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  • 【結果】 2023年 F1 第18戦 カタールGP フリー走行

    【結果】 2023年 F1 第18戦 カタールGP フリー走行

    2023年F1第18戦カタールGP フリー走行の結果速報。

    10月6日(金)にロサイル・インターナショナル・サーキットで2023年のF1世界選手権 第18戦 カタールグランプリのフリープラクティスが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマーク。2番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(アルファタウリ)は6番手だった。

    2023年 F1カタールGP フリー走行1回目 結果・タイム

    順位 No ドライバー チーム タイム
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分27秒428
    2 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1分27秒762
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分27秒090
    4 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分27秒919
    5 11 セルジオ・ペレス レッドブル 1分28秒016
    6 22 角田裕毅 アルファタウリ 1分28秒027
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 1分28秒171
    8 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分28秒336
    9 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分28秒380
    10 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分28秒441
    11 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 1分28秒550
    12 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分28秒590
    13 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分28秒679
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分28秒630
    15 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1分28秒732
    16 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分28秒821
    17 77 バルテリ・ボッタス アルファロメオ 1分29秒041
    18 24 周冠宇 アルファロメオ 1分29秒106
    19 40 リアム・ローソン アルファタウリ 1分28秒238
    20 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分28秒502

    ■10月6日(金)
    フリー走行1: 22:30~23:30(16:30~17:30)
    予選: 26:00~27:00(20:00~21:00)
    ■10月7日(土)
    スプリントシュートアウト: 20:00~20:44(16:00~16:44)
    スプリント : 26:30~27:30(20:30~21:30)
    ■10月8日(日)
    決勝: 26:00~(20:00~)
    ※日本時間(現地時間)


    2023年 F1カタールグランプリ フリー走行

  • 2023年 F1カタールGP:ロサイル・サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2023年 F1カタールGP:ロサイル・サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2023年F1第18戦カタールGPが、10月6日から10月8日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2023カタールグランプリのタイヤについて解説した。

    ピレリは、カタールGPにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)の3種類のソフトコンパウンドを持ち込む。これは前戦日本GPと同じノミネートとなる。

    1年の休止を挟み、ロサイル・インターナショナル・サーキットは、新しいアスファルトだけでなく、インフラも新しくなった。もともとMotoGP用に設計されたピットガレージは拡大され、数も増えた。新しいレースコントロール施設とメディアセンターも建設された。

    これまで開催された唯一のカタールGPを制したのはルイス・ハミルトンだった。ポールポジションからスタートしたメルセデスのドライバーは、ファステストラップを記録したレッドブルのマックス・フェルスタッペン、当時アルピーヌに所属していたフェルナンド・アロンソを抑えて優勝した。

    F1 カタールグランプリ

    2年前には幅広い戦略が見られた。ドライバーの半数がソフト、残りの半数がミディアムでスタートし、ピットストップの回数も1回から3回までさまざまだった。ハミルトンはミディアムタイヤで最初の2スティントを走り、最後にハードタイヤでスティントするという2ストッパーで優勝した。

    カタールグランプリはナイトレースとなり、予選とグランプリは20時(現地時間)にスタートする。土曜日は16時にスプリント・シュートアウト、20時30分にスプリント・レースがスタートする。サポートレースは予定されていないため、トラックは他のマシンから擦られることはない。

    サーキットの周囲には特別に緑地が作られているが、周辺の砂漠から砂が路面に吹き込むことも多い。このため、トラックエボリューションも重要なファクターとなり、新しいアスファルトによってそれが強調されることになる。

    この時期のカタールは気温が高く、レースまでの1週間はピークで40℃を超える。しかし、2021年に比べてセッションの開催時期が遅いため、2年前よりも気温の幅が広くなるはずだ。

    F1 カタールGP

    マリオ・イソラ(ピレリ モータースポーツ責任者)
    「F1は2021年のデビュー戦から2年ぶりにカタールに戻ってきた。だが、マシンは数年前に見たものとは大きく異なっており、ロサイル・サーキットは全面的に再舗装され、縁石も改良されている。理論上、このトラックの主な特徴は変わっておらず、メインストレートは長さ1キロ強、コーナーは16個あるが、過去2年間に行われた変更により、第1回グランプリから収集されたデータは比較的役に立たないことは明らかである。厳しさという点では、ロサイルはシルバーストーンや鈴鹿と同様、タイヤにとって非常にチャレンジングなサーキットだ。したがって、選ばれたコンパウンドがC1、C2、C3と同じなのは偶然ではない。コーナーの種類はかなり豊富で、そのほとんどが中速と高速。ターン12とターン14の間にある一連のコーナーは、最近のF1の歴史の中でタイヤにとって最も要求の厳しいコーナーの1つであるイスタンブールの有名なターン8を彷彿とさせる。このシークエンスは、好ラップタイムを達成するための最も影響力のある要素の1つでもある。全16コーナーのうち11コーナーが右コーナーであるため、特にフロントは左側に負担がかかるが、それでも2021年シーズンはタイヤにかかるエネルギーレベルは依然として2つのアクスル間で非常にバランスが取れていた。カタールGPを我々だけでなく、ドライバー、チームにとってよりチャレンジングなものにしているもうひとつの要因は、スプリントフォーマットの復活だ。金曜日のフリー走行は1時間だけで、セットアップを決定し、ロングランでのタイヤの挙動を評価する。さらに、予選と2つのレースが夜間に行われるのとは対照的に、セッションはアスファルトが温まる日中の暑い中で行われる。つまり、興味深い週末になるための準備はすべて整っている。コースに素早くうまく適応できれば、大きなアドバンテージを得ることができるだろう」

  • ルクレール F1カタールGP 「スプリント形式はどっちに転ぶかわからない」

    ルクレール F1カタールGP 「スプリント形式はどっちに転ぶかわからない」

    シャルル・ルクレールは、高温とスプリント形式のせいで、F1のカタールGPはスクーデリア・フェラーリにとって「信じられないほどうまくいくかもしれないし、信じられないほどうまくいかないかもしれない」と考えている。

    F1は今週末、2021年にデビューしたカタールに戻ってくるが、ロサイル・インターナショナル・サーキットはレイアウトに変更にはないものの、変更が加えられている。

    サーキット全体が再舗装された一方で、アグレッシブな縁石に微調整が加えられた。

    F1スプリントが復活する今週末は、ドライバーたちは週末のセットアップを固める前に日中の暑いコンディションで1時間のプラクティスしかできない。

    予選、スプリントレース、そしてグランプリ自体は、夕方の涼しい天候の中で行われる。

    また、今週末はサポートイベントがないため、敷かれるラバーはF1マシンのものだけとなることも状況をさらに強調している。

    「気温が非常に高いので、非常に難しいのは間違いない。通常は冷却の限界などを理解するのに少し時間がかかる」とルクレールは語った。

    「完全に再舗装されたトラックでの1セッションしかないし、たった1回のセッションで学ばなければならないことがたくさんある。だから、信じられないほどうまくいくこともあれば、信じられないほどうまくいかないこともある」

    「我々はこのレースがうまくいくよう、多くの準備をしてきたので、そうなることを願っている」

    今週末にタイトル獲得を狙うワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、「タフだね。とても暑いけど、夜になると少し冷える」と語った。

    「つまり、FP1で何をするかは予選に向けて明確ではなく、正しい判断を下すのが少し難しくなるし、ギャンブルや推測のようなものになる」

    「僕としては少し残念だ。このトラックでは、FP1/2でマシンをうまくセットアップして、予選に臨むことができれば、誰もが本当にベストを尽くすことができるので最高だからね。でも、仕方ない。彼らはここでそれを行うことを選択した」

  • F1カタールGP 2023年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    F1カタールGP 2023年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2023年 F1カタールGPの開催スケジュールとテレビ放送時間。2023年 F1世界選手権 第18戦 カタールグランプリの10月6日(金)~10月8日(日)の3日間にわたってロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される。

    2021年の初開催後、2022年のFIFAワールドカップのため1年間の休みを挟んで10年契約の初戦となる今大会。

    カタールの首都ドーハ近郊の砂漠に設けられたロサイル・インター・ナショナル・サーキットは照明設備を完備しており、決勝は現地時間20時スタートのナイトレースとして開催される。

    1周5.400kmのロングストレートと中速コーナーを組み合わせたレイアウトで、速度アベレージの高いサーキット。連続する中高速コーナーとヘアピンで鋭い旋回性が求められる上、タイム短縮には後半の高速コーナーでの安定性も欠かせない。

    カタールグランプリでは、今季4回目となる『F1スプリント』のフォーマットで開催される。2023年にスプリント週末のフォーマットは変更され、土曜日は決勝のグリッドに影響しない独立した予選と100kmのレースが行われる。

    金曜日にフリープラクティスと決勝のグリッドを決めるための予選が行われ、これまで土曜日にFP2として行われていた1時間のセッションは「スプリントシュートアウト」と題した予選に変更となり、スプリントのグリッドを決定する。SQ1は12分間、SQ2は10分間、SQ3は8分間と、従来の予選よりも短い時間で行われる。各フェーズで新品タイヤの使用が必須となり、SQ1とSQ2はミディアム、SQ3はソフトが義務付けられる。

    日本とカタールの時差は4時間。F1カタールGPのフリー走行1回目は、10月6日(金)の19時30分(現地時間13時30分)から行われる。

    2023年 第18戦 F1カタールGP 開催スケジュール
    ■10月6日(金)
    フリー走行1: 22:30~23:30(16:30~17:30)
    予選: 26:00~27:00(20:00~21:00)
    ■10月7日(土)
    スプリントシュートアウト: 20:00~20:44(16:00~16:44)
    スプリント : 26:30~27:30(20:30~21:30)
    ■10月8日(日)
    決勝: 26:00~(20:00~)
    ※日本時間(現地時間)

    2023年 F1カタールGP テレビ放送時間(フジテレビNEXT)
    ■フリー走行1
    10月6日(金) 22:20~24:10
    ■予選
    10月6日(金) 25:50~30:00
    ■スプリントシュートアウト
    10月7日(土) 21:50~24:00
    ■スプリント
    10月7日(土) 26:00~30:00
    ■決勝
    10月8日(日) 25:10~30:60
    ※時間はいずれも日本時間

    2023年 F1カタールGP ネット配信(DAZN)
    ■フリー走行1
    10月6日(金) 22:30~
    ■予選
    10月6日(金) 26:00~
    ■スプリントシュートアウト
    10月7日(土) 20:00~
    ■スプリント
    10月7日(土) 26:30~
    ■決勝
    10月8日(日) 26:00~
    ※時間はいずれも日本時間

    ロサイル・インターナショナル・サーキット
    FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023
    2023 カタールグランプリ
    サーキット名: ロサイル・インターナショナル・サーキット
    コース全長: 5.419km
    周回数:57
    レースディスタンス:308.611 km

  • F1カタールGP:ロサイル・サーキットを大規模リノベーション

    F1カタールGP:ロサイル・サーキットを大規模リノベーション

    ロサイル・インターナショナル・サーキットは、2023年のF1カタールGPの再開に先立ち、施設と安全対策を全面的に見直した。

    2021年の初開催後、2022年のFIFAワールドカップのため1年間の休みを挟んでの長期契約の初戦となる今大会、主催者は10月6日から8日の週末に多くのファンが訪れることを期待している。

    グランドスタンドの収容人数は40,000人に拡大され、駐車場インフラもアップグレードされ、F1パドッククラブを含むファンゾーンやVIPエリアも拡大された。

    さらに新しいメディアセンターやメディカルセンター、ピットビル、ガレージなど、パドック施設もアップグレードされた。

    サーキットには現在50のピットボックスが設置されており、主催者によると、このサーキットはカレンダーの中で最も多くのピットボックスが設置されており、関係者やファンがアクセスしやすいように地元の道路や交差点も改善されているという。

    「この素晴らしく大規模な改造は、何カ月にもわたる努力と野心と想像力の賜物であり、モータースポーツのスリリングな週末になることを約束する序章にふさわしいものだ」とカタール・モーター&モーターサイクル連盟とロサイル・インターナショナル・サーキットの会長であるアブドゥルラフマン・ビン・アブドゥラティフ・アル・マンナイは語った。

    「F1との長期的な合意は、カタールにとって大きな前進となる。カタールは、世界で最も権威のあるスポーツイベントの開催地として急速に名声を高めており、あらゆる面でファンを満足させるに違いない」。

    カタールグランプリ

    カタールで行われた安全性の強化
    スイスのジオブルグ(Geobrugg)社による新しいデブリフェンスも、サーキットの2.5km以上に設置された。

    FIAサーキット安全基準グレード1に準拠し、観客がトラックをより見やすくするために、新たに6メートルのデブリフェンスポスト間隔が採用された。

    「我々はカタールGPには多くのファンが来場することを予想しており、観客の安全確保は我々にとって最重要事項である」とロサイル・インターナショナル・サーキットのCEOであり、カタール・モーター&モーターサイクル連盟のエグゼクティブディレクターであるアムロ・アル・ハマドは語った。

    「我々は、トラックに最高レベルの安全対策を取り入れることを確実にした」

    ライトパネルやマーシャルポストも改良され、FIAとモーターサイクル統括団体であるFIMとの緊密な連携のもと、両種目のレースに適したトラックとなるよう、すべての機能強化が行われた。

    サーキットが両統轄団体の安全基準を満たし続けるよう、建設に先立ってトラック・シミュレーションが行われた。

    サーキットとMotoGPの契約は現在、2031年まで続いているが、来年からは世界耐久選手権が加わり、開幕戦が開催されることになり、、その視野を広げている。

    「ロサイル・インターナショナル・サーキットが、当社のデブリフェンス・ソリューションを採用するグランプリ会場のリストに加わることを大変誇りに思う」とジオブルグのモータースポーツ・ソリューション・ディレクターであるヨッヘン・ブラウンヴァルトは語った。

    「当社のデブリフェンスソリューションを採用するグランプリ会場のリストにロサイル・インターナショナル・サーキットを加えられることを大変光栄に思います」とジオブルーグ社モータースポーツ・ソリューションズディレクターのヨッヘン・ブラウンワースは語った。

    「開催地として、ロサイルは自動車レースとバイクレースの組み合わせをポートフォリオに加えて、ますます強くなっている。そのため、サーキットが最高のフェンシングの安全性を備えていることが不可欠だった」

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    2018 MotoGP世界選手権シーズンの幕開けを告げる第1戦カタールGPが、3月18日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、カクテルライトに照らされたナイトレースを見事な勝利で飾った。

    ドヴィツィオーゾは2列目からのスタート。良いスタートは切れず、オープニングラップ終了時点の順位は7位だった。

    しかし、その後はトップグループに食い込み、マルク・マルケス(ホンダ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(テック3ヤマハ)らとバトルを演じ、18周目についにトップに立った。

    だが、マルケスが執拗に食い下がり、最終コーナーで最後のアタックを仕掛けて来た。ドヴィツィオーゾはしっかりとインを守り、デスモセディチGP18の加速パフォーマンスを活かして、0.027秒差でフィニッシュラインを通過した。

    ドヴィツィオーゾがこれまでドゥカティ・マシンで記録した勝利数は7。ロリス・カピロッシと並んで歴代2位タイだったが、今回の勝利により、ストーナーに次ぐ単独2位となった。

    一方、チームメイトのホルヘ・ロレンソは、不運の展開を強いられた。3列目、9番グリッドからスタートしたロレンソは、スタート直後の混乱に巻き込まれたが、その後12周目には、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)やジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)とともに10番手までポジションを回復した。しかし、その直後の13周目、メカニカル・トラブルに見舞われてクラッシュ。リタイアを余儀なくされた。

    第2戦のアルゼンチンGPは、4月8日にテルマス・デ・リオ・オンド・サーキットで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04)1位
    「オフシーズンのマシンの進化が確認できていたので、今回の勝利は本当に嬉しい。スタートには失敗してしまったが、レースをうまくコントロールすることができた。オープニングラップでは、もしスロットルを緩めなかったらリンス(アレックス:スズキ)とクラッシュしていたと思う。その後は、タイヤを温存しながらポジションを回復した。終盤、ザルコをパスしてからはマルケスやロッシから逃げようと思ったが、タイヤのグリップが不足して、リードを拡げることができなかった。マルケスが最終コーナーで仕掛けてくることはわかっていたので、かなり注意をしていた。それが功を奏したようだ。オーストリアや日本の時よりも厳しくインを閉めてきたが、縁石に乗り上げながらインからパスできた。その後はデスモセディチのパワーを活かして振り切ることができた。本当に満足だ!」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) リタイア
    「最高の週末ではないことは確かだ。数多くのトラブルを抱えていて、あのクラッシュもフロントブレーキのトラブルが原因だった。2周目から違和感があったので、なんとか対応しようと思っていたが、状況はさらに悪化してしまった。おそらくはオーバーヒートではないかと思うが、イアンノーネ(アンドレア:スズキ)をもう少しで捉えられるところからマシンが止まらなくなったので、ダメージをさらに悪化させないように走行した。とにかく原因を究明して、トラブルの再発を防止しなければならない。ラップタイムは悪くなかっただけに残念だ。マシンに問題がなかったら、トップグループに近いところでレースができたと思う」

    クラウディオ・ドメニカーリ(ドゥカティ・モーター・ホールディングCEO)
    「素晴らしいレースだった!力のあるライダーが増えてきて、MotoGPがさらに面白くなっている。しかし、ここロサイルでは、我々のマシンは素晴らしいパフォーマンスを示し、本当に速かった。アンドレアは、スタートこそ手間取ったが、その後は見事なライディングだった。経験豊富で成熟したライダーであり、マシンに全幅の信頼を置いているので、レースを完璧にコントロールできたのだと思う。マルケスとロッシも素晴らしかったが、“デスモ・ドーヴィ”が一枚上手だった。ホルヘのリザルトは残念だ。ポジションを回復している時に不運なクラッシュに見舞われた。2018年開幕戦の勝利をドゥカティとドゥカティ・コルセの全スタッフに捧げると同時に、デスモセディチGP18をここまで仕上げてきた彼らの献身的な働きに感謝の意を表したい。マシンはすでに素晴らしい状態になっている!」

  • 【MotoGP】 ホンダ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    2018年 MotoGP 開幕戦カタールGP決勝は、予選2番手からトップグループに加わったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2位でフィニッシュした。

    予選2番手から好スタートを切ったマルク・マルケスは、オープニングラップを制するが、2周目にはポールポジションを獲得したヨハン・ザルコ(ヤマハ)がトップに立ち、マルク・マルケス、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)らとともにトップグループを形成した。

    そして終盤に入った18周目にドヴィツィオーゾがトップに立つと、マルク・マルケスがそれに続き、集団から抜け出す展開となった。そして迎えた最終ラップは、ドヴィツィオーゾとマルク・マルケスの一騎打ちとなり、最終ラップの最終コーナーのブレーキングでマルク・マルケスが一度は前に出るが、クロスラインで立ち上がったドヴィツィオーゾが、わずかの差で先着、マルク・マルケスは、0.027秒差の2位でフィニッシュした。

    ウインターテスト、そして開幕戦のレースウイークに入っても好調だったマルク・マルケスは、シーズンを通して苦手なサーキットの一つでもあるロサイル・インターナショナル・サーキットでフロントロー獲得の2番手グリッド獲得、決勝では2年ぶりに表彰台に立つ絶好のスタートに明るい表情だった。

    予選4番手から決勝に挑んだカル・クラッチローは4位でフィニッシュした。オープニングラップは、マルク・マルケス、ザルコ、ペドロサ、ロッシ、ペトルッチに続く6番手。4周目にはペドロサを抜いて5番手に浮上。さらに終盤になると、ペースを落としたザルコを抜いて4番手に浮上した。トップ3の戦いに加わることはできなかったが、終盤は、優勝争いのグループと同じペースで走り、今季の活躍を期待させた。

    序盤、マルク・マルケスに続いて3番手を走行したダニ・ペドロサは、リアタイヤのグリップに苦戦。思うようにペースを上げられずポジションを落とし、最終的に7位でフィニッシュした。期待した結果は残せなかったが、序盤はとても力強い走りをみせた。マルク・マルケス同様、ペドロサもロサイル・インターナショナル・サーキットを苦手としている。そのサーキットで好スタートからトップグループに加わり、ウインターテストの成果を感じさせた。結果は期待したものではなかったが、次戦アルゼンチンGPに向けて手応えのあるレースとなった。

    予選14番手から決勝に挑んだフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)がルーキー勢トップの12位でフィニッシュした。好スタートを切ったモルビデリは、オープニングラップ12番手につけると、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、ティト・ラバト(ドゥカティ)らとグループを形成した。ウインターテストでは、MotoGPマシンの攻略にやや苦戦したモルビデリだったが、本番を迎え、大きな一歩を刻んだ。

    トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は16位。中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、予選23番手から追い上げて17位でフィニッシュした。

    マルク・マルケス (MotoGP 2位)
    「なんというレースでしょう。このサーキットはカレンダーの中で最も苦戦する一つなので、2位でフィニッシュすることができてとてもうれしいです。プレシーズンテストで、期待していたことが分かりました。レースではハードフロントタイヤを選択しました。左コーナーで少し苦しみましたが、ミディアムではレースを完走できなかったと思います。最終コーナーでドビ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)をパスしようとしましたが、彼に負かされてしまいました。正直そうなるんじゃないかと思っていましたが、それでもなにか方法がないかとトライしました。最後はドビの方が僕より持っているものがありました。彼にふさわしい勝利でした。スタートで彼が少し後ろにいましたが、彼が来るのを待っていました。彼の戦略は最後にプッシュすることだと分かっていたし、彼が(ヨハン)ザルコをパスしたとき、『さあ、行くぞ』と自分に言い聞かせました。彼についていき、もう少しではらんでしまうところでしたが、素晴らしいレース、素晴らしいショーになりました。一番うれしいことは今回ストレートで彼についていくことができたことです。これはとてもいいことです」

    カル・クラッチロー (MotoGP 4位)
    「うれしいです。今日の目標は表彰台に立つことでしたが、ポイント圏内でフィニッシュすることも、一つの目標でした。これは過去2年、達成できなかったことだからです。今年もチャンピオンシップは長いです。冬の間素晴らしい仕事をしてくれたLCR Honda CASTROLチームに感謝したいです。Hondaとして、マニュファクチャラーとして、彼らはエンジンで最高の仕事をしてくれました。これでストレートでは、さらに戦闘的になりました。今日は表彰台のみんなを称賛したいです。彼らは素晴らしいレースをしました。そして楽しかったです。(ヨハン)ザルコの後ろについたとき、『輪ゴム』がはじけたように前の3人が離れてしまいました。彼をパスしたときに僕は彼らと同じようなペースでしたが、彼らに追いつくことはできませんでした。しかし、離れることもありませんでした。それが分かったとき、とにかく完走して13ポイント持ち帰ろうと決めました。次戦は過去にいい結果を残したアルゼンチンなので楽しみです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 7位)
    「全体的にマシンは十分うまく機能していました。レースウイークを通してフィーリングが上がったのでうれしいです。ハードフロントタイヤはとてもいい選択でした。コーナー進入でハードブレーキすることができましたし、安定したペースをキープできました。レースウイークを通してフロントの感触を改善するためにかなり取り組みました。いいスタートを切ることができました。序盤のコーナーの走りには満足しています。残念ながらリアのフィーリングがあまり力強くありませんでした。タイヤはかなりスピンして、3コーナーやセクター4のほかのコーナーでもリアが流れました。開幕戦はとても重要です。この問題がなければ、表彰台争いができたと思うと、とても残念です。でも今後のレースへ向けて自信になりました」

    フランコ・モルビデリ (MotoGP 12位)
    「思っていたよりいい結果でしたし、とてもいいデビュー戦になりました。チームから与えられた目標を果たすことができて、とてもうれしいです。いいスピードがありましたが、最も重要なことはレースを完走し、学ぶことでした。それをこなすことができました。レース序盤はホルヘ・ロレンソやマーベリック・ビニャーレスと走っていました。とてもいい気持ちでした。MotoGPについてさらに理解を深めて前進できるように引き続き、がんばらなければなりません」

    トーマス・ルティ (MotoGP 16位)
    「ポイント圏外でしたが、初めてのレースで16位になれてうれしいです。ウィンターテストを終えたときに思っていたよりもいい結果でした。レースではブレーキングエリアに少し問題があり、何度かはらんでしまい、かなりタイムをロスしました。でも全体的にはテストで学んだように走ることができました。これからすべてを分析して、次のアルゼンチンで前進できるように取り組みたいです」

    中上貴晶 (MotoGP 17位)
    「昨日のフリー走行で転倒した1号車が完ぺきな状態ではなく、今日は2号車で行くことにしました。2号車は、昨日リアホイールのセンサーに問題がありましたが、それも解消して決勝に挑みました。初めて経験するMotoGPのレース。22周を走って、ものすごく勉強になりました。終盤の10周は、1分56秒前半で走れました。このペースで最初から走れていたらトップ10に入れたと思うので、その理由をしっかり確認したいです。今日のレースをしっかり理解できれば、次につながると思います。初めてのMotoGPレースとなりましたが、本当に勉強になりました。次のアルゼンチンで成長した走りをみせたいです」

  • 【MotoGP】 モビスター・ヤマハ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    【MotoGP】 モビスター・ヤマハ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシが、2018シーズン開幕戦で3位表彰台を獲得。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスも1周目の15番手から6位まで挽回し、貴重なポイントを獲得した。

    バレンティーノ・ロッシは8番グリッドから絶好のスタートを切り、オープニングラップで4番手に浮上。さらに表彰台圏内を目指してダニ・ペドロサ(ホンダ)との差を詰めてゆき、2ラップ目を終えたメインストレートでこれに並んで3番手に浮上した。

    前をいくのはヨハン・ザルコとマルク・マルケス(ホンダ)。速いペースではあったがバレンティーノ・ロッシはこのふたりを逃がさないよう1分55秒台をキープする作戦をとる。そして5ラップ目にはマルケスをパスして、いよいよザルコに照準を合わせ11ラップ目の第1コーナーではらんで、アルク・マルケスとアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)に先行を許してしまった。

    最後の5ラップでは、ドビツィオーゾとマルケスには届かなかったものの、ザルコをパスして安定した走りで追いすがる後続を突き放し、トップから0.797差の3位でチェッカーを受けた。

    一方のマーベリック・ビニャーレスは慎重なスタート。予選12番手から15番手へ後退したが、徐々にリズムをつかむと3ラップ目からチャージを開始し、トップグループと同等のペースで周回を続けて少しずつ近づいていった。残り10ラップになったところで、アレックス・リンス(スズキ)とホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がリタイアし、マーベリック・ビニャーレスは10番手へ。次のラップではジャック・ミラー(ドゥカティ)を、さらに1ラップ後にアンドレア・イアンノーネ(スズキ)をパスして8番手に浮上した。

    この時点でトップグループを視野に捉えたマーベリック・ビニャーレス。その差は2.5秒ほどあったが、ハイペースをキープして残り3ラップでついにペドロサの背後に迫り1ラップ後にパス。さらにザルコもパスすると、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)にも迫るがわずかに届かず6位でチェッカーを受けた。

    この結果、バレンティーノ・ロッシはランキングトップから9ポイント差の3位。マーベリック・ビニャーレスは15ポイント差の6位。またコンストラクターランキングでは3位、チームランキングではMovistar Yamaha MotoGPが3ポイント差の2位につけている。

    バレンティーノ・ロッシ (3位)
    「すばらしい戦い、すばらしいレースになりました。去年は表彰台を期待していなかったので自分でも驚いてしまったのですが、今年はマシンのフィーリングが良かったので、いいレースができると確信していました。それでも、速いライダーが10人もいたのですから、そのなかで表彰台に上れるかどうかは予想がつきませんでした。グリッド3列目から好スタートして何台か抜くことができたこと、そしてもうひとつは終盤の戦い方が重要な鍵となりました。昨年同様、トップはドビツィオーゾとマルケス。彼らには余裕がありましたが、それについていくことができて、最終的に近づくことができたので満足しています。優勝には届きませんでしたが、開幕戦で表彰台に上れたことは大きな収穫です」

    マーベリック・ビニャーレス (6位)
    「今日は、今までよりもマシンのフィーリングが好みに近づき、とくにリズムが向上してきました。実はここまでマシンのことばかり気になって、あまりスタート練習をしていませんでした。その結果がスタートの失敗に繋がってしまいました。でも今はこうしてフィーリングが回復してきたので、他のことにも気を配れるようになるでしょう。セッティングもとても良くなってきていますが、まだ課題がありますし、電子制御システムについても、もっと自分のスタイルに合ったものにしていく必要があると思っています。そして、先ほど話したスタート練習です。今日のようなレースのあとは、またすぐにレースがしたいと思うものです。モチベーションは非常に高まっていて、今回も優勝のチャンスだってあったと考えています。チームのみんなが、とくに昨日の午後は本当にがんばってくれました。よい方向性が見つかり、とてもよい状態です」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「シーズン開幕戦にふさわしいすばらしいレースになりました。昨日のフリープラクティス第4セッションと今日のウォームアップの走りを見て、ふたりが非常に好調であることは確信していました。バレンティーノは絶好のスタートを切り、これが3位獲得への重要な鍵となりました。そして見事なライディングで上位をキープし、最終的にトップに0.797秒差と近づくことができたのです。一方、マーベリックのほうはグリッド4列目と厳しい状況でしたが、混戦を抜けてからは非常によいペースを維持することができました。1分55秒台前半をコンスタントにキープしたことで、上位グループに近づくことができたのです。ふたりが見せてくれたパフォーマンスはチームをより一層、勇気づけ、鼓舞してくれたものと思っています。ライダーたちに、チームメンバーに、そしてエンジニアに感謝します。3週間後のアルゼンチンGPもこの調子を維持して臨みたいと思います」

  • 【MotoGP】 ヤマハ・テック3:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ・テック3:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコがロサイル・インターナショナル・サーキットで見事なパフォーマンスを見せた。決勝の22ラップ中17ラップまでレースをリード。終盤に入るとタイヤを消耗したことで徐々にペースを落とし8位となった。

    チームメイトのハフィス・シャーリンは、初めてのMotoGP決勝に臨み、1周目を17番手で終了。その後も順調に走行を続け、並み居るベテランライダーとバトルしながらポジションをあげ、14位でチェッカーを受けた。これで母国マレーシアに初となるMotoGPポイントを持ち帰ることとなった。

    ヨハン・ザルコ (8位)
    「素晴らしい週末になりました。ポールポジションからのスタートはやはり気分が違うし、それによってMotoGPのトップライダーたちと競り合うことができました。初めからレースをリードしたいと考えていたので、スタートで飛び出してトップに立ち、その後も気持ちよく走ることができました。ライバルたちより速かったというわけではありませんでしたが、誰も私を抜くことはありませんでした。しかし残り7ラップまで来たところでアドバンテージを広げようと少しプッシュしたとき、フロントに違和感がありました。そして残り5ラップでは何台かに抜かれ、フロントを正しく使えていないということに気づきました。そのあとは非常に厳しい状態になり8位まで順位を下げましたが、それでもリタイアよりはずっと良い結果です。このような難しいコンディションのなかでは、完走することが最も重要です」

    ハフィス・シャーリン (14位)
    「とても気持ちよく走ることができました。チームのみんながすばらしい仕事をしてくれたおかげなので、彼らに心から感謝しています。初めて出場したMotoGPでポイントを獲得することができたことは、正直なところ自分の予想を超える出来事でしたが、集中し、モチベーションを高めていけばそれも可能なのだということがわかりました。決勝では少しナーバスになっていました。ミスをして転倒したくないと思っていたからです。でもこうして最後まで走りきり、チームに2ポイントを持ち帰ることができて本当にうれしく思います。次回はライバルたちと競合えるように、ハードなトレーニングを続けてしっかり準備を整えてきます」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「MotoGPにとって、そしてMonster Yamaha Tech3にとって非常にすばらしいレースになりました。昨晩はポールポジションに歓喜しましたが、決勝は激しく厳しい戦いを想像していたので、ザルコ選手がレースをリードすることは期待していなかったのです。ところが彼は順調にラップを重ねていたので、優勝の可能性もよぎっていたのですが、終盤になると厳しい状況になりひたすらゴールを目指すだけでした。トップグループは8台の接近戦でしたが、ザルコ選手はその最後尾までポジションを下げてしまいました。しかし私たちは、ポジティブな気持ちを失ってはならないと思いました。彼は確かに優勝争いを演じ、次回も必ず優勝を目指してプッシュするでしょう。それが彼とチームの目標だからです。そしてシャーリン選手もまた、ウイークを通じて本当にすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。予選で好位置を獲得したあと、私たちとしては、ミスをしないようにすることだけを伝えました。スタートでは少し遅れてしまいましたが挽回し、大勢のGPライダーとバトルし、彼にとって人生初のMotoGP決勝で、最終的に2ポイントを獲得したのです。この先はまだ長い道のりですが、今日の彼に心からおめでとう。そしてザルコ選手とチームのみんなにも大きな祝福を贈りたいと思います。彼らはみな本当によくがんばってくれました。今回の結果を受け入れ、次のアルゼンチンに向けてまた気持ちを集中していきます」

  • 【MotoGP】 スズキ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    スズキは、MotoGP 開幕戦カタールGPでアンドレア・イアンノーネがトップ10フィニッシュ。アレックス・リンスは悔しい転倒でリタイヤだった。

    共にフロント・ミディアム、リア・ソフトという同様のタイヤコンビネーションでカタールGP決勝に挑んだチームスズキエクスターライダーのアンドレア・イアンノーネ、アレックス・リンスは、スタートシグナルと共にコースに飛び出し、後方11番手からスタートしたイアンノーネは一気にポジションをジャンプアップし、フロントグループに喰い込む。

    その後もレース中盤までトップグループでバトルを繰り広げたが、中盤以降フロントグリップに苦しみ、徐々にペースダウン。我慢を強いられるレースとなるも、終盤までバトルを繰り返しながら、開幕戦を9位で終える。

    一方MotoGP2年目のシーズンを迎えたアレックス・リンスは、スタート直後にポジションダウンし、チームメイトにも先行を許すことになるも、2度のファーステストラップを記録(3ラップ目・1:55.675、6ラップ目・1.55.331)しながら、ハイペースでフロントグループを追い上げ、トップ5フィニッシュを目指して果敢に攻め続ける。しかし残り10周のサインを通過した先の2コーナーでミスをし、わずかにオーバーラン。汚れた路面でフロントが切れ込み、痛恨の転倒を喫して、そのままリタイヤとなった。

    アンドレア・イアンノーネ
    「結果には納得していないけど、昨年のカタールGPと比較すると内容的にはかなりの進化を感じられたから、残念な反面、不満ってことはないよ。GSX−RRのポテンシャルも改めて実感することができたしね。スタートはうまくいって、序盤はトップグループに問題なくついていくことができたのだけど、中盤にフロントのグリップが低下してからは自信を持って攻めることができなくなってしまった。昨日も同じ問題を抱えていたのだけど、テストの時とフィーリングが違うのは、路面のコンディションのせいじゃないかと思っているんだ。だとしたら問題解決はそんなにややこしくないのだけどね。とにかく開幕戦は完走したかったから、転倒しないように注意して最後まで走ったけど、全てはポジティブな方向に進んでいると思っているし、良い結果に繋げられる自信もある。アルゼンチンGPが待ちきれないよ。」

    アレックス・リンス
    「決勝は残念な結果になっちゃったけど、決勝リザルトを除けば、今週は大きな収穫のあった週末だと思っているよ。スタートはいまいちだったけど、レースは良いペースで走れたし、ドビツィオーゾの後ろを走っている時は、かなりフィーリングもよかった。ホームストレートでペトルッチと競り合った時、抜かれないようにちょっと無理したために転倒しちゃったのだけど、それも含め、今後に向けて多くの事を学んだよ。スタートと序盤がいかに大事なのかもよく分かったしね。マシンのポテンシャルは十分証明できたので、アルゼンチンでは結果を残せるよう、さらに頑張るよ。」

    河内健 (テクニカルマネージャー)
    「今日の結果は、私たちが期待していたものとは違っていました。アレックスは途中までは非常に良いレースをしてくれ、トップグループに喰らいついていけたのですが、残念ながらレース半ばで転倒してリタイヤとなってしまいました。アンドレアのペースも予想していたよりは苦戦し、思ったペースでは走れなかったのですが、最後までなんとか我慢して、完走という結果を残してくれました。非常に残念なレースではありましたが、私たちのパフォーマンスの片鱗は見せることができたと思うので、また再びチャレンジをしたいと思います。今は早く次のレースをしたくて仕方がありません。引き続き応援をよろしくお願いします。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「決勝結果はもちろん満足のいくものではありませんでしたが、今週末は、今後に反映できる数々のポジティブな要素もありました。アレックスは今日素晴らしいレースをしていたのに、レース中盤で転倒・リタイヤとなってしまい、結果に繋げられなかったことが本当に悔やまれますが、彼のパフォーマンスが、我々が確実にステップアップしていることを証明してくれたと思っています。まだまだシーズンは始まったばかりで、雪辱のチャンスはたくさんあるはずなので、まずは次戦のアルゼンチンで再びチャレンジしたいと思います。アンドレアは、スタート直後はよかったのですが、フロントのグリップが落ちてからは思うようにプッシュできず、トップグループに取り残される形で9位ゴールとなりました。しかし彼に関してもポジティブな要素は多々あるので、まずは現状の問題解決に向け、早急に対処の方法を考え、引き続き、次戦に向けて準備を進めていきます。」