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  • フェラーリF1のルクレール 「スペインのマシン問題の原因はわかってない」

    フェラーリF1のルクレール 「スペインのマシン問題の原因はわかってない」

    シャルル・ルクレールは、F1スペインGPの予選中に影響を受けた自身のクルマの問題をフェラーリがまだ解決していないことが「心配」であることを認めた。

    ルクレールはリアエンドのグリップ不足に悩まされているようで、予選中にマシンがピクピクしているのが目に見えていた。ルクレールは19番グリッドからスタートし、決勝では11位とポイント圏外に終わった。

    ルクレールは週末を通してマシンに問題があったのではないかと疑っていたが、レース後の検査で彼のSF-23に何の問題もなかったことを認めた。

    「僕のキャリアの中でこんなことが起こったのは初めてだ」とルクレールはメディアに語った。

    「すべての左コーナーで苦労していたし、予選後すぐにそう言った」

    「データ上では、すべての左コーナーで0.65~0.7秒を失っていることがわかったけど、その本当の理由はまだわかっていない」

    「これはもう少し心配なことで、その理由を理解するためにプッシュする必要がある。フィーリングは本当に本当に悪かった」

    シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ F1

    フェラーリはスペインでマシンに多くの新しい変更を加えたにもかかわらず、カナダでは新たなアップグレードをもたらさなかった。

    ルクレールは、タイヤの摩耗に厳しいトラックでの奇跡は期待していないが、チームが収集するデータから多くを理解することができると考えている。

    「このトラックでは、新しいものは何もないので、奇跡は起きないと思う」とルクレールは説明した。

    「でも、僕たちはパッケージを最大限に活用するためにクルマをセットアップする方法をもっと理解しようと努力する必要がある」

    「スペインでは、簡単に(セットアップ)ウィンドウから外れてしまい、パフォーマンスを大きく落としてしまった。多くのことを学んだし、今週末にはもっといい状態になると確信している」

  • サインツ 「プレッシャーのないフェルスタッペンのミスを誘発するのは困難」

    サインツ 「プレッシャーのないフェルスタッペンのミスを誘発するのは困難」

    スクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツは、マックス・フェルスタッペンがほかのドライバーに比べてミスをしない背景には、レッドブル・レーシングの2023年F1マシンの支配的な性質によるものだと見ている。

    昨シーズン、両方のチャンピオンシップを楽々と獲得したレッドブル・レーシングは、今年もF1フィールドの残りの部分に対して圧倒的なアドバンテージを広げ、これまでの7レースすべてで勝利を収めている。

    昨年、シーズン15勝という記録的な勝利を収めたフェルスタッペンは、2023年にすでに5回も表彰台の頂点に立っており、3年連続のドライバーズタイトルを楽々に獲得できそうな勢いだ。

    しかし、トロロッソ時代のフェルスタッペンの元チームメイトであるサインツは、今季フェラーリがまだレッドブルを捕まえることができ、フェルスタッペンにミスの可能性をもたらすようなプレッシャーを与えることができると主張している。

    「今シーズン、レッドブルを捕えるのは非常に難しいことは天才でなくともわかるだろう。だからと言って、フェラーリが捕まえられないというわけではない」とサインツはASに語った。

    「我々は努力していくし、レースに勝てないという意味ではない。僕たちは勝利のための努力を惜しまない」

    「これほど圧倒的な強さでプレッシャーもないレッドブルを相手に、マックスにミスを強いるのは難しいことだ」

    レギュレーションの最新時代を力強くスタートしたフェラーリだが、昨年7月以来1勝もできず、今季はランキング4位に低迷している。

    カルロス・サインツJr. スクーデリア・フェラーリ F1

    SF-23はトラブルが多く、予測不可能な挙動を示す。フェラーリは有望な予選結果を日曜のポイント獲得につなげようと苦心している。

    サインツは、フェラーリが年初に想定していた状況にないことを認めながらも、チーム全体が現在の苦境を改善するために全力で取り組んでいることを強調した。

    「スポーツ面では、複雑な形で始まった1年だった」とサインツは説明する。「それでも、文句は言えないし、僕はうまくいっている」

    「F1は常に相対的なもので、レッドブルが作ったマシンは最も支配的なもののひとつであり、メルセデスは正しい方向性を見つけたようだ」

    「フェラーリでは、僕たちが望んでいた場所にはいない。僕たちは真っ先に自己批判的であり、改善に努めている。これが現時点で僕たちが持っているものであり、私たちはそれを可能な限り最大限に活用することに焦点を当てている」

    長いスティントでのスピード向上を目的とした大幅なアップグレードパッケージを導入したにもかかわらず、フェラーリのレース当日の苦難はバルセロナでも続いた。

    ルクレールがまさかのQ1敗退となった一方で、サインツは母国グランプリでフロントロウを獲得した。

    しかし、サインツはタイヤデグラデーションに悩まされ、メルセデスの2人とレッドブルのセルジオ・ペレスにあっさり抜かれ、3つポジションを落として5位となった。

    ルクレールがトップ10圏外に沈み、メルセデスがダブル表彰台を獲得したことにより、フェラーリは2位争いですでに53ポイントの差をつけられている。

  • フェラーリF1首脳、新サイドポッドは「条件反射的なコピーではない」

    フェラーリF1首脳、新サイドポッドは「条件反射的なコピーではない」

    スクーデリア・フェラーリは、F1スペインGPに先立ってアップグレードパッケージを発表したが、それは昨シーズンの新時代の幕開けに公開されたマシンと比べて空力的なアプローチの変更を意味するものだった。

    2022年に白紙に戻されたF1マシンのデザインには根本的な違いが見られ、フェラーリ F1-75のサイドポッドの球根状の“バスタブ”形状は確かに目を引くものだった。

    フェラーリ SF-23で今シーズンを始めるにあたり、フェラーリはボディワークに磨きをかけたが、その時点で限界に達したと判断したようだ。

    バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでは、サイドポッドに顕著な変化が見られ、サイドポッドに顕著な変化が見られ、チーム曰く「リアウィングアッセンブリーとリアコーナーに向かう流れの調整に焦点を当て、異なる冷却フローマネジメントと組み合わせて、車全体の効率を改善」したダウンウォッシュランプを備えている。

    レッドブルが新レギュレーションで成功を収めたことを考えると、このようなスタイリングは「進むべき」デザインになっている。

    30年以上の経験を持つベテランF1エンジニアのジョック・クリアは、過去8年間をフェラーリで過ごし、現在はシャルル・ルクレールのパフォーマンス・エンジニアを務めているが、チームは昨年スタートした方向性に「確信」を持っていると主張した。

    「我々は皆、他の人がやっていることから学ばなければならないが、自分たちがやっていることからも学ばなければならない」とジョック・クリアは語った。

    「私たちは、誰かをコピーしているわけではない。彼らがやったことを見て、自分たちの風洞に戻り、それがうまくいくかどうかを試している。それがうまくいったからこそ、今、クルマに搭載されている。結局のところ、我々は科学に従従っているだけだ」

    「エアロダイナミクスの素晴らしいところは、このスポーツの素晴らしいところであり、私の場合、30年もの間、このスポーツを続けてきた理由でもある。毎日が違っていて、毎年違っていて、すべてのクルマが異なり、そして、我々はまだ学んでいる」

    「問題を解決する方法は無数にありますが、すべてを網羅することは決してできない。したがって、他の人がうまくやっているのを見て、それを自分の風洞に入れて、条件反射的な反応をして、うまくいかないからクルマからそれを捨てるようなことをしないよう律している」

    「それを整理し、自分の車に合わせて動作させるには、数か月かかる。そして、その結果が目に見えるものだ」

    モナコで初めて目撃され、スペインで機能することが証明されたメルセデスのアップグレードパッケージと同様に、バルセロナで見られたものは最初のステップに過ぎないことを示唆したクリアは、「この道をさらに発展させることになるだろう」と付け加えた。

    「我々は新たな道を模索し始めており、これはその結果だ」

    しかし、ジョック・クリアによれば、サイドポッドはあくまで補助的なものであり、より大きな変化はフロアに適用されるという。

    新しいフロアボディ、フロアエッジ、フロアエッジウィングを登場させたこの変更は、サイドポッドと合わせて、「局所的な流れの特徴を最適化し、荷重効果を高める」ことを目的としている。

    平たく言えば、グラウンドエフェクトカーの時代となった現在、この新しいデザインは極めて重要である。

    「サイドポッドで最も視覚的に見えるものは、おそらく主要な原動力ではなく、二次的なものだと思う」とジョック・クリアは語った。

    「フロアやディフューザーで何をしているかによって、ダウンフォースがどこから来るのかが決まり、それがフロア上部のさまざまな場所に空気を送り込むことになる」

    「ディフューザーを見て、『サイドポッドを変えよう』とはならない。リアホイール周辺のフロアで何が起きているかを見て、『よし、ここは体制を変えよう』となる」

    「その結果、別のサイドポッドを使用することになる」

  • F1解説:フェラーリF1、サイドポッド周りの形状変更で気流の剥離を軽減

    F1解説:フェラーリF1、サイドポッド周りの形状変更で気流の剥離を軽減

    フェラーリF1はスペインGPでボディワークの大幅なアップグレードを実施した。チームは非常に難しい週末を過ごしたが、それは必ずしもアップグレードと関係があるわけではない。この点については、フロントロウからのスタートで5位フィニッシュとなったカルロス・サインツも熱心に語っている。

    「アップグレードは機能していると思います」とサインツは語った。「しかし、おそらく最悪のサーキットにそれらを導入してしまった」

    今年のフェラーリはリヤの安定感に欠け、両ドライバーとも突然の不調を訴えている。最新のボディワークは、この問題を解決するためにデザインされたもので、リアへの空力的な負荷が増加し、より安定したものとなっている。

    この目的を達成するために、フェラーリはサイドポッドとエンジンカバーの形状を完全に変更した。サイドポッドは相変わらずワイドでハデなフロント形状(他社が採用するシャープなアンダーカットのフロントとは対照的)だが、上から見たときのワイド部分の長さが長くなっている。

    また、ワイド部の幅も縮小し、ワイド部の幅はそのままに、幅は狭く、長さは長くなっている。そして、それに伴う新しいフロアが、この変化の本質である。

    スクーデリア・フェラーリ F1新しいサイドポッドの「ワイド」セクションは、長くなり、狭くなった。

    なぜフェラーリがこの変更で自分たちの求めるものが得られると信じているのかを理解するためには、まず昨年のF1-75から導入された「ファット」なサイドポッドフロントがどのように機能しているかを見る必要がある。

    アンダーカットのないその断崖フロントは、気流を車体表面からアウトウォッシュし、その後、後方で車の中に引き戻され、サイドポッドがコークボトル部分に合流し、ディフューザー周辺につながる。

    この「コークボトル」エリアの圧力が低いため、サイドポッドの断崖フロントによってアウトウォッシュされた空気の流れが、クルマのほうに引き戻される。フロントでアウトウォッシュされた空気は、リアでインウォッシュされ、理想的にはこれら 2 点間できれいに一貫した放物線を描くことになる。

    スクーデリア・フェラーリ F1この変更は、気流が車体後部に向かう際の剥離をなくすための試みである。

    レッドブルスタイルのアンダーカットサイドポッドでは、幅の狭いサイドポッドの前面に溝を設け、底面や下縁に沿ったラインを描くことで流れを加速させている。

    レッドブルのものは、サイドポッド後方で、このラインはサイドポッド上部の下向きスロープから来る気流と合流し、2つの流れが合体して、空気が後輪の隙間からディフューザーを通過する際に余分なエネルギーを与えている。

    レッドブル流の「アンダーカット&ランプ」の組み合わせによる気流は、物理的な表面とほぼ接触した状態に保たれる。フェラーリの「アウトウォッシュ&インウォッシュ」は、出発点と再突入点の2つの地点の間でそれらの表面が残る。

    2つの方法は同じことをやろうとしている。ディフューザーの壁を通過する気流の速度とパワーを最大化し、ディフューザーを通過する気流の吸引力を高める(それによってアンダーボディの吸引力を高める)。しかし、彼らは異なる方法でそれを行っている。

    スクーデリア・フェラーリ F1フェラーリはサイドポッドと下部エンジンカバーの形状を完全に変更した。

    フェラーリはサイドポッドの「ワイド」セクションを狭くしたり長くしたりしているが、これは2つの接点間のカーブした放物線に沿うように設計された気流が「剥離」、つまり意図した経路から外れ、流れのエネルギーを散逸させていると考えているようだ。

    気流は、急な方向転換を求められると切り離されてしまう。ポッドを狭くすれば、意図した気流のカーブが浅くなる。幅広の部分を長くすれば、さらに浅くなる。

    もし、この気流の剥離が、リアエンドのもたつきの原因だとしたら、このサイドポッド形状の変更は、安定性を高めるのに役立つはずだ。

  • フェラーリF1、SF-23の矛盾に苦悩 「同じコンパウンドでも一貫性がない」

    フェラーリF1、SF-23の矛盾に苦悩 「同じコンパウンドでも一貫性がない」

    スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表であるフレデリック・ヴァスールは、運命を好転させようとする中で、ピレリタイヤを理解する上でのF1マシンの矛盾について詳しく述べた。

    アゼルバイジャンGPではシャルル・ルクレールがレッドブル以外で唯一のポールを獲得しているものの、2023年のタイトル獲得に向けた期待は、SF-23のレーススティントでのパフォーマンスが予選に比べて低下していることによって打ち砕かれた。

    スペインGPでは、カルロス・サインツの5位入賞のみという残念な結果に終わったフェラーリだが、バスールは、土日でのパフォーマンス差の原因をどのように突き止めようとしていることを説明した。

    「マイアミとバルセロナをレイアウトや舗装、タイヤへのエネルギーという点で比較することはできないが、全体的なイメージは同じだと言える」とバスールはメディアに語った

    「予選ではそこそこだが、、決勝ではそにいない。同じクルマでもコンパウンド間で一貫性がなく、場合によっては同じコンパウンド間でも一貫性がないこともある」

    「今、1,000人のスタッフがこれに取り組んでいるが、常に同じではないので、理解するのも修正するのも非常に難しい」

    「予選ではフリーエアで、決勝ではフリーエアでないのは事実だ。バルセロナでの最初のスティントでは、シャルルは前のクルマにかなり接近していたので、かなり苦戦したと思う」

    「僕らにとっての一番の問題は、高速コーナーでのラップ上のポテンシャルではなく、一貫性のなさなんだ」

    「例えばシャルルのマシンは、同じコンパウンド(ハードタイヤ)で第1スティントと第3スティントの間で、1回目のスティントはバランスが崩れ、最後スティントはまあまあの出来だった。カルロスの場合、彼はまずまずの第1スティントだっが、ミドルスティントで15~20秒を失った。」

    フェラーリはバルセロナに、レッドブルのコンセプトを反映したサイドポッドの変更など、大幅なアップグレードパッケージを持ち込んだが、バスールは進歩が見られると信じている。

    「ポテンシャルの面では一歩前進した」とバスールは言う。

    「少なくとも予選ペースではカルロスをフロントローに置くことができた。これはおそらく一歩前進だろうし、レースでは、アストンマーティンに対して一歩前進したと言えるが、予選から決勝まで、メルセデスに対して大きなデルタがあるため、十分とは言えない」

    「日曜日に良いレースをし、ポイントを獲得して戻ってくるために、すべての焦点を当てなければならない」

    スクーデリア・フェラーリ F1

  • ルクレールがF1モナコGPで着用したヘルメットが世界記録的な高値で落札

    ルクレールがF1モナコGPで着用したヘルメットが世界記録的な高値で落札

    シャルル・ルクレールがF1モナコGPで着用したヘルメットがオークションで世界記録的な高値で落札された。

    ルクレールは、レーシングスーツ、ブーツ、グローブ、ヘルメットなど、母国グランプリで使用した一連のワンオフレースギアをオークションに出品した。

    RMサザビーズが主催したこのオークションは、先月イモラでのグランプリが中止となったエミリア・ロマーニャ州の壊滅的な洪水で被災した人々への義援金を募るために開催された。

    この洪水により43の都市や町が被害を受け、17人が死亡、5万人以上が家を追われ、被害額は70億ユーロ(約1兆円)に上ると推定されている。

    『Charles Leclerc for Emilia-Romagna』の活動は、フェラーリやF1からの慈善寄付に加え、地域のために35万8000ユーロ(約5300万円)を集めた。

    ルクレールがモナコで着用したヘルメットは、オークションで30万6,000ユーロ(約4500万円)の値がつき、レーシングヘルメットの最高額記録を塗り替えた。

    これまでの記録は、1990年にアイルトン・セナが着用したヘルメットが16万2000ユーロ(約2400万円)で落札された2019年に樹立された。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) 2023年F1モナコGP

    ルクレールのレーシングスーツは6万1200ユーロ(約910万円)を集め、グローブは4万2000ユーロ(約630万円)、ブーツは2万400ユーロ(約300万円)で落札されました。

    サザビーズは、オークション終了後の声明で「このオークションの成功は、シャルル・ルクレールの才能とモータースポーツへの貢献を反映しているだけでなく、世界中の愛好家たちの寛大さと支援を示している」と述べた。

    「収益金はエミリア・ロマーニャ州の洪水で被害を受けた人々の生活に大きな影響を与えるでしょう」

    ルクレールは、ソーシャルメディア上で共有されたメッセージの中で、入札者と主催者に次のように感謝しました。

    「オークションに参加されたすべての方に感謝します」

    「358,000ユーロという金額は信じられないほどの金額であり、多くの人々を助けることになると確信しています。どうもありがとう」

    「すべてを素早く準備してくれたサザビーズにも感謝します」

  • フェラーリF1、リアサスペンションのアップデートはルクレールにより却下

    フェラーリF1、リアサスペンションのアップデートはルクレールにより却下

    スクーデリア・フェラーリは、2023年F1第8戦スペインPGで車両コンセプトを一新して注目を集めたが、RacingNews365の技術専門家パオロ・フィリセッティは、アップデートされたSF-23のすべてのパーツがレースで搭載されたわけではないと説明する。

    フェラーリがバルセロナに持ち込んだのは、かねてから期待されていた大規模な改造パッケージだった。しかし、その内容はまだ部分的なものでしかなかった。実際、リアサスペンションは今回のパッケージには含まれておらず、スペインGPの週末に行われたテストの段階で、ルクレール自身によって却下されたようだ。

    そのため、今後の開発でこの要素を目にすることはないだろう。サイドポッドは、RB19と同じように傾斜したリア形状を持ち、前バージョンの特徴であった放熱ルーバーも大幅に削減されている。

    実際、前バージョンのアッパープロファイルを特徴づけていた大きな「バスタブ」は、今では狭いチャンネルに縮小され、その内部にはサイズが縮小されたバイパスダクトと前面の水平スロットが通気している。

    スクーデリア・フェラーリ F1

    サイドポッドの下側を細くする作業は、レッドブルのもうひとつのコンセプトと密接に関係している。フェラーリは、ディフューザーの効果を高めるために、再整形されたチャンネルを通してより多くの空気をそのエリアに導くことを試みている。

    フロアのフロント部分では、リーディングエッジが全面的に変更され、サイドプロファイルも乱気流を外側に向けるためにフローダイバータを備えた拡大プロファイルが含まれている。また、フロアの後方部分と後輪前の補強ロッドの位置も全く異なる。

    これらの変更に伴い、フロントウイングも新しいプロファイルになり、リアウイングのビームウイングも進化している。これらは、より良いバランスを確保することで、タイヤの温存能力を高め、レース中のデグラデーションを大幅に低減させることを主な目的としたイノベーションとなる。

    スクーデリア・フェラーリ F1 SF-23

  • フェラーリF1のアップデートがカタルーニャ・サーキットで不発だった理由

    フェラーリF1のアップデートがカタルーニャ・サーキットで不発だった理由

    大幅にアップデートされたフェラーリを駆るカルロス・サインツは、ポールシッターのマックス・フェルスタッペンのレッドブルと並んでフロントローからスタートし、有望なポジションでスペインGPを迎えた。しかし、拮抗したスタートにもかかわらず、46秒差の4位でレースを終えた。

    フェラーリは、優勝したフェルスタッペンから1周あたり平均0.7秒の遅れをとり、トラック上でメルセデス2台とセルジオ・ペレスのレッドブル2台に追い抜かれた。

    まったく新しいサイドポッドレイアウトとそれに伴う新しいフロアがフェラーリに採用され、FP1ではサインツが新車、ルクレールが旧車を走らせ、オリジナル仕様と比較した後、フェラーリは残りの主松で2台のマシンにこのアップデートを施すことを決定した。

    リヤに大幅なダウンフォース増加をもたらし、リヤの不整合と感度を改善することが期待された。

    スクーデリア・フェラーリ カタルーニャ・サーキット(2023年F1第8戦スペインGP)フェラーリのアップグレードはスペインでは期待していたほどの影響を与えなかった。

    しかし、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットの高速ロングコーナーでは、各マシンのパフォーマンスはタイヤ、特にフロントタイヤとの相性の良さでいつも以上に支配されていた。

    これはシーズンを通してフェラーリの欠点であったが、このサーキットのレイアウトのせいで、レース当日には他のトラックよりもはるかに大きなダメージを受けることになった。特に、以前のラップの最後の遅いセクションが超高速セクションに置き換えられた今ではなおさらだった。

    左フロントタイヤのデグラデーションに悩まされたフェラーリのレースペースは、トラック上でオーバーテイクし、そのまま逃げ切った2台のメルセデスW14のペースに遠く及ばないものだった。フェラーリは最初のスティントでハミルトンに対する防御を試み、15周目にサインツを最初のピットストップに呼びこんだ。

    しかし、その結果、レース後半はさらに苦しくなった。ハミルトンとジョージ・ラッセルが最初のストップに入る前にそれぞれ9周と10周余分に走行したため、サインツは残りのタイヤセットをはるかに長く持たせる必要があった。

    スクーデリア・フェラーリ カタルーニャ・サーキット(2023年F1第8戦スペインGP)フェラーリは他の車ほどタイヤに優しくなかった。

    通常、9周前にピットインしたクルマは、その9周を新品のゴムで走るため、後続との差を大きく広げられるはずだ。しかし、フェラーリのデグラデーションは激しく、サインツのミディアムタイヤのペースはハミルトンのソフタイヤのペースに遠く及ばなかったため、ハミルトンはフェラーリのテールについていくことができた。

    はるかに新しいラバーを履いたハミルトンは、 ハミルトンはその直後、トラック上でストレートにパスすることができた。この序盤のサインツの最初のストップは、レース後半のサインツのファーストストップは、フェラーリとラッセル、ペレスとのペース差を拡大させることになった。2台とも難なくパスしていった。

    フェラーリはレッドブルやメルセデスと比べて、ウイングレベルをかなり下げて走行していたのが特徴的だった。これはサインツの予選ペースに貢献したが(ルクレールの姉妹車はまだ未確定のメカニカルトラブルの疑いがあり、Q1で敗退した)、レース当日にはよりタイヤに負担をかけることになった。

    このトラックがいかにタイヤに厳しいかを知る上で、フェラーリがなぜこのレベルのウイングを選んだのかが興味深いところである。先週のモナコやバルセロナでもそうだったが、縁石の上では乗り心地が悪く、予選ではクルマのバウンシングを誘発していた。ダウンフォースを増やしたことで、さらに悪化したのかもしれない。

    スクーデリア・フェラーリ カタルーニャ・サーキット(2023年F1第8戦スペインGP)チームは少なくともカナダでは、アップグレードがパフォーマンスをもたらすことを期待しているはずだ。

    フェラーリは、比較的小さなウィングを装着していても、プラクティスで経験したバウンシングをコントロールするために、マシンを高くしてさらにダウンフォースを放棄せざるを得なかったのかもしれない。

    あるいは、フロントが十分なダウンフォースを得られないために、大きなリアウイングとのバランスがとれず、過剰なアンダーステアとなった場合、レースではフロントタイヤがさらに厳しく罰せられることになったかもしれない。

    フェラーリの現在の開発状況では、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットは他のトラックよりもフェラーリの弱点を露呈したに過ぎない。レース後、サインツは「僕たちがもたらしたアップデートはうまくいったと思う」と総括した。

    「でも、僕らにとっては最悪のトラックでそれを導入したんだ」。

    したがって、バルセロナのパフォーマンスでフェラーリの開発状況を判断するのは間違いだろう。

  • フェラーリF1のサインツ、屈辱の母国GP 「上位勢と戦う価値すらなかった」

    フェラーリF1のサインツ、屈辱の母国GP 「上位勢と戦う価値すらなかった」

    母国グランプリを2番手からスタートしたカルロス・サインツは、母国のファンの前で表彰台を獲得することを夢見ていたに違いないが、その望みはすぐに打ち砕かれ、メルセデスドライバーとセルジオ・ペレスのレッドブルに敗れて5位でゴールした。

    スタートはとても良く、見事な蹴り出しをみせたサインツは、1コーナーでマックス・フェルスタッペンに挑んだ。だが、レッドブルに引き離された後、サインツはソフトタイヤで懸命に走ったが、ハミルトンより10周も早くピットインしなければならなかった。

    メルセデスのタイヤのアドバンテージはそれほど大きく、ハミルトンはこの後、サインツが完全に予想していた動きで簡単にパスすることができた。

    「実際、僕たちは自分たちの持っている力を最大限に発揮できたと思う」とレース後にサインツは語った。

    「スタートとレースペースの両方でベストを尽くしましたけど、レッドブルとメルセデスの2台は僕たちより速かったし、もう少し強いディフェンスをすることができなかったのがとにかく悔やまれる」

    「彼らと戦う価値すらなかった。彼らは一周後には僕を追い越してしまうだろう。ベストを尽くしたけど、残念ながらこれが今の状況だ」

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  • フェラーリF1、アップグレード導入も「タイヤ問題は解消せず」とルクレール

    フェラーリF1、アップグレード導入も「タイヤ問題は解消せず」とルクレール

    シャルル・ルクレールは、スクーデリア・フェラーリが問題を解決するためのアップグレードを導入したにもかかわらず、F1スペインGPでもレーストリムでタイヤを機能させることに引き続き苦労していると語った。

    シーズン開幕から大きな期待を裏切られたフェラーリは、レースペースと安定性を向上させるために、問題のあるSF-23マシンに一連のアップデートを導入した。しかし、ルクレールは土曜日の予選で、マシンのリアに異変を訴え、2019年5月以来となるQ1敗退を喫した。

    フェラーリはリアエンドを交換するためにスターティンググリッドからマシンを撤収させてピットレーンスタートを選択したものの、ルクレールはリバースストラテジーでもポイント圏内を突破させることができず、12位でチェッカーを受けた後、角田裕毅に対するペナルティで11位でフィニッシュした。

    ルクレールは、新しいパーツが期待通りの結果をもたらしたとしながらも、前戦と同じようにタイヤの予測不可能性に阻まれたと断言した。

    「今日もクルマのバランスは良かったが、パフォーマンスはまったく安定していなかった」とルクレールは語った。

    「ハードを2セット走らせたが、1セット目はかなり苦戦した。2セット目はそこそこ良くて、最後の方でピエール(ガスリー)を捕まえることができた」

    「すべてのデータを分析する必要がある。アップグレードは期待通りに機能しているように見えるけど、タイヤに何が起きているのかにいつも少し気を取られているし、正しいウィンドウにタイヤを入れるのに苦労している。それが大きな問題だ」

    「同じレースで同じタイヤを2回走らせたけど、レースの終わりには非常に悪い車から非常に良い車に変わっていた」

    「これからファクトリーに戻って、昨日の予選で何が問題だったのかを調べるつもりだ。それが今日僕たちを難しい状況に陥らせた原因だからね。やるべきことはたくさんある」

    フェラーリはレース前、ルクレールが悪夢のような予選を経験した原因を特定できなかったと結論づけた。

    ルクレールは、SF-23をスターティンググリッドから外して改造したことで、マシンのフィーリングが改善されたことを認めるが、フェラーリの2023年マサインの動作範囲が狭いために、日曜日のレースで新たな問題に遭遇したと語る。

    レース中にマシンをよりよく把握できたかと尋ねられたルクレールは「そうだね。制限は逆だった。昨日は、リアが超ゆるくて超奇妙だったけど、これはファクトリーで分析する。今日はフロントだった」と答えた。

    「ウィンドウがとても小くて、それが僕たちの弱点のひとつであることは分かっているし、そのようなコンディションで苦労しているのだから、それらを克服する必要がある」