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  • トヨタ、ハースF1チームとの業務提携を発表

    トヨタ、ハースF1チームとの業務提携を発表

    トヨタとハースF1チームは、車両開発分野などにおいて協力関係を結ぶことに合意し、基本合意書を締結。F1において日本の若手ドライバーやエンジニア・メカニックが経験を積み、成長する環境を整え、自動車産業の発展に貢献することを目指す。

    トヨタ、クルマづくりに欠かせない「People」「Pipeline」「Product」の三要素を鍛えるため、モータースポーツ参戦を継続している。

    昨今、モリゾウこと会長の豊田の強い想いの下、レースの現場で「壊しては直す」を繰り返し、プロドライバーからのフィードバックを徹底的に市販車開発へ織り込む「ドライバーファーストのクルマづくり」の取り組みを強化する上で、「People : ドライバーやエンジニア・メカニックの人材育成」を行いながら、「Pipeline : データ解析・活用」を行い、「Product : 車両開発」に生かす必要性がますます高まっている。TGRは、本提携を通じて「People」をさらに強化し、ハースF1チームがF1で強みを持つ「Pipeline」を学び、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりを加速させていく。

    具体的には、TGRの育成ドライバー、エンジニア、メカニックがハースF1チームのテスト走行に参加。ドライバーはF1での走行経験を積み、エンジニア・メカニックは走行データなどの膨大なデータの解析ノウハウを学び、TGRにおける「Pipeline」の効果的な運用を目指す。加えて、TGRのエンジニアおよびメカニックがハースF1チームのレーシングカーの空力開発に参画。極限の使用環境下を想定したシミュレーション、カーボン部品の設計・製造を行うことで、世界最高峰のレースの現場で活躍し、培った技術や知見を市販車に反映できる人材の育成を目指す。

    トヨタとハースF1チームは、「人材育成を通じてモータースポーツ・自動車産業へ貢献したい」という想いを共にしながら、トヨタおよびハースF1チームのチーム力強化に向けて取り組みを進めていく。

  • トヨタ 2026年にGRスープラで豪スーパーカー・シリーズに参戦

    トヨタ 2026年にGRスープラで豪スーパーカー・シリーズに参戦

    トヨタは2026年にスーパーカー・シリーズに参戦し、ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)と提携してGRスープラで同シリーズに参戦することを水曜日に発表した。

    グリッドには日本製クーペが4台出場する。そのうち2台はWAU所属で、現在はチャズ・モスタートとライアン・ウッドの2台のフォード・マスタングが出場している。残りの2台は今後発表されるチーム所属だ。

    オーストラリアで長年市場をリードしてきたトヨタは、このカテゴリーに5年間の取り組みを約束しており、少なくとも2030年まではマスタングやシボレー・カマロのグリッドに並んでレースに出場することになる。

    この新型車の開発は、すでにトヨタ・オーストラリアのメルボルン拠点で進められている。この車には、公道走行可能なスープラ・モデルに搭載されている直列6気筒エンジンではなく、オールアルミ製クアッドカムV8の2UR-GSEをベースにしたエンジンが搭載される予定だ。

    「トヨタでは、20年以上にわたりスーパーカーへの参戦を検討してきましたが、今や適切な車、適切なチーム、そしてスーパーカー選手権との非常に強力なパートナーシップにより、まさに今がその時です」とトヨタ・オーストラリアのセールスおよびマーケティング担当副社長ショーン・ハンリーは語った。

    「これは本当に歴史的な瞬間です。私たちのGRブランドと高性能車は、トップレベルのモータースポーツに参加することで得た知識に基づいて構築されており、スーパーカー選手権への参入はそのつながりを強固なものにし、熱狂的なファンの幅広い聴衆にTOYOTA GAZOO Racingの興奮を披露する機会を与えてくれます」

    スーパーカーズCEOのシェーン・ハワードはトヨタの発表は「信じられないほどの名誉」だと語った。

    WAU は、ディック・ジョンソン・レーシングがフォードと、トリプル・エイツがシボレーと行っているのとほぼ同じように、トヨタのホモロゲーション・チームとなる。

    ウォーキンショー・グループはすでにトヨタと提携しており、メルボルンの拠点で米国製のタンドラ・ピックアップを右ハンドルに改造している。

    「2026年からスーパーカー選手権に参戦するトヨタ・オーストラリアとの将来を発表することは、ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドの全員にとって素晴らしい名誉であり特権です」とチームディレクターのライアン・ウォーキンショーは語った。

    「ウォーキンショー・グループを通じてトヨタ・オーストラリアと素晴らしい関係を築いてきましたが、そのパートナーシップをウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドにまで拡大できることを嬉しく思います。2026年以降も共に成功を分かち合えることを楽しみにしています」

    トヨタの参入により、2019年以来初めてスーパーカーのメーカーが2社以上になることになる。

    ボルボは2014年から2017年の3シーズンにわたってグリッドに参加し、日産は2013年から2019年までアルティマセダンで競争した。メルセデスベンツもカスタマーベースでグリッドに登場し、エレバスモータースポーツは2013年から2015年までEクラスセダン2台でレースに出場した。

    トヨタはすでに、86台のスポーツカーが並ぶトヨタGRカップ・オーストラリア・ワンメイクシリーズを通じてスーパーカー選手権に参戦しており、またニール・ベイツ・モータースポーツとともにオーストラリア・ラリー選手権にも参戦している。

  • WEC:トヨタ 「ホーム」富士での連勝を目指し練習走行開始

    WEC:トヨタ 「ホーム」富士での連勝を目指し練習走行開始

    FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間のレースウィークが開幕。初日となる9月13日(金)は、2回の公式練習走行が行われ、ホームコースでの勝利を目指すTOYOTA GAZOO Racing(トヨタ)は、実りある初日の走行を終えた。

    ディフェンディングチャンピオンであるトヨタは、激戦の続く2024年シーズンのWECで、今季初めてマニュファクチャラーズ選手権の首位に立ち、母国日本へと戻ってきた。

    トヨタは、今大会前に出されたBoP(Balance of Performance=性能調整)で出力と車両重量に調整が入る中、自身の持つ富士スピードウェイでのWEC勝利記録を10へ、そして、連勝記録を7へと伸ばすべく、母国レースに臨む。

    初日となった今日の2度にわたる公式練習セッションで、トヨタはトラブルのない良いスタートを切った。初日からハイパーカー間の争いは非常に接近したものとなり、上位10台が僅か0.554秒の中に入る中、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車は5番手、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースのGR010 HYBRID 7号車は9番手となった。

    2週間前の前戦オースティン同様、チームは非常に競争の激しいハイパーカーのフィールドに真っ向から挑み、2台のGR010 HYBRIDから最大限のパフォーマンスを引き出すべく作業に集中し、ドライバーとエンジニア、そしてメカニックの経験を活かしながら、最適なピットストップの支えも得て日曜日の決勝レースへ向けて効果的な戦略を立てていく。

    今週火曜日、6人のドライバーとTOYOTA GAZOO Racing ヨーロッパ副会長の中嶋一貴は、豊田市で行われた社内イベントに参加し、サポートいただいているパートナーの皆様へ感謝の意を伝えた。その翌日、トヨタ自動車の東富士研究所が位置する地元裾野市の中学校を訪れ、次世代へモータースポーツの魅力を伝えるための交流も行った。また、富士スピードウェイで準備作業を続ける間も、チームメンバーは現地にいるトヨタの従業員からも例年通りの暖かな歓迎を受けた。

    13日(金)午前11時から公式練習1回目が開始された。気温は26度ながら湿度が高く蒸し暑いコンディション。富士スピードウェイにほど近い東富士研究所で開発、製造、そして組み立てられたハイブリッド・パワートレーンを搭載する2024年仕様のGR010 HYBRIDは、デ・フリースと平川の手によって富士での初走行が行われた。

    この週末も18台のハイパーカーによる僅差の争いが予想される中、チームは15日(日)の決勝レースへ向け、ドライバーやエンジニアが最適化を進めるために必要な情報を得るべく、メカニカルと空力のセットアップなど、多忙なプログラムをこなした。

    公式練習1回目の終盤、赤旗による短い中断はあったが、チームは90分間の実りある練習走行を終え、8号車は平川の素晴らしいラップでトップと僅か100分の1秒差の2番手タイム。7号車はデ・フリースのベストタイムでこのセッションを5番手で終えた。

    決勝レースはタイヤマネージメントが重要になる可能性が高く、公式練習2回目では、ミディアム及びハードコンパウンドのタイヤ摩耗やパフォーマンスに関連する分析へと切り替えられた。

    小林と平川がステアリングを握り公式練習2回目を開始。まず予選のシミュレーションを行った。開始早々のアタックで2台はそれぞれベストタイムをマークし、その後はロングスティントにおけるタイヤなどの車両セットアップ評価を続けた。後半、一時フルコースイエローでの中断はあったものの、セッションはトラブル無く終了し、8号車が5番手、7号車は9番手となった。

    公式練習走行は明日14日(土)の午前中にも1時間行われ、その後、ハイパーカークラスの決勝スターティンググリッドを決める予選とハイパーポールが午後3時から行われる。トヨタは5年連続、そして、通算7回目となる富士でのポールポジション獲得を目指す。6時間で争われる決勝レースは15日(日)午前11時にスタートが切られる。

    トヨタ WEC(FIA 世界耐久選手権) 富士6時間レース

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    GR010 HYBRIDで再び富士を走ることができて嬉しいです。我々にとってのホームレースであり、多くのファンの皆様がサーキットに来て応援してくれる、特別な一戦です。今日は2回のセッションでクルマの最適化を図りました。ハイパーカー間の争いは非常に接近しており、現時点ではやや厳しい戦いになりそうです。今年は本当に競争が激しく、通算10勝目を目指すのは容易ではありません。全てを上手くまとめることが必要です。明日はどうなるか見てみたいと思います。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
    ホームの走行でまずまずのスタートを切ることができましたが、ショートラン、ロングラン共にまだやるべきことがあります。決勝レースへ向けてクルマのバランスを改善しようとしていますが、そのためにはタイヤマネージメントが重要になります。気温がどうなるか、それによってどのような影響が出るか、見てみたいと思います。改善すべき点はまだいくつかあり、クルマからどれだけのものを引き出せるか、努力を続けています。

    ニック・デ・フリース(7号車 ドライバー)
    富士での初日は、走りの面でも、学習という点でもまずまずの一日でした。ハイパーカー間の争いは非常に接近しており、厳しいものになると思われますが、今年はシーズンを通してずっとそうなので、驚きではありません。タフな戦いになると思われるので、今夜は気を引き締め、残りの週末に向けて全てのピースをまとめる必要があります。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
    チームのホームレースとなる日本にまた来ることができ、最高の気分です。先週土曜日に来日しましたが、それからパートナー様を訪問したり、素晴らしい体験をしました。今日はクルマに戻ることができて嬉しいです。2回のセッションは問題なく進み、タイヤコンパウンドの使い分けや、それをどうマネージメントするかに焦点を当ててプログラムをこなしました。ここ富士は1スティントがかなり長いので、タイヤ摩耗は重要な要素になると思います。分析すべき多くのデータを収集できたので、そこから最大のパフォーマンスを引き出せる車両セットアップを見出すべく作業を続けます。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    TOYOTA GAZOO Racingの一員として日本に戻り、大きな歓迎を受けとても嬉しいです。ここ富士で、我々のチームは良い歴史を刻んできていますが、戦いは厳しさを増しており、優勝記録の更新は大きなチャレンジです。今日は順調な一日で、クルマに問題はありませんでした。今のところ我々は最速には見えませんが、決勝レースを見据えた車両セットアップを続けていて、悪くない一日でした。接近した戦いが続くでしょうから、可能な限り最大のパフォーマンスを引き出すべくプッシュを続けなくてはなりません。

    平川亮(8号車 ドライバー)
    日本に戻ってきて、富士でレースを戦えることが嬉しいです。この週末、私は予選を担当することになったので、今日はそのための準備に時間を費やしました。これまでのところ、トップには立てていませんが、まだ改善の余地はあると感じています。少なめの燃料で新品タイヤを装着し、予選アタックするのが楽しみです。母国レースですし、WECで初めての予選アタックなので特別な体験になると思います。決勝レースへ向けては、タイヤの摩耗が大きいと感じるので、そのマネージメントが大切になりそうです。今日は順調なスタートが切れたので、この週末は良い仕事が出来ると思っています。楽しみです。

  • トヨタ 2025年型「GRスープラ GT4 EVO2」を発売

    トヨタ 2025年型「GRスープラ GT4 EVO2」を発売

    TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、世界中のレーシングチームやドライバーからの多くのフィードバックを活用し、パフォーマンス、信頼性、操作性を向上させた「GR Supra GT4 EVO2」を8月22日より発売した。

    2020年のGRスープラ GT4発売以降、レース運営者やカスタマーに支えられたことで累計販売台数1は120台に到達した。レーシングチームやドライバーの皆様の活躍により、これまで11の国や地域のGT4シリーズ戦、および国際レースで勝利、500回以上表彰台を獲得しており、アジア、アメリカ、ヨーロッパの3地域でクラス別シリーズチャンピオンになっている。

    2023年シーズンの「GR Supra GT4 EVO」へのアップデートでは、ブレーキ、ハンドリング、エンジンのパフォーマンスを向上させ、様々な経験レベルのドライバーにとって運転しやすいクルマに仕上げた。

    しかし、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」に終わりはなく、その後も世界中のレース現場へ赴き、レーシングチームやドライバーの皆様よりレースという極限状態でしか得られない貴重なフィードバックを直接受けた。そうした意見を開発に生かす「ドライバーファーストのクルマづくり」を進め、2025年シーズンには、さらにパフォーマンス、信頼性、操作性を向上させた「GR Supra GT4 EVO2」を導入する。

    具体的には、タイヤの種類、摩耗状況やコースコンディションに応じて最適なブレーキング、およびコーナリングができるように、様々なドライバーの日欧サーキットでの走り込みを通じてABSのマップをきめ細やかに再チューニングした。

    加えて、ソフトのアップデートにより回転数制御のさらなる見直しを行うことでシフトダウン時間を短縮した。これによりブレーキング時の減速コントロール性を改善し、コーナリングスピードの向上につなげている。

    また、エンジン、ブレーキ、ドライブトレーンの各冷却性能の向上に加え、コックピット温度の最適化を図ることで、過酷なコンディションでも運転しやすく、高いパフォーマンスを維持し続けられように改善した。

    これらの改良により、プロドライバーだけでなく、世界中のGT4レースに意欲的に参戦するアマチュアドライバーも運転しやすいクルマに仕上げている。

    「GRスープラ GT4 EVO2」は2025年1月、デイトナ24時間レース併催のIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジの第1戦で世界デビューする。

    各地域におけるGT4車両の販売及びカスタマーサポート(スペア部品の販売やお客様への技術サポート)は、欧州はTOYOTA GAZOO Racing Europe GmbH、北米はTRD U.S.A., INC.、日本・アジアは株式会社 トヨタカスタマイジング&ディベロップメント、中国はToyota Motor (China) Investment Co., Ltd.が担当する。

    GRスープラ GT4 EVO2

  • トヨタ ハースと提携してF1復帰との報道に「何も話すことはありません」

    トヨタ ハースと提携してF1復帰との報道に「何も話すことはありません」

    トヨタは、ハースとの提携を通じてF1復帰を目指しているという憶測が流れたことに対して声明を発表した。

    今週初め、トヨタが15年ぶりにF1に復帰する道を模索しており、再び競争に参加できるようハースとの提携について協議を開始したとの噂が浮上した。

    トヨタは2009年シーズンをもってF1から撤退しましたが、ハンガリーのFormula.huとオランダのRacingNews365の報道によると、トヨタはハースと提携の可能性について連絡を取っているという。

    RN365は、アルファロメオとザウバーのようなスポンサーシップ契約が模索されている可能性があると示唆しており、Formula.huは、2026年のレギュレーション変更に先立ち、来シーズンから両者が協力関係を築く可能性があると報じている。

    また、Formula.huは、トヨタがハース(ダラーラと共に)と車体のシャシー部品の製造で提携する可能性があり、ケルンにあるトヨタの風洞を使用するなど、アメリカのチームと日本のメーカーの間で提携の芽が出始めている可能性もあるという。

    トヨタ F1復帰の憶測に反応
    ハースはPlanetF1.comの取材に対しこの憶測についてコメントを控えたが、トヨタは独自の回答を発表した。

    トヨタとハースの提携の可能性や、トヨタがF1復帰の道を探っているかどうかについて尋ねられた際、自動車メーカーは可能性を否定しなかった。

    「この件については何も言うことはありません」とトヨタの広報担当者はPlanetF1.comに語った。「トヨタは今後も、モータースポーツを通じて、より優れた車を作り、人材を育成していくいう事実以外何も言うことはありません」

    トヨタのトップレベルモータースポーツ参加は、トヨタ・ガズー・レーシングを通じて行われており、メーカーは世界耐久選手権と世界ラリー選手権でレースに参加している。

    イギリスグランプリの週末、ソーシャルメディアの鋭い目を持つ視聴者が、シルバーストーンのハースガレージにトヨタ・ガズー・レーシングのモータースポーツエンジニア部門ゼネラルマネージャー、加地雅哉の姿を発見した。加治は、ニコ・ヒュルケンベルグの活躍によりハースが堂々の6位入賞を果たすのを見守った。

    トヨタ自動車 F1

    Formula.huの調査によると、トヨタは他のF1チームへのスポンサーシップも計画しており、将来は独自のエンジン開発を目指す可能性もあるという。

    トヨタがF1復帰すれば、国内市場でライバル関係にあるホンダと対決することになる。ホンダは2021年にレッドブルで初タイトルを獲得して以来、現在進行中のエンジン凍結期間中のすべてのタイトルとともに、F1のパワーユニット戦争を支配してきた。

    2026年からは、新しいエンジン規定が導入され、ホンダはアストンマーティンF1チームにエンジンを供給するメーカーとして正式に復帰する。

    公式には、トヨタはF1復帰への関心を表明することに消極的である。昨シーズンの終盤、トヨタのファクトリードライバーである平川亮がマクラーレンのドライバーリストに名を連ねた際、トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパの副社長である中嶋一貴は次のように述べた。「現時点では、明らかにノーです」

    「これは、ドライバーにF1への第一歩を踏み出す機会を与えるためのものです」

    「でももちろん、どんなことでも考えられますし、噂もたくさんあります。将来何が起こるかなんて誰にもわかりません」

  • トヨタ WEC第5戦サンパウロ6時間で平川亮の8号車が今季初勝利!

    トヨタ WEC第5戦サンパウロ6時間で平川亮の8号車が今季初勝利!

    7月14日(日)、ブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サンパウロ6時間レースが行われ、2番手からスタートした8号車が今季初勝利。ポールポジションからスタートを切った7号車はトラブルに見舞われ、一時最後尾近くまで後退するも、見事な追い上げを見せ4位でチェッカー。2台揃っての上位入賞でマニュファクチャラーズチャンピオン争いでも前進した。

    2012年にトヨタがハイブリッドのレースカーによる初優勝を飾ったこの地で、ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車は、7万3千人ものブラジルのファンの皆様の歓声を背に、今季初勝利のチェッカーを受けた。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースのGR010 HYBRID 7号車は、ポールポジションスタートから勝利を目指し序盤戦は首位を守ったが、技術的なトラブルによる長いピット作業で順位を落とすこととなった。しかし、レース後半に素晴らしい追い上げを見せて4位でフィニッシュ。貴重な12ポイントを獲得した。

    完璧なドライビング、的確なタイヤ戦略とチームワークで、TGRは今季2勝目を手にし、厳しい戦いの中で可能な限り最大のポイントを獲得。マニュファクチャラーズチャンピオン争いで、首位のポルシェに4ポイント差まで迫り、残り3戦での逆転を目指すことになる。

    この週末では最も暖かい気候の下、TGRの2台のGR010 HYBRIDは、昨年11月のバーレーン戦以来となるグリッド最前列独占スタートから、序盤戦をリードした。ポールポジションからスタートした7号車のコンウェイは、クリーンなスタートを決めると、バトルを展開する後続との差を広げていった。2番手グリッドの8号車ハートレーは、スタート直後の1コーナーでコースオフを喫するも、2位のポジションを守り、後続勢の追撃を抑える役割となった。

    タイヤの摩耗が激しいインテルラゴスの路面で、路面温度も上昇する難コンディションでもコンウェイはミディアムタイヤを温存しながら、狭く追い抜きの難しいコースで周回遅れをかわして着実な周回を重ねていった。スタートから1時間を経過した時点で、7号車は2位の8号車に11秒差をつけ、8号車のハートレーは後続のポルシェ5号車を抑えて2位のポジションを守り続けた。

    最初の90分間、首位の7号車は余裕を持ってレースをコントロールしていたが、フルコースイエロー時の速度違反でドライブスルーペナルティを科され、アドバンテージは帳消しとなってしまった。さらに、2時間を過ぎたところでトラブルに見舞われ、燃料系に関するコントロールユニットの修復のために長いピット作業を余儀なくされた。7号車はデ・フリースへと交代し、18番手とほぼ最後尾まで順位を落としてコースに復帰することとなった。

    この7号車のトラブルにより、チームの勝利への挑戦権は8号車へと託された。平川へとドライバーチェンジしたばかりの8号車はすぐに首位に浮上すると、レース折り返しの時点で2位以下との差を30秒まで拡大。平川は次のピットでタイヤを右側のみ新品に交換し、タイヤ温度と摩耗をコントロールする戦略をとった。

    インテルラゴスで初レースながら素晴らしいペースでの走行を見せた8号車の平川は、2位との差を40秒以上に広げ、最後の2時間を担当するブエミへと交代した。7号車もデ・フリースの健闘により順位を取り戻し、小林へと最後の2スティントを託した。

    ブエミは安定したペースで周回を重ねて首位を堅守。2位以下に大きく差を広げたまま残り1時間で最後のピットストップを終えると、2位のポルシェ6号車に1分8秒差をつけてトップでチェッカーを受けた。7号車は小林が猛烈な追い上げを見せ、フェラーリ51号車に猛追。チェッカーまで残り5分というところで息を飲むようなオーバーテイクを見せ、4位へ浮上しチェッカーを受けた。

    南米大陸での実り多いレースを終えたTGRは、チャンピオン防衛を目指し、次戦の舞台となる米国テキサス州オースティンへ向かう。サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われる第6戦ローンスター・ル・マンは、9月1日(日)に決勝レースが行われる。

    トヨタ 2024年WEC第5戦サンパウロ6時間 決勝

    豊田章男(TOYOTA GAZOO Racingチームオーナー)
    セブ、ブレンドン、亮、そして8号車のみんな、優勝おめでとう!

    ル・マンの悔しさをみんながモチベーションに変えて臨んでくれたレース。WECチームだけでなくTOYOTA GAZOO Racingみんなが抱いた悔しさをしっかり晴らしてくれました。ありがとう!

    7号車のみんなは、まだ悔しさから抜け出せていないかもしれません。しかし17位まで沈みながらも4位までポジションをあげてくれた走りは最高でした。

    特に最後の可夢偉のオーバーテイクは本当に素晴らしかった!

    ドライバーとしての意地、プリンシパルとしての責任感、エンターテイナーとしての底知れぬ才能、そして波乱ばかりを引き寄せる数奇な運命!そんな可夢偉と7号車を本当に、かわいく思っています。少し自分と似てるところがあるからかな…。

    実は、今回のブラジルの結果を、モリゾウはいつも以上にうれしく思っています。そこには、ル・マンの雪辱だけでなく、他にもいくつかの理由があるからです。

    ひとつはマイクの復帰。ル・マンの欠場は本当に残念だったけど、無事に戻ってきてくれて本当にうれしかった。まだ完治じゃないそうですが、しっかり治して次のレースもよろしく頼みます。

    一方、マイク復帰によってホセが7号車で地元南米を走れなかったのは少し残念でした。10年ぶりの南米でのレース、ホセ自身も本当に走りたかったのだろうと思います。そんな中でもホセはわざわざTOYOTA GAZOO Racingに顔を出してくれました。そして地元ブラジルの応援団を盛り上げてくれました。底抜けに明るいホセがファミリーでいてくれることのありがたさを改めて実感しています。

    そして、8号車のエンジニアとしてドライバーと共に表彰台に立ってくれたライアン。初の表彰台おめでとう!彼は、ル・マンの後、休みも取らずに来日し、スーパーフォーミュラのエンジニアもしてくれていました。彼の存在がWECチームと私の距離をさらに近づけてくれています。日本との行き来は大変だと思いますが、これからもよろしく頼みます。

    最後に、ブラジルの大応援団。10年ぶりのブラジル開催にトヨタの仲間たちがサーキットに大集結してくれました。南米は距離もあって私自身なかなか行くことができません。それなのに南米の仲間たちの温かさを感じることがよくあります。AkioでなくMorizoと呼んでくれる仲間たちです。今回、この仲間たちの応援が8号車の優勝や7号車の驚異の追い上げの力になっていたことは間違いありません。ブラジルの仲間たち、熱い応援を本当にありがとう!

    距離の離れたところで行われたレースでしたが、不思議とチームのすぐそばで戦えたような気持ちになるレースでした。可夢偉がつくってくれているこのチームと、チャンピオンを目指して、これからも“すぐそば”で戦っていきたいと思います。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    チームにとって、間違いなく我々のための一週間でした。我々は予選で2台揃っていい走りを見せ、決勝でも2台共に本当に速かったですし、タイヤ摩耗のコントロールもとても上手くいきました。優勝した8号車を祝福します。素晴らしい走りでした。7号車にも勝てる力はありましたが、残念ながらトラブルに見舞われ、ピットでの修復でタイムを失いました。厳しい状況でしたが、最後まで諦めずに追い上げを続け、4位という結果は今日のレースでは現実的に可能な最善の結果だったと思います。最高の仕事で支えてくれたチームの皆に感謝します。今日我々のクルマに起こったことを分析し、次戦はもっと強くなって戻って来ます。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
    我々のGR010 HYBRIDは、今日一日を通してとても強かったです。私がフルコースイエローでの手順を誤り、僅かに規定のスピードを超えてしまったことでペナルティを科されましたが、その後首位に復帰することはできました。あの時点ではタイヤの状態も非常に良く、順調だと思っていました。しかし私のスティントの終盤、トラブルが発生し、修復のために時間を費やし、大きく順位を落とすこととなってしまいました。可夢偉とニックの懸命な追い上げにより4位まで挽回してフィニッシュすることができました。あの状況からの挽回という意味ではこれ以上の結果はないと思いますが、残念ながら勝利は逃してしまった気分です。

    ニック・デ・フリース(7号車 ドライバー)
    全体を通して見れば、非常にポジティブな週末だったと思います。パフォーマンスは素晴らしかったですし、チームも最高の仕事をしてくれました。可夢偉は予選でポールを獲得し、全てが順調に見えました。残念ながら、技術的なトラブルにより望んでいた結果は得られませんでした。悔しいです。とは言え、我々はほぼ最後尾から4位まで順位を取り戻すという素晴らしいリカバリーを果たしました。優勝できなかったのは残念ですが、チームとして8号車が優勝したことは本当に良かったです。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
    我々8号車にとって、今季初勝利を上げることができて最高の一日になりました。素晴らしいGR010 HYBRIDと、優れたタイヤマネージメントが勝因です。特に決勝レースを通してミディアムタイヤを使えたことが、良いペースを保つのに大いに役立ちました。今季はシーズン序盤が厳しいスタートになっただけに、ようやくトラブル無くレースウィークを戦い抜くことができて嬉しいです。予選で1-2という最高の結果を得られましたが、7号車は不運なトラブルに見舞われてしまいました。彼らは本当に速く、もっと良い結果を得られたでしょう。マニュファクチャラーズ選手権で多くのポイントを獲得できたので、次戦もこの勢いで頑張ります。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    今季初勝利を飾れて最高の気分です。8号車は今季ここまであまり良いシーズンを送ってこなかったので、この勝利は本当に嬉しいです。7号車も素晴らしいレースでした。今日の彼らは本当に速かったので、残念に思っています。私のスティント序盤、スタートはタイヤの摩耗が激しく、簡単ではありませんでしたが、それを克服して、クリーンで良いレースが戦えました。優勝できたということは非常に大きいです。マニュファクチャラーズ選手権争いにおいても良いポイントが獲得できたので、次戦にもこの勢いを活かしていきたいと思います。

    平川亮(8号車 ドライバー)
    今季初の勝利を手にできて本当に嬉しいです。我々が最後に勝った昨年のバーレーンからずいぶん間が空いてしまいましたが、決して諦めることなく努力を続けてきました。7号車は本当に速かっただけに、結果は残念です。マニュファクチャラーズ選手権争いにおいても、チームにとっては今日の勝利は大きかったと思います。今季も残り3戦、チャンピオンを目指してプッシュを続けます。私個人としては、初めてのブラジルでのレースでしたが、本当に楽しむことができました。週末を通して応援してくれたファンの皆様と、多大なる努力で支えてくれたチームの全員に感謝します。今季の残り3戦もチャンピオンへ向けてプッシュを続けます。

  • ハースF1 トヨタのF1復帰に関する“憶測”報道に沈黙

    ハースF1 トヨタのF1復帰に関する“憶測”報道に沈黙

    ハースF1チームは、トヨタのF1復帰のルートになるかもしれないという憶測が飛び交う中、今のところ沈黙を守っている。

    昨年末、トヨタが支援する平川亮がマクラーレンのテストドライバーになったことから、日本の自動車大手がF1復帰を検討しているのではないかという噂が流れた。

    しかし、先週末のイギリスGPでトヨタ・ガズー・レーシングのゼネラルマネージャーである加地雅哉がハースのガレージにいたことで、トヨタの噂が再燃した。

    デンマークのEkstra Bladetは今週、複数のメディアが報じた内容に言及し、トヨタにとって最初のステップは、ザウバーがかつてアルファロメオと結んでいたようなブランド契約とネーミング契約ではないかとの見方を示した。

    「さらに記事では、両社が長期的な技術協力を検討していることも伝えている」と同紙は付け加えた。

    「トヨタ・ガズー・レーシングはケルンに風洞と必要な施設を保有している。ケルンは2000年代にこの自動車大手の失敗したF1プロジェクトが行われた場所だ」

    しかし、問い合わせに対し、ハースの広報担当者は「憶測に基づく話」についてはコメントしないと述べた。

    今年、日本人エンジニアの小松礼雄が、解任されたギュンター・シュタイナー氏の後任としてハースのチーム代表に就任した。

  • トヨタ ハースと提携でF1復帰なら平川亮や宮田莉朋らにチャンス

    トヨタ ハースと提携でF1復帰なら平川亮や宮田莉朋らにチャンス

    トヨタが、ハースF1チームと提携してF1グリッドに復帰すれば、平川亮や宮田莉朋といったトヨタ系の日本人ドライバーへのチャンスが開かれることになる。

    報道によると、トヨタ自動車は、2025年シーズンにもアメリカのハースF1チームと提携してグリッドに復帰する協議を行っているという。

    トヨタは2002年から2009年までファクトリーオペレーションとしてF1に参戦したが、その期間中にほとんど成功を収めることはなかった。同社は他のモータースポーツでも積極的に活動を続けており、最も顕著なのは世界耐久選手権で、2018年から5回連続でル・マン24時間レースで優勝している。

    近年のF1情勢の変化により、パワーユニットのコスト上限など、2026年の規制でさらに多くのことが実施される予定であり、F1はより魅力的になっている。

    これは、既存のメーカーやアウディなど将来的に関心を持つメーカーからの意見を取り入れて策定されたパワーユニットの設計と一致している。

    これらのレギュレーションはメーカーに好評で、現在のサプライヤー4社は2026年には6社(ルノーは来年末に撤退すると予想されているが)に拡大し、キャデラックが参入する2028年からは7社に拡大する予定だ。

    トヨタが関心を示しているというニュースは、ハースの将来をめぐってしばらく憶測が飛び交っていたため、驚くことではない。同社は長い間、売却の可能性がある2つの事業のうちの1つとして宣伝されてきた。もう1つはアルピーヌである。

    ハースは独自のビジネスモデルを運営している。同社のマシンはダラーラと共同で設計されており、レギュレーションで許される限り多くの部品をフェラーリ社から購入している。

    チームは、イタリア・パルマにあるダラーラのオフィスに加え、フェラーリのマラネロ拠点にも施設を持っている。F1マシンはイギリス・バンベリーのファクトリーで組み立てられている。このファクトリーは以前マノーF1チームが拠点としていたが、チームの管理拠点はアメリカにある。

    この構造は、コンポーネントを購入する能力を活用するように設計されたセットアップだが、解決するにはアプローチを全面的に変更する必要がある多くの制限も課しています。

    トヨタはその機会を提供するかもしれない。

    トヨタの最初の関与は、アルファロメオがザウバーに対して行ったのと同じように、ブランド化の役割を担うことになると報じられているが、その関与により、来シーズンからデザインと開発がドイツ・ケルンのトヨタ・ガズー・レーシングに移される可能性がある。

    これにより、フェラーリの部品への依存から事業を脱却し、マクラーレン、アストンマーティン、ウィリアムズ、ザウバーのような単純なパワーユニットカスタマー事業へと徐々に変革していく可能性がある。

    フェラーリは短期的にはパワーユニットの供給を続けると予想されており、現在の契約は2028年末まで続くとみられている。

    その時点で、トヨタがこの事業にさらに大きな関心を寄せる道が開かれるかもしれない。

    このような展開により、フェラーリ、メルセデス、ホンダ、アウディ、フォード、ゼネラルモーターズにトヨタが加わり、強力なメーカーの存在感を示すグリッドが構築されることになる。

    そして、トヨタがF1復帰することで最も期待できるのが、平川亮や宮田莉朋といったトヨタ系の日本人ドライバーのF1デビュー。

    今年、平川亮はマクラーレンのリザーブドライバーを務めており、宮田莉朋もF1直下のフォーミュラ2に参戦しているが、なぜこの時期に海外で異なる活動をするのか疑問の声もあった。

    しかし、ハースF1チームへのスポンサーシップ、さらには車体の開発にも関与することになれば、ドライバーについて口を出せるチャンスは広がる。角田裕毅をRBに乗せることで精いっぱいのホンダよりも強い立場になれるかもしれない。

    ハースとトヨタの関係については公式発表はない。

  • トヨタ F1復帰?ハースF1チームに提携の可能性を打診との報道

    トヨタ F1復帰?ハースF1チームに提携の可能性を打診との報道

    トヨタが、ハースF1チームに提携の可能性について打診したとRacingNews365が報じている。当初はアルファロメオがザウバーと結んだスポンサー契約のようなスポンサー契約となるという。しかし、Formula.hu は、トヨタの意欲とハースF1チームとの交渉の成功を考慮すると、2026年のプロジェクトの前に両者が緊密に協力し始める可能性が高いと報じている。

    Formula.hu はまた、おそらく2025年以降、トヨタはハースと提携して自動車部品の製造を行う可能性もあると報じている(ダラーラも引き続き含まれる)。情報通のハンガリーウェブサイトによると、ハースとトヨタの提携の可能性が浮上している。

    トヨタは近い将来エンジンを供給する予定はないが、トヨタは2026年のシャシー生産でハースと協力したいと考えている。この計画の一環として、ケルンにあるトヨタの風洞を使用することが検討されている。この風洞は、F1の前10年にさかのぼる歴史を持つ。RacingNews365は最近、アンドレッティも現在使用しているこの風洞を訪れた。彼らは、2026年以降もF1グリッドを確保することをまだ望んでいる。

    技術提携の可能性
    Formula.huによると、トヨタはハースのほかに他のチームもスポンサードする予定だという。アメリカのチームと技術提携を結ぶことで、日本のメーカーはF1への復帰も狙っている。トヨタが考えている提携の可能性を考えると、近い将来、独自のエンジンを開発することも視野に入れている可能性も否定できない。現時点ではそうではないが、F1は間違いなく日本のメーカーの大きな復帰を望んでいる。

    ホンダがエンジンを供給していることに加え、トヨタがF1に復帰することは、F1の日本における将来性を高めることになるため、トヨタの復帰がF1にとって大きな後押しとなることは間違いない。それは、F1が現在世界中から寄せられている支持を裏付けるものとなるだろう。しかし、トヨタがF1に復帰することが正式に決定するためには、まずはハースとトヨタが最終合意に達する必要がある。それはハースにとっても朗報となるだろう。

    ハースF1チームは今シーズン素晴らしい成績を残しており、次のステップに進む準備が整っているようだ。トヨタとの提携は理想的な機会となるだろう。トヨタとの交渉が提携に終われば、アメリカ人オーナーのジーン・ハースと日本のチーム代表の小松礼雄も興味深いコンビになるだろう。今シーズンのチームのトラック上でのパフォーマンスは傑出しているが、ハースはまたトラック外でも大きなインパクトを与えることに取り組んでいる。

  • WEC:トヨタ 2024年 第3戦 スパ6時間 予選 レポート

    WEC:トヨタ 2024年 第3戦 スパ6時間 予選 レポート

    5月10日(金)、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースの予選とハイパーポールが行われ、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のGR010 HYBRIDは8号車がハイパーポールへ進出し7番手、7号車は15番手グリッドから明日の決勝に臨むこととなった。

    セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車は予選で2番手タイムをマークし、ハイパーポールへの進出を果たしたものの、ハイパーポールセッションでは7番手となった。また、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースのGR010 HYBRID 7号車は15番手となった。

    ハイパーカーのライバル達の強力なパフォーマンスの前に苦戦を強いられた予選結果となり、TGRの2台のGR010 HYBRIDは、トップ6圏外から決勝をスタートすることになるが、ハートレーが予選で、タイヤ摩耗が著しいスパに最も適合したミディアムタイヤで好パフォーマンスを見せたことは明るい材料であり、明日のレースで上位争いに挑む。

    ここスパで7連勝中のTGRは、3週間前の前戦イモラでも、的確なレース戦略とミスの無いドライビング、迅速なピット作業によってパフォーマンス不足を補い、今季初優勝を飾っており、今大会もその再現が期待される。

    暖かな気候の下、ドライコンディションで午後3時50分より開始された予選は、TGRの2台にとって明暗の分かれるセッションとなった。8号車のハートレーは最初のアタックラップで2分2秒586という好タイムをマークし、その時点でのタイムシートのトップに立った。セッション終盤、ライバルにかわされたものの、僅差となった予選を2番手で終え、ハイパーポールセッション進出を決めると共に、決勝での自信も深めることとなった。一方7号車の小林は、最後までクリーンラップを得ることができず、諦めずにアタックを続けたが、タイヤグリップのピークを過ぎてしまい、タイム更新はならず。15番手でハイパーポール進出を逃した。

    予選上位10台によって争われたハイパーポールでは、規定により全車がソフトタイヤを装着してのアタックとなり、ハートレーは最初のアタックラップでベストタイムをマーク。その時点では暫定2番手だったが、セッション後半はライバル勢がタイムを上げてきたことで順位を落とし、最終的に8号車は7番手グリッドとなった

    オーバーテイクが比較的しやすいスパだが、タイヤの摩耗対策が大きな課題。TGRは、11日(土)午後1時(日本時間午後8時)にスタートが切られる決勝レースで追い上げ、世界選手権ポイントを獲得するためにもドライバー、エンジニア、そしてメカニックと、チーム一丸となって全19台のハイパーカーによるバトルへ挑む。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー)
    予選でのクルマの感触があまり良くなく、苦戦しました。何が原因だったのか、解決策を見出しているところです。残念ながら15番手と後方からのスタートとなりますが、6時間の長いレースですし、ここスパはイモラよりもずっとオーバーテイクがしやすいサーキットなので、明日の決勝では挽回できることを願っています。タイヤの摩耗は激しいですが、我々はこのコースでの経験が豊富ですし、それらを活かして上位争いを目指します。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
    7番手グリッドという結果は望んでいたものではありませんでしたが、チームを誇りに思います。予選でのミディアムタイヤ装着時は、本当に素晴らしいクルマでした。素晴らしいラップを刻むことができ、セッション2番手という結果には満足しています。ハイパーポールでは全車がソフトタイヤを装着することになりましたが、ずっとソフトタイヤは使っていなかったので、満足いくクルマにはなりませんでした。何台かが予選に匹敵するタイムをマークしていたのには驚きましたが、私にはできませんでした。クリーンなラップも取れませんでしたが、最終的にはできることは全てやりました。ミディアムタイヤ装着時の感触は満足いくものですし、決勝での戦いには自信があります。