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  • セルジオ・ペレス ルイス・ハミルトンのサーフィン動画を「AI100%」といじる

    セルジオ・ペレス ルイス・ハミルトンのサーフィン動画を「AI100%」といじる

    ルイス・ハミルトンがベルギーGP前の休暇中に公開したサーフィン動画に、キャデラックF1のセルジオ・ペレスがユーモアたっぷりのコメントを寄せた。

    見事な360度スピンを披露したハミルトンの映像には、交際中のキム・カーダシアンも歓声を上げており、SNSではその華麗なライディングだけでなく、ペレスとの軽妙なやり取りにも注目が集まっている。

    ペレス「AI100%」とジョーク
    ルイス・ハミルトンは、イギリスGPとベルギーGPの間の短いオフ期間を利用してサーフィンを楽しむ様子をSNSに投稿した。

    動画では波に乗りながら360度スピンを成功させ、そのパフォーマンスに近くのボートから見守っていた仲間たちが大歓声を送った。ボートには恋人のキム・カーダシアンも乗っており、思わず歓声を上げる姿も映っていた。

    この映像に反応したのが、かつてレッドブルでハミルトンと激しく戦ったセルジオ・ペレスだ。

    ペレスはコメント欄で、

    「AI100%」

    と冗談を投稿。あまりに出来過ぎた映像だと茶化した形だ。

    これに対しハミルトンも笑顔で応じ、笑い顔の絵文字を3つ返信。両者の軽妙なやり取りはファンの間でも話題となった。


    キム・カーダシアンとの交際も順調
    今回の休暇では、キム・カーダシアンも自身のSNSでハミルトンとのセルフィーを公開。子どもたちを交えた家族旅行の一コマとして投稿され、2人の関係が順調であることを印象づけた。

    カーダシアンは今季モナコGPで初めてF1パドックを訪れ、大きな注目を集めた。それ以前から交際の噂は続いていたが、モナコでの姿は2人の関係を事実上公のものと受け止められた。

    モナコGP後、ハミルトンも彼女の存在について語っている。

    「彼女が今週末ここに来て応援してくれたのは本当に素晴らしかった。友人たちも来てくれて、本当に多くの人に支えられている」

    「これ以上何と言えばいいのか分からないけど、良い人たちに囲まれ、支えてもらえるのは本当に素晴らしいことだ。彼女は毎日そうしてくれている」

    トト・ヴォルフ「恋人の存在も好調の一因」
    ハミルトンは今季、フェラーリ移籍初勝利をスペインGPで挙げるなど調子を上げている。

    この復調について、メルセデスF1代表だったトト・ヴォルフは、技術面だけでなく私生活の充実も要因の一つだと分析している。

    「努力の成果でもあるし、このマシンはグラウンドエフェクト初期の跳ねや極端な硬さがあった時代のクルマとは違う。より従来型の空力や車両特性に戻ってきている」

    「もちろんエンジンマネジメントは大きく変わったが、彼は力強く走っている」

    「チーム内でもレースエンジニアとの関係は良好に見える。テレビで表彰台に立つ彼の表情を見たが、本当に幸せそうだった」

    そして最後に笑いながらこう付け加えた。

    「恋人の存在も助けになっているのかもしれない。私自身もパートナーができて家庭が安定したことで助けられた。彼らもとても良い関係に見える」

    「感情面、私生活、そして仕事。そのすべてがうまく噛み合えば勝てるようになる」

    現在ハミルトンは2026年F1ドライバーズランキングで3位につけ、首位のアンドレア・キミ・アントネッリとの差は32ポイントとなっている。

    ハミルトンの華麗なサーフィン動画は、ペレスとのユーモラスなやり取りだけでなく、キム・カーダシアンとの充実したプライベートや、今季の好調ぶりを象徴する話題として大きな注目を集めている。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1での成功に自信「僕はトップドライバーの一人だ」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1での成功に自信「僕はトップドライバーの一人だ」

    2026年シーズンからキャデラックF1の中心ドライバーを務めるセルジオ・ペレスが、新天地での挑戦に強い自信を示した。レッドブル・レーシングで苦しい最終シーズンを送り、1年間の休養を経て復帰したペレスは、キャデラックのプロジェクトこそ自身の実力を証明する舞台だと考えている。

    ポッドキャスト『High Performance』で心境を語ったペレスは、ゼネラルモーターズ(GM)とTWGが支えるプロジェクトの将来性を高く評価。現時点ではノーポイントながら、チームが着実に競争力を高めていることが成功への確信につながっていると明かした。

    レッドブルでの苦境からキャデラックで再出発
    セルジオ・ペレスは2025年限りでレッドブル・レーシングを離れ、1年間のサバティカルを経て2026年からキャデラックF1のデビューシーズンに参戦している。

    ペレスはレッドブルでの最後の数か月について、競争力だけでなく精神面にも大きな影響を与えた時期だったと振り返った。

    一方で、キャデラックからオファーを受けた際には、その将来性に強く惹かれたという。

    「キャデラックのプロジェクトの話が来たとき、『これは本当に大きなプロジェクトだ。素晴らしいブランドだ』と思った」

    「そしてダン・タウリスに会ったとき、この人は非常に競争心が強く、チームをトップレベルまで引き上げるためなら何でもやる人だと確信した」

    「これは僕自身のプロジェクトにもなる。そこに加わり、自分がトップドライバーの一人であることを証明したいと思った。僕はずっと自分がグリッドでも最高レベルのドライバーの一人だと信じてきた」

    キャデラックF1の成長速度を高く評価
    キャデラックはF1参戦初年度の前半戦を終えてもまだポイントを獲得していない。しかしペレスはモナコGPでトップ10圏内を走行したものの、ペナルティによってチーム初ポイントを逃した。

    それでもペレスは、開発体制には十分な手応えを感じているという。

    特にファクトリーでの開発内容と実際のサーキットで得られるデータの相関性が取れており、チームが正しい方向へ進んでいることを実感している。

    「もちろん、まだ始まったばかりだ。まだ6戦しか終わっていないし、チームの文化も今まさに築き上げているところだ」

    「でもオーナーたちは成功するまで絶対に止まらないと感じている。ゼネラルモーターズとTWGという二つの巨大な組織が支えている。彼らは目標を達成するまで決して諦めない」

    ペレスはこうした開発環境と強力なバックアップ体制こそが、キャデラックF1が将来的に競争力を持つチームへ成長すると信じる最大の理由だと強調した。

    今回の発言からは、レッドブル時代の苦しい経験を乗り越え、新たな挑戦を自身のキャリア再建の舞台と位置付けていることがうかがえる。キャデラックF1はまだ結果こそ出ていないものの、ペレスはチームの成長スピードと経営陣の姿勢に大きな期待を寄せている。

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  • セルジオ・ペレス レッドブルF1時代を告白「2台走らせるのは義務だからと言われた」

    セルジオ・ペレス レッドブルF1時代を告白「2台走らせるのは義務だからと言われた」

    セルジオ・ペレスがポッドキャスト『High Performance』に出演し、2021年から2024年まで在籍したレッドブル・レーシングでの経験を赤裸々に語った。

    チーム加入時からマックス・フェルスタッペンを中心とした体制であることを理解していたと明かす一方、「レッドブルでフェルスタッペンのチームメイトを務めることはF1で最も難しい仕事」と語り、歴代チームメイトが苦戦する理由や、自身が経験した精神的な苦しさについても率直に振り返った。

    2026年からキャデラックF1で新たな挑戦を始めたペレスは、レッドブル時代を「素晴らしい4年間だった」と評価しながらも、その舞台裏には想像以上に厳しい現実があったことを明かしている。

    「すべてはフェルスタッペンのため」と説明された
    ペレスは、レッドブル加入前にクリスチャン・ホーナー代表からチームの方針を率直に伝えられたという。

    「クリスチャンと初めて会ったとき、『我々が2台でレースをしているのは義務だからだ。そうでなければ1台だけで走れれば十分なんだ』と言われた。そして『すべてはマックスの周りに築かれている。我々はチャンピオンを獲るために戦っている』と説明された」

    しかし、ペレスはそれを不満には思わなかった。

    「僕は『文句を言うこともできる。でも与えられた環境で最大限の仕事をしよう』と考えた。それが僕にできることだった」

    その結果、自身は十分に役割を果たしたという自負も口にしている。

    「僕はあらゆる面で期待以上の仕事をしたと思っている。そして僕が去ってから、チームは4年間で僕がしてきた仕事を理解したと思う」

    「フェルスタッペンのチームメイトはF1で最も難しい仕事」
    ペレスは、フェルスタッペンと同じチームで戦うことの難しさについても詳しく語った。

    「マックスと戦うだけでも難しい。でもレッドブルで彼のチームメイトになることはF1で最も難しい仕事だ」

    「彼には彼のチーム、彼のエンジニア、彼の環境がある。シニアエンジニアや経験豊富な人材など、最高のリソースはすべてマックスに向かう。それは加入前から理解していたことだった」

    それでもチームは、自身が勝利すれば喜んでくれたという。

    「僕が勝てばチームは喜んでくれた。でもプロジェクト全体はマックスを中心に進められていた」

    「システムがドライバーを壊してしまう」
    ペレスは、自身だけでなく歴代のチームメイトも同じ状況に置かれてきたと指摘した。

    「リアム・ローソンは2レースで終わった。角田裕毅についてもそうだ。彼らは、その仕事がどれほど難しいかを忘れていた」

    さらにピエール・ガスリーやアレクサンダー・アルボンの名前も挙げたうえで、こう続けた。

    「彼らはみんな非常に速く、才能あるドライバーだ。でも、そのシステムが彼らを壊してしまうんだ」

    一方で、それはフェルスタッペンの能力を否定するものではないとも強調した。

    「マックスは純粋なリーダーだ。チームをどの方向へ進めるべきかを理解していて、何が必要なのかも正確に伝えられる。4年間隣で見て、多くを学んだ」

    マックス・フェルスタッペンと角田裕毅(レッドブル・レーシング)

    「最後の数か月は有害だった」
    ペレスは、レッドブル最後のシーズンについて「精神的に非常につらかった」と振り返った。

    「僕は精神的にはかなり強い方だと思っている。それでも最後の数か月は本当に厳しかった。『有害(toxic)』と言っていい環境だった」

    そのため、2025年にF1を離れてサバティカルを取ったことは必要な時間だったという。

    「本当に休養が必要だった。あのタイミングで離れられたことは良かった」

    アップグレードで状況はさらに厳しくなった
    ペレスは、マシン開発によってフェルスタッペンとの差が広がっていったとも明かした。

    「シーズン序盤は勝負できると思った年もあった。でもアップグレードが入るたびに差がどんどん広がっていった」

    「マシンを自然に走らせることができなくなり、限界まで攻めるのではなく、リアが出ないように運転することばかり考えるようになっていた」

    それでも、この経験が自分を成長させたと振り返る。

    「マックスの隣で4年間過ごしたことで、僕は間違いなく以前より速いドライバーになった」

    キャデラックで再び自分を証明したい
    ペレスは、キャデラックF1への加入を決めた理由についても語った。

    フェラーリでのテストを経て、自身の速さが失われていないことを確認できたことが大きかったという。

    「普通のマシンなら、まだ自分は十分に速いことを確認できた」

    「僕は今でも自分がグリッドでも最高レベルのドライバーの一人だと信じている。そして、それをもう一度証明したい」

    ペレスはレッドブル時代を「素晴らしい4年間」と評価しながらも、その裏側ではフェルスタッペンを中心とした体制、歴代チームメイトが直面した難しさ、そして精神的な苦闘があったことを明かした。新天地キャデラックでは、その経験を糧に再び自身の実力を証明することを目指している。

  • セルジオ・ペレス アロンソとの接触を説明「追い風でブレーキをロック」

    セルジオ・ペレス アロンソとの接触を説明「追い風でブレーキをロック」

    セルジオ・ペレスは、F1イギリスGPスプリントでフェルナンド・アロンソと接触した原因について、ターン3で強い追い風の影響を受けてブレーキングを誤ったためだと説明した。

    キャデラックのペレスはこの接触で10秒ペナルティを科され、フロントウイング交換も余儀なくされた。一方、スピンを喫したアロンソはマシンに大きなダメージはなく、レースを続行して20位でフィニッシュした。

    ターン3で発生した唯一の接触事故
    F1イギリスGPのスプリントで唯一大きなアクシデントとなったのが、セルジオ・ペレスとフェルナンド・アロンソの接触だった。

    スタート直後、ペレスはターン3でアロンソへのオーバーテイクを試みたが、ブレーキングでタイヤをロック。そのままアロンソのマシンに接触し、アロンソはスピンを喫した。

    このインシデントについて審議したスチュワードは、ペレスに責任があると判断し、10秒のタイムペナルティを科した。

    ペレス「追い風でブレーキをロックした」
    ペレスはレース後、事故の原因としてターン3の強い追い風を挙げた。

    「ターン3でフェルナンドを抜こうとしていた。あそこはかなり強い追い風が吹いていて、ブレーキを踏んだ瞬間にタイヤをロックさせてしまい、少し接触してしまった」

    ペレスは、このミスによって自身のレースも大きく損なわれたと振り返った。

    「フェルナンドは数秒失っただけだったけど、僕はフロントウイングを壊してしまった。ピットインして交換しなければならなかったし、そのうえ10秒ペナルティも受けた」

    アロンソはダメージなくレースを続行
    一方のアロンソはスピンこそ喫したものの、アストンマーティンのマシンに大きな損傷はなく、そのままレースを続行した。

    アロンソは20台中唯一ソフトタイヤでスタートする戦略を選択しており、スピン後も最後まで走り切った。最終的には、フロントウイング交換を行ったペレスを上回る20位でフィニッシュした。

    アストンマーティンは依然として後方グループで苦戦しているが、現状ではキャデラックとの争いが続いており、チームはモナコGPでアロンソが獲得した1ポイントを足掛かりに巻き返しを目指している。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1の信頼性を酷評「受け入れられない」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1の信頼性を酷評「受け入れられない」

    セルジオ・ペレスは、2026年F1オーストリアGPを自身にとって今季「最悪の週末」と振り返り、キャデラックの相次ぐ信頼性トラブルについて「まったく受け入れられない」と厳しく批判した。

    キャデラックはオーストリアGPでペレスとバルテリ・ボッタスの2台がともにブレーキのオーバーヒートに見舞われ、わずか4周以内でリタイア。大型空力アップグレードを投入した週末は、期待とは正反対のダブルリタイアという結果に終わった。

    ブレーキのオーバーヒートで4周以内に2台がリタイア
    今回のトラブルは、レース中の高い気温と他車の後方を走行したことが重なり、ブレーキ温度が想定以上に上昇したことで発生した。

    この症状はフリー走行では確認されておらず、3週間前のモナコGPでボッタスをリタイアに追い込んだトラブルとも別の原因だったという。

    しかし、キャデラックは今季ここまで信頼性問題が続いている。モントリオールではペレスがサスペンション破損でリタイアし、バルセロナ・カタルーニャGPではボッタスがブレーキペダルの不具合に見舞われた。さらにオーストリアでも両ドライバーはプラクティス中に複数のトラブルを経験しており、大型アップグレードによる性能向上を十分に評価できなかった。

    ペレス「4、5歩後退したように感じる」
    ペレスは早期リタイアについて次のように語った。

    「今日は本当に残念だった。渋滞の影響を過小評価していたと思う」

    「今週末はずっと問題が続いていた。おそらく今季で最悪の週末だったし、4歩か5歩後退したように感じる」

    さらに、開発の進め方そのものを見直す必要があると訴えた。

    「特にアップグレードに関しては、プロセス全体を大きく見直す必要がある。今日起きたことは完全に受け入れられないことであり、チームにとっても非常に残念だった」

    「もちろん次のレースまでには解決できると信じている」

    また、ブレーキの問題はフリー走行では兆候がなかったことも明かした。

    「そういう兆候はなかった。渋滞の影響が問題を大きく悪化させたのだと思う」

    「進歩が見えないことが一番つらい」
    ペレスは、新規参戦チームとしてある程度のトラブルは覚悟していたとしながらも、改善が見えない現状に強い不満を示した。

    「もちろんフラストレーションはある。でも一番つらいのは進歩が見えないことだ」

    「新しいチームだからこうした問題は起こると予想していた。しかし、問題なのは改善が見えないことだ」

    「今回のアップグレードによって非効率な部分をより深く理解できるはずだし、シルバーストンでは信頼性が大きく改善すると期待している」

    キャデラック F1

    ボッタス「まずは完走することが最優先」
    ボッタスも、ブレーキの異常はレースまで予想できなかったと説明した。

    「警告は何もなかった。プラクティスではすべて順調だったし、10周以上の連続走行も行っていたので、通常ならレース序盤の最高温度は確認できている」

    「ただ今日は気温が少し高く、さらに渋滞の影響もあって、2周目にはブレーキが完全に限界を超えてしまった。これは大きな問題で、必ず対策を見つけなければならない」

    ボッタスはこれで3戦連続リタイアとなり、開発を進められない状況を嘆いた。

    「3戦連続リタイアになってしまった。レースを完走できなければ、マシンやアップグレードについて何も学ぶことができない」

    「シルバーストンでの最優先事項は完走することだ。そこから初めて学習が始まる。今週末はブレーキ冷却にも新しいパーツを投入したが、それでも十分ではなかった。引き続き改善を続けるしかない」

    さらにボッタスは、オーストリアGPが今季最も失望したレースだったとのペレスの見解にも同意した。

    「おそらく今季で最も失望したレースだった。2台とも数周でリタイアしてしまった。今できることは、チーム全員で懸命に取り組み続けることだけだ。それが前進する唯一の方法だ」

    キャデラックはオーストリアGPで投入した大型アップグレードの効果を十分に検証できないままダブルリタイアを喫した。チームは次戦イギリスGPまでにブレーキ冷却と信頼性の改善を最優先課題として取り組み、完走を足掛かりに開発を前進させることを目指している。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1大型改良も「望むほど大きな前進ではない」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1大型改良も「望むほど大きな前進ではない」

    キャデラックは2026年F1第8戦オーストリアGPで、今季最大規模となる10項目のアップデートを投入した。しかし、セルジオ・ペレスは一定の進歩を認めながらも、ライバルとの差は依然として大きく、「望んでいたほど大きな前進ではない」と率直な評価を下した。

    今回のアップデートはペレス車に投入され、ボディワークやサイドポッドのインレット、ディフューザー、ビームウイング、さらにフロアを中心とした空力パッケージを大幅に刷新。空力効率の向上とフェラーリ製パワーユニットの冷却性能改善を狙ったものだった。

    しかし、金曜日のフリー走行ではペレスが2回のセッションともトラブルに見舞われ、チームメイトのバルテリ・ボッタスもFP1を走行した後、組み付けの問題でFP2を欠場。十分な評価を行えないまま予選を迎えることになった。

    特殊なレッドブル・リンクでは判断が難しい
    予選ではペレスがウィリアムズ勢から1.4秒以内の差にまとめ、アストンマーティンとの差を広げるなど改善の兆しも見えた。しかしペレスは、レッドブル・リンク特有の条件ではアップデートの効果を正確に判断するのは難しいと語った。

    「比較するのは本当に難しいと思う。でも全体的には、あらゆる面で少しずつ前進できている」

    「ただ、この高地と、このサーキット特有の性質を考えると、シルバーストンの方がもっと正確な判断材料になると思う」

    中団との差は依然として大きい
    一方で、ペレスは改善幅そのものには満足しておらず、中団グループとの差が依然として大きいことを課題として挙げた。

    「全体としては前進しているように思う。でも、望んでいるほど大きなステップではない。こんな短いサーキットなのに、次のポジションまでまだコンマ4秒も差がある。そのギャップはかなり大きい」

    「だから、まだ改善すべきことはたくさんある。レースではもっと競争力を高めたいと思っているし、そこが一番重要な部分だ」

    さらに、タイヤのセットアップにも大きな変更を施したことを明かし、決勝での改善に期待を寄せた。

    「タイヤに関しても多くの変更を加えた。明日はそれが良い結果につながってくれればいいし、そこでさらに進歩が見られることを期待している」

    今回の大型アップデートはキャデラックにとって重要な開発ステップとなったが、ペレス自身は評価を急がず、より一般的なレイアウトを持つ次戦シルバーストンで真価を見極めたい考えを示した。現時点では確かな前進は感じられるものの、中団争いに加わるためにはさらなる開発が必要との認識を示している。

  • セルジオ・ペレス F1復帰成功で争奪戦勃発 ウィリアムズやアルピーヌも関心

    セルジオ・ペレス F1復帰成功で争奪戦勃発 ウィリアムズやアルピーヌも関心

    2026年シーズンにキャデラックからF1へ復帰したセルジオ・ペレスが、その安定したパフォーマンスによって2027年以降のドライバー市場で注目株となっている。

    キャデラックとの契約を結んでいる一方で、ウィリアムズやアストンマーティン、アルピーヌなど複数のチームが獲得に関心を示していると報じられた。

    キャデラックで評価急上昇 複数チームが獲得に関心
    復帰初年度となる2026年シーズン、ペレスはルーキー参戦のキャデラックで苦戦を強いられながらも、チームメイトを圧倒する走りを続けている。

    開幕から7戦を終えた時点で、そのパフォーマンスは高く評価されており、RacingNews365の取材によると、数週間前から浮上していた他チームの関心は、バルセロナ・カタルーニャGPの週末を境にさらに強まったという。

    パドック関係者によれば、その一つがウィリアムズだ。

    ウィリアムズではカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンの両ドライバーが、より競争力のあるチームへの移籍を望んでいるとされる。今季ここまで期待外れの成績が続き、大きな改善も見られないことから、チーム首脳陣は将来に備えて積極的な動きを検討している。

    市場の状況次第では、36歳のペレスを理想的な後任候補と位置づけ、多額の資金を投じてでも獲得に動く可能性があるという。豊富な経験に加え、マシン開発能力の高さも大きな魅力と評価されている。

    アロンソの去就次第でアストンマーティン復帰の可能性
    ペレスに関心を示しているとされるチームにはアストンマーティンも含まれる。

    その背景にはフェルナンド・アロンソの去就問題がある。アロンソには、マネージャーでもあるフラビオ・ブリアトーレが率いるアルピーヌへの復帰説が浮上しており、アストンマーティンは万一の離脱に備えて代役候補を探しているという。

    RacingNews365によれば、アロンソ本人はスパで投入予定の大型アップグレードの成果を見極めた上で将来を判断する考えとされている。

    もしアロンソがチームを離れれば、アストンマーティンは実績あるドライバーの獲得が必要になる。しかし現在の競争力ではトップチームの有力ドライバーを引き抜くことは容易ではない。

    その点、グランプリ6勝、ドライバーズランキング2位の実績を持ち、マシン開発にも定評のあるペレスは有力な選択肢となる。

    また、ペレスは2014年から2020年までチームの前身であるフォース・インディアおよびレーシングポイントで戦っており、現在も当時のエンジニアを含む多くのスタッフがチームに残っている。

    さらに、現在アストンマーティンの技術部門を率いるエイドリアン・ニューウェイは、レッドブル時代にペレスと仕事をしており、メキシコ人ドライバーの技術的な理解力や開発能力を高く評価していることで知られている。

    アルピーヌも候補 スポンサー面でも相性
    アロンソの復帰が実現しなかった場合、アルピーヌもペレス獲得に動く可能性がある。

    ピエール・ガスリーとのコンビは競争力の面でも魅力的であり、スポンサー戦略とも相性が良い。

    アルピーヌの主要スポンサーであるメルカド・リブレはペレス個人も支援しているほか、高級ブランドのグッチにとっても、中南米市場、とりわけメキシコ市場は重要な成長分野となっている。

    さらに、ペレスはトミー・ヒルフィガーとの契約でもグローバルブランドアンバサダーとして高い広告効果を発揮しており、その商業的価値も改めて証明されている。

    本人はキャデラックでの開発に集中
    もっとも、現時点でペレス本人はキャデラックへのコミットメントを繰り返し強調している。

    ただし、ドライバー市場が大きく動けば状況が変わる可能性は否定できない。

    当面の焦点はオーストリアGPで投入されるキャデラックの大型アップグレードだ。

    スペインGPで、このアップグレードがチームの弱点を解決するかと問われたペレスは次のように語っている。

    「いや、それだけですべてが解決するわけではありません」

    「もちろん改善はすると思います。でも、本当に問題を解決できるのは、おそらくシルバーストンになることを期待しています」

    キャデラックで着実に評価を高めるペレスは、2027年以降のF1ドライバー市場で存在感を強めつつある。ウィリアムズ、アストンマーティン、アルピーヌといった複数チームの名前が浮上する中、本人はまずキャデラックのアップグレードによる競争力向上に集中する姿勢を崩していない。今後の市場の動き次第では、ペレスの去就がストーブリーグの重要な焦点の一つとなりそうだ。

  • セルジオ・ペレス キャデラックF1の進化に自信「空力で大きく前進」

    セルジオ・ペレス キャデラックF1の進化に自信「空力で大きく前進」

    2026年のF1参戦初年度を戦うキャデラックは依然として苦戦を強いられているが、セルジオ・ペレスはチームが短期間で「明確な進歩」を遂げていると明かした。特に空力性能とダウンフォース面では着実な前進が見られており、将来への手応えを感じているという。

    一方で、メルセデスやフェラーリ、レッドブル・レーシングといった長年F1で戦ってきた強豪チームとの差は依然として大きく、キャデラックは厳しい戦いの真っただ中にある。

    キャデラックは厳しい現実の中で開発を継続
    キャデラックにとって2026年シーズンは学習と成長の年となっている。

    シルバーストンを拠点とするアメリカ系チームはここまでポイント獲得に成功しておらず、セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスの両ドライバーも入賞には届いていない。

    モナコGPではペレスが10位でフィニッシュしたものの、レース後の裁定によって順位を失い、初ポイント獲得の機会を逃した。

    それでもペレスの経験と安定したパフォーマンスにより、MAC-26は徐々にグリッド後方から前進しつつある。

    ダウンフォースと空力で見える「明確なゲイン」
    バルセロナ・カタルーニャGPを前に、ペレスはチームが優先的に取り組むべき課題について説明した。

    「もし僕たちがさらに前進できるなら、まずは車高変化への対応が重要だ。今のクルマにとって非常に大事な部分だからね」

    「そして空力面で良い改善を見つけること。シミュレーションと実車の相関関係を正確に把握することが、サーキットで成功するための鍵になる」

    ペレスは、短期間で得られる改善余地がまだ残されていると強調した。

    「現時点でも短期間で得られる非常に明確な改善点が見えている。ただ僕たちが戦っている相手は世界最高のチームであり、長年F1に参戦してきた組織だ。だから簡単な状況ではない」

    セルジオ・ペレス(キャデラックF1)

    最も進歩したのは空力性能
    2026年に導入された新レギュレーションの影響で、各チームはシーズン開幕から現在まで継続的にマシンを進化させている。

    ペレスによると、キャデラックも特定分野では苦戦が続いているものの、ダウンフォースと空力性能については大きな改善が見られるという。

    「ダウンフォースという点では本当に大きく前進したと思う」

    「ある分野ではあまり進歩していないが、ダウンフォースと空力面では良い進歩を遂げることができた」

    これは新規参戦チームにとって重要な成果であり、今後のアップグレード開発に向けた基盤になりそうだ。

    2027年へ向けて追い風となるADUO制度
    次戦オーストリアGPが開催されるレッドブル・リンクは高速コーナーが多く、空力効率が求められるサーキットであるため、キャデラックにとっては厳しい週末になる可能性が高い。

    しかし中長期的には明るい材料もある。

    キャデラックが搭載するフェラーリ製パワーユニットは、FIAのADUO(追加開発機会制度)の対象となっており、今後さらなる性能向上が期待されている。

    キャデラックは依然としてグリッド後方に位置しているものの、ペレスの言葉からはチーム内部で開発の方向性が明確になりつつあることがうかがえる。空力性能の改善と相関精度の向上を積み重ねることができれば、2027年に向けてより確かな競争力を築く可能性は十分にある。

  • セルジオ・ペレス「諦めなかった」 キャデラックF1初入賞は幻も前向き評価

    セルジオ・ペレス「諦めなかった」 キャデラックF1初入賞は幻も前向き評価

    セルジオ・ペレスは2026年F1モナコGPで10位フィニッシュを果たしたものの、レース後のペナルティによって初の選手権ポイントを失った。それでもペレスは、厳しい状況の中で最後まで戦い抜いたキャデラックの姿勢を高く評価した。

    キャデラックは今季の新規参戦チームとして苦戦が続いているが、モナコでは予選でQ2進出まであとコンマ2秒に迫る速さを見せ、決勝でも波乱を生かしてトップ10圏内でフィニッシュ。結果こそ覆ったものの、チームにとっては大きな前進を感じさせる週末となった。

    ポイント喪失につながったスタート手順違反
    ペレスはレース終盤に10番手まで浮上し、チェッカー時点ではキャデラックに初ポイントをもたらした。

    しかし審議対象となっていたスタート手順違反により、レース後にドライブスルーペナルティ相当の裁定を受けて15位へ降格。空いたグリッドに並ぶはずだったガブリエル・ボルトレトの位置にマシンを止めていたことが問題視された。

    「チームとの間でコミュニケーションミスがあった。それだけだ」とペレスは説明した。

    「いろいろな映像を確認したが、ある角度から見ると明らかに見えるし、別の角度からだとそれほど明確ではない」

    「それでも僕たちはコース上で10位だったし、そのことで何か利益を得たわけではない」

    「実際にはスタートも良くなかったが、再スタート後の1周目は素晴らしかった。それによって挽回できたし、それこそが重要だった」

    リタイア寸前だったキャデラックF1
    結果以上に印象的だったのは、キャデラックが深刻なトラブルを抱えながらレースを完走したことだった。

    ペレスによると、MAC-26はレース中を通じて振動、ブレーキ、パワーユニット関連の問題を抱えていたという。

    「僕たちにとっては非常に難しいレースだった。本当に厳しかった」

    「振動もあったし、ブレーキもあったし、エンジンの問題もあった」

    「ある時点ではリタイアも考えたが、諦めなかった」

    「走り続けたことでレースが新たなチャンスを与えてくれた。そして僕たちはそれを生かした」

    ペレスはエンジンを保護するために大幅なリフト・アンド・コーストを強いられていたことも明かした。

    「かなり苦しかった。多くのリフト・アンド・コーストをしなければならなかったし、同時にエンジンマネジメントも必要だった」

    「非常に難しい午後だったし、本当に苦戦した。次のレースで何ができるか見ていきたい」

    セルジオ・ペレス(キャデラック)

    結果以上に価値のあったキャデラックの姿勢
    モナコGPは結果だけを見ると15位で終わった。

    しかし、マシントラブルとペナルティに見舞われながらもトップ10でチェッカーを受けた事実は、キャデラックにとって大きな意味を持つ。

    特にペレスが評価したのはチーム全体のメンタリティだった。

    「チームは今回のレースを誇りに思うべきだ」とペレスは語った。

    「僕たちは諦めなかった。それはキャデラックの全員に見られる素晴らしい姿勢だ」

    「僕が覚えている中でも最悪レベルのモナコGPだった。あらゆることがうまくいかなかった」

    「それでも諦めなかった。それはチームにとって本当に素晴らしいことだ」

    ポイントこそ失われたが、キャデラックはモナコで初めて実力によってトップ10争いに加わった。ヨーロッパラウンドの本格化を前に、この週末はチームの自信を大きく高める一戦となった。

  • キャデラックF1初ポイント消滅 ペレスがモナコGP後ペナルティで15位降格

    キャデラックF1初ポイント消滅 ペレスがモナコGP後ペナルティで15位降格

    キャデラックF1は、2026年F1モナコGPで初ポイントを獲得したかに見えたが、セルジオ・ペレスにレース後のタイムペナルティが科されたことで、その1点を失った。

    ペレスは荒れたモナコGPを10位でフィニッシュし、キャデラックF1にとって貴重な初ポイントをもたらす結果となっていた。しかし、赤旗後の最終リスタートでグリッド上の停止位置に違反があったとして審議対象となり、最終的に10秒ペナルティを受けた。

    初ポイント目前から15位へ降格
    モナコの市街地コースで行われた決勝は、複数のクラッシュ、セーフティカー、赤旗を含む波乱の展開となった。その中でペレスはポイント圏内に浮上し、10位でチェッカーを受けた。

    だが、赤旗後のリスタート時に正しいグリッド位置に収まっていなかった疑いで、レース後に審議対象となった。スチュワードはデータと映像を確認し、ペレスの右フロントタイヤがスターティングボックスの外に出ていたと判断。標準ペナルティとして10秒加算を科した。

    この裁定により、ペレスは10位から15位へ降格。完走者の最下位となり、キャデラックF1の初ポイントは消滅した。

    スタート時にもドライブスルー処分
    ペレスにとって、この日の違反はレース後の一件だけではなかった。スタート時には、本来18番グリッドに並ぶべきところを16番グリッドに停止したとして、レース中にドライブスルーペナルティを消化している。

    これは、アウディのガブリエル・ボルトレトがピットレーンスタートに変更された後のグリッド整列で発生したものだった。

    さらに、グリッドへ向かうレコノサンスラップ中にも、誤った位置で練習スタートを行ったとしてスチュワードから戒告を受けている。

    キャデラックF1にとっては、チーム初ポイントが目前まで迫りながら、複数の手続き違反によって結果を失う悔しいモナコGPとなった。