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  • ルノーF1チーム、ヒュルケンベルグが9位入賞 / F1シンガポールGP

    ルノーF1チーム、ヒュルケンベルグが9位入賞 / F1シンガポールGP

    ルノーF1チームは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ニコ・ヒュルケンベルグが9位、ダニエル・リカルドは13位でレースを終えた。

    シリル・アビテブール(マネジングディレクター)
    「今日は“こうなっていたかも”という感覚がある。週末を通して、予選でもレースでもまずまずのペースを示していたが、ニコの2ポイントだけというのは、彼が1周目のカルロスとの接触で後方まで下がっていたことを考慮しても、彼にとってもチームにとっても少なすぎる報酬だ」

    「レースは多くのインシデントによって損なわれ、我々はそこから利益を得ることができなかった。予選失格からのダニエルの復活はこのようなコースで注目に値するものだったが、接触によってまた一からやり直しとなってしまった。再びスターティングポジションがいかに重要かが示された。それでも、スパやモンツァとは大きく異なるトラックでこの競争力レベルを取り戻せたことは励みになった。マシンが良くなっているという兆候であり、まだ今シーズンを見限ってはいけないということだ」

    ニコ・ヒュルケンベルグ(9位)
    「今日求めていた結果ではなかったが、レースから得られるものがあって満足している。1周目に接触すると常に難しくなるけど、落ち着いて、粘りのレースでなんとか2ポイントを獲得することができた。1回目のセーフティカーはちょっとラッキーだったし、そのおかげでミディアムを履いてポジションを上げることが可能になった。毎年ここはいろいろなことが起きるし、常に有利な状態にいなければならない。ここはオーバーテイクがとても難しいけど、うまくオーバーテイクできたので満足している」

    ダニエル・リカルド (13位)
    「今日は長いレースだったが、このような形で終えることになり残念だ。スタートでは何台かオーバーテイクして楽しかったし、まずまずの位置にいた。そこで自信を得て、リズムに乗ることがでいた。僕たちはすべてのボックスにチェックを入れ、集団になっていたほぼ全員を抜くことができた。それがインシデントで全て振り出しに戻たし、パンクにとって僕たちのレースはほぼ終わった。今日の僕たちはもっと良い結果にふさわしかった」

  • アルファロメオ、ジョビナッツィが3度目の入賞 / F1シンガポールGP

    アルファロメオ、ジョビナッツィが3度目の入賞 / F1シンガポールGP

    アルファロメオ・レーシングは、F1シンガポールGPの決勝レースで、アントニオ・ジョビナッツィが10位、キミ・ライコネンはリタイアでレースを終えた。

    フレデリック・バスール(チーム代表)
    「ジェットコースターのようなレースで1ポイントを獲得できたのはポジティブだが、今夜の展開を考えると少し悔やまれる。アントニオは素晴らしいなレースを走り、ほぼミスを犯すことなく、セーフティカーがあと数周早くに導入されていれば、彼にとって信じられないほど素晴らしい結果となっていたかもしれない」

    「アントニオは、ダメージを受けたマシンにもかかわらず、ポイントを確保することができたが、“タラレバ”の感覚が残っている。キミも非常に堅実なレースを戦い、スタート位置からいくつもポジションを上げ、ポイント獲得間近だった。残念ながら、劣化したタイヤと格闘している時にクビアトとのアクシデントに巻き込まれてレースを終えることになった。結局のところ、1ポイントは1ポイントだが、来週のソチではもっと多くを目指していく」

    アントニオ・ジョビナッツィ(10位)
    「激しいバトルのレースだった。自分とチームのために1ポイントを持ち帰ることができたのは嬉しいけど、もっと上位でフィニッシュできたはずとも感じている。理想よりもミディアムでの第1スティントを伸ばしてしまったけど、後から振り返るのは簡単だ。もっと早くピットインしていたら、7番手にいたノリスの前にいたかもしれない。タイヤの寿命の終盤は苦労したし、ダニエル(リカルド)との接触も助けにはならなかったた。フロントサスペンションにダメージを負ったまま残りのレースを走らなければならなかった。ステアリングが片側に引っ張られてしまい本当に大変だったけど、なんとしてもポイントが獲りたかったし、最後までこのポジションのために戦った。レースをリードしてフェラーリやメルセデスとトップ争いをするのは素晴らしい気持ちだった。家族の誰かがあのときの順位表のスクリーンショットを取っていてくれていることを願っているよ!」

    キミ・ライコネン(リタイア)
    「期待していたレースの結末とはほど遠いけど、仕方がない。僕のタイヤは劣化していたけど、最初のリスタートの後ではポジションを守れることができた。2回目のリスタートではタイヤが冷え切ってしまいポジションを3つ失った。それからは苦戦した。ダニール・クビアトとの事故で僕のレースは終わってしまったけど、どのみちたいした結果にはならなかった。ストレートで見たときには彼はかなり後ろにいたし、ターンインしようとしたときに彼が視界の片隅に入ったけど、反応するには手遅れだった」

  • レーシングポイント、不運が重なりノーポイント / F1シンガポールGP

    レーシングポイント、不運が重なりノーポイント / F1シンガポールGP

    レーシング・ポイントF1チームは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ランス・ストロールが13位、セルジオ・ペレスはリタイアでレースを終えた。

    オトマー・サフナウアー(チーム代表)
    「我々はロングゲームをしていて、レースが残り3分の1に差し掛かった時点では2台ともポイント獲得に向けて順調に進んでいた。不運なことにセーフティカー後のリスタートの1つで状況が崩れてしまった」

    「ランスはウォールにマシンを引っかけてパンクを起こし、彼のチャンスは終わった。セルジオはトップ10を走っていたが、オイル漏れが検知されたため、パワーユニットを保護するためにすぐにマシンをリタイアさせざるを得なかった。とにかく我々の日ではなかったし、チャレンジングな週末としては期待外れな結末だった。我々はこのようなレースから学ばなければならない。ロシア巻き返せるように懸命に仕事をしていく」

    セルジオ・ペレス(リタイア)
    「非常にがっかりしている。かなり要求の厳しいレースだっが、僕たちにとっていい流れで進んでい。僕たちは戦っていたし、辛抱強くアクシデントを避けていた。ここではそれが最優先だ。ポイント獲得に向けて最後まで順調に進めているように見えた。残念ながら、オイル漏れが発生して、チームからリタイアするよう言われた。今日はポイントを獲得できるという感触があったので本当に悔しい」

    ランス・ストロール
    「波乱に富んだレースだったけど、今日は僕たちの思うようにはいかなかった。良いスタートを決めて、強さもありそうだった。でも、セーフティカー後のリスタートでミスをして、ウォールに近づきすぎてパンクさせてしまった。シンガポールではウォールと距離を取り続けることが重要なので、その後は懸命に頑張った! 新しいノーズに交換するためにピットに入らなければならず、多くのタイムを失ったし、残念な後退だった。今日はポイントを獲得できる好位置につけていたと思うので本当に悔しい。僕たちにとっては忘れるべき週末なのは確かだ」

  • ハースF1チーム、ポイントまであと一歩届かず / F1シンガポールGP

    ハースF1チーム、ポイントまであと一歩届かず / F1シンガポールGP

    ハースF1チームは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ロマン・グロージャンが11位、ケビン・マグヌッセンが17位でレースを終えた。

    ギュンター・シュタイナー(チーム代表)
    「我々にとってエキサイティングなレースだったのは確かだ。最終的にポイントは獲得できなかったが、全体的にみんながよく頑張ってくれたと思う」

    「少し不運もあったが、過去2レースに比べればはるかにマシだ。レース前に誰かにこの結果を教えられていても信じなかっただろう。ポイントなしの11位と17位でフィニッシュだ。悪いタイミングで悪い場所にいたこともあった。チームは良い仕事を果たしたと思う。顔を上げて、前に進み続ける。いずれ我々の番が来ると思っている」

    ロマン・グロージャン (11位)
    「ポイントからそう遠くなかった。ケビンは序盤に素晴らしいレースを戦っていたし、僕が後方で苦戦しているときにはトップ10に食い込んでいた。僕たちは別々の戦略を試した。ミディアムタイヤでかなり長くステイアウトした。セーフティカーが入るのを待っていたが、自分がジョージ(ラッセル)と接触して導入された。映像を見てみる必要があるが、僕はあのコーナーの出口でできる限り左に寄ったつもりだ。ランオフエリアがない場合、行き場がないし、僕がウォールにぶつかって、そのあと2人が接触した。僕にはもうあれ以上のスペースは残っていなかった。レース終盤にまたセーフティカー期間があって巻き返すことができた。力を尽くして懸命にバトルしたが、ある時点からタイヤのデグラデーションが激しすぎた。最後の数周はちょっと感情的になってしまった!」

    ケビン・マグヌッセン (17位)
    「残念ながら、ファステストラップを記録したところで僕にとっては何の価値もない。トップ10を争っていたけど、セーフティカーのタイミングが不運だった。必死に頑張ったし、自力でトップ10に食い込めるようにかなり良い仕事をしていたと思うけど、運や幸運なピットストップもなかった。1周目は良かったし、マシンのペースも良かった。でも、その後のセーフティカーがすべて僕らに不利に働いた。それに加えてフロントウイングにゴミ袋を拾ってしまって、それを取り除くためにピットに入らなければならなかった。そこからは最悪だ、良いレースになるはずだったし、チームのみんながこれだけすごい仕事をしてくれていたのに、あんな形で取りこぼすなんて本当に気分が悪い」

  • ウィリアムズ、連続完走記録が途絶える / F1シンガポールGP

    ウィリアムズ、連続完走記録が途絶える / F1シンガポールGP

    ウィリアムズは、F1シンガポールGPの決勝レースで、ロバート・クビサが16位、ジョージ・ラッセルがリタイアでレースを終えた。

    デイブ・ロブソン(シニアレースエンジニア)
    「3回のセーフティカー導入で2時間レースの制限に近づく長く難しいレースだった。ジョージは残念なことにスタート直後に接触されてフロントウイングにダメージを負った」

    「その後、プライムのコンパウンドでロングスティントを走り、オープンエアでは好ペースを発揮していたが、グロージャンとのバトルの末、ウォールにぶつかってレースを終えることになった。ロバートは序盤のスティントでペースに苦戦したが、プライムのコンパウンドを履いた第2スティントは満足できるようになっていた。度重なるセーフティカーで同一周回にとどまり、集団にもついていくことができた。最後のリスタートではマグヌッセンが使い古したタイヤにかなり苦戦しており、ロバートがオーバーテイクを成功させて16位フィニッシュを遂げた。最後に履いたタイヤセットにバランスの問題を抱えていたため、その難しさを考えれば、最後までレースを管理する本当に素晴らしい仕事を果たしてくれたと思う。チームにとっては難しい週末となり、さらに今シーズン初のDNFを喫してしまったが、それでもシンガポールで過ごした時間からいくつか有益な点も得られた。今後、これが利益を生むはずだ。管理するのが難しいレースだったが、チームは力を合わせて非常にうまく取り組み、状況もしっかりと管理した」

    ロバート・クビサ(16位)
    「このレースがドライバーやマシン、タイヤにもたらす、ありとあらゆる困難にかなりうまく対応できたと思う。最後のタイヤセットはバランスに問題があったので、終盤の20周はものすごくチャレンジングだった。結果は最高ではないし、それは予想していたことだが、このレースの厳しさを考えると、このレースのゴールとして達成したものはとても大きいと思う。2~3年前の自分の状態は分かっているし、僕がこれだけ良いレースを戦えるなんて誰も信じていなかったはずだ」

    ジョージ・ラッセル(リタイア)
    「スタートから散々なレースだった。1コーナーでロバートとダニエル(リカルド)に挟まれてしまった。仕方ないことだけどね。レースが進むにつれてペースは良くなったように思えたけど、グロージャンがターン8のエントリーでオーバーテイクを仕掛けてきた。エイペックスでサイド・バイ・サイドになり、僕が勢いよくインサイドに飛び込んで彼よりも十分前に出た状態でコーナーを抜けた。その時点でアウトサイドにいる人は譲るべきだ。その次に起きたのは彼のフロントウイングが僕の左リアにぶつかり、僕はウォールにぶつかってしまった。まずまずの週末になりそうだったが、そのチャンスを逃すことになってしまった」

  • 2019年 F1 シンガポールGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    2019年 F1 シンガポールGP 決勝 | ピレリ タイヤ戦略解説

    ピレリが、2019年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGP 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    3番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルが優勝し、フェラーリに3連勝をもたらした。ベッテルは、ピットストップ戦略によって、チームメイトのシャルル・ルクレールを抜くことに成功した。ポールからスタートしたルクレールが2位でフィニッシュし、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが3位を獲得した。セーフティーカーが3回導入されたフィジカル面で厳しいレースで、トップ7が同じ戦略を採用した。

    キーポイント
    ・トップ9グリッドのドライバーがソフトでスタートし、トロ・ロッソのピエール・ガスリーを除く他のドライバーがミディアムでスタートした。11番グリッドからハードでスタートしたガスリーは、8位を獲得した。

    ・ベッテルは、「アンダーカット」に成功し、チームメイトに代わってトップに立った。ライバルたちよりも長い第一スティントを走行する戦略を採ったメルセデスのルイス・ハミルトンは、フェルスタッペンにアンダーカットされ4位でフィニッシュした。

    ・レース前半はペースマネジメントが見られた。

    ・レース後半に3度セーフティーカーが導入され、シンガポールグランプリでのセーフティーカー導入率100%の記録は今年も維持された。

    ・ルノーの両ドライバーは、代替戦略を余儀なくされた。ダニエル・リカルドは最後方グリッドからスタートし、ニコ・ヒュルケンベルグはオープニングラップでの接触によって同ラップでハードへ交換した。マクラーレンのカルロス・サインツも同様に1周でハードへ交換した。

    ・上位勢が同じ戦略を採った中、中段グループでは広範囲に渡る戦略が展開され、様々な1ストップおよび2ストップ戦略が見られた。

    各コンパウンドのパフォーマンス
    ・ハード C3:全ドライバーが使用し、不可欠なレースタイヤとなった。ガスリー、ヒュルケンベルグ、サインツらによる非常に長いスティントも見られた。

    ・ミディアム C4:アルファロメオのアントニオ・ジョヴィナッツィがミディアムで長い第一スティントを走行し、一時トップに立った。

    ・ソフト C5:レース前半、タイヤマネジメントが必要とされる中、ハミルトンがソフトでの最長オープニングスティントを走行した。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「タイヤ戦略が鍵となった興味深いグランプリでした。長いレースの後半に向けて、前半は燃料とタイヤをセーブするペースマネジメントが見られました。セーフティーカーは、大きなアドバンテージを即座に消してしまうことから、セーフティーカー導入を想定したタイヤマネジメントが必須要素となりました。3度のセーフティーカー導入は、タイヤの摩耗とデグラデーションをミニマムにしました。リアタイヤからの大きなトラクションを必要とするシンガポールでは、リアを保護するためにフロントに大きな負荷をかけるセッティングを行う傾向にあります。そのような状況下での、今日の摩耗とデグラデーションレートには満足しています。上位7名が使用したソフトからハードへ繋ぐ戦略が最適な戦略となりましたが、全3種類のコンパウンドは重要な役割を果たし、多様な戦略が展開されました。見応えのあるレースで、ワンツーフィニッシュを達成したセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレール、そしてフェラーリを讃えたいと思います」

    2019年 F1シンガポールGP タイヤヒストリー2019年 F1シンガポールGP タイヤ解説

  • ケビン・マグヌッセン、ファステストラップを記録も「何の価値もない」

    ケビン・マグヌッセン、ファステストラップを記録も「何の価値もない」

    ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1シンガポールGPでファステストラップを記録したものの、自分にとっては“何の価値もない”ものだと語る。

    序盤はトップ10入りを目指してレースを展開していたケビン・マグヌッセンだが、セーフティカー後のリスタート直後に観客席から飛んできたとみられるビニール袋がフロントウィングの左側に引っかかった。

    それによって4秒近くラップタイムが遅くなったが、チームもケビン・マグヌッセンもビニール袋が原因だとは気づかず、フロントウイングの破損を疑ってピットイン。ここでビニール袋に気づいて取り除き、新品タイヤに交換したことでファステストラップを記録。昨年のシンガポールGPに続いて2年連続のファステストラップとなったが、レース自体は17位で終えることになった。

    「残念ながら、ファステストラップを記録したところで僕にとっては何の価値もない」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「トップ10を争っていたけど、セーフティカーのタイミングが不運だった。必死に頑張ったし、自力でトップ10に食い込めるようにかなり良い仕事をしていたと思うけど、運や幸運なピットストップもなかった」

    「1周目は良かったし、マシンのペースも良かった。でも、その後のセーフティカーがすべて僕らに不利に働いた。それに加えてフロントウイングにゴミ袋を拾ってしまって、それを取り除くためにピットに入らなければならなかった。そこからは最悪だ」

    「良いレースになるはずだったし、チームのみんながこれだけすごい仕事をしてくれていたのに、あんな形で取りこぼすなんて本当に気分が悪い」

    17位のケビン・マグヌッセンがファステストラップを記録したことで、今シーズン初めて10位内でファステストラップを記録したドライバーに与えられるボーナスポイントが付与されないレースとなった。

  • セバスチャン・ベッテル、F1シンガポールGPのドライバー・オブ・ザ・デー

    セバスチャン・ベッテル、F1シンガポールGPのドライバー・オブ・ザ・デー

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、F1シンガポールGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。

    “ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。セバスチャン・ベッテルは、F1シンガポールGPの決勝レースで逆転優勝。昨年のF1ベルギーGP以来、22戦、392日ぶりの待望の今季初勝利となった。

    セバスチャン・ベッテル
    「昨日はマシンからすべてを引き出すことができなかったので、今日の内容には満足している。そろそろそうなってもいい頃だった! 過去数週間は、僕にとってあまり簡単とは言えなかったけど、最終的に状況を好転させられることはわかっていた。自分自身を信じ続けてきたし、今日は現場とマラネロのチームの素晴らしい助けもあって、いつも目指している結果を手にすることができた。タイヤを交換するためにピットインの指示があるまで、我慢比べをしていた。あれほど長く走り続けるとは予想していなかったけど、あの判断が鍵となった。目の前がクリアな状態でコースに復帰することができたし、自分のペースで走って他のドライバーに差をつけ、セーフティカーが出動した時点で、ほぼ5秒の差をつけて先頭を走ることができた。そのあとは、何度もレースが中断して、2回のリスタートがあったけど、集中力を保ってミスを避けることができた。今回の優勝できたからと言って、他のトラックでも競争力があると言うのは時期尚早だ。ここでは、モナコのように、先頭にいるマシンがペースを決める。ハミルトンは、ユーズドタイヤでは僕たちよりも強そうに見えたし、レースペースに関してはまだ宿題があるということだ。ここに持ち込んだアップグレードがうまく機能したし、競争力が向上した。僕たちは正しい方向に進んでいる」

  • F1 シンガポールGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    F1 シンガポールGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    2019年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPの決勝レースが9月22日(日)にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われた。

    優勝は、フェラーリのセバスチャン・ベッテル。昨年のF1ベルギーGP以来、22戦、392日ぶり、今季初勝利、通算53勝目を挙げた。2位にはシャルル・ルクレールが入り、フェラーリが1-2フィニッシュを達成。シンガポールGPで1-2フィニッシュを発生したのは初めてのチームとなる。フェラーリはこれで夏休み明けから3連勝となった。

    1位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「昨日はマシンからすべてを引き出すことができなかったので、今日の内容には満足している。そろそろそうなってもいい頃だった! 過去数週間は、僕にとってあまり簡単とは言えなかったけど、最終的に状況を好転させられることはわかっていた。自分自身を信じ続けてきたし、今日は現場とマラネロのチームの素晴らしい助けもあって、いつも目指している結果を手にすることができた。タイヤを交換するためにピットインの指示があるまで、我慢比べをしていた。あれほど長く走り続けるとは予想していなかったけど、あの判断が鍵となった。目の前がクリアな状態でコースに復帰することができたし、自分のペースで走って他のドライバーに差をつけ、セーフティカーが出動した時点で、ほぼ5秒の差をつけて先頭を走ることができた。そのあとは、何度もレースが中断して、2回のリスタートがあったけど、集中力を保ってミスを避けることができた。今回の優勝できたからと言って、他のトラックでも競争力があると言うのは時期尚早だ。ここでは、モナコのように、先頭にいるマシンがペースを決める。ハミルトンは、ユーズドタイヤでは僕たちよりも強そうに見えたし、レースペースに関してはまだ宿題があるということだ。ここに持ち込んだアップグレードがうまく機能したし、競争力が向上した。僕たちは正しい方向に進んでいる」

    2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「チームとしてはポジティブな週末だった。シンガポールに来た時はあまり期待は高くなかったので、1-2フィニッシュは嬉しい驚きだし、チームのハードワークが実を結んだ。とはいえ、もちろん僕は2位フィニッシュには少しがっかりしている。でも、僕たちのレースは、チームとして結果を最大化にすることを狙ったものだということはわかっている。だから、それを達成できたのはよかったと思う。僕たちには大きなポテンシャルがあるとわかっているし、残り6戦ではこの方向で仕事を頑張って、最高の仕事をするつもりだ。次のロシアを楽しみにしている」

    3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「もちろん常に優勝を目指して戦っているが、オーバーテイクが難しいこのようなコースで、一つポジション上げて表彰台を獲得できたことはとても前向きな結果だと思う。さらにいい結果を期待していたレースウイークではあったが、予選で他車が見せていたペースから考えると、3位は十分にいい結果ではないだろうか。レースはタイヤをうまく機能させるためにペースをコントロールすることが重要であり、幸運もあり、今日はそれをうまく実践することができたようだ。前方のルクレールがうまくタイヤをコントロールできずにペースが上がらず、それが原因で全車が僅差だったので、ハミルトンをオーバーテイクすることができた。「ピットストップ後はペースもよく、セーフティカー解除後も3番手を手堅く走行していた。残り数周の時にニュータイヤを装着したハミルトンが迫ってきたが、最後まで抑えることができた。ファン目線ではそこまでエキサイティングな一戦ではなかったかもしれないが、僕たちにとってここはただの公道サーキットというだけでなく、体にはタフながらも走っていて非常に楽しいという側面もある。このレースウイークは期待した結果には届かなかったが、引き続き次戦まで改善に努めたいと思う」

    4位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「全く期待外れな週末だった。最初のスティントではシャルルをずっと追いかけていたし、今日はレースに勝てるペースはあったと思う。今日の戦略ミーティングでアンダーカットの可能性を議論していたし、僕はリスクを取りたかった。でも、あの時フェラーリが先にピットインしたので、僕たちはその逆を選んでステイアウトした。ハードにプッシュしてタイヤのフィーリングも良かったけど、数周後には急速に劣化していった。今夜はミスを犯したけど、このチームは勝つときも負けるときも一緒だ。僕たちの哲学は誰かのせいにはしないことだ。それは1レースで変わるようなものではない。僕たちはハングリーで強力なフェラーリというチームを相手にしている。一人一人がより良い仕事をできるかどうかにかかっている。最高のチームだと信じているけど、プッシュしないといけない。今夜デブリーフをしてまたスクラムを組み、次のレースで反撃していきたい」

    5位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「今日は何かアクションが起きることを期待していたけど、たいしたことは起きなかった。まるでエアコンのないクルマで長時間のドライブをしているようなレースだった。レース終盤にアタックするために、前のクルマとタイヤ交換のタイミングをずらしてチャンスを作ろうとしたけど、うまくいかなかった。今日はクルマに速さがあったと思うけど、シンガポールでは2秒近くペース差がないとオーバーテイクできないし、前のクルマにアタックできなかった。僕たちはピットで順位を入れ替えることはしたくないし、ピットストップにはルールがある。常に先行するクルマが優先権を持っている。もし後ろのクルマが早めにピットインしてアンダーカットしてしまったら、もう一台がピットアウトしたときに前に出られるように調整する。この週末の結果には満足できない。予選と決勝から学べることはたくさんあるので、しっかり分析して全てを見直さなければならい。次はソチだ。通常、僕はあそこで調子がいい。でも、ストレートがとても長いので、再びフェラーリが速いと思う。簡単ではないけど、来週また反撃するチャンスを楽しみにしている」

    6位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル)
    「レース中のほとんどがタイヤをうまくマネージメントすることだったので、体力的には楽な一戦だった。最後の20周だけは、体がきついと感じるくらいのプッシュをしていた。6番手からスタートし同じく6番手でレースを終えたこのレースは『マネージメントとの戦い』と呼べるのではないだろうか。レースというよりは、淡々とプロセスを消化するだけの走行に感じたときもあった。レース中ずっとメルセデスの後ろでつかえてしまったことも、フラストレーションが溜まった。抜きにくいコースであるためピットストップでポジションアップを狙ったが、成功させることができず、さらに何度かセーフティカーが出てしまった。2スティント目でボッタスをオーバーテイクしたかったけど、メルセデスを抜けるほどのペースがなかった。最初から最後までシルバーのリアウイングを見続けながら走行したのは、全く楽しいことではなかったが、僕がプッシュすれば彼もプッシュし、タイヤをセーブするタイミングも同じで、まるで前方のハミルトンを前に行かせるため僕を足止めしているのではないかと思うほどだった。とはいえ、初めてのシンガポールでのレースは結果的にポジティブな一戦となった。ペースもだいぶよくなり、前進していると感じている。レース中にも関わらず、スピードアップにつながるテクニックを見つけることもできた。驚いたことに観客の中にタイの国旗を持ってきてくれた方々が大勢いて、ここでの一戦が僕にとってもとても特別なレースになった」

    7位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「最終的にはまずまずのポイントが獲れた良いレースだったし、他にやれることはなかったと思う。ベストなスタートが切ったが、前にいるみんなにつかまってしまった。全員がタイヤをセーフしようとしていた。これもレースだけどね。セーフティカーが何度か出て、自分たちに有利に働いたときもあったけど、そうでないときもあった。フレッシュなソフトを履いたヒュルケンベルグとガスリーに後ろにつかれてしまった。それから最後の数周はすごいプレッシャーだった。プッシュせざるを得なかったけど楽しかった。それまではすごくゆっくり流していたレースだったからね。今日は2人ともポイントを獲れていたはずなおで、序盤にカルロスがヒュルケンベルグに当てられたのは残念だった。ハードワークをしてくれたチームとファクトリーの全員に感謝したい」

    8位:ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
    「レースをとても楽しむことができた。最初のセーフティカーのタイミングではうまくいかなかったこともあったが、終盤はとてもエキサイティングなレースになった。序盤はうまくいっていたし、その時は、気付いていなかったが、ピットストップをする数周前には2番手を走行していたぐらい速さを見せることができた。しかし、セーフティカーのタイミングが悪く、3、4ポジション落としてしまい、とてもフラストレーションの溜まる瞬間だった。その後のライコネンをオーバーテイクすることに、全力を尽くした。マグヌッセンとストロールとのバトルはとてもエキサイティングだったし、ポイント獲得でレースを終えることができた。とても気分がいい結果だ。タフな一戦ではあったが、コンストラクターズチャンピオンシップでは混戦になっているので、チームにとってはすばらしい成果を挙げた一戦になった。チームと共に毎戦前進していると感じることができ、とてもうれしい。引き続きシーズン残りのレースも、チーム一丸となって戦っていきたいと思う」

    9位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
    「今日求めていた結果ではなかったが、レースから得られるものがあって満足している。1周目に接触すると常に難しくなるけど、落ち着いて、粘りのレースでなんとか2ポイントを獲得することができた。1回目のセーフティカーはちょっとラッキーだったし、そのおかげでミディアムを履いてポジションを上げることが可能になった。毎年ここはいろいろなことが起きるし、常に有利な状態にいなければならない。ここはオーバーテイクがとても難しいけど、うまくオーバーテイクできたので満足している」

    10位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
    「激しいバトルのレースだった。自分とチームのために1ポイントを持ち帰ることができたのは嬉しいけど、もっと上位でフィニッシュできたはずとも感じている。理想よりもミディアムでの第1スティントを伸ばしてしまったけど、後から振り返るのは簡単だ。もっと早くピットインしていたら、7番手にいたノリスの前にいたかもしれない。タイヤの寿命の終盤は苦労したし、ダニエル(リカルド)との接触も助けにはならなかったた。フロントサスペンションにダメージを負ったまま残りのレースを走らなければならなかった。ステアリングが片側に引っ張られてしまい本当に大変だったけど、なんとしてもポイントが獲りたかったし、最後までこのポジションのために戦った。レースをリードしてフェラーリやメルセデスとトップ争いをするのは素晴らしい気持ちだった。家族の誰かがあのときの順位表のスクリーンショットを取っていてくれていることを願っているよ!」

  • メルセデスF1 「ボッタスにアルボンを抑えさせたのはいい気分ではない」

    メルセデスF1 「ボッタスにアルボンを抑えさせたのはいい気分ではない」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1シンガポールGPでルイス・ハミルトンがアンダーカットさせるのを防ぐためにバルテリ・ボッタスにバックオフするよう頼むのはいい気分ではなかったと認める。

    バルテリ・ボッタスは、ルイス・ハミルトンよりも早くにピットインを済ませており、メルセデスはレッドブルからポジションを守りながら、レースをリードするフェラーリを攻略する方法を見つけ出そうとしていた。

    しかし、ルイス・ハミルトンの第1スティントを延ばすという決断は、バルテリ・ボッタスだけでなく、レッドブルのアレクサンダー・アルボンの後ろでコースに戻るリスクを生んだ。

    ルイス・ハミルトンがピットインする直前、メルセデスのストラテジストのジェームス・ボウルズは、ルイス・ハミルトンが前に出られるようにバルテリ・ボッタスに数秒後ろに下がってアレクサンダー・アルボンを抑えるように指示を出した。

    トト・ヴォルフは、そのようなメッセージを伝えるのは簡単なことではないと告白しつつ、先にピットインしたマシン勢のアンダーカットに対抗するためにはそれしか選択肢がなかったと感じたと語る。

    「我々があそこで行ったことは素晴らしい指示ではなかった。だが、アンダーカットは誰もが良そうしていたよりも強力だった」とトト・ヴォルフは語る。

    「フェラーリがセバスチャン(ベッテル)を先にピットインさせてドライバーの順位を入れ替えようとしたとは思っていない。そして、我々は勝利を守るために彼をステイアウトさせたことでルイスのポジションを危険に晒した」

    「バルテリにアルボンを抑えさせたのは、ルイスがアルボンの後ろで出ることになりそうだったからだ」

    「バルテリがああしてくれなければ、チームリザルトはもっと悪かっただろう。我々は彼に借りを作った」

    バルテリ・ボッタスは、選手権で自分のライバルであるルイス・ハミルトンをオーバーテイクせずにバックオフするのは不自然だと認めており、外部からは厳しいオーダーに見えたが、ハミルトンを攻撃することに意味はないと感じていると語る。

    指示が出たときは失望したかと質問されたバルテリ・ボッタスは「その時点ですでにわかっていたからね。僕たちには従う一定のルールがある」とコメント。

    「ピットストップの前には、予選が良かった方、ピットストップ前にまだ前にいる方が常に優先される。もちろん、短く走るか、長く走るかは選択できるけどね。彼は長く走ることを選択して、僕の後ろになった。そんな感じだ」

    「もし、僕が全開で走って彼をアンダーカットしていたら、アルボンもそうしていただろう。だから、その点に関してはチームのことを完全に理解しているし、その逆の場合でも彼は同じことをすることを知っている。逆になったら同じであることを確認するし、そうしてくれると信じている」

    「もちろん、外部からはかなり悪く見えるだろうし、私の側から見ても、バックオフして、チームメイトをオーバーテイクしないことは本能に完全に反している。それは意味をなさない」

    「でも、チーム内にどれだけ長くあったかはわからないけど、そういうルールがある。少なくとも僕が加入してからはね。でも、それは二人ともにある。ルイスだけではなく、二人ともにね。だから、問題はない」