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  • トロロッソ・ホンダ 「力強いパッケージがあると感じている」

    トロロッソ・ホンダ 「力強いパッケージがあると感じている」

    トロロッソ・ホンダのF1チーム代表フランツ・トストが、F1オーストラリアGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、15番手スタートのダニール・クビアトが10位でフィニッシュし、開幕戦をポイント獲得で終えた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはF1デビュー戦を14位で終えた。

    「毎年、メルボルンに来るのを楽しみにしている。開幕戦だからというだけでなく、最高のファンによる素晴らしい雰囲気があふれる、特別なレースだからだ」とフランツ・トストはコメント。

    「まず初めに、ホンダ、そして、レッドブル・レーシングが表彰台を獲得したことに祝意を表したい。この結果は、両者にとって大きな成功だと思う」

    「我々のレースは、13番手と15番手からスタートだったので、アレックスはソフト側のタイヤ、ダニールはミディアムタイヤでスタートと、両ドライバーの戦略を分けた。これによって戦略に柔軟性を持たせることができたので、正しい判断だった」

    「ダニールは素晴らしいレース運びで、ポイントをもたらしてくれた。彼にとっては2年ぶりのレースだったことを考えると、復帰戦をトップ10で飾れたことは、今後のシーズンにおいても大きいと思う。アレックスも、F1デビュー戦で、かつ簡単なサーキットでないのに、いい仕事をしてくれた。レースでは一つもミスをせず、ウイークを通じて多くの経験を重ねた」

    「開幕週を終えて、力強いパッケージがあると感じているので、次戦に向けても希望を持っている」

  • アレクサンダー・アルボン、14位完走に「今日は少し複雑な気分」

    アレクサンダー・アルボン、14位完走に「今日は少し複雑な気分」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、デビュー戦となったF1オーストラリアGPを14位で完走した。

    ソフトタイヤでスタートして早めのピットイン戦略を採ったアレクサンダー・アルボンは、14周目にタイヤ交換を実施。しかし、ペースの遅いアントニオ・ジョヴィナッツィ(アルファロメオ)に引っかかる形となってしまい、F1デビュー戦を14位で終えた。

    「今日は少し複雑な気分だ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「初めてのレースウイークだったけど、一体どのようなものになるのか事前に想像できなかかった。レースは上手くスタートでき、クラッチを繋いだ瞬間、これは最高だ!と思った。そしてそこから混戦の中でいくつ か順位を上げ、ポイント圏内まではあと1台というところまで行くことができた」

    「ただ、よかったのはそこまでかもしれない。ジョビナッツィともバトルをしており、彼らはタイヤに苦しんでいるように見えたし、同じタイヤ戦略を取ったチームはみんな上手くいっていなかったようだ。硬いタイヤを選択し、長く引っ張ったチームは僕を抜いて順位を上げてきた。その部分で少し失ったものはあったけど、週末全体の流れについては満足している」

    「もしかしたらポイントを 取れたかもしれないと思うと少し悔しい気持ちだけど、いい経験になったし、全体としてはスムーズなレースウイークを過ごすことができた」

    関連:F1オーストラリアGP 結果:バルテリ・ボッタスが優勝&最速ラップ

  • ダニール・クビアト、10位入賞も「もっと上位を狙えるスピードがあった」

    ダニール・クビアト、10位入賞も「もっと上位を狙えるスピードがあった」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1オーストラリアGPの決勝レースを10位でフィニッシュ。1ポイントを獲得した。

    15番手からミディアムタイヤでスタートしたダニール・クビアトは、他車よりもタイヤ交換を遅らせる戦略で臨み、前方のマシンがピットインしていく中でポジションを上げていく。

    26周目にソフトタイヤに交換すると、10番手でコースに復帰。さらにピットを遅らせる戦略のピエール・ガスリーがクビアトの背後に迫り、両者はチェッカーフラッグまで接近戦を繰り広げましたが、最後までオーバーテイクを許さなかったクビアトに軍配が上がり、クビアトが10位、ガスリーが11位となった。

    「今日は素晴らしいレースができまた」とダニール・クビアトはコメント。

    「自分のドライビングに満足しているし、本当に楽しむことができた。ポジティブな部分が多いレースだったと思うけど、それだけに昨日の予選で実力を出しきれなかったことが残念だ」

    「レースを通して上手くタイヤをマネジメントできたし、なによりマシンにはもっと上の順位を狙うためのスピードがあったと感じている。ただ、ここはオーバーテイクが難しいサーキットだったので、その点は残念でだった」

    「前を走るストロールに追いつきたかったけど、ギリギリまで行きながら抜くことができなかった。ガスリーとはいいバトルをしたけど、これは十分勝負になると思って走っていまし、レースの最後まで自分より速いマシンを抑えきれたことに満足している」

    「シャシーもエンジンも感触はよく、パッケージとしていいものであると感じているので、このまま開発を続けていかなければならない。ここからの数戦についてはとても前向きに捉えているし、いい結果を残せるのではと考えている」

    関連:F1オーストラリアGP 結果:バルテリ・ボッタスが優勝&最速ラップ

  • 【動画】 フェルスタッペンがベッテルを華麗にオーバーテイク

    【動画】 フェルスタッペンがベッテルを華麗にオーバーテイク

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1オーストラリアGPの決勝レースでフェラーリのセバスチャン・ベッテルを華麗にオーバーテイクして3位表彰台を獲得した。

    4番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ソフトタイヤでの第1スティントを28周まで伸ばしてピットイン。ミディアムタイヤに交換して3番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を追った。

    セバスチャン・ベッテルはフェルスタッペンよりも10周以上先にピットインしており、タイヤ的にはフェルスタッペンが有利。すると31周目にDRSゾーンでマックス・フェルスタッペンはアウトから華麗にオーバーテイク。表彰台圏内に順位を上げる。

    その後、2番手のルイス・ハミルトンを追いかけたが、ターン1でコースオフを喫するなどのミスもあり、なかなか抜ける位置まで接近できない。それでも最終的にハミルトンから1.634差で3位でチェッカー。ホンダのF1エンジンが十分に戦えるレベルにあることを示すとともにい、ホンダにとってF1復帰後初となる表彰台をもたらした。

    レース後、マックス・フェルスタッペンは「表彰台を獲得するにはセブ(ベッテル)オーバーテイクすることが必要だった」とコメント。

    「うまく抜くことができたし、ルイスも追いかけたんだけどね。ちょっと一回芝生の上に乗ってしまって残念だったけど、あれがなくても順位は変わらなかったと思う」

    「開幕戦でメルセデスにチャレンジして表彰台というのはポジティブな結果だし、いいスタートだ。チームが金曜日の後に頑張ってくれたし、ホンダにとっても復帰後初の表彰台だ」

    2019 F1 オーストラリアGP 動画

    関連:F1オーストラリアGP 結果:バルテリ・ボッタスが優勝&最速ラップ

  • ピエール・ガスリー 「リアウイングでスタートシグナルが見えなかった」

    ピエール・ガスリー 「リアウイングでスタートシグナルが見えなかった」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1オーストラリアGPの決勝レースを11位で終えた。

    前日の予選でチームの戦略ミスによって17番グリッドからスタートすることになったピエール・ガスリー。ミディアムタイヤでスタートして全マシンで最長となる38周の第1スティントを走ったが、それが裏目に出てピットイン後に11番手を走行。

    その後は同じホンダエンジンを搭載するトロロッソのダニール・クビアトをDRS圏内まで追い詰めるも抜くことはできず、ポイントまであと一歩の11位でレースを終えた。

    「かなり難しいレースだった。新しい大きなリアウイングによってグリッドでライトが見えなかったし、周りのクルマに反応しなければならず、いくつか順位を失ってしまった」

    「そのあとトラフィックに引っかかってしまったし、DRSがあってもここではオーバーテイクは本当に難しかった。それに加えて、フロントウイングにいくつかデブリを拾ってしまって、それも助けにはならなかった」

    「レース全体で前のクルマからコンマ5秒差で走っていたけど、タイヤがとにかくスライドしていたし、抜くことができなかった。できる限りプッシュっして、全力を尽くしたけど、ポイントを獲得するには十分ではなかった」

    「全体的に週末にわたってペースは本当に良かった。予選ではQ1でノックアウトとなってしまったけど、1周目には満足できていたし、突破できなかったのはただただ不運だった」

    「バーレーンは本当に好きなレースだし、クルマは競争力があると思うので、ス輸注して、2週間の時間のなかで本気でプッシュしていくつもりだ」

    関連:F1オーストラリアGP 結果:バルテリ・ボッタスが優勝&最速ラップ

  • ホンダF1 「表彰台獲得で一歩を踏み出せた」 / F1オーストラリアGP

    ホンダF1 「表彰台獲得で一歩を踏み出せた」 / F1オーストラリアGP

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得した2019年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアGPの決勝レースを振り返った。

    マックス・フェルスタッペンは、コース上でフェラーリのセバスチャン・ベッテルを抜き去り、メルセデスのルイス・ハミルトンに1.634差まで迫るなど、レッドブルとホンダのパッケージが十分に戦えることを示した。

    また、トロロッソ・ホンダもダニール・クビアトが10位入賞を果たすなど、ホンダF1にとっては幸先の良いスタートとなった。

    それでも、田辺豊治は、トップに届くためにはもっとパフォーマンスを上げなければならないと気を引き締める。

    「2019年の初戦、アストンマーティン・レッドブル・レーシングとの初戦で表彰台に上がることができ、非常に良いスタートを切れました」と田辺豊治はコメント。

    「ホンダとしては2008年以来、2015年のF1の復帰以降では初の表彰台になりますが、素晴らしい走りを見せたフェルスタッペン選手と、それを見事な仕事で実現させたチームに感謝をしています」

    「一方、表彰台に上がったことは一歩を踏み出したと感じいていますが、もっとパフォーマンスを上げないとまだトップには届かないことも実感しました」

    「レッドブル・トロ・ロッソ・ホンダについても、クビアト選手が復帰戦で力強い貼り位を見せ、10位入賞、ポイント獲得と、こちらも良い開幕戦になりました。マシンにポテンシャルがあることも確認できたと思います」

    「両チームともに、ここからさらに開発を続け、パフォーマンスを上げていきたいと思います。まだシーズンのスタートを切ったばかりですし、ここが我々の目指す場所ではありませんが、ひとまず今日の良いレースができいたことはポジティブに捉えています」

    「ここまで努力を続けてきたSakuraやMiilton Keynesのメンバーにも感謝の言葉を送りたいと思います」

    関連:
    ・【動画】 フェルスタッペンがベッテルを華麗にオーバーテイク
    ・F1オーストラリアGP 結果:バルテリ・ボッタスが優勝&最速ラップ

  • バルテリ・ボッタス 「この勝利はチャーリー・ホワイティングに捧げる」

    バルテリ・ボッタス 「この勝利はチャーリー・ホワイティングに捧げる」

    メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1オーストラリアGPでの勝利を開幕戦直前に亡くなったF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングに捧げた。

    チャーリー・ホワイティングは、ヘスケスとブラバムでエンジニアとしてのキャリアを経て、1997年からF1レースディレクターとして競技全般を監督してきた。

    開幕戦で優勝を果たしたバルテリ・ボッタスは、レース後のドライバー記者会見で勝利についてのコメントを手短に切り上げ、チャーリー・ホワイティングに敬意を払った。

    「『チャーリー、ありがとう』と言わせてほしいとバルテリ・ボッタスはコメント。

    「この勝利は、チャーリー、そして、F1のためにしてくれた彼のすべての仕事のに対するものだ。彼は膨大な仕事をしてきた。彼がしてくれたことは僕たちドライバー全員にとって大きな意味がある」

    F1オーストラリアGPの国歌斉唱前にはF1ドライバーとチームスタッフが参加して1分間の黙祷が捧げられた。ドライバーは腕に黒い腕章をまいて敬意を表し、多くのチームがマシンに追悼メッセージを掲載した。

    THANK YOU CHARLIE

  • F1オーストラリアGP 結果:バルテリ・ボッタスが優勝&最速ラップ

    F1オーストラリアGP 結果:バルテリ・ボッタスが優勝&最速ラップ

    2019年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアGPの決勝レースが3月17日(日)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが優勝。2番手にもルイス・ハミルトンが続いて1-2フィニッシュを達成した。

    ホンダF1エンジン勢では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3位入賞。ホンダに11年ぶりの表彰台をプレゼントした。ピエール・ガスリーは11位。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは10位入賞、アレクサンダー・アルボンは14位でレースを終えた。

    いよいよ2019年のF1世界選手権が開幕。舞台となるアルバート・パーク・サーキットは、湖を取り囲むような設計となっている全体的に平坦な中速のストリートサーキット。一年の大半は一般の人々が自由に遊び、一般車両も通行できる公園のため、路面が滑りやすく、走行ラインをはずしながらオーバーテイクを試みると、車体が滑り予期せぬ事故にも繋がり、セーフティカーが登場する頻度も高いサーキットとなる。

    今年はオーバーテイクを改善するために空力レギュレーションが変更。またトップ10内でフィニッシュしてファステストラップを記録したドライバーに1ポイントが与えられることになり、どのドライバーが追加のポイントを獲得するかにも注目が集まる。

    ピレリは、F1オーストラリアGPにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)を選択。これは2018年のミディアム、ソフト、ウルトラソフトに相当し、決勝ではC2とC3ののいずれか1セットを使用しなければならない。

    国家斉唱前にはグランプリ週末がスタートする前日に肺塞栓症を患ってこの世を去ったF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングに一分間の黙祷が捧げられた。

    現地時間16時10分。気温24℃、路面温度43℃のドライコンディションで58周のレースのスタートが切られた。

    優勝はメルセデスのバルテリ・ボッタス。2番手スタートのボッタスが、スタートでポールポジションのルイス・ハミルトンを抜いてトップに浮上。その後、3番手だったセバスチャン・ベッテルのピットインをカバーするために2番手のルイス・ハミルトンが15周目にピットに入った後もソフトタイヤで23周目まで走行。その時点でルイス・ハミルトンに12秒の差をつけており、以降はトップの座を譲ることなくチェッカー。開幕戦を制するとともに、レース中のファステストラップも記録し、最大となる26ポイントを手にした。

    2位はメルセデスのルイス・ハミルトン。前述のように戦略がかみ合わず、悔しい結果となった。そして、3位にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが入賞。バルテリ・ボッタスと同じような戦略をとったマックス・フェルスタッペンは、10周以上若いタイヤでセバスチャン・ベッテルをコース上でオーバーテイク。2位のルイス・ハミルトンを追い詰める走りをみせ、見事3位表彰台を獲得。ホンダにとって2015年にF1復帰してからは初、2008年のF1イギリスGP以来となる表彰台をプレゼントした。

    4位はセバスチャン・ベッテル、5位はシャルル・ルクレールとフェラーリ勢。ベスト・オブ・ザ・レストとなる6位にはハースのケビン・マグヌッセン(ハース)が続いた。

    以下、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)までがポイントを獲得した。

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、17番手からミディアムタイヤで全ドライバーで最長となる38周まで第1スティントを伸ばしたが、逆にピットインが遅すぎとなり、同じホンダのF1エンジンを搭載するダニール・クビアトを抜くことができず、惜しくも入賞を逃す11位でフィニッシュした。

    2019年 F1オーストラリアグランプリ 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ
    6 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    8 7 キミ・ライコネン アルファロメオ
    9 18 ランス・ストロール レーシングポイント
    10 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ
    11 10 ピエール・ガスリー レッドブル
    12 4 ランド・ノリス マクラーレン
    13 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント
    14 23 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ
    15 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ
    16 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ
    17 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ
    RT 8 ロマン・グロージャン ハース
    RT 3 ダニエル・リカルド ルノー
    RT 55 カルロス・サインツ マクラーレン

    ■F1オーストラリアGP 決勝レース展開
    スタートタイヤとしては上位13台がソフト、ジョビナッツィ、クビアト、ストロール、ガスリー、ラッセルがミディアム、クビサがハードを選択。

    スタートではバルテリ・ボッタスがルイス・ハミルトンを抜いてトップに浮上。またケビン・マグヌッセンがグロージャンを抜いて6番手に浮上する。後方ではダニエル・リカルドがコース外にはみ出した際にフロントウイングを壊して後方に順位を落とす。ロバート・クビサはそのウイングが当たってフロントウイングを失った。

    1周目にフロントウイングを壊したダニエル・リカルドとピットイン。クビアはミディアム、リカルドはソフトに交換してコースに復帰する。

    10周目。マクラーレンのカルロス・サインツがマシンから白煙と炎を上げてコース脇に停止。2019年のリタイア第1号となった。

    12周目からピットが慌ただしくなる。9番手を走行していたキミ・ライコネンがピットイン。ソフトからミディアムに交換して16番手でコースに復帰する。続いて8番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグもピットインしてこちらはハードタイヤに交換。さらに順位を争っていたセルジオ・ペレスもカバーのためにピットに入る。

    14周目に3番手を走行していたセバスチャン・ベッテルがミディアムに交換。ケビン・マグヌッセンとアレクサンダー・アルボンも同じタイミングでピットイン。翌周には2番手を走行していたカバーのためにルイス・ハミルトンがピットイン。ミディアムに交換してベッテルの前でコースに復帰。ベッテルはアンダーカットに失敗する。

    暫定トップのバルテリ・ボッタスと2番手のマックス・フェルスタッペンとの間には12秒の差がついている。まだピットに入っていないダニール・クビアトが7番手、ピエール・ガスリーが8番手を走行する。後方ではまだピットインしていない12番手のアントニオ・ジョビナッツィを先頭にトレインができている。

    23周目にトップを走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン。ミディアムタイヤに交換して2番手でコースに復帰する。この時点で4番手のルイス・ハミルトンとの差は12秒となった。また、このタイミングでホンダのF1エンジンを載せたマックス・フェルスタッペンがトップを走行する。

    26周目にそのマックス・フェルスタッペンがピットイン。ベッテルの後ろの5番手でコースに復帰する。翌周にはダニール・クビアトがピットインして11番手でコースに復帰する。

    29周目には2番手を走行していたシャルル・ルクレールがピットイン。ハードタイヤを選択する。

    31周目、マックス・フェルスタッペンがセバスチャン・ベッテルをオーバーテイク。表彰台圏内の3位に順位を上げる。ダニエル・リカルド、ロマン・グロージャンがリタイアする。

    38周目、ピエール・ガスリーがピットインしてソフトタイヤに交換。入賞圏内の10番手でコースに復帰するが、同じホンダのパワーユニットを搭載するダニール・クビアトに抜かれて11番手に後退する。

    その後、レースは膠着状態。残り数周で各ドライバーのタイヤが鍵を握る展開となっていく。9番手のストロール、10番手のクビアト、11番手のガスリーが1秒以内でポイント争いを展開する。

    しかし、その後も順位に変動はなく、バルテリ・ボッタスがチェッカー。ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペンが表彰台を獲得した。

  • 2019年 F1 オーストラリアGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2019年 F1 オーストラリアGP 予選:トップ10ドライバーコメント

    2019年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアGPの予選が3月16日(土)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われた。

    ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。メルボルンでは6年連続のポールとなる。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。

    3番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。そして、そして、マックス・フェルスタッペンがホンダのF1エンジンでは2015年のF1復帰以降での最高グリッドとなる4番グリッドに並ぶ。

    1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「今日、自分がこのポジションにいられることを本当に幸運に思う。他とのギャップがどれくらいになるかは想像もできなかった。僕たちの方が遅れをとっていると思っていたし、プッシュしなければならないと思っていた。だから、できる限りベストなパッケージを準備して、結果を出せるように全力を注いできた。バルテリと僕は限界までクルマをプッシュした。クルマは大きく変えていない。バルセロナの時とセットアップはほぼ同じだ。だからこそ、このギャップには本当に驚いている。クルマのポテンシャルをフルに解放したのはこれが初めてだし、戦えるクルマであることがわかって本当に嬉しい。新しいシーズンの本当に素晴らしいスタートが切れたし、明日の戦いための良いポジションにつくことができた」

    2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
    「今日はドライビングを本当に楽しんだ。良い流れを掴むことができたし、ドライビングを楽しんでいる時はそれがタイムシートにも表れるものだ。Q3の最初のラップはとても良かったし、2回目のラップでも更新したかったけど、アウトラップでトラフィックに当たってしまい、ラップを開始するときにタイヤが少し冷えてしまっていた。ルイスは素晴らしいラップをした。でも、トラフィックさえなければ、今日のポール争いはもっとわからなくなっていたと思う。僕たちがここまで強いとは思わなかった。嬉しいけど、率直に言ってこれほどギャップがあることに驚いている。僕たちは自分がどの位置にいるかよくわからないままここに来た。フェラーリより少し後ろだと思っていたくらいだ。でも、彼らを侮ってはならない。今日は苦戦していたかもしれないけど、冬季テストでの彼らは本当に強かったし、速いクルマを持っている。同時に、僕たちもバルセロナからここまでコンスタントにクルマを改善させたし、本当に良い仕事をしてきた。今日は楽しかった。2人とも良いラップだった。日曜日もこの調子でうまくいくことを願っている。ターン1までそれなりに距離があるので、スタートを決めて、後続とのギャップを築きて、ルイスと良い戦いがしたい」

    3番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
    「明日、3番手からレースをスタートするのはそれほど悪くはないし、クルマも問題ない。パーフェクトとか、思い通りだったわけではないし、速さも少し足りない。でも、ここからスタートしてどんな結果を出せるか見てみよう。このトラックは独特だし、コンディションはテストで経験したものとは違っている。僕たちは昨晩クルマを間違いなく改善させたけど、全員の前に出られるほど十分ではないことは明らかだ。明日のレースではクルマのことをさらに理解するための時間がある。可能な限りハードにレースをして、どのような結果を出せるか見てみよう。結局のところ、僕たちはポールポジションの16メートル後ろでしかないんだからね」

    4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は満足のいく予選だった。昨晩のモノコック交換なども含め、今週末はいくつかの困難もあり少し心配しもあった。ただ、現場とファクトリーのスタッフが連携していいセットアップを見つけ出してくれたので、2列目グリッドを獲得でき、とてもうれしい。Q1は本当に接戦で、このようなストリートサーキットでは最初のアタックからうまくやらなければならない。ほかのドライバーと異なり、Q1では同じセットのタイヤを使い続けていたので、2度目の走行でタイムアップできたのはラッキーだった。予選モードではパフォーマンスの向上を実感したので、満足している。いいマシンバランスを見つけるのに苦労しており、上位との差は望んでいたものではないけど、現実的に考えると今のポジションには満足すべきだと思う。4番手というのは、予選前の想定よりもいい結果だ。明日どういう順位で終わるかを判断するのは難しいし、金曜日にロングランをそこまで多くできなかったけど、タイヤの持ちはかなりよさそうなので、クリーンなスタートをしてどこまで順位を上げられるか見てみたいと思う」

    5番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「この予選結果に満足だとは言えない。Q1は良かったし、Q2はとても良かったけど、Q3は特に2回目の走行では特に最初のセクターであまりにミスが多かったし、改善することができなかった。ここから学んで、レースに向けてできる限りの準備をしていきたい。メインのライバルとのギャップに関しては、もう少し小さいと想定していたことを認めなければならない。ここが珍しいトラックで、伝統的なトラックと比べれば順位が変わることがあるとしてもね。僕たちの方でマシンにはまだ作業する余地があると思う。レースは明日だし、かなり長い。僕はまだ表彰台を狙っている。当然ながら、パーフェクトなスタートを決めなければならない。ここはオーバーテイクが簡単とはほど遠いサーキットだからね」

    6番手:ロマン・グロージャン(ハース)
    「6番グリッドはいい結果だ。特にケビンもすぐそこし、良い1日だった。マシンは良いパフォーマンスを発揮しているし、僕たちはこのトラックでいつも競争力があるのはいいことだ。予選用のセットアップをフルで走らせたのは初めてだったし、さらに詳しく知ることができたのは興味深いかった。マシンはうまく機能しているし、ポジションもだいたい予想通りだ。序列にはいくつかサプライズもあるかもしれないけど、自分たちの1日にはとても満足している。レースペースも予選と同じくらいいいと思う。プッシュして、結果を出し続けていきたい。1年の最初に多くのポイントを獲得できることを期待している」

    7番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
    「僕の方はパーフェクトな予選とはいかなかった。Q1の最初のタイヤでミスしてしまい、もう1セット使うことになってしまったことで、Q3では新品が1セットしか残っていなかった。それは僕のミスだ。でも、幸いなことにマシンはとても良かった。今年もトラックにこんなにいいクルマに届けたくれたチームの働きをとても誇りに思う。彼らは新しいルール変更を取り入れるために素晴らしい仕事をしたし、競争力のあるクルマを維持してくれた。トップとの差もそれほど大きくない。彼らと戦えてはいないけど、そこまで離されてはいない。明日はこれを土台にして、たくさんのポイントを獲得できることを願っている」

    8番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「本当に楽しかったけど、調子に乗るつもりはないよ! セッション開始時にはすごくナーバスだった。僕にとってF1初の予選だし、ここへ来たのも初めてだからね。でも、今日はラップをうまくまとめることができた。チームも素晴らしかった。Q2進出が目標だったけど、それ以上の結果になった。みんなの大きな自信につながる。長くタフなレースになるし、今からそれに集中しなければならない。きちんと眠ればいいんだけどね」

    9番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)
    「ハッピーかと言われれば、イエスでもありノーでもある。少しがっかりしている。クルマにはもっと実力があったと思うし、もう少し上位にいけたと思うけど、ラップをまとめ切れなかった。レースに関しては、最初の2コーナーをインシデントに巻き込まれずに切り抜けて、そこからうまくやりたい」

    10番手:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
    「トップ10でシーズンをスタートできるのは素晴らしことだ。予選を通してベストな仕事ができたと思うし、Q2のラップにはとても満足している。今日の鍵はミスを犯さず、一貫性のある走りをすることだった。レースで何位になれるか楽しみだど、このトラックはオーバーテイクが決して簡単ではないので、トップ10からスタートすることが重要だ。できればポジションを維持して、スタートでいくつか上に行きたい。常に言っていることだけど、シーズンをどこからスタートしようが関係ない。どこでフィニッシュするかだ。このマシンには大きなポテンシャルがあるし、シーズンが進むにつれて改善していけると自信を持っている」

    関連:2019年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【動画】 ルイス・ハミルトンのポールラップ / F1オーストラリアGP 予選

    【動画】 ルイス・ハミルトンのポールラップ / F1オーストラリアGP 予選

    メルセデスのルイス・ハミルトンが、2019年のF1世界選手権の開幕戦となるF1オーストラリアGPの予選でコースレコードを更新する素晴らしい走りでポールポジションを獲得した。

    予選Q3はルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスによるチームメイト同士の対決となった。まずは1回目の走行でバルテリ・ボッタスが1分20秒598を記録してリード。

    しかし、2回目のアタックでルイス・ハミルトンがそのタイムを0.112秒上回る1分20秒486を記録。昨年、自身が記録したコースレコード(1分21秒164)を1.116秒更新する驚速ラップで通算84回目となるポールポジジションを獲得した。

    「シーズンを始めるのにこれ以上のものはない。バルテリが素晴らしいラップを刻んでいたので、前に出るために最後は特別なものを引き出さなければならなかった」

    「2回目のラップは間違いなく1回目よりも良かった。常にそれができるとは限らない。1回目のラップではミスをしてしまった。僕にとっては珍しいことだ。それを払いのけて続けた。僕たちは週末を通してとにかく自分たちのペースとラップに取り組み続けた。僕たちはバルセロナ後のここ数日でセットアップで大きな前進を果たした。僕たちはそれをここに持ち込み、うまくいったと思う」

    2019年 F1オーストラリアGP 予選:ルイス・ハミルトン

    関連:F1オーストラリアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション