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  • F1スペインGP初開催迫るマドリンクで窃盗事件 電気ケーブル300mなど被害

    F1スペインGP初開催迫るマドリンクで窃盗事件 電気ケーブル300mなど被害

    2026年F1スペインGPの開催を2週間後に控えたマドリンクで、約300メートルに及ぶ電気ケーブルが盗まれる事件が発生した。スペイン国家警察が捜査を開始しており、F1初開催に向けて最終段階に入っている準備に思わぬトラブルが生じている。

    9月11~13日に開催されるスペインGPは、今週末のF1イタリアGPに続く連戦となる。サーキット本体はすでに完成しており、現時点でグランプリ開催への影響はないとみられているが、盗まれたケーブルを補うため新たな資材が緊急搬入される。

    約300メートルのケーブルを盗難 国家警察が捜査
    スペインメディア『ABC』によると、盗難は日曜未明にマドリンク周辺で発生し、約300メートルのケーブルが持ち去られた。スペイン国家警察が犯人の特定に向けて捜査を進めているが、現時点で逮捕者は発表されていない。

    ケーブルが盗まれたのはサーキットのトンネル区間で、ターン17からターン18へ向かう区間である可能性が高い。また、発電機も盗難被害に遭ったとされている。

    F1サーキットでは計時システムをはじめ、コースの安全設備や通信、放送設備などを稼働させるため、コース全体に大量のケーブルが敷設される。今回の盗難は、マドリンクがF1デビューに向けた最終準備を進めているタイミングで発生した。

    ただし、サーキット本体はすでに完成しており、現在残されている作業は主に仮設設備やグランドスタンドの設置、観客やF1チームを受け入れるための最終準備となっている。

    不足した設備については新しいケーブルを緊急搬入して対応する予定で、トラブルが発生した場合に備えたバックアップシステムも用意されている。このため、現段階で盗難事件がスペインGPの開催そのものを脅かす事態には発展していない。

    F3テストでは赤旗19回 本番想定の運営体制も確認
    マドリンクではF1初開催を前に、FIA F3による2日間のテストが実施された。これが新設サーキットで初めて行われた本格的な走行セッションとなり、F1開催に向けた重要な運営リハーサルにもなった。

    F3テストでは実際にマシンを走らせることで、コース上の安全設備や各種運営システムを実走環境で確認する機会となった。

    一方、新しく舗装された路面でドライバーが限界を探るなか、ウォールへの接触も相次いだ。2日間を通じて赤旗は19回提示され、F1初開催を前にコース上の難しいポイントも浮き彫りとなった。

    マドリンク F1 スペイングランプリ

    FIA会長「ホモロゲーションは複雑だった」
    盗難事件とは別に、マドリンクはFIAによるホモロゲーションの過程でも継続的に注視されてきた。

    FIAのモハメド・ビン・スレイエム会長は、パラグアイ・ラリーを訪れた際にマドリンクの準備状況について質問され、新設されたスペインGP会場について「本当の冒険だった」と表現。ホモロゲーションの手続きが容易ではなかったことを明かした。

    「我々は注意深く監視している。ホモロゲーションのプロセスが複雑だったからだ。ただ、フィードバックは良好だし、もちろん私も現地に行く」

    一方で、初開催となるグランプリそのものについては期待感を示した。

    「スペインは非常に感情豊かで、とても情熱的な国だ。素晴らしいイベントになると確信している」

    F1初開催まで2週間 マドリンクは最終準備へ
    マドリンクでのスペインGPは9月11~13日に開催される。マドリードでF1グランプリが行われるのは1981年以来45年ぶりとなり、新設されたマドリンクがF1世界選手権の舞台としてデビューする。

    F3テストによってコースと主要な運営システムの実地確認を終えた一方、約300メートルのケーブルや発電機が盗まれるという予想外の問題も発生した。警察による捜査が続くなか、主催者は不足したケーブルを補充し、仮設設備やグランドスタンドなどの準備を進める。

    FIAも複雑だったホモロゲーションの状況を引き続き注視しているが、現時点でスペインGPの開催が危ぶまれる状況にはない。F1初開催まで残り2週間、マドリンクは最終準備の段階に入っている。

  • マドリンクの象徴「ラ・モニュメンタル」 F1史上屈指の巨大バンク誕生へ

    マドリンクの象徴「ラ・モニュメンタル」 F1史上屈指の巨大バンク誕生へ

    2026年からF1スペインGPの開催地となるマドリード市街地コース「マドリンク」で、最大の注目を集めているのが巨大バンクコーナー「ラ・モニュメンタル」だ。

    高さ10メートル、全長550メートル、そしてFIAが許可する最大24%のバンク角を備えるこのコーナーは、単なる話題作りではなく、コース全体の個性を象徴する存在として設計された。

    だが、その真価は派手な見た目だけではない。ドライバーの視界、エネルギー管理、そして追い抜きの可能性まで考慮された、現代F1ならではの挑戦的なレイアウトとなっている。

    ラ・モニュメンタルは何が特別なのか
    ラ・モニュメンタルは、進入速度が300km/h近くに達すると予想される超高速バンクコーナーだ。コーナー中央では約250km/hで2秒間にわたり4G前後の圧縮荷重が続くと見込まれている。

    しかし最大の特徴は、その出口にある。

    ドライバーはバンクを駆け上がる過程で視界を遮られ、出口付近ではアスファルトの壁しか見えない状態になる。頂点を越えた瞬間に初めて次のターン13へ向かう下り区間が現れるため、「見通せない出口」を持つ極めて珍しいコーナーとなる。

    マドリンク運営責任者のカルロス・ヒメネスは「次のコーナーへ向かう出口には死角があり、ドライバーに大きな挑戦を与える」と説明している。

    ウィリアムズのカルロス・サインツJr.も試走後に強い印象を受けた。

    「人生で見た中でも最もユニークなコーナーのひとつだ」

    「180度近いバンクコーナーを抜けると圧縮変化があり、何も見えなくなる。その後はバンクしながら下っていく。かなり大胆な設計だ」

    ザントフォールトとは似て非なる存在
    ラ・モニュメンタルはしばしばオランダGPの開催地であるザントフォールト・サーキットのバンクコーナーと比較される。

    実際、バンク角はほぼ同等だが、ヒメネスによれば「ザントフォールトに似ているが、より長い」という。

    さらにラ・モニュメンタルは約6秒間にわたって走行する超ロングコーナーであり、途中で視界が消える高低差変化も加わる。そのためドライバーが体感する負荷や感覚は、現在のF1カレンダーに存在しない独自のものになると考えられている。

    安全対策が生んだ追い抜きの可能性
    当初の設計では、ターン8~9からの下り区間を経て、そのまま全開状態でラ・モニュメンタルへ飛び込むレイアウトが検討されていた。

    しかしFIAやFOMは、あまりにも高い進入速度やタイヤへの負荷、さらにはドライバーが長時間高Gにさらされる危険性を懸念。結果としてターン10~11に緩やかな右左のシケインが追加された。

    一見すると派手さを削ぐ変更に思えるが、現代F1マシンにとってはむしろ好材料になりそうだ。

    現在のパワーユニットでは連続高速区間が続くとバッテリーが枯渇しやすく、「スーパークリッピング」と呼ばれる出力低下現象が発生する。一方でラ・モニュメンタルの手前には低速・中速コーナーが連続しており、回生によるエネルギー回収が容易だ。

    さらに安全対策として追加されたターン10~11が、バンク区間へ向けたエネルギー充電ポイントとして機能する可能性がある。

    ヒメネスは「ターン9から11の下り区間でバッテリーエネルギーを回収できる。そのため追い抜きのチャンスが生まれる区間になるかもしれない」と語っている。

    マドリンク / スペイングランプリ

    ラ・モニュメンタルだけではないマドリンクの魅力
    マドリンクはラ・モニュメンタルだけのサーキットではない。

    ターン13以降には高速コーナー区間が続き、進入が見えない高速シケイン「ザ・バンカー」も配置されている。さらに複数の低速テクニカルコーナーも組み込まれ、ドライバーがタイムを稼ぐ場所と失う場所が明確に存在するレイアウトとなっている。

    運営側は「シンガポールやラスベガスのような典型的な市街地コースではない」と強調しており、公道区間と常設サーキット的な高速セクションを融合させた複合型サーキットとして位置付けている。

    ラ・モニュメンタルはマドリンクの象徴となるか
    近年の新規開催地では、施設は豪華でもコースレイアウト自体が印象に残らないケースが少なくなかった。

    その代表例として挙げられるのが、かつてヨーロッパGPの舞台となったバレンシア市街地コースだ。港湾エリアという舞台は魅力的だったが、象徴的なコーナーを持たず、レースファンの記憶には残りにくかった。

    その点でラ・モニュメンタルは、マドリンクの名前を世界中のファンに印象付ける“顔”になる可能性が高い。

    高低差、長時間の横G、複数の走行ライン、そして見通せない出口。空撮映像でマシンの集団がバンクを駆け抜ける姿は、間違いなく新スペインGPの象徴的なシーンになるだろう。

    ただし本当に重要なのは、ラ・モニュメンタル単体ではなく、それを活かす前後のコーナー構成にある。もし設計通りに機能すれば、マドリンクは単なる話題先行の新設コースではなく、現代F1でも屈指のレース向きサーキットへ成長する可能性を秘めている。

    Source: The Race / Jon Noble

  • F1スペインGP マドリード開催計画は予定通り進行 工事遅延報道を否定

    F1スペインGP マドリード開催計画は予定通り進行 工事遅延報道を否定

    マドリードで計画されている新たなF1市街地サーキットについて、建設の遅れを指摘する報道が浮上するなか、主催者側は「計画通りに進んでいる」と強く否定した。

    スペイングランプリの新開催地として注目される同プロジェクトは、2026年9月の初開催を目指して準備が進められているが、SNS上の現地写真をきっかけに工事進捗への懸念が広がっていた。

    「砂場のよう」との指摘に反論 現場は計画通り進行
    今週、英紙の報道がサーキット建設地の様子を「レーストラックというより砂場のよう」と表現したことで、プロジェクトの進行状況に疑問の声が上がった。

    これに対し、プロジェクト責任者のルイス・ガルシア・アバドはスペイン紙の取材に応じ、現状を次のように説明した。

    「すでにターン19まで最初のアスファルト層の敷設が完了しており、ほぼすべてのエリアでコンクリート工事も終わっている」

    「我々はスケジュール通りに進んでいる。時間が問題になったことは一度もない。建設会社は着実に作業を進めており、5月30日までに完成させるという約束を守っている」

    6月から最終工程へ ピットやスタンド建設も本格化
    アバドによれば、次の段階として最終アスファルト舗装、縁石の設置、ピットビルやグランドスタンドの建設が6月から開始される予定だという。

    つまり現在は基盤工事の終盤段階にあり、見た目の未完成さとは裏腹に、工程としては予定通り進んでいるという認識だ。

    “ラ・モヌメンタル”が象徴に マドリード独自性を強調
    この新サーキットの特徴として挙げられているのが、大きくバンク角がつけられたコーナー「ラ・モヌメンタル」だ。

    主催者はこのセクションを象徴的存在に位置づけており、映像を見れば一目でマドリードと分かるコースになると強調する。

    広報責任者のニラ・フアンコは次のように語っている。

    「これは選手権の象徴的な存在になるはずだ。テレビで映像を見れば、すぐにマドリードだと分かるようになる」

    またアバドも、F1にとってマドリードが未知の都市である点を強調した。

    「F1はまだマドリードを知らない。我々がここにF1をもたらすことで、マドリードがF1に何を提供できるかを彼らは想像もできないだろう」

    2035年までの長期契約 信頼性と政治的後ろ盾
    このマドリードGPは、すでに2035年までの長期契約が締結されている。

    工事遅延の懸念が一部で浮上しているものの、主催者側は一貫して進捗に問題はないとの立場を崩していない。

    現時点で示されている工程通りに進めば、2026年F1カレンダーに新たな市街地レースが加わる可能性は依然として高い状況にある。

    Source: GMM

  • F1スペインGPを失うバルセロナ 欧州ローテーション制で2032年まで存続報道

    F1スペインGPを失うバルセロナ 欧州ローテーション制で2032年まで存続報道

    スペイン紙La Vanguardiaは、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットが、欧州ローテーション方式の新モデルの下で、2028年、2030年、2032年にF1を開催する暫定合意にフォーミュラ・ワン・マネジメントと到達したと報じた。開催はスパ・フランコルシャン・サーキットとの交互開催になる見通しだという。

    この合意は最終署名を待つ段階で、実現すればバルセロナの連続開催は36回で一度区切られる一方、通算開催は少なくとも42シーズンまで延びることになる。

    交渉は進展も「未署名」
    カタルーニャ州の産業・労働相ミケル・サンペルは交渉が進んでいることを認めつつも、結論を急ぐべきではないと強調した。

    「交渉は順調に進んでいる」としながらも、「何も署名されておらず、守秘義務も適用されている」と述べている。

    開催料は約2,800万ユーロに上昇
    La Vanguardiaによれば、年間開催料は約2,800万ユーロに引き上げられる見込みで、リバティ・メディアの新たな商業モデルを反映した内容になるという。この枠組みは、すでに発表されているスパのローテーション契約と同様で、欧州カレンダー全体のローテーション拡大への道を開くものとされる。

    スペイングランプリ

    他紙も慎重姿勢を報道
    Mundo DeportivoおよびEFE通信も、現時点で正式契約は結ばれていないと報じた一方、関係筋は「クリスマス前、もしくは2026年初頭には良い知らせがある」と見込んでいると伝えた。Marcaは、交互開催案は検討中の複数案の一つに過ぎないとも付け加えている。

    マドリード新サーキットの検査は問題なし
    一方、建設中のマドリード市街地サーキットではFIAの視察が行われ、グラベル、バリア、高吸収型テックプロ(Tec-Pro)設置などが確認され、重大な指摘はなかったと報じられている。

  • F1パワーランキング:2024年第10戦スペインGP版 角田裕毅は圏外

    F1パワーランキング:2024年第10戦スペインGP版 角田裕毅は圏外

    Formula1.comが2024年F1第10戦スペインGP版のパワーランキングを発表。角田裕毅(RB)はランク外だったが総合で7位を維持した。

    スペインGPの週末、マックス・フェルスタッペンにとってランド・ノリスは信じられないほどタフなレ相手となった。しかし、審査員がパワーランキングのスコアを提出した結果、トップに立ったのはノリス、フェルスタッペン、それともグリッド上の他のメンバーの誰かだったのだろうか?続きを読んで確かめてみよう…

    F1パワーランキングは、Formula1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    スペイGPでもフェルスタッペンの力走が光った。彼は信じられないほど強力なライバル、つまりランド・ノリス(後ほど詳しく説明します)を相手に見事な活躍を見せた。予選でノリスから数百分の1秒差だったフェルスタッペンは、レース開始時にメルセデスのジョージ・ラッセルの後塵を拝した後も集中力を高め、数周以内にラッセルをパスし、今シーズン7勝目をもたらすために必要なことを正確に実戦した。

    2.ランド・ノリス(マクラーレン)
    ランド・ノリスは今、絶好調だ。土曜日に「完璧なラップ」と自称してキャリア2度目のポールポジションを獲得したが、日曜日は少し調子が悪かった。ノリスはスタートで3位に落ち、ラッセルとのバトルに時間を費やしすぎて、最後はフェルスタッペンに挑むことができなかった。とはいえ、ノリスにとっては、今後のレース(オーストリアとシルバーストーン、このイギリス人ドライバーがこれまでにも好成績を収めてきた)で、マクラーレンMCL38がレッドブルに十分匹敵するマシンであることに期待できる。

    3.ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ハミルトンにとって、予選を3番手で通過後、3位でレースを終えた2024年これまでで最高の週末となった。7回のタイトルと103回の優勝を果たしているハミルトン、トップから17秒遅れでフィニッシュするよりも良い成績を目指すことになる。特に、過去に6回優勝しているトラックではそうだ。しかし、メルセデスのW15の継続的な改良に助けられ、ハミルトンは昨年のメキシコ以来初のグランプリ表彰台を獲得し、再び勢いを取り戻し始めているようだ。

    4.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    ガスリーは今週末、好調のようだった。アルピーヌの軽い方のシャシーを与えられたガスリーは、それを見事に使いこなし、Q3に進出してレッドブルのセルジオ・ペレスを予選で上回り、7番グリッドを獲得した。決勝、常に厳しいものになりそうだったが、2戦連続で9位に入ったことは、アルピーヌにとって状況が上向きであることを示唆している。

    5.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ジョージ・ラッセルはスペインのレーススタートで、狡猾さと知性、そして熱意を見せた。フェルナンド・アロンソの2011年の見事なスタートが、自身の4番手からのメガスタートのインスピレーションとなったと述べ、ターン1でダブルスリップストリームを享受した後、ノリスとフェルスタッペンのアウトサイドを抜けてトップに立った。最終的にラッセルはハミルトンの後塵を拝することになったが、このイギリス人ドライバーにとっては励みになることがたくさんあったようだ。

    6.エステバン・オコン(アルピーヌF1チーム)
    アルピーヌがスペインGPで本当に力を発揮したことを証明するように、オコンは扱いにくい重いほうのA524のシャシードライブしながらもガスリーに続いてQ3に進出し、カナダGPと同じようにチームメイトの1つ後ろのポジションでフィニッシュした。この結果、アルピーヌは2回のダブルポイントフィニッシュを達成。2024年の厳しいスタートを切った英仏チームにとっては救いになるだろう。

    7.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    シャルル・ルクレールがモナコグランプリで優勝したとき、フェラーリがレッドブルにとって常に脅威になっているという噂が流れた。しかし、スクーデリアは最近のレースでライバルのメルセデスとマクラーレンにその地位を奪われている。とはいえ、フェラーリが明らかにこれら3チームのペースに及ばなかった週末、ルクレールはスクーデリアをリードし、貴重なポイントを獲得した。

    8.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハースF1チーム)
    2024年の大半を通じてそうであったように、スペインでもヒュルケンベルグはハースドライバーの中で最も優れたドライバーだった。Q1でチームメイトのケビン・マグヌッセンよりコンマ2秒以上速いラップを刻んだヒュルケンベルグはQ2進出を決め、1周目には13番手から10番手まで順位を上げた。ピットレーンでのスピード違反で5秒のペナルティを受けたヒュルケンベルグは、チェッカーフラッグを受けた時点で11位に終わった。

    9.周冠宇(ザウバーF1チーム)
    周冠宇は、最近の成績不振が示す以上に優れたドライバーであり、スペインGPではそれを証明した。以前のシャシーに戻したことで、中国人レーサーは再び活気づいたようだ。メカニカルなものなのか、心理的なものなのか、それとも呪術的なものか…いずれにせよ、それが功を奏し、周は2019年スペインGPでポールポジションを獲得したチームメイトのバルテリ・ボッタスに3つ差をつけて13番手につけた。

    10.カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)
    フェラーリのスペインでのペースの悪さはサインツにとって厳しいものだったが、それでもこの週末はスペイン人ドライバーにとって最高の週末ではなかった。日曜日のバルセロナでは、フェラーリの両ドライバーとも、トップ争いができなかったことへのフラストレーションを爆発させ、レース序盤で5位を争って激しい競争を繰り広げ、接触する事態にまで至った。66周中55周目にフェラーリのポジション交換は比較的穏やかで、サインツはルクレールから8秒遅れの6位でフィニッシュした。2025年に彼がどこを走ることになるのか、楽しみに待ちたい。

    惜しくも圏外
    正直なところ、比較的低得点だったレースでは、ダニエル・リカルドとボッタスが6.2でサインツと並んでいる。リカルドはRBが巨大なアップグレードのダイヤルを合わせるのに苦労した週末をリードし、ボッタスは素晴らしいペースの閃光を見せたが、決勝はザウバーの2番手ドライバーに甘んじなければならなかった。

    2024年のF1世界選手権 スペインGP

  • 2024年 F1スペインGP 決勝:FACTS AND STATS

    2024年 F1スペインGP 決勝:FACTS AND STATS

    2024年のF1世界選手権 第10戦 スペインGPの決勝では、マックス・フェルスタッペンとランド・ノリスがまたしても素晴らしいパフォーマンスを披露した。フェルスタッペンとノリスというダイナミックなコンビが、ここ6レース中5回目のワンツーフィニッシュを果たした。

    しかし、その裏側でもさまざまな出来事が起こっており、中でもルイス・ハミルトンの表彰台復帰は喜ばしいニュースだった。スペインGPで注目すべき数字をまとめて紹介。

    ■ 世界選手権レース第1111回目は、カーナンバー1の車が優勝した。

    ■ マックス・フェルスタッペンのスペインGPの勝利は、今年11戦目での7勝目であり、通算61勝目となった。

    ■ フェルスタッペンにとってスペインGPでの4度目の優勝であり、このトラックでの3年連続の優勝となった。

    ■ フェルスタッペンは2022年のスペインGPで優勝してチャンピオンシップの首位に立ったが、それ以来763日間その座を逃していない。

    ■ フェルスタッペンは、2016年に優勝して初めて表彰台を獲得したサーキットで、これで表彰台獲得回数が106回となり、アラン・プロストとフェルナンド・アロンソと並んで歴代4位となった。

    ■ バルセロナでは、34回のグランプリのうち31回、フロントローからスタートしたドライバーが優勝した。

    ■ 2位に入ったランド・ノリスは、2024年のグランプリで毎回ポイントを獲得した唯一のドライバーである。

    ■ マクラーレンにとって、カタルーニャ・サーキットでの表彰台は、2011年にルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンが2位と3位を獲得して以来のことである。

    ■ ノリスはドライバーズチャンピオンシップで初めて2位に浮上した。

    2024年F1 スペインGP 決勝 カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)カルロス・サインツJr.はホームレースでの連続ポイント獲得記録を更新

    ■ マクラーレンはこれで6戦連続で表彰台に上っており、2011-12年以来最長の記録となった。

    ■ フェルスタッペンとノリスがワンツーフィニッシュを飾ったのは過去6レース中5回目。

    ■ ルイス・ハミルトンの3位は2024年シーズン初の表彰台となった。

    ■ ハミルトンにとって通算198回目の表彰台獲得となったが、2021年サウジアラビアGPでの最後の優勝から17回目の表彰台獲得となる。

    ■ ハミルトンはこれで18シーズン連続の表彰台獲得となり、F1記録を更新した。

    ■ ハミルトンは39歳168日で、フェルナンド・アロンソとミハエル・シューマッハに次いで、21世紀で3番目に年長の表彰台獲得者となった。

    ■ ジョージ・ラッセルが4位となり、メルセデスは2戦連続で3位と4位でフィニッシュした。

    ■ ラッセルは過去2回のグランプリでオープニングラップをリードした。

    ■ フェラーリでは、シャルル・ルクレールが5位となり、2021年以来のスペインでの最高順位となった。

    ■ チームメイトのカルロス・サインツJr.は6位となり、ホームグランプリで常にポイントを獲得するという記録を維持した(10戦中10戦)。

    ■ バルセロナ・カタロニア・サーキットは、サインツがF1で100%のポイント獲得記録を持つ唯一のコースである。

    2024年F1 スペインGP アルピーヌF1チームアルピーヌが再びダブルポイントを獲得し、ハースを抜いて順位を上回った。

    ■ マクラーレンのオスカー・ピアストリは7位で、マイアミでポイントを獲得できなかった以来の最低順位となった。

    ■ レッドブルのセルジオ・ペレスは、前回のカナダラウンドで損傷した車両で予選を続行したために受けたペナルティとまったく同じ3つ順位を上げて8位でフィニッシュした。

    ■ アルピーヌでは、ピエール・ガスリーが9位に入り、3戦連続でポイントを獲得した。これは、彼とチームにとって今シーズン最高の成績である。

    ■ チームメイトのエステバン・オコンは10位となり、アルピーヌのドライバーは2戦連続で9位と10位となった。

    ■ この結果、アルピーヌはハースを上回り、コンストラクターズ選手権で7位に浮上した。

    ■ ハースでは、ニコ・ヒュルケンベルグが11位でフィニッシュした。2024年にこの順位でフィニッシュするのは5回目だ。

    ■ アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは12位にとどまり、ここ4レースで3度目のノーポイントに終わった。

    ■ ザウバーの周冠宇は13位を獲得し、シーズン開幕グランプリで11位を獲得して以来の最高位となった。

    ■ スペイングランプリでは2年連続でリタイアが出なかった。

  • 2024年 F1スペインGP 決勝:トップ10 F1ドライバーコメント

    2024年 F1スペインGP 決勝:トップ10 F1ドライバーコメント

    2024年のF1世界選手権 第10戦 スペインGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

    2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、3周目にトップに立つと独走。ハーフディスタンスをこなした時点で後続に8秒以上の差をつけ、タイミングを選んでピットストップをする盤石の展開。バルセロナでは3年連続、今季7勝目、通算61勝目を挙げた。

    1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「全力を尽くした結果、バルセロナでの優勝につなげることができ、とてもうれしい。スタート後は2周でトップに立ってレースを有利に進めることができ、さらにチームはアグレッシブな戦略と的確な判断をしてくれた。レースをリードし始めると、守りの戦略で最後までプッシュする必要があった。僕たちはペースが少し足りず、タイヤの面でマクラーレン勢の方が優勢に見えたので、この点について改善策を探さなければならない。ランド・ノリスが後方からプッシュしてきていたので、こちらも少しプッシュして走る必要があった。レースでは自分たちのパフォーマンスを最大限に引き出しながら、 タイヤをできる限りマネジメントすることが重要になる。 とはいえ、優勝を持ち帰ることができてよかったし、チームとしてとてもいいレースになった。ミスもなく、チームは今年最速のピットストップタイムをマークすることができて、すばらしい週末になった」

    2位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「悔しいスタートだった。シンプルにそう思う。マックスに少し遅れを取ってしまった。彼は完全に並んでいたわけではなかったけど、ジョージが外側にいたため操縦する余地がなく、それが敗因となった。残念だけど、バルセロナから得られるポジティブな要素はたくさんある。多くのポイントを獲得し、今日のマシンは素晴らしかった。おそらく僕たちが最速だったと思う。週末を通して努力してくれたチーム全員に感謝したい。僕たちはもうオーストリアとシルバーストーンに集中している。この2つのサーキットとトラックは僕たちが好成績を挙げているお気に入りのコースなので、とても興奮している。我々は良い位置にいて、毎週順調に進んでいる。今後のレースに向けて、少しだけ改善する必要があるだけだ」

    3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「本当に素晴らしい週末だった。表彰台に立つのは久しぶりだし、とても嬉しい!まだ完全ではないけれど、ここ最近のレースでは大きな進歩を遂げることができた。前いいる2人と戦うだけのペースはなかったけど、安定した成績を残すことができれば、強いポジションに立てるだろう。彼らに追いつくための道を歩んでいる。素晴らしいことだ。スタートが本当に悪かった。残念だった。スタートがもっと良かったらレースはもう少し違ったものになっていたかもしれないけど、結局のところ、今日は3位が限界だったと思う。サインツに対するムーブにも満足している。彼に十分なスペースを与え、2人ともコーナーを抜けることができた。自分のレースにとって重要な動きだったので、それができてよかった。次はオーストリアだ。楽しみにしている」

    4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日は残念ながら、いくつか不利なことがあった。最初のピットストップが遅く、さらに最後のスティントではハードタイヤの感触があまり良くなかった。それでも、チームとしては今日できる限りのことを最大限に発揮することを目指しているし、3位と4位でそれを達成した。ルイスは素晴らしいレースを展開し、ここ数戦では非常に有望だったことから、大きな収穫を得ることができた。昨夜、ターン1でやったような動きを夢見ていたんだ。まさか、あんなふうに実現するとは思わなかったよ!2013年にフェルナンド(アロンソ)が同じようなスタートをしたのを覚えている。向かい風だったので、かなり遅くまでブレーキをかけられると思ったんだ。とても満足できるムーブだったし、またレースをリードできて気分が良かったよ。残念ながら、マックス(フェルスタッペン)とランドは今日、僕たちにとって速すぎた。でも、2レースで2回の表彰台は、オーストリアに向かう上で非常に励みになる結果だ」

    5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日は厳しい戦いだった。4位争いにはあと1周足りなかったけど、ライバルたちのペースは依然として上回っていた。戦略に関しては、周りのマシンとの差をうまく埋めることができたと思う。レース序盤は2台のマシンで少しタイムロスがあったかもしれないけど、次のレースではパッケージの性能を最大限に引き出し、レースペースに焦点を当てていく」

    6位:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
    「難しいレースだったけど、ベストを尽くした。早めにピットインし、ハードタイヤでレースを終えるという戦略は今日は最適ではなかったけど、それはチェッカーフラッグが振られた後でないとわからない。いずれにせよ、今週末は全体的にペースが足りず、次戦のオーストリアに向けて改善する必要がある。今日サーキットに足を運んでくれたファンの皆さん、そして自宅から応援してくれたファンの皆さん、本当にありがとう。ドライバーにとってホームレースはいつも特別なものだ。バルセロナも僕にとっては例外ではない」

    7位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「7位で厳しい週末を締めくくった。今日のレースはポジティブな結果だったと思うけど、全体的にはスペインでの数日間のチャレンジでした。もちろん、予選が最大のフラストレーションとなり、レースに向けて非常に困難な状況になった。戦略面では良いこともしたと思う。挽回しようとしたけど、結局、今週末はペースが足りませんでした。でも来週のオーストリアでまた挑戦する」

    8位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
    「今日はペースに少し悩まされたレースになった。最初のスティントではDRSの隊列の中で、前方がクリアでない状態でタイヤをマネジメントして走らなくてはならず、追い抜くことはとても難しい状況だった。それが結果的に悪い流れを作ってしまい、さらにソフトタイヤでのバランスに問題があり、予想以上に苦戦した。3ストップ戦略に変更したことで、スタート位置を考えると今日はできる限りのことをしたと思う。この週末は土曜日が一番の問題だった。マシンのポテンシャルを最大限に活かすことができず、とても悔しい。一方でフェルスタッペン選手は優勝を遂げることができ、すばらしいレースをしたと思う。 今週末は今後に役立つことを多く学ぶことができたので、次戦のオーストリアでは競争力をつけて戻ってこられることを期待している。 今シーズンはとても僅差で激しい戦いになっているけど、チームのためにもよいレースウイークにしたいで」

    9位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「チームとしては今シーズン最高のレースができたので、その点では今日の結果にとても満足している。土曜日の予選で好成績を収めることができ、今日の9位という好結果につながった。2ストップ戦略でレースをうまくこなし、各スティントも上手くこなすことができた。8位まであと少しで、最終ラップで惜しくも届かなかったけど、全力を尽くした。それでも、序盤のマクラーレン、終盤のレッドブルという2台の速いマシンとバトルを展開した力強いレースには満足している。なぜこのコースでマシンが速く走れたのかを理解し、今後のレースに生かしていかなければならない。良い方向に進んでいる。3戦連続でポイントを獲得したのは良い方向だし、この勢いを維持していかなければならない!

    10位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
    「2戦連続で2台揃ってポイントを獲得できて良かった。マシンバランスや難しいスティントなど、僕たちにとっては厳しいレースだったけど、それでもまたトップ10でゴールすることができたので満足している。終盤はニコ(ヒュルケンベルグ)と接戦だったけど、ペースを維持し、コース上で最後の1ポイントを獲得することができた。レースコンディションでは、なぜマシンが運転しにくくなったのか、分析すべき点がある。何度もスライドしてしいた。それでも、今週末は競争力が格段に高まり、良い結果を残すことができた。次戦のオーストリアでは、スプリントでポイント獲得チャンスが2回あるので、引き続きポイント獲得を目指す」

  • 2024年 F1スペインGP 決勝:11位以下 F1ドライバーコメント

    2024年 F1スペインGP 決勝:11位以下 F1ドライバーコメント

    2024年のF1世界選手権 第10戦 スペインGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。

    全20台が完走したスペイングランプリ。角田裕毅にとっては厳しいレースとなり、RBは多くのアップグレードを持ち込んだにも関わらず、ペースが上がらず19位でフィニッシュ。チームメイトのダニエル・リカルドも15位だった。

    11位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    「全体的に見て、僕たちにとってはネガティブなことよりもポジティブなことの方が多い日曜日だった。レース全体を通してかなり良い競争力のあるペースを発揮することができたので、満足している。今後数週間、数か月に向けて励みになる。レースは楽しかったけど、少し物足りなさを感じた。結局、ポイント獲得のチャンスを得るには、昨日の予選をもっと良くして、もっと上位でスタートする必要があった。次の数レースでは予選を最適化する必要がある」

    12位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今週末、地元のファンの前でポイントを獲得できなかったのは残念だ。週末を通してペースに苦しみ、今日のレースではタイヤのデグラデーションがひどくて苦戦した。今後数戦のレース週末は厳しいものになりそうだけど、集中してさらに懸命に努力し、改善を目指す。来週末はオーストリア、そしてチームのホームレースであるシルバーストーンが待っている」

    13位:周冠宇(ザウバー)
    「今日は特に、ここ数戦と比べて良いレースができた。一日の大半でかなり強かったし、ハースと戦うことになるとは思っていなかった。確実に前進できたという実感がある。唯一の汚点は1周目だ。アウトサイドに出て順位を上げようとしたけど、グラベルで危うく失速しそうになった。それでも挽回できたし、全員が完走したレースで、13位は精一杯の結果だったと思う。前進できたことを嬉しく思う。結果という点ではなく、マシンのフィーリングという点で、ちょっとしたブレークスルーのように感じている。以前よりずっと快適に感じた。マシンを好きな場所に置き、以前と同じようにコントロールできた。これは大きな一歩だし、僕たち全員に、引き続き作業してギャップを縮めるモチベーションを与えてくれる。この調子で続けて、すぐにポイント圏内に戻れることを願っている。シーズンの初め、ミッドフィールドの上位にいた時の状態にかなり近づいていると思うし、オーストリアで再びトラックに戻るのが楽しみだ」

    14位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はチャレンジになることは分かっていたけど、それでも厳しいレースだった。2ストップ戦略を採用したけど、予想通り、レースの大部分はタイヤのデグラデーションを管理することに費やされた。今週末は競争力が足りなかったので、オーストリアに向けてさらにパフォーマンスを発揮できるよう取り組む必要がある」

    2024年F1 スペインGP 決勝

    15位:ダニエル・リカルド(RB)
    「15位は残念な結果だけど、レースの内容には満足しているし、2ストップ戦略をマネジメントできたことはよかったと思う。昨日は予選でなにか足りない気がしていたけど、今日のレースでは力を最大限に発揮することができ、いいレースになった。タイヤのマネジメントをして必要な時にプッシュすることができたけど、それ以上のことがこの週末はできなかった。このようなレースウイークから学ぶことはたくさんある。新しいパッケージにはなにかが足りていないようで、ポジティブなこともいくつかあったけど、取り組まなくてはいけないこともあった。連戦で時間がないので、今夜からオーストリアへの準備を進めたいと思う」

    16位:バルテリ・ボッタス(ザウバー)
    「今日は戦略を分けて、アグレッシブな戦略をとろうと決めた。ソフトコンパウンドの感触は最初はかなり良くて、今日のベストタイヤになるかもしれないと思っていたけど、残念ながらそうではなく、すぐにデグラデーションが始まった。早めのピットインを余儀なくされ、最後のスティントは長くなりすぎてしまった。タイヤマネジメントもしなければならず、本来のペースを生かせなかった。今週末のポジティブな点としては、全体的なパフォーマンスは最近のイベントと比べて良い状態にあるように思われることだ。周が13位になったことからもそれがわかる。これは良いことだ。今週末はかなり進歩したけど、まだもっとやらなければならない。オーストリアに関しては、トラックレイアウトは異なるけど、予選で良いパフォーマンスを見せれば、再び混戦に加われると思う。スプリントイベントになるので、スタートから良い感触をつかむことが重要だ」

    17位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「残念ながら、ジャンプスタートをしてしまった。もちろん、それは僕の責任だ。衝動に駆られてしまい、少しそれを我慢しきれなかった。その結果、ペナルティを受け、さらにスローストップもあった。今日は本当に厳しい一日だった。ここでの週末はうまくいかなかったけど、オーストリアではもっと良い結果を出せることを期待している」

    18位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今週末はもっと上を目指していた。一方で、クルマは昨年に比べて大きく進歩しており、レースを通して正しい選択ができた。同時に、このコースは現実を突きつけられるコースでもある。より伝統的なコースでは、ダウンフォース不足と余分な重量、それに強風とコース温度が重なって、僕たちは遅れを取っていた。ミッドフィールドが強くなってきているので、やるべきことは明らかだ。今後は、オーストリアとシルバーストーンの方が僕たちに合っているはずだ」

    19位:角田裕毅(RB)
    「とてもタフなレースでした。マシンをハンドリングするのが難しく、いつものようなフィーリングを得ることができませんでした。なにかがうまくいっていないので、原因を分析してオーストリアではもっと力を発揮できるようになって戻ってきたいと思います」

    20位:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
    「今年最も厳しいレースの一つだった。タイヤのデグラデーションが急速に進み、毎スティントで1周目からタイヤをマネジメントしているような感じだった。チームにとって厳しい週末だった。昨年同様、バルセロナでは苦戦したけど、オーストリアとシルバーストーンでは好成績を収めたので、このトリプルヘッダーの残りレースで前進し、巻き返しを図りたい」

  • F1スペインGP 決勝:マックス・フェルスタッペンが優勝 角田裕毅は19位

    F1スペインGP 決勝:マックス・フェルスタッペンが優勝 角田裕毅は19位

    F1スペインGP 決勝の結果。6月23日(日)にカタルーニャ・サーキットで2024年のF1世界選手権 第10戦 スペイングランプリの決勝レースが行われた。

    土曜日のバルセロナは晴れ、気温24度、路面温度42度のドライコンディションで66周のレースはスタート。優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で今季7勝目。2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が入り、今季初表彰台を獲得した。

    角田裕毅(RB)は17番グリッドから3ストップ戦略を選択するもうまく機能せず、ピットレーンでのスピード違反による5秒ペナルティもあり、19位でフィニッシュ。2ストップを選択したダニエル・リカルドの方が上位の15位でフィッシュした。

    2024年 F1スペインGP 決勝 結果

    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    2.ランド・ノリス(マクラーレン)
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    6.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
    7.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    9.セルジオ・ペレス(レッドブル)
    10.エステバン・オコン(アルピーヌ)
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    12.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    13.周冠宇(ザウバー)
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    15.ダニエル・リカルド(RB)
    16.バルテリ・ボッタス(ザウバー)
    17.ケビン・マグヌッセン(ハース)
    18.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    19.角田裕毅(RB)
    20.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

  • 2024年 F1スペインGP 決勝:結果・順位表

    2024年 F1スペインGP 決勝:結果・順位表

    2024年F1 スペインGP 決勝の結果速報。6月23日(日)にカタルーニャ・サーキットで2024年のF1世界選手権 第10戦 スペイングランプリの決勝レースが行われた。

    優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。角田裕毅(RB)は19位だった。

    2024年 F1スペインGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン
    3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ
    6 55 カルロス・サインツJr. フェラーリ
    7 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン
    8 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ
    9 11 セルジオ・ペレス レッドブル
    10 31 エステバン・オコン アルピーヌ
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース
    12 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン
    13 24 周冠宇 ザウバー
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン
    15 3 ダニエル・リカルド RB
    16 77 バルテリ・ボッタス ザウバー
    17 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    18 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ
    19 22 角田裕毅 RB
    20 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ

    2024年 第10戦 スペインGP 開催スケジュール
    ■6月21日(金)
    フリー走行1: 20:30~21:30(13:30~14:30)
    フリー走行2: 24:00~25:00(17:00~18:00)
    ■6月22日(土)
    フリー走行3: 19:30~20:30(12:30~13:30)
    予選 : 23:00~24:00(16:00~17:00)
    ■6月23日(日)
    決勝: 22:00~(15:00~)
    ※日本時間(現地時間)

    2024年のF1世界選手権 第10戦 スペインGPの決勝レースが6月23日(日)にバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで開催され、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝。角田裕毅(RB)は19位と入賞はならなかった。

    2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、3周目にトップに立つと独走。ハーフディスタンスをこなした時点で後続に8秒以上の差をつけ、タイミングを選んでピットストップをする盤石の展開。バルセロナでは3年連続、今季7勝目、通算61勝目を挙げた。

    2位はランド・ノリス(マクラーレン)。ポールポジションからスタートしたノリスだったが、スタートでジョージ・ラッセル(メルセデス)とフェルスタッペンに先行を許す厳しい展開。だが、ソフトでの第1スティントを延ばし、第2スティントのミディアムタイヤで果敢にメルセデス勢をアタック。2回目のピットストップでなんとかラッセルの前に出て2位でチェッカー。ファステストラップをマークした。

    3位はルイス・ハミルトン(メルセデス)。スタートでラッセルに先行を許したが、チームメイトとは異なり、最終スティントでソフトを選んだことが奏功し、ラッセルを抜いて3位でフィニッシュ。待望の今季初表彰台を獲得した。

    4位はジョージ・ラッセル。4番グリッドから1コーナーを制してトップに立ったが、フェルスタッペンに抜かれて2番手で序盤を展開。その後、ノリスに抜かれると第3スティントにハードタイヤを選択。これは失敗に終わり、ハミルトンに抜かれて4位でフィニッシュした。

    5位はシャルル・ルクレール、6位はカルロス・サイツJr.とフェラーリ勢。第3スティントにソフトを選んだルクレールが、ハードを選んだサインツの前でフィニッシュ。フェラーリはバルセロナに大規模なアップグレードをもたらしたが、大きな効果を発揮することはできなかった。

    8位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。8位のピエール・ガスリー(アルピーヌ)はピットストップでタイムロスがあったが、それを跳ね除けて入賞。9位はセルジオ・ペレス(レッドブル)、10位にはエステバン・オコンが入り、アルピーヌがダブル入賞を達成した。

    角田裕毅(RB)は17番グリッドから3ストップ戦略を選択するもうまく機能せず、ピットレーンでのスピード違反による5秒ペナルティもあって19位でフィニッシュ。2ストップを選択したダニエル・リカルドの方が上位の15位でフィッシュした。

    今年のスペインGPは3年連続でセーフティカーが入らず、全20台が完走した。