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  • オスカー・ピアストリ サインツに激怒「バックマーカーにレースを壊された」

    オスカー・ピアストリ サインツに激怒「バックマーカーにレースを壊された」

    オスカー・ピアストリは、2026年F1ハンガリーGPでカルロス・サインツJr.との接触によって勝利を逃したことに強い不満を示し、「バックマーカーにレースを壊された」と怒りをあらわにした。

    ピアストリはレース序盤にシャルル・ルクレール、そしてチームメイトのランド・ノリスを抜いて首位に浮上。しかし、第2スティント終盤の周回遅れ処理でサインツと接触し、その間にノリスに逆転を許した。さらに終盤にはギアボックストラブルでリタイアとなり、優勝争いから姿を消した。

    首位走行中に周回遅れと接触「何もかもがうまくいかなかった」
    ピアストリは3番グリッドから好スタートを決め、ターン1でルクレールをかわすと、ターン2ではノリスを鮮やかな切り返しで攻略してトップに立った。

    その後もレースをリードしていたが、2度目のピットストップ後に周回遅れの集団へ追いつくと、フェルナンド・アロンソとポジション争いをしていたサインツのウィリアムズとターン2~3の間で接触。このロスによってノリスに先行を許し、その約15周後にはギアボックスのトラブルでリタイアを喫した。

    レース後、ピアストリは失意を隠さなかった。

    「もちろん本当にがっかりしている。1周目は良かったし、第1スティント全体も悪くなかったと思う」

    「ハードタイヤではペースに苦しんだけど、トラックポジションがあったし、苦しみながらも何とか抑え切れると思っていた」

    「でも、その後は起こり得ることが全部起きてしまった」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    「周回遅れのマシンにレースを壊されるなんて予想しない」
    レース後には、青旗表示システムの不具合によって複数のドライバーが青旗を認識できなかったことも判明した。しかし、ピアストリはそれを言い訳にはならないと切り捨てた。

    「青旗の問題があったことは知っていた。でも、マーシャルポストでは青旗が振られていた」

    「僕はすぐ後ろにいた。本当に何が起きたのか信じられなかった。周回遅れのマシンにぶつけられるなんて、自分のレースで起こるとは思わないことだ」

    「彼が僕を見ていなかったかどうかなんて気にしない。見えていなかったことも、誰も伝えなかったことも、あるいは完全に状況認識が欠けていたことも、受け入れられない」

    さらに、サインツがアロンソと最後尾争いを続けていたことにも皮肉を込めた。

    「彼はフェルナンドと最下位争いを、まるでワールドチャンピオン争いみたいにやっていて、そのせいで僕はレースのリードを失った」

    「彼は普段から他のドライバーに厳しいことを言っているし、これまでも他のドライバーからコース上で厄介だと言われてきた」

    「そんなことをするなら、一度自分自身を見つめ直した方がいい」

    夏休み前の心境について問われると、ピアストリはチームを責めることはなかった。

    「気持ちをリセットして、もっとペースを見つけたい」

    「周回遅れのマシンにレースを壊されることを前提に戦略なんて立てない。だから、この件でチームを責めるつもりはまったくない」

    「夏休みで少しリセットして、また戻ってきたい」

    ピアストリは接触によって首位を失い、その後ギアボックスのトラブルで無念のリタイア。一方でノリスは今季初優勝を飾り、マクラーレンに2026年シーズン初勝利をもたらした。

  • オスカー・ピアストリ F1ハンガリーGPでハミルトン批判「ミラーを見ていなかった」

    オスカー・ピアストリ F1ハンガリーGPでハミルトン批判「ミラーを見ていなかった」

    オスカー・ピアストリは、2026年F1第11戦ハンガリーGP予選でルイス・ハミルトンの進路妨害によってポールポジション争いの機会を失ったとして、不満をあらわにした。スチュワードはこの件を審議した結果、ハミルトンに3グリッド降格ペナルティを科している。

    マクラーレンは週末を通じて高いパフォーマンスを示しており、チームメイトのランド・ノリスがポールポジションを獲得。ピアストリも最後のアタックで上位進出が期待されていたが、ターン1でハミルトンに行く手を阻まれ、5番手に終わった。

    「黄色旗ではなくハミルトンが原因だった」
    ピアストリはQ3最後のアタックラップ開始直後、ターン1でレーシングライン上を低速走行していたハミルトンに追いついた。ロックアップを強いられてコースオフし、そのままラップを中止。並走しながら皮肉交じりのサムズアップを送ると、ハミルトンは進路妨害に気付いて手を挙げて謝罪した。

    セッション終盤にはマックス・フェルスタッペンのスピンやジョージ・ラッセルのマシントラブルによる黄旗も出されていたが、ピアストリは自身のアタックが終わった原因は別にあると強調した。

    「ルイスがミラーを見ていなかっただけだ。黄色旗は僕の問題じゃなかった」

    「どのみちラップを走れなかったのは残念だ。今日のマシンには速さがあったし、僕自身もそこへ近づこうとしていた」

    「簡単な週末ではなかったけど、間違いなくパフォーマンスはあった」

    チームメイトのノリスが1分17秒207でポールポジションを獲得したこともあり、マクラーレンにはフロントロー、さらにはポールを争えるだけの速さがあったことは明らかだった。

    スチュワードはハミルトンに3グリッド降格
    スチュワードはハミルトンが不必要にピアストリの走行を妨害したと判断し、3グリッド降格ペナルティを決定。ハミルトンは2番手から5番手へ後退し、ピアストリは4番グリッドへ繰り上がった。

    裁定では次のように説明された。

    「ターン1への進入で44号車はレーシングライン上を著しく低速で走行しており、81号車はプッシュラップ中だった」

    「44号車のドライバーは、81号車の接近を知らせるチーム無線を受けた時点では、すでに81号車が至近距離まで迫っていたと説明した。また、自身の位置関係から81号車はミラーで確認できなかったとも述べた」

    「81号車は回避行動としてコース外へ膨らみ、アタックラップを中止せざるを得なかった」

    「スチュワードは44号車が予選中に81号車を不必要に妨害したと判断し、FIA F1競技規則および予選での同種事案に対するガイドラインに基づき、3グリッド降格ペナルティを科す」

    ハミルトンは、フェラーリからの無線連絡が遅れたことが原因だったと説明した。

    「彼(ピアストリ)がコーナー頂点に来た時に初めて無線で知らされた」

    「彼が来ていることはまったく分からなかった。僕は最初にコースインしたので、みんなもうアタックを終えたと思っていた」

    「僕の認識では、ピットレーンを出た時に後ろにいたのはシャルル(ルクレール)だった」

    「それまでずっとクリーンなセッションだったし、もちろん故意ではなかった」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    ステラ「最後のアタックを見られず残念だった」
    ピアストリは、スタートラインの時点からハミルトンを視界に捉えており、避けてくれるものと考えていたという。

    「かなりひどかった」

    「スタートラインから彼が見えていて、避けてくれるだろうと思いながら見ていた」

    「でも、ほとんど接触しそうになるまで見続けることになった。本当に残念だった」

    Sky Sports F1のアンソニー・デビッドソンもオンボード映像を確認したうえで、「ピアストリの立場から見れば明らかな進路妨害であり、異論を唱えるのは難しい」と指摘した。

    マクラーレン代表のアンドレア・ステラも、ピアストリは予選が進むにつれてマシンとの一体感を高めていたと評価した。

    「オスカーについてはターン1で進路妨害があったことが残念だ。彼にはかなりのパフォーマンスが残されていたと思う」

    「今日のコンディションに対して良いセットアップを見つけ始めていたところだった。だから最後のアタックを見ることができなかったのは本当に残念だ」

    また、マクラーレンがハンガリーGPへ投入したアップグレードはコンマ数秒の改善をもたらしたと明かしつつも、ポールポジションを獲得できるほどの効果は予想していなかったという。

    それでもノリスはアップグレードを最大限に活用し、ハミルトンを0.012秒上回ってポールポジションを獲得。開幕から続いていたメルセデス勢の連続ポール獲得を止めた。

    「ポールはポールだからね。トップに戻れてうれしい」

    「週末を通してマシンの感触は良かった。投入したアップグレードとパッケージを徐々に引き出せるようになっていた」

    「それが今日の結果につながったのは本当に良かった」

  • オスカー・ピアストリ マクラーレンF1新仕様はFP2見送り「土曜に投入する」

    オスカー・ピアストリ マクラーレンF1新仕様はFP2見送り「土曜に投入する」

    マクラーレンF1のオスカー・ピアストリは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行でチームの最新アップグレードを使用しなかったことを明かし、予選と決勝に向けて新仕様を投入する予定だと語った。

    ハンガロリンクでの金曜走行では、ランド・ノリスが新パッケージを終日使用した一方、ピアストリは旧仕様フロアでFP2のみを走行。これは新パーツの比較評価を行うためのプログラムで、FP1を担当したリザーブドライバーのレオナルド・フォルナローリによるデータ収集も重要な役割を果たした。

    ピアストリ「土曜日には新パーツを投入する」
    FP1を欠場したピアストリは、FP2を8番手で終えた。新アップグレードを装着したノリスからは5ポジション、0.8秒以上遅れる結果となったが、土曜日には最新仕様を受け取る予定だという。

    「明日は新しいパーツを使う予定だから、少し改善してくれることを期待している」

    「劇的に世界が変わるとは思っていないけど、フェラーリはとても速そうだったし、ランドもかなり良さそうだった。正直、まだ判断は難しい。でも今はクリーンなラップをまとめられれば上位に行ける状況だと思うから、それを目標にしたい」

    また、強風に苦しめられたコンディションについては次のように振り返った。

    「FP1でみんなが言っていたことは聞いていたけど、自分で走ってみるとまったく違う体験だった」

    「本当に、本当に難しかった。たぶん全員にとってそうだったと思う。いろいろな要素が重なっていたし、とにかく風が強かった。もともとクルマはかなりピーキーな特性があるし、そこへ風が加わると本当に厳しい」

    マクラーレン「比較評価のため旧仕様フロアを使用」
    マクラーレンF1のシニアディレクターを務めるランディ・シンは、ピアストリが旧仕様で走行した理由を説明した。

    「今回持ち込んだすべての新コンポーネントが、期待どおりの性能を示したことが最も大きな収穫だった。風が強く非常に難しいコンディションのなかでも、ドライバー全員が素晴らしい仕事をしてくれ、多くの有益なデータを収集できた」

    「ランドは終日新パッケージで走行した一方、オスカーは比較評価を行うため、唯一のセッションで旧仕様フロアを使用した。レオナルド・フォルナローリもFP1で重要な役割を果たし、非常に丁寧な作業によって今回のプログラムと今後の開発に大きく貢献してくれた」

    さらに今回のアップグレードについては、一定の前進を確認しつつも現状を冷静に受け止めている。

    「しっかりした土台を築くことができ、正しい方向へ一歩前進できたと感じている」

    「ただし、自分たちの立ち位置は現実的に見ている。ここ数戦で先頭との差は大きく、一度のアップデートでそれを埋められるとは考えていなかった。それでも今回の結果は励みになっており、開発の方向性が正しいという自信につながっている。予選で自分たちがどの位置にいるのかを見るのが楽しみだ」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    路面舗装にも不満「かなり一貫性がない」
    今週末に向けてハンガロリンクではコースの大部分が再舗装されたが、ドライバーからは不満の声も上がっている。

    ジョージ・ラッセルが一部区間の舗装が「壊れ始めている」と指摘したことについて、ピアストリも同様の見解を示した。

    「路面もかなり奇妙だ。新しく舗装した部分なのに、すでに摩耗してしまっていて、その上から帯状にアスファルトを補修している場所もある。本当に一貫性がなく、そうしたことも走るのを非常に難しくしている」

    一方、新アップグレードを終日使用したノリスは、その効果を確認しつつも、さらなるセットアップ作業が必要だと語った。

    「難しい一日だったし、僕たちにとって簡単な2回のセッションではなかった」

    「午後には一歩前進できたけれど、まだやるべきことは残っている。今日は新しいパーツを投入したので、それをもっと理解し、最適な状態に仕上げていく必要がある」

    「前にいるチームへすぐ追いつけるとは思っていない。でもいくつかの分野では正しい方向へ進んでいる。今夜もしっかり作業を進めて、このパッケージからさらに性能を引き出し、明日どう戦えるか見ていきたい」

    今回の比較テストを終えたマクラーレンは、土曜日から両マシンを最新仕様へ揃える予定だ。フェラーリ勢が初日をリードするなか、新パッケージを投入するピアストリが予選でどこまで差を縮められるかが注目される。

  • オスカー・ピアストリ F1現行PUを酷評「コンピューター任せではレースにならない」

    オスカー・ピアストリ F1現行PUを酷評「コンピューター任せではレースにならない」

    2026年F1マシンのパワーユニット(PU)を巡る議論がさらに過熱している。ベルギーGPではエネルギーマネジメントの問題が各チームで顕在化したが、マクラーレンのオスカー・ピアストリは現在のシステムを「ひどい」と厳しく批判。予選結果がドライバーではなくコンピューターの挙動に左右される現状へ強い不満を示した。同僚ランド・ノリスも同様の見解を示し、「今季を通して苦しんできた」と告白。両者は2027年に予定されるレギュレーション変更でも根本的な解決にはならないとの見方を示している。

    ピアストリ「コンピューターが予選順位を決めるのは最悪」
    スパ・フランコルシャンでは長い全開区間の影響もあり、PUのエネルギー展開(デプロイメント)の制御が例年以上に重要となった。現在のPUは、ドライバーが完全には制御できない領域でエネルギー配分が変化することがあり、その不安定さが予選順位を左右している。

    ピアストリは現状を次のように酷評した。

    「ひどい。本当にそれ以外に言いようがない」

    「不満を口にしているのは僕だけじゃない。ジョージ(ラッセル)も今週末、そしておそらくここ2戦ほど苦しんでいたし、他のドライバーと話しても同じような状況だった」

    「コンピューターの機嫌次第で予選グリッドが決まるなんて、レースとしては本当に最悪だ。ここ(スパ)は特に問題が大きく出るサーキットだけど、予選後に全コーナーのデータを見返して『チームメイトとほぼ同じなのに最終的には0.2秒遅れていた』となるのは、とても納得できるものではない」

    さらに、この問題はメルセデスPUだけではなく、すべてのメーカーに共通していると指摘した。

    「これはメルセデスHPPだけの問題ではない。他のエンジンメーカーでも起きていると思うし、特定メーカーだけの問題ではない」

    「今のエンジンはあまりにも複雑すぎる。あらゆることに敏感で、アウトラップで何をしたかが、その後の展開を左右してしまう。本当に扱いが難しいレースになっている」

    ノリス「運ではなくドライバーで勝負したい」
    ランド・ノリスも、予選でドライバー自身がコントロールできる要素が少なすぎると訴えた。

    「正直に言えば、これはドライバーとはほとんど関係がない。もちろんボタンを押すタイミングが数メートル早かったとか、そういう違いはある。でも、自分でコントロールできることは少なくて、コントロールできないことの方がずっと多い」

    「予選のペースを左右する要素があまりにも多すぎるのは残念だ。ドライバーの問題ではなく、パワーユニットが期待通りに動いてくれて、変なことをしないよう祈るしかない状況なんだ」

    ベルギーGPではノリス自身は直線スピードに満足できたが、それは今季初めてだったという。

    「正直、この問題で今シーズンずっと苦しんできた。ストレートで競争力があると感じられたのは、今季ではこの週末が初めてだと思う」

    「今回は僕が満足できて、逆にオスカーが少し苦しんでいた。でも、それは彼のせいでもない。結局はパワーユニットが勝手なことをしているだけなんだ」

    オスカー・ピアストリとランド・ノリス(マクラーレン)

    2027年規則変更でも根本解決には懐疑的
    2027年には内燃機関の出力比率引き上げや燃料流量の増加などが予定されているが、ピアストリは今回の問題とは別だと考えている。

    「これはシステム全体の制御方法の問題なんだ。燃料流量を増やしたり、デプロイメントを減らしたりしても、この問題そのものは解決しない」

    「エンジンのキャリブレーションや学習方法に関係する話で、今のPUそのものに組み込まれている性質なんだ」

    一方で、各メーカーが経験を積めば改善の余地はあるとしながらも、現時点では全メーカー共通の課題だと強調した。

    「時間が経って各メーカーがエンジンを理解すれば改善していくだろう。でも、これは僕たちやメルセデスだけの問題ではない。他のドライバーから聞く限り、すべてのメーカーで起きている」

    「それでも、こんな問題が存在していること自体、多くの人にとって本当に腹立たしいことなんだ」

  • オスカー・ピアストリ ルクレールへの裁定に疑問「どこへ行けばよかった?」

    オスカー・ピアストリ ルクレールへの裁定に疑問「どこへ行けばよかった?」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、2026年F1ベルギーGP決勝でシャルル・ルクレール(フェラーリ)との接触によりマシンを損傷しながら5位でフィニッシュしたが、ルクレールにペナルティが科されなかった裁定に疑問を呈した。

    この接触によりフロアにダメージを負ったピアストリは、レースを通じてバランス悪化とタイヤのデグラデーションに苦しんだ。一方で、マクラーレンはマシン本来の速さには手応えを得ており、次戦ハンガリーGPで投入されるアップグレードによる改善に期待を寄せている。

    「どこへ行けばよかったのか分からない」
    レース序盤、ピアストリは3番手を走るルクレールをレス・コームで攻略しようとした際に接触。マシンの一部が破損し、フロアにもダメージを負った。

    この件はスチュワードの審議対象となったが、ルクレールにペナルティは科されなかった。

    「サイドボードみたいなものを失ったんだ。いや、サイドボードって玄関に置く家具みたいだから違うか(笑)。でもマシンの一部を失った」とピアストリはSky Sportsに語った。

    「正直、僕がどこへ行けばよかったのか分からない。だから何も裁定が出なかったことには驚いた」

    「小さな接触だったけど、僕には大きな代償になった。僕たち2人とも、もっと大きな結果になっていた可能性もあった。でも、もう終わったことだ」

    マクラーレンは、この接触によってフロア性能が低下し、バランス悪化とタイヤデグラデーションの増加につながったと説明している。

    フロア損傷でレースは苦戦
    ピアストリはレース後半もルクレール、ルイス・ハミルトン、そしてチームメイトのランド・ノリスと争ったものの、順位を上げることはできず5位でチェッカーを受けた。

    「そこからレースはかなり難しくなった」

    「最初のスティントではバランスがかなり悪くなってしまった。でも2スティント目ではある程度補正できて、ペースも戻ってきた」

    「それでも、あの接触以降は本当に難しいレースだった」


    ステラ代表「ダウンフォースを失った代償は大きかった」
    チーム代表のアンドレア・ステラは、接触によって失われた空力性能がタイヤマネジメントにも大きな影響を与えたと説明した。

    「その部品を失ったことで、状況によって5〜10ポイント分のダウンフォースを失っていた」

    「その状態でタイヤを酷使してラップタイムを稼ごうとすれば、スティント終盤に必ずツケが回ってくる」

    「オスカーの1スティント目と2スティント目のペースを見ると、タイヤを使い過ぎたことで最後に性能低下が現れたことが分かる」

    予選ではPU異常も発生
    ピアストリはベルギーGPを振り返り、マクラーレンの競争力には改善の兆しが見えた一方で、依然としてパフォーマンスの安定性に課題があると認めた。

    また、予選Q3ではパワーユニットの異常が発生し、本来の実力を発揮できなかったことも明かしている。

    「今の僕たちは少し一貫性に欠けている」

    「でも今週末は確かに改善していた。昨日もQ3ではパワーユニットの異常があったけれど、それ以外のラップは良かった」

    「いろいろな要素が実力を見えにくくしている。まずはそういう問題を解決したい」

    次戦ハンガリーGPではアップグレードが投入される予定で、ピアストリは扱いやすさの向上にも期待を寄せた。

    「アップグレードは間違いなく助けになる。今日のように速さはあっても、その速さを引き出すのが本当に難しいマシンだからね」

    「もっと速くなって、さらに安定して走れるようになればいい」

    ベルギーGPでは5位に終わったピアストリだが、接触によるダメージや予選でのPUトラブルなど、不運が重なった週末でもあった。マクラーレンはハンガリーGPで新パッケージを投入する予定で、ピアストリも勝利争いへの復帰に期待を寄せている。

  • オスカー・ピアストリ マクラーレンF1残留を明言 フェルスタッペン加入説を一蹴

    オスカー・ピアストリ マクラーレンF1残留を明言 フェルスタッペン加入説を一蹴

    オスカー・ピアストリが、2027年にマックス・フェルスタッペンがマクラーレンへ加入し、自身のシートを奪うとの憶測を明確に否定した。

    ベルギーGPを前に、2027年もマクラーレンで走るのかと問われたピアストリは、わずか一言「イエス」と回答。その後も現在のチームへの信頼を強調し、去就を巡る噂を一蹴した。

    2027年残留を一言で明言
    近年のF1パドックでは、フェルスタッペンの将来が大きな話題となっている。レッドブル・レーシングとの契約は2028年まで残っているものの、契約解除条項を行使すれば2027年に移籍できる状況にあるとされている。

    メルセデスとフェラーリには現時点で空席がなく、移籍先候補として現実味があるのはマクラーレンとの見方も浮上。オーストリアGPの週末には、フェルスタッペン陣営がマクラーレンと接触を開始したとの報道も流れた。

    しかし、マクラーレンCEOのザク・ブラウンは、フェルスタッペンの実力には敬意を示しつつも、ランド・ノリスとピアストリという現在のドライバーラインアップに満足しているとの考えを繰り返し表明している。

    それでも一部では、フェルスタッペン加入が実現した場合にピアストリがシートを譲るのではないかとの憶測が続いていた。これに対し、先週にはマネージャーのマーク・ウェバーも「何も変わっていない」と語り、ピアストリがノリスとともに残留すると強調していた。

    「僕は今の立場に満足している」
    ベルギーGP開幕前の記者会見で、「2027年もマクラーレンでレースをするのか」と直接質問されたピアストリは、一言だけこう答えた。

    「イエス」

    その後、ピアストリは自身の考えを次のように説明した。

    「それが議論になっているとは思わなかった」

    「もちろん、そういう噂は見聞きしている。でも、僕は今の自分の立場にも、このチームでの状況にもとても満足している。ザクとアンドレアは、この件についても素晴らしい対応をしてくれたし、とても安心させてくれた」

    また、フェルスタッペンの置かれた状況にも理解を示した。

    「明らかにマックスは今の状況に満足していなくて、いろいろな選択肢を探っている。昨年もメルセデスとの話があったし、特別新しいことではない」

    「でも、僕は自分のいる場所にも、このチームが向かっている方向にもとても満足している」

    チームへの信頼は揺るがない
    さらにピアストリは、F1のドライバー市場では情報収集が重要だと認めつつも、自身の将来に不安はないと強調した。

    「僕自身はあまり気にしていない。ドライバー市場がどう動いているのか、いろいろな情報を知ることは重要だと思う」

    「でも、僕はこのチームを信頼しているし、チームから伝えられていることも、自分に寄せられている信頼も分かっている。それが僕にとって一番大切なことだ」

    フェルスタッペンの去就を巡る憶測は今後も続くとみられるが、ピアストリ本人は2027年もマクラーレンの一員として戦う意思を、これ以上ないほど明確な形で示した。

  • ピアストリのレッドブルF1移籍説をウェバー否定「メディアは間違っている」

    ピアストリのレッドブルF1移籍説をウェバー否定「メディアは間違っている」

    マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が加速するなか、オスカー・ピアストリのマネージャーを務めるマーク・ウェバーが、レッドブル移籍説について即座に否定した。

    フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍し、その空席をピアストリが埋めるとの報道も浮上しているが、ウェバーは「メディアは間違っている」と一蹴。2027年のドライバー市場を巡る憶測は一段と過熱している。

    ウェバーがピアストリのレッドブル移籍説を否定
    F1の2027年ドライバー市場では、フェルスタッペンの契約解除条項が夏休み前のランキング次第で有効になるとされており、各チームの動向に注目が集まっている。

    F1-Insiderは、フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍した場合、その後任としてピアストリがレッドブルへ加入する準備ができているようだと報じた。

    この報道について質問されたウェバーは、一度は「誰にも分からない(Who knows?)」と含みを持たせるような反応を見せた。

    しかし、ピアストリのマネージャーでもあるウェバーは直後に発言を修正し、

    「メディアは間違っている」と明確に否定。レッドブル移籍説を一蹴した。

    オスカー・ピアストリとマーク・ウェバー

    フェルスタッペン移籍ならマクラーレンにも影響
    一方で、フェルスタッペンの去就は依然として不透明だ。

    報道では、レッドブルとの契約解除条項は2026年夏休み時点でドライバーズランキング2位以内に入っていなければ発動可能とされている。現在フェルスタッペンはランキング7位で、条件を満たす可能性が高まっている。

    さらにF1-Insiderは、マクラーレンの有力スポンサーやバーレーン政府系ファンドの支援により、フェルスタッペンが要求する契約条件も大きな障害にはならないと伝えている。

    また、ジャンピエロ・ランビアーゼをはじめレッドブルの主要スタッフ流出も続いており、チーム内の先行きに不透明感が増していることも移籍説を後押しする要因とみられている。

    ピアストリにも契約解除条項があるとの報道
    一方で、ピアストリ自身にも契約解除条項が存在すると報じられている。

    その内容は、2026年夏休み時点でドライバーズランキング5位以内に入れなかった場合に発動できるというものだ。

    現在のランキングではランド・ノリスが5位、ピアストリは6位で、その差は15ポイント。残るベルギーGPとハンガリーGPの結果次第では、この条件を満たす可能性も残されている。

    もしピアストリが契約解除条項を行使して退団すれば、マクラーレンはフェルスタッペン獲得に向けたシートを確保できることになる。

    もっとも、現時点ではウェバー本人がレッドブル移籍説を明確に否定しており、今後の焦点はベルギーGPとハンガリーGP終了時点のランキング、そしてフェルスタッペンとピアストリ双方の契約条項が実際に行使されるかどうかに移っている。

  • マクラーレンF1 オスカー・ピアストリ契約にチーム側が主導権を持つ条項

    マクラーレンF1 オスカー・ピアストリ契約にチーム側が主導権を持つ条項

    マクラーレンがマックス・フェルスタッペンとの接触を続けている背景には、2027年ではなく2028年以降を見据えた長期的な構想があるようだ。さらに、オスカー・ピアストリとの契約内容には、その戦略を裏付ける重要な条項が盛り込まれていると報じられた。

    イタリア『Sky Italia』によると、現時点でフェルスタッペンの2027年加入は「現実的ではない」とされる一方、2028年以降であれば状況が大きく変わる可能性があるという。

    マクラーレンは将来的なトップドライバー獲得に向け、すでに布石を打っていたようだ。

    2027年の契約条項が将来への布石
    Sky Italiaによると、フェルスタッペンはレッドブルのマシン競争力や主要エンジニアの流出、チーム内での影響力低下に不満を抱いているものの、2027年に移籍できる現実的な選択肢は限られている。

    一方で、マクラーレンは「2027年のシートに空きはない」と繰り返し主張してきた。しかし、その状況は2028年以降には変わる可能性がある。

    その鍵となるのが、オスカー・ピアストリの契約だ。

    ピアストリの契約には今季中に発動可能な契約解除条項があり、夏休み前の時点でランキング5位以内に入れなければ、自ら契約を解除できる条件が設定されている。現在はランキング6位で、チームメイトのランド・ノリスに15ポイント差をつけられている。

    もっとも、現状でピアストリがこの条項を行使する可能性は低いとみられている。仮にマクラーレンが期待を下回るシーズンを送っていたとしても、移籍先として有力視されるレッドブルは現在さらに厳しい状況に置かれているためだ。

    さらにSky Italiaは、2027年以降についてはマクラーレン側が契約解除条項を管理できる内容になっていると報じている。契約自体は2027年以降も続くものの、最終的な主導権はチーム側が握る形になるという。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    ザク・ブラウンCEOは以前からフェルスタッペン獲得を視野
    ピアストリは2025年3月、前年に2勝と8回の表彰台を記録した活躍を受けて契約延長を締結した。当時、ザク・ブラウンCEOはランド・ノリスとピアストリを「F1最高のドライバーラインアップ」と高く評価していた。

    しかし今回の報道は、その契約交渉の段階からブラウンCEOがフェルスタッペン獲得の可能性を見据えていたことを示唆している。

    2027年以降にチーム側が契約をコントロールできる条項を盛り込んだことで、将来的にフェルスタッペンが市場に出た場合でも柔軟に対応できる余地を確保したという見方だ。

    ブラウンCEO自身も以前、ピアストリとの契約交渉中にフェルスタッペンのマネージャーであるレイモンド・フェルミューレン氏へ連絡したことを認めている。

    「私は必要な情報を正確に得ることができた」

    ブラウンCEOはオランダ紙『De Telegraaf』にそう語っており、この発言は今回の報道によって新たな意味を持つことになった。

    フェルスタッペン獲得競争は2028年が本番か
    現時点ではフェルスタッペンの2027年マクラーレン移籍は現実味に欠けるとみられている。しかし、ピアストリとの契約内容を見る限り、マクラーレンは以前から将来的なフェルスタッペン獲得を想定した体制を整えてきた可能性が高い。2028年以降のドライバー市場では、ブラウンCEOの長期戦略が大きな意味を持つことになるかもしれない。

    【関連】
    ・マックス・フェルスタッペン陣営が決断を急ぐ理由 レッドブルF1契約の「10月条項」

  • オスカー・ピアストリにアウディF1移籍説浮上 ウェバーが交渉と報道

    オスカー・ピアストリにアウディF1移籍説浮上 ウェバーが交渉と報道

    オスカー・ピアストリにアウディF1移籍説が浮上した。マネジメントを務めるマーク・ウェバーがアウディと接触していると報じられ、2027年以降を見据えた移籍の可能性に注目が集まっている。

    レッドブル移籍説が取り沙汰されるなか、新たな候補としてアウディの名前が浮上した背景には、マクラーレンとの関係や将来のキャリア戦略があるとみられる。現時点では憶測の域を出ないものの、ドライバー市場の動向を占う話題として関心を集めている。

    レッドブル移籍説に加えてアウディも候補に浮上
    オーストリアGPのパドックでは、マックス・フェルスタッペンが契約に盛り込まれているパフォーマンス条項を行使し、2027年にマクラーレンへ移籍する可能性が噂された。

    その場合、後任として以前からレッドブルと関連付けられてきたオスカー・ピアストリが加入する「交換トレード」の可能性も取り沙汰された。

    現時点ではフェルスタッペンがレッドブル残留へ傾いているとみられ、マクラーレンも現在のドライバーラインアップを維持する姿勢を示している。ただし、双方とも将来的な可能性を完全には否定していない。

    そうしたなか、ドイツ人ジャーナリストのラルフ・バッハは『F1-Insider』で、ピアストリ陣営がアウディとも接触していると報じた。

    ウェバーが水面下で移籍先を模索か
    報道によると、2025年の「パパイヤルール」を巡る一連の騒動以降、ピアストリ陣営とマクラーレンの関係には緊張が続いているという。

    さらに、ピアストリのマネージャーであり、現在は主に商業面を担当しているマーク・ウェバーは、マクラーレンとの関係が悪化し、チームのホスピタリティエリアへの立ち入りも認められていないと伝えられている。

    ウェバーはレッドブルとの強い人脈を持つ一方で、アウディとも交渉を進めているとされる。

    バッハは次のように語っている。

    「何よりも警戒すべきなのは、その方面だけではない。オスカー・ピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーは、ピアストリのマクラーレンでの将来性が薄れてきたと見ており、パドックを駆け回っている」

    「彼はレッドブルにもコネクションがあり、この業界を知り尽くしている。そして当然ながら、アウディとも話し合いを進めていると聞いている」

    「資金面だけでなく、若いドライバーがメーカーとともにプロジェクトを築き上げられる環境でもある。だからヒュルケンベルグだけでなく、ピアストリにとっても非常に興味深い選択肢になり得る」

    オスカー・ピアストリ F1 アウディ

    アウディのシート事情も影響
    報道では、アウディではニコ・ヒュルケンベルグのシートが安泰ではないとの見方も紹介されている。

    メーカー直轄チームとして2026年から本格参戦したアウディは、将来のプロジェクトを担う若手エースの獲得を模索しているともみられており、ピアストリはその条件に合致する存在と考えられている。

    一方で、ウェバー自身はピアストリの去就について発言が「必要以上に大きく取り上げられる」ことを警戒しているという。それでも今回の報道からは、ピアストリ陣営がマクラーレン残留だけにこだわらず、複数の選択肢を検討していることがうかがえる。

    現在、ピアストリはドライバーズランキングでランド・ノリスを1ポイント上回っている。しかし、マクラーレンの競争力不足やチームとの関係性を考慮すれば、アウディという新たな挑戦が現実味を帯びる可能性もありそうだ。

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    オスカー・ピアストリ 2026年限りでマクラーレンF1離脱を検討との報道

    オスカー・ピアストリが2026年シーズン限りでマクラーレンを離れる可能性が浮上した。ブラジルの大手モータースポーツ専門メディア『Grande Prêmio』は、ピアストリが契約解除条項の行使を検討しており、実現すればマックス・フェルスタッペンのマクラーレン加入につながる可能性があると報じた。

    マクラーレンのドライバー市場に大きな影響を与える可能性があるこの報道は、2027年のF1シリーシーズンを左右する重要な動きとして注目されている。

    ピアストリが離脱を検討と現地報道
    ブラジルの『Grande Prêmio』によると、現在ドライバーズランキング6位につけるオスカー・ピアストリは、2026年シーズン終了後に契約解除条項を行使し、マクラーレンを離脱する可能性を検討しているという。

    記事では、この動きが実現すれば、マックス・フェルスタッペンがマクラーレンへ移籍する道が開かれると伝えている。

    ピアストリは2023年、アルピーヌとの契約問題がFIAの契約承認委員会(CRB)に持ち込まれた末、マクラーレン入りが正式に認められた経緯がある。

    不満の背景は2025年のチームオーダー
    報道では、ピアストリとマクラーレンの関係が悪化したきっかけとして、2025年イタリアGPが挙げられている。

    当時、マクラーレンはピットストップでのミスを補うためランド・ノリスを優先する戦略を採用。その結果、ピアストリはレース終盤にノリスだけでなくフェルスタッペンにも逆転を許した。

    この判断は、ピアストリ本人だけでなく、マネージャーを務めるマーク・ウェバーとマクラーレン首脳陣との関係にも影響を及ぼしたという。

    記事では、ウェバーが「マクラーレンではピアストリがナンバー1ドライバーになれない」と考え、新天地を模索していると伝えている。

    フェルスタッペンにも移籍の可能性
    一方で、フェルスタッペンもレッドブルでの将来が不透明になりつつある。

    2026年マシンへの不満に加え、イギリスGPではオーストリアGP予選と同様のリアウイングの不具合によってリタイア。レース後には父ヨス・フェルスタッペンとマネージャーのレイモンド・フェルメーレンがローラン・メキース代表と話し込む姿も目撃された。

    さらにドイツ紙『Bild』は、フェルスタッペンの契約には成績に応じた離脱条項が存在すると報道。イギリスGP終了時点でランキング2位との差が78ポイントとなり、夏休み前までにトップ2へ浮上できない状況となったことで、その条項を行使できる条件を満たす可能性があるとしている。

    また、オランダ紙『De Telegraaf』は、2028年からマクラーレン加入が決まっているジャンピエロ・ランビアーゼに対し、レッドブルが技術情報の共有を制限しているとも報じている。

    2027年は「交換移籍」が有力との見方
    『Grande Prêmio』は、両者の状況を踏まえれば、最も自然なシナリオはフェルスタッペンがマクラーレンへ移籍し、空いたレッドブルのシートにピアストリが加入する「交換移籍」だと分析している。

    マクラーレンは現在メルセデス製パワーユニットの信頼性問題を抱えながらも、将来性の高いプロジェクトを進めているとされる。一方、ピアストリはレッドブルでエースドライバーとして新たなキャリアを築く可能性があるという見方だ。

    もっとも、今回の内容はいずれも『Grande Prêmio』や『Bild』、『De Telegraaf』など各メディアによる報道に基づくものであり、マクラーレン、レッドブル、両ドライバー陣営から正式な発表は行われていない。2027年のドライバー市場を占う上で注目すべき情報ではあるが、今後の公式な動向を見極める必要がある。