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  • 佐藤琢磨 インディ500予選13番手に落胆「もうショックすぎて言葉が出ない」

    佐藤琢磨 インディ500予選13番手に落胆「もうショックすぎて言葉が出ない」

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、雨の影響で1日開催に変更された2026年インディ500予選を13番手で終えた。ファスト12進出を目前で逃した佐藤琢磨は、予選後に「もうショックすぎて言葉が出ない」と率直な心境を明かした。

    当初は2日間開催が予定されていた予選だったが、天候の影響でスケジュールは大幅に変更。佐藤琢磨は26番手出走という難しい条件の中でアタックに臨み、一時は11番手につけていたものの、終盤に他車のタイム更新によって順位を落とし、最終的に13番手で終えることになった。

    「昨日走れていればコンディションは良かった」
    「インディ500の予選が終わりました。残念ながらトップ12に入ることができず、13番手で今日の予選を終えることになってしまいました。もうショックすぎて言葉が出ないくらいなんですけども」

    佐藤琢磨は、通常とは異なる予選フォーマットになったことで状況が大きく変わったと説明した。

    「もともと土曜日と日曜日と2日間で開催される予定だった予選が、昨日の土曜日は雨の関係で走れなかったので、1日のすごいコンパクトな凝縮したスケジュールになったんです」

    「本来はまず15番手以内に入って、そこから10位から15位で敗者復活をやってトップ12に入る方式だったんですけど、雨の影響でそれが全部流れてしまった」

    「ポールを取ったパロウに最後弾かれた」
    佐藤琢磨は、出走順と路面コンディションの変化も結果に影響したと振り返った。

    「自分は今日26番手出走で、昨日の夕方走れていればコンディションは良かったと思うんですけど、今日は仕方ないですね」

    「お昼の12時からスタートだったので、自分が走る時は午後2時くらいになっていて、劇的に暑くなっていた。その時点では11番手のタイムだったんですけども、後ろから今日ポールを取ったアレックス・パロウ選手が引き返ったこともあり、ギリギリになって最後弾かれて13位で終わってしまった」

    佐藤琢磨 インディ500 予選

    未知のパーツ投入を悔やむ
    さらに佐藤琢磨は、チームとして導入した新パーツが裏目に出た可能性についても言及した。

    「今日は非常に気温が高くなって、今までのプラクティスの中でも一番暑い日になりました。それから風もすごく強かったので、車を安定させるセッティングにしなきゃいけなかった」

    「どこのチームもそうやって試行錯誤するんですけども、それにちょっと反応しすぎてしまったというか、チームももっとやらなきゃというところで、自分たちがデータのないパーツを使ったんですけども、それが結果的にはものすごい失敗だったのかなと思います」

    「4台とも同じようにして4台とも沈んでしまったので、自分たちが知らないものと言ったらもうそれ一つしかない」

    「まだレースセットアップは仕上げられる」
    一方で、佐藤琢磨は決勝に向けて前向きな姿勢も崩さなかった。

    「本当にたらればになってしまうんですけど、自分たちが知っているパッケージで走っていれば、おそらく順当に上がれていったと思うから、なおさら悔しいです」

    「ただ、チーム一丸となってトップを目指してやろうとしていた志は変わらないですし、確かに予選はすごく残念な形で久しぶりにトップ12に入れないインディ500になってしまっているんですけど、まだまだレースのセッティングは明日の月曜日、それとカーブデーで仕上げることができる」

    「なんとか挽回できるように残り2日間のプラクティスを走って、決勝に向けて準備を進めたいと思います。残念な予選でしたけども、たくさんの応援ありがとうございました」

  • アレックス・パロウがインディ500ポール獲得 佐藤琢磨はファスト12届かず13番手

    アレックス・パロウがインディ500ポール獲得 佐藤琢磨はファスト12届かず13番手

    アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)が、雨の影響で1日開催に圧縮された2026年のインディ500予選でポールポジションを獲得した。ディフェンディングウイナーのパロウは4周平均232.248mphを記録し、2023年以来2度目のインディ500ポールを手にした。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は230.995mphを記録して13番手。ファスト12進出には届かなかったものの、上位勢に迫るスピードを示し、決勝に向けて期待を残した。

    雨で崩れた2日制予選 一発勝負のフォーマットに
    本来2日間で行われるインディ500予選は、天候の影響により1日開催へと変更された。インディカーは午後12時から午後7時までの限られた時間内で33台すべてのグリッドを確定させる必要があり、フルフィールド予選、ファスト12、ファスト6の各セッションで各車1回のみのアタックに制限された。

    この形式により、13番手から33番手までが最初の全車予選で決定。その後、上位12台によるファスト12、さらに上位6台によるファスト6でポールポジションが争われた。

    パロウが唯一の232mph台で2度目のインディ500ポール
    パロウは2.5マイルのインディアナポリス・モーター・スピードウェイを4周平均232.248mphで走行。ライバル勢が231mph台にとどまる中、唯一232mphの壁を突破した。

    「言葉がない」とパロウは語った。

    「正直、今日はここまでスピードがあるとは思っていなかった。すごい。本当に信じられない。ファンのみんなに感謝したい」

    2番手にはエド・カーペンター・レーシングのアレクサンダー・ロッシが231.990mphで続き、チーム・ペンスキーのデビッド・マルーカスが231.877mphで3番手に入った。

    ローゼンクヴィストは失速 佐藤琢磨は13番手
    ポール候補と見られていたフェリックス・ローゼンクヴィストは、33台によるセッションとファスト12で速さを見せたものの、ファスト6では伸びを欠き、231.375mphで4番手にとどまった。

    5番手にはAJフォイト・レーシングのサンティーノ・フェルッチが入り、過去4年で3度目となるトップ6スタートを確保。アロー・マクラーレンのパト・オワードはファスト6進出こそ果たしたが、最終アタックでは230.442mphにとどまり6番手となった。

    ファスト6に届かなかった組では、チップ・ガナッシ・レーシングのカイフィン・シンプソンが7番手、ドレイヤー&レインボールドのコナー・デイリーが8番手、2024年ポールシッターのスコット・マクラフリンが9番手に入った。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は230.995mphで13番手。ファスト12進出には届かなかったものの、上位勢に近いスピードを示した。

    大物勢が後方に沈む波乱のグリッド
    今回の予選では、多くの有力ドライバーが期待通りの結果を残せなかった。

    マーカス・エリクソンはアンドレッティ勢最上位ながら18番手、ウィル・パワーは20番手。アロー・マクラーレンのライアン・ハンター=レイは23番手、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンは24番手にとどまった。

    カイル・カークウッドは26番手、キャサリン・レッグは27番手。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから出場するルーキーのミック・シューマッハは229.450mphで28番手となった。

    最下位33番手はスティング・レイ・ロブ。No.77 シボレーは4周を通じて不安定な挙動を見せ、226.572mphにとどまった。

    2026年インディ500予選結果
    ■ 1番手 アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング) 232.248mph
    ■ 2番手 アレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング) 231.990mph
    ■ 3番手 デビッド・マルーカス(チーム・ペンスキー) 231.877mph
    ■ 4番手 フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク・レーシング) 231.375mph
    ■ 5番手 サンティーノ・フェルッチ(AJフォイト・レーシング) 230.846mph
    ■ 6番手 パト・オワード(アロー・マクラーレン) 230.442mph
    ■ 7番手 カイフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ・レーシング) 230.883mph
    ■ 8番手 コナー・デイリー(ドレイヤー&レインボールド) 230.712mph
    ■ 9番手 スコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー) 230.577mph
    ■ 10番手 カイオ・コレット(AJフォイト・レーシング) 230.539mph
    ■ 11番手 スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング) 230.347mph
    ■ 12番手 リナス・ヴィーケイ(ユンコス・ホリンジャー・レーシング) 229.585mph
    ■ 13番手 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 230.995mph
    ■ 14番手 エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング) 230.829mph
    ■ 15番手 エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング) 230.811mph
    ■ 16番手 クリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター・レーシング) 230.705mph
    ■ 17番手 マーカス・アームストロング(メイヤー・シャンク・レーシング) 230.701mph
    ■ 18番手 マーカス・エリクソン(アンドレッティ・グローバル) 230.667mph
    ■ 19番手 クリスチャン・ルンガー(アロー・マクラーレン) 230.661mph
    ■ 20番手 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー) 230.279mph
    ■ 21番手 ノーラン・シーゲル(アロー・マクラーレン) 230.213mph
    ■ 22番手 ルイス・フォスター(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 230.212mph
    ■ 23番手 ライアン・ハンター=レイ(ドレイヤー&レインボールド) 230.202mph
    ■ 24番手 ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー) 230.165mph
    ■ 25番手 ロマン・グロージャン(フンコス・ホリンジャー・レーシング) 229.791mph
    ■ 26番手 カイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル) 229.607mph
    ■ 27番手 キャサリン・レッグ(HMDモータースポーツ/AJフォイト・レーシング) 229.456mph
    ■ 28番手 ミック・シューマッハ(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 229.450mph
    ■ 29番手 ジャック・ハーベイ(ドレイヤー&レインボールド) 229.207mph
    ■ 30番手 グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング) 229.017mph
    ■ 31番手 デニス・ハウガー(アンドレッティ・グローバル) 228.982mph
    ■ 32番手 ジェイコブ・アベル(デイル・コイン・レーシング) 228.169mph
    ■ 33番手 スティング・レイ・ロブ(ユンコス・ホリンジャー・レーシング) 226.572mph

  • 佐藤琢磨 インディ500予選順延に落胆「26番手出走でもチャンスがあった」

    佐藤琢磨 インディ500予選順延に落胆「26番手出走でもチャンスがあった」

    佐藤琢磨は、雨によって順延となった2026年インディ500予選について、「26番手出走でもチャンスがあった」と悔しさをにじませた。

    インディカーは、断続的な雨と雷の影響により、土曜に予定されていたインディ500予選初日を全面キャンセル。日曜に短縮フォーマットでトップ12、さらにファスト6までを一気に実施する異例のスケジュールへ変更した。

    佐藤琢磨「コンディションは良くなると思った」
    佐藤琢磨は、中止決定時にはすでに路面が乾き始めていたこともあり、複雑な思いを口にした。

    「インディ500の今日は予選1日目、残念ながらキャンセルになってしまいました。今からちょうど2時間半クローズまであるんですけど、ちょうど走り切れるんですよね」

    「ご覧の通りの天気でもう乾き出しているので予選はできたということになるんですけど、残念ながら今から1時間前のインディカーの判断では厳しいということで、今日は1日サンダーストームというか雷絡みの雨を降っていたので、残念ながら予選はできませんでした」

    予選順は26番手。通常であれば不利にも見える順番だが、夕方に向けて気温や路面コンディションが改善する可能性もあり、佐藤琢磨は流れが向いてくる感覚を持っていたという。

    「自分としては今日これからハッピーアワーになるので、ちょうどだから5時半ですよね。たとえ26番手出走でも逆にコンディションが前半よりも良くなるから、これは来たと思ったんですけど、そんなにうまくはいかないですね」

    日曜は“暑さ”と一発勝負
    しかし、日曜は状況が大きく変わる。

    午前中にプラクティスが追加され、正午から予選開始。さらに高温コンディションが予想されており、後半出走となる佐藤琢磨にとっては厳しい条件になる可能性が高い。

    「明日は午前中にプラクティスセッションが設けられて12時から走りますので、自分はだいたい1時50分くらいの出走になるから、ものすごく不利なんですけど、しかもものすごく暑いらしいです」

    「でも今ちょっと色々施策を練っているので、それで全力で行くしかないかなと思っています」

    今年のインディ500予選は、全33台が最初のアテンプトを行った後、トップ12、さらにトップ6へと進む短縮フォーマットへ変更された。

    つまり、最初の4周アタックでミスをすれば一気に流れを失う可能性がある。佐藤琢磨も“一発勝負”になることを強く意識している。

    「明日はいろいろ状況が変わったので、まず全員が33台が最初のアテンプトを終えて、トップ12が入って、トップ12がトップ6になってという感じで予選が進んでいくので、もうワンチャンスしかないから、とにかくミステイクしないように、でも最高な走りができるように準備していきたいと思います」

    200mph超の世界で、わずかな風向きや路面温度が運命を左右するインディ500予選。順延によって条件は大きく変化したが、佐藤琢磨はその変化を受け止めながら、決戦の日曜へ向けて準備を進めている。

  • インディ500予選が雨天順延 ポール争いは日曜一発勝負に

    インディ500予選が雨天順延 ポール争いは日曜一発勝負に

    インディ500予選は雨天順延により、日曜1日で全33台の初回アタック、トップ12、ファスト6までを実施する短縮フォーマットに変更された。

    インディカーは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで土曜に予定されていた第110回インディアナポリス500の予選初日が、断続的な雨により延期されたことを受け、日曜の予選スケジュールを更新した。

    日曜は米東部時間正午から、金曜の予選抽選順に基づいて全33台が4周平均スピードを記録する1回のアタックを行う。この初回アタックによって13番手から33番手までのグリッドが決定し、上位12台がトップ12ラウンドへ進出する。

    雨天順延で日曜1日決着の短縮フォーマットに変更
    今回の変更で大きなポイントとなるのは、通常よりも時間が限られるなかで、ノックアウト方式の予選ラウンドを日曜中に完了させる必要がある点だ。

    初回アタックの上位12台は、そのまま米東部時間午後4時30分ごろに予定されるトップ12ラウンドへ進出する。トップ12では、初回予選のスピード順とは逆順、つまり12番手、11番手、10番手という順番で各車が1回ずつアタックを行う。

    このラウンドで7番手から12番手となった車両は、その結果に基づいて決勝の7番グリッドから12番グリッドを確定させる。

    ファスト6でポールポジションと賞金10万ドルを争う
    トップ12の上位6台は、ポールポジションを争う最終ラウンド「ファイアストン・ファスト6」に進出する。

    ファスト6で最速となったドライバーは、インディ500のポールポジションに加え、NTT P1アワードと10万ドルの賞金を獲得する。

    また、トップ12進出者には2026年NTTインディカー・シリーズのチャンピオンシップポイントも与えられる。ポールシッターには12ポイント、2番手には11ポイントが与えられ、12番手の1ポイントまで1点刻みで減少する。

    エンジン冷却のためトップ12前にクールダウン走行を実施
    トップ12およびファスト6に進出するチームは、次のアタック前に義務付けられたクールダウン時間を設ける。

    この時間には、シボレー・コルベットZR1Xペースカーの後方を時速100マイルで走行し、エアダクトに空気を流してエンジンを冷却する。短縮スケジュールのなかでも、次のアタックに向けてマシンを適切な状態に戻すための措置となる。

    放送はFS2、FOX、FOX Oneで中継
    日曜の予選中継は、米東部時間午前9時30分からスプリットグループ形式のプラクティスで始まり、FS2とFOX Oneで放送される。

    予選は正午から同じくFS2とFOX Oneで開始され、トップ12とファイアストン・ファスト6の最終2ラウンドは午後4時からFOXとFOX Oneで放送される。全セッションはSiriusXMチャンネル218のINDYCAR RadioおよびINDYCAR公式アプリでも配信される。

    土曜分のチケットと有料駐車券は日曜も有効となる。ただし、土曜のスイートおよびホスピタリティチケットは日曜には一般入場扱いとなり、スイートやホスピタリティエリアへのアクセスは含まれない。土曜のスイートおよびホスピタリティ用駐車券は日曜には有効とならない。

  • 佐藤琢磨 インディ500“ファストフライデー”4番手「フロントローを目指したい」

    佐藤琢磨 インディ500“ファストフライデー”4番手「フロントローを目指したい」

    佐藤琢磨が、インディアナポリス500予選前最後のプラクティス「ファストフライデー」で4番手タイムを記録し、予選へ向けて好位置につけた。

    レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの75号車アマダ・ホンダを駆る佐藤琢磨は、232.655mphを記録。今週初の233mph超えとなるフェリックス・ローゼンクヴィストに続く上位グループに入り、予選シミュレーションでも高い競争力を示した。

    朝の雨によって走行開始は約2時間遅れたが、インディカー側が走行時間を延長したことで、各チームは予選仕様の高ブーストセッティングを使った重要なデータ収集を進めた。

    佐藤琢磨「車の出来は80%くらい」
    佐藤琢磨はセッション後、予選へ向けた手応えを語った。

    「インディ500プラクティス4日目、“ファストフライデー”が終わりました。ファストフライデーは予選ブーストを使う唯一の練習日なので、今日も100%みんな予選シミュレーションを行います」

    「今日は明け方から午前中にかけて雨が降っていたので、プログラム自体は2時間遅れぐらいで始まったんですけど、それでも今もう午後7時10分なんですが、午後7時まで走らせてくれたので、やりたいプログラムは7割ぐらい終わったと思います」

    「車の完成度としてはどうですかね。去年よりは確実に良いです。去年のファストフライデーでは4周連続で走れなかったので、今日はしっかり走れたことと、車も確認できました。車の出来は80%ぐらいですかね」

    「それでもかなり良いところにいると思いますし、ノートウのスピードも今ちょっと情報が混ざっていて分からないんだけど、トップ5にはいると思います」

    「明日の涼しい予選、それから日曜日はものすごく暑くなる予選になるので、すごく難しい予選になると思いますけども、精一杯頑張ってフロントローを目指していきたいと思います」


    ローゼンクヴィストが233mph突破
    この日のトップタイムは、メイヤー・シャンク・レーシングのフェリックス・ローゼンクヴィストが記録した233.372mphだった。

    ローゼンクヴィストは、序盤は苦戦していたと明かしながらも、セッション中の改善によって大きくスピードを伸ばせたと振り返った。

    「正直に言うと、僕たちはかなり遅いスタートだった」

    「そこから抜け出せるのは少し珍しいことだ。最初の走行は230mph台前半くらいだったと思う。そこから基本的に3mphを見つけた。かなりクールだった。マシンの感触はかなり良かった」

    「そういうことは時々起こる。少しスピードを見つけると、そこから流れが出てくる。バランスは本当に良かった」

    2016年インディ500勝者のアレクサンダー・ロッシが232.932mphで2番手、2024年ポールシッターのスコット・マクラフリンが232.674mphで3番手に続いた。

    1番手 フェリックス・ローゼンクヴィスト(233.372mph)
    2番手 アレクサンダー・ロッシ(232.932mph)
    3番手 スコット・マクラフリン(232.674mph)
    4番手 佐藤琢磨(232.655mph)
    5番手 マーカス・エリクソン(232.622mph)
    6番手 アレックス・パロウ(232.532mph)
    7番手 エド・カーペンター(232.470mph)
    8番手 パト・オワード(232.427mph)
    9番手 リナス・ヴィーケイ(232.417mph)
    10番手 ノーラン・シーゲル(232.416mph)
    11番手 クリスチャン・ラスムッセン(232.397mph)
    12番手 スコット・ディクソン(232.286mph)
    13番手 コナー・デイリー(232.202mph)
    14番手 ウィル・パワー(232.173mph)
    15番手 ジャック・ハーベイ(232.124mph)
    16番手 デビッド・マルーカス(232.110mph)
    17番手 カイオ・コレット(232.026mph)
    18番手 サンティーノ・フェルッチ(231.997mph)
    19番手 クリスチャン・ルンガー(231.936mph)
    20番手 ジョセフ・ニューガーデン(231.848mph)
    21番手 マーカス・アームストロング(231.835mph)
    22番手 エリオ・カストロネベス(231.786mph)
    23番手 カイル・カークウッド(231.713mph)
    24番手 ルイス・フォスター(231.707mph)
    25番手 ジェイコブ・アベル(231.667mph)
    26番手 グラハム・レイホール(231.627mph)
    27番手 スティング・レイ・ロブ(231.621mph)
    28番手 キフィン・シンプソン(231.445mph)
    29番手 デニス・ハウガー(231.231mph)
    30番手 ロマン・グロージャン(231.160mph)
    31番手 ライアン・ハンター-レイ(231.067mph)
    32番手 ミック・シューマッハ(230.749mph)
    33番手 キャサリン・レッグ(229.357mph)

    ローゼンクヴィストは4周平均の予選シミュレーションでも最速を記録。一方、佐藤琢磨もノートウ速度でトップ5圏内に入っているとみられ、予選でのフロントロー争いに期待が高まっている。

  • 佐藤琢磨 インディ500予選仕様で“ノートウ最速”「スピードも文句なし」

    佐藤琢磨 インディ500予選仕様で“ノートウ最速”「スピードも文句なし」

    佐藤琢磨が、第110回インディアナポリス500のプラクティス3日目を終え、予選仕様パッケージに切り替えたマシンに強い手応えを示した。

    レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの75号車ホンダを駆る佐藤琢磨は、この日の“ノートウ”最速となる223.828mphを記録。空力トウなしの単独走行で今週最速タイムをマークし、予選に向けて存在感を示した。

    「今日は予選パッケージの土台作り」
    佐藤琢磨は、この日から本格的に予選仕様へ切り替えたことを明かした。

    「昨日まではレースセットで集団走行をやっていましたが、今日は予選に向けた車作りのパッケージになりました」

    「明日は“ファストフライデー”で予選ブーストになるので、多分スピードも10マイル以上上がると思います。今日はその下地作りというか、土台作りという意味で非常に大事な日でした」

    この日は依然としてレースセットを続けるチームも多かったという。

    「7割ぐらいのチームがまだレースセットをやっていました。正直、自分としても本当はレースセットをやりたい気持ちはあったんですけど、そうすると間に合わなくなってしまう」

    「自分たちとしては、そもそも今年の予選パッケージがちゃんと機能するのかを確認する必要があったので、今日は予選の練習を優先しました」

    重要テストを消化して早めに終了
    佐藤琢磨は、この日の走行が短時間だった理由についても説明した。

    「トータルでは3ラウンドしかしていないので、周回数としては非常に短いです。ただ、確認したいことがたくさんありましたし、すごく重要なテストアイテムが2つありました」

    「ベースラウンドを終えた後に、その2つを投入して3回走って、今日は終了しました」

    さらに、夜間作業に備えてチーム側にも配慮があったという。

    「今日は早めに終わることで、メカニックたちも予選仕様へ向けた作業に集中できます。アップライト交換などもあって、本当に大仕事なんです」

    「僕たちはオープンテストから使っているショートプログラム用エンジンをそのまま使い続けますが、他のレギュラー勢はここでエンジン交換になるので、チームとしても今日は早めの切り上げという感じでした」

    「非常に良い手応えを掴めた」
    そのうえで佐藤琢磨は、予選仕様のパッケージに大きな自信を見せた。

    「今日はクルマも非常に調子を取り戻しましたし、自分自身もすごく気持ちよく走れました。確認したいことも全部できました」

    「スピードも文句なしで、すごく速かったです」

    一方で、今後の天候変化には警戒も示している。

    「今日はコンディションがすごく良かったですし、ここから金曜日、土曜日と状況も変わると思います。土曜日は雨が降るかもしれないし、日曜日は暑い予選になるかもしれません」

    「どこまでパフォーマンスを出せるかは分かりませんが、少なくとも予選パッケージについては非常に良い手応えを掴めました。引き続き明日も頑張っていきたいと思います」

    オワードが総合トップ メイヤー・シャンク勢も好調
    この日の総合トップは、アロー・マクラーレンのパト・オワードだった。227.308mphを記録し、トラフィックを利用した走行ながら今週3番手となるスピードをマークした。

    2番手にはエリオ・カストロネベス、3番手にはマーカス・アームストロング、4番手にはフェリックス・ローゼンクヴィストが入り、メイヤー・シャンク・レーシング勢が上位を占めた。

    前年王者アレックス・パロウは22番手だったが、水曜日には今週2番手となる228.026mphを記録しており、依然として有力候補のひとりと見られている。

    また、各チームはこの日から予選シミュレーションへ本格移行。33台合計で1,469周を走行し、大きなアクシデントなくセッションを終えた。

    金曜日の“ファストフライデー”では予選用ブーストが解禁され、インディ500の勢力図がさらに鮮明になっていく。

    インディ500 プラクティス3順位
    1.パト・オワード(アロー・マクラーレン) – 227.308mph
    2.エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク・レーシング) – 226.977mph
    3.マーカス・アームストロング(メイヤー・シャンク・レーシング) – 226.841mph
    4.フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク・レーシング) – 226.626mph
    5.アレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング) – 226.364mph
    6.スティング・レイ・ロブ(フンコス・ホリンジャー) – 225.972mph
    7.カイオ・コレ(プレマ) – 225.793mph
    8.ロマン・グロージャン(プレマ) – 225.786mph
    9.スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ) – 225.542mph
    10.エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング) – 225.061mph
    11.リナス・ヴィーケイ(デイル・コイン) – 224.994mph
    12.スコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー) – 224.979mph
    13.ライアン・ハンター=レイ(DRR-Cusick) – 224.611mph
    14.カイル・カークウッド(アンドレッティ) – 224.432mph
    15.デニス・ハウガー(アンドレッティ) – 224.397mph
    16.マーカス・エリクソン(アンドレッティ) – 224.094mph
    17.佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン) – 223.876mph
    18.ノーラン・シーゲル(アロー・マクラーレン) – 223.858mph
    19.キフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ) – 223.764mph
    20.デビッド・マルーカス(AJフォイト) – 223.391mph
    21.ウィル・パワー(チーム・ペンスキー) – 223.236mph
    22.アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ) – 223.230mph
    23.ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー) – 223.026mph
    24.キャサリン・レッグ(デイル・コイン) – 222.884mph
    25.コナー・デイリー(フンコス・ホリンジャー) – 222.746mph
    26.ジェイコブ・エイベル(デイル・コイン) – 222.632mph
    27.サンティーノ・フェルッチ(AJフォイト) – 222.504mph
    28.クリスチャン・ルンガー(アロー・マクラーレン) – 222.415mph
    29.ジャック・ハーベイ(DRR-Cusick) – 222.402mph
    30.ルイス・フォスター(レイホール・レターマン・ラニガン) – 222.293mph
    31.グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン) – 222.034mph
    32.ミック・シューマッハ(プレマ) – 221.902mph
    33.クリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター・レーシング) – 221.890mph

  • 佐藤琢磨 インディ500プラクティス2日目は30番手「正直仕上がりは良くない」

    佐藤琢磨 インディ500プラクティス2日目は30番手「正直仕上がりは良くない」

    佐藤琢磨が、2026年インディアナポリス500のプラクティス2日目を終え、現状の課題と今後の方向性について語った。レイホール・レターマン・ラニガンの75号車を駆る佐藤琢磨は、この日223.374mphで30番手。車両の不具合やセットアップ調整に追われる難しい一日となった。

    前日に発生していたメカニカルトラブル自体は解決したものの、その影響で予定していた比較テストが十分に行えず、2日目は改めて検証作業からスタートしたという。

    「あまり仕上がりは良くない」
    佐藤琢磨は、セッション中の流れについて詳細に説明した。

    「昨日出ていたトラブルというのは確実に解決はしたんですけども、そのトラブルが出ていた中で、やりたかった比較テストが昨日ちゃんとできなかったので、今日もう一度そこを洗い直すというメニューで始めました」と佐藤琢磨はコメント。

    その中で、単独走行を中心に細かなセットアップ確認を進めたという。

    「一人で走って、車がすごく安定している状態の中で、ちょっとした違いっていうのを一個一個チェックボックスをつけていきました」

    最終的にはクルマの方向性が改善し、ニュータイヤと満タン状態でグループランにも臨んだ。

    「今日初めてチーム4台でグループランができたのはすごく良かったと思います」

    しかし、その後も不具合が発生。終盤の大集団走行ではライバル勢との差を痛感したという。

    「ちょっと今日は置いてかれるぐらいスピードが遅かったので、残念ながら今の状態としては、あんまり仕上がりは正直良くないです」

    予選仕様へ切り替え「必ずスピードは出せる」
    ここまで苦しい状況が続いているものの、佐藤琢磨は冷静に状況を受け止めている。

    「でも今までもこういうことはたくさんありましたし、ここから車を作っていかねばならないので、とりあえずこの2日間でレースを見据えた走行というより、一旦ちょっと終了して、明日からは予選に向けた車作りをしていきます」と佐藤琢磨は語った。

    今後は木曜のプラクティスで予選仕様のベースを作り、「ファストフライデー」で高ブースト状態を確認。その後の予選へ臨む予定だという。

    一方で、天候への不安も口にした。

    「どうやらちょっと天候が怪しいので、今どういう予選になるかわかりません」

    それでも最後は前向きな言葉で締めくくった。

    「いずれにしてもここまでなかなか順調じゃないんですけど、必ずスピードは出せるように頑張っていきたいと思いますので、明日もしっかりとチームと一緒に頑張ります」

    インディ500 プラクティス2日目

    コナー・デイリーが228mph超えでトップ
    一方、この日のプラクティス2日目では、地元インディアナポリス出身のコナー・デイリーが228.080mphを記録してトップタイムをマークした。ドレイヤー&レインボールド・レーシングの23号車シボレーは、集団走行のトウを活用しながら2日間を通じた最速ラップを記録した。

    デイリーは走行後、マシンの感触に強い手応えを示した。

    「気分は最高だ。でも、あのラップでも全開ではなかった」

    「クルマの感触はかなりいい。とてもうまく進んでいる。正直、コース上もかなりエキサイティングだった。あの走行では、ここ最近のプラクティスで見たことがないくらい多くのサイド・バイ・サイドのバトルがあった。いい感じだった」

    昨年のインディ500ウイナーであり、NTTインディカー・シリーズ王者のアレックス・パロウも228.026mphで続き、228mph台に到達したのはこの2台のみだった。

    デビッド・マルーカスが227.139mphで3番手、グラハム・レイホールが226.835mphで4番手、ロマン・グロージャンが226.591mphで5番手に入り、各陣営とも予選を見据えたセットアップ作業を本格化させている。

    単独走行ではパト・オワードが最速
    集団走行では空力トウの影響によって速度が伸びた一方で、単独走行で最速だったのはパト・オワードだった。アロー・マクラーレンの5号車シボレーで221.409mphを記録し、“ノートウ”状態での速さを示した。

    2016年インディ500ウイナーのアレクサンダー・ロッシも、エド・カーペンター・レーシングの20号車シボレーで221.392mphを記録して単独走行2番手につけた。

    なお、単独走行最速タイムは、火曜にカイル・カークウッドが記録した222.062mphにはわずかに届かなかった。

    33台が無事故で2542周を走破
    この日は全33台が合計2542周を走行し、インシデントはゼロ。気温や路面コンディションにも恵まれ、各車が順調に周回を重ねた。

    ただ、木曜以降は予選仕様への切り替えが本格化する。金曜の“ファストフライデー”では高ブーストが解禁され、週末の予選へ向けて各陣営の勢力図が大きく変化する可能性もある。

    ■ 2026年インディ500 プラクティス2日目順位
    1.コナー・デイリー(ドレイヤー&レインボールド) – 228.080mph
    2.アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ) – 228.026mph
    3.デビッド・マルーカス(チーム・ペンスキー) – 227.139mph
    4.グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン) – 226.835mph
    5.ロマン・グロージャン(デイル・コイン) – 226.591mph
    6.スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ) – 226.572mph
    7.スコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー) – 226.173mph
    8.ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー) – 225.964mph
    9.サンティノ・フェルッチ(AJフォイト) – 225.594mph
    10.カイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル) – 225.542mph
    11.マーカス・アームストロング(メイヤー・シャンク) – 225.271mph
    12.フェリックス・ローゼンクヴィスト(メイヤー・シャンク) – 225.164mph
    13.ウィル・パワー(チーム・ペンスキー) – 225.133mph
    14.ジャック・ハーベイ(DRR) – 225.100mph
    15.リーナス・ヴィーケイ(デイル・コイン) – 225.091mph
    16.ルイス・フォスター(レイホール・レターマン・ラニガン) – 224.761mph
    17.デニス・ハウガー(プレマ) – 224.455mph
    18.カイオ・コレット(フンコス・ホリンジャー) – 224.390mph
    19.マーカス・エリクソン(アンドレッティ・グローバル) – 224.274mph
    20.スティング・レイ・ロブ(フンコス・ホリンジャー) – 224.272mph
    21.アレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター) – 224.268mph
    22.ノーラン・シーゲル(アロー・マクラーレン) – 224.234mph
    23.エリオ・カストロネベス(メイヤー・シャンク) – 224.163mph
    24.クリスチャン・ルンガー(アロー・マクラーレン) – 224.066mph
    25.ライアン・ハンター=レイ(DRR) – 224.063mph
    26.キフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ) – 223.817mph
    27.パト・オワード(アロー・マクラーレン) – 223.699mph
    28.ジェイコブ・エイベル(デイル・コイン) – 223.594mph
    29.クリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター) – 223.515mph
    30.佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン) – 223.374mph
    31.ミック・シューマッハ(プレマ) – 222.256mph
    32.エド・カーペンター(エド・カーペンター) – 222.227mph
    33.キャサリン・レッグ(デイル・コイン) – 220.985mph

    Photo:Rahal Letterman Lanigan Racing/ INDYCAR

  • 佐藤琢磨 インディ500プラクティス初日「納得いかないことが多かった」

    佐藤琢磨 インディ500プラクティス初日「納得いかないことが多かった」

    佐藤琢磨は、インディ500プラクティス初日を14番手で終えた一方で、走行内容については満足していない様子を見せた。

    レイホール・レターマン・ラニガンのNo.75 ホンダをドライブした佐藤琢磨は、初日のセッションで223.426mphを記録。しかし、セッション中にはメカニカルトラブルにも見舞われ、予定していたテストプログラムを十分に消化できなかったことを明かした。

    「インディ500プラクティス1日目が終わりました。ちょっと今日は、いくつかメカニカルトラブルが出てしまい、やりたかったテストを少なくとも2回中断しなければいけなかったので、思ったよりもスムーズにはいかなかったです」と佐藤琢磨は振り返った。

    さらに、4月末のオープンテスト時よりも大きく上昇した気温が、マシンバランスにも影響を与えたと説明した。

    「気温もオープンテストからぐっと上がって、本当にインディ500らしい暑い日だったんですけど、それによってコンディションがだいぶオープンテストと違ったせいか、車の動きも走り始めの時は良かったかなと思ったんですけど、走りが進むにつれてちょっと納得いかないことが多くなっていきました」

    その後はトラブルが重なったことで、セットアップ変更の効果も十分に確認できなかったという。

    「そこにトラブルが重なって、やりたかったことをいくつか入れたんだけど、それもよくわからない状態になってしまいました」

    セッション終盤には集団走行も試したが、理想的なフィーリングには届かなかった。

    「最後は隊列の中で集団走行したんですけど、全く良くなかったです」

    それでも佐藤琢磨は、初日の課題を冷静に受け止めており、2日目へ向けて立て直しを図る考えを示した。

    「今夜はしっかりとデータを見て、もう一回リセットして、本来今日やるべきだったことをしっかり比較テストしながら進めたいと思います」

    Source: @TakumaSato_Info (X)

  • 佐藤琢磨がインディ500プラクティス初日14番手 パロウが終盤最速でトップ

    佐藤琢磨がインディ500プラクティス初日14番手 パロウが終盤最速でトップ

    第110回インディアナポリス500のプラクティス初日が火曜日に行われ、佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガンのNo.75 ホンダで223.426mphを記録し、14番手で初日の走行を終えた。

    全33台が参加した6時間のセッションでは、現インディ500王者でありNTTインディカー・シリーズ王者でもあるアレックス・パロウが225.937mphを記録してトップタイムをマークした。

    パロウはセッション中盤、マシン右リア部分に違和感を覚えてピットイン。No.10 DHL チップ・ガナッシ・レーシング・ホンダは約90分にわたって確認作業が行われたが、終盤にコースへ復帰すると、その最初のランでファストラップを記録した。

    「ええ、今はいい感じだ。本当にいい」とパロウは語った。

    「いくつか問題はあったが、修正できた。機械的な問題とかではなかった。ただ、バランスに満足できていなかったんだ。自分が感じていたことを説明できる何かを見つけて、それで再び走れる状態になった。今日、眠りにつく前にもう一度コースへ戻れたのはよかったし、少し気分良く終えられる」

    4度のシリーズ王者であるパロウは、4月末のオープンテストで使用した車両とは異なるマシンを投入。この日は28周のみの走行だったが、終盤に一気にトップへ浮上した。

    「もちろん、もっとたくさん走りたい」とパロウは語った。

    「今日はあまり多くの周回はできなかったが、それでも多くのことを理解できた。(午後早い時間帯よりも)ずっと感触は良くなっている」

    2番手にはマイヤー・シャンク・レーシングのマーカス・アームストロングが225.895mphで続き、3番手にはインディアナポリス出身のコナー・デイリーが225.838mphで入った。

    2度のインディ500王者ジョセフ・ニューガーデンが4番手、2008年大会ウィナーのスコット・ディクソンが5番手となった。

    また、“ノートウ”ランキングではアンドレッティ・グローバルのカイル・カークウッドが222.062mphで最速を記録。ウィル・パワー、ジャック・ハーベイが続いた。

    この日は晴天のもとで全33台が走行し、合計1996周を記録。アレクサンダー・ロッシが116周を走り、唯一100周超えを達成したドライバーとなった。

    プラクティスは水曜日の正午から午後6時(米東部時間)まで再開される。第110回インディアナポリス500は、5月24日に決勝が行われる。

    ■ 第110回インディ500 プラクティス1結果
    1.アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング) – 225.937mph
    2.マーカス・アームストロング(マイヤー・シャンク・レーシング) – 225.895mph
    3.コナー・デイリー(ドレイヤー&ラインボルド・レーシング) – 225.838mph
    4.ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー) – 225.121mph
    5.スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング) – 225.087mph
    6.グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン) – 224.769mph
    7.カイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル) – 224.483mph
    8.スコット・マクラフリン(チーム・ペンスキー) – 224.401mph
    9.ロマン・グロージャン(フンコス・ホーリンガー) – 223.901mph
    10.デビッド・マルーカス(AJフォイト・レーシング) – 223.845mph
    11.ジャック・ハーベイ(ドレイヤー&ラインボルド・レーシング) – 223.743mph
    12.パト・オワード(アロウ・マクラーレン) – 223.740mph
    13.アレクサンダー・ロッシ(エド・カーペンター・レーシング) – 223.585mph
    14.佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン) – 223.426mph
    15.エリオ・カストロネベス(マイヤー・シャンク・レーシング) – 223.332mph
    16.エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング) – 223.297mph
    17.ジェイコブ・アベル(デイル・コイン・レーシング) – 223.155mph
    18.サンティノ・フェルッチ(AJフォイト・レーシング) – 222.930mph
    19.リナス・ヴィーケイ(デイル・コイン・レーシング) – 222.816mph
    20.キフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ・レーシング) – 222.771mph
    21.クリスチャン・ラスムッセン(エド・カーペンター・レーシング) – 222.622mph
    22.フェリックス・ローゼンクヴィスト(マイヤー・シャンク・レーシング) – 222.608mph
    23.マーカス・エリクソン(アンドレッティ・グローバル) – 222.304mph
    24.ノーラン・シーゲル(アロウ・マクラーレン) – 222.170mph
    25.スティング・レイ・ロブ(フンコス・ホーリンガー) – 221.947mph
    26.デニス・ハウガー(プレマ・レーシング) – 221.583mph
    27.ウィル・パワー(チーム・ペンスキー) – 221.455mph
    28.クリスチャン・ルンガー(アロウ・マクラーレン) – 221.116mph
    29.ライアン・ハンター=レイ(ドレイヤー&ラインボルド・レーシング) – 221.037mph
    30.カイオ・コレ(プレマ・レーシング) – 220.906mph
    31.ルイス・フォスター(レイホール・レターマン・ラニガン) – 220.819mph
    32.ミック・シューマッハ(プレマ・レーシング) – 220.280mph
    33.キャサリン・レッグ(デイル・コイン・レーシング) – 218.304mph

  • 佐藤琢磨 インディ500オープンテスト最終日6番手 ルーキーのコレットが最速

    佐藤琢磨 インディ500オープンテスト最終日6番手 ルーキーのコレットが最速

    インディアナポリス500マイルレースに向けたオープンテスト最終日がインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われ、2度の優勝経験を持つ佐藤琢磨は224.957mphを記録し6番手となった。全体ではルーキーのカイオ・コレットが226.381mphで最速を記録した。

    前日はベテラン勢が上位を占めたが、最終日はコレットがトウ(スリップストリーム)を生かしてトップに立った。

    2025年インディNXT by ファイアストンでランキング2位だったコレットは、A.J.フォイト・エンタープライゼスの4号車シボレーでテスト序盤に最速タイムを記録し、前日トップのコナー・デイリーの225.394mphを上回った。

    佐藤琢磨は上位圏を維持
    佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの75号車ホンダで224.957mphを記録。トップから約1.4mph差の6番手につけ、上位グループの一角を占めた。

    2番手にはジョセフ・ニューガーデンが226.223mphで入り、午後のセッションでも225.617mphでトップを記録した。3番手は前年のインディ500勝者でありNTTインディカー・シリーズ王者のアレックス・パロウ(225.272mph)、4番手はコナー・デイリー(225.215mph)、5番手はパト・オワード(225.109mph)となった。

    トウが順位を左右 ノートウではハーベイ最速
    今回のテストでは、前走車のスリップストリームを利用する「トウ」によって上位タイムの多くが押し上げられた。インディ500特有のトラフィック走行が影響するため、単純な順位だけでなく走行状況の理解が重要となる。

    単独走行(ノートウ)ではジャック・ハーベイが221.112mphで最速を記録し、前日の自己ベスト220.318mphを更新した。ただし午後の走行中、ターン3からターン4の間でマシン後方から白煙が上がり、機械的トラブルによりそのまま走行を終了した。

    「ターン3の出口で少し違和感があって、すぐに煙が見えた」とハーベイは語った。

    「ここではこれまでにもエンジンの問題を経験しているが、通常はもっとはっきり分かる。今回はそうではなかった」

    「望んでいた終わり方ではないが、全体としては非常に有意義なテストだったと思う」

    全33台が無事故で走行 5月12日から本格プラクティスへ
    2日間のテストでは33台が合計4,697周(約11,742.5マイル)を無事故で走行した。大きなトラブルはなく、午後にはコース上にキツネが入りコーションが出された場面があった程度だった。

    キャサリン・レッグはベテラン向けリフレッシャーテストを完了し、すべてのドライバーが出場資格を取得。第110回インディアナポリス500マイルレースに向けたプラクティスは5月12日に開始される。

    2026年 インディ500 オープンテスト最終日

    インディ500オープンテスト最終日 結果
    1位 カイオ・コレット(226.381mph)
    2位 ジョセフ・ニューガーデン(226.223mph)
    3位 アレックス・パロウ(225.272mph)
    4位 コナー・デイリー(225.215mph)
    5位 パト・オワード(225.109mph)
    6位 佐藤琢磨(224.957mph)
    7位 デイビッド・マルーカス(224.377mph)
    8位 フェリックス・ローゼンクヴィスト(224.104mph)
    9位 ジェイコブ・エイベル(223.859mph)
    10位 リナス・ヴィーケイ(223.788mph)
    11位 サンティーノ・フェルッチ(223.281mph)
    12位 デニス・ハウガー(223.257mph)
    13位 ウィル・パワー(223.197mph)
    14位 スコット・マクラフリン(223.056mph)
    15位 アレクサンダー・ロッシ(222.938mph)
    16位 マーカス・アームストロング(222.915mph)
    17位 ミック・シューマッハ(222.802mph)
    18位 スコット・ディクソン(222.647mph)
    19位 クリスチャン・ルンガー(222.637mph)
    20位 グラハム・レイホール(222.630mph)
    21位 ジャック・ハーベイ(222.527mph)
    22位 スティング・レイ・ロブ(222.440mph)
    23位 ロマン・グロージャン(222.044mph)
    24位 エド・カーペンター(221.949mph)
    25位 カイル・カークウッド(221.832mph)
    26位 クリスチャン・ラスムッセン(221.544mph)
    27位 カイフィン・シンプソン(221.477mph)
    28位 ライアン・ハンター=レイ(221.409mph)
    29位 マーカス・エリクソン(221.306mph)
    30位 ノーラン・シーゲル(221.082mph)
    31位 ルイス・フォスター(220.889mph)
    32位 エリオ・カストロネベス(220.879mph)
    33位 キャサリン・レッグ(219.841mph)