タグ: バルセロナテスト

  • 2019年 F1バルセロナテスト1回目:総合タイム&周回数・走行距離

    2019年 F1バルセロナテスト1回目:総合タイム&周回数・走行距離

    2019年のF1世界選手権に向けた最初のF1プレシーズンテストとなる1回目のバルセロナテストが終了した。

    2月18日(月)から2月21日(木)の4日間にわたってスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで行われた1回目のバルセロナテストは、降雪などを記録し悪天候が続いた昨年のバルセロナテストとは対照的に全日程で好天に恵まれた。

    1回目のプレシーズンテストはパフォーマンスよりも信頼性を築き上げることが鍵となってくる。今年もF1カレンダーは21戦で開催され、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基となる。

    最も多くの周回数を走行したのはメルセデス W10。ルイス・ハミルトンが全ドライバーで最多の307周を走破。バルテリ・ボッタスも303周を走り、合計で610周を走り込んだ。

    2番手にはフェラーリ、3番手にはアルファロメオ、そして、ホンダ勢はトロロソが4番手、レッドブル・レーシングが5番手に続いている。

    エンジン別ではホンダが2015年のF1復帰以降、最も多くの周回数を走行。レッドブル・レーシングとトロロッソへの2チーム供給となったことでルノーよりも多くの周回数を走行。メルセデスのカスタマーのレーシングポイントがトラブルに見舞われ、ウィリアムズが1.5日しか走行しなかったこともあるが、3チーム供給のメルセデスさえも上回った。

    4日間の走行トップタイムを記録したのはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。ピレリの最も軟らかいC5タイヤで1分17秒393をマーク。昨年のポールタイム(1分16秒173)に1.220秒差まで迫った。

    しかし、ピレリは各タイヤコンパウンド間に0.6秒のパフォーマンス差があることを発表しており、均等にコンパウンド間に0.6秒の優劣をつけると以下のようなタイム順となる。

    1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分16秒846 (C3 -1.2秒)
    2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) – 1分16秒961 (C3 -1.2秒)
    3.ロマン・グロージャン(ハース) – 1分17秒363 (C3 -1.2秒)
    4.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分17秒377 (C4 -0.6秒)
    5.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) – 1分17秒393 (C5)
    6.ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1分17秒520 (C3 -1.2秒)
    7.ピエール・ガスリー (レッドブル) – 1分17秒580 (C3 -1.2秒)
    8.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分17秒587 (C3 -1.2秒)
    9.アレクサンダー・アルボン(トッロッソ) – 1分17秒637 (C5)
    10.ダニール・クビアト(トッロッソ) – 1分17秒704 (C5)

    あくまで仮定の数字に過ぎないが、フェラーリが頭一つ抜き出ている。またタイムシートでは15番手だったレッドブルのピエール・ガスリーとメルセデスのルイス・ハミルトンとの差は0.203秒と十分に戦えるレベルであることもわかる。

    また、ハース、ルノー、トロロッソがコンマ5秒以内に位置しており、昨年同様に“ベスト・オブ・ザ・レスト”を戦いは非常に激しいものになると予想されている。

    ただし、各エンジンメーカーともにエンジンのパワーをフルには発揮しておらず、まだまだそのポテンシャルは測れない。

    第2回目のプレシーズンテストは2月26日(火)から3月1日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。各チームとも1回目のデータを踏まえ、エンジンもよりパワフルなモードを走らせることになり、開幕戦にむけて本格的にパフォーマンスを煮詰めるテストとなるため、より勢力図がはっきりしていくるだろう。

    2019年 F1バルセロナテスト1回目 総合タイム

    順位 ドライバー チーム Day ベストタイム タイヤ
    1 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 4 1分17秒393 C5
    2 アレクサンダー・アルボン トロロッソ 4 1分17秒637 C5
    3 ダニール・クビアト トロロッソ 3 1分17秒704 C5
    4 キミ・ライコネン アルファロメオ 3 1分17秒762 C5
    5 ダニエル・リカルド ルノー 4 1分17秒785 C5
    6 バルテリ・ボッタス メルセデス 4 1分17秒857 C5
    7 ルイス・ハミルトン メルセデス 4 1分17秒977 C4
    8 シャルル・ルクレール フェラーリ 4 1分18秒046 C3
    9 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1 1分18秒161 C3
    10 ランド・ノリス マクラーレン 4 1分18秒431 C4
    11 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 4 1分18秒511 C3
    12 カルロス・サインツ マクラーレン 1 1分18秒558 C4
    13 ロマン・グロージャン ハース 4 1分18秒563 C3
    14 ケビン・マグヌッセン ハース 4 1分18秒720 C3
    15 ピエール・ガスリー レッドブル 4 1分18秒780 C3
    16 マックス・フェルスタッペン レッドブル 3 1分18秒787 C3
    17 ピエトロ・フィッティパルディ レッドブル 3 1分19秒249 C4
    18 ランス・ストロール レーシングポイント 4 1分19秒664 C2
    19 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1 1分19秒944 C3
    20 ジョジ・ラッセル ウィリアムズ 4 1分20秒997 C3
    21 ロバート・クビサ ウィリアムズ 4 1分21秒542 C2

    ドライバー別 周回数&走行距離

    順位 ドライバー チーム 周回数 距離
    1 ルイス・ハミルトン メルセデス 307 1429.085km
    2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 303 1410.465km
    3 バルテリ・ボッタス メルセデス 303 1410.465km
    4 シャルル・ルクレール フェラーリ 295 1373.225km
    5 アレクサンダー・アルボン トロロッソ 268 1247.540km
    6 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 255 1187.025km
    7 キミ・ライコネン アルファロメオ 252 1173.060km
    8 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 247 1149.785km
    9 ピエール・ガスリー レッドブル 238 1107.890km
    10 マックス・フェルスタッペン レッドブル 237 1103.235km
    11 ランド・ノリス マクラーレン 236 1098.580km
    12 ダニール・クビアト トロロッソ 214 996.170km
    13 カルロス・サインツ マクラーレン 209 972.895km
    14 ロマン・グロージャン ハース 198 921.690km
    15 ダニエル・リカルド ルノー 186 865.830km
    16 ランス・ストロール レーシングポイント 151 702.905km
    17 ケビン・マグヌッセン ハース 125 581.875km
    18 セルジオ・ペレス レーシングポイント 97 451.535km
    19 ピエトロ・フィッティパルディ ハース 61 283.955km
    20 ロバート・クビサ ウィリアムズ 48 223.440km
    21 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 40 186.200km

    マシン別 周回数&走行距離

    順位 チーム マシン 周回数 走行距離
    1 メルセデス W10 610 2839.550km
    2 フェラーリ SF90 598 2783.690km
    3 アルファロメオ C38 507 2360.085km
    4 トロロッソ STR14 482 2243.710km
    5 レッドブル RB15 475 2211.125km
    6 マクラーレン MCL34 445 2071.475km
    7 ルノー R.S.19 433 2015.615km
    8 ハース VF-19 384 1787.520km
    9 レーシングポイント RP19 248 1154.440km
    10 ウィリアムズ FW42 88 409.640km

    エンジン別 周回数&走行距離

    順位 メーカー エンジン 周回数 走行距離
    1 フェラーリ 064 1489 6931.295km
    2 ホンダ RA619H 957 4454.835km
    3 メルセデス M10 EQ Power+ 946 4403.630km
    4 ルノー E-Tech 19 878 4087.090km
  • F1バルセロナテスト 最終目 | ドライバーコメント

    F1バルセロナテスト 最終目 | ドライバーコメント

    2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月21日(木)に最終日を迎え、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが最速タイムをマーク。ホンダ勢はアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)が2番手、ピエール・ガスリーが11番手でテストを終えた。

    4日間の2019年最初のテストも今日が最終日。前日からようやくウィリアムズが加わり、全10台がコース上で走行を行った。

    1番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    「今日はいくつか良い走行ができた。ショートランでのクルマの感触を確かめて、挙動や異なるセットアップでのパフォーマンスを評価できてよかった。今日は望んでいたほど多くの周回を重ねることができなかったえど、それもテストの一部だし、そのようなことは起こるものだ。コース上でストップして一日を締めくくることになったのは残念だけど、何位が起こったのかを調べていく」

    2番手:アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
    「一昨日と今日の2日間で、初めてのF1テストを楽しむことができた。午前中にトップタイムを出すことができたけど、まだテストで、ほかのチームのことは分からない。それでも今後に向けたいいサインだと思う。初日はスタート直後にスピンを喫するなどトリッキーなスタートになったが、チームのお陰でいい雰囲気の中でプログラムをこなせた。ファクトリーで分析を行うエンジニアにとって重要となるマイレージの目標を達成できたし、予定通りに進んでいるけど、クルマにはついては理解を進めているところだ。グリップが強くて慣れるのに時間がかかりったけど急速に学ぶことはできていると思う。まだ完全にリズムを掴みきってはいないけど、来週のテストを終えればレースの準備が整うと考えている」

    3番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
    「クルマに乗るたびにいフィーリングはどんどん快適になってきている。午前中に計画していたほど多くのラップを端r込むことができなかったけど、それがテストだし、小さな問題をキャッチアップするためにガレージ内に留まっていた。タイムは良さそうだけど、秩序立ててラップタイムを読み取るのは不可能だ」

    4番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「信頼性の点で、最初のテストウイークはとても良かった。新車で多くのマイレージを稼げたし、大きなトラブルは経験していない。今日は何度かショートランに取り組んだし、W10からパフォーマンスを引き出そうとしたときにどんな感じになるかを少しだけ確かめた。週末を通して進歩しているし、クルマは毎日感触が良くなっている。来週が楽しみだ。さらに進歩を遂げられることを願っている。チームのみんなに感謝している。素晴らしい初テストだった。2回目のテストでもっと改善するために全員が気合をいれているよ」

    5番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    午前中はかなり気温が低かったので、誰にとってもタイヤは少し難しかったと思う。全般的に今日のクルマはフィーリングが良くなってきていたし、まとまってきている。でも、まだ僕たちが施した変更とデータとを分析しながら深く掘り下げていく必要がある。信頼性は本当に堅実だし、ファクトリーの全員が行ってきたすべてのハードワークが如実に表れている。でも、僕たちはプッシュし続けなければなららない。ライイバルは非常に強く見えるからね。今週はずっと天気が良かったから、プログラムを完了できたし、ファンにも会えてうれしかった。来週また戻ってくるのを楽しみにしている」

    6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「まだテストに過ぎないので、あまり多くのことを話すつもりはないけど、クルマ感触は本当にいい。多くのラップを走れたし、信頼性もあり、毎日プログラムを完了することができた。チームの進めからなど、まだ慣れなければならないことはいくつかあるけど、クルマを快適に感じている。すでに安心して運転することができている。セブ(ベッテル)も言っていたけど、新車ではないみたいだ。すでにかなり確立されたクルマのようだ。本当にドライバビリティは素晴らしいし、堅実なクルマをここに持ち込むために冬の間にチームが最高の仕事をしてくれた。バルセロナに到着してすぐ“仕事”モードに切り替えることができたし、仕事に取り組むためにできるだけ感情も忘れるようにした。結果? そういうことにはあまり焦点を当てていない。自分のことに集中しているし、ベストを尽くして、すべてのラップで改善することに取り組んでいる」

    7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「今日はテストデーではもっと多くの周回を走ったと思う。それに一貫性のある走行という点では今週で最もクリーンな日でもあったし、非常に生産的だった。今日は多くのレースシミュレーションに取り組んだし、2日間の運転で多くのことを学ぶことができたのは確かだ。一週間を通して改善を果たしているけど、まだやらなければならないことはたくさんある。全体的には良い一週間だった。冬の間、誰もがクルマを仕上げるために素晴らしい仕事をしてくれた。テストは本当にスムーズにいったと思う。このクルマの方向性について良いアイデアが得られているし、長所も弱点もあるけど、来週はそのような弱点に取り組んでいきたい」

    8番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)
    「クルマでまたフルに一日を過ごしてみて、今週の僕たちが果たした進歩には満足しているし、全体的にチームは学んだことにモチベーションを高めている。クルマもチームも快適に感じているし、僕たち全員亜が建設的に作業している。来週もテストがあるので、さらに進歩できるように集中して、新車についてもっと学んでいきたい。すでにコースに戻るのが楽しみにしている」

    9番手:ロマン・グロージャン(ハースF1チーム)
    「良い午前を過ごすことができた。予定していたプログラムのすべてを完了できた。スケジュールよりも早く終わったくらいなのでいい感じだ。クルマに問題はない。最初の数日だということを考えれば、もちろん、それは僕らが求めていたことだ。常にクルマの感触はいい。まだ試したいことはあるし、テストしたいこともある。マイレージも稼がなければならない。自分たちのポジションにはそれなりに満足している」

    10番手:ケビン・マグヌッセン (ハースF1チーム)
    「午後にかなり走り込めむことができて良かったし、何より重要なのはクルマの感触が良いことだ。クルマの改善しているのがわかるし、今日は両方のセッションで一貫した走りを楽しむことができた。もちろん、まだやらなければならないことはたくさんあるけど、来週またVF-19を運転するのを楽しみにしている。多くのポジティブなことが得られたし、それを土台にして2回目のテストにむけて準備していく」

    11番手:ピエール・ガスリー(ハースF1チーム)
    「今日はとても有意義な一日だった。ロングランやテストを行い、146周を走った。クルマの感触は全体的に非常にいい感じだ。今日はそれほど早いタイムは出なかったけど、これはあくまでテストだし、自分が今どんな項目に取り組んでいるかを理解しているので、内容には満足している。テスト1は全体を通して良くできたと思う。多くの周回を重ねることができたし、クルマや新しいエンジニアに慣れることもできた。メルボルンに向けて、今週は全員がいい仕事をしたけど、まだ来週はさらにやるべきことが沢山ある」

    12番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)
    「1週間テストができたのは素晴らしいことだし、ポジティブな気分だ。今日はかなりのマイレージを稼げたし、テストプログラムの大部分を終えることができた。良いスタートを切れたと思うし、来週はここを土台にすることができる。チームに対する自信と快適さは高まっている。彼らはドライバーとして僕が必要なすべてのツールを与えてくれている。彼らはとても協力的だし、それは自分自身とクルマからベストを引き出す助けになっている。来週を楽しみにしているし、可能な限り速いクルマをメルボルンに持ち込めるようにもっと多くのセットアップ作業を進していく」

    13番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
    「マイレージを稼いでクルマの感触をつかむことがとても重要だった。そうすれば、自分たちのポジション、限界や、来週に向けて何に取り組むべきかをより理解できる。クルマは安定しているし、感触もいいけれど、まだクルマのフルパフォーマンスを発揮できるところまでいっていない。僕たちは火曜日にまたコースに出ることにワクワクしているけど、キャチアップしなければならないので、まずは問題なく周回を重ねられるようにいクルマをできる限りベストな状態にするためにやらなければならない作業がたくさんある」

    14番手:ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
    「このクルマでの初走行だったので、テストの4日目というよりも初日のような感覚だった。午前中はデータ収集とエンジニアリング部門のテストに取り組み、クルマでマイレージを稼げるように頑張った。新車で12周しかパフォーマンスランをしていなので、まだフィーリングについて話すには早すぎる。来週になればもっとはっきりするだろう。オーストラリアまであまり時間はないし、ドライバーとクルマの両方の観点でもっと多くクルマに乗る時間を過ごせた方が良かったかもしれないね。チーム内の誰も自分の仕事に取り組んでいる。開幕戦で可能な限りベストな状態に整えられるように、僕鵜も自分の仕事に集中しければならない」

  • 【動画】 F1バルセロナテスト 最終日 ダイジェスト

    【動画】 F1バルセロナテスト 最終日 ダイジェスト

    2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月21日(木)に最終日を迎え、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが最速タイムをマーク。ホンダ勢はアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)が2番手、ピエール・ガスリーが11番手でテストを終えた。

    4日間の2019年最初のテストも今日が最終日。前日からようやくウィリアムズが加わり、全10台がコース上で走行を行った。

    最終日のトップタイムを記録したのはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。午後から走行を行ったニコ・ヒュルケンベルグは、ピレリの最も軟らかいC5コンパウンドで4日間の最速タイムとなる1分17秒393をマーク。昨年のポールタイム(1分16秒173)に1.220秒差まで迫った。しかし、その後コース上でストップして赤旗の原因となり、24周で走行を終えた。

    2番手タイムは、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で136周を走行し、ピレリの最も軟らかいC5コンパウンドで1分17秒637を記録。前日にチームメイトのダニール・クビアトが記録した最速タイムを0.067秒上回った。

    4番手タイムは、メルセデスのバルテリ・ボッタス。午後から走行したバルテリ・ボッタスは58周を走行し、C5タイヤで1分17秒858をマーク。午前中にはルイス・ハミルトンが走行を担当。上位2名よりも1段階硬いC4コンパウンドであっさりと1分18秒の壁をやぶって5番手タイムとなる1分17997秒をマーク。競争力不足が囁かれていたメルセデスだが、あっさりのその評価を覆してみせた。

    この日はウィリアムズでF1復帰を果たすロバート・クビサが新車FW42で初走行。スピンを喫する場面もあったが、48周を走行してC3タイヤで1分21秒542を記録した。

    2019年 F1 バルセロナテスト 4日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分17秒393 ○   24
    2 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分17秒637 ○ +0.244 136
    3 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分17秒785 ○ +0.392 34
    4 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分17秒857 ○ +0.464 57
    5 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分17秒977 ○ +0.584 58
    6 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒046 ● +0.653 138
    7 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分18秒431 ● +1.038 132
    8 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分18秒511 ● +1.118 154
    9 ロマン・グロージャン ハース VF-19 1分18秒563 ● +1.170 64
    10 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分18秒720 ● +1.327 66
    11 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分19秒780 ● +1.387 146
    12 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分19秒664 ○ +2.271 72
    13 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ FW42 1分20秒997 ● +3.604 17
    14 ロバート・クビサ ウィリアムズ FW42 1分21秒542 ○ +4.419 48

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

  • F1バルセロナテスト 3日目 | ドライバーコメント

    F1バルセロナテスト 3日目 | ドライバーコメント

    2019年のF1プレシーズンテストが2月20日(水)にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで3日目を迎え、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがトップタイムを記録した。

    3日目にはウィリアムズが新車FW42でコースデビューを果たし、2019年のF1世界選手権に参戦する10台が走行を行った。

    午前中にはキミ・ライコネン(アルファロメオ・ザウバー)が1分18秒の壁を破り、1分17秒762をマーク。そして、終了間際にはダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)がそのタイムを0.058秒上回り、3日間の総合トップタイムとなる1分17秒704を記録した。

    1番手:ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「初日にあまり走行できなかった分を今日は挽回できたと思う。できるだけ周回を重ねてプログラムを消化することが重要と考えていたので、予定していたよりも多く走行できて充実した一日になった。ガレージで働く仲間たちも自分たちの仕事に満足していると思う。ハイレベルな走行を続け、周回を重ねて自信を付けていきたい。マシンからは良い手応えを感じていて、走行を重ねるごとにフィーリングが良くなっていると感じている。できるだけ周回を重ねるのが重要なの で、できれば200周したいぐらいだった。体は悲鳴を上げてしまうと思うけどね(笑)。いいタイムは出せたけど、それに満足することなく努力を続けることが重要だ。正しい方向に向かって、するべきことをする。まだプレシーズンテストだけど、いいスタートが切れていると思う」

    2番手:キミ・ライコネン (アルファロメオ・レーシング)
    「今日も良い一日だった。クルマは進歩しているし、しっかりとしたラップタイムも刻めている。クルマの感触は良い。いろいろとポジティブだし、来週またコースに戻るのを楽しみにしている」

    3番手:ダニエル・リカルド (ルノー)
    「今日は一貫性のある走行で堅実に周回数を重ねることができたので満足している。過去数日はクルマでリズムを掴めていなかったのでポジティブだった。3つの異なるコンパウンドを試したけど、それを経験して理解できたのも良いことだ。改善を維持できると考えている部分を突き進めていきたい。肝心なのは80周を走り込めたことだ。それは本当に重要なことだし、今日の求められる全てだ」

    4番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「今日マシンに戻って、自分の走行距離を伸ばすことができて良かった。また忙しい一日だったし、なんとかプログラムを完了することができた。月曜日と比べて、新しいアイテムがいくつかあった。セットアップに集中しつつ、いくつかのことも試した。初日のポジティブな印象は強まるばかりだ。これで303周を走り込めたし、僕たちはクルマの進歩に満足していると堂々と言っていいと思う」

    5番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル・レーシング)
    「今日はとてもポジティブな一日だった。テストで100周以上走行できれば、いい日と言えるだろう。ホンダとのコミュニケーションは良好で、それぞれのチームメンバーも自分がやるべきことを分かっているし、集中しながらいい仕事ができている。何よりも、今日は多くの周回を走行できて、さまざまなセッティングを試すことができた。レギュレーションの変更があったので、自分たちが今どこを目指し、何の作業に取り掛かっているのかを正確に理解することが重要だ。現時点で自分たちの実力を測ることは難しいけど、メルボルンでようやくわかるものと思っている。それでも、マシンからは良い感触を得ている」

    6番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「今日の午前中も生産的なセッションだった。異なるセットアップと空力パーツを評価するためにより長めの走行をやってみた。DRSなしでの走行だったけど、それでも新車の理解をさらに深めることができた。ここまで忙しい一週間を過ごしているし、多くの周回数を運転しているけど、それがテストでは重要なことだ。学ばなければならないことはもっとたくさんあるし、もっと開発をしていかなければならないけど、僕はそれを楽しんでいるし、忙しい一週間を締めくくるために明日も良い一日にしたい」

    7番手:ロマン・グロージャン (ハースF1チーム)
    「公平に言って、悪い日ではなかった。コース上でクルマを止めなければならず、何度か平台トラックに乗せられて戻ってきたのは確かだけど、テストとはそういうものだ。限界がどこなのか、どこを改良できるかを探るのがテストだ。理想的ではないし、もっとマイレージを稼ぎたかったけど、運転すればするほどクルマは良くなっているのを感じている。クルマに乗った感じはいい。月曜日に乗ってからポジティブな進歩を果たしている。そのときもすでに満足していたけど、今はもっと満足している。目標に届きつつある。これまでの仕事のすべてにとても満足している」

    8番手:ピエトロ・フィッティパルディ (ハースF1チーム)
    「生産的な午前だった。かなりの周回数を走ることができたし、最初のテストではそれが最も重要なことだ。クルマに搭載した多くのことをテストするために大規模な走行プランを実施している。いくつか興味深いことが見つかった。僕にとっては、またクルマに戻れてよかった。去年のアブダビでは一日フルで走れたわけではなかったけど、素早く適応できたと感じていた。昨日少し走れたのも、かなり役立った。あれがシェイクダウンみたいな感じだった。火曜日の走行の後、ペダルを調整しなければならなかったけど、一晩でそれが終えることができた良かった。今日はそのことで時間をロスせずに済んだ。自分の走行には満足している、ペースも悪くなかったけれど、距離を走れたことがもっと重要だ」

    9番手:カルロス・サインツ (マクラーレン)
    「昨夜からマシンにいくつか変更を加えたけど、すべての準備を終えるためにスタートが遅れてしまい、今日はちょっとチャレンジングな一日だった。でも、ほぼレース距離を走れることができたし、収集した情報からすでにその利益が得られている。特にロングランからは貴重なデータを得ることができたし、今は明日の最終日にランドがスムーズに走り続けられることを願っている

    10番手:セルジオ・ペレス (レーシングポイント)
    「今日は良い進歩を遂げられたし、また一歩前進できたと思う。午後の遅くにクルマに小さなトラブルが発覚し、期待していたより短い一日になってしまった。駆動を失ってしまったけど、なんとかピットには戻ることができた。プログラムをすべて完了させることはできなかったれど、それでもクルマのことを知ることができたし、改善できていると思う。2日間走ったけど、基本的には満足感がある。初日からバランスは良かったし、それが重要だ。来週までもう走らないけど、今日のような作業を続けられれば、メルボルンに向けた準備に満足できるはずだ」

    11番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「過去2日間と同じように午前中は空力測定をさらに進めた。新車で初めてフルでレース距離を走ったけど、66周の間、問題なく走り続けることができた。W10についてより多くのことを学ぶことができているし、今日も昨日より良くなっている。まだ改善の余地はあるけど、毎日進歩している」

    12番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「今日も多くのマイレージを稼ぐことができたし、バルテリも僕もレース距離を走り切ることができたので、信頼性の点では良い一日だった。僕たちはクルマを深堀して理解仕様としている。毎年の序盤と同じだ。毎年、チャレンジに挑めるのは嬉しい。新車に乗るのは新しい人に出会うようなもの感覚だ。良いのか悪いのかわからないけど、そのマシンと共に歩んでいける道のりは本当に特権的な立場だと思う。今、チームと過ごす7年目なんて信じられない。今年は僕たちのパートナーシップで最もチャレンジングな一年になりそうだし、とてもワクワクしている。僕はレースが大好きだし、そこは何も変わっていない」

    13番手:ジョージ・ラッセル (ウィリアムズ)
    「やっとFW42を運転することができてとても嬉しい。今日は純粋にインストールラップ、クルマのシェイクダウン、データ収集に焦点を置いた。僕たちの焦点はパフォーマンスランではなかったので、クルマの全体的なポテンシャルは判断できないけど、明日僕たちが丸一日走行できることに興奮している」

  • 【動画】 F1バルセロナテスト 3日目 ダイジェスト

    【動画】 F1バルセロナテスト 3日目 ダイジェスト

    2019年のF1プレシーズンテストが2月20日(水)にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで3日目を迎え、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトがトップタイムを記録した。

    F1テストも3日目に突入。ドライバーは一巡し、1日交代で走行を割り当てているチームは初日に走行を担当したドライバーが2度目の機会を迎えた。

    午前中にはキミ・ライコネン(アルファロメオ・ザウバー)が1分18秒の壁を破り、1分17秒762をマーク。そして、終了間際にはダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)がそのタイムを0.058秒上回り、3日間の総合トップタイムとなる1分17秒704を記録した。

    だが、二人はピレリの最も軟らかいC5コンパウンドでのタイム。注目はルノーのダニエル・リカルドかもしれない。午後だけの走行となったリカルドだが、C4コンパウンドで初日のセバスチャン・ベッテルのタイムに0.003秒差まで迫る1分18秒164をマーク。ただし、フェラーリはもう一段軟らかいC3でタイムを記録している。

    メルセデス勢はこの日も硬いコンパウンドでロングランに集中。昨年もメルセデスは1回目のテストでは硬い方のタイヤで同じようなプログラムを実施。2回目のテストから大爆発しただけにまだポテンシャルはまったくわからない。

    ハースF1チームは技術トラブルが目立ち、午前と午後で赤旗の原因となった。

    また、午後にはウィリアムズのガレージに注目が集まった。FW42の完成の遅れでこれまで走れていなかったウィリアムズだが、早朝にファクトリーからマシンが到着。午前中にはエンジンの初始動を済ませ、午後にはジョージ・ラッセルがステアリングを握って初走行。大きなトラブルはなく23周を走行した。

    走行を担当したジョージ・ラッセルは「やっとFW42を運転することができてとても嬉しい。今日は純粋にインストールラップ、クルマのシェイクダウン、データ収集に焦点を置いた。僕たちの焦点はパフォーマンスランではなかったので、クルマの全体的なポテンシャルは判断できないけど、明日僕たちが丸一日走行できることに興奮している」と述べた。

    2019年 F1 バルセロナテスト 3日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 ダニール・クビアト トロロッソ STR14 1分17秒704 ○   137
    2 キミ・ライコネン アルファロメオ C38 1分17秒762 ○ 0.058 138
    3 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分18秒164 ● 0.460 80
    4 セバチャン・ベッテル フェラーリ SF90 1分18秒350 ● 0.646 134
    5 マックス・フェルスタッペン レッドブル RB15 1分18秒787 ● 1.003 109
    6 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分18秒800 ● 1.096 63
    7 ロマン・グロージャン ハース VF-19 1分19秒060 ● 1.356 69
    8 ピエトロ・フィッティパルディ ハース VF-19 1分19秒249 ● 1.545 48
    9 カルロス・サインツ マクラーレン MCL34 1分19秒354 ● 1.650 90
    10 セルジオ・ペレス レーシングポイント RP19 1分20秒102 ● 2.398 67
    11 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分20秒693 ● 2.989 88
    12 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分20秒818 ● 3.114 94
    13 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ FW42 1分25秒625 ● 7.921 23

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

    F1バルセロナテスト最終日 担当ドライバー
    メルセデス:ルイス・ハミルトン (AM) / バルテリ・ボッタス (PM)
    フェラーリ:シャルル・ルクレール
    レッドブル:
    ピエール・ガスリー
    ルノー:ダニエル・リカルド(AM) / ニコ・ヒュルケンベルグ(PM)
    マクラーレン:ランド・ノリス
    トロロッソ:アレクサンダー・アルボン
    ウィリアムズ:ロバート・クビサ(AM) / ジョージ・ラッセル(PM)
    レーシングポイント:ランス・ストロール
    アルファロメオ:アントニオ・ジョビナッツ
    ハース:ケビン・マグヌッセン

  • ルノー製F1エンジン搭載のマクラーレンが2日間の最速スピードを記録

    ルノー製F1エンジン搭載のマクラーレンが2日間の最速スピードを記録

    2019年のF1バルセロナテストの2日間が終了。現時点でルノー製F1エンジンを搭載するマクラーレンが2日間の最速スピードを記録している。

    昨年、ホンダに馬力面で上回られたとされるルノーだが、今シーズンに向けてF1エンジンを新設計。ルノーは2019年型F1パワーユニット『E-Tech 19』はV6ターボハイブリッドが導入されて以降で“最大の進化”を果たしていると自信をみせている。

    F1公式サイトが公表したデータによると、2日間の最速スピードは2日目にマクラーレンのランド・ノリスが記録した337kph。昨年、ドラッグの高いマシン特性が弱点であり、ローダウンフォース仕様のパッケージでもトップスピードで最下位を記録していたマクラーレンだが、マシンコンセプトを一新させたMCL34は弱点を克服したかもしれない。マクラーレンは、初日のカルロス・サインツ、2日目のランド・ノリスともに2番手タイムでセッションを終えている。

    2番目にトップスピードは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが初日に記録した329.2kph。ホンダは今季型F1パワーユニット『RA619H』で初めてパーディモードを搭載するとされており、その恩恵を受けられるかもしれない。ただ、シーズン開幕前にはまだ信頼性の懸念によってポテンシャルをフルに発揮ないとも報じられており、今後はまた変わってくるかもしれない。

    同様にメルセデスは326kphで最も遅いトップスピードであるが、まだクルーズモードでしか走行していないと考えられており、慣らし運転が終われば、340kphは超えてくると考えられている。それは同社のパワーユニットを搭載するレーシングポイントにも恩恵を与えることになるだろう。

    フェラーリもまだ手の内を隠してとされるが、2日間の最速タイムを記録しており、マシンバランスは非常に優れていると評価されている。また、密接な技術提携を結ぶハースとアルファロメオもそれなりのタイムをたたき出しており、中団争いはさらに激化することが予想される。

    F1エンジン トップスピード バルセロナテストl

  • F1バルセロナテスト 2日目 | ドライバーコメント

    F1バルセロナテスト 2日目 | ドライバーコメント

    2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月19日(火)に2日目を迎え、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録。ホンダ勢はアレクサンダー・アルボン(トロロッソ)が4番手、ピエール・ガスリー(レッドブル)が7番手でセッションを終えた。

    2日目になってもウィリアムズはコース上に姿を現さず、残りの9チームでテストセッションは行われた。

    2日目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。この日最多となる157周を走行し、前日にセバスチャン・ベッテルが記録したタイムに0.086秒に迫る1分18秒247をマークした。

    2番手にはマクラーレンのランド・ノリス、3番手にはハースF1チームのケビン・マグヌッセンとトップ3チームは初日と同じ顔触れとなった。

    1番手:シャルル・ルクレール (フェラーリ)
    「今日の出来にはとても満足している。何度か赤旗中断があったけど、プログラムをすべて完了することができたし、157周を走り込んで多くの有益なデータを集めることができた。SF90の感触については乗ってすぐに快適に感じることができたし、とても楽しかった。気持ち的に? フェラーリを運転することは常に何かしら思うところはあるけど、今日はチームのためにやるべき仕事があったので、そのことは横においておいた。今後数日間もこの調子を保てることが願っている。コース上での限られたテスト機会を最大に生かすことが重要だ」

    2番手:ランド・ノリス (マクラーレン)
    「このクルマに乗るのは初めてだったけど、今日の出来にはとても満足している。すべてをまとめるためにチームは本当に素晴らしい仕事をしたと思うし、この2日間でかなりのマイレージを稼ぐことができている。僕たちに望めるベストな結果だ。タイムは重要ではない。やらなければならないプランに取り組めるかどうかが重要だ。特にシーズンのこの時期はクルマでテストしなければならない新しいものが大量にある。これまでロングランやピットストップはあまりやったことがなかったので、僕にとってはスピードに乗りながらエンジニアと会話することが一番重要だった。そこは今後2週間で対応していかなければならない部分だ。クルマを知ることはもちろんのこと、ラップ、マイレージ、信頼性が一番の課題だ。まだ引き続き取り組んでいかなければならないことがたくさんあるし、今後数日間で改善すべき部分もある。作業は進んでいる」

    3番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)
    「VF-19の第一印象はとても良かった。クルマのハンドリングはいい感じだし、一貫性を示している。間違いなくいい感じのスタートが切れたと思う。もちろん、細かい部分で言えばまだやるべきことはたくさんあるけど、現時点で心配することは何もない」

    4番手:アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「今日は人生で最高の一日と言っても過言ではない。本当にいい一日だった。最初は、自分に『午前中はスピンしてはいけない』と言い聞かせてスタートしたんだけど、懸念したとおりになってしまった。路面温度が低く、スロー走行するとタイヤが冷えてしまうのでスピードを落とすことも出来ないし、挙動が予測しづらく、まるで氷の上を走っているようだった。リズムをつかめてからはスムーズに走行できるようになり、問題も全く起きなかった。その後スピンを喫したことはあったものの、マシンの限界を探っている中で起こったものだ。水曜日にフィルミングデーで数周走行したので、F1マシン初走行というわけではないし、シミュレーターでの経験も多いので、マシンがどのように動くかは頭に入っていた。でも、このマシンでの高速走行の経験はすごく新鮮で、いい刺激を受けて大いに楽しむことができた。マシンを降りても笑顔のままだけど、明日までずっとこの気持ちが続くのではないかと思う」

    5番手:アントニオ・ジョビナッツィ (アルファロメオ・レーシング)
    「初めて自分のF1マシンを運転するのは素晴らしい経験だったし、今シーズンを通してチームと一緒に開発していくのを楽しみしている。テストプロセスを開始したばかりなので、クルマの挙動を学ぶために様々な空力構成を試した。感触はとても良かったし、かなりの周回数を走ることができた。全体的にポジティブな1日だったし、木曜日にまたクルマの乗るのを楽しみにしている」

    6番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「今日もかなりの距離を走り込んで走行プランを完了させることができた。走るたびにW10をかなり学ぶことができてるし、セットアップの理解も深まっている。昨日よりもバランスは良くなっているけど、まだ少し改善の余地がある。ラップタイムからわかるように、僕たちはロングランの作業に集中している。明日は午前中にドライブするので忙しい夜になりそうだ。今日の作業から学んだすべてを確認しなければならない。今のところはノーマルなテストができえいる。幸い、クルマの信頼性が素晴らしい。良いニュースだ」

    7番手:ピエール・ガスリー (レッドブル)
    「今日はいい一日だった。ウインターブレイクが明けてまたコースへ戻ってこられてうれしかった。マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化した。午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しまったけど、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものだ。これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまった。それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かった。もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くあるけど、僕にとっては最高の初日となった」

    8番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「95周を走り込めたという点では堅実な午後だった。たぶんテストセッションでのパーソナルベストかもしれない。様々な走行やセットアップで多くのラップを走り込むことができた。様々なエリアで多くのデータを収集することができたので、改善しなければならないポイントを特定してプッシュしていくことができるはずだ。現段階では満足できると思う」

    9番手:ダニエル・リカルド (ルノー)
    「DRSによって走行を早めに切り上げなければならず、望んでいたよりも短い一日だった。先立ってポジティブに感じていたし、午前中の作業には満足している。タイヤとクルマの挙動、フィーリングはいい感じだし、順調に進んでる。まだすべてに慣れているところだ。このクルマでどのようにバランスを取るかを学び、様々なセットアップ変更を実施している。初期の走行でのフィーリングの方が代表的だったし、快適に感じられた。ニコが午後にいくつか長めの走行ができたのはポジティブだし、チームは状況を調べ、明日に向けて夜に評価することができる。もう少し走行距離を稼げることを期待している」

    10番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「全体的に良い1日だった。午前中はかなり気温が低かったので、タイヤを交換するのがちょっとトリッキーだったけど、他にも同じような問題を抱えていた人はいると思う。僕たちは走行プランを進めることに集中していたし、やりたかっことはすべてやることができた。大量のマイレージを稼げているのは良いことだし、今後数日でクルマの特性を見いだしながらさらに伸ばしていきたい。とてもエキサイティングな作業だ。新しいことを学び、別のチャレンジに直面する。全員が懸命に取り組んでいるし、7年続けてみんなと一緒にここにいられることを本当に嬉しく思う。僕たちが挑んでいる今の旅路もワクワクする」

    11番手:ランス・ストロール (レーシングポイント)
    「数カ月ぶりにクルマに戻り、仕事に取りかかることができたとても嬉しい。新車でピットレーンを出て、リミッターを外す瞬間は特別な気分だ。基本的な第一印象はポジティブだし、プログラムを通して優れた信頼性を発揮して多くの周回数を重ねることができた。チームと一緒に現場で仕事をするのはまだ初めてなので、一部のクルーとはまだ関係を築いているだし、チームがどのようなアプローチを取るるなどを理解しているところ。でも、すでに快適さを感じている。トラフィックの中であまり走っていないので、まだ新しい空力ルールに良い感触は得られていないけど、今後数日で理解を深められると思う」

  • レッドブル、ガスリーのクラッシュに「あれで限界がわかったと思う」

    レッドブル、ガスリーのクラッシュに「あれで限界がわかったと思う」

    レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、F1バルセロナテスト2日目の作業を振り返るとともに、クラッシュを喫したピエール・ガスリーについてコメントした。

    レッドブル・ホンダのテスト2日目はピエール・ガスリーがRB15で初走行。順調にプログラムを消化していたが、セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。

    「ピエールのスピンについては、データ収集のためにショートランを繰り返している中で起こってしった。このラップでは、スピンするまで非常に速いペースで走っていたので、これで彼も限界がどこか分かったと思う」とギヨーム・ロケリンはコメント。

    「彼は満足していないだろうが、大失敗というわけでもない。これによって、今夜少し作業が増えるが、明日の準備もしっかりとしていく」

    「ピエールは、いい初日を迎えたと思う。今朝の目標は、ピエールがマシンの感触をつかみ、タイヤの感覚を理解するために、走行距離を確保することだった。同じタイミングでいくつかの項目に関するテストも進めていたが、基本的には全てピエールが快適に走行できるようにするためのものだ。午後には目的をデータ収集に切り替えて、スピンでセッションを終えるまではショートランを行っていた」

    ピエール・ガスリーはクラッシュについて「マシンの感触はよく、快適に走ることができて、90周以上を消化した。午後には、プッシュした走行中にターン10でコースアウトを喫しまったけど、これは加速をしながら5速へシフトアップした際にリア(のグリップ)を失ってしまったことによるものだ。これによってラスト1時間の走行ができず、もったいないことをしてしまった」とコメント。

    「それを除けば、多くのことをテストできて、情報収集がはかどり、いいポテンシャルがあることが分かった。もちろん、残り6日間のテストでやるべきことは多くあるけど、僕にとっては最高の初日となった」

    関連:【動画】 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがクラッシュ

  • ウィリアムズ、新車FW42が水曜日の早朝にようやくサーキットに到着

    ウィリアムズ、新車FW42が水曜日の早朝にようやくサーキットに到着

    ウィリアムズの2019年F1マシン『FW42』がF1テスト3日目を迎える水曜日の朝にようやくカタロニア・サーキットに到着する予定となっているが、チームはセッション開始時から走行する可能性は低いと語っている。

    ウィリアムズは、新車FW42の完成が遅れており、シェイクダウンを断念し、F1バルセロナテストの最初の2日間をキャンセル。サーキットには昨年マシンに2019年仕様のウイング類を装着した“ショーカー”がむなしく飾られていた。

    ウィリアムズの広報担当は2月19日(火)、FW42が水曜日の午前4時~5時の間にサーキットに到着することになっていると語った。

    「もちろん、まだかなりの量のやらなければならないことがある。だが、我々はできるだけ早くに作業していく」とウィリアムズは声明で発表。だが、現地時間8時から12時まで行われる午前中のセッションで新車が走る“可能性は低い”と付け加えた。

    今回の新車のデビューの遅れは、開発スケジュールに不備があったとされ、技術責任者を務めるパディ・ロウの解雇も噂されている。

  • 【動画】 F1バルセロナテスト 2日目 ダイジェスト

    【動画】 F1バルセロナテスト 2日目 ダイジェスト

    2019年のF1プレシーズンテストが2月19日(火)にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで2日目を迎えた。

    2日目は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(レッドブル)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ)と“次世代”のF1ドライバーが登場。前日の経験者組とのタイム比較という点で興味深いセッションとなった。

    2日目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。この日最多となる157周を走行し、前日にセバスチャン・ベッテルが記録したタイムに0.086秒に迫る1分18秒247をマークした。前日のベッテルに続き、フェラーリは群を抜いた安定感でタイムシートのトップに立った。

    2番手タイムはマクラーレンのランド・ノリス。前日にチームメイトのカルロス・サインツが記録したタイムを0.005秒上回り、タイヤこそ違うものの、トップから0.306秒差となる1分18秒553を記録。マクラーレンは2日連続でタイムシートの2番手に位置しており、2019年のF1世界選手権のダークホースにいなるかもしれない。

    この日が初のF1公式テストとなったトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは4番手タイムを記録。出だしでスピンを喫して赤旗の原因となり、中盤も360度スピンをするなどのご愛嬌もあったが、チームメイトのダニール・クビアトのタイムを上回る1分19秒301をマークした。

    アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィも、経験豊富なキミ・ライコネンのタイムを0.160秒上回った。

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーにとってはほろ苦いチーム初テストとなった。セッション終了まで約1時間半を切ったところでコースアウトを喫し、マシン後方からバリアにヒット。残念ながらその時点で走行終了となった。それでもチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.338秒遅れとなる1分19秒426を記録している。

    アレクサンダー・アルボンとピエール・ガスリーの他にもダニエル・リカルド(ルノー)が高速走行中にリアウイングが吹っ飛ぶというアクシデントに見舞われた。幸い、タイヤバリア擦れ擦れでマシンを停めることができ、それ以外のマシン破損は免れた。

    初日の2日間で不気味な動きを見せているのがメルセデスだ。2台でこの日最多となる163周を走破するも、二人揃ってターン1でコースアウトを喫するなどまだ試運転状態。タイムシートでは下位に沈んでおり、いつ本領を発揮してくるかが注目の的だ。

    ウィリアムズは、新車FW42の開発の遅れで2日間のテストをスキップ。3日目となる20日(水)の早朝にマシンがサーキットに到着する予定であり、初走行を実現できるかも注目だ。

    2019年 F1 バルセロナテスト 2日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒247 ●   157
    2 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分18秒553 ● 0.306 104
    3 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分19秒206 ● 0.959 59
    4 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分19秒301 ● 1.054 132
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分19秒312 ● 1.288 101
    6 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分19秒535 ● 1.288 89
    7 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分19秒814 ● 1.567 92
    8 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分19秒837 ● 1.590 95
    9 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分19秒886 ● 1.639 28
    10 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分19秒928 ● 1.681 74
    11 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分20秒433 ● 2.186 79
    12 ピエトロ・フィッティパルディ ハース VF-19 1分21秒849 ● 3.602 13

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。 公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。