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  • F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPの決勝が13日(日)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今シーズン初の1-2フィニッシュを達成した。

    バルセロナは土曜日の夜から朝にかけて雨。サポートレースでのGP3はウエットコンディションで行われたが、F2は路面に濡れた部分はあるもののドライで実施された。

    F1の決勝スタート時刻の15時10分の天候は曇り。降水確率は80%と高い数値が出ている。気温は15.4℃と低いものの、路面温度は34.5℃と比較的高いドライコンディションでレースはスタートした。

    レースはオープニングラップから波乱。ロマン・グロージャンがターン3で単独スピン。コースを横切る形となり、そこにニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーが突っ込んで3台がリタイア。セーフティカーが導入された。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。スタートで首位をキープしたルイス・ハミルトンは事実上トップをキープする完璧なレース展開でトップでチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで前戦に続いて今季2勝目を挙げた。通算64勝目。

    2位にもバルテリ・ボッタスが続いてメルセデスが今シーズン初の1-2フィニッシュを達成。3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続き、今シーズン初めて表彰台を獲得した。

    4位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、5位にはダニエル・リカルド(レッドブル)、6位にはケビン・マグヌッセン(ハース)、7位にはカルロス・サインツ(ルノー)、8位にはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、9位にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、10位にはシャルル・ルクレール(ザウバー)が続いた。

    トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが12位、ピエール・ガスリーはリタイアだった。

    2018年 第5戦 F1スペインGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    6 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    7 55 カルロス・サインツ ルノー
    8 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    9 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    10 16 シャルル・ルクレール ザウバー
    11 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    12 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
    13 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    14 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
      2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
      31 エステバン・オコン フォース・インディア
      7 キミ・ライコネン フェラーリ
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
      10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
      8 ロマン・グロージャン ハース

    関連:【動画】 F1スペインGP 決勝 ハイライト

    F1スペインGP レース展開
    ピレリは昨年よりも1段階柔らかいミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)という3種類のコンパウンドを選択。フェルナンド・アロンソがスーパーソフト、ニコ・ヒュルケンベルグとマーカス・エリクソンがミディアム、それ以外のドライバーがソフトタイヤでスタートした。

    レースはオープニングラップから波乱。ロマン・グロージャンがターン3で単独スピン。コースを横切る形となり、そこにニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーが突っ込んで3台がリタイア。この事故でセーフティカーが導入。

    上位ではポールポジションのルイス・ハミルトンがトップをキープ。セバスチャン・ベッテルが2番手に浮上している。

    レースは7周目に再開。セルゲイ・シロトキンとブレンドン・ハートレーがセーフティカー中にピットインしてミディアムタイヤに交換している。

    抜きにくいカタロニア・サーキット。各所でバトルが展開されるもしばらく膠着状態。ルイス・ハミルトンがラップレコードを更新しながら引き離す。ストフェル・バンドーンにコースオフした後の復帰の仕方が適切ではなかったとして5秒ペナルティを科せられる。

    18周目。2番手を走行していたセバスチャン・ベッテルがピットイン。ミディアムに交換してケビン・マグヌッセンの後ろの7番手でコースに復帰する。

    それを受け、1-2体制となったメルセデスがペースを上げ、20周目にまずバルテリ・ボッタスがピットに入ってミディアムタイヤに交換。だが、若干作業が遅れ、オーバーカットに失敗。ベッテルに抜かれたマグヌッセンの後ろの7番手でコースに復帰する。

    22周目、10番手を走行していたアロンソがミディアムに交換。シャルル・ルクレールの後ろの16番手でコースに復帰する。

    24周目、コース上に雨が報告される。

    25周目、2番手を走行していたキミ・ライコネンのパワーユニットにトラブルが発生。その後、ズルズルと順位を落とし、ピットでリタイアする。

    26周目、トップのハミルトンがピット。ミディアムに交換してレッドブル勢の間の2番手でコースに復帰する。トップはマックス・フェルスタッペン。

    34周目。3番手を走行していたダニエル・リカルドがピットイン。バルテリ・ボッタスの後ろの5番手でコースに復帰する。翌周にはマックス・フェルスタッペンがピットイン。リカルドの前の4番手でコースに復帰。ハミルトンがトップに返り咲く。同じタイミングでブレンドン・ハートレーが2度目のピットイン。

    40周目。エステバン・オコンが4コーナーの出口でストップ。マシン後方から煙が出ており、エンジン系のトラブルと見られる。ここでバーチャルセーフティカーが導入される。

    ここで2番手を走行していたセバスチャン・ベッテルがピットイン。新品のミディアムタイヤに交換してレッドブル勢の間の4番手でコースに復帰。メルセデスが1-2体制となる。

    43周目にレースは再開。3番手を走行しているマックス・フェルスタッペンが周回遅れのランス・ストロールと接触してフロントウイングのエンドプレートを壊している。フェルナンド・アロンソがシャルル・ルクレールを攻略して8番手に浮上する。

    47周目。ストフェル・バンドーンがホームストレートでストップ。駆動を失ったと訴えてリタイアした。

    その後、レースに動きは大きな動きはなく、ルイス・ハミルトンがトップでチェッカー。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季初の1-2フィニッシュ。3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季初表彰台を獲得した。

  • トロロッソ・ホンダ:ピエール・ガスリー、事故に巻き込まれ0周リタイア

    トロロッソ・ホンダ:ピエール・ガスリー、事故に巻き込まれ0周リタイア

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1スペインGPの決勝でオープニングラップで接触に巻き込まれ、0周リタイアでレースを終えた。

    12番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、順調に1コーナーを抜けたが、3コーナーで前を走るロマン・グロージャン(ハース)が単独スピン。コースを横切る形となり、後続のニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ピエール・ガスリーが避けきれずに接触。3台がリタイアとなった。

    この事故でレースにはセーフティカーが導入された。

    ロマン・グロージャンがスピン

    オープニングラップ終了時点の順位F1スペインGP <br />
 順位関連:【動画】 ロマン・グロージャン、2台を巻き込む単独スピン

  • ホンダF1、ブレンドン・ハートレーのパワーユニットを全交換

    ホンダF1、ブレンドン・ハートレーのパワーユニットを全交換

    ホンダF1は、F1スペインGPの決勝にむけてブレンドン・ハートレーのマシンのパワーユニットの全てのコンポーネントを交換。ハートレーはMGU-Hとターボチャージャーが年間の使用制限数の3基目に達した。

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1スペインGPのフリー走行3回目で高速でバリアにクラッシュ。マシンのリアは大破し、マシンの修復が間に合わなかったため予選への出走を断念することになった。

    トロロッソ側はシャシーを修復することができたが、ギアボックスを含め、ホンダF1はハートレーのパワーユニットのエンジン、MGU-H、MGU-K、ターボチャージャー、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアの全てのコンポーネントを総入れ替えすることを強いられた。

    ブレンドン・ハートレーは最後尾スタートとなるため、ギアボックス交換による5グリッド交換の影響はそれほどない。ただし、パワーユニットに関しては、MGU-Hとターボチャージャーは5戦目で早くも年間の使用数の上限に達した。

    ホンダのF1パワーユニットは、開幕戦オーストラリアGPでMGU-Hが故障。対策を施したものを導入するためにMGU-Hとターボチャージャーを交換しており、今回でその2つは3基目に達した。

    ホンダは、6月のF1カナダGPでパワーユニットに最初のアップグレードを投入する予定だが、ブレンドン・ハートレーはその際にグリッド降格ペナルティを科せられることは必須となった。

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが制限を超えた時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

    関連:【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)が大クラッシュ

  • ブレンドン・ハートレー、クラッシュでマシン大破も「自信は失っていない」

    ブレンドン・ハートレー、クラッシュでマシン大破も「自信は失っていない」

    F1スペインGPのフリー走行3回目に自身曰く“キャリア最大のクラッシュ”を喫してマシンを大破させたトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーだが、自信を失うことはないと強調した。

    ブレンドン・ハートレーは、フリー走行3回目の終盤、ターン9でスピンしてバリアに激突。マシンは大破し、セッションは赤旗が提示されたことによって終了となった。大破したマシンの修復が間に合わず、ハートレーは、予選に出走することはできなかった。

    「あっという間の出来事だった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「他の多くのドライバーと同じようにいターン1のエントリーで縁石を良く使っている。このラップでは2~3cm多く使いすぎて芝生部分にタイヤを落としてしまった。小さな穴があったと思う」

    「レーストラックの最速のコーナーのエントリーであっという間にスピンしてしまった。その後はパッセンジャーだった」

    「本当にわずかな差だった。ラインが少しずれただけで重大な結果を招いてしまった」

    「他のラップとほとんど変わらなかった。あと2、3センチ右なら他のラップと変わらなかったはずだ。オンボードを見ればわかると思うけど、他のみんなも縁石を使っていた。僕はそれを少し使いすぎてリアタイヤをロックさせてしまった」

    今までのキャリアでこれ以上大きなクラッシュを経験したことはあるかと質問されたブレンドン・ハートレーは「正直、覚えていない。衝撃を受けたせいではないよ!」とコメント。

    「2016年にWECの最初のラウンドでクラッシュしたけど、それほど大きな衝撃ではなかった。正直、今までで最大の衝撃だったかもしれない。正確な(Gの)数値はわからないけど、たぶん僕が今まで経験した中で最大のクラッシュだった」

    幸い、ブレンドン・ハートレーに怪我はなかったが、マシンは激しく損傷し、撤去するためにクレーンにつり上げられた際にはリアからギアボックス部分が崩れ落ちた。国際映像ではトロロッソ・ホナのガレージでメカニックたちの悲痛な表情が捉えられた。

    だが、ブレンドン・ハートレーは、チームが日曜日のレースまでにマシンを修復してくれると確信していると語る。

    「僕が知っている限り、シャシーへのダメージはない。現代のF1マシンは金曜日から土曜日にかけてあれと同じくらいのレベルまで分解して、新しいパーツを装着こともある。このチームならクルマの準備は十分に可能なはずだ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「普通は土曜日から日曜日にかけてそれをすることはあまりないけどね。パーツは全部使えるはずだ。新パーツのどれをプールに入れなければならないかはわからないし、それに付随する影響もわかっていない」

    「でも、僕が知っている限りではシャシーにダメージはない。明日までにクルマを修復する上でそれが最も大重要なことだ」

    ブレンドン・ハートレーは決勝にむけて自信は失っていないと強調する。

    「まだ週末は終わっていない。自身を失ったりはしない。バクーでは初ポイントを獲得したし、まだもっと多くのポイント獲得を目指している」

    関連:【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)が大クラッシュ

  • トロロッソ・ホンダ:F1スペインGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1スペインGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1スペインGPの予選でピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーはFP3でのクラシュでマシンを大破させたことで予選に出走することができなかった。

    第5戦スペインGP2日目は、FP3と予選が行われた。朝方に晴れ間も見えた空模様は、走行が始まる頃には厚い雲が空を覆い、気温も上がらないコンディションとなった。

    正午に始まったFP3では、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにスーパーソフトタイヤでのアタックから開始。まずハートレーが3回アタックを行い、1分20秒073をマーク。続いてガスリーも3回アタックを行い1分19秒830のベストタイムで、その時点でのベスト10内につけた。セッション後半にも予選を想定したアタックを行い、ガスリーが1分18秒886とタイムアップ。ハートレーも1分19秒428と自己ベストを更新し、再度アタックを開始する。しかし、ターン9でスピンしてバリアに激突。マシンは大破し、セッションは赤旗が提示されたことによって終了となり、このセッションを、ガスリーは10番手、ハートレーは17番手で終えた。

    午後3時、気温18℃、路面温度27℃というコンディションで予選が開始された。プラクティスでクラッシュを喫したブレンドン・ハートレーは、大破したマシンの修復が間に合わず、予選に出走することはできなかった。パワーユニットは大きなダメージを受けており、決勝に向けて交換作業を行う。

    Q1で、ピエール・ガスリーは2回のアタックを行い、ラストアタックで1分18秒550をマークし、11番手でQ2に進出。Q2では、1回目のアタックに中古のスーパーソフトタイヤで出て1分19秒306とタイムは伸びなかったが、2回目には新品のスーパーソフトタイヤで最後のアタックへ。セッション終了ギリギリのアタックは1分18秒463とこれまでのベストタイムをマークし、12番手。Q3に進出することはでなかったが、6列目からのスターティンググリッドを得ている。予選に出走できなかったハートレーは最後尾から決勝レースに臨む。

    スペインGPの決勝レースは、13日(日)の午後10時10分(午後3時10分)にスタートする。

    ピエール・ガスリー (12番手)
    「Q2進出を果たし、12番手で予選を終えられたことに満足しています。中国とバクーでの2戦に比べてパフォーマンスが戻ってきていることが重要で、明るい兆しだと思います。大規模なアップデートを投入しているチームもあるので、今週末は少し厳しい戦いを覚悟していましたが、僕らにとっては自分たちのパッケージを理解することが最重要であり、その答えがいくつか見つかったと感じています。現状のパフォーマンスを分析する必要はありますが、全体的にはかなりよくなっています。FP1とFP3では10番手につけられましたし、予選のペースも悪くないので、中断争いへ戻っていけると思います。明日のレースは長くなりますし、タイヤ選択と戦略が重要です。今日の予選結果だとスタートタイヤのコンパウンドを選べるので、僕らにとってはいいポジションです」

    ブレンドン・ハートレー
    「クラッシュの衝撃はかなり激しかったです。通常通りターン9入口の縁石に乗ろうとしたところ、ほんの1~2㎝行き過ぎ、芝生部分にタイヤを落としてしまったことでスピンを喫しました。最後のアタックはできませんでしたが、マシンの感触はよかったので、あのラップタイムは真のペースではありません。明日に向けてポジティブでいるように努めようと思います。今日はしっかりと睡眠を取り、明日は切り替えて臨みます。昨年トロロッソは後方からスタートしてポイントを獲得したので、それを目標にしなければなりません」

    ジェームス・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「今日は不運な出来事が続きました。ブレンドンはFP3で大きなアクシデントを起こし、マシンのダメージがかなりひどかったので予選までに修復が間に合いませんでした。このようなときは、時間をかけて詳細にわたってチェックし、負荷のかかるパーツに問題がないことを確認しなければなりません。何よりも大切なのはドライバーが無事だったことで、ブレンドンは明日のレースに向けて回復できるでしょう。金曜日の走行では調子の良し悪しがばらつきましたが、マシンバランスが安定していませんでした。しかし、昨夜見出したバランスを向上させる方向性を、ピエールがFP3で固めてくれました。彼はその感触に満足し、昨日よりも自信を持ってプッシュすることができていました。予選は他のチームと差のない戦いになるとにらんでいました。ハースは少し優位にいるように見えましたが、ほかは予測ができず、Q3進出のチャンスもあると考えていました。やはり僅差での戦いになったものの、残念ながらピエールは最後のアタックで少しアンダーステア傾向になり、第2セクターでコンマ数秒をロスしたことでトップ10に届きませんでした。Q3は可能でしたが不満を言ってはいられません。トップ10のすぐ後ろにつけ、スタートタイヤも選べるので、明日はポイント獲得を目指して戦えるはずです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日は、ハートレー選手がFP3でのアクシデントにより予選を走れなかったことは残念でしたが、激しいクラッシュにもかかわらず、彼が無事で明日のレースにも出場できることは幸いでした。彼のPUについては、ダメージが激しいこともあり、レースに向けて交換します。ガスリー選手についてはうまく予選のセッションをまとめてくれました。明日は12番手スタートからいいレースができることを期待しています」

    関連:
    ・【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)が大クラッシュ
    ・F1スペインGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • ブレンドン・ハートレー 「1~2cm行き過ぎてスピンを喫した」

    ブレンドン・ハートレー 「1~2cm行き過ぎてスピンを喫した」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、F1スペインGPのフリー走行3日目でのクラッシュを振り返った。

    ブレンドン・ハートレーは、フリー走行3回目の終盤、ターン9でスピンしてバリアに激突。マシンは大破し、セッションは赤旗が提示されたことによって終了となった。大破したマシンの修復が間に合わず、ハートレーは、予選に出走することはできなかった。

    ブレンドン・ハートレーのパワーユニットは大きなダメージを受けており、決勝に向けて交換作業が行われる。予選に出走できなかったハートレーは最後尾から決勝レースに臨む。

    「クラッシュの衝撃はかなり激しかった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「通常通りターン9入口の縁石に乗ろうとしたところ、ほんの1~2㎝行き過ぎ、芝生部分にタイヤを落としてしまったことでスピンを喫した」

    「最後のアタックはなかったが、マシンの感触はよかったので、あのラップタイムは真のペースではない。明日に向けてポジティブでいるように努めようと思う」

    「今日はしっかりと睡眠を取り、明日は切り替えて臨む。昨年トロロッソは後方からスタートしてポイントを獲得したので、それを目標にしなければならない」

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  • ピエール・ガスリー、予選12番手 「パフォーマンスは戻ってきている」

    ピエール・ガスリー、予選12番手 「パフォーマンスは戻ってきている」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1スペインGPの予選を12番手で終えた。

    Q1で、ガスリーは2回のアタックを行い、ラストアタックで1分18秒550をマークし、11番手でQ2に進出。Q2では、1回目のアタックに中古のスーパーソフトタイヤで出て1分19秒306とタイムは伸びなかったが、2回目には新品のスーパーソフトタイヤで最後のアタックへ臨んだ。

    セッション終了ギリギリのアタックは1分18秒463とこれまでのベストタイムをマークし、12番手。Q3に進出することはできなかったが、6列目からのスターティンググリッドを得た。

    「Q2進出を果たし、12番手で予選を終えられたことに満足している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「中国とバクーでの2戦に比べてパフォーマンスが戻ってきていることが重要で、明るい兆しだと思う。大規模なアップデートを投入しているチームもあるので、今週末は少し厳しい戦いを覚悟していたが、僕たちにとっては自分たちのパッケージを理解することが最重要であり、その答えがいくつか見つかったと感じている。現状のパフォーマンスを分析する必要はあるが、全体的にはかなりよくなっている」

    「FP1とFP3では10番手につけられたし、予選のペースも悪くないので、中団争いへ戻っていけると思う。明日のレースは長くなるし、タイヤ選択と戦略が重要だ。今日の予選結果だとスタートタイヤのコンパウンドを選べるので、僕たちにとってはいいポジションだ」

    関連:F1スペインGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • ホンダF1 「ハートレーのパワーユニットはダメージが激しい」

    ホンダF1 「ハートレーのパワーユニットはダメージが激しい」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1スペインGPのフリー走行3回目のブレンドン・ハートレーのクラッシュによるパワーユニットの影響について語った。

    午前中に行われたフリー走行3回目。ブレンドン・ハートレーはターン9のエントリーでバランスを崩してスピン。マシンは高速のまま後ろ向きでバリアにクラッシュした。

    衝撃でマシンのリアはほぼ大破。マシン撤去のためにクレーンでつり上げられたマシンからギアボックスが脱落するほどのダメージを負った。マシンの修復が間に合わず、ブレンドン・ハートレーは午後の予選への出走を断念した。

    「今日は、ハートレー選手がFP3でのアクジデントにより予選を走れなかったことは残念でしたが、激しいクラッシュにもかかわらず、彼が無事で明日のレースにも出場できることは幸いでした」と田辺豊治はコメント。

    「彼のパワーユニットについては、ダメージが激しいこともあり、レースにむけて交換します」

    予選に出場したチームメイトのピエール・ガスリーは、Q2進出を果たして12番手でセッションを終えた。

    「ガスリー選手についてはうまく予選のセッションをまとめてくれました。明日は12番手スタートからいいレースができることを期待しています」

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    ・【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)が大クラッシュ
    ・F1スペインGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • 【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)が大クラッシュ

    【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)が大クラッシュ

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、F1スペインGPのフリー走行3回目に大クラッシュを喫した。

    残り3分を切った時点で、ブレンドン・ハートレーはターン9のエントリーでバランスを崩してスピン。マシンは高速のまま後ろ向きでバリアにクラッシュした。

    衝撃でマシンのリアはほぼ大破。マシン撤去のためにクレーンでつり上げられたマシンからギアボックスが脱落するほどのダメージを負った。

    幸い、ブレンドン・ハートレーは自力でマシンから降りて無事を確認しているが、マシンはエンジンやモノコックまでほぼ全損といえるほどダメージを受けているとみられ、予選までに修復が間に合うか微妙なところだ。

    このクラッシュでセッションは赤旗が提示され、そのまま終了となった。

  • ホンダF1 特集:サーキットに合わせたF1パワーユニットの準備

    ホンダF1 特集:サーキットに合わせたF1パワーユニットの準備

    ホンダF1でパフォーマンスエンジニアを務める湊谷圭祐が、年間21戦すべてが異なるサーキットに合わせてF1パワーユニットでどのようにセッティング作業を行っているのかを語った。

    サッカーやラグビー、野球などのスポーツでは、各チームにホームスタジアムがあり、そこで多くのイベントが開催される。しかし、F1は、シーズン中、一つの会場に原則として一度しか訪れない。

    その例外と言えるのが、スペイン・バルセロナにあるカタロニア・サーキットだろう。プレシーズンテストとインシーズンテストの開催地として長年使用されてきた同サーキットは、今シーズンは合計で13日間使用される(プレシーズンテスト8日間、レースウイーク3日間、インシーズンテスト2日間)。もう一つのインシーズンテストが開催されるハンガロリンクでは5日間、通常のレースが開催されるサーキットが3日間であることを考えると、これはかなり多い数字だ。

    したがって、カタロニア・サーキットは各チームにとってなじみ深い場所だと言えるだろう。しかし、それでレースに向けたパワーユニットの準備が楽になるかといえば、そんなことはない。

    ホンダF1でパフォーマンスエンジニアを務める湊谷圭祐は「特定のサーキットに向けて準備を進めるとき、状況によって準備を始めるタイミングは異なります。バルセロナでのレースに向けては、前戦で使用したスペックを使うため、通常と異なる作業はほぼ発生しません」と語る。

    「基本的には、レースが終わった直後に次戦に向けた準備を始めます。まずはミルトンキーンズとHRD Sakuraで、サーキットシミュレーションを行います。コースレイアウトの特性に合わせてアイテムやセッティングをテストすることで、パワーユニットから最大のパフォーマンスを引き出せるようになります。これが基本プランですね」

    「新しいスペックを導入する場合には、当然、通常よりも多くの時間が必要です。現時点では、夏に新たなスペックを投入する予定で、それに向けた準備は開幕戦が終わった直後から始めています。だいたい、2~3カ月かけて準備しているのですが、多くの時間が必要なんです」

    新スペックの導入に向けて、サーキットに合わせた準備を行う際には、過去の走行データが役立ちつ。ドライバーがスロットルペダルを踏んだ際の基本的な動きはどこでも同じだが、エネルギーマネジメントの調整はかなり複雑なものになっている。

    「エネルギーマネジメントの最適解はコースごとに全く異なります。これについては、ほかのコースから分かることはそれほど多くありません。しかし、トルクコントロール、ブーストコントロール、イグニッションなどの基本的なエンジンセッティングに関しては、各サーキットで同じものを使用しています」

    「エンジンコントロールに関して言えば、かなり多くの選択肢を試すことができます。しかし、エネルギーマネジメントはコースによって大きく異なるため、我々エンジニアにとってはそこが一番のチャレンジになりますね」

    「エネルギーマネジメントに関しては、デプロイメントが大きなカギになります。予選では一周でバッテリーを限界まで使うことができるので、エネルギーを最大限使いきることを目標にセッティングします。しかし、レースではバッテリー容量を一定のレベルに保ちながら走行しなくてはなりません」

    「例えば、ストレートが10本あるサーキットでレースが行われるとしましょう。ストレートの長さはそれぞれ違い、長いストレートでMGU-Kのデプロイを使用するほうが効果的なので、そこでデプロイを多く使うようにしていきます」

    「シミュレーションでは、ストレートごとにどれだけのエネルギーを配分するべきかを計算し、我々が到達し得る最速のラップタイムを弾き出します。これがシミュレーション時に最初に行う作業で、パワーユニットの出力曲線とシャシーのドラッグデータをもとにしています」

    「しかし、エンジニアが行う作業は、各ストレートでのパワー配分の計算だけではありません。コーナーへの進入速度が、そのコーナーを通過する際のスロットル開度にも影響を与えるからです。そしてこれは、次に来るストレートでの走行にも影響を及ぼします、このようなプロセスは結局サーキット1周を走る中で連続して起こっていくので、各サーキットごとにその特性を深く理解していく必要があります。さらに言うと、これはマシンが単独走行している際の計算でしかなく、ライバルと一緒に走行している状況では別のシミュレーションが必要になって来るんです……」

    「木曜日にコースへ到着すると、まずはドライバーとレースエンジニアに、そのコースでのPU側の使用プランを説明します。エンジンコントロールに関しては、どのサーキットでも基本的には同じです。ドライバーがアクセルペダルを踏み込むのは、エンジンからさらにトルクを引き出そうとしているからです。そうすると、エンジンは求められたパワーを出そうとします。これはどのサーキットでも同じです。しかし、エネルギーマネジメントに関しては、ドライバーがフルスロットルで走っていても、状況によっては異なる場合があるんです」

    「予選では、常にMGU-Kのデプロイがある状態です。しかし、レースでは、フルスロットルで走行するストレートでMGU-Kのデプロイが必要となりますが、あえてそれをカットするポイントもあります。止めるタイミングはそのときのラップタイムにもよりますが、ドライバーと無線で話してタイミングを探る必要があります。ほかのドライバーとバトルしている場合もありますからね」

    「一般的に言って、長いストレートではより長くMGU-Kのデプロイを使う必要があります。そうすることで、ほかのドライバーと有利に戦えるようにするためです。したがって、ドライバーからドライバビリティー(ドライバーの操作に対するPUの反応の良し悪し)と、ライバルとの競争力に関するフィードバックをもらうことが欠かせません」

    「今年に関して言えば、もう一つのチャレンジはドライバーの若さです。彼らにはF1での経験がそこまであるわけではありません。メルボルンはピエールとブレンドンにとって初めてのサーキットだったため、木曜日にフィードバックをもらうことは困難でした。でも、FP1とFP2が終わったあとには、有効なフィードバックをもらうことができました」

    「こうした場合、コースに関しての知識が力を発揮します。これまでにテストで何度もカタロニア・サーキットを走行した経験を持つドライバーたちは、ここでラップタイムを記録するためにはなにが必要なのかを理解しています。しかし、いくら経験があるとはいえ、レースとテストは全くの別物です。ピエールとブレンドンのフィードバックの中には、フリー走行中にパワーユニットのセッティングがそれぞれの車両に合っていたか、また、コースのどのエリアで、MGU-Kのデプロイがどの程度必要なのかについて、ということも含まれます」

    「こうしたフィードバックは、エンジニアにとって非常に助かるものです。我々にはGPSデータがあるので、マシンの速度推移がほかのライバルと比べてどのように異なるかを、見ることはできます。しかし、それでもドライバーからのフィードバックは、ほかのライバルとの違いを知るためには欠かせません」

    レースが始まる前に数多くのシミュレーションを行い、ドライバーからフィードバックをもらい、STR13がコースへ出れば、大きなセッティング変更が必要ないことが本来の理想だ。

    「これまでは、大きな変更の必要はありませんでした。これまでの3年間で、それぞれのサーキットについて蓄えた知識がありますからね。しかし、フランスのポール・リカール・サーキットに関しては、2016年のウエットタイヤテストで走った経験しかないので、ほかのサーキットより多くの作業が必要になるでしょう。しかし、基本的にはそこまで大きな変化は加えない予定です」

    「これまでにカタロニア・サーキットで得た知識は役立ちますが、金曜日の走行プランは基本的にほかのトラックと同じです。金曜日の最優先事項は、予選とレースに向けてのマシンのベースラインを築くことです。予選に向けては、FP3で変更を行ってもう一度トライすることもできます。しかし、1時間のセッションなので、燃料を多く積んでのロングランを行うことはまずありません。なので、レースに向けて最適な戦略をFP2で確立する必要があるんです」

    「もちろん、FP3が終わったあとに変更を加えることもありますが、ややリスキーですよね。できればやらないで済むことを祈っています」

    過去に行った4回のプレシーズンテストで数千kmを走ったにもかかわらず、週末のスペインGPに向けての準備はほかのサーキットと同じく行われる。なぜなら、進化を遂げているのはパワーユニットだけではない。路面も同様に変化している。

    「昨年のレースが終わってから、カタロニア・サーキットの路面は再舗装されています。今年のウインターテストでも、その違いは明らかでした。基本的には、タイヤのグリップ力が昨年から向上しています。ドライバーのスロットル開度が、昨年のスペインGPでの予選より大きいほどです。グリップは、エンジンの挙動にも影響がありますし、エネルギーマネジメントの設定を変更することになるでしょうね」

    どのコースであろうと、レースウイークに向けたエンジニアの準備は変わらない。しかし、来週開催される2日間のテストでは、パワーユニットの開発により多くの時間を割くことができるようになる。

    「先ほどお話した通り、そこまで遠くない先に新しいスペックを導入する予定です。それに関連していくつかの新しい項目を2日間のインシーズンテストで試します。トロロッソも多くのテスト項目を予定しているはずなので、どちらの優先度が高いかは、話し合う必要があるでしょうね」

    このインシーズンテストの影響により、第6戦モナコGPの準備期間は通常よりも短くなってしまいる。そのため、モンテカルロに対する準備は通常よりも早いタイミングから進められている。各コースで最大のパフォーマンスを引き出すべく、エンジニアたちの作業に終わりはない。