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  • セルジオ・ペレス F1復帰で自信「自分は最高のドライバーの一人」

    セルジオ・ペレス F1復帰で自信「自分は最高のドライバーの一人」

    セルジオ・ペレスは、2026年F1シーズンに新規参戦のキャデラックからF1復帰を果たした。モナコGPを前に、カナダGP後に語った「自分は最高の一人」という発言について、あらためて説明した。

    ペレスは2024年限りでレッドブルを離れ、2025年はF1のシートを失っていた。レッドブル在籍時にはグランプリ5勝を挙げ、2023年にはチームメイトのマックス・フェルスタッペンに次ぐドライバーズランキング2位でシーズンを終えている。

    ペレス「才能には正しい状況が必要だ」
    「レッドブルでの最後の6か月を見ると、僕がそこにいる最高の一人だとは思わないだろう。でも、その時点での状況、そして結局のところパフォーマンスを理解している人たちが分かっていることを理解すれば違う」

    「自分がチームとともに出しているパフォーマンスのレベルを見れば、僕がそこにいる最高の一人だと分かる。そして結局のところ、才能を示すには正しい状況が必要だ。その意味で、戻ってきて自分自身にそれを証明できたことをとてもうれしく思っている」

    キャデラックとペレスは前戦カナダGPで、ここまでで最も力強い週末を過ごした。スプリントでは11位でフィニッシュしたが、10秒ペナルティにより14位に降格。決勝では15位を走行していたものの、サスペンションの故障によりリタイアを余儀なくされた。

    モナコはキャデラックにとって短期的な最大のチャンス
    「内部では今週末について本当に楽観的だ」とペレスはコメント。

    「短期的にはこれが僕たちにとって最大のチャンスだと見ている。どうなるか見てみよう。良い金曜日を過ごせれば、予選に向けて大きな希望を持てると思う」

    「モナコは常に輝くチャンスを与えてくれる場所で、それが僕たちにとって最大の機会になる。僕たちは自分たちのベストを発揮したい。オペレーション面でも、できることはすべて実行する。それが僕たちにとっての最終目標だ」

    【関連】
    ・2026年F1モナコGP テレビ放送時間・配信日程(フジテレビNEXT・FOD)
    ・F1-Gate.comの速報通知をiPhoneで受け取る方法

  • セルジオ・ペレスを称賛するキャデラックF1 「批判への最高の回答」

    セルジオ・ペレスを称賛するキャデラックF1 「批判への最高の回答」

    セルジオ・ペレスのF1復帰には開幕前から多くの疑問の声が上がっていた。しかし、キャデラックF1チーム代表のグレアム・ロードンは、ペレスがその批判に結果と姿勢で応えていると高く評価している。

    2024年限りでレッドブルを離れたペレスは、1年間グリッドを離れた後、2026年にキャデラックF1から復帰。新規参戦チームの苦しい戦いが予想される中でも、経験豊富なバルテリ・ボッタスとともにチームを支えている。

    厳しい状況でも失わないペレスの情熱
    キャデラックF1は開幕5戦を終えてまだポイントを獲得できていない。しかし、中国GPでのボッタスの13位により、コンストラクターズランキングではアストンマーティンを上回っている。

    そうした中でロードンが特に評価しているのが、ペレスの取り組み方だ。

    「チェコ(ペレス)には本当に満足している。彼はかなり大胆な形でF1に戻ってきたからだ」とグレアム・ロードンは語った。

    「彼は大きな注目を集める形でF1を去り、その後しばらくパドックからも離れていた。だから、さまざまなことに再び慣れるまで時間がかかっても不思議ではなかった」

    「だが彼は最初から素晴らしいスタートを切った」

    最高成績はボッタスでも評価は揺るがず
    興味深いことに、キャデラックF1の今季最高成績を記録しているのはペレスではなくボッタスだ。

    ロードンもその事実を認めている。

    「興味深いのは、彼が我々の最高成績を記録したわけではないことだ。最高結果はバルテリのものだし、それは選手権では非常に大きな意味を持つ」

    それでもペレスへの評価は変わらない。

    キャデラックF1が見た“純粋なレーサー”の姿
    ロードンが最も感銘を受けているのは、順位に関係なくレースそのものを楽しむペレスの姿勢だという。

    「私はチェコのレースへの情熱が本当に好きだ。純粋にレースをすることを楽しんでいる」

    「彼は何度かマシンから降りてきたが、我々は16位や17位を争っているような状況だった。それなのに、まるで表彰台争いをしていたかのような熱量を見せていた」

    「彼は明らかに、自分が尊敬するドライバーたちと競い合うことを心から楽しんでいる。それを見るのは本当に素晴らしいことだ」

    ペレス復活の価値は結果だけではない
    セルジオ・ペレスの2026年シーズンは、現時点で目立った結果には結び付いていない。しかし、キャデラックF1が求めていたのは単なる速さだけではなかった。

    新規参戦チームに必要な経験、開発へのフィードバック、そして困難な状況でもモチベーションを失わない姿勢。そのすべてをペレスは示している。

    レッドブル離脱時には厳しい批判も浴びたが、キャデラックF1での挑戦は、少なくともチーム内部から見れば成功への第一歩となっているようだ。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1の“謎のサスペンション崩壊”に説明要求

    セルジオ・ペレス キャデラックF1の“謎のサスペンション崩壊”に説明要求

    セルジオ・ペレス(キャデラック)は、2026年F1カナダGPで突然発生したサスペンション破損について、チームに徹底した原因究明を求めた。

    ペレスはレース終盤、ピットレーン入口へ低速で向かっていたところ、キャデラックの右フロントサスペンションが突然折れ込み、マシンは片側に沈み込む形で停止した。

    壁への接触や縁石への強い入力は確認されておらず、低速域で起きた構造的な破損は、チームにとって看過できない問題となった。

    接触なしで起きた異常なサスペンション崩壊
    カーボンファイバーの破片がピット入口に散乱し、ペレスのレースはその場で終了した。問題をより深刻にしているのは、明確なきっかけが見当たらなかったことだ。

    「これは理解し、対処しなければならないことだ。今起きていること、そして起きてしまったことは理想的ではない」とペレスはコメント。

    「調査して、できれば対処できるようにしなければならない。理想的ではない。運営面ではまだ大きく不足していると思うし、パフォーマンス面で進歩しているほど、そこでは前進できていない」

    「だから今は、マシンのパフォーマンスを最大限に引き出せるようにしなければならない」

    戦略失敗から始まった苦しいレース
    ペレスのレースは、サスペンションが壊れる前からすでに厳しい展開になっていた。キャデラックはインターミディエイトタイヤでスタートする賭けに出たが、路面状況は予想より早く改善。タイヤは数周で過熱し、ペレスは早々にリカバリーを強いられた。

    「正直、その時点では五分五分だった。その時点では雨が少し弱まったように感じていたが、かなり早い段階で間違ったタイヤを履いていることが明らかになった」

    「3周以内にタイヤを終わらせてしまった。それが最大の問題だった。でも、そこからは立て直すことができた」

    速さと実行力のギャップが浮き彫りに
    ペレスは16番手を走行し、エステバン・オコン(ハースF1チーム)とバトルを展開していた。ペースも戻りつつあり、反撃の流れが見え始めたところで、マシンが耐えきれなかった。

    「良いペースはあったし、ハースとも良いバトルができていた。ハースを抜いたが、残念ながら最後にサスペンション故障が起きた」

    今回の問題は、単なるリタイア以上の意味を持つ。キャデラックはパフォーマンス面で前進を見せている一方で、戦略判断、運営、信頼性がそれに追いついていない。ペレスの発言は、その不均衡に対する強い不満を示している。

    接触なしのサスペンション崩壊は、F1では極めて重く受け止められるトラブルだ。キャデラックがミッドフィールドで信頼を築くには、速さだけでなく、こうした基本的な信頼性問題を即座に解決する必要がある。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1で現役延長に意欲「あと4年は走りたい」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1で現役延長に意欲「あと4年は走りたい」

    セルジオ・ペレス(キャデラック)は、2026年シーズンから果たしたF1復帰について「想像以上に楽しい」と語り、当初は短期間の復帰を想定していた考えを改め、さらに長くF1で走り続けたいとの意向を明かした。

    レッドブル離脱後に2025年シーズンを離れていたペレスは、2026年からキャデラックF1でグリッド復帰。現在の契約は2年だが、自身はさらにその先まで現役を続けることを視野に入れている。

    「短い復帰」のつもりだったペレス
    ドイツ紙『ビルト』のインタビューで、F1復帰について聞かれたセルジオ・ペレスは、再び競争の世界に戻れた喜びを率直に語った。

    「最高だ。自分がどれだけ競争を楽しんでいるかを改めて実感している」

    「チームと一緒に仕事をするのは本当に素晴らしい。レースウイークに注ぎ込むあのエネルギーも、まだ十分に残っている」

    そして、その感覚が自身の将来設計を変えたと説明した。

    「それほどまでに気持ちが変わった。F1に戻ってきた時は、短い章になると思っていた。でも今はもっと長く続けたいと思っている」

    「僕はまだ高いレベルで走れているし、十分に戦えている」

    「あと4年」を視野に
    現在36歳のペレスは、キャデラックF1との契約が2年であることを認めつつも、さらに長いスパンで現役続行を考えていると語った。

    「今の契約は2年だ。でも僕の頭の中では、もっと4年くらいのイメージになっている」

    「競争力がある限り、僕は続ける。そして家族の理解も必要だ。でも家族も賛成してくれている」

    「妻も子どもたちも、僕がF1に戻ったことをとても喜んでいる」

    2026年F1マシンへの不満も吐露
    一方で、ペレスは現在の2026年F1マシンについては率直な不満も口にした。

    「正直に言えば、今回の変化はあまり好きではない。完全に別のF1になってしまったし、みんながそれに適応しなければならない」

    「ただ、今よりもっと良いスポーツにできるはずだと思っている」

    「F1が経済的な魅力を維持するために進むべき方向性は理解している。でも、まだ多くの改善が必要だ」

    「結局、僕たちはレースが好きだからここにいる。でも、その情熱が少し失われてしまった気がする」

    特に現在のエネルギーマネジメント重視のレースについては、多くのドライバーと同様に懸念を示した。

    「今のF1は、以前ほど楽しくない」

    「ドライバーたちの要望もあってルールは少し修正されつつある。でも運営側は、もっと僕たちの声を聞くべきだ。まだ変えてほしいことはたくさんある」

    セルジオ・ペレス キャデラック F1

    フェルスタッペンを“最高のチームメイト”と評価
    自身のキャリアを振り返る中で、ペレスはこれまで組んだ中で最も優れたチームメイトとしてマックス・フェルスタッペンの名前を挙げた。

    「マックス・フェルスタッペンがナンバーワンだ」

    「もちろん特別な才能を持っている。でも、そこまで大きな差があるわけではない」

    「もし全員が100%自信を持てるマシンを与えられていたなら、もっと接近していたと思う」

    キャデラックF1で描く現実的な目標
    新天地キャデラックF1での目標について、ペレスは現実的な言葉を並べた。

    「他のチームを追い抜いていきたい」

    「新しいチームとしてそれができれば、本当に素晴らしいことだ」

    「既存のチームを2つか3つ倒せたら最高だと思っている」

    2026年F1シーズン開幕前には、“短期プロジェクト”とも見られていたペレスの復帰。しかし本人の中では、その物語は想像以上に長く続く可能性が出てきている。

  • セルジオ・ペレス「誰も理解していない」 2026年F1規則に困惑拡大

    セルジオ・ペレス「誰も理解していない」 2026年F1規則に困惑拡大

    2026年F1レギュレーションと、マイアミGPに向けた調整内容を巡り、ドライバーや関係者の間で混乱が広がっている。エネルギーマネジメントの変更を含む最新の調整が発表されたものの、その複雑さはむしろ増しているとの指摘が相次いでいる。

    FIAは最大回生量を8MJから7MJへ削減し、いわゆる“スーパクリップ”のピーク出力を350kWに引き上げるなどの修正を提示した。しかし、こうした変更が理解しづらい構造そのものを改善するには至っていないとの見方が強い。

    ドライバーと関係者が口を揃える「理解不能」
    元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンは、この状況に警鐘を鳴らした。

    「これを読めばわかるが、特にFIAの英語で書かれた内容は、もはやファンには理解できないものになっている」

    キャデラックF1のセルジオ・ペレスも同様の見解を示した。

    「今のF1は間違いなくこれまでとまったく違うものだし、現実として誰も理解していない。エンジニアも、僕たちドライバーもだ」

    「昔のように楽しいクルマではなくなっているのは事実だ。前のクルマより80〜90km/hも速く走っているのに、なぜそうなっているのか分からない瞬間がある」

    さらに、マクラーレンのオスカー・ピアストリも困惑を認めている。

    「自分より賢い誰かに説明してもらう必要があると感じている」

    複雑化への懸念と“理解不要論”の対立
    クリエンは、F1が複雑になりすぎるリスクを指摘する。

    「すべてがかなり抽象的になっている。視聴者にとって複雑すぎるものにしないよう注意しなければならない」

    一方で、すべてのドライバーが問題視しているわけではない。メルセデスのジョージ・ラッセルは、こうした批判に同意しない姿勢を示した。

    「僕はまったくその意見には同意しない。個人的にはこのクルマをとても楽しんでいる」

    「これは非常に複雑な細部の話であって、正直なところファンがすべてを理解する必要はない」

    さらにラッセルは、マイアミGPでの調整が状況改善につながるとの見通しも語った。

    「このレースからは、予選ラップ中のストレートでは常にフルスロットルで走れるようになるし、エネルギー管理のためにアクセルを戻す必要もなくなる」

    マイアミでの適応時間拡大が意味するもの
    FIAは今回の変更に対応するため、マイアミGPのフリー走行1回目を90分に延長する措置も決定した。これはチーム側の適応時間を確保する狙いがあるが、裏を返せば現行のレギュレーションがいかに扱いづらいものであるかを示している。

    ドライバー自身が「理解できない」と口にする状況は異例であり、2026年F1が抱える構造的な課題は依然として解消されていない。今後の調整が、競技としての分かりやすさと魅力をどこまで取り戻せるかが問われている。

    Source: GMM

  • セルジオ・ペレス父 メキシコ大統領を目指す夢「狂っていると言われてもいい」

    セルジオ・ペレス父 メキシコ大統領を目指す夢「狂っていると言われてもいい」

    セルジオ・ペレスの父アントニオ・ペレス・ガリバイが、モータースポーツの枠を超えた将来の目標として、メキシコ大統領を目指す夢を明かした。

    すでに政界で活動しているペレス・ガリバイは、息子をF1ドライバーにした夢を実現してきた経験を踏まえ、自らも国家のトップを目指したい考えを示した。発言は、メキシコの複数メディアの取材の中で語られたものだ。

    「いつかメキシコ大統領になりたい」
    アントニオ・ペレス・ガリバイは、将来的な大統領選出馬の可能性について率直に語った。

    「ノーとは言うべきではないが、それが私の夢だ。いつかメキシコ大統領になることが私の夢だ。かつて私の息子がF1ドライバーになることを夢見ていたのと同じだ」

    ペレス・ガリバイは、自身の考えが現実離れしていると受け止められることも理解していると認めた。

    周囲の反応にも強気の姿勢
    ペレス・ガリバイは、大統領を目指す考えを口にすると周囲から驚かれることがあると明かしつつ、それでも挑戦を恐れない姿勢を強調した。

    「私がメキシコ大統領になりたいと言うと、人々は私が狂っていると言う。だが、私は狂っているのが好きだし、他の人がしないことをするのが好きだ。私は、他の人があえてやらないことをやる人間のひとりだ」

    この発言からは、常識にとらわれず目標を掲げる自身の信条がにじんでいる。

    すでに政界でのキャリアも持つ
    ペレス・ガリバイは現在、ハリスコ州で政府代表を務めている。過去にはメキシコ連邦議会の議席を持った経験もあり、上院議員選や市長選にも立候補してきた。

    息子セルジオ・ペレスをF1へ送り出した父として知られる一方で、本人は以前から政治の世界でも活動を続けてきた。今回の発言は、その延長線上にある次なる大きな目標を公にした形だ。

    モータースポーツの父から国家の頂点へ
    息子のキャリアを支えてきた父親として知られるペレス・ガリバイは、今度は自らが国の最高ポストを目指す夢を掲げた。

    現時点で具体的な出馬計画が示されたわけではないが、「夢」として明言したこと自体が強い意思表示と言える。モータースポーツ界で知られる一家の名は、今後は政治の舞台でも注目を集めることになりそうだ。

  • セルジオ・ペレス アストンマーティンF1低迷に驚き「トップ争いを期待していた」

    セルジオ・ペレス アストンマーティンF1低迷に驚き「トップ争いを期待していた」

    2026年シーズン序盤、セルジオ・ペレスはアストンマーティンF1のパフォーマンス低迷に強い驚きを示している。エイドリアン・ニューウェイの加入によって上位争いが期待されていたが、現実は大きく異なる展開となっている。

    わずか3戦を終えた時点で、アストンマーティンはペレスが所属するキャデラックを下回る順位に沈み、すでに5度のリタイアを喫した。さらにF1日本GPの予選ではトップから2.5秒以上遅れるなど、苦戦は明確な数字として表れている。

    「トップ争いを期待していた」ペレスの本音
    ペレスはスペインの放送局DAZNの取材に対し、今季のアストンマーティンについて率直な見解を示した。

    「正直に言って、こうなるとは思っていなかった。フェルナンドがトップ争いをしていると期待していた」

    「エイドリアン・ニューウェイとホンダとのプロジェクトには本当に期待していた。レッドブルで一緒に仕事をしてきたし、その実力は理解しているからだ」

    「こういうサプライズがあるのもこのカテゴリーの特徴だ」

    さらに、フェルナンド・アロンソとのバトルについても次のように語っている。

    「フェルナンドと毎レース争うことになるなら、それはそれで退屈しないし楽しめると思う」

    期待と現実のギャップが浮き彫りに
    アストンマーティンは2026年F1レギュレーション導入前、ニューウェイに加えアンディ・コーウェルやエンリコ・カルディレといった大物エンジニアを獲得し、“ダークホース”として注目されていた。

    しかし実際には、シャシーとパワーユニットの両面で問題が顕在化している可能性がある。ニューウェイ自身はマシンについて「5番目に優れたシャシー」と評価しているが、内部では懐疑的な見方も出ているとされる。

    一方でチーム側は設計に自信を示し続けており、パフォーマンス不足の要因としてエンジン側へのプレッシャーを強めている構図も浮かび上がる。

    ホンダPUと過去の成功体験との乖離
    ペレスにとって今回の低迷が予想外だった理由のひとつは、レッドブル時代の成功体験にある。

    当時、ホンダのパワーユニットは高い競争力を発揮し、ペレスはコンストラクターズタイトル獲得にも貢献した。そのため、ニューウェイとホンダの組み合わせには自然と高い期待が寄せられていた。

    しかし現在は、レッドブル末期の段階ですでにホンダが苦戦の兆しを見せていたとの指摘もあり、ローダウンフォース依存やドライバーのパフォーマンスに頼る傾向が強まっていたとされる。

    その延長線上にある現在の苦戦は、単なる一時的な不振ではなく、構造的な課題である可能性も否定できない。

    2027年に向けた試練のシーズン
    ローレンス・ストロールの5カ年計画は残り1年を切っているが、現状のパフォーマンスを見る限り、短期間での巻き返しは容易ではない。

    ペレスの発言は、外部から見た“期待と現実のギャップ”を象徴するものだ。アストンマーティンがこの状況をどう打開し、2027年に向けて再び競争力を取り戻せるのか。その道筋は依然として不透明なままだ。

  • セルジオ・ペレス 新F1レギュレーションに苦言「最高の鈴鹿が楽しくない」

    セルジオ・ペレス 新F1レギュレーションに苦言「最高の鈴鹿が楽しくない」

    セルジオ・ペレス(キャデラック)は2026年F1日本GP予選で19番手に終わり、Q1敗退を喫した。チームとして一定の前進を感じながらも、エネルギー関連の問題がパフォーマンスを大きく制限した形となった。

    中国GPよりもマシンのフィーリングは改善していたものの、ハイブリッドシステムの運用に課題が残り、ポテンシャルを引き出しきれない状況が続いている。

    ペレス「エネルギーの問題で毎周失っている」
    セルジオ・ペレスは予選後、マシンのポテンシャル自体には手応えがあったとしながらも、エネルギー展開の問題が大きな足かせになっていると明かした。

    「かなりのポテンシャルはあったと思う」

    「ある意味では満足しているが、一方でエネルギーのデプロイに多くの問題を抱えている。毎周コンマ3〜5秒を失っている状況だ。それを解決できていない。それが本当の問題だった」

    決勝でも課題は継続か
    ペレスは決勝に向けても楽観視はしておらず、ロングランでも同様の問題が発生していたことを認めた。

    「明日のレースまでに解決できることを本当に期待している。ロングランでも同じことが起きていた」

    「レースでは予選よりもペースは良いと思うので、もう少し前で戦えることを願っている」

    鈴鹿の魅力を損なう現行ルールに疑問
    今回の予選では、FIAがエネルギー展開に関する調整を行ったが、ペレスは依然として十分ではないと指摘。鈴鹿サーキットの特性が損なわれていると感じている。

    「もっと大きな変更が必要だと思う。残念なことだ」

    「ここは世界最高のサーキットだが、あまり楽しくないものになってしまっている。セクター1で多くのエネルギー回収をしなければならないからだ」

    「今の予選はエネルギーへの依存が大きすぎる。今後のレースでは、より良い形にできることを願っている」

    キャデラックは確実に進歩の兆しを見せている一方で、ハイブリッドシステムの最適化という根本的な課題に直面している。鈴鹿で露呈したこの問題は、今後のシーズン全体にも影響を及ぼす可能性がある。

  • セルジオ・ペレス F1新規則を“マリオカート”と揶揄「ボタンひとつで逆転」

    セルジオ・ペレス F1新規則を“マリオカート”と揶揄「ボタンひとつで逆転」

    キャデラックF1のセルジオ・ペレスは、2026年F1レギュレーションに対する議論が続く中で、その特性を人気ゲームになぞらえて再び皮肉を交えた発言を行った。

    開幕からエネルギーマネジメントやオーバーテイクモードの影響が大きく取り沙汰されるなか、ペレスは中国GPでの無線でもユーモアを交え、その“人工的”な側面に言及している。

    キャデラックに加入した2026年シーズン、ペレスは中国GPを15位でフィニッシュ。そのレース中、チーム無線で次のように語った。

    「今はキノコが必要だ。消えてしまった。何が起きたのか分からない」

    この発言は、アイテムで加速するゲームの要素になぞらえたものであり、2026年F1の“ボタン操作によるパフォーマンス変化”を象徴するものとなった。

    ペレスはオーストラリアGP後にも同様の見解を示している。

    「正直に言って、とても人工的に感じた」

    「ボタンを押すだけで追い抜いて、そしてまた抜き返される。まさにマリオカートのような感じだ」

    セルジオ・ペレス F1レギュレーション

    さらに、新レギュレーションの評価については慎重な姿勢も見せている。

    「最終的にはドライバーが違いを生み出すこともできるが、結局はそこに集約されてしまう」

    「これらのルールを判断するにはまだ早いが、時間はかかるだろう。ただ、メルボルンで見たものは、ファンとしては好きではなかった」

    同様の印象は他のドライバーからも聞かれている。フェラーリのシャルル・ルクレールは、オーストラリアGPの無線でこう語った。

    「これはマリオカートのキノコみたいだ」

    また、ハースF1チームのオリバー・ベアマンも、エネルギーマネジメントの難しさと極端な速度差について言及している。

    「少しそんな感じはあった」

    「自分はF1に乗っていて、他のドライバーはF2にいるような感覚だった」

    「ただし、その後はバッテリーを再充電しないといけない。そうしないと次のストレートでエネルギーがなくなってしまう」

    「考えることが多くて複雑だが、7位でフィニッシュできたのは嬉しい。今週末のクルマは決して運転して楽しいものではなかったが、それでも満足している」

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1同士討ちを謝罪「すべて僕のミスだった」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1同士討ちを謝罪「すべて僕のミスだった」

    2026年F1中国GPで、キャデラックF1のセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスの間に今季初めての接触が発生した。チームメイト同士のバトルのなかで起きたこの出来事について、ペレスは自身の判断ミスだったと認めている。

    接触はレース序盤、ターン2のループからターン3へ向かう場面で起きた。ペレスはイン側に飛び込んだがスペースはなく、両者のレースに影響を与える結果となった。

    ペレス「すべて僕のミスだった」
    「完全に僕のミスだった」とセルジオ・ペレスは語った。

    「ギャップが見えたから仕掛けた。でも振り返ってみれば、バルテリには行き場がなかった」

    「残念ながらスピンしてしまって、多くの時間を失ったことで僕のレースは終わってしまった」

    ペレス「エンジンとバッテリーも失った」
    「それでも何とか集団に戻ることはできた。第2スティントではオーバーテイクモードを使ってバルテリを抜こうとしていたんだけど、そのときエンジンとバッテリーを失ってしまった」

    「それで5秒くらい失って、その後さらに15秒か20秒くらい失った」

    「ポジティブな点は2台とも完走できたことだ。ネガティブな点は、ポジションを失わないようにするために僕たちが多くの分野で学ばなければならないということだ。レースにもっと準備を整えて臨む必要がある」

    セルジオ・ペレス キャデラック F1

    ペレス「チームメイトとの接触は最悪の感覚」
    「こういう状況はドライバーにとって最悪の感覚だ。自分にとっても、チームにとってもね」

    「幸い大きなことは起きなかった。あの接触は単なる僕の判断ミスだった」

    経験豊富な2人の間に遺恨なし
    レース結果としては、リタイアが相次いだ影響もあり、バルテリ・ボッタスは13位、セルジオ・ペレスは15位でフィニッシュ。両者の間にわだかまりは残っていないという。

    「それが本来あるべき姿だ。チームメイト同士に悪意はない」

    「こういう出来事では、謝罪して自分のミスを認めることが大事だ」

    「時にはミスをしてしまうものだ。今回はそれがバルテリとの間で起きてしまった。でも彼が完走できたことはうれしい」