タグ: スーパーGT

  • スーパーGT第4戦富士:STANLEY HRC プレリュードGTが今季初優勝

    スーパーGT第4戦富士:STANLEY HRC プレリュードGTが今季初優勝

    スーパーGT第4戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝が8月2日に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは100号車「STANLEY HRC PRELUDE-GT」の山本尚貴/牧野任祐組が今季初優勝を飾った。

    レースはスタート直後に64号車「Modulo HRC PRELUDE-GT」のイゴール・オオムラ・フラガが絡む大クラッシュで赤旗中断となる波乱の展開となったが、再開後はホンダ勢が主導権を握り、新型HRC PRELUDE-GTに初勝利をもたらした。

    スタート直後の大クラッシュで赤旗中断
    事前の降雨によりレースはセーフティカー先導でスタート。5周目に実質的なレースが始まった直後、メインストレートで64号車「Modulo HRC PRELUDE-GT」のイゴール・オオムラ・フラガ、23号車「MOTUL Niterra Z」の高星明誠、12号車「TRS IMPUL with SDG Z」のベルトラン・バゲットが接触する大事故が発生した。

    フラガのマシンは宙を舞う激しいクラッシュとなり、レースは赤旗中断。フラガは意識のある状態で車両から救出され、精密検査のため病院へ搬送された。事故原因を作ったと判断されたバゲットには90秒のストップ・アンド・ホールドペナルティが科され、高星もフロント左側を損傷して大きく順位を落とした。

    約35分の中断後にレースは再開された。

    山本尚貴が首位奪取 ホンダ勢がレースを支配
    再スタート後、ポールポジションの8号車「#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT」を駆る大津弘樹は、1コーナーで100号車の山本尚貴にかわされ首位を明け渡した。

    3番手には17号車「Astemo HRC PRELUDE-GT」の野村勇斗が続き、HRC PRELUDE-GT勢が上位を占める展開となる。

    ピットウインドウが近づくと37号車「Deloitte TOM’S GR Supra」の笹原右京が鮮やかなオーバーテイクを決めて3番手へ浮上。さらに38号車「KeePer CERUMO GR Supra」の小林利徠斗も順位を上げ、トヨタ勢が反撃を開始した。

    牧野任祐が逃げ切り 新型プレリュードに初勝利
    ピットストップでは100号車が25周目、8号車が24周目にドライバー交代を実施。一方で37号車はスティントを延ばしたことで実質的に順位を上げ、ジュリアーノ・アレジが2番手でコースへ復帰した。

    終盤まで牧野任祐がリードを築いたが、59周目にGT300クラスの周回遅れを利用した太田格之進がアレジを攻略して2番手へ浮上。残り周回で牧野との差を一気に縮め、最終ラップには約1秒差まで迫った。

    それでも牧野は冷静な走りで逃げ切り、100号車「STANLEY HRC PRELUDE-GT」が66周を走破して今季初優勝。新型HRC PRELUDE-GTにとって参戦3戦目で初勝利となった。

    2位はわずか0.662秒差で8号車「#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT」、3位には37号車「Deloitte TOM’S GR Supra」が続いた。

    昨年王者の36号車「au TOM’S GR Supra」は11番手スタートから4位まで追い上げ、80kgのサクセスウェイトを搭載しながらランキング首位を守った。5位は17号車「Astemo HRC PRELUDE-GT」、6位は38号車「KeePer CERUMO GR Supra」が入った。

    一方、日産勢はスタート直後のアクシデントが響き、24号車「リアライズコーポレーション Z」の11位が最高位。ポイント獲得を逃す厳しい一戦となった。

    GT300はGreen Brave GR Supra GTが今季初優勝
    GT300クラスは52号車「Green Brave GR Supra GT」の野中誠太/吉田広樹組が優勝を飾った。

    序盤は45号車「PONOS FERRARI 296 EVO」がレースをリードしたが、野中が着実に順位を上げ、ピットストップではフロントタイヤ2本交換のみを選択して逆転に成功。終盤は吉田が45号車の川端伸太朗との激しいサイド・バイ・サイドの攻防を制してトップを守り切った。

    2位には32号車「ENEOS X PRIME AMG GT3」の石浦宏明/鈴木斗輝哉組、3位には7号車「CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO」のザック・オサリバン/梅垣清組が入り、45号車「PONOS FERRARI 296 EVO」は4位でフィニッシュした。

    GT300ランキングでは、7位でフィニッシュした2号車「HYPER WATER INGING GR86 GT」が首位を維持。5位に入った56号車「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」が2ポイント差で追う展開となった。

    大クラッシュによる赤旗中断という波乱の一戦となった富士大会だったが、GT500では新型HRC PRELUDE-GTが待望の初優勝を達成。シーズン後半戦に向けてタイトル争いはさらに激しさを増しそうだ。

    GT500決勝結果(第4戦 富士)

    1位 #100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本 尚貴/牧野 任祐)
    2位 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田 格之進/大津 弘樹)
    3位 #37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原 右京/ジュリアーノ・アレジ)
    4位 #36 au TOM’S GR Supra(坪井 翔/山下 健太)
    5位 #17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越 広大/野村 勇斗)
    6位 #38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯 都史樹/小林 利徠斗)
    7位 #14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住 仁嶺/大嶋 和也)
    8位 #39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口 雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
    9位 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻 智紀/佐藤 蓮)
    10位 #19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本 雄資/阪口 晴南)
    11位 #24 リアライズコーポレーション Z(名取 鉄平/三宅 淳詞)
    12位 #12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰 一貴/ベルトラン・バゲット)
    13位 #23 MOTUL Niterra Z(千代 勝正/高星 明誠)
    14位 #64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草 りき/イゴール・オオムラ・フラガ)

  • スーパーGT第4戦富士 フラガが宙を舞う大クラッシュ 赤旗中断で病院搬送

    スーパーGT第4戦富士 フラガが宙を舞う大クラッシュ 赤旗中断で病院搬送

    富士スピードウェイで8月2日に開催されている2026スーパーGT第4戦決勝で、スタート直後にGT500クラスの64号車Modulo HRC PRELUDE-GTが宙を舞う大クラッシュを喫した。事故を受けてレースは赤旗中断となり、コース上では救助活動と安全確認が行われた。

    ドライバーのイゴール・オオムラ・フラガはレスキュー隊によって救出され、病院へ搬送。

    NAKAJIMA RACINGは意識ははっきりしており、大きな怪我はなさそうだと発表した。その後、決勝レースは14時15分にセーフティカー先導で再開された。

    セーフティカー明けに3台が絡むアクシデント
    決勝前には雨が降ったものの、スタート時には天候が回復。路面が乾き始めたことから、多くのマシンがスリックタイヤでスタートを迎えた。

    レースはセーフティカー先導で始まり、リスタート直後のホームストレートで64号車Modulo HRC PRELUDE-GT、23号車MOTUL Niterra Z、12号車TRS IMPUL with SDG Zが絡むアクシデントが発生した。

    接触した64号車はバランスを崩して浮き上がり、コース上へ激しく着地。マシンは大きく損傷し、レースコントロールは直ちに赤旗を提示した。

    フラガは病院で精密検査へ
    フラガはレスキュー隊の支援を受けて車両から救出され、救急車で搬送された。

    NAKAJIMA RACINGはSNSで、「意思表示もできており意識ははっきりしています。大きな怪我はなさそうですが、念のため精密検査を受けるために病院に向かいました」と発表。現時点では意識ははっきりしており、精密検査を受けるため病院へ搬送されたことを明らかにした。

    レースは14時15分に再開
    事故後は車両回収とコースの点検・清掃が行われ、安全確認が完了したことから、決勝は14時15分にセーフティカー先導で再開された。

    また、競技審査の結果、12号車TRS IMPUL with SDG Zには他車との接触により90秒のペナルティストップが科されたほか、最初のセーフティカー後のリスタート手順に関する違反でドライブスルーペナルティも裁定された。

    ドライバーの無事が確認され安堵
    スタート直後に発生した大きな事故はレースを一時中断させる事態となったが、フラガの意識が確認され、病院で精密検査を受けることが発表された。今後は事故原因についても主催者による調査が進められる見込みだ。

  • 日産、2026年SUPER GTでZをGT500に3台投入 KONDOがブリヂストンへ

    日産、2026年SUPER GTでZをGT500に3台投入 KONDOがブリヂストンへ

    日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は4日、2026年シーズンのモータースポーツ活動概要を発表した。SUPER GT GT500クラスでは、Nissan Z NISMO GT500を3台体制で投入し、ワークスおよびサテライト各陣営で戦う。

    NMCのCEOを務める真田裕は、モータースポーツを「技術を極限まで磨き上げる場」であり「挑戦し続ける精神そのもの」と位置づけ、フォーミュラEでの実績に加え、SUPER GT GT500に向けても開幕戦へ向けた車両アップデートを全力で進めていると強調した。

    2026年SUPER GT GT500はZで3台体制
    日産/NMCは、2026年SUPER GT GT500クラスにおいて、TEAM IMPUL、NISMO、KONDO RACINGの3チームから3台のNissan Z NISMO GT500をエントリーする。全車がブリヂストンタイヤを装着し、陣営としての足並みを揃える体制となった。

    12号車はTEAM IMPULが「TRS IMPUL with SDG Z」を投入し、平峰一貴とベルトラン・バゲットがドライブする。23号車はNISMOの「MOTUL Niterra Z」で、千代勝正と高星明誠がステアリングを握る。そして24号車はKONDO RACINGの「リアライズコーポレーションZ」で、名取鉄平と三宅淳詞がコンビを組む。

    日産陣営のリザーブドライバーは佐々木大樹が務め、TEAM IMPULの総監督は引き続き星野一義が担当する。NISMOでは新たに中島健がチーム代表に就任し、体制強化が図られた。さらに、柳田真孝がエグゼクティブアドバイザー、ロニー・クインタレッリがNISMOアンバサダー兼アドバイザーとして、昨年に続きドライバー陣を支える。

    日産 SUPER GT KONDO RACING

    KONDO RACING、GT500でブリヂストンへ転向
    KONDO RACINGにとって2026年は大きな転換点となる。長年GT500クラスで使用してきた横浜ゴムから、ブリヂストンへとタイヤサプライヤーを変更した。

    近藤真彦監督は、2006年から続いた横浜ゴムとの関係に深い感謝を示したうえで、新たな挑戦への決意を語った。

    「これまで数々のレースを共に戦い、喜びも悔しさも分かち合ってきた。心より感謝している。このたびブリヂストンとともに新たな挑戦をスタートする。環境が変わることは簡単ではないが、これまで培ってきた経験とチーム力を最大限に発揮し、さらなる高みを目指したい」

    新体制の24号車には、名取鉄平と三宅淳詞が起用された。三宅はGT500初参戦となるシーズンに向け、次のように意気込みを示している。

    「今年からKONDO RACINGからSUPER GT GT500クラスに参戦することになった。名取選手と力を合わせて、優勝、チャンピオンを目指して全力を尽くす」

    GT300も含めたKONDO RACINGの2026年布陣
    KONDO RACINGはGT500に加え、GT300クラスにも56号車「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」を投入する。GT300では、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと木村偉織がドライバーを務め、ヨコハマタイヤを装着する体制となる。

    GT300からのステップアップや新たな挑戦が交錯する2026年シーズン。日産はZを軸に据えたGT500の3台体制と、KONDO RACINGの新パートナーシップを武器に、SUPER GTの舞台で再び存在感を示す構えだ。

  • スーパーGT:au TOM’Sがタイトル3連覇、GT300はLEON AMGが戴冠

    スーパーGT:au TOM’Sがタイトル3連覇、GT300はLEON AMGが戴冠

    スーパーGT2025シーズンの最終戦『MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL』が11月2日、栃木県・モビリティリゾートもてぎで行われた。GT500クラスは1号車 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が今季3勝目を挙げ、シリーズチャンピオン3連覇を達成。GT300クラスでは5号車 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)が優勝し、タイトルは65号車 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)が獲得した。

    勝は曇り空の下、路面ドライでスタート。GT500クラスではポールシッターの坪井が序盤からリードを守り、スティントを交代した山下が終盤まで安定したペースを維持した。12号車 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)との接戦となったものの、わずか0.254秒差で逃げ切り、トヨタ勢がシーズンを締めくくる勝利を飾った。

    一方、GT300クラスはマッハ号がスタートから主導権を握り、59周を走破してトップチェッカー。2位にはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)、3位には666号車 seven×seven PORSCHE GT3R(H.キング/藤波清斗)が続いた。シリーズ争いでは、安定してポイントを重ねたLEON PYRAMID AMGが王座を確定させた。

    【GT500クラス 決勝上位結果】
    1位:#1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)
    2位:#12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/B.バゲット)
    3位:#23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)
    4位:#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)
    5位:#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/S.フェネストラズ)
    6位:#37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/G.アレジ)
    7位:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(野尻智紀/松下信治)
    8位:#38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)
    9位:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(大津弘樹/佐藤蓮)
    10位:#3 Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)

    【GT300クラス 決勝上位結果】
    1位:#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)
    2位:#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
    3位:#666 seven×seven PORSCHE GT3R(H.キング/藤波清斗)
    4位:#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(J.P.デ・オリベイラ/平手晃平)
    5位:#52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)
    6位:#65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)
    7位:#7 CARGUY Ferrari 296 GT3(Z.オサリバン/小林利徠斗)
    8位:#4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)
    9位:#2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)
    10位:#18 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/野村勇斗)

  • ホンダ スーパーGTもてぎで2026年GT500「プレリュード」を初披露デモラン

    ホンダ スーパーGTもてぎで2026年GT500「プレリュード」を初披露デモラン

    ホンダ・レーシング(HRC)は、2026年シーズンのSUPER GT GT500クラス参戦を見据え、「プレリュード」をベースに開発した新型プロトタイプマシンを初披露する。デモランは11月2日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催される最終戦「MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」の決勝前に実施される予定だ。

    2025年シーズンを締めくくる最終戦の舞台で、ホンダが新時代のGT500マシンとして送り出す「プレリュード」ベースのプロトタイプが初めて公の場に登場する。ファンにとっては、ホンダの新たな挑戦と進化の方向性を象徴する瞬間となりそうだ。

    「プレリュード」ベースの新型GT500プロトタイプ
    新型マシンは「PRELUDE(プレリュード)」をベースに開発されたGT500クラス用プロトタイプ。11月2日(日)決勝日の午前10時15分から10時35分にかけて、「SUPER GT Honda 2026 プロトタイプマシン デモンストレーションラン」として、モビリティリゾートもてぎのレーシングコースで一般公開デモ走行が行われる。

    2025年シーズンの最終戦に華を添えるとともに、ホンダが2026年に向けて挑む新時代のマシン開発の方向性を示す注目のプログラムとなる。

    ホンダコレクションホールでも「Honda Sound Demonstration」開催
    また、併設のホンダコレクションホールでは、SUPER GT最終戦の開催にあわせて「Honda Sound Demonstration」を実施。

    11月1日(土)は13:00と16:30、11月2日(日)は9:00と16:30に開催され、観戦チケットを持つ来場者は中庭から観覧できる。

    最終日の16:30回には元ホンダワークスドライバーの道上 龍氏がゲスト出演予定。イベントでは、HSV-010 GT(2010年)のエンジン始動や、バラードスポーツ CR-X(1983年)、プレリュード(1987年)、ビート(1991年)のデモンストレーション走行が披露される。

    ホンダの歴史を彩った名車たちとともに、来季GT500マシンのサウンドをいち早く体感できる貴重な機会となりそうだ。

    ■イベント概要
    名称:SUPER GT Honda 2026 プロトタイプマシン デモンストレーションラン

    日時:2025年11月2日(日)10:15〜10:35

    会場:モビリティリゾートもてぎ レーシングコース

    ■Honda Sound Demonstration日時:11月1日(土)13:00/16:30、11月2日(日)9:00/16:30
    会場:ホンダコレクションホール 中庭

    出演:道上 龍(11月2日16:30回のみ)

    展示車両:HSV-010 GT(2010年)、バラードスポーツ CR-X(1983年)、プレリュード(1987年)、ビート(1991年)

    Source: ホンダモビリティランド株式会社 プレスリリース

  • ホンダ 2026年スーパーGTに向けて開発中GT500車両「プレリュードGT」公開

    ホンダ 2026年スーパーGTに向けて開発中GT500車両「プレリュードGT」公開

    ホンダ・レーシング(HRC)は9月30日(火)、2026年SUPER GTシリーズに参戦するプレリュードをベースとした新型GT500マシンのプロトタイプを初公開した。10月1日(水)に初テスト走行を実施する。

    2024年から投入されたシビック・タイプR-GTは、わずか2シーズンで引退することになる。HRC(ホンダ・レーシング)広報担当者は、来季のGT500用ベースモデルについて「最終決定はまだ下されていない」と強調していた。

    ホンダは、NSXロードカーの生産終了を受け、2024年にNSX-GTから4ドアのシビックへとスイッチ。タイプRブランドのプロモーションを目的としていたが、これまでの戦績は昨年の富士スピードウェイでARTAの野尻智紀/松下信治組が挙げた1勝のみ。2025年は第3戦セパンでの2位が最高成績で、その後の富士スプリントレース2連戦では「近年最悪のレース」とチーム首脳が評する不振に陥った。

    ホンダ陣営からは、シビックのボディ形状に起因する基本的な限界が大きく、トヨタの独走を止めるにはベースモデル変更が唯一の選択肢ではないかとの声もある。現在トヨタのGRスープラは、富士スプリント2連勝を含む9連勝中と圧倒的な強さを誇る。

    HRC渡辺康治社長は今年初め、シビック投入によるマーケティング効果については肯定的に語ったが、3年目の継続については明言を避けていた。

    第6世代となる新型プレリュードは、2023年末にコンセプトカーとして初公開され、今年の東京オートサロンで「プロトタイプ」として披露。9月5日に予定され、日本での発売後、年末に北米市場、2026年に欧州市場へ投入される。

    2026年は空力開発凍結の解除に伴い、GT500の3メーカーのうちホンダだけが新型ベース車を導入する可能性が高い。トヨタは当初GRスープラの退役も噂されたが、1年延長の公算が大きく、日産はZ NISMO継続の方針で改良型を投入するとみられている。

    ホンダ プレリュード SUPER GT

  • SUPER GT 20周年記念ムック 3大ワークスアルバム発売へ

    SUPER GT 20周年記念ムック 3大ワークスアルバム発売へ

    世界最速の緻密なハコ車レースとして1994年に誕生した全日本GT選手権は、2005年にFIA格式となり「SUPER GT」へと名称を変更。

    今年で20周年を迎える。これを記念し、自動車専門媒体を展開する株式会社交通タイムス社は、2025年9月24日に「SUPER GT 20周年 3大ワークスアルバム TOYOTA編/HONDA編/NISSAN編」を発行する。

    各誌ではGT500クラスに参戦する3メーカーの技術進化や2005年から2025年までのマシン図鑑、20年間のレースデータを収録。レーススペシャリストが選んだ名車紹介やワークスマシンの舞台裏、タイヤ開発競争の歴史、レギュレーション変遷など多彩なコンテンツが掲載される。

    サイズはW233mm×H297mm、平綴じ132ページで、価格は各2,200円(税込)。3冊セットのBOX(赤/白)には特別付録トートバッグが付属し、価格は6,600円(税込)となる。

    SUPER GTオフィシャルショップでは9月12日(金)18時から9月23日(火)正午まで予約販売を実施。この期間中の予約分は送料無料となる。商品の発送は9月25日(木)を予定しており、Rd.6 SUGO(9月20日・21日/スポーツランドSUGO)でも販売が行われるが数量限定のため、確実に入手したい場合はWEBショップでの予約が推奨されている。

  • スーパーGT 第5戦 鈴鹿:ARTA16号車の佐藤蓮が初ポールポジション

    スーパーGT 第5戦 鈴鹿:ARTA16号車の佐藤蓮が初ポールポジション

    スーパーGT第5戦の公式予選が8月23日(土)に鈴鹿サーキットで行われ、各クラスで激しいタイムアタックが繰り広げられた。

    灼熱の鈴鹿を制してGT500クラスのポールポジションを獲得したのは、#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(大津弘樹/佐藤蓮)。1分45秒377を叩き出し、日産勢やトヨタ勢を抑え込む圧巻の速さを見せた。

    GT300クラスでは#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が1分56秒869でトップを獲得。2番手の#7 CARGUY Ferrariに0.3秒差をつけ、こちらも完璧な仕上がりでフロントローを確保した。

    スーパーGT第5戦 鈴鹿:公式予選結果

    GT500
    1.#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT 1分45秒377
    2.#23 MOTUL AUTECH Z 1分45秒564
    3.#3 Niterra MOTUL Z 1分45秒681
    4.#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z 1分45秒740
    5.#12 TRS IMPUL with SDG Z 1分45秒762
    6.#64 Modulo CIVIC TYPE R-GT 1分45秒985
    7.#14 ENEOS X PRIME GR Supra 1分46秒335
    8.#38 KeePer CERUMO GR Supra 1分47秒196
    9.#19 WedsSport ADVAN GR Supra 1分54秒049
    10.#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT 1分54秒749

    11.#37 Deloitte TOM’S GR Supra
    12.#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
    13.#1 au TOM’S GR Supra
    14.#17 Astemo CIVIC TYPE R-GT
    15.#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra

    GT300
    1.#61 SUBARU BRZ R&D SPORT 1分56秒869
    2.#7 CARGUY Ferrari 296 GT3 1分57秒179
    3.#5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号 1分57秒328
    4.#60 Syntium LMcorsa LC500 GT 1分57秒444
    5.#777 D’station Vantage GT3 1分57秒668
    6.#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI 1分57秒708
    7.#2 HYPER WATER INGING GR86 GT 1分57秒803
    8.#52 Green Brave GR Supra GT 1分57秒826
    9.#45 PONOS FERRARI 296 1分58秒084
    10.#4 グッドスマイル 初音ミク AMG 1分58秒281
    11.#0 VENTENY Lamborghini GT3 1分58秒291
    12.#18 UPGARAGE AMG GT3 1分58秒373
    13.#65 LEON PYRAMID AMG 1分58秒418
    14.#11 GAINER TANAX Z 1分58秒808
    15.#26 ANEST IWATA RC F GT3 1分58秒820
    16.#96 K-tunes RC F GT3 1分58秒881
    17.#9 PACIFIC アイドルマスター NAC AMG 1分59秒046
    18.#25 HOPPY Schatz GR Supra GT 1分59秒685

    19.#87 METALIVE S Lamborghini GT3
    20.#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R
    21.#62 HELM MOTORSPORTS GT-R
    22.#31 apr LC500h GT
    23.#20 シェイドレーシング GR86 GT
    24.#30 apr GR86 GT
    25.#22 アールキューズ AMG GT3
    26.#48 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
    27.#360 RUNUP RIVAUX GT-R
    28.#666 seven × seven PORSCHE GT3R

    決勝レースは明日8月24日に鈴鹿サーキットで行われ、GT500・GT300ともにポールポジション獲得チームの速さが本番でどこまで再現できるかが注目される。

  • スーパーGT:伊沢拓也 今季限りでGT500引退を発表「最後の1周まで戦う」

    スーパーGT:伊沢拓也 今季限りでGT500引退を発表「最後の1周まで戦う」

    伊沢拓也は8月21日、自身のSNSを通じて2025年シーズン限りでSUPER GTのGT500クラスから引退することを発表した。2007年の鈴鹿1000kmでデビューして以来、長きにわたりHondaおよびHRCドライバーとしてGT500に挑み続けてきた伊沢は「最後の鈴鹿を前に皆さまへご報告させていただきます」と心境を明かした。

    伊沢はコメントの中で「これまで応援して下さったファンの皆さま、チーム関係者、そして共に戦ってきた仲間に心から感謝しています。長きにわたりHonda、HRCドライバーとしてGT500に挑み続けられたことを誇りに思います」と述べた。

    「残された4戦、最後の1周までチームとDUNLOPと共に勝利を目指して全力で戦います」

    さらに「最後に、中嶋さんとレース出来て本当に良かった!!」と盟友への感謝も加えている。

    ■伊沢拓也選手のコメント
    「SUPER GT GT500クラスでのレース活動を今シーズン限りと決断しました。レーシングスクール時代、そしてレーシングドライバーとしてのキャリアを通して特に思い出深い場所、鈴鹿でのレースを前にファンの皆さまに伝えたいという想いがあり、このタイミングで発表させていただきました。残り4戦、チームと大草選手とともに最後まで一番のリザルトを目指して全力で戦います」

    ■株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長 渡辺康治のコメント
    「伊沢拓也選手の長年にわたる貢献と活躍に感謝するとともに、おつかれさまでしたと伝えたいです。2002年にホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿、当時のSRS-Fを首席で卒業後、海外フォーミュラへの挑戦を経て、スーパーフォーミュラやSUPER GTなどHondaの国内トップカテゴリーでの活動にはいつも伊沢選手がいました。Hondaのレース活動を知り尽くした彼の卒業は寂しいですが、今シーズン最後までともに全力で戦います」

    伊沢拓也 スーパーGT (SUPER GT)

    SUPER GTでの歩み
    伊沢は2007年の第6戦鈴鹿1000kmでREAL NSXの第3ドライバーとしてスポット参戦し、5位入賞を果たした。翌2008年にはAUTOBACS RACING TEAM AGURIからGT500クラスにフル参戦し、シリーズ8位。2009年は同チームから参戦を継続し2勝を挙げ、ランキング2位に輝いた。

    2010年にはTEAM KUNIMITSUに移籍し、HSV-010 GTのデビュー戦となった開幕戦で3位表彰台を獲得。2015年にはTEAM KUNIMITSUに復帰し、山本尚貴とコンビを再結成、開幕戦で2位表彰台を記録した。

    2018年にはAUTOBACS RACING TEAM AGURIへ復帰し、野尻智紀とコンビを組んで参戦。2020年はModulo Nakajima Racingに移籍し、大津弘樹と組んで戦った。2023年からは太田格之進とタッグを組み、Honda/HRCドライバーとしてGT500で挑戦を続けてきた。

    残り4戦を経て、伊沢のGT500でのキャリアは幕を下ろすことになる。通算で複数の勝利と表彰台を積み重ね、Honda陣営を長年にわたって支えてきたトップドライバーの引退シーズンに注目が集まる。

    ■レース戦績(SUPER GT GT500クラスのみ記載)

    2007年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 鈴鹿1000kmスポット参戦

    2008年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ8位

    2009年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ2位(2勝)

    2010年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ8位

    2011年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ9位

    2012年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ5位

    2013年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ10位(1勝)

    2014年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ Rd.8 スポット参戦

    2015年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 3位(1勝)

    2016年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 14位

    2017年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 7位

    2018年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 3位(2勝)

    2019年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 10位(1勝)

    2020年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 12位

    2021年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 18位

    2022年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 15位

    2023年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 14位

    2024年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 13位

    2025年:SUPER GT GT500 クラス シリーズ 13位(Rd.4終了時点)

  • スーパーGT:モービル1がホンダ・レーシング支援を象徴する新ロゴ公開

    スーパーGT:モービル1がホンダ・レーシング支援を象徴する新ロゴ公開

    エクソンモービルは、ホンダ・レーシングとの 2025 年 SUPER GT シリーズにおけるパートナーシップを象徴する新たなテクノロジーパートナーシップロゴを発表した。

    エクソンモービル・ジャパンは 2017 年より SUPER GT シリーズにおけるホンダ・レーシングの GT500 クラスのエンジン開発をサポートするために Mobil 1 エンジンオイルを供給しており、今回の発表に至った新たなロゴは、両社の関係性をより強固にするものとして作成された。

    このパートナーシップは、SUPER GT シリーズの GT500 クラスにおいて Mobil 1 エンジンオイルを用いることによって、競争力のあるホンダ・レーシングのエンジンを開発し、シリーズチャンピオン獲得を目指すことを目的としている。

    Mobil 1 エンジンオイルは、過酷な状況下でも卓越した性能を発揮し、エンジンを保護するように設計されており、ホンダ・レーシングの GT500 マシンのエンジンが求める耐久性、最適なエンジン効率、および耐摩耗性能を提供する。

    新たに作成されたテクノロジーパートナーシップロゴは、両社の技術協業の精神を視覚的に表現したものであり、今後展開されるホンダ車販売チャネル等における Mobil 1 エンジンオイルの販売促進活動に使用される。

    エクソンモービル・ジャパンは今後も信頼あるパートナーとの協業を通じて、顧客により高い価値を提供していく。

    スーパーGT(SUPER GT) ホンダ・レーシング(HRC)

    ■「Mobil 1」エンジンオイルとは
    50 年以上前に発売された Mobil 1 エンジンオイルは、世界で初めて市販された自動車用合成エンジンオイルである。発売当初は燃費向上のために導入されたが、その後の処方改良により幅広い温度範囲で卓越したエンジン保護性能を発揮するようになった。1974 年の発売以来、自動車の潤滑油技術の限界を押し広げ、エンジンを新車時のように稼働させ続けるために進化と改善を続けている。

    Mobil 1 エンジンオイルは発売から 50 年以上経った今も、世界をリードする合成油ブランドであり続けている。モータースポーツの世界で果たしてきた重要な役割から、多くの科学的ブレークスルーに至るまで、Mobil 1 エンジンオイルには多くの物語がある。