマッハを驚かせていたと振り返った。

    9度のロードレース世界選手権チャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、彼とミハエル・シューマッハがそれぞれの選手権で絶頂期だった2004年にフィオラノでフェラーリのF1マシンを初テストした。

    そのプライベートテストでバレンティーノ・ロッシの走行をサポートしたエンジニアのルイジ・マッツォーラは当時のテストの様子を自身のFacebookページで回顧した。

    「フェラーリでバレンティーノ・ロッシと何回テストをしたかは正確には覚えていないが、少なくとも7回は実施したと思う」とルイジ・マッツォーラはコメント。

    「最初、バレンティーノはトラックに出て、10周くらい走った。そして、最後は信じられないようなタイムを記録した」

    「一緒にテレメトリーを見ていたミハエル・シューマッハが、驚いていたのを覚えている。本当に信じられないほどだった。

    バレンティーノ・ロッシは、2004年から2009年の間にフェラーリで多くのテストを行い、多くの場合、レギュラードライバーに匹敵するタイムを記録していた。

    2007年にはフェラーリとレース契約を結んでいると報じられたが、バレンティーノ・ロッシはMotoGPを続けることを選び、今年もヤマハからMotoGPに参戦する。

    メルセデスは、2016年にバレンティーノ・ロッシのライバルであるホルヘ・ロレンソをプライベートテストでF1マシンに乗せており、ニコ・ロズベルグが電撃的なF1引退を発表した際にはバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソもドライバー候補だとジョークで語っていた。

  • バレンティーノ・ロッシ、マックス・フェルスタッペンを絶賛

    バレンティーノ・ロッシ、マックス・フェルスタッペンを絶賛

    MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを絶賛。F1ファンが求めているのは彼のようなドライビングスタイルだと述べた。

    「フェルスタッペンは、(ヨハン)ザルコと似ている。二人とも絶対に引かない。彼が来ると揃ってリタイアする危険があるので、脇へ退かなければならない」とバレンティーノ・ロッシは Radio Deejay にコメント。

    「クレイジーだよね。僕がF1で走っていたら、グリッドに12人のフェルスタッペンが見たいね!」

    「マックスは並はずれたドライバーだ。彼は若いし、システムを嘲笑うかのようにオーバーテイクを決める。ファンはあのようなクオリティを愛している」

    2016年、マックス・フェルスタッペンのブレーキング中のブロッキング行為が非難の対象となり、コース上でのバトルを促進するためにブレーキングゾーンでの動きを既定した通称“フェルスタッペン・ルール”が敷かれた。

    一方、自身の未来について質問されたバレンティーノ・ロッシは、MotoGP引退後もレースを続けていたいと語り、ル・マン24時間レースに出場することが夢だと述べた。

    「ル・マン24時間でレースをしたいね。アロンソもいるだろうから、一緒に走って夕食に出かけることができるかもしれない」とバレンティーノ・ロッシはジョークを交えてコメント。

    「やめることを恐れている。MotoGPでのキャリアが終わった後は、自動車スポーツでさらに10年間過ごすつもりだ」
    「競争力があると感じている限りは続けるつもりだ。普通の生活を送るのがちょっと怖いんだ」

  • バレンティーノ・ロッシ 「レース引退を恐れている」

    バレンティーノ・ロッシ 「レース引退を恐れている」

    ロードレース世界選手権で9度の世界タイトルを獲得しているバレンティーノ・ロッシは、レースから引退することを恐れていると明かし、2輪を終えたあとも4輪でキャリアを継続に転向する意向であることを明らかにした。

    先週、モンツァ・サーキットで開催された『モンツァラリーショー』で3年連続6度目のタイトル獲得したバレティーノ・ロッシは(38歳)は、夢はル・マン24時間レースに出場することだと述べた。

    「やめることを恐れている。MotoGPでのキャリアが終わった後は、自動車スポーツでさらに10年間過ごすつもりだ」とバレンティーノ・ロッシは Radio Deejay にコメント。

    「競争力があると感じている限りは続けるつもりだ。普通の生活を送るのがちょっと怖いんだ」

    「僕はまだ独身だ。ずっとレースに出ているし、安定した関係を築くことは難しい。オートバイと幸せな結婚生活を送っているとでも言っておこう。常に僕の愛情に報いてくれるわけではないけどね」

  • バレンティーノ・ロッシ、モンツァラリーでタイトル連覇

    バレンティーノ・ロッシ、モンツァラリーでタイトル連覇

    MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシが、モンツァ・サーキットで開催された『モンツァラリーショー』に今年も参加。3年連続6度目のタイトル獲得に成功。

    今年もナビゲーター役のコドライバーにカルロ・カッシナを起用。車両は過去3度目のタイトルを獲得したフォードのフィエスタRS・WRC。金曜のセッションでは車両重量が規定より7KG不足していたことから10秒のペナルティを科せられたが逆転に成功した。

    2017年シーズンのWRC世界ラリー選手権で総合2位を獲得したティエリー・ヌービルと総合12位に進出したアンドレアス・ミケルセンのコンビに対して、5.7秒差で競り勝ち、2006年、2007年、2012年、2015年、2016年に続き、3年連続6度目の総合優勝を達成。マティア・パシーニは総合9位、初参戦のルカ・マリーニは総合26位だった。

    「今回は、最もハードな1大会となった。4台が優勝の可能性があり、最後まで非常に接戦だった。不運にもチームは金曜に車両重量のちょっとしたミスを犯してしまった。フロントライトの重量を加算していなかったんだ。馬鹿げたミスだった!セカンドステージ後に止められてしまい、重量不足で、10秒のペナルティが課せられることを伝えられ、終わったと思ったけど、全力でアタックを仕掛け、大きなリスクを背負った。マスタースレージの結果は残念だけど、このタイトルの方が重要なんだ。嬉しい!」とバレンティーノ・ロッシはタイトル連覇を喜んだ。

  • 【MotoGP】 ヤマハ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:2017年 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGPファンにとってこれ以上望めないほどの劇的な展開となったシーズン最終戦。そのなかでMovistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシは終始、安定した走りを見せて5位を獲得。一方、午前中に行われたウォームアップ・セッションで転倒もあったチームメイトのマーベリック・ビニャーレスは、なかなかペースが上がらず12位となった。

    バレンティーノ・ロッシはグリッド7番手からスタートして、1周目はそのポジションをキープ。

    続いてジャック・ミラー(ホンダ)とバトルとなり8番手に後退したが、7ラップ目にこれを抜き返して再び7番手へ。しばらく淡々とペースを守って走行したあと、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)に仕掛けてパス、次にアレックス・リンス(スズキ)に先行を許すなどバトルを再開。この頃、前方では転倒が発生して大きく順位が入れ替わっており、バレンティーノ・ロッシもこの影響を受けて5番手へと浮上した。このあとも前車との差を詰めていくことはできなかったが、最後までこのポジションを守り切ってチェッカー。トップから13.817秒差で5位を獲得した。

    一方のマーベリック・ビニャーレスは、午前中に行われたウォームアップ・セッションのなかでマシンの最終調整を行ったものの、小さな転倒もあり、十分な成果を得られないまま決勝をスタート。グリッド13番手からオープニングラップでひとつ上げたあと、ペースアップに苦しみ15番手へ後退した。しかしこのあとダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)をとらえて自信を取り戻し、さらに2ラップ連続で自己ベストを更新するなど1分32秒前半に上げるとブラッドリー・スミス(KTM)をパス。これで一旦は10番手までポジションを上げたが、そのあと再びふたつ下げて12位でゴールした。トップとの差は35.012秒だった。

    この結果、シリーズポイントではバレンティーノ・ロッシが合計208ポイントに伸ばしてランキング5位。マーベリック・ビニャーレスはYZR-M1デビューイヤーに合計230ポイントを挙げ、トップから68ポイント差でランキング3位を獲得した。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングでトップに36ポイント差の2位、Movistar Yamaha MotoGPはチーム・ランキングでトップに70ポイント差の2位となった。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコがシーズン最終戦で熾烈な優勝争いを展開。僅差で2位となった。絶好のスタートから終始ハイペースをキープし、終盤はD・ペドロサ(ホンダ)との一騎打ち。わずかに届かず0.337秒差の2位でチェッカーを受けた。

    一方のマイケル・ファン・デル・マークはMotoGP2戦目も最後まで順調に走り切った。グリッド9列目から16番手まで上がったあと、小さなミスの間にひとつ下げて17位でゴールラインを通過した。

    これで2017シーズンは終了したが、11月14日火曜日には再びリカルド・トルモ・サーキットへ戻って2日間の公式テストに臨む。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (5位)
    「もちろんもっといい成績が欲しかったけれど、一方で、予想していた通りのレースになったように思います。ウイーク中ずっと思うようにペースが上がっていなかったので、厳しい展開は始めからわかっていたことです。このあとは、オフシーズン中のマシンテストが非常に重要になります。前との差を縮め、セッティングを向上させ、来シーズンに向けてしっかり準備をしていきます」

    マーベリック・ビニャーレス (12位)
    「ウォームアップ・セッションは好調だったのですが、おそらくプッシュが激しすぎたのでしょう。でもフィーリングがとても良かったので、そのことがとても重要だと感じていました。このあとのテストのなかで、またこの好感触を取り戻せるようにがんばっていきたいと思います。決勝では状況がまったく異なっていて、今までにないようなフィーリングだったのでペースを抑えてしまうことになりました。いろいろなセッティングを試してみた結果でしたが、これからまた調整を行って感覚を取り戻していけば、良い方向性を見つけ出せると確信しています」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「わたしたちにとっては非常に厳しい展開になってしまいました。でもMotoGPファンにとっては、依然としてエキサイティングなレースであったに違いありません。バレンティーノはこの苦しみのなかでも、ひとつもミスをせずに走り切りました。そしてクラッシュやコースアウトの影響もあって5位まで上がることができたのです。ただ、わずか2ポイント差でランキング4位を逃したことは本当に残念でした。マーベリックは午前中のウォームアップ・セッションのなかで転倒してしまったため、短い時間でそのあとの準備を整えなければなりませんでした。それでも、ウォームアップではかなり好感触をつかんでいたのです。ところが決勝になるとまったく違う展開になってしまい、期待したような成績を残すことができませんでした。このように非常に厳しい状況のなかでも、チームが一丸となって全力でプッシュし続けた結果としてチームおよびコンストラクターのランキング2位を獲得。そしてマーベリックはヤマハ1年目にしてランキング3位と本当によく頑張ってくれました。しかしながら、わたしたちはやはり、もっと違う形でシーズンを終えたいと考えていたのです。全力を尽くしたけれども、目標には手が届きませんでした。火曜日には早くも2018シーズンが始まります。新しいパーツやシステム、新しいアイディアを試すための絶好のチャンスなので、そのなかで、新たなシーズンに向けて確かな方向性を見いださなければなりません」

    Monster Yamaha Tech3 Team
    ヨハン・ザルコ(2位)
    「優勝を狙えるだけのポテンシャルがあったと思います。昨日も話しましたが、勝つために必要な要素がすべて備わっていたのです。マルケスが近づいてきたときも私自身は非常に落ち着いていましたが、彼にアドバンテージを握られたくないと考えましたし、逃げ切られないようにしなければならないと思いました。優勝を目指していたので何とか抜き返したかったのです。これができたことが、むしろ私には重要でした。1位か2位かで今日の私のレースの質が変わるわけではないと思っています。この時間をエンジョイし、またダニを祝福したいと思います。最終ラップで彼はとても巧みに私を抜いていきました。私はうまくコーナーに進入できなくなって大きく差をつけられてしまったのです。そのあともう一度、仕掛けたかったのですが、あやうく転倒しそうになってしまいした。この2位は、最終戦を締めくくるのに最高の結果だと思っています」

    マイケル・ファン・デル・マーク (17位)
    「とても厳しいウイークでしたが、今日はレースをエンジョイすることができました。絶好のスタートが切れたので、そこでまずいくつかポジションアップ。そしてMotoGPのコース上で何度かバトルを展開することもできました。グランプリは本当に楽しく、わくわくできる場所。MotoGPマシンに乗ることはいつでも私の夢でしたが、このような素晴らしいチームから2回のレースに出させていただけたことはとても特別なことで、このようなチャンスを与えてくれたエルベ(ポンシャラル)に心から感謝しています。もしもまた呼んでもらえるなら本当に光栄です。マシンに慣れるには時間が必要でした。でも2回のレースを完走し、存分にエンジョイすることができました」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「最高の最終戦になりました。ドビツィオーゾとマルケスにはたくさんの戦術、戦略があったと思いますが、ヨハンはこのことを理解した上で、レースをリードし、逃げ切りを図りました。彼は、失うものが大きいライバルたちよりも、より多くのリスクを賭けようとしていたのです。序盤から素晴らしい走りを見せ、残り1ラップまでトップをキープしました。しかしダニが最後の10ラップで非常に強く、まさに絶好の場所、つまり最終ラップの第1コーナーで仕掛けてきました。もちろん、優勝できたとしたら、それは夢のようにうれしいことですし、当然、誰もが望むことです。しかしこの経験が、必ず彼を強くしてくれるでしょう。とくにここ4戦、4連続フロントローと2位表彰台を獲得できたことを私も本当にうれしく思っています。さらには、ファクトリー・ヤマハにも貴重なフィードバックができたとすれば光栄なことです。いずれにしてもザルコは明らかな強さを見せ、成績を残しているのです。シーズンを通しての大きな成長を祝福し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーとランキング6位とトップ・サテライトの栄誉を与えてくれたことに感謝します。さらに加えて、トップ走行周回数でヨハンは、マルケスに続く2位も獲得しているのです。もう一方、マイケルが今日も素晴らしい仕事をしてくれました。前回のセパンからまた大きく前進。天候に恵まれたことも助けになってくれたのだと思います。経験豊富なMotoGPライダーたちと競り合うなどベストを尽くし、そのなかで大きく成長してくれたことをうれしく思います。この時期になっていきなりジョナスの代役を務めることが決して簡単ではないことは、わたしたちがよく知っていますが、そのなかで彼は非常に聡明であり、貴重なチャンスを十分に生かしてくれました。彼の貢献に心から感謝し、ヤマハとのコラボレーションのなかで、もしも可能ならば、またチャンスをあげられるように精一杯、努力したいと思っています。ジョナスがこのレースを見て、復帰に向けて奮起してくれることを期待します。もちろんわたしたちには彼が必要です。できるだけ早く、ナンバー94が帰って来ることを願っています。チーム全員の努力に感謝。本当に素晴らしいシーズンでした。最後になりましたが、Monster Yamaha Tech3 Teamに多大な貢献をしてくれたウィル・ムーディに感謝とお別れを。新たな旅立ちに幸運を祈ります」

  • 【MotoGP】 ヤマハ、バレンティーノ・ロッシが7位 / マレーシアGP

    【MotoGP】 ヤマハ、バレンティーノ・ロッシが7位 / マレーシアGP

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・マーベリック・ビニャーレスがグリッドにマシンを並べると、セパン・インターナショナル・サーキットの上空には雨雲が広がった。ウォームアップ・セッションがドライ・コンディションで行われていたため、いきなりの天候変化によってタイヤ・チョイスがいつも以上に重要な要素となった。ふたりはそのなかでも、滑りやすい路面に足を取られないよう注意しながら最後までハードにプッシュ。それぞれ7位と9位でチェッカーを受け、貴重なポイントを持ち帰った。

    バレンティーノ・ロッシは予選4番手の位置から順調に飛び出したものの、難しいコンディションのなかで第1コーナー進入では慎重なブレーキング。そのためここで大きくポジションを落とし、11番手からの追い上げを強いられることとなった。それでも豊富な経験を生かして挽回を図り、着実にペースアップ。転倒もあって順位を上げていった。

    6ラップ目で8番手につけたバレンティーノ・ロッシは、ひとつでも上を目指そうと7番手との差を詰めにかかるも、3ラップ後には後方から追い上げたD・ペトルッチ(ドゥカティ)に抜かれてしまう。しかしそれであきらめず、ペトルッチとともに7番手のP・エスパルガロ(KTM)に挑んでゆく。路面が乾き始めてタイヤの消耗が激しくなると、これがライバルたちに不利にはたらき、残り8ラップでエスパルガロをパスして8番手。バレンティーノ・ロッシはここから自己ベストを何度も更新して、さら上位を狙ってゆき、1ラップ後にはSレッディング(ドゥカティ)をパスして7番手へと浮上し、そのままゴール。
    マーベリック・ビニャーレスはグリッド5番手から好スタート。しかしウォームアップからのコンディションの変化を考慮し、リスクを避けて慎重に1ラップ目を終えた。しかもそのあとの3ラップでタイヤが暖まるのを待つ間に16番手まで後退して苦しい展開となったが、リズムを取り戻すや少しずつペースを上げていった。

    ウエット・コンディションに足を取られて数台が早々に戦列を離れるなかで、マーベリック・ビニャーレスはひたすら身体を伏せて全力の走りをキープ。レース中盤までに13番手へ上がると、ラップタイムを 2分15秒台へと短縮してさらに上を目指してゆく。そして残り2ラップまでに9番手へ浮上しチェッカーを受けた。

    9ポイントを獲得したバレンティーノ・ロッシはトータル197ポイントでランキング4位をキープ。マーベリック・ビニャーレスは29ポイント上回る226ポイントでランキング3位につけている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位に後退。またMovistar Yamaha MotoGPチームは、トップに44ポイント差のランキング2位をキープしている。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが3位を獲得し、グランプリのルーキー・シーズンに2度目の表彰台に上った。雨が降りしきるなかグリッド2番手から好スタートを切ったヨハン・ザルコは、8ラップ目までレースをリード。その後3番手に後退し、ヤマハ勢トップの3位でチェッカーを受けた。
    一方、ジョーナス・フォルガーの代役に抜擢されてグランプリ・デビューを果たしたマイケル・ファン・デル・マークは、悪天候に苦しみながらも最後まで懸命にプッシュ。グリッド8列目からスタート後、すぐさまリズムをつかむと安定したペースでライディングを続け、何人かのMotoGPライダーを抑えて16位で完走を果たした。

    3週連続で行われたアジア・オセアニアラウンドが終了し、1週間のインターバルのあと、チームは最終戦の舞台となるバレンシア・サーキットへと向かう。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (7位)
    「ドライ・コンディションだったら、もっと良いレースができたはずですが、今日はこのような天気になりアンラッキーでした。フィリップアイランドで表彰台に立ち、非常にポジティブな気持ちでここにやって来ていただけに残念な気持ちでいっぱいです。コンディションのせいだけではなくて、マシンの状態もあまり良くありませんでした。たくさんの問題にぶつかり、全体の4分の3ほどは苦しい戦いが続きました。こうした現状をしっかり理解し、改善を目指していかなければなりません。次のバレンシアは非常に重要なレースであると同時に、とても難しいコースでもあります。上位争いを目指してチャレンジしていきます」

    マーベリック・マーベリック・ビニャーレス (9位)
    「前回のフィリップアイランドではウエット・コンディションの走りが格段に進歩。実際、フリープラクティス第2セッションではフィーリングがとても良く、リズムも上々で、ラップタイムでも3番手を獲得することができました。ところが決勝ではフィーリングがまったく変わってしまったのです。コーナーでリアの感触がつかめず、マシンを傾けることができませんでした。そのためリズムも良くないし、なかなか自信をつかめないまま我慢のレースが続きました。このように悔しい結果になってしまいましたが、いつまでも今日のことを引きずらず、フィリップアイランドで感じた良い印象を大切にしたいと思っています。今回も、好調なセッションもありましたし、今朝のウォームアップでは良いセッティングが見つかり手ごたえを感じさせてくれました。次のバレンシアは大好きなコースなので、シーズン最終戦を良い形で締めくくれるようベストを尽くします」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「天候がレースの行方を左右するだろうということは、スタート時点からわかっていました。金曜日のフリープラクティス第2セッションでもウエットを経験していて、そのときは、とくにマーベリックが非常に好調でした。ところが今日は、状況がすっかり変わってしまったのです。リアタイヤがなかなか暖まらなかったため、ふたりはレースの半分くらいまでペースを上げることができませんでした。そしてこれが、最終的なポジションに大きく影響してしまったのです。タイヤのフィーリングが良くなってくると、それにつれてラップタイムも上がってきましたが、そのときはもう遅すぎました。マシン・セッティングは金曜日とほとんど変わっていないので、今日のコース・コンディションがどのように違っていたのか、しっかり分析・検討しなければならないでしょう。でも必要以上に思い悩まず、1週間よく休養してから気持ちを切り替え、次のバレンシアに集中していきたいと思っています。コンストラクターズ・タイトルのチャンスを逃し、チーム・タイトルも難しい状況になっています。それでも最後まであきらめず、チーム全員で復活を目指します」

    Monster Yamaha Tech3 Team
    ヨハン・ザルコ (3位)
    「最高のレースができました。表彰台に上ることができてとても幸せです。金曜日の雨ではあまりペースが上がらず、逆にマルケスとドビツィオーゾがとても速かったので、今朝、起きて雨が降っているのを見たときには少し不安な気持ちもありました。決勝では安全性を考え、また、よりしっかりとフィーリングをつかむためにソフト・タイヤを選択。ラップタイムはそれほどでもなかったのですが、最初からトップに立ってアドバンテージを広げられたことが良かったと思います。これ以上はできないというくらいにプッシュしトップをキープできました。でもそのあと2台のドゥカティに抜かれ、彼らとバトルしようと思っていたのですが、急に加速が伸びなくなって、その分ブレーキングでがんばらなければなりませんでした。それはリスクが高く、2度ほど危ない場面がありました。路面がもう少し乾いてくれることを期待していたので、そうなったら彼らを追って行こうとチャンスを待っていましたが、結局、思い通りにはいきませんでした。最後の3ラップは3番手を単独走行。3位も十分に良い成績だと思ったので、あとは安全に、そしてエンジョイしながら走り切ることだけを考えてゴールを目指しました」

    マイケル・ファン・デル・マーク (16位)
    「マレーシア特有の天気に翻弄されましたが、今日の結果にはとても満足しています。金曜日のウエット・コンディションからマシン・セッティングを変更しており、タイヤもより柔らかめを選びました。スタートがとてもうまくいったので、そのまま順調にペースを上げて目の前のライダーたちについて行き、大勢とバトルも展開。マシンの状態は完璧ではありませんでしたが、YZR-M1で2度目のウエット・コンディションだということを考えれば十分に良いパフォーマンスができたと思います。グランプリでポイント獲得を目指し、マーベリックについて行ったことは本当に素晴らしい経験です。路面が少し乾いてきてからは彼のほうが好調のようでしたが、ペースではそれほど劣っていなかったと思います。マシンの向き換えにやや手間取ったことはあったのですが、目の前の大集団に照準を合わせ、マーベリックとともに追って行くつもりでした。でも同時にどうしても完走したかったので、結局はそちらのほうを選んだというわけです。このウイークは総合的に非常に楽しいものでしたし、初めてのYZR-M1はまさに最高でした」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「厳しい3連戦を絶好の形で終えることができました。天候も路面コンディションも難しく苦労しましたが、最終的に表彰台を獲得することができました。ル・マン以来、ずっと夢見てきたことです。前回のオーストラリアでほんのわずかの差で表彰台を逃して非常に悲しい気持ちになりました。というのも、おそらくこれが今シーズン最後のチャンスだろうと思っていたからです。ところが今日は、私の考えが間違いだったことをヨハン自身が証明してくれました。彼はドライ・コンディションで速く、自信にあふれていましたが、金曜日のウエットではあまり調子が上がりませんでした。だから決勝で雨が降ってきた時には、もうチャンスはなくなったと思ったのです。ヨハンはリアにソフト・コンパウンドを選択。好スタートを切り、身体を伏せ、力強いリズムで最初の7ラップをリードしました。これには彼自身が驚いたと思いますが、それは私たちにとっても同様でした。でもそのあとドゥカティ勢を抑えるのは非常に難しく、彼らに抜かれたのは予定通りと言ってもいいでしょう。しかも続いてマルケスが近づいて来て、その速さと激しさを知っているだけに私は恐怖を感じていました。ところがヨハンはますますプッシュし、マルケスがついにあきらめたのです。彼があきらめるのは稀なことなので、私たちとしてはこの結果を誇りに感じていいのではないでしょうか。表彰台は素晴らしい成果。それに加えて3戦連続フロントロウとオーストラリアでの僅差の4位。フライアウェイの3連戦は、このように大成功に終わったのです。ヨハンは成長著しく、1年前とは比べものにならないくらいMotoGPライダーの風格を身につけたと思うのです。一方、マイケル・ファン・デル・マークも素晴らしい仕事を成し遂げました。全員がマシンを熟知し、速さを増してきた第17戦で、いきなりMotoGPマシンに飛び乗るのは決して簡単なことではありません。先週のブロックと同様、カーボン・ブレーキやミシュラン・タイヤや電子制御システムに挑まなければならなかったのです。フリープラクティスで転倒したときには相当がっかりした様子でしたが、今日は気持ちを切り替えて強い決意を見せてくれました。好スタートを切り、ウエットで優勝経験のあるカル・クラッチローとバトルし、ヤマハ・ファクトリーにも近づいていきました。彼の努力に感謝し、いつかもう一度YZR-M1に乗るチャンスが巡って来るよう祈ります。今日の成果が、今後のますますの活躍を後押しすることを期待し、来週のWorldSBK最終戦では表彰台を目指してほしいと思っています。Monster Yamaha Tech3 Teamのみんなに感謝。これからともにヨーロッパへ戻り、束の間の休日を楽しんでからバレンシアに臨みたいと思います」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第16戦 マレーシアGP プレビュー

    ロードレース世界選手権 第17戦 マレーシアGPが、10月27日(金)~29日(日)の3日間、クアラルンプール郊外のセパン・サーキットで開催される。

    前回の第16戦フィリップアイランドではダブル表彰台を達成したMovistar Yamaha MotoGP。第17戦 Shell Malaysia Motorcycle Grand Prixでも、引き続きチームタイトルとコンストラクターズタイトルを狙ってゆく。

    先週のオーストラリアGPでは激しいバトルの末に2位と3位を獲得したバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、休む間もなく、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットへとやって来た。

    マーベリック・ビニャーレスはマレーシアでのMotoGP初優勝を目指している。2011年に125㏄クラスで優勝、2014年にはMoto2で優勝しているが、MotoGPでは昨年の6位が最高。今年はこの記録を塗り替えることが目標だ。

    シリーズランキングでは3番手につけてポジションアップを目指しているものの、あと2戦を残してトップと50ポイント差があるため、すでにチャンピオンの可能性は消えている。それゆえランキング2位との差を縮めることに集中し、あと2戦で17ポイントを追いかける。

    チームメイトのバレンティーノ・ロッシもフィリップアイランドでは大活躍。2位獲得で20ポイントを加算したためマーベリック・ビニャーレスに31ポイント差のランキング4位に復帰し、今回はさらなる飛躍を目指す。

    セパンの経験は豊富で、これまでに合計12回表彰台に上っている。2001年には500ccクラスで、2003年、2004年、2006年、2008年、2010年にはMotoGPで優勝。2002年、2005年、2014年、2016年は2位、2009年と2015年は3位を獲得した。

    セパン・インターナショナル・サーキットは1999年にグランプリを初開催。全長5.5kmの長距離コースに低速、中速、高速の様々なコーナー(左が5つ、右が10)が入り混じり、これを2本のロングストレート(最長ストレートは920m)がつなげている。この特徴的なレイアウトに加え、暑さと湿度の高さがマシンテストに適しているため、オフシーズンには多くのチームがここを利用する。

    マーベリック・ビニャーレス
    「オーストラリアで表彰台を獲得し、ますますモチベーションを上げてマレーシアへ向かいました。フィリップアイランドや日本のもてぎとは気候条件がまったく異なり、とても暑いところなので、体力的に非常に厳しい戦いになります。マシンはこのところとても好調。それだけに、すでにチャンピオンの可能性がなくなってからここに来ることになり残念に思いますが、これからはランキング2位を目標に頑張っていきます。シーズン序盤のような強さを取り戻すことが最大の課題。そして、ここセパンでもまた表彰台を目指します。目標達成のためにハードワークに励みます」

    バレンティーノ・ロッシ
    「オーストラリアではいいレースができました。こういう時こそ、気持ちを引き締めていかなければなりません。いい仕事ができたし一歩前進できたことはうれしいですが、依然として課題がたくさんあるからです。時間を空けずにまたレースがあるのはとても良いことで、余計なことを考えずに、ただ好レースを目指してハードワークに取り組みます。大好きですし、晴れてくれれば充実したウイークになるでしょう。それまでの2、3日でしっかり休養し、体調を整えて金曜日のフリープラクティスに臨みます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「フィリップアイランドの日曜日は、わたしたちとって最高の一日になりました。ふたりが表彰台に上ったということだけではなくて、マシンについても確かな進化があったからです。今週もこの好調を維持し、来シーズンのことも視野に入れながら成果を積み上げていきたいと考えています。セパンは毎年、3連戦の最後に設定されており、いつも厳しい戦いになります。ライダーもチーム・メンバーも、すでに2週間休まずに仕事に取り組んできており、ここではそれに加えて暑さと湿度の高さとも戦わなければならないのです。それでもわたしたちは、いつものようにトップを目指して最大限、努力していきます。ふたりのライダーは好調ですし、先週の活躍のあとますますモチベーションが上がっています。この金曜日、マレーシアのファンと再開するのを楽しみにしています」

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、メディカルテストに合格

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、メディカルテストに合格

    バレンティーノ・ロッシは21(木)、モーターランド・アラゴンでメディカルチェックを受け、今週末のMotoGP 第14戦 アラゴンGPのフリー走行1回目での走行を許可された。

    8月31日に右脚の脛骨と腓骨を骨折、9月1日に手術を受け、前戦サンマリノGPを欠場したバレンティーノ・ロッシは、9月18日~19日の2日間、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで市販車のYZR‐R1でのテストを実施。

    テストの結果はポジティブなものであり、バレンティーノ・ロッシはアラゴンに向かうことを決断。だが、コースに出るためのメディカルチェックに合格する必要があった。

    モビスター・ヤマハ・MotoGPは「今日(木曜日)の午後、バレンティーノ・ロッシは、モーターランド・アラゴンのチーフメディカル・オフィサーであるクレメント・ミランによって行われた必須の健康診断を首尾よく完了した」と声明で述べた。

    「脚の負傷してから21日後、彼はバイクに乗ることに問題はないことを宣言する。明日のフリー走行1回目に参加する」

    バレンティーノ・ロッシはフリー走行1回目で走るものの、レース週末全体に参加するかどうかはまだ決定していない。

    バレンティーノ・ロッシは「乗って大丈夫だと宣言されたら、FP1後に本当の答えが得られるだろう。M1に乗るのはかなり大きなチャレンジだからね」と述べていた。

    レースに出場することができないと判断した場合には、すでに指名されているマイケル・ファン・デル・マークが代役を務める。

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、アラゴンGPのフリー走行に出走へ

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、アラゴンGPのフリー走行に出走へ

    バレンティーノ・ロッシは、MotoGP 第14戦アラゴンGPのフリー走行1回目に出走を試みることを決定した。

    8月31日に右脚の脛骨と腓骨を骨折、9月1日に手術を受け、前戦サンマリノGPを欠場したバレンティーノ・ロッシは、9月18日~19日の2日間、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで市販車のYZR‐R1でのテストを実施していた。

    テストの結果はポジティブなものであり、バレンティーノ・ロッシはアラゴンに向かうことを決断。コースに出るためのメディカルチェックに合格する必要があるが、ゴーサインが出た場合、レース出場する可能性をさらに評価するためにフリー走行1回目に出走する

    レースに出場することができないと判断した場合には、すでに指名されているマイケル・ファン・デル・マークが代役を務める。

    バレンティーノ・ロッシは「幸い、昨日ミサノで僕のYZF-R1Mで良いテストができた」とコメント。

    「前日にもトライしたけど、雨によって数周で終えていた。昨日は20周走れたし、求めていた答えが見つかった。最終的にテストはポジティブだったし、乗っているときに可能な限り脚に痛みを感じさせないように最高のソリューションを見つけて僕を助けてくれたルシディ医師と彼のスタッフに感謝したい」

    「もちろん、テスト後にはちょっと痛みはあったけど、今朝、パスカレッラ医師のところにメディカルチェックを受けにいき、ポジティブな結果が出た」

    「最終的にアラゴンに向かい、今週末M1に乗ってみることに決めた。乗って大丈夫だと宣言されたら、FP1後に本当の答えが得られるだろう。M1に乗るのはかなり大きなチャレンジだからね。様子を見てみよう。アラゴンで会おう!」