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  • ハース:グロージャンが4位で待望の今季初ポイント / F1オーストリアGP

    ハース:グロージャンが4位で待望の今季初ポイント / F1オーストリアGP

    ハースF1チームは、F1オーストリアGPの決勝レースでロマン・グロージャンが待望の今季初ポイントとなる4位入賞。ケビン・マグヌッセンも5位に入り、大量22ポイントを加算した。

    ロマン・グロージャン (4位)
    「僕たち全員、チーム全体にとって素晴らしい一日だった。彼らは4位と5位でフィニッシュするというこの素晴らしい結果に相応しい。僕たちの50戦目にとって信じられない結果だ。みんなのために本当に嬉しく思う」

    「僕たちは週末を通して素晴らしい仕事をした。レースはメルセデスの2台が完走しないという幸運もあったけど、素晴らしい週末だったし、僕たちはこれを土台にしていける。まだ改善できることはあちこちにあるkど、僕たちがタイヤであのようなロングスティントができたことに満足している。最後の20周は楽しくはなかった。リアにブリスターが発生していたからね。いつ爆発するんじゃないかと心配だった。とにかく耐え抜いて4位と5位でフィニッシュできたことがとても嬉しい」

    ケビン・マグヌッセン (5位)
    「とても良い週末だった。トップ5にチャレンジできるなんて思ってもいなかった。僕たちは2台揃ってトップ5でフィニッシュしたし、それはチームの信じられないような仕事の賜物だ。チーム全体のことを本当に誇りに思う。僕たちはタイアのブリスターに苦しんでいた。ソフトでのスティント全体でね。ブリスターはかなり酷かった。僕はそれを管理していたけど、後ろからプレッシャーもあったのでプッシュしなければならなかった。でも、良いレースができた。今週末は僕たちに良いクルマがあることを示した。実際、それは今週末だけではない。僕たちはずっとクルマにとても競争力があることを示してきた。これを続けていくだけだ」

    関連:F1オーストリアGP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!

  • レッドブル・レーシング、母国レースでの優勝は“ドリームリザルト”

    レッドブル・レーシング、母国レースでの優勝は“ドリームリザルト”

    レッドブル・レーシングは、母国レースとなったF1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが優勝。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、コンストラクターとしての本拠地での初優勝を“ドリームリザルト”だと表現した。

    4番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、レース終盤にタイヤに苦しみながらもフェラーリの2台を抑え切って今季初優勝。レッドブルのお膝元レッドブル・リンクで自身4勝目を挙げた。

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンの走りを称賛した。

    「彼には脱帽だ。タイヤがとても重要だったが、本当に成熟したレースを見せてくれた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ブリスターやいろいろなことが起こったが、彼はとにかく温度を保ち、あらゆる方法でそれを管理していた」

    「彼は右リアよりも左リアの温度を低く保っていた。ここでは左側にすべての負荷がかかる。彼は絶えず情報を求め、タイアを管理していた。彼のブリスターが限界に達しなかったのはそれが理由だ。とても成熟した走りだった」

    「ドリームリザルトだ。レッドブル・リンク、レッドブルのクルマ、そして、マックス・フェルスタッペンが信じられないようなレースをみせた。一周目に完全に釘付けになった」

    レッドブル・レーシングは、バルテリ・ボッタスのリタイアによって導入されたバーチェルセーフティカー時にダブルピットストップを選択したが、メルセデスをルイス・ハミルトンをステイアウトさせた。

    クリスチャン・ホーナーは、この時の判断を絶賛。マックス・フェルスタッペンの勝利を手助けしたのはストラテジストの手柄だと語った。

    「今日はチームワークの勝利だった。ジョナサンにトロフィーを受け取らせたのはそれが理由だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「ドライバーが近接しているなかでダブルストップを決めるにはスタッフたちの自信が必要だ。我々にはピットレーンで最高のスタッフがいる。疑いの余地はない。大胆な判断だったが、適切な判断であり、それが成果を挙げた」

    マックス・フェルスタッペンは、キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルを抑えて勝利を飾ったが、クリスチャン・ホーナーは、フェラーリ勢はレースでフェルスタッペンに近づくことはできていなかったと振り返る。

    「彼らは今日、我々に何もできなかった。我々を驚かせたのは、セバスタンが速く走れていなかったことだ。ルイスが1回目のピットに入った際、彼は前を抑えることができなかった」

    「その時点で我々はフェラーリのペースが特別ではないことがわかった。そこで残りのレースの戦いが始まった」

    しかし、レッドブル・レーシングにとってすべてが順風満帆というレースではなかった。決勝日に誕生日を迎えたチームメイトのダニエル・リカルドはブリスターに苦しんで2回目のピットストップを余儀なくされたあと、マシントラブルでリタイア。クリスチャン・ホーナーはリカルドをレースに残すために修復を試みたが、叶わなかったと語る。

    「我々は2回目のピットストップを行わなければならなかった。そのあと、排気漏れが出始めて温度が非常に高くなった。だが、我々はそれを冷やすことができれば『続けられる』と考えていた。だが、最終的にそれが故障の原因となってしまった」

    クリスチャン・ホーナーは、来週チームの本拠地である英国で開催されるイギリスGPでも優勝を狙うとクリスチャン・ホーナーは語った。

    「レッドブルのクルマ、レッドブル・リンク。ディートリッヒ・マテシッツ(レッドブル オーナー)がF1に捧げた全てのもののための勝利だった。彼は今日それを見るためにここにいる。これ以上のことはない。我々の地元でのレースのために再び頑張るのみだ」

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  • ブレンドン・ハートレー 「リアに振動があった。残念なリタイア」

    ブレンドン・ハートレー 「リアに振動があった。残念なリタイア」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1オーストリアGPの決勝レースをマシントラブルによってリタイアで終えた。

    ブレンドン・ハートレーは、予選終了後にパワーユニット交換を行い、グリッド降格ペナルティーを科されたが、ピットスタートのペナルティーを科せられたマシンが出たために、予選順位通りの10列目19番手からのスタートとなった。

    なお、パワーユニット交換はトラブルによるものではなく、予選結果と今後のパワーユニット使用予定を踏まえた戦略的なもので。スタートタイヤはスーパーソフトタイヤを選択した。

    1周目を18番手で終えたブレンドン・ハートレーは、10周を過ぎ、トラブルでストップする上位車が出て、16番手に浮上。16周目、ストップしたマシンの回収のためにバーチャルセーフティカーが導入され、このタイミングで多くがタイヤ交換を行ったが、ハートレーはピットインせず、13番手にポジションを上げる。

    27周目にピエール・ガスリーととポジションを入れ替え、ブレンドン・ハートレーは13番手でレースは後半戦に入る。後半になると、タイヤの摩耗により2回目のピットインを行うマシンやストップするマシンが出始め、徐々にポジションを上げる。タイヤ交換を行わずに10番手を走行していたハートレーだが、54周目に車体のトラブルによりでスローダウンしストップ、その場でリタイアとなった。

    「昨日の予選から空力バランスを変更したことで、今日はかなり乗りやすくなった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「レース序盤はザウバーの2台に苦しんだけど、周回が進んでタイヤが摩耗してもペースを失わず、より強さを発揮できたと思う。ポイント獲得は難しかったかもしれないけど、競り合っていたエリクソンが9位に入っているので、完走できていればと残念に思っていた」

    「今日はタイヤマネジメントの部分で強みがあったけど、マシンのリアで問題が起きてしまった。リアに振動があったので、最初はパンクかと思ったけど、原因ははっきりしていない。今晩それを突き止め、次戦のシルバーストンにはさらに強化して臨めればと願っている」

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  • ピエール・ガスリー 「バンドーンとの接触でフロアにダメージを負った」

    ピエール・ガスリー 「バンドーンとの接触でフロアにダメージを負った」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストリアGPの決勝レースで、終盤タイヤに苦しめられ8番手から後退し、11位でレースを終えた。

    予選12番手のピエール・ガスリーは6列目からのスタート。タイヤはスーパーソフトを選択。だが、1周目にガスリーはストフェル・バンドーン(マクラーレン)と接触し、ポジションを14番手に落とす。

    10周を過ぎ、トラブルでストップする上位車が出て、ガスリーは12番手となる。16周目、ストップしたマシンの回収のためにバーチャルセーフティカーが導入され、このタイミングで多くがタイヤ交換を行った。ガスリーもピットインし、ソフトタイヤに交換して15番手でコースに戻り、その後上位車のピットインやオーバーテイクなどで25周目には13番手となる。27周目に、ハートレーとポジションを入れ替え、ガスリーは12番手でレースは後半戦に入る。

    後半になると、タイヤの摩耗により2回目のピットインを行うマシンやストップするマシンが出始め、46周目にガスリーは10番手となり入賞圏内に入り、54周目には9番手に浮上する。

    9番手を走行していたピエール・ガスリーだったが、スタート直後のバンドーンとの接触の影響もあり、レース終盤、タイヤの状態が厳しくペースが上げられない。残り10周を切って後続の追い上げが激しく迫り、上位車のストップで8番手まで上げたポジションを守りきることはできなかった。64周目、65周目に3台にパスされ11番手に後退し、レースをフィニッシュした。

    「僕にとってこれまでで一番難しいレースだったように思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「1周目のターン3でストフェル(バンドーン/マクラーレン)と接触したことでフロアに大きなダメージを負い、どのコーナーでもマシンがスライドしていた。ポイント獲得に向けて全力を尽くしたが、ドライブはかなり困難で、終盤にはタイヤのグリップがなくなってしまった」

    「今週末は空力パッケージのアップデートを投入したが、フロアの損傷によってダウンフォースを失ったので、その効果をきちんとは見極められなかった。今日は、残り数周まで8番手につけており、ポイント獲得のチャンスが目前だったので残念だが、ポテンシャルは示せました」

    「来週のシルバーストンに向けて切り替え、さらに前進しなければならない」

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  • ホンダF1 「入賞を逃した非常に残念なレース」 / F1オーストリアGP

    ホンダF1 「入賞を逃した非常に残念なレース」 / F1オーストリアGP

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1オーストリアGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番グリッド、ブレンドン・ハートレーは“戦略的”にパワーユニット交換を行ったことによって最後尾19番グリッドからレースをスタートした。

    ピエール・ガスリーは、オープニングラップで追突されてポジションを落とすものの、リタイアするマシンが続発したレースで着実に順位をあげて終盤までポイント圏内を走行していた。一時は8番手を走行していたものの、タイヤが限界に達したことで63周目にフェルナンド・アロンソ、64周目にザウバーの2台に抜かれて後退。ポイントまで一歩届かず11位でレースを終えた。

    スーパーソフトでスタートしたブレンドン・ハートレーは、第1スティントを伸ばして11番手を走行していた53周目にマシントラブルによってレースをリタイアした。

    「ハートレー選手はタイアを上手にマネジメントしながら、入賞圏内を走行していましたが、車体側のトラブルによりリタイアとなってしまいました」と田辺豊治はコメント。

    「ガスリー選手もレース終盤までポイント圏内に踏みとどまっていましたが、最後の数周でタイヤ性能の限界を迎えて、入賞を逃してしまいました」

    「非常に残念なレースとなりましたが、来週金曜にはまたイギリスGPが始まります」

    「シルバーストン・サーキットは我々のミルトン・キーンズの拠点からもうすぐですし、その意味でもホームレースとなるため、もう1度ポイント獲得にむけてチャレンジしたいと思います」

    関連:F1オーストリアGP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!

  • フェルナンド・アロンソ、ピットレーンスタートから8位入賞に「予想外」

    フェルナンド・アロンソ、ピットレーンスタートから8位入賞に「予想外」

    フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGPの決勝レースをピットレーンからスタートして8位で入賞。タイヤをうまくマネジメントしてのポイント獲得に“予想外”だったと本音を漏らした。

    予選を13番手で終えたフェルナンド・アロンソは、決勝にむけてフロントウイングを交換してピットレーンからスタート。アロンソは予選でフロントウイングにダメージを負ったことで交換を余儀なくされたが、今週末はチームメイトのストフェル・バンドーンが縁石でフロントウイングを複数壊すなど、最新のスペアパーツが不足。

    それにより、フェルナンド・アロンソは2017年型のフロントウイングを装着しなければならず、予選とは異なる仕様のパーツへの変更でパルクフェルメルール違反となり、ピットレーンスタートとなった。それを利用してアロンソはルノーの新型MGU-Kを搭載している。

    序盤にしばらく19番手を走行していたアロンソは、無線で「なにか戦略はないのか!」とフラストレーションを露わにしていたが、多数のリタイアやタイヤトラブルによるピットインが発生したレースで終盤には10番手まで順位を上げていた。

    さらにタイヤのブリスターに苦しむシャルル・ルクレールとピエール・ガスリーを交わして8位でレースをフィニッシュした。

    「ピットレーンから8位になれるなんて完全に予想外だったし、間違いなく素晴らしい結果だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「奇妙なレースだった。ピットレーンからスタートして、序盤は19番手を走っていたし、そのあともグループの後方で身動きが取れず、きちんとしたペースで走れていなかった」

    「それに僕たちが走らせていたフロントウイングは昨年のものだったし、残りの空力パッケージがどのように動作するかわからなかった」

    「後半は多くのドライバーがリアタイヤのブリスターに苦しんでいたけど、僕たちは大丈夫だった。僕たちにはペースでアドバンテージがあったし、そのポテンシャルを最大限に生かすことができた。なので、8位には満足している」

    「今日、路面温度が上がったのはサプライズだったし、ブリスターが問題になった。序盤のレッドタイアでは僕たちも苦しんだので、イエロータイヤのスティント序盤はできるだけ労わろうとしていた。それでも管理して、レースをフィニッシュするのは難しいことだった」

    「ポイントは嬉しい報酬だけど、僕たちは改善を続けていく必要がある。次のレースは僕たちのホームグランプリだし、そこではもっと競争力を高める必要がある」

    関連:F1オーストリアGP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!

  • F1オーストリアGP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!

    F1オーストリアGP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPの決勝が7月1日(日)にレッドブル・リンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がチームの母国グランプリで嬉しい今季初優勝。2位はキミ・ライコネン、3位にはセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリがダブル表彰台を獲得した。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが11位で惜しくもポイント圏外。ブレンドン・ハートレーはマシントラブルによりリタイアでレースを終えた。

    F1史上初となる3連戦の2戦目の舞台はオーストリアのシュピールベルクに位置するレッドブル・リンク。その名の通りレッドブルが所有する4.318kmのサーキットはコーナー数が10しかなく、エンジンの全開率が5割と高い。また、海抜700mの場所にあることで空気が薄いため、ターボへの負担、そして冷却という点でパワーユニットへの負担が非常に大きい。

    ピレリは、今回のF1オーストリアGPにソフト(黄)、スーパーソフト(赤)、ウルトラソフト(紫)の3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。レースでは2種類上のタイヤ使用義務があり、ソフトとスーパーソフトのどちらか1つをレース中に必ず使用しなければならない。

    前日の予選ではバルテリ・ボッタスがチームメイトのルイス・ハミルトンを0.019秒差で上回ってポールポジションを獲得。メルセデスがフロントローを独占している。

    日曜日のシュピールベルクは概ね晴れ。これまでの週末で最も高い気温23℃、路面温度43℃と前日よりも10度近く上昇。現地時間15時10分に71周のレースのフォーメーションラップが開始された。

    スタートでは2番グリッドのルイス・ハミルトン(メルセデス)が首位を奪取。ポールポジションスタートのバルテリ・ボッタス(メルセデス)は一旦4番手まで順位を落とすが2番手まで順位を取り戻す。

    だが、メルセデスに不運が。2番手を走行中のバルテリ・ボッタスがハイドロ系のトラブルでリタイア。これにより導入されたバーチャルセーフティカー中にメルセデスはトップを走行しているルイス・ハミルトンをピットに入れないというミスを犯す。これにより、2番手につけたマックス・フェルスタッペンが事実上の首位となる。

    ハミルトンがピットに入って首位に浮上したマックス・フェルスタッペンは、他のドライバーと同様にタイヤのブリスターに苦しみながらもトップでチェッカー。レッドブルのお膝元レッドブル・リンクで今季初勝利。自身4勝目。

    2位はキミ・ライコネン、3位にはセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリがダブル表彰台を獲得。セバスチャン・ベッテルはチャンピオンシップで1ポイント差で首位に浮上した。コンストラクターズ選手権でもフェラーリがメルセデスを10ポイント上回って首位に浮上した。

    4位にはロマン・グロージャンが今季初ポイント。5位にもケビン・マグヌッセンが続き、大量22ポイントを加算した。

    6位はセルジオ・ペレス、7位はエステバン・オコンが続き、フォース・インディアがダブル入賞。8位にはピットレーンからスタートしたマクラーレンのフェルナンド・アロンソが続き、9位はシャルル・ルクレール、10位はマーカス・エリクソンとザウバーもダブル入賞を果たした。

    メルセデスはルイス・ハミルトンもリタイアを喫してまさかのダブルリタイア。ハミルトンのリタイアは2016年のマレーシアGP以来となる34レースぶり。

    2018年 第9戦 F1オーストリアGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    2 6 キミ・ライコネン フェラーリ
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    4 8 ロマン・グロージャン ハース
    5 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    6 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    7 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    8 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    9 16 シャルル・ルクレール ザウバー
    10 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    11 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
    12 55 カルロス・サインツ ルノー
    13 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    14 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
    15 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
      44 ルイス・ハミルトン メルセデス
      28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
      3 ダニエル・リカルド レッドブル
      77 バルテリ・ボッタス メルセデス
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー

    【レース展開】
    トップ10では、フェラーリとレッドブルの4台がスーパーソフトでスタート。それ以降では、ランス・ストロール(ウィリアムズ)がウルトラソフト、マーカス・エリクソン(ザウバー)がソフト、それ以外は新品のスーパーソフトを選択した。

    スタートでは2番手グリッドのルイス・ハミルトン(メルセデス)が首位に奪取。ポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)は一時4番手まで順位を落とすが、1周目が終わるまでに2番手まで取り戻す。3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、4番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続く。

    後方ではストフェル・バンドーン(マクラーレン)がピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)の追突。フロントウイングを壊したバンドーンはフロントウイングを壊してピットに入る。また、シャルル・ルクレール(ザウバー)はコースアウトを喫して17番手まで順位を落とす。

    8周目にはストフェル・バンドーンが早くも周回遅れに。ルイス・ハミルトンがファステストラップを連発して2番手のボッタスとの差を広げていく。

    12周目。9番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がマシンから白煙を上げる。ターボの故障と見られ、マシン後方からは炎が上がり、リタイアとなった。

    14周目には2番手を走行していたバルテリ・ボッタスがスローダウン。ハイドロ系のトラブルと見られ、ギアボックスが機能しなくなり、コース脇にマシンを停めてリタイア。ここでバーチャルセーフティカーが導入される。

    ここでレッドブル、フェラーリ、ロマン・グロージャン(ハース)を含めて続々とピットイン。ほとんどのドライバーがソフトタイヤに交換して1ストップで走り切る作戦。

    一方、上位勢ではルイス・ハミルトン、ケビン・マグヌッセン(ハース)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)といったドライバーがステイアウト。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがピットイン、ブレンドン・ハートレーがステイアウトを選んでいる。

    20周目。ダニエル・リカルド(レッドブル)がキミ・ライコネンを抜いて3番手に浮上。実質的にマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドの1-2体制。メルセデスは無線でルイス・ハミルトンにステイアウトはチームのミスであることを伝えている。

    25周目。トップを走行していたルイス・ハミルトンがピットイン。チャンピオンシップのライバルであるセバスチャン・ベッテルの前の4番手でコースに復帰することに成功する。VSC時のミスを最小限に抑えた形だ。

    2番手を走行中のダニエル・リカルドの左リアタイヤに大きなブレスターが発生。同じ症状が出ていたカルロス・サインツ(ルノー)はたまらず34周目に2度目のピットインを行っている。

    38周目、キミ・ライコネンがリカルドを攻略して2番手に浮上。ここでダニエル・リカルドは2度目のピットイン。スーパーソフトタイヤに履きかえて5番手でコースに復帰。その間、セバスチャン・ベッテルがハミルトンを交わして3番手に浮上し、フェラーリが2-3体制となる。ハミルトンの左リアタイヤもブリスターが酷くなっている。

    52周目、4番手を走行していたルイス・ハミルトンがピットイン。スーパーソフトタイヤに履きかえて、リカルドの後ろの5番手コースに復帰した。

    54周目、4番手を走行していたダニエル・リカルドがギアボックスの不調を訴えてストップ。この日誕生日だったが、悔しいリタイアとなる。

    56周目、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ))がコースオフした末にスローダウン。コース上にマシンを停めてリタイアとなる。

    64周目、4番手を走行していたルイス・ハミルトンがパワーロスを訴えてストップ。メルセデスはまさかの2台揃ってリタイアとなった。ハミルトンがリタイアするのは2016年のマレーシアGP以来となる34レースぶり。

    レースはマックス・フェルスタッペンがリードを守り切り、今季初優勝、自身4勝目を手にした。

  • ピエール・ガスリー 「ホンダのF1エンジンにも予選モードが必要」

    ピエール・ガスリー 「ホンダのF1エンジンにも予選モードが必要」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、今週末のF1オーストリアGPにおけるハースのパフォーマンスに驚かされているとし、ライバルと戦うためにはホンダのF1パワーユニットにも予選モードが必要だと語る。

    F1オーストリアGPの予選では、ロマン・グロージャンがレッドブルの2台に割って入り6番手タイムを記録。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)にグリッド降格ペナルティを科せられたことでグロージャンは5番グリッドからレースをスタートする。

    「ハースは本当に・・・ショックを受けたね。実際、1週間でだからね・・・僕たちは彼らがかなり速いことはわかっているけど、あの速さはかなり印象的だ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「それにルノーも一貫してトップ10に2台が入っている。彼らには強力なパッケージがあるし、僕たちはわずかに遅れをとっている」

    ピエール・ガスリーは、メルセデスとフェラーリのパワーユニットを搭載したマシンが、特別な予選モードによってパフォーマンスを改善することは予想していたと語る。

    「フェラーリとメルセデスは予選でパワーを上げてきたと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「GPSを見てザウバーとフォース・インディアをちょっと比較しただけだけどね。僕たちと比較して彼らはエンジンのパワーをちょっと上げているようだった。金曜日から土曜日までに僕たちとのギャップが大きくなっているのはその部分だと思う」

    ルノーは今週末にエンジンに予選モードを搭載したが、上位チームが使用しているほど強力ではなかった。

    ピエール・ガスリーは、ホンダのF1パワーユニットにはまだ予選モードの設定はないと認める。

    「僕たちもすぐに予選モードを得られることを願っている。現時点で僕たちと比較して彼らが違いを生み出している部分はそこだと思う」

    また、ピエール・ガスリーは、今週末トロロッソ・ホンダが導入した新しい空力アップデートの効果がどれくらいかを判断するのは難しいと認める。

    「正直、現時点でその違いはあまりわからない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「もう少し深く分析する必要があると思う。このトラックではあまりにトラフィックが多いからね。1周別のクルマの後ろになると、また別のラップも駄目になる。全てのラップを筆禍うしてそこからはっきりと読み取るのは難しい」

  • ホンダF1、“戦略的”理由でハートレーのパワーユニット一式を交換

    ホンダF1、“戦略的”理由でハートレーのパワーユニット一式を交換

    ホンダF1は、F1オーストリアGPの決勝にむけて“戦略的”な理由でブレンドン・ハートレーに新品のパワーユニットを搭載することを明らかにした。

    ブレンドン・ハートレーはすでに年間のパワーユニット使用数の上限に達しているおり、新品に交換するとグリッド降格ペナルティを科せられる。

    しかし、ブレンドン・ハートレーは予選を19番手で終えており、グリッド降格ペナルティを科せられても大きな影響を受けないため、ホンダF1はハートレーに新品のパワーユニット一式を搭載することを決定した。35グリッド降格ペナルティを科せられる。

    ホンダF1は「レースに先立ち、我々はブレンドンのクルマのパワーユニットのすべてのコンポーネントを交換している」とコメント。

    「これは彼が予選で最後列だったことを考えての戦略的な理由によるものだ。土曜日のパワーユニットに技術的な問題はなかった」

    ブレンドン・ハートレーは、F1オーストリアGPのフリー走行3回目に新型のフロントウイングを壊したことで、スペアパーツがなかったため、旧スペックのウイングで挑み、Q1敗退を喫している。

    「P3でフロントウイングにダメージを負ったので、予選では旧スペックのウイングを使った。スペアパーツがなかったためっだが、それにより今日は新しいスペックと古いスペックの両方のウイングを装着して走ることになった。ピエールは今日いい結果だったし、新しいウイングを装着していればコンマ3秒縮めてQ2に進出できていたかもしれない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「予選の最後のラップはスリップストリームを得るために前のマシンに近きすぎてしまったこともあり、クリーンラップではなかった。中団は均衡しているし、コンマ1秒早ければQ2に進出できたと思う。19番手という結果にはがっかりしているけど、明日はいい結果を目指して戦う」

    関連:F1オーストリアGP 予選:バルテリ・ボッタスが今季初ポール獲得!

  • F1オーストリアGP:決勝スターティンググリッド

    F1オーストリアGP:決勝スターティンググリッド

    2018年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアGPの決勝スターティンググリッドが発表された。

    F1オーストリアGPでペナルティを科せられるドライバーは4名。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に予選Q2でカルロス・サインツ(ルノー)の走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティ、またシャルル・ルクレールはギアボックス交換により5グリッド降格ペナルティを科せられている。

    また、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)がパワーユニット一式を交換したことで35グリッド降格ペナルティを科せられた。ホンダは、今回のパワーユニット交換はトラブルによるものではなく、“戦略的”な理由だとしている。

    さらにフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がルノーの新型MGU-Kを搭載。3基目となることでグリッドペナルティを科せられるとともに、パルクフェリペルールを破ってフロントウイングを交換。これによりアロンソはピットレーンからスタートとなる。

    予選を3番手で終えたセバスチャン・ベッテルは6番グリッドに、予選を13番手で終えたシャルル・ルクレールは18番グリッド、予選を19番手で終えていたブレンドン・ハートレーはアロンソがピットレーンからスタートすることで最後尾となる19番グリッドからのスタートする。

    ポールポジションからスタートするのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。フロントローにはチームメイトのルイス・ハミルトンが並ぶ。

    2列目にはキミ・ライコネン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3列目にはロマン・グロージャン(ハース)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が並ぶ。

    上位3列のうち、メルセデスの2台とレッドブルの2台はスーパーソフトでのスタート。それ以外はウルトラソフトでのスタートとなり、特にウルトラソフトを選んだフェラーリの戦略が注目だ。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーは6列目12番手グリッドからポイント獲得を狙う。

    F1オーストリアGPの決勝レースは7月1日(日)22時10分(現地時間15時10分)にスタートする。

    2018年 第9戦 F1オーストリアGP 決勝スターティンググリッド

    Grid No ドライバー チーム 順位
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1(→)
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 2(→)
    3 6 キミ・ライコネン フェラーリ 4(↑1)
    4 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 5(↑1)
    5 8 ロマン・グロージャン ハース 6(↑1)
    6 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 3(↓3)
    7 3 ダニエル・リカルド レッドブル 7(→)
    8 20 ケビン・マグヌッセン ハース 8(→)
    9 55 カルロス・サインツ ルノー 9(→)
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 10(→)
    11 31 エステバン・オコン フォース・インディア 11(→)
    12 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 12(→)
    13 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 15(↑2)
    14 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 16(↑2)
    15 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 17(↑2)
    16 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 18(↑2)
    17 16 シャルル・ルクレール ザウバー 13(↓4)
    18 9 マーカス・エリクソン ザウバー 18(↑2)
    19 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 19(→)
    Pit 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 14(↑1)

    F1オーストリアGP:各ドライバーの持ちタイヤ数

    F1フランスGP:各ドライバーの持ちタイヤ数関連:2018年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール