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  • インディカー:カイル・カークウッドがポールポジションから初優勝

    インディカー:カイル・カークウッドがポールポジションから初優勝

    インディカー 第3戦の決勝が4月17日(日)にロングビーチでカイル・カークウッドがポールポジションからキャリア初優勝を飾り、Hondaドライバーが1位から5位までを独占した。

    今年で第48回目の開催を迎えたAcuraグランプリ・オブ・ロングビーチの決勝日は、気温が18℃前後と低めながら快晴に恵まれた。伝統あるストリートレースには今年も大勢のファンが詰めかけ、海岸沿いのコースでのインディカーレースは大いに盛り上がった。

    全長1.968マイルのコースを85周して争われるレースではカイル・カークウッド(Andretti Autosport)という若いアメリカ人ドライバー、そしてHondaエンジンが圧倒的なパフォーマンスを見せた。カークウッドは予選でキャリア初となるポールポジションを獲得し、レースでも危なげのない安定した走りを続けて、これまたキャリア初の勝利を飾った。

    2位でゴールしたのはロマン・グロージャンで、Andretti Autosportは1−2フィニッシュを達成。3位はマーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)、4位はコルトン・ハータ(Andretti Autosport with Curb-Agajanian)、5位はアレックス・パロウ(Chip Ganassi Racing)と、Hondaにとっての2023シーズン2勝目は1-2-3-4-5フィニッシュとなった。このような上位独占が叶ったのは、Hondaエンジンがライバルを大きく上回る燃費性能を高いスピードとともに実現していたからだった。

    2021年にインディNXTシリーズでチャンピオンとなったカークウッドは、2022年にインディカーシリーズへとステップアップし、今シーズンからAndretti Autosportのカーナンバー27で走っている。今日はレース中盤にジョセフ・ニューガーデン(シボレー)がトップを奪ったが、カークウッドはそこで慌てなかった。ニューガーデンが52周目に2度目のピットストップに向かい、目の前が開けたカークウッドは予選アタックかというほどのハイペースを2周続けてからピットインし、給油とタイヤ交換を終えてコースに戻るとトップに返り咲いていた。85周のうちの53周をリードしたカークウッドだったが、特にすばらしかったのは2回目のピットストップ以降の走りだった。ゴールまでの30周以上に渡り、一つのミスもなく、堂々たる走りを続けてトップを守り抜き、デビュー2年目、キャリア20戦目にして初勝利を手にした。

    開幕戦で優勝し、第2戦テキサスで8位、そして今日ロングビーチで3位フィニッシュしたエリクソンは、獲得ポイントを110点に伸ばし、ポイントリーダーに復活した。3戦で二度目のトップ5フィニッシュを果たしたパロウはポイントスタンディングの3番手につけ、今日のウイナーであるカークウッドはポイント5番手につけている。

    インディカー・シリーズ

    カイル・カークウッド(Andretti Autosport)
    「勝つことができて本当にうれしい。Acuraグランプリ・オブ・ロングビーチでの勝利はただの大勝利ではなく、巨大な1勝と言うことができると思います。まだその実感は体に染み渡っていません。一息ついてこのうれしさを味わいたいと思います。とても厳しい戦いでした。すごいレースになっていました。トップ5フィニッシュすべてがHondaパワーだったのですから、Hondaにとってもすばらしいレースでしたね。表彰台に上がった全員がHondaの帽子をかぶっていたのは、とてもいい気分でした。HondaとHPDの人たちがハードワークをこなしてくれている、それが証明されました。このオフシーズンの間に大きな進歩を彼らは実現させてくれたんです。ロードコースやストリートコースにおいて、私たちはいま、とても大きなアドバンテージを持っていると思います。今日は何もかもが自分たちの考えている通りに進んでいました。これからも私たちはHondaパワーで好パフォーマンスを見せ続けて行きたいと思います」

    ロマン・グロージャン(Andretti Autosport)
    「すべてのHondaチームが驚くべきレースを戦っていました。私たちは2位でゴールし、1-2-3-4-5フィニッシュの一端を担うことができました。それはとてもすばらしいことです。チームメートのカークウッドの初勝利を喜んでいます。私たちのチームはすべてがスムーズに進む、いい週末を過ごすことができました。アメリカンHondaのホームレースでこのような好結果を残せてよかったです」

    マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)
    「ファンタスティックなレースでした。Acuraグランプリ・オブ・ロングビーチは週末を通して最高の雰囲気に包まれていました。私自身は、今週もまた力強いパフォーマンスを発揮することができたと感じています。予選で2番手になり、レースではずっと上位で戦い続け、表彰台に上がりました。とてもハッピーです。そして、チャンピオンシップのポイントリーダーに返り咲くこともできました。今日のレースでHondaはトップ5を独占。これ以上の結果はないでしょう」

  • インディカー、シェルの新しい100%再生可能燃料がデビュー

    インディカー、シェルの新しい100%再生可能燃料がデビュー

    インディカー・シリーズの2023年シーズンに向けての大きな新技術が、木曜日にスプリングトレーニングのオープニングセッションでサーマルクラブでデビューした。

    シェルとのパートナーシップにより、各チームは主に第 2 世代のバイオ廃棄物から作られた100%再生可能な新しい燃料を使用する。

    シェルのモータースポーツテクノロジーマネージャーのBassem Kheireddinは「100%再生可能なレース燃料をNTTインディカーシリーズに提供できることを大変うれしく思っている」とRACERに語った。

    「この燃料は、サトウキビの搾りかすから作られる第2世代エタノールを多く含んでいる。これは、以前は廃棄物とみなされていたサトウキビの一部がエタノールに変換されたもので、食料サプライチェーンと競合しない埋立部分に由来するので“第2世代 “という名前になっている」

    インディカーの新しい燃料の大部分は、ブラジルのパートナーからシェルに供給され、その研究所で第2世代エタノールを使って、他の成分(独自アイテム)が混合し、シボレーとホンダの2.2リッターツインターボV6モーターが燃焼するためのおおよそオクタン価100を提供する。

    「第2世代エタノールは、ブラジルにあるジョイント ベンチャー パートナーのRyzenから供給されている。彼らはサトウキビエタノールの最大の商業生産者だ」とKheireddiは語る。

    「もちろん、シェルでは、バイオ燃料の利用が進むにつれて、ある時点でこの状況が変化し、現地で利用できるようになることを望んでいます」」

    「2つ目の要素は、100% 再生可能なレース用燃料を作るために混合物に追加される別の再生可能な要素であり、燃料のライフサイクル全体でライフサイクルの温室効果ガス排出量を 60% 以上削減することができる」

    シボレー・レーシングとホンダ・パフォーマンス・デベロップメントでは、この新しいシェル製再生可能燃料を数ヶ月間エンジンダイナモで使用してきた。

    「これは明らかに両メーカーのテストに成功したものだ」とKheireddinは続ける。

    「GMとホンダは、パフォーマンスと耐久性のテストに成功し、承認を受けた。そして、最終的にはNTTインディカー・シリーズがレース用燃料として承認した。我々は、その旅に参加できることにとても興奮している」

  • インディカー:2日間の合同テストでマーカス・エリクソンが最速タイム

    インディカー:2日間の合同テストでマーカス・エリクソンが最速タイム

    2023年のインディカーシリーズ開幕まで1カ月と少しとなったタイミングで、今シーズンのレースにエントリーする27台を集めての合同テストが2日間に渡って開催された。

    スプリングトレーニングと銘打たれた今年のテストは、カリフォルニア州の会員制サーキットであるザ・サーマル・クラブが初めてその舞台。

    アメリカ第二の都市ロサンゼルスから内陸に150マイルほど入った砂漠のオアシス的なリゾート地、パームスプリングス近郊にザ・サーマル・クラブはあります。そのフラットなコースは17のコーナーが全長2.9マイルにレイアウトされたテクニカルなサーキットだ。

    2日両日共に好天に恵まれたテストで27人のドライバーたちは精力的に走り込み、Hondaドライバーがトップ3を独占した。2日目の午前中に今回のテストの最速ラップとなる1分38秒4223(平均時速=112.182mph)をマークしたのは、昨年のインディアナポリス500ウイナー、マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)だった。2番手の1分38秒5682を出したのは昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたクリスチャン・ルンガー(Rahl Letterman Lanigan Racing)。そして、3番手は同じくインディカー2年目のカイル・カークウッド(Andretti Autosport)で、彼のベストは1分38秒7885でした。トップだったドライバーはフィンランドの出身、2番手はデンマークから来たドライバー、そして3番手はアメリカ出身と、今年もインディカーシリーズのエントリーは国際色豊かだ。

    2日間のテストは、トップから1秒の中に18人がひしめく競争の激しさになっていた。今回のテストで使用されたザ・サーマル・クラブは2023年シーズンにインディカーシリーズがレースを開催するコースではないため、マシンセッティングの基本的なデータ収集や、ドライバーとエンジニアのコミュニケーションを深めることにどのチームも重きを置いていた。そのような状況下でも速いラップタイムを出すことには大きな意味がある。走行1日目の午前、午後に行われたテストセッション2回ではコルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)が最速ラップを連続でマークしており、Hondaドライバーたちが2日間の4セッションすべてでトップに君臨した。Honda勢は今回のテストで大きな勢いを手にし、2023年のインディカーシリーズ開幕戦、3月の第一週にフロリダ州セントピーターズバーグのストリートコースでのレースを迎える。

    マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)
    「サーマルでの2日間ではたいへん大きな成果を得ることができました。スプリングトレーニングはセントピーターズバーグでの開幕戦前に行える唯一のテストですから、チームにとって非常に重要でした。私たちはとても多くのテスト項目を試すべくサーキット入りし、それらのすべてをこなすことができました。チームもHondaもこの冬の間にすばらしい成果を上げたと感じてします。しかし、私たちはこれからも努力を続け、チーム全体の力をさらに高めて行く必要があります。スプリングトレーニングを成功裡に終え、私たちは2023年シーズンに向けてとてもよいスタートを切ることができましたと感じています。セントピーターズバーグへの準備は整いました」

    クリスチャン・ルンガー(Rahal Letterman Lanigan Racing)
    「私は正直に言って、とてもよい2日間のテストにできたと感じています。チームにとっても、それは同じでしょう。しかし、このコースではレースが行われないため、好タイムは記録できたものの、難しい面もあります。私たちはシーズン中の助けになる情報をできる限り入手できるよう、この2日間は努力をし続けました。2日目の気温の低いコンディションで力強さを見せることができたのは今回よかった点ですが、何よりも大きかったのは、またインディカーを走らせ、チームのクルーたちとの共同作業を行えたことでした」

    カイル・カークウッド(Andretti Autosport)
    「サーマルのコースは想像していたものとは大きく異なっていました。路面のグリップがずっと高かったんです。しかし、この2日間の一番の目標は、マシンを進歩させることよりも、ドライバーやクルーの体にオフの間についてしまった錆を落とすことでした。自分たちは少しのトラブルに見舞われ、コース・オフもありましたが、速さを見せることができたと思います。Honda勢が全セッションでトップタイムを記録しました。これは開幕戦を迎えるにあたり、私たちが非常にポジティブになることのできる結果だと思います」

    コルトン・ハータ(Andretti Autosport w/ Curb-Agajanian)
    「またチームのみんなと一緒に仕事ができることを喜んでいます。私の故郷であるカリフォルニアに戻って来られたのもうれしいことでした。今シーズンも開幕戦として開催されるセントピーターズバーグでのレースが今から待ち遠しいですね。私たちのチームは、いつもセントピーターズバーグに競争力の高いマシンを持ち込むことができています。私はこれまでに1回優勝していて、そのほかにも一度表彰台に上ることができています。セントピーターズバーグは私にとって最高のサーキットなんです」

    マーカス・アームストロング(Chip Ganassi Racing)
    「初めてのテストとしては、非常にすばらしいものになっていたと思います。たいへん興味深いテストでもありました。私はインディカーというマシンを学ぶべき立場にありますが、コースも初めてだし、一緒に働く人々も初めてで、仕事の進め方も初めて経験するものでした。チームは私がマシンに求めているものを理解してくれ、同時に、私は彼らから学ぶことができました。さすがは何度もチャンピオンシップを獲得して来たチームだ、と感じました」

  • ペンスキー、インディカー・シリーズとインディアナポリスを買収

    ペンスキー、インディカー・シリーズとインディアナポリスを買収

    ペンスキーは、インディカー・シリーズ、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)、およびIMS Productionsを含むすべての営業資産をHulman&Company社から買収したことを発表した。これからの買収はペンスキー・コーポレーションの子会社でありペンスキー・エンターテインメント社によって行われた。

    「最近、この機会についてロジャー・ペンスキーとペンスキー・コーポレーションに連絡し、合意の成立に取り組み始めた」とHulman&Companyの会長であるトニー・ジョージは述べた。

    「インディアナポリス・モーター・スピードウェイは、1909年以来モータースポーツの中心的存在であり、大聖堂だ。Hulman-Georgeファミリーは70年以上にわたってこの素晴らしい機関のスチュワードを務めてきた。現在、象徴的なスピードウェイの4番目の所有者になったロジャー・ペンスキーとペンスキー・コーポレーションにトーチを渡すことができて光栄に思う。インディカー・レースのスポーツとインディアナポリス・モーター・スピードウェイを未来に導くのに、ロジャーと彼の組織ほど有能で資格のある人はいない」

    ロジャー・ペンスキーは「レースに対する私の情熱は、父親とインディアナポリス500に参加した1951年のインディアナポリス・モーター・スピードウェイで始まった」とコメント。

    「スピードウェイの歴史と伝統、そしてインディカー・レースのスポーツには、非常に敬意と感謝を抱いている。Hulman&Companyにこの遺産を築く機会を与えてくれたことに感謝したいと思う。また、ペンスキー・コーポレーションがこれらの偉大な機関を新しい時代に導く手助けをすることは名誉なことだ」

    「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ、インディアナポリス500マイルレース、NTTインディカー・シリーズは過去10年間でかなりの成長を遂げており、テレビ、デジタル、ソーシャルメディアの視聴者が大幅に増加し、レース会場への記録的な入場者数があった」Hulman&Companyの社長兼CEOのマーク・マイルズはコメント。

    「ビジネスの成功の実績、開催地、運営、イベントの経験、モータースポーツへの情熱により、ロジャー・ペンスキーとペンスキー・コーポレーションは、インディカー・シリーズ、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ、およびすべての不動産を新たな高みへと導く。我々チームの全員が、シリーズとスピードウェイが達成した勢いを生かして彼らと協力することを楽しみにしている」

  • インディカー | 第12戦 結果:J.ニューガーデンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    インディカー | 第12戦 結果:J.ニューガーデンが優勝、佐藤琢磨はリタイア

    2019年のインディカー・シリーズ 第12戦 アイオワの決勝レースが7月20日(土)に行われ、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)が優勝。佐藤琢磨はリタイアでレースを終えた。

    第12戦の舞台は全長0.894マイルのアイオワ・スピードウェイ。アメリカ大陸の中央付近に位置するアイオワ州デ・モインの西40マイルほどのところに作られた小さいながらもチャレンジングなオーバルコースだ。

    サーキットにはスタート前から雨が降り、レースは4時間半遅れとなる現地夜22時45分にようやくスタート。レース中にも雨による赤旗中断となり、300周のレースは深夜1時にチェッカーを迎えるミッドナイトレースとなった。

    優勝はジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)。序盤にトップ立ったニューガーデンはそこからレース優位に進め、今季4勝目。チャンピオンシップのリードを29ポイントに広げた。

    2位にはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3位にはジェームス・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)が続いた。

    4番グリッドからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、スタートで一時2番手まで順位を上げるが、その後は4番手でレースを進める。だが、レース終盤にセージ・カラムに追突されてスピン。マシンにダメージを負い、2戦連続でリタイヤでレースを終えた。

    Pos No Driver Team  
    1 2 ジョセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C
    2 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H
    3 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H
    4 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C
    5 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C
    6 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポート H
    7 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポート H
    8 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H
    9 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H
    10 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C
    11 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H
    12 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H
    13 59 コナー・デイリー カーリン C
    14 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H
    15 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C
    16 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C
    17 28 ライアン・ハンターレイ アンドレッティ・オートスポート H
    18 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H
    19 20 エド・カーペンター エド・カーペンター・レーシング C
    20 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H
    21 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポート H
    22 31 セージ・カラム カーリン C
  • インディカー | 第12戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は4番手

    インディカー | 第12戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は4番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第12戦 アイオワの予選が7月19日(金)に行われ、シモン・パジェノー(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は4番手だった。

    第12戦の舞台は全長0.894マイルのアイオワ・スピードウェイ。アメリカ大陸の中央付近に位置するアイオワ州デ・モインの西40マイルほどのところに作られた小さいながらもチャレンジングなオーバルコースだ。

    オーバルトラックでの予選は、各車が2周を連続して走行し、その平均速度をもとにグリッドを決定する。

    ポールポジションを獲得したのはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。20番目に出走したパワーは平均速度 180.073をマーク。2戦連続でポールッポジションを獲得した。2番手にはウィル・パワーが続き、3番手にはジョセフ・ニューガーデンが続き、ペンスキー勢のトップ3を独占した。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は17番目に出走。平均速度177.646mphをマークし、ホンダ勢でトップとなる4番グリッドからスタートすることになった。

    Pos. No. Driver Team Speed
    1 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C 180.073
    2 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C 179.589
    3 2 ジョセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C 179.449
    4 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 177.646
    5 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H 176.200
    6 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 176.056
    7 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 175.857
    8 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H 175.725
    9 28 ライハン・ハンターレイ アンドレッティ・オートスポーツ H 175.618
    10 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H 175.578
    11 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H 175.346
    12 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 175.316
    13 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C 174.848
    14 31 セージ・カラム カーリン C 174.323
    15 10 フェエリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 174.237
    16 59 マックス・チルトン カーリン C 173.837
    17 20 エド・ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C 173.540
    18 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポーツ H 173.044
    19 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C 171.791
    20 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 171.626
    21 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H 171.390
    22 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C 167.136
  • インディカー | 第11戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は10番手

    インディカー | 第11戦 予選:S.パジェノーがポール、佐藤琢磨は10番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第11戦 トロントの予選が7月13日(土)に行われ、シモン・パジェノー(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は10番手だった。

    第11戦は唯一アメリカ国外で開催されるレースであるカナダのHondaインディ・トロント。カナダ最大の都市トロントは五大湖の一つであるオンタリオ湖畔にあり、ストリートコースは町の中心部からほど近い湖岸エリアに位置している。

    ポールポジションを獲得したのはシモン・パジェノー。6分間のトップ6セッションで58秒4293をマークして今季2度目のポールポジションを獲得した。

    「素晴らしい日だ。クルマは本当に素晴らしかった。今週末はシボレーエンジンが少しアップデートしていて、その効果が表れた。クルマの中ではとてもエキサイティングだった。毎周さらなる限界を見つけることを楽しんだ。素晴らしいラップだった」とシモン・パジェノーは語った。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はグループ1で走行。Q1は突破したものの、Q2で敗退。最終セクションには進出することができず、決勝は5列目10番手からのスタートとなる。

    「Q3に進めなくて残念す。プラクティス2で問題があったこともあり、トップ10に入って安心していますが、レースのためにもっと準備をしなければなりません。トロントは、常にエキサイティングで予測不可能なレースです。オーバーテイクできる強いマシンにして、ポジションを奪って、正しい戦略でレースに挑みたい」と佐藤琢磨は語った。

    Pos. No. Driver Team Time Session
    1 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C 58.4293 Fast Six
    2 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H 58.5948 Fast Six
    3 10 フェエリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 58.6793 Fast Six
    4 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 58.9215 Fast Six
    5 2 ジョセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C 59.3103 Fast Six
    6 20 エド・ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C 59.5353 Fast Six
    7 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポーツ H 58.7663 Top 12
    8 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H 58.7781 Top 12
    9 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C 58.8221 Top 12
    10 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 58.911 Top 12
    11 28 ライハン・ハンターレイ アンドレッティ・オートスポーツ H 59.0444 Top 12
    12 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 59.0985 Top 12
    13 59 マックス・チルトン カーリン C 59.4811 Group 1
    14 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H 58.9293 Group 2
    15 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C 59.5508 Group 1
    16 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H 59.0549 Group 2
    17 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 59.9761 Group 1
    18 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 59.289 Group 2
    19 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C 1’00.1853 Group 1
    20 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H 59.6299 Group 2
    21 31 セージ・カラム カーリン C 1”01.1134 Group 1
    22 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C 59.7317 Group 2
  • インディカー | 第10戦 結果:A.ロッシが今季2勝目、佐藤琢磨は10位

    インディカー | 第10戦 結果:A.ロッシが今季2勝目、佐藤琢磨は10位

    2019年のインディカー・シリーズ 第10戦 ロード・アメリカの決勝が6月23日(日)に行われ、アレクサンダー・ロッシが優勝。佐藤琢磨は10位だった。

    シーズン全17戦で行われるインディカー・シリーズは折り返し点を過ぎ、ウィスコンシン州のロード・アメリカで第10戦を迎えた。

    ロード・アメリカは1955年に開設された全長4.014マイル(約6.46㎞)のサーキットで、14のコーナーを持つロードコース。コースレイアウトは開設時から変わっておらず、伝統あるサーキットとして、NASCARなどの北米選手権も開催されている。

    ポールポジションを獲得したのはコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)。19歳83日で史上最年少ポールポジション獲得記録を更新した。ハータは第2戦で18歳と359日でインディーカー最年少勝利記録も更新している。

    だが、レースの主役はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)だが、スタート直後のターン1~2でトップを立ったアレクサンダー・ロッシはピットストップのタイミング以外でトップを譲ることなくレースを支配。今シーズン2勝目。キャリア7勝目を挙げた。

    2位にはウィル・パワー、3位にはジョセフ・ニューガーンとペンスキーの二人が表彰台に立った。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は10位でフィニッシュ。6番手からスタートしてオープニングラップで1つ順位を上げたが、その後、他車に押し出されるかたちでコースオフ。13番手から挽回した。

  • インディカー | 第10戦 予選:C.ハータが最年少ポール、佐藤琢磨6番手

    インディカー | 第10戦 予選:C.ハータが最年少ポール、佐藤琢磨6番手

    2019年のインディカー・シリーズ 第10戦 ロード・アメリカの予選が6月23日(土)に行われ、コルトン・ハータが史上最年少ポールポジションを獲得。佐藤琢磨は7番手だった。

    シーズン全17戦で行われるインディカー・シリーズは折り返し点を過ぎ、ウィスコンシン州のロード・アメリカで第10戦を迎える。

    ロード・アメリカは1955年に開設された全長4.014マイル(約6.46㎞)のサーキットで、14のコーナーを持つロードコース。コースレイアウトは開設時から変わっておらず、伝統あるサーキットとして、NASCARなどの北米選手権も開催されている。

    ポールポジションを獲得したのはコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)。1分42秒9920をマークして、19歳83日で史上最年少ポールポジション獲得記録を更新した。

    2番手にはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続き、ホンダ勢がフロントローを独占。3番手にはウィル・パワー、4番手にはジョセフ・ニューガーデンとペンスキー勢が続いた。

    佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はファスト6進出に進出して6番グリッドを獲得した。

    「チームが素晴らしいリカバリーをしてくれました。僕たちは苦戦しており、マシンバランス、グリップレベル、トリムなどすべてがフィットしていないと感じていました。大きな変更はしていませんが、あらゆるエリアを見直してたことですべてがまとまったと思いす」

    「グラハムと僕は大きなミスをすることなく100%プッシュできました。満足できるパフォーマンスだたと思います。明日はもっとスピードを得られることを願っています。天気もそうですが、タイヤの摩耗が鍵になると思います」

    Pos No Driver Team   Time Session
    1 88 コルトン・ハータ ハーディング・スタインブレナー H 1分42秒9920 Fast Six
    2 27 アレクサンダー・ロッシ アンドレッティ・オートスポーツ H 1分43秒1693 Fast Six
    3 12 ウィル・パワー チーム・ペンスキー C 1分43秒3749 Fast Six
    4 2 ジェセフ・ニューガーデン チーム・ペンスキー C 1分43秒6036 Fast Six
    5 15 グラハム・レイホール レイホール・レターマン・ラニガン H 1分43秒8076 Fast Six
    6 30 佐藤琢磨 レイホール・レターマン・ラニガン H 1分43秒8790 Fast Six
    7 18 セバスチャン・ブルデー デイル・コイン・レーシング H 1分43秒2989 Top 12
    8 21 スペンサー・ピゴット エド・カーペンター・レーシング C 1分43秒3083 Top 12
    9 5 ジェームス・ヒンチクリフ アロウ・シュミット・ピーターソン H 1分43秒3814 Top 12
    10 98 マルコ・アンドレッティ アンドレッティ・ハータ・オートスポーツ H 1分43秒3945 Top 12
    11 20 アド・ジョーンズ エド・カーペンター・レーシング C 1分43秒5162 Top 12
    12 9 スコット・ディクソン チップ・ガナッシ H No Time Top 12
    13 31 パトリシオ・オワード カーリン C 1分43秒6061 Group 1
    14 26 ザック・ビーチ アンドレッティ・オートスポーツ H 1分43秒4488 Group 2
    15 28 ライアン・ハンター-レイ アンドレッティ・オートスポーツ H 1分43秒6980 Group 1
    16 22 シモン・パジェノー チーム・ペンスキー C 1分43秒4764 Group 2
    17 7 マーカス・エリクソン アロウ・シュミット・ピーターソン H 1分43秒8913 Group 1
    18 10 フェリックス・ローゼンクヴィスト チップ・ガナッシ H 1分43秒5038 Group 2
    19 60 ジャック・ハーベイ マイヤー・シャンク・レーシング H 1分44秒6179 Group 1
    20 4 マティアス・レイスト A.J.フォイト・レーシング C 1分43秒8570 Group 2
    21 19 サンティノ・フェルッチ デイル・コイン・レーシング H 1分49秒3060 Group 1
    22 59 マックス・チルトン カーリン C 1分43秒8745 Group 2
    23 14 トニー・カナーン A.J.フォイト・レーシング C 1分44秒4183 Group 2
  • インディカー | ホンダ 第9戦 テキサス 決勝レポート

    インディカー | ホンダ 第9戦 テキサス 決勝レポート

    テキサス州ダラス郊外のテキサス・モーター・スピードウェイで開催された2019年インディカーシリーズ第9戦は、Honda勢が順調なスタートを切って序盤からリードを保ち続けていった。

    248周のレースの130周目を終えた時、Hondaドライバーたちがトップから7番手までを占めていた。しかし、このレースでHonda勢がビクトリーレーンにたどり着くことはできなかった。

    今シーズン最初のナイトレース、Hondaドライバーたちは予選上位4台を占め、トップ12には9人が入っていた。しかし、さまざまな理由により、多くのドライバーたちは優勝争いから外れて行った。

    ゴール前の40周で2回のフルコースコーションが出され、最終的に優勝を争う存在となったのはアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)だった。彼はトップのジョセフ・ニューガーデン(シボレー)に猛アタックを繰り返し、観客を大いに沸かせた。予選は11番手だったロッシだが、レースでの走りは目覚ましく、序盤からハイペースで上位へと進出して行った。サイドバイサイドでコーナリングを続けるのが難しいテキサスのコースで、ロッシはニューガーデンの背後に迫り、猛追を続けた。しかし、オーバーテイクをまでには至らず、0.8秒差の2位でのゴールとなった。

    ロッシの後ろでは、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)がすばらしいレースを戦い抜き、3位でのゴールを果たした。彼にとって2019年シーズンのベストリザルト。また、ルーキーのサンティノ・フェルッチ(Dale Coyne Racing)も、自己最高の4位となった。フェルッチは同じHonda勢のベテランのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)と終盤にバトルを繰り広げ、彼のすぐ目の前でフィニッシュ。ルーキーポイントでトップに躍り出た。

    ハンターレイはレース最多の90周をリードした。しかし、ピットのタイミングとレース展開がかみ合わず、終盤にタイヤを新品に交換して逆転優勝を目指したが、5位でのゴールとなった。

    ポールポジションスタートの佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、スタートから60周に渡ってレースをリードし、2番手のスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)を一時は大きく引き離していた。しかし、佐藤琢磨は最初のピットストップでマシンを規定のボックス内に止め切れず、クルーの1人に接触。幸いそのクルーに大きなケガはなかったが、ペナルティーも科されて3周遅れとなり、最終的に15位となった。

    予選8番手から多くのマシンをパスし、一時は3番手まで浮上していたジェームズ・ヒンチクリフ(Arrow Schmidt Peterson Motorsports)は、トップ集団の背後に急接近する走りを見せていましたが、218周目にアクシデントでリタイアを喫した。

    この他にも、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)とコルトン・ハータ(Harding Steinbrenner Racing)が優勝を争っていたが、彼らは228周目に接触し、レースを終えた。

    アレクサンダー・ロッシ(2位)
    「僕らのマシンは速かったと思います。ターン3からターン4の走りのよさから、トップのジョセフ(ニューガーデン)にアタックを仕掛けることができていました。しかし、ターン1の外側から相手をパスすることができませんでした。真横まで並べましたが、前に出ることはできず、引き下がることを繰り返すしかありませんでした。あのアウト側からのアタックでタイヤを消耗させてしまい、最後は差を広げられてしまいました。結局のところ、今日の僕とスコット(ディクソン)、そしてコルトン(ハータ)は、燃費もマシンも非常によかったのですが、最後の最後で展開が味方してくれませんでした」

    佐藤琢磨(15位)
    「プラクティスからマシンは好調で、予選ではポールポジションを獲得することもできました。クルーたちがすばらしいマシンを用意してくれ、レースも最高の出足を見せることができました。スタートでトップをきっちりと守って、最初のスティントでは2番手以下を引き離すぐらいペースよく走れていました。ところが、最初のピットストップに入る時に、西日がピットに差していたということもあるのですが、自分のピットが見えづらく、ブレーキングポイントを間違えてしまいました。ピットロードを直進することも考えましたが、止まれるかもしれないと思ってピットボックスに向かったら、止まりきれずに行き過ぎてしまいました。そして、その時にピットクルーのひとりに接触もしてしまいました。彼が大事に至らなかったのは不幸中の幸いでした。マシンにダメージはなく、レースに戻りましたが、ペナルティーで3周遅れになり、ラップバックもできませんでした。とても速いマシンを作り上げてくれたエンジニア、クルーたちに申し訳ない気持ちでいっぱいです」