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  • デビッド・クルサード レッドブルF1時代の激怒無線「全員バカ!」マテシッツも傍受

    デビッド・クルサード レッドブルF1時代の激怒無線「全員バカ!」マテシッツも傍受

    デビッド・クルサードが、レッドブル・レーシングでF1を戦っていた時代の印象的な無線エピソードを明かした。

    姉妹チームのトロロッソに行く手を阻まれ、怒りのあまりチーム無線で「全員バカだ!」と罵倒。そのやり取りを、当時レッドブルのオーナーだったディートリッヒ・マテシッツが聞いていたという。

    クルサードが振り返ったのは、レッドブルがまだ現在のようなF1のトップチームへと成長する前の出来事だ。レッドブル・レーシングとトロロッソは同じオーナーの傘下にありながら、コース上では独立したチームとして競争する。その方針を、クルサードは身をもって知ることになった。

    新品タイヤでトロロッソの後方へ
    クルサードは自身のF1キャリア終盤をレッドブル・レーシングで過ごし、クリスチャン・ホーナーらとともにチームの黎明期を支えた。

    2006年にはレッドブルが2チーム体制を確立。レッドブル・レーシングに加え、ミナルディを買収して誕生したトロロッソが参戦していた。後者は現在のレーシングブルズにつながるチームである。

    クルサードがポッドキャスト『Up To Speed』で語ったエピソードは、その初期の時代に起きたものだった。

    「かなり昔の話だけど、ホッケンハイムで、おそらく2007年だったと思う。ピットストップを終えてコースに戻ったら、当時トロロッソと呼ばれていたマシンの後ろに出た。今のレーシングブルズだね」

    クルサードは新品タイヤを履いていた一方、前を走るトロロッソは使用済みタイヤだった。両者は同じレッドブル傘下であり、レース戦略も異なっていたことから、クルサードはすぐに道を譲ってもらえると考えていた。

    「僕は新品タイヤで、向こうは古いタイヤだった。それに僕たちは同じファミリーだった。どちらもレッドブルのチームだったからね」

    そこでクルサードは無線を通じ、トロロッソ側に自分を先行させるよう伝えてほしいとチームに求めた。

    「無線で『トロロッソに、僕たちはレースの違うフェーズにいると伝えてくれ』と言った。当時はレッドブル・レーシングもトロロッソも、コンスタントにポイントを獲得していた時代ではなかった。まだチームを作り上げている段階だったんだ」

    譲らない姉妹チームにクルサードが激怒
    しかし、前を走るトロロッソはポジションを譲らなかった。

    「向こうは退かなかった。それでまた無線を入れて、『みんな、僕はここで時間を失っているだけだ』と言った」

    現在とは違い、当時のF1にはDRSがなく、KERSもまだ導入されていなかった。ペース差があっても、コース上で追い抜くのは簡単ではなかった。

    「KERSもなかったし、DRSもなかった。何とかして自分でオーバーテイクのチャンスを見つけるしかなかったんだ」

    クルサードの苛立ちは次第に高まり、ついに我慢の限界を迎えた。

    「結局、彼らは退かなかった。それで無線で『お前たちはバカだ。全員どうしようもない奴らだ!』って言っていたんだ」

    この無線はテレビ中継では放送されなかった。クルサードとしては、あくまでチーム内部だけで交わされた怒りの言葉だった。

    ところが、その無線を聞いていた人物の中には、レッドブルという組織で最も重要な人物のひとりがいた。

    「そのあと、レッドブルのオーナーだったマテシッツさんが無線を聞いていたことを知ったんだ」

    デビッド・クルサードとディートリッヒ・マテシッツ

    マテシッツが示した「2チームは独立」の哲学
    ディートリッヒ・マテシッツに直接聞かれていたとなれば、クルサードが叱責されても不思議ではなかった。しかし、実際にはそうならなかった。

    むしろクルサードは、この出来事を通じてマテシッツがレッドブルの2チームをどのように位置づけているのかを理解したという。

    「彼の考え方はこうだった。レッドブルが所有するチームは2つある。でも、それぞれ独立して運営されていて、どちらがトップまで上がれるかを競っているんだ、とね」

    レッドブル・レーシングとトロロッソは同じ企業の所有下にあっても、一方がもう一方をコース上で優遇することを前提としていなかった。少なくともマテシッツは、両チームを競争させることを重視していた。

    クルサードは、その姿勢に敬意を抱いたという。

    「僕はそれを尊重している。それに、彼があとから僕のところへ来て『二度と無線であんなことを言うな』と言わなかったことも尊敬しているよ」

    ホーナーからは「褒め言葉をありがとう」
    もっとも、クルサードの怒りの無線がチーム内で聞き流されていたわけではなかった。

    ピットへ戻ると、当時レッドブル・レーシングのチーム代表だったクリスチャン・ホーナーやスタッフから反応があったという。

    「放送には流れていなかった。でもピットに戻ったら、クリスチャン・ホーナーとチームのみんなから『ああ、褒め言葉をありがとう!』って言われたよ」

    クルサードは2005年のレッドブル・レーシングF1参戦初年度からチームに所属し、2008年シーズン限りで現役を引退した。F1通算13勝を挙げ、ウィリアムズで1勝、マクラーレンで12勝を記録している。

    レッドブルでは勝利を挙げることはできなかったものの、2006年モナコGPでチーム初表彰台を獲得するなど、その後の飛躍につながる基盤づくりに貢献した。

    一方、ホーナーは2005年の参戦開始から長年にわたってレッドブル・レーシングを率い、複数のF1世界タイトル獲得を指揮。2025年イギリスGP後にチームを離れ、約20年に及ぶ代表としての時代に幕を下ろした。

    同じレッドブル傘下だからといって、コース上で特別扱いするわけではない。クルサードの怒りの無線と、それを聞いても介入しなかったマテシッツの対応は、後にF1を代表する勢力へと成長するレッドブルの競争哲学を象徴するエピソードでもある。

  • デビッド・クルサード再評価 元マクラーレンF1メカニック「過小評価されている」

    デビッド・クルサード再評価 元マクラーレンF1メカニック「過小評価されている」

    マクラーレンで長年メカニックを務めたインディ・ラルが、デビッド・クルサードの功績が十分に評価されていない現状を「悲しい」と語った。

    クルサードは1996年から2004年まで9シーズンにわたってマクラーレンに在籍し、13勝を挙げたほか、2001年にはドライバーズランキング2位を獲得。しかし、チームメイトだったミカ・ハッキネンの2度のワールドタイトルの陰に隠れ、その貢献は過小評価されているとラルは指摘している。

    「13勝は運だけでは成し遂げられない」
    クルサードは1996年にウィリアムズからマクラーレンへ移籍。1995年最終戦オーストラリアGPではピットレーンでクラッシュを喫し、ウィリアムズからのボーナス50万ポンドに加え、マクラーレンとの契約で設定されていた優勝ボーナス150万ポンドも失うという不運に見舞われた。

    それでもマクラーレンでは9年間にわたり活躍し、1997年、1998年、2000年にランキング3位、2001年には2位とタイトル争いにも加わった。

    一方で、1998年と1999年に連続で世界王者となったハッキネンの存在が大きく、クルサード自身もチーム内ではハッキネンの方がタイトル獲得に適した立場だったと振り返っている。

    ラルは『Autosport』の取材で、クルサードの評価について次のように語った。

    「とても楽しい時代だった」

    「デビッドがあまり評価されていないのは少し悲しい。彼は調子が良い日は本当に速かった。ミカやミハエル・シューマッハーを相手に13勝を挙げるなんて、運だけでできることではない。デビッドは非常に献身的だった」

    デビッド・クルサードとミカ・ハッキネン(マクラーレン)

    ハッキネンとは特別な信頼関係
    一方でラルは、ハッキネンとはより深い関係を築いていたことも明かしている。

    当時のマクラーレンはテストで度重なる技術的トラブルに苦しみ、それがハッキネンの自信を大きく揺るがしていたという。

    「僕はミカととても親しくなった。ある年はテストで故障が続き、それが彼を壊しかけていた。自信という意味でも、まさに分岐点になりかねない状況だと感じたので、僕は彼に寄り添うようになった」

    「サーキットの外でも一緒に多くの時間を過ごし、信頼関係を築いた。そういう時間には、お互いにより率直な話ができる。ミカには驚異的な生まれ持った才能があった」

    ラルは、ハッキネンの卓越した才能を認めながらも、クルサードもまた同時代のトップドライバーたちと互角に戦い続けた実力者だったと強調。マクラーレン黄金期を支えた両ドライバーの功績は、ともに正当に評価されるべきだとの考えを示した。

  • デビッド・クルサード F1のPUグリッド降格廃止を提言「時代遅れのルール」

    デビッド・クルサード F1のPUグリッド降格廃止を提言「時代遅れのルール」

    F1ではパワーユニット(PU)の使用基数制限を超えるとグリッド降格ペナルティが科されるが、元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、この制度は「過去の時代の遺物」であり、見直すべきだと主張した。

    ベルギーGPではランド・ノリスやアイザック・ハジャーらがPU関連の交換によってグリッド降格を受けた。しかし、両者とも決勝では力強い追い上げを見せており、クルサードは現在の制度がレースを不必要に左右しているとの考えを示している。

    信頼性向上のための制度は役目を終えた
    F1では各シーズンに使用できるPUコンポーネント数が制限されており、規定を超えて交換した場合はグリッド降格ペナルティが科される。

    そのため各チームは、オーバーテイクしやすいサーキットであえて追加コンポーネントを投入し、降格を受け入れる戦略を取ることが一般的になっている。

    しかし、クルサードは『Up To Speed』ポッドキャストで、このルール自体が現代のF1にはそぐわなくなっていると指摘した。

    「こうしたペナルティ全体を見直すべき時期に来ていると思う」

    「これはチームに信頼性を高めさせるために導入された、昔の時代の考え方だ」

    「でも今では、信頼性を確保することはすべてのチームにとって当然の利益になっている」

    ベルギーGPで追い上げたノリスとハジャーを称賛
    ベルギーGPでは、ランド・ノリスがPU交換による10グリッド降格を受けて13番グリッドから、アイザック・ハジャーは複数コンポーネント交換による30グリッド降格で最後尾からのスタートとなった。

    それでもハジャーは早めにハードタイヤへ交換する戦略を成功させ、見事な追い上げで6位入賞を果たした。

    クルサードはその走りを高く評価した。

    「ハジャーは早めにハードタイヤへ替え、その後は本当に素晴らしい走りだった」

    「マシンの速さを生かして6位でフィニッシュした」

    一方、ノリスについても、バーチャル・セーフティカー中にピットインする選択肢はあったとしながら、その後の追い上げを称えている。

    「ランド・ノリスはバーチャル・セーフティカー中にピットへ入ることもできたかもしれない。でも、最終的には7位まで順位を上げた」

    「2人とも非常に力強いレースを見せてくれた」

    制度見直しの議論が再燃する可能性
    現在のPU使用制限はコスト抑制と信頼性向上を目的に導入された制度だが、近年は各メーカーの信頼性が大きく向上し、戦略的なグリッド降格が恒例化している。

    クルサードは、もはや本来の目的を果たした制度であり、現代のF1に合わせて見直すべき時期に来ているとの考えを示した。

  • デビッド・クルサード セナのF1テレメトリー比較で衝撃「走りの常識が違った」

    デビッド・クルサード セナのF1テレメトリー比較で衝撃「走りの常識が違った」

    デビッド・クルサードは、ウィリアムズ在籍時にアイルトン・セナのテレメトリーを重ね合わせて比較した経験について語り、その走りに強い衝撃を受けたことを明かした。

    1994年、セナがウィリアムズに加入した当時、クルサードはテストドライバーを務めており、同じマシンで直接データを比較する貴重な機会を得ていた。この経験が、後にトップドライバーとしての基準を大きく引き上げることになる。

    セナの異質なコーナー進入
    クルサードはポルトガルのエストリルでのテストを振り返り、高速コーナー進入でのセナのアプローチが従来の常識とは異なっていたと説明する。

    「本当に印象的だったのは、高速コーナーの進入でのコミットメントだ。普通はコーナーに対して様子を見ながら入るものだ。そうすれば立ち上がりでスピードを乗せやすいからだ」

    「でも彼は違った。どれだけの確信と覚悟を持っていたのかが分かる走りだった。当時のマシンにはパワーステアリングがなかったから、一度高速コーナーにコミットしたら、それ以上ステアリングを切り足す余裕はほとんどない」

    「それでも彼は進入でマシンを回転させ、リアタイヤにしっかり乗せていた。僕がこれまで戦ってきたドライバー、そして見てきた偉大なドライバーたちに共通しているのは、リアタイヤを信じて使える能力だ」

    「限界に近づいてマシンが滑り出しそうな感覚を受け入れられるかどうか、それが分かれ目になる」

    比較で浮き彫りになった“信念”の差
    この比較によって浮き彫りになったのは、単なる技術ではなく「どこまで踏み込めるか」という信念の差だった。

    一般的なドライバーはリスクを抑え、出口速度を優先する。しかしセナは進入から限界まで攻め、グリップを最大限に引き出すことで結果的に全体のパフォーマンスを高めていた。

    この特徴は、現代ではマックス・フェルスタッペンにも見られる資質だとされる。限界域でマシンをコントロールしながらも破綻させない能力は、歴代のトップドライバーに共通する要素である。

    セナがクルサードを評価
    クルサードはまた、テスト中に自身のフィードバックをセナが聞き、その内容を比較していたことにも触れている。

    「その日の後、彼がフランク・ウィリアムズと個人的に話をして、僕がテストドライバーとして残るべきだと認めてくれたと聞いている。そして将来的にF1でチャンスを与えるべきだとも言ってくれた」

    この評価は実際のキャリアにもつながり、クルサードはウィリアムズで25戦に出走し、9度の表彰台を獲得することになる。

    セナとの比較で得た経験は、単なる思い出ではなく、トップレベルで戦うために必要な基準そのものだった。限界で踏み込む覚悟と、リアタイヤを信じる感覚――その差が、偉大なドライバーとその他を分ける決定的な要素であることを、クルサードの証言は示している。

  • クルサード 「シューマッハの“ナンバー2”としてフェラーリF1移籍を拒否」

    クルサード 「シューマッハの“ナンバー2”としてフェラーリF1移籍を拒否」

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、「ナンバー2契約」をオファーされた後、フェラーリへのセンセーショナルな移籍を拒否したことを明らかにした。

    クルサードは1996年から2004年にかけてマクラーレンで13勝を挙げるなど、F1での成功のほとんどを手にした。しかし、ミハエル・シューマッハとともにスクーデリア・フェラーリに移籍する可能性もあったかもしれない。

    ポッドキャスト『Formula for Success』に出演したクルサードは、当時フェラーリのF1チーム代表だったジャン・トッドとチーム移籍について話し合いの場を持ったことを明かした。

    最終的にクルサードは、コース上でシューマッハが後ろにいた場合、シューマッハの代わりに移動しなければならない「ナンバー2ドライバー」にはなりたくなかったため、これを拒否した。

    「パリのジャン・トッドのアパートで会い、フェラーリでドライブする可能性について話した」

    「そして、提示された契約について覚えているのは、基本的にナンバー2契約だったということだ。今では私のキャリアについて誰が結論づけても構わないが、当時の私はまだ、機会均等以外の何ものにもサインするつもりはないと感じていた」

    「もし私が4番手を走っていて、マイケルが5番手だったら、私はポジションを移動しなければならなかった。それにサインすることにどうしても同意できなかった」

    デビッド・クルサード スクーデリア・フェラーリ F1

    クルサードはロン・デニスが伝説的なフィンランド人ドライバー、ミカ・ハッキネンとともにマクラーレンで「平等な機会」を与えてくれたことを称賛した。

    「ロン(・デニス)とマクラーレンのおかげだ。彼らが僕に提示した契約は常に平等なものだった」とクルサードは付け加えた。

    「チーム代表の指示を受け入れなければならないという条項もあったけれど、どんな状況であろうと、大まかに言えば、僕は公平かつ平等にチャンスを与えられていた。

    「そして、どんな状況であってもチーム代表の指示を受け入れなければならないという条項はあったが、大まかに言えば、自分のスキルをどれだけ高められるかを試してみる公平で平等な機会が与えられていた」

    「だから、マクラーレンでの9年間に話したのは、本当にあのチームだけだった」

  • デビッド・クルサード 「シャルル・ルクレールのミスの多さは致命的な弱点」

    デビッド・クルサード 「シャルル・ルクレールのミスの多さは致命的な弱点」

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、シャルル・ルクレールはフェラーリの最強の資産だが、ミスの多さは容認できない「致命的な弱点」でもあると語る。

    前戦マイアミGPでは、ルクレールは週末に同じコーナーで2度クラッシュし、2度目のエラーは予選で発生したため、ポールポジションや最低でも決勝のフロントローを失う可能性があった。

    ルクレールは、メルボルンで行われたオーストラリアGPでもオープニングラップでミスと接触があり、リタイアしている。

    昨年、ルクレールはマックス・フェルスタッペンとの序盤のチャンピオン争いで、ホームレースのポール・リカールでクラッシュし、大きな後退を喫した。

    フェラーリのパフォーマンス、信頼性、あるいはオペレーション上のミスという点で、ルクレールはしばしばギリギリのところまで追い込まれることがあり、5度のグランプリ優勝者がミスを犯しやすいドライバーかどうかは判断が難しい。

    クルサードはルクレールの優れた技術とスピードを認めているが、元F1ドライバーはルクレールのミスはワールドチャンピオン候補としては「受け入れられない」と述べた。

    「容認できないし、それは彼の致命的な弱点だ」とクルサードはチャンネル4に語った。

    「彼は素晴らしく速く、あのマシンから多くのものを引き出しているが、ミスが多すぎるし、ダメージも大きい」

    「彼はそれを知っているし、チームもそれを知っているだろう。彼らはそれを受け入れるだろう、なぜなら他に何ができるだろうか?ご存知のように、彼を解雇するつもりはないし、彼はマシンから最後の少しの部分を引き出すという点で彼らが持っている最も強力な資産だ」

    クルサードは、ルクレールがなんとかF1ワールドチャンピオンになることができれば、悪魔を追い払うことができると考えている。

    「彼に必要なのはワールドチャンピオンシップだけで、そうすれば彼は完全なパッケージになる」とクルサードは付け加えた。

    「今、彼はワールドチャンピオンになれていない。だから、彼は少し必死になって、自分の能力を超えた運転をしている」

    シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ F1

  • デビッド・クルサード、FIAによるF1ドライバーの政治的発言禁止を支持

    デビッド・クルサード、FIAによるF1ドライバーの政治的発言禁止を支持

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、F1ドライバーが無許可で政治的または個人的な声明を出すことを禁止するFIA(国際自動車連盟)のルールを支持している。

    このルールは2023年シーズンに先立って導入されたもので、近年はルイス・ハミルトンやセバスチャン・ベッテルといったドライバーが平等や気候変動への認識といった事柄について発言している。

    バルテリ・ボッタスはFIAの介入に疑問を呈し、統治機関がドライバーを「コントロール」したいというのは正しくないと信じている.

    しかし、デビッド・クルサードは、今後はF1ドライバーは「スポーツに集中する」ほうがよいと提案した。

    「スポーツは世界中の何百万人もの人々に見られているため、何か良いことをするためのプラットフォームとして使うことができる」とデビッド・クルサードはコメント。
    「しかし、アスリートとして、他の人がまったく無料で行うであろうことをして報酬を得ることができるのは、非常に幸運なことでもある」

    「それはアカデミー賞の受賞スピーチのようなものだ。もし、みんながこの機会に政治的な発言をすれば、誰かにとって重要でない問題など存在しないことになる」

    「だから、すべてに言及するか、あるいはまったく何も言わずにスポーツに集中したほうがいいのかもしれない」

    「言論の自由を推進する人々がいることは理解しているし、それは絶対に心に留めておくべき重要なことだが、我々が話しているのはスポーツのルールであって、政治的規制ではないことも忘れてはならないと思う」

    この動きはマクラーレンのCEOであるザク・ブラウンも支持しており、彼は近年のF1ドライバーの活動家ぶりを「制御不能」だと非難している。

  • クルサード 「ペレスがF1王者に挑むにはソフトウエアアップデートが必要」

    クルサード 「ペレスがF1王者に挑むにはソフトウエアアップデートが必要」

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、セルジオ・ペレスのF1での未来は彼自身の手の中にあるが、今シーズン、ライバルのレッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンに対抗するために大きな「ソフトウェアアップデート」を必要としていると主張する。

    昨年、セルジオ・ペレスは、表彰台の最上段に15回立ったマックス・フェルスタッペンに匹敵することはできず、モナコとシンガポールで2勝しか挙げることができなかった。

    また、セルジオ・ペレスは、フェラーリのシャルル・ルクレールに対してドライバーズランキング2位の座を守ることができなかった。

    元レッドブルのF1ドライバーであるデビッド・クルサードは、全体としてセルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンに一貫して挑戦したいのであれば、腕を大幅に向上させ、何か違うことをする必要があると考えている。

    「マックスがどれだけ多くの勝利をどのように収めたかを見れば、チェコ(ペレス)にとっていくつかのコーナーを磨くだけではない十分ではない。大幅な書き直し、ソフトウェアのアップデートが必要だ」とデビッド・クルサードは語った。

    「ケーキに同じ材料を使用すれば、同じケーキができる。何か違うものが必要な場合は、変更する必要がある」

    「彼はワールドチャンピオンのデータにアクセスできる。彼はどこが速いか、どこが遅いかを見ることができる。いくつかのエリアではチェコの方が速いだろう。それは、マックスがより頻繁にすべてをまとめているということだ」

    「チェコがパフォーマンスを上げるためのすべての知識はそこにある。彼がそうするなら、ワールドチャンピオンは彼が手を差し伸べるところにある」

    「もし、彼がそうしなければ、彼は私のように、いくつかのグランプリで優勝したドライバーで終わるだろう」

    実際、デビッド・クルサードは、セルジオ・ペレスの状況を、F1キャリア後期のかつて自分自身が見つけた立場と同一視している。

    「セルジオは、私がミカ(ハッキネン)とキミ(ライコネン)と対峙していたときと同じような状況にある。あらゆる手段を講じる必要がある」とデビッド・クルサードは付け加えた。

    「フィジカルトレーニングは行うが、彼が予選スピードを向上させる唯一の方法は、車やシミュレーターに乗るしかない」

    「マクラーレンでの9年間、私はすべてのテストを行い、レースを欠席することはなかった。体調が酷いときや、テスト後に病気になりそうになったときでさえね。テストドライバーを車に乗せた瞬間、彼がどれだけ優れているかを示す機会になることを知っていたからね」

    「私が彼を車に乗せなければ、彼は一日中しゃべっているだけだ。自分の縄張りを守らなければならない」

  • デビッド・クルサード、BRDCの代表に就任

    デビッド・クルサード、BRDCの代表に就任

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードが、BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の代表に就任した。

    BRDCは、900名近い会員が所属し、主にイギリスGPの開催に携わっている組織。デビッド・クルサードは、Channel 4の評論家として活動している他、レッドブルのプロモーションイベントでの活動や女性ドライバーのみで争われる国際レーシングシリーズ『Wシリーズ』の諮問委員会委員長などを果たしている。

    デビッド・クルサードは、パディ・ホップカークの後任としてBRDCに就任。過去にはジャッキー・スチュワート、デイモン・ヒルやマーティン・ブランドといった元F1ドライバーが歴代の代表を務めている。

    BRDCのジョン・グランド会長は、私と仲間の理事は、デビッド・クルサードをBRDCの代表として迎えることを嬉しく思っている」と声明で述べました。

    「デビッドは、非常に才能のあるレーシングドライバーであるだけでなく、モータースポーツ界に素晴らしい人脈をもった成功したビジネスマンだ。彼の経験とともに、クルマにくらぶに大きな利益をもたらしてくれるはずだ」

  • デビッド・クルサード 「ダニエル・リカルドはトップ4ドライバーの一人」

    デビッド・クルサード 「ダニエル・リカルドはトップ4ドライバーの一人」

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、ダニエル・リカルドはF1のトップ4ドライバーの実力の持ち主だと考えており、ルノーは将来その位置にリカルドを置くことができると考え血エル。

    レッドブル・レーシングで7勝を挙げたダニエル・リカルドだが、来季からワークスチームに復帰して以降まだ表彰台にすら上がっていないルノーに移籍。この移籍を格下げだと考えている者も多い。

    しかし、デビッド・クルサードは異なる見解を示している。一貫した進歩を見せているルノーには、適切なリソースがあり、そこにダニエル・リカルドが加入することで、F1のフロントランナーに加わるポテンシャルがあると考えている。

    「ワークスチームであり、彼らは本当に投資をしている」とデビッド・クルサードはコメント。
    「彼らがダニエルと契約したことがそれを実証している。安い買い物ではなかったし、ルノーの意向が何であるかを示している」

    「そのようなことを書いている人もいるが、何かが起こる可能性はある」

    レッドブルはマックス・フェルスタッペンを将来のスターに仕立て上げようとしており、ダニエル・リカルドはそのような雰囲気のなかでの戦いを強いられた。

    デビッド・クルサードは、ダニエル・リカルドは、実力面でルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンと同じレベルにあると考えており、ルノーはリカルドの実力を発揮するためのより良い環境を提供することになると考えている。

    「映画を制作する場合、正しい役に正しい俳優を選ぶことが成功の鍵だ」とデビッド・クルサードは語る。

    「ここにはスーパースターのルイス・ハミルトンがおり、攻撃的なドライビングスタイルのマックス、ドイツの勝利をメンタリティを持ったセバスチャン・ベッテルがいる。リカルドはその括りに属している」

    「過去数年でフェルナンドのような人物が競争力のないクルマで主役になれなかったことはスポーツにとって良いことではなかった。だが、ダニエルにとってルノーはより良いものになるだろう」