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  • ピレリ:F1シンガポールグランプリ 決勝 タイヤ戦略解説

    ピレリ:F1シンガポールグランプリ 決勝 タイヤ戦略解説

    シンガポールグランプリ史上初めてのウェットレースとなった決勝では、スターティンググリッドのトップ6がインターミディエイトタイヤを装着し、7番手以降のグリッドではフルウェットとインターミディエイトが混在していた。

    路面がウェット状態だったレース前半、セーフティーカー導入が2回発生し、数名のドライバーがフルウェットからインターミディエイトへ交換した中、レッドブルのダニエル・リカルドは、インターミディエイトからインターミディエイトへ交換した。リカルドは、優勝したルイス・ハミルトンに続く2位でフィニッシュした。

    リスタート後、路面が徐々にドライになり、24周目、ハースのケビン・マグヌッセンとウィリアムズのフェリペ・マッサがスリックタイヤへ交換した最初のドライバーとなった。ウェットタイヤとスリックタイヤのクロスオーバーポイントが訪れると、スーパーソフトへ交換したトロ・ロッソのカルロス・サインツ以外の全ての上位勢がウルトラソフトへ交換した。サインツは、キャリアベストの4位でフィニッシュした。

    ルノーのジョリオン・パーマーとマクラーレンのストフェル・バンドーンもF1でのキャリアベストを更新した。ルイス・ハミルトンがウルトラソフトで計測した1分45秒008のファステストラップは、昨年のタイムを2秒以上短縮するものだった。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「このレース週末で初めて雨に見舞われたことから、スタート時点の状況は誰にとっても未知の領域でした。さらに、スタート直後のセーフティカーによって戦略の不確実性は高まり、トラックの状況変化に如何に対応するかという点が戦略上の重要課題となりました。レース前半は、インターミディエイトが最適の選択だったと思いますが、路面の乾きが遅いトラック上でフルウェットも強力に性能を発揮していました。ドライになると路面の改善が急速に進み、見事な走りを見せたカルロス・サインツ以外のドライバーはウルトラソフトでフィニッシュしました」

    シンガポールグランプリ タイヤシンガポールグランプリ タイヤ戦略ルイス・ハミルトンが、予測通りの1ストップ戦略で優勝した。しかし、インターミディエイトでスタートし、29周目にウルトラソフトへ交換する戦略は想定外だった。2位でフィニッシュしたリカルドは、セーフティカー導入周回中にインターミディエイトへ交換し、その後、ウルトラソフトへ交換した。フルウェットでスタートしたドライバー中の最上位は、5位でフィニッシュしたフォース・インディアのセルジオ・ペレスだった。

  • ルイス・ハミルトン 「アイルトン・セナが勝利に導いてくれた」

    ルイス・ハミルトン 「アイルトン・セナが勝利に導いてくれた」

    ルイス・ハミルトンは、F1シンガポールGPでの“衝撃的”な勝利はアイルトン・セナの精神が導いてくれたように感じていると述べた。

    メルセデスに不利だと見られたF1シンガポールGPで、5番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、上位勢の多重クラッシュを潜り抜けてトップに浮上。

    ウェットからドライへと変化するシンガポールでは未経験のコンディションのなか、3度のセーフティカーに集中力を保ちながら、体力的に厳しい環境での2時間のロングレースを制した。

    ルイス・ハミルトンは、波乱のレースで勝利するまでの間、1988年のF1モナコGPでレースをリードしながらもウォールにクラッシュを喫したアイルトン・セナのミスについて考えていたと述べた。

    「それでも大きなチャレンジだった」と語るルイス・ハミルトンは、レース中に彼のヒーローであるアイルトン・セナのことに思考が向いていたと述べた。

    「モナコで彼はリードしていてウォールにヒットした。そのことがいつも心に浮かぶ。僕もそのような経験をしてきたけど、そのことをいつも思い出すんだ。彼が僕に話しかけてくれているようなものだ」

    予選でペース不足を感じたルイス・ハミルトンは、日曜日にマリーナ・ベイ・サーキットに雨雲が広がったときに最善のチャンスが巡ってくると嬉しく思ったと語る。

    さらにレースではフェラーリ勢がダブルリタイアに終わっており、残り6戦でルイス・ハミルトンはセバスチャン・ベッテルとの差を28ポイントに広げた。

    「今日、僕たちにとってこれ以上に完璧なシナリオはなかった。とにかく僕たちは良いスタートを切って、1つでも順位を上げられるように良い戦略を立て、または他のクルマに信頼性問題が発生することを願うしかなかった」

    「でも、雨が降って、とても嬉しかった。僕がどれくらい嬉しかったか想像できないと思う。今日はダメージリミテーションについて考えていた…なので、完全に逆の方向に進んだのは衝撃だった。でも、僕はそれを受け入れるつもりだ」

    ルイス・ハミルトンは、夏休み後、3連勝を果たしている。苦手なサーキットを克服した今後は、メルセデスに有利とみられるサーキットが続くこともあり、タイトル獲得の可能性はさらに高まった。

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • キミ・ライコネン 「事故を避けることはできなかった」

    キミ・ライコネン 「事故を避けることはできなかった」

    キミ・ライコネンは、F1シンガポールGP決勝のオープニングラップでの事故を避けるためにやれることは何もなかったと述べた。

    好スタートを決めたキミ・ライコネンは、左側からマックス・フェルスタッペンを抜きにかかったが、右側のセバスチャン・ベッテルに寄せられたフェルスタッペンを避けきれず、3人は接触した。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンに非があるという批判家は視力検査を受ける必要があると反論している。

    キミ・ライコネンは「あれを避けるためにやれることは何もなかったと思う」と Sky F1 にコメント。

    「良いスタートを切ったけど、その後、残念ながら、接触があった。僕たちのレースが終わってしまったのは残念だ」

    「マックスがどこにいたかはわかっていたし、事故の原因が何であれ、何かが変わるわけではない。結果は結果だ」

    関連:【動画】 フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア

  • マックス・フェルスタッペン 「クラッシュの責任はベッテルにある」

    マックス・フェルスタッペン 「クラッシュの責任はベッテルにある」

    マックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPの決勝で自分を含めて多くのドライバーがリタイアに追い込まれたクラッシュを引き起こしたのはセバスチャン・ベッテルだと述べた。

    ウェットコンディションとなったF1シンガポールGP。2番グリッドからスタートしたマックス・フェタッペンは、ポールポジションのセバスチャン・ベッテルと真後ろから好スタートを切ったキミ・ライコネンに挟まれるかたちで2台と接触。

    スピンした勢いでフェルナンド・アロンソに突っ込み、クルマを大きく破損させてレースをリタイアした。その他3名もレースをリタイアしている。

    クラッシュの責任は誰にあるかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「ベッテルだと思う。彼は僕に幅寄せしてきた。たぶん、彼は左にキミがいるのを見ていなかったと思う」とコメント。

    「でも、それは言い訳にはならない。ワールドチャンピオンを争っているのであれば、あのようなリスクを冒すべきではないし、あんなに誰かに幅寄せするべきではない」

    「何が起こったかは見てわかると思う。ルイスはレースをリードし、僕たち3人はリタイアした。ベッテルが寄せてきているのがわかったので、後退しようとしたけど、リアタイヤよりもフロントタイヤの方が広くので、下がることができなかった」

    「レースアクシデントではない。真ん中にいた僕にはどうすることもできなかったし、結局3台がリタイアした。僕だけではなく、3人全員が痛みを負うことになった」

    関連:【動画】 フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア

  • ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダF1 「不運がなければもっといい結果を残せた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1シンガポールGPでのマクラーレン・ホンダの決勝レースを振り返った。

    雨でスタートした波乱のレースで、マクラーレン・ホンダはストフェル・バンドーンが7位でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソは好スタートを切ったものの、1周目の事故に巻き込まれた際のダメージが原因でレースをリタイアした。

    「スタート直前に降り出した雨により、波乱のレースになりました」と長谷川祐介はコメント。

    「フェルナンドはいいスタートを決めたものの、スタートの混乱に巻き込まれ、マシンに大きくダメージを負いました。クラッシュに巻き込まれなければ上位を走行できていたと思いますし、今週は速さがあったので、ダメージの影響により早々にレースを終えなければならないことはたいへん残念でした」

    「一方でストフェルは、スタート時の混乱をうまくすり抜け、入賞圏内でレースを続けました。いいペースを維持しながら、オーバーテイクが難しいこのサーキットで前のマシンを抜いたことや、タフなレースをキャリア最高の7位で走りきったことはすばらしかったです」

    「不運がなければ、両ドライバーともにもっといい結果を残せるポテンシャルはあったと思うと残念な部分もありますが、貴重なポイントを獲得してくれたことは、チームにとってポジティブな一歩になりました」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「スタート直前に雨が降り出したとき、今日のシンガポールGPはエキサイティングで予測不可能なレースになるだろうと思ったが、まさにその通りになった」とコメント。

    「そんな中、ストフェルはフルウエット、インターミディエイト、オプションのどのタイヤで走っているときも、常に戦いに挑み、マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、7位入賞という見事な結果を出した」

    「2回目のピットストップで出遅れなければ、6位も手が届く範囲だったと思う。ただフロントジャッキがうまく入らなかったために、左側のフロントホイールがフロアからちゃんと上がらず、タイヤを取り外すのに時間がかかってしまった。そこで出遅れたため、ストフェルは果敢な走りでジョリオン・パーマーに追従していたものの、結局、差を埋めることはできなかった」

    「一方、フェルナンドにとっては、非常に残念な一日だった。ウエットコンディションで見事なスタートを切ったにもかかわらず、1コーナーでマックス・フェルスタッペンのマシンと激しく衝突した。あまにも大きな衝撃だったため、マシンのボディが引き裂かれ、フロアに損傷を負い、最終的にはエグゾーストに穴が開くほどだった」

    「セーフティカーの後方でフェルナンドがピットを通過した際に、最初に受けたダメージを確認することができた。実際のレーススピードになると、レースを続行できない状態だということがすぐに明らかになり、その直後にマシンをリタイアさせなければならなかった」

    「自分たちのミスではないところで1台のマシンを完走させられなかったものの、今日はチーム全体にとってポジティブな一日だった。マレーシアの高速コーナーでは、今回ほどの競争力はないかもしれない。それでも今日の結果は、少しでもチャンスが訪れた際には、我々も上位でハードなレースが展開できるということを思い出させてくれるだろう」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • ストフェル・バンドーン、自己ベストの7位入賞 / F1シンガポールGP

    ストフェル・バンドーン、自己ベストの7位入賞 / F1シンガポールGP

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1シンガポールGPの決勝を自己ベストリザルトとなる7位でフィニッシュした。

    「今日はまさに波乱のレースだった!」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「序盤は雨が降る中でのレースとなり、難しい状況だった。そこで、トラブルに巻き込まれないようにしようと集中し、なんとかうまく回避できたと思う。それ以降は、自分のレースを進めた」

    「今日は、7位が自分にとってベストの結果だったと思う。6位を狙えるチャンスも一時はあったものの、2回目のピットストップで出遅れたため、うまくいかなかった。それ以降は、マシンの実力をできる限り引き出し、パフォーマンスを最大限にすることに集中した」

    「今日はいくつかポイントを獲得することができたので、週末をいい気分で終えられる」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

  • フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア

    フェラーリ2台とフェルスタッペンが1周目にクラッシュリタイア

    F1シンガポールGPの決勝で、フェラーリの2台とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がクラッシュにより1周目でリタイアした。

    F1シンガポールGPの決勝はスタートから波乱の展開となった。決勝前に降り出した雨により、10年で初めてウェットレースとなったF1シンガポールGP。フロントローのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン、そして、2列目から好スタートを切ったキミ・ライコネン(フェラーリ)が1コーナー前に接触。

    その後、再度接触したライコネンとフェルスタッペンはリタイアとなり、ベッテルもその後スピンを喫してリタイア。1周目にフェラーリの2台が姿を消すことになった。

    フェルナンド・アロンソも3台の接触に巻き込まれた。なんとかレースを続行したが、左リアのサイドポンツーンとフロアに大きなダメージを負い、テレメトリーのデータも失われる状態となり、9周目にレースをリタイアした。

  • F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

    F1シンガポールGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで今季7勝目

    2017年のF1世界選手権 第14戦 シンガポールグランプリの決勝が17日(日)にマリーナ・ベイ・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝した。

    今年で10回目を迎えるナイトレースのF1シンガポールGP。決勝前に市街地コースには雨が降り、10年で初めてウェットコンディション。現地時間20時、気温28.5℃、路面温度33.5℃でレースはスタートした。

    レースはスタートから波乱。フロントローのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、そして、2列目から好スタートを切ったキミ・ライコネン(フェラーリ)が1コーナー手前で接触。

    フェルスタッペンとライコネンはその後もう一度クラッシュしてリタイア。ベッテルも後に単独スピンを喫してリタイアする展開となった。

    このクラッシュによりセーフティカーが導入。過去10年でF1シンガポールGPのセーフティカー導入率は100%となっている。

    これでトップに立ったのは5番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)。視界良好なトップでリードを築いたハミルトンは、その後2度のセーフティカーでギャップを縮められるも首位をキープ。2時間の制限を迎えたレースをトップでチェッカーを受け、今季7周目をあげた。夏休み後3連勝、通算60周目。

    セバスチャン・ベッテルのリタイアにより、ハミルトンはチャンピオンシップのリードを28ポイントに広げた。

    2位にはダニエル・リカルド(レッドブル)、3位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続き、表彰台を獲得した。

    4位にはカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)が入り、自己最高リザルトを記録。5位にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、そして、7位にはジョリオン・パーマー(ルノー)が入り、今シーズン初ポイント&自己最高リザルトを獲得した。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが自己最高リザルトとなる7位入賞。フェルナンド・アロンソは、オープニングラップの3台の接触に巻き込まれ、マシンに大きなダメージを負ったことで9周目にレースをリタイアした。

    8位にランス・ストロール(ウィリアムズ)、9位にロマン・グロージャン(ハース)、10位にエステバン・オコン(フォース・インディア)が入り、ポイントを獲得した。

    2017 第14戦 F1シンガポールGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    4 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ
    5 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    6 46 ジョリオン・パーマー ルノー
    7 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ
    8 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    9 8 ロマン・グロージャン ハース
    11 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    12 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    13 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
      20 ケビン・マグヌッセン ハース
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
      9 マーカス・エリクソン ザウバー
      26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ
      14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ
      5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
      7 キミ・ライコネン フェラーリ
      33 マックス・フェルスタッペン レッドブル

    【F1 シンガポールグランプリ レース展開】
    決勝の30分前にコースには雨が降り、レースはウェットコンディションでのスタート。トップ10では上位6名と10番手のカルロス・サインツがインターミディエイト、ニコ・ヒュルケンベルグ、フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンがフルウェットを選択。

    スタートでいきなりの波乱。フロントローのセバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペン、そして、2列目から好スタートを切ったキミ・ライコネンが1コーナー前に接触。ライコネンとフェルスタッペンはリタイアとなり、ベッテルもその後スピンを喫してリタイアした。1周目にフェラーリの2台が姿を消すことになった。

    フェルナンド・アロンソも3台の接触に巻き込まれた。なんとかレースを続行したが、左リアのサイドポンツーンとフロアに大きなダメージを負い、テレメトリーのデータも失われる状態となり、9周目にレースをリタイアした。

    このクラッシュによりセーフティカーが導入。トップに立ったのは5番手スタートのルイス・ハミルトン。2番手にダニエル・リカルド、3番手にニコ・ヒュルケンベルグが続いた。

    5周目にレースは再開。ルイス・ハミルトンがリードを広げていく。

    11周目にダニール・クビアトがターン7でクラッシュ。2度目のセーフティカーが導入された。そのタイミングでダニエル・リカルドとセルジオ・ペレスがピットイン。二人ともタイヤはインターミディエイトを選択した。リカルドは3番手、ペレスは8番手でコースに復帰する。

    翌周にはルノーの2台、ストフェル・バンドーンがピットイン。タイヤはインターミディエイト。ヒュルケンベルグは5番手、パーマーは7番手、バンドーンは9番手でコースに復帰する。

    15周目にレースは再開。18周目にフェリペ・マッサがウェットからインターに交換する。
    雨は上がったが、市街地コースのシンガポールの路面はなかなか乾いていかない。バンドーンがストロールを交わして8位に順位を上げる。

    25周目。ケビン・マグヌッセンがドライタイヤに交換。続いてフェリペ・マッサもウルトラソフトに交換。ポイント圏外だった二人がギャンブルに出た。27周目にはランス・ストロールもドライタイヤに交換。マグヌッセンがセクター1で全体ベストを記録する。

    28周目。トップ10を走行していたカルロス・サインツとストフェル・バンドーンがピットイン。サインツはスーパーソフトを選択。その後、続々とドライタイヤに交換する。

    29周目。2番手を走行していたダニエル・リカルドがウルトラソフトに交換。ボッタス、ヒュルケンベルグ、ペレスもピットイン。

    翌周にはトップを走行していたルイス・ハミルトンがピットイン。トップでコースに復帰する。この周で全車がドライタイヤへの交換を完了した。

    38周目。マーカス・エリクソンがクラッシュ。この日3回目のセーフティカーが導入される。ここで4番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグがトラブルでピットイン。10番手でコースに戻り、表彰台争いから脱落する。

    3度のセーフティカーが入ったレースは2時間レースが適用。

    残り11分。ニコ・ヒュルケンベルグがトラブルでリタイア。残り5分。ケビン・マグヌッセンにもトラブルが発生してレースをリタイアした。

    優勝はルイス・ハミルトン。2位にはダニエル・リカルド、3位にはバルテリ・ボッタスが続いた。

  • F1 シンガポールGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 シンガポールGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2017年のF1世界選手権 第14戦 シンガポールグランプリの6予選が16日(土)にマリーナ・ベイ・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

    今週末はレッドブルが3回のフリー走行全てでトップタイムを記録しており、レッドブル優位とみられた予選。しかし、最後の最後でフェラーリがタイムを搾り出した。

    セバスチャン・ベッテルは、ウォールにマシンをヒットさせる気迫の走りをみせ、トラックレコードを更新する1分39秒491をマーク。2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.323秒差をつけて今シーズン3度目のポールポジションを獲得した。

    2列目にはダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。メルセデスは苦手意識の高いシンガポールで苦戦。ルイス・ハミルトンが5番手、バルテリ・ボッタスが6番手と3列目に沈んだ。

    マクラーレン・ホンダは、今シーズ2度目となる2台揃ってのQ3進出を果たし、フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが9番グリッドを獲得した。

    1番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

    「昨日は笑顔になれなかったけど、今日は笑顔になれるね。チームに所属しているときは、お互いに信じる必要があるし、これはそのパーフェクトな証拠だと思う。僕たちの金曜日は厄介だったけど、僕たちのチームは寝る間も惜しんで働いた。僕はそれに感謝している。スタッフは寝ないで作業して、朝食の時間にようやく眠りにつくことができたと思う。一方、ファクトリーではシャルル・ルクレールがシミュレーターで作業し、他の人たちはそのデータを分析していた。昨日、僕たちには十分な競争力がなかったと思うし、多くの答えが欠落していたように思う。予選開始時は、とにかく自分の仕事をすることを考えていた。そして、Q3でアタックして、それがうまくいったことをとても嬉しく思っている。僕たちにとって好転させたことが重要だ。悪い一日であれば、それを良い一日に変えたい。僕たちはいつも良い日々を過ごそうとしていからね。昨日は僕たちにとってとても重要だったと思う。なぜなら、そこから学ぶことができたからだ。厳しいレッスンだったけど、僕たちはクルマの理解を深めたし、トラックの進化もした。今の僕たちはクルマが必要としているものに対してより良いアイデアを持っていると思う。常に学習する必要があるレッスンはあるものだし、昨日、僕たちが悪い一日を過ごしたことを逆にとても嬉しく思っている。今日ポールを獲得できて嬉しい。いつだってそれは助けになる。でも、レースは明日だし、何が起こるか見てみるつもりだ」

    2番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「週末ずっとビルドアップはうまくいっていたし、どんどん速くなって、スムーズなリズムを掴んでいたので、2番手になれたことは本当に良い結果だと思う。他チームは昨日と午後のセッションから改善してくるだろうと予想していたので、良いラップを刻むためにちょっとリスクを冒した。最終セクターでもう少しタイムを見つけられたかもしれないけど、全体的にクルマと自分のパフォーマンスにはとても満足している。予選のクルマはセットアップ的にはベストなバランスだったし、それは本当にポジティブなことだ。最速タイムは自分にできるほぼ最大限だったし、セバスチャンがさらに良いラップを決めたというだけだ。レースペースはいいので、明日はチャンスがあると思う。だた、フェラーリもかなり多くを見つけているようだ。スタートが重要だし、何度かセーフティカーが出て、結果に影響を及ぼすことになるかもしれない」

    3番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「今日はポールポジションを獲れると本気で思っていたし、正直、ちょっとがっかりしている。セブの最後のラップは凄かったし、僕たちにはあのような走りはできなかった。Q3でのペースは良かったし、第1セクターではほぼ彼と同じタイムだっと思う。他に何ができたかはわからない。明日はいいスタートが切れれば、戦略で彼にプレッシャーをかけることができると思う。まだ僕たちには今回のレースで勝つための良いチャンスがあると信じている。ストリートサーキットとそれに伴う挑戦を楽しんでいるし、ウオールにこすったりね。明日は2時間でラップ毎にそのような走りができると感じているし、まだ集中力は切れていない。本当に勝ちたいと思っているし、明日はそのハンガルー精神が勝ることを願っている」

    4番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「昨日から難しかったし、今日も簡単ではなかった。トラック全体がとても運転しにくく感じたし、クルマを望んでいる位置に置いて、速く走るのが難しかった。いくつかのセクターでは僕たちは他よりも競争力があった。予選では昨日や午後のFP3と比べれば少しは良くなっていたけど、それでもプッシュするための快適なフィーリングにはほど遠かった。それでも良いタップを刻もうと戦ったし、ミスをしてラップタイムを失いやすい状況だった。4番手は理想的ではないけど、ここまで抱えていたすべての苦労を考えることにするよ。悪化していた可能性も十分にあった。少なくとも、僕たちは明日にむけてチャンスを手にしたし、もう少し運が向いて、ポジションを上げられることを願っている。新しい一日として取り組んでいくつもりだ。最近、僕たちのスタートはまずまずなので、良い進歩を果たして、どの位置で終えられるか見てみるつもりだ」

    5番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「毎年、僕たちにとってシンガポールは比較的に困難な状況になるし、ここに来るときに厳しい状況になることはわかっていた。レッドブルが速いとは思っていたけど、フェラーリがあそこまで強いとは予想していなかった。今日は全力を尽くしたけど、あれ以上クルマから引き出すことはできなかったし、最後の一滴まで搾り出したと思う。今日、ポイントが与えられるわけではないし、僕たちは明日ベストな仕事をすることに集中している。希望は捨てていない。ただ、ここはオーバーテイクには厳しいトラックだ。長いレースになるだろう。良いスタートを切って、少なくとも1台は抜けるように頑張ってみるつもりだ。セバスチャンの隣にはフェルスタッペンがいるので、スタートでは何が起こるかわからない」

    6番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「ここまで僕たちにとっては難しい週末になっている。僕たちはここで3番目に速いチームなのは明らかだし、それだけでは不十分だ。僕たちはクルマのセットアップを追求し、昨日と今日とで大きな変更を施したけど、それでも最適なセットアップはまだ見つけられていない。僕たちがそのセットアップであまりにクルマを走らせられていないことはラップタイムからもわかると思う。レッドブルとフェラーリとのギャップがここまで大きいことにはちょっと驚いている。2週間前、僕たちはモンツァで素晴らしい週末を過ごしていたのに、今は本当に苦しんでいる。今日の結果は僕たちがこのようなトラックで十分亜ダウンフォースとメカニカルグリップを生み出せないという問題をまだ抱えていることを強調している。そこが僕たちが取り組む必要があるエリアであることは明確だ。明日、表彰台を獲得するにはレースペースだけでは不十分なことはわかっているし、クリーンなレース、良い戦略、それとちょっとした運も必要だ」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「今週末、僕たちにはここで強力なパッケージがある。今日の予選ではマクラーレンと素晴らしいバトルをした。彼らは最終ラップまで優位に立っていたけど、なんとか本当にいいラップを搾り出すことができた。7番手スタートにはとても満足しているし、チームに努力の賜物だ。全員が良いレースをするために最大限のチャンスを与えてくれた。シンガポールGPが予測できないレースになることはわかっ

    8番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
    「予選で両マシンをQ3に進出させるという最初の目標は達成したので、仕事の50%は完了した。2つ目の目標は明日の決勝で両マシンが入賞することだが、僕たちのスターティンググリッドを考えると、それは可能だと思う。ここでのレースペースは、いつも少し不明なところがあり、なかなか読めない。昨日のロングランは十分な距離ではなく、このコースではオーバーテイクが困難なので、ポジションは1周目が終わった時点でおおむね決まってしまうだろう。だから、好スタートを切り、1コーナーでアクシデントに巻き込まれないように集中する必要がある。それ以降は集中力を維持し、ミスをしないようにする。非常に厳しいレースになるが、ポイントを獲得できればと思う。レースペースに関しては、上位6台のマシンは手が届かないほどの位置にいる。従って、僕たちは自分たちのポジションを死守し、可能であれば7位に浮上することを目標にする。明日、自分たちの仕事を成し遂げられるよう願っている」

    9番手:ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)
    「今回は両マシンのQ3進出を期待しながら、週末を迎えた。そして、今日それを達成できた。Q1とQ2では、両セッションを通して常にスピードがあった。ただQ3では、ライバルチームと比べて、タイムを伸ばすことができなかったように思う。それでも、今日はチームのメンバー全員がスムーズかつ、着実な仕事をしてくれた。今日はいいスタートを切れたが、本当に大事なのは明日だ。レース中に、セーフティカーの導入を何度か期待する場面がでてくるかもしれないが、今回はいい気分で週末を終えられるのではないかと思っている」

    10番手:カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)
    「今日はQ3に進出できたことにとても満足しているよ! 本当のことを言えば、昨日のFP2と今日のFP3の後は僕たちには競争力はないと思っていたし、今日はQ3はちょっと手が届かないと思っていた。でも、最終的に僕たちはとても良いラップをまとめることができた。予選でペースが戻ってきたし、とても満足しているよ! これからレースについて考える必要がある。簡単にはいかないだろうからね。残念なことに、僕たちの直近のライバルの何人かはここでよりも大きな前進を果たしているので、明日はミラーを見て、防御側のレースになるだろう。でも、その覚悟はできているし、このポイントポジションを維持するために全力を尽くすよ!」

    関連:【動画】 F1シンガポールGP 予選 ダイジェスト

  • F1シンガポールGP:決勝スターティンググリッド

    F1シンガポールGP:決勝スターティンググリッド

    FIAは、2017年 第14戦 F1シンガポールGPの決勝スターティンググリッドを発表した。

    F1シンガポールGPでグリッドペナルティが科せられるのは1名のみ。マーカス・エリクソン(ザウバー)がギアボックス交換により5グリッド降格。ただし、エリクソンは予選20番手だったため、全体的なスターティンググリッドに変動はない。

    ポールポジションはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。フロントローにはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が並ぶ。

    2列目にはダニエル・リカルド(レッドブル)とキミ・ライコネン(フェラーリ)、3列目にはルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのメルセデス勢が並ぶ。

    2017年 第14戦 F1シンガポールGP スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    3 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    4 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    6 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    8 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    9 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    10 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ
    11 30 ジョリオン・パーマー ルノー
    12 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    13 26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ
    14 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    15 8 ロマン・グロージャン ハース
    16 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    17 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    18 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    19 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
    20 9 マーカス・エリクソン ザウバー

    F1シンガポールグランプリ 各ドライバーの持ちタイヤ数

    F1シンガポールグランプリ 各ドライバーの持ちタイヤ数関連:2017 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール