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  • MotoGP | ドゥカティ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ:第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    2019 MotoGP 第2戦のアルゼンチンGPが、3月31日にアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催された。Mission Winnowドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、3位でフィニッシュラインを通過した。

    予選3番手、1列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、トップを走行するマルク・マルケス(ホンダ)を追いながら表彰台争いを展開。

    最終ラップにタイヤのパフォーマンスが低下してバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にパスされるまで、レースの大部分で2番手をキープしていた。

    ドヴィツィオーゾは、カタールで行われた開幕戦のスリリングな優勝に続き、2戦連続の表彰台となる3位でフィニッシュした。チャンピオンシップでは、首位のマルケスとわずか4ポイント差の2位につけている。

    チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、予選で苦戦して10番手からスタート。しかし、レースでは見事な追い上げを見せて4番手まで浮上するが、ドヴィツィオーゾと同様にレース終盤でタイヤのグリップが低下して6位でチェッカーを受けた。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #04) 3位
    「表彰台を獲得することができて本当に嬉しい。このサーキットは、これまで苦手としてきたので、表彰台を獲得することが目標だった。しかし、リア・タイヤのパフォーマンスには満足できない部分もある。レースの終盤でライバルを引き離すことができなかった。フリー・プラクティスでは良い感触を得ていたので、期待していたものとは逆の結果となってしまった。最終ラップでは、ロッシを振り切ることも、抜き返すこともできなかった。あまりにリスクが大きかったので、確実に16ポイントを獲得することがなにより重要だった。次戦のオースティンも、理論的には我々のマシンには向いていないサーキットなので、次の目標は表彰台の順位を一つ上げることだ」

    ダニーロ・ペトルッチ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #09) 6位
    「予選で何度かミスをしたことを考えると、今日の結果には満足している。このサーキットで、出来る限りベストな結果を出せたと思う。もっと上位からスタートしていたら、レース終盤まで表彰台争いすることができたと思う。しかし、順位を上げるためにタイヤにかなり負担をかけてしまったので、最後の数周はブレーキング時にリア・タイヤのコントロールに苦しんで、守りに徹するしかなかった。それでも、レース・ウィークエンドを通じて着実に戦闘力を向上することができた。この勢いをオースティンでも維持したい。なにより予選のパフォーマンスを向上させることが今の課題だ。僕たちの目標は、常に先頭グループを走行して、コンスタントにポイントを稼ぐことだ。長いシーズンでは、このことが非常に重要になってくる」

    MotoGP世界選手権 第3戦のアメリカズGPは、4月12日~14日に米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される。

    関連:MotoGP | アルゼンチンGP 結果 :マルク・マルケスが独走で今季初優勝

  • MotoGP | ドゥカティ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    2019年 MotoGPシーズンの幕開けを告げるカタールGPが、3月10日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。Mission Winnowドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、昨年に続いてマルク・マルケス(ホンダ)の追撃をかわし、わずか0.023秒差でドゥカティ移籍後12勝目となる見事な勝利を収めた。ドヴィツィオーゾは、ロサイルで5年連続して表彰台を獲得している。

    ドヴィツィオーゾは、フロント・ローからスタート。すぐさま先頭に立つと、マルケスやアレックス・リンス(スズキ)らと激しいバトルを展開、最後の数周は後続を引き離しにかかった。マルケスは最終ラップの最終コーナーで最後のアタックを仕掛けたが、ドヴィツィオーゾがクロスラインで抜き返してトップチェッカーを受けた。

    チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、理想的とは言えない3列目からレースをスタートしたが、ポジションを挽回して手堅いレース展開を見せた。一時は3番手まで順位を上げたが、その後若干ペースを落として6位でフィニッシュした。優勝したドヴィツィオーゾとの差はわずか2秒にすぎなかった。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #04) 1位
    「優勝できて本当に嬉しい。テストを終了した段階では、これほど速く走れるとは期待していなかった。作業に集中することで、各セッションでマシンの戦闘力を上げることができた。レースでは、終盤に勝負をかけられるようにタイヤを温存する戦略を採ったが、レースではほとんどトップを走行していたのでそう簡単には行かなかったし、ライバルの走りを観察することもできなかった。マルケスは、いつもどおり100パーセントで挑んできたので、こちらも限界までプッシュせざるを得なくなった。マシンの長所である加速力とトップスピードを活かすことができたとはいえ、コーナリングスピードをさらに向上させる必要がある。今年は速いライダーが多いので、得意ではないサーキットでポイントのロスを最小限に抑えることが大切だ。しっかりと地に足を付けて、今の方向性で作業を続けたい」

    ダニーロ・ペトルッチ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #09) 6位
    「チャンピオンシップに向けて貴重なポイントを獲得できたので、6位でもポジティブに捉えたい。スタート順位は理想的とは言えなかったが、レースペースがそれほど速くなかったので、素早くポジションを上げることができた。オーバーテイクとハードブレーキングに課題が残っている。温度低下が早いと予想したので、フロント、リアともにソフトタイヤを装着したが、今考えるとその選択はギャンブルだったかもしれない。またストレート・スピードがいつものように速くなかった。チャンピオンシップはまだ始まったばかりだ。もっと上に行ける自信がある」

    クラウディオ・ドメニカーリ(ドゥカティ・モーター・ホールディングCEO)
    「非常にエキサイティングなレースだった。ドヴィツィオーゾは素晴らしいの一言に尽きる。昨年に続いて開幕戦を制し、昨年のバレンシアから連勝を続けている。冬の間にチーム全体がしっかりと仕事をしていたことの証明だ。デスモセディチは、さらに戦闘力を増したものの、手強いライバルが目白押しで、まだ開幕戦が終わったにすぎない。この先も集中力を維持し、ハードワークを続ける必要がある。いずれにしても、ドゥカティには戦闘力があると言い切れるだろう」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティコルセ・ゼネラルマネージャー)
    「これ以上ない最高のシーズンをスタートさせることができた。ドヴィツィオーゾの巧みなレース展開は尊敬に値する。一切ミスを犯さず、タイヤを労り、最終コーナーまで状況をコントロールしていた。彼は、どこでカードを切ればよいのか良く分かっていた。冬の間もカタールの開幕戦に備えてハードワークを続けてきたスタッフ全員に感謝したい。次のレースでは、ふたりのライダーがともに主役になれるよう、今後も努力を続けたい」

    第2戦のアルゼンチンGPは、3月31日にアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催される。

  • MotoGP | 公式テスト最終日はドゥカティ勢がトップ4独占

    MotoGP | 公式テスト最終日はドゥカティ勢がトップ4独占

    2019年のMotoGP公式テストが2月8日にセパン・インターナショナル・サーキットで最終日を迎え、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がトップタイムを記録した。

    ダニロ・ペトルッチは転倒を喫したものの、昨年ホルヘ・ロレンソが記録したオフィシャルテストのベスト周(1分58秒830)を0.591秒更新する1分58秒239を刻み、総合トップタイムを記録した。

    3日間連続のドライコンディションの中、フランセスコ・バグナイア(アルマ・プラマック・レーシング)が0.063秒差で2番手に記録して、インディペンデントチームライダー勢と新人勢の最高位に進出。チームメイトのジャック・ミラーが0.127秒差に3番手タイムをマーク。ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが0.299秒差の4番手を記録してドゥカティ勢がトップ4を独占。ティト・ラバットは14番手、カレル・アブラハムは20番手だった。

    ヤマハ勢では、マーベリック・ビニャーレスが最多の79周を走行して0.405秒差の5番手。フランコ・モルビデリが0.902秒差の8番手、バレンティーノ・ロッシが0.916秒差の10番手。ファビオ・クアルタラロは初めてロングラン(連続17周)を行って16番手。

    ホンダ勢は、カル・クラッチローが0.541秒差の6番手タイムを記録して2日間連続でホンダ勢の最高位タイムを記録。中上貴晶は0.909秒差の9番手。マルク・マルケスは0.931秒差の11番手だった。

    アプリリアは、アレイシ・エスパルガロが0.783秒差の7番手、アンドレア・イアンノーネは口内炎が原因で走行をキャンセルした。

    スズキは、アレックス・リンスが0.941秒差の12番手、ジョアン・ミルが15番手。

    ヨハン・ザルコは1.401秒差の17番手で2日間連続してKTM勢の最高位タイムを記録。ポル・エスパルガロは18番手、ミゲール・オリベイラは19番手、ハフィス・シャーリンはレギュラーライダー勢の最後尾21番手だった。

    MotoGPクラスの11チームは、このあと開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットに再集結。23日から3日間のオフィシャルテストを実施する。

    Pos. No. ライダー チーム バイク タイム
    1 9 ダニロ・ペトルッチ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ ドゥカティ 1分58秒239
    2 63 フランセスコ・バグナイア アルマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 1分58秒302
    3 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング ドゥカティ 1分58秒366
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ミッション・ウィナウ・ドゥカティ ドゥカティ 1分58秒538
    5 12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP ヤマハ 1分58秒644
    6 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール ホンダ 1分58秒780
    7 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ アプリリア 1分59秒022
    8 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT ヤマハ 1分59秒141
    9 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ ホンダ 1分59秒148
    10 46 バレンティーノ・ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP ヤマハ 1分59秒155
    11 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム ホンダ 1分59秒170
    12 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター スズキ 1分59秒180
    13 6 ステファン・ブラドル ホンダ・テスト・チーム ホンダ 1分59秒368
    14 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング ドゥカティ 1分59秒485
    15 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター スズキ 1分59秒486
    16 20 ファビオ・クアルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT ヤマハ 1分59秒497
    17 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング KTM 1分59秒640
    18 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング KTM 1分59秒751
    19 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 KTM 1分59秒949
    20 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング ドゥカティ 2分00秒378
    21 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ アプリリア 2分00秒510
    22 66 ミカ・カリオ レッドブルKTMファクトリー・レーシング・テストチーム KTM 2分00秒523
    23 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 KTM 2分00秒766
    24 31 ヤマハ・テスト1 ヤマハ・テスト・チーム ヤマハ 2分00秒965
    25 50 シルバン・ギュントーリ スズキ・テスト・チーム スズキ 2分00秒990
    26 38 ブラッドリー・スミス アプリリア・ファクトリー・レーシング アプリリア 2分00秒995
    27 32 ヤマハ・テスト2 ヤマハ・テスト・チーム ヤマハ 2分01秒243
    28 85 津田拓也 スズキ・テスト・チーム スズキ 2分03秒276
  • MotoGP | ドゥカティ、2019年マシン『デスモセディチGP19』を初披露

    MotoGP | ドゥカティ、2019年マシン『デスモセディチGP19』を初披露

    ドゥカティは、2019年型のMotoGP プロトタイプマシン『デスモセディチGP19』を初披露した。

    ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・チームは1月18日(金)、スイス・ヌーシャテルに位置するフィリップ・モリス・インターナショナル社の研究開発施設キューブで2019年シーズンのチーム発表会を実施。所属7年目を迎える18年総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾとサテライトチームから昇格した総合8位のダニロ・ペトルッチが2019年型のプロトタイプマシン『デスモセディチGP19』をお披露目した。

    ドゥカティは、フェラーリF1チームと同じくプライマリースポンサーであるフィリップ モリス インターナショナルのイニシアティブ“Mission Winnow”のブランディングを実施。チームの正式名称も『Mission Winnow Ducati Team』に変更された。

    ドゥカティは、2009年のカタールGP以来、タバコブランドを明示していないが、マールボロの伝統的な赤と白の配色を維持している。

    また、今回初めてドゥカティの親会社であるアウディのブランディングがデスモセディチに加えられた。

    最高峰クラス12年目を迎える32歳のイタリア人ライダー、アンドレア・ドビツィオーゾは「2年連続して総合2位で。何が悪かったのか分かっている。悪かったことを良くするために働いた。勝つために闘えると思う。これからのテストで試すことが沢山あるだろう。大きな自信がある」と、タイトル争いに再挑戦することを宣言。

    最高峰クラス8年目を初めてのファクトリーチームから参戦する28歳のイタリア人ライダー、ダニロ・ペトルッチは「とても美しい。真っ赤だ。高速であることは確かだ!とてもエキサイティング。僕自身の体調は良い。セパンの初テストがとても楽しみ。アンドレアと僕はグレートな仕事ができるはず。彼は僕がドゥカティを走り始めたときから参考となるライダーだった。彼から沢山のことを学ぼう。インテリジェントなグレートなライダーである彼と一緒に仕事ができることが嬉しい。僕たちは目標を達成できるだろう。さらに成長するたえに、お互いにモチベーションを高めたい」と抱負を語った。

    発表会には、ドゥカティ・モーター・ホールディングの最高経営責任者クラウディオ・ドメニカリをはじめ、レース部門のドゥカティ・コルセからジェネラルマネージャーのルイジ・ダリーニャ、スポーティングディレクターのパオロ・チャバッティ、チームマネージャーのダビデ・タルドゥツィ、テストライダーとして7年目を迎えるミケーレ・ピロ、参戦を開始した03年からレース活動を支援するフィリップ・モリス・インターナショナルの研究開発代表ミロスワフ・ジエリンスキらが出席。

    ドゥカティ・チームは、2月6日から第18戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで実施されるオフィシャルテストに参加。ピロは2月1日からのシェイクダウンテストに参加する。

    ドゥカティ デスモセディチGP19Ducati  Desmosedici GP19MotoGP Ducati  Desmosedici GP19MotoGP ドゥカティ デスモセディチGP19Mission Winnow Ducati Team

  • MotoGP | ドゥカティ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 最終戦 バレンシアGP 決勝レポート

    2018年 MotoGPのフィナーレを飾る第19戦のバレンシアGPが、11月18日にバレンシア・サーキット・リカルド・トルモで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、このイベントで優勝を飾り、最高のかたちで2018年シーズンを締めくくった。大雨のため、レースは14周目で一時中断。ドヴィツィオーゾは、このラップでアレックス・リンス(スズキ)をオーバーテイクして首位に立ったものの、レース規定では、再スタート時のグリッドはレースが中断した前の周の順位に基づくとされており、ドヴィツィオーゾは、リンスとバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)の間、フロントローから残りの14周を争う2度目のスタートを切ることになった。

    ドヴィツィオーゾは、ホールショットを奪うとふたりのライバルを従えてレースをリードしつつ、後方からの激しいアタックに適格に対応した。ロッシがクラッシュした後はわずかに余裕が生まれ、リンスを引き連れて今季4度目(カタール、チェコ、サンマリノ、バレンシア)の優勝を飾った。

    ロレンソは、左手首の負傷が完全に癒えていないうえ、トリッキーなウェット・コンディションのせいで思い通りの走りをすることができなかった。彼はドゥカティ・チームとともに戦う最後のレースを12位で完走した。

    ミケーレ・ピッロは、表彰台まであと一歩と迫る4位フィニッシュ。レース中断前はクラッシュしたものの、果敢にコースに復帰したことが功を奏し、2列目から再スタートして、MotoGPキャリア最高位を獲得した。

    今回のリザルトにより、ドゥカティ・チームは、チーム・ランキングでも2位を確定させた。

    2019年シーズンは、早くも今週の11/20日~21日にリカルド・トルノ・サーキットで始まる。ダニーロ・ペトルッチがチームに合流し、ドヴィツィオーゾのパートナーとして初めてワークスマシンに跨がる。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 1位
    「本当に素晴らしい勝利を掴むことができた!バレンシアは、僕だけでなく、ドゥカティにとってもタフなサーキットだが、ようやく攻略することができた。レース前半はかなり厳しかった。とにかくリンスが手強かった。冷静に彼をマークして、後ろにつく作戦だったが、ロッシも追いついてきた。ロッシも非常に速かったうえに周回毎に雨が強くなっていたので、何とか状況に対応するしかなかった。再スタート後は、ニュータイヤに履き替えることができたので状況が一変した。このタイヤは、午前中のウォームアップでも使っていないタイヤだった。セットアップにもわずかな変更を加えた。こうしてチーム一丸となって戦えたうえに、チームやファンに優勝をプレゼントできて嬉しい。最高のかたちでシーズンを締めくくることができた!」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 12位
    「ドゥカティとともに戦う最後のレースが終了した。望むようなレースができなくて残念だ。非常にトリッキーなコンディションだった。このような状況ではわずかなミスでもクラッシュしてしまう。手首のこともあったので、敢えてリスクを冒さない戦略を採った。できるかぎりのことはやったつもりだが、残念ながら戦闘力を発揮することはできなかった。良いリザルトを置き土産にしたかったので残念でならないが、チームとともに過ごした素晴らしい2年間はしっかりと思い出に刻まれている。ドゥカティに合流した当初の目標を達成することができなかったものの、今年は複数の勝利を記録することだけはできた。どちらも特別な勝利であり、ずっと心に残るだろう。チームとの一体感は本当に素晴らしかった。困難な時も私を助けてくれた。レースを超えた友情を築くこともできた。エンジニアもテクニシャンもプロフェッショナルが揃っていて、力を合わせてデスモセディチGPを最速マシンに仕上げることができた。それを誇りに思っている。ボルゴ・パニガーレ入りした瞬間から私をサポートしてくれたドゥカティスタに感謝したい。この2年間のことは決して忘れないだろう。チームを離れても、心はいつもドゥカティスタとともにある!」

    ミケーレ・ピッロ(Ducati MotoGPチーム #51) 4位
    「再スタート前にクラッシュしてしまい、マシンに若干のダメージを負ったが、レースに復帰できたので、再スタート時にグリッドに並ぶことができた。再スタート後は良いペースで走ることができたが、1秒ちょっとの差で表彰台に届かなかったことが悔やまれる。ムジェロでのクラッシュの後、今回もまたMotoGPに参戦することができた。そして何より、何年も勝利から遠ざかっていたバレンシアで、ドゥカティが優勝できたことが嬉しい」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)
    「本当にタフなレースだったが、素晴らしい勝利を掴むことができた。特に前半のコンディションは、非常にトリッキーだった。ドヴィツィオーゾが最高のパフォーマンスを披露して、非常に複雑な状況にも見事に対処してインテリジェントなレースを展開した。今日のようなコンディションではミスを起こしやすいが、アンドレアの走りはまさに完璧だった。ドゥカティ最後のレースで苦しんだホルヘは残念だった。ミケーレ・ピッロの4位は本当に嬉しい。途中、クラッシュしたものの、素晴らしいリカバリーで表彰台まであと一歩と迫った」

  • MotoGP | ホルヘ・ロレンソ、マレーシアGPも欠場を決断

    MotoGP | ホルヘ・ロレンソ、マレーシアGPも欠場を決断

    ドゥカティ・チームは11月3日(土)、MotoGP第18戦マレーシアGPのフリー走行1で負傷から復帰したホルヘ・ロレンソが左手首の状態が良くないことから、2日以降の出走をキャンセルすることを発表した。

    ホルヘ・ロレンソは、第15戦タイGPのフリー走行2回目で転倒を喫して、左手首と右足首を負傷。2日目以降のセッションを欠場し、左手首の橈骨(とうこつ)にひびが入っており、治療とリハビリを行っていた。

    だが、第16戦日本GPでは日本GPのフリー走行1回目でコースに出たが、1ラップを完了する前にピットボックスに戻って欠場を決断。

    ホルヘ・ロレンソは、続く第17戦オーストラリアGPも欠場しており、これで4レース連続での欠場となる。

    ホルヘ・ロレンソは「とても難しい一日だった。自分のバイクにもっと良い感覚を得ることを望んでいた」とコメント。

    「もてぎよりも良くなっているのは事実だけど、ブレーキや方向転換でまだ多くの痛みを感じている。僕のタイムは競争的ではなかった」

    トゥカティ・チームは、マレーシアGPで代役としてテストライダーのミケーレ・ピロを起用することを発表している。

  • MotoGP | ドゥカティ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 第16戦 日本GP 決勝レポート

    2018 MotoGP 第16戦の日本GPが10月21日にツインリンクもてぎで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾにとっては、不運なレースとなった。ポールポジションからスタートしたドヴィツィオーゾは、そのままトップを走行するが、レース終盤の20周目にマルク・マルケス(ホンダ)にオーバーテイクを許す展開となる。その後はマルケスと接近戦を演じるが、残り2周のターン10でデスモセディチGPのフロントがグリップを失ってクラッシュ。レースには復帰したものの、18位でチェッカーを受けた。

    左手首の負傷により日本GPを欠場したホルヘ・ロレンソは、本日、チームに合流した後、検査のためにヨーロッパへ出発することを決定した。タイGPのクラッシュで負傷した左手首に痛みがまだ残っているため、今後数日間で詳しい検査を行う予定だ。ロレンソは、2週間後に開催されるマレーシアGPでの復帰を目指す。1週間後にフィリップアイランドで開催されるオーストラリアGPには、今日のレースで5位に入ったアルバロ・バウティスタがロレンソの代役としてファクトリー・チームから参戦する。ドゥカティ・チームは、この件に関して協力してくれた、アンヘル・ニエト・チームと代表のホルヘ・マルティネス “アスパー”、そしてバウティスタに感謝の意を表明している。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 18位
    「今日のレースは、絶対に勝ちたかったので本当にがっかりしている。しかし、全体として見れば、僕たちは非常に速かったし、戦闘力も示すことができたので、ポジティブな週末だったと思う。素晴らしいレースができたが、マルケスに対するアドバンテージを生み出すことができなかった。マルケスを祝福したい。彼は今年、タイトルを獲得するにふさわしい走りをした。クラッシュについては残念だった。決して無理をしすぎたわけではなかったが、マルケスにアタックするためにベストな方法でコーナーを抜けようとしたときに、わずかなミスを犯してしまった。その代償は大きかった」

  • MotoGP | ドゥカティ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 第15戦 タイGP 決勝レポート

    2018 MotoGP 第15戦のタイGPが10月7日にブリラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで開催された。決勝レースには100,000人以上の熱狂的なファンが詰めかけた(ウィークエンドでは延べ222,535人の観客を動員)。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、エキサイティングな走りで2位表彰台を獲得した。ウィナーのマルク・マルケス(ホンダ)とは最終ラップの最終コーナーまで激しバトルを繰り広げた。チェッカー時点のふたりの差は0.115秒にすぎなかった。

    チームメイトのホルヘ・ロレンソは、金曜日のフリー走行第2セッションでハイサイドにクラッシュ。右足首と左手首の負傷により今回のレースは欠場し、日本GPでの復帰を目指す。

    予選3番手のドヴィツィオーゾは、フロントローから力強いスタート。4周目まで3位を走行し、5周目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とともにマルケスをオーバーテイクして2位にポジションを上げた。

    11周目にはロッシを攻略して首位に。その後は、マルケスと抜きつ抜かれつのバトルを演じながらも、最終ラップまでトップをキープ。しかし、ターン5でオーバーテイクを許したドヴィツィオーゾは、最終コーナーのブレーキングで勇気溢れる最後のアタックに賭けたものの、再び首位の座は奪えなかった。

    ドヴィツィオーゾにとっては、今季7度目、8月に開催されたチェコGPから数えると5戦連続の表彰台フィニッシュとなる。

    今回のリザルトにより、ドヴィツィオーゾはランキング3位のロッシとのポイント差を22ポイントに拡げることに成功した。

    第16戦の日本GPは、10月19日~21日にツインリンクもてぎで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 2位
    「最終コーナーで優勝のチャンスを失ったが、今回の2位フィニッシュには大いに満足している。ほとんど首位を走っていたので、マルケスの走りを観察して、長所と短所を見極めることができなかった。ターン5では、マルケスがパスするのを阻止しようと試みた少しグリップを失った。それでもなんとかマシンをコントロールして、最終コーナーでは、ギリギリで仕掛けることができたものの、オーバーテイクできるほど接近していなかった。残念なのは確かだが、昨年はこのようなレイアウトのサーキットで優勝争いすることは考えられなかったので、同じ2位でもアラゴンより嬉しい。特にレース毎に進歩しているという手応えがあることに満足感を覚えている。エンジニアと一丸になって、いつも新しいアイデアを模索している。良い仕事ができているので、どのレースでも優勝争いに絡めている」

  • MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 | ロレンソがPP獲得&ドゥカティ1-2

    MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 | ロレンソがPP獲得&ドゥカティ1-2

    MotoGP 第12戦イギリスGPの公式予選が8月25日(土)にシルバーストン・サーキットで行われ、ホルヘ・ロレンソがポールポジションを獲得。2番手にもアンドレア・アビツィツィオーゾが続き、ドゥカティが12年ぶりに1-2番手に進出した。

    気温16度、路面温度24度のウェットコンディションの中、ホルヘ・ロレンスは2分10秒155をマーク。第7戦カタルーニャGP以来今季2度目、最高峰クラス41度目、キャリア通算67度目となるポールポジションを奪取した。

    2番手には0.159秒差でアンドレア・ドビツィオーゾが入った。ドゥカティが公式予選で1-2番手に進出したのは、セテ・ジベルナウがポールポジション、ロリス・カピロッシが2番グリッドを獲得した2006年6月の第6戦イタリアGP以来12年ぶり。

    3番手には0.284秒差でヨハン・ザルコが入り、第5戦フランスGP以来今季5度目の1列目を獲得。2列目にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)。3列目にはアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、今季初めて公式予選2に出走したブラッドリー・スミスがKTMの今季最高位の8番手、唯一スリックタイヤに履き替えたジャック・ミラー(アルマ・プラマック)が9番手。

    モビスター・ヤマハ勢は、マーベリック・ビニャーレスが11番手、バレンティーノ・ロッシが12番手だった。中上貴晶(LCR・ホンダ)は明日の決勝レースを7列目19番グリッドから迎える。

    また、フリー走行4回目に転倒したティト・ラバットに同じ場所で転倒したフランコ・モルビデッリのバイクが滑って来て激突。ラバットは右脚の大腿骨、脛骨、腓骨を骨折し、コベントリー&ウォーリックシャー大学病院で手術を受けて。24時間の集中治療室に滞在。数日間入院した後、スペイン・バルセロナ市内の大学病院に医療専用機で搬送される。

    2018年 MotoGP 第12戦 イギリスGP 予選 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 2分10秒156
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 2分10秒314
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 2分10秒439
    4 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 2分10秒615
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 2分11秒083
    6 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 2分11秒317
    7 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 2分11秒495
    8 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分11秒514
    9 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 2分12秒173
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 2分12秒504
    11 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 2分12秒514
    12 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 2分13秒504
    13 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分13秒945
    14 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分14秒171
    15 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 2分14秒198
    16 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 2分14秒866
    17 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 2分15秒141
    18 76 ロリス・バズ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 2分15秒299
    19 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 2分15秒377
    20 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 2分15秒721
    21 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 2分16秒106
    22 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 2分16秒451
    23 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 2分16秒483
    24 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング  
  • MotoGP | ドゥカティ 第11戦 オーストリアGP 決勝レポート

    MotoGP | ドゥカティ 第11戦 オーストリアGP 決勝レポート

    2018年 MotoGP 第11戦のオーストリアGPが8月12日にレッドブル・リンクで開催され、ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソが見事な勝利を飾った。

    予選3番手、フロントローからスタートしたロレンソは、前後ともにソフト・タイヤを選択。オープニングラップを首位で通過したが、その後マルク・マルケス(ホンダ)にオーバーテイクされ、18周目までチームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾとともにマルケスを追う展開となる。

    次の周にマルケスをパスすることに成功するが、その後は最終ラップまで激しいバトルを繰り広げた。最終的には、わずか0.130秒差でロレンソがマルケスをかわしてフィニッシュラインを通過した。

    今回の勝利でポイントを130に伸ばしたロレンソは、ランキング3位に浮上。ドヴィツィオーゾは1ポイント差(129ポイント)の4位につけている。ドゥカティは、MotoGPがオーストリアに復帰して以来、レッドブル・リンクで3連勝を飾っている(2016年:イアンノーネ、2017年:ドヴィツィオーゾ、2018年:ロレンソ)。

    3位でチェッカーフラッグを受けたドヴィツィオーゾにとっても、素晴らしいレースとなった。土曜日の予選で2番手となり、フロントロー・スタートとなったドヴィツィオーゾは、フロント/リアともにミディアム・タイヤを選択。18周目までは、ロレンソ、マルケスとともにトップ・グループを形成するが、ターン1で小さなミスを犯してわずかにペースダウン。優勝したチームメイトと1.656秒差の3位でフィニッシュラインを通過した。ドヴィツィオーゾは、今回3位に入ったことで、ケーシー・ストーナー(24回)に次いで、ドゥカティのMotoGP史上2番目に多くの表彰台を獲得したライダーとなった。

    次回の第12戦イギリスGPは、8月24日~26日にシルバーストン・サーキットで開催される。

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 1位
    「信じられないようなレースだった。これまでの自分のキャリアの中でもベストなレースのひとつだろう。とにかく凄いレースだった!これまで勝利したことのないこのサーキットで、マルケスとの接戦を制してドゥカティで優勝できて格別な気分だ。レース前に、どんな戦略を採るかを考えていたが、前回のブルノと同様にタイヤを労わって後半で勝負することに決めた。とくに今回のレースでは、ソフト・タイヤを選択した数少ないライダーとなったので、タイヤに優しいライディングを心がけて最後までもたせることができた。マルケスとのバトルで、彼をパスすることは難しいことが分かったので、デスモセディチGPの加速性能を最大限に活かして勝負する戦略に切り替えた。これが見事に功を奏した。チャンピオンシップ・ポイントでも3位に浮上することができたが、なにより僕たちのチームの仕事に誇りを感じているし、本当に満足している。マシンは、レースを重ねるごとに良くなっているので、今後のレースで何度も優勝争いができるだろう。今日は、チーム全員で勝利に酔いしれたい。彼らと仕事ができて本当に嬉しく思っている」

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 3位
    「レース序盤で、残念ながら今日はトップ争いをすることができないと思った。ホルヘよりも良いタイムを出していたにもかかわらず、彼をパスすることができなかった。そこでリア・タイアを使い過ぎて、終盤の10周はグリップが大幅に低下して、レースに少し影響が出てしまった。そこから先は、思った通りにコーナリングするのが難しくなり、全力でプッシュできなくなった。今日はブレーキングが良かっただけに残念だが、レースでは毎回いろんなことが起こる。タイヤを最大限に活かすことを常に考えてレースを戦うことが重要だ」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)
    「ここレッドブル・リンクで、週末を通して高い戦闘力を維持することができて嬉しい。天候に関係なく、フリープラクティスでもレースでも我々のマシンは速かった。ホルヘの走りは素晴らしかったし、さまざまな面で印象的だった。シーズンを通して、彼のブレーキングは非常にハードで、この面で彼のスキルは大きく向上した。アンドレアは残念だった。もっと上を狙えたと思うが、いずれにしても表彰台はすばらしいリザルトだ。敵ながらマルケスの走りも素晴らしかった。理論上は我々の方が有利なはずだが、そう簡単には優勝させてくれなかった。彼はよくやったと思う」