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  • F1イタリアGP FP3展開:ランド・ノリス最速も全20台が1秒以内の接戦

    F1イタリアGP FP3展開:ランド・ノリス最速も全20台が1秒以内の接戦

    モンツァで行われたF1イタリアGPフリー走行3回目は、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムを記録し、予選に向けて速さを示した。僅差の2位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続き、上位勢は0.2秒以内にひしめく接戦となった。セッション中は各車がソフトタイヤを投入して一発の速さを試し、グラベルに飛び出す場面やスリップストリーム練習で接触寸前になる場面も発生。最終的に20台すべてが1秒以内に収まり、スリップストリームを駆使した一発勝負の予選に向け、期待と緊張が高まった。

    ■ セッション開始:角田が先陣、静かな立ち上がり
    開始直後はハースのヒュルケンベルグが中コンパウンドでコースイン。角田裕毅も早々にハードで1分21秒876を刻み、暫定トップに立った。アルピーヌのガスリーやコラピントも周回を開始するが、路面はまだ進化途上。上位陣はガレージで待機し、序盤は慎重な展開となった。

    ■ 中盤:フェルスタッペン先行、ソフト投入が始まる
    12時52分、マックス・フェルスタッペンがいきなりソフトでアタックし、トップに浮上。だがルクレール(ミディアム)がわずか0.014秒差まで迫り、フェラーリの強さも際立った。アルボン、ハジャー、アントネッリらもソフトでタイムを更新。特にハジャーは前週の表彰台を経て自信をのぞかせ、タイムシート上位に食い込んだ。

    ■ 赤旗回避の緊張感:グラベルとラップへの影響
    路面コンディションは依然トリッキー。コラピントやベアマンがグラベルに飛び出し、走行を乱す場面もあった。前日にはハジャーのオフで赤旗が出たこともあり、チームは警戒心を強めていた。実際に小石の持ち込みがラップタイムに影響を及ぼすシーンも見られ、予選を前にリスク管理が大きな課題となった。

    ■ セッション後半:ノリスが基準値を更新、ピアストリも追随
    13時14分、ランド・ノリスがソフトで1分19秒331を記録しトップへ。ピアストリもすぐに応答し、マクラーレン勢がフロントを占拠した。ノリスのタイムは昨年のポール(1分19秒327)に迫る内容。ピアストリはFP1欠場の遅れを取り戻しつつあり、仕上がりの速さを見せた。

    ■ 終盤の攻防:フェラーリの猛プッシュとチームラジオ
    残り10分、フェルスタッペンがマクラーレンの間に割って入り2番手。ザウバーのガブリエル・ボルトレトも再アタックで一時3番手まで浮上した。ラッセルは4位に入り、上位は0.2秒以内の混戦。13時04分にはハミルトンとルクレールが“スリップストリーム練習”で接触寸前のシーンも。この時間帯にはフェルスタッペン、さらにボルトレトのチームラジオが流れ、走行状況やマシンの感触が共有されていた。ルクレールはソフトで大きなスナップを喫するも、最後のアタックでノリスに0.021秒差まで迫り、観客席のティフォシを沸かせた。

    ■ セッション終了:1秒内に全車、角田は15位
    チェッカーフラッグと同時に各車がアタックを完了。トップはノリス、0.021秒差でルクレール、以下ピアストリ、フェルスタッペン、ラッセル、ボルトレト、ハミルトン、ハジャー、アントネッリ、アルボンと続いた。角田裕毅は1分20秒059で15位にとどまったが、トップとの差は0.7秒。最下位オコンまで含め全20台が1秒以内に収まり、モンツァならではの接戦ムードが高まった。予選は「スリップストリーム合戦」となることが濃厚だ。

  • 角田裕毅 F1イタリアGPで最高速がF3カーより遅い衝撃データ

    角田裕毅 F1イタリアGPで最高速がF3カーより遅い衝撃データ

    角田裕毅にとって厳しい状況が続く中、F1イタリアGPモンツァでのデータがさらに衝撃を与えている。角田裕毅のレッドブルは、なんとF3カーよりも最高速が遅かったことが明らかになった。

    シーズン途中の日本GP前にレッドブル・レーシングへ昇格して以降、苦しい戦いを強いられてきた角田裕毅は、「スピードの殿堂」として知られるモンツァでの最高速が、F3のブランド・バドエルを下回るというデータを記録した。

    X上のF1BigDataによる比較では、レッドブルのマシンとプレマ・レーシング所属のバドエルの直線スピードを比べた際、角田裕毅が大きく遅れていることが明らかになった。

    このデータは、RB21の根本的な問題点を浮き彫りにするものとされている。角田裕毅はモンツァでのプラクティスにおいて、14位と9位という成績に終わった。

    イタリアでのレース週末に先立ち、角田裕毅はオランダGPで9位に入り、7戦連続無得点の流れを止めていた。

    角田裕毅 F1 イタリアGP

    ローラン・メキース、角田裕毅の去就に言及
    以前、ローラン・メキースは角田裕毅のレッドブル・レーシング残留について言及した。48歳のチーム代表は、ドライバーラインナップの決定を急ぐつもりはないと強調した。

    イタリアGPフリー走行開始前の会見で、元レーシングブルズのドライバーの将来について問われた際、メキースは言葉を選びながらも次のように述べた。

    「我々はドライバーの決定に時間があることを非常に明確に、公にしてきた。来年のいくつかのシナリオをカバーできるだけのドライバーはドライバープログラム内に十分揃っている。決断を急ぐ本当の理由はない」

    「裕毅は直近の3レースで良いステップを踏んできた。我々はさらに多くを望んでいるが、彼は良い仕事をしている。ザントフォールトでは7戦ぶりにポイントを獲得した。ブダペストではマックスに十分近づき、スパではチームで最高の予選結果を残した。だから彼は上向きの流れにある」

    角田裕毅の現在の契約は2025年末までとなっている。しかし、F1パドックで飛び交う噂を踏まえると、ミルトンキーンズのチームからの離脱が近づいているようにも見える。

    角田裕毅が2026年のシーズン開幕時にマックス・フェルスタッペンと並んでオーストリアのチームに残るのかどうかは、時間の経過とともに明らかになっていくだろう。

  • F1イタリアGP 初日フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    F1イタリアGP 初日フリー走行:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1イタリアGPの初日のフリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。9月5日(金)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    マクラーレンのランド・ノリスが最速タイムを記録し、僅差でフェラーリのシャルル・ルクレールとウィリアムズのカルロス・サインツJr.が続いた。フェラーリ移籍後初めてFP1を制したルイス・ハミルトンはその後5番手にとどまったが、ティフォシの前で力強い走りを披露。

    レッドブル勢はマックス・フェルスタッペンが6番手、角田裕毅も9番手につけ、トップから僅差の位置に食い込んだ。上位10台はいずれも0.4秒以内に収まる接戦で、マクラーレン、フェラーリ、ウィリアムズ、レッドブル、メルセデスと複数のチームが拮抗した状況を示した。特に角田裕毅は難しいトラフィックとグラベルの影響を受けながらも安定した走りを見せ、週末に向けて期待を抱かせる内容となった。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「現状では僕の好みにしては少し接近しすぎているけど、悪い位置ではない。改善すべきことはいくつかあるけど、それでもタイムシートのトップに立てたのは良かった。セッションを通じてパフォーマンスを改善できたのも良かったけど、ライバルたちも依然として近い。我々は一晩でハードワークをして、FP3と予選に向けてもう一歩踏み出せるかどうか見てみる」

    2番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日の我々のマシンはローフューエルでもハイフューエルでも一貫性という点では最良ではなかったが、速さはあった。これは逆の状況よりは良い。我々はショートランでベストを引き出すために取り組む必要があるし、一貫性も改善する必要がある。予選は昨年同様に非常に接戦になると思う。今のところ順調に進んでいるし、明日はいい戦いができると思う」

    3番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日はポジティブな一日だったし、いいペースがあるようだ。まだいくつか微調整したい部分があって、いくつかのコーナーではもう少し快適に走れるようにしたいけど、ロングランでもショートランでもまずまずのペースを持てている。今夜セットアップを詰めて、この良い流れを週末全体に繋げたい」

    4番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は1回のセッションだけの短い一日だったけど、すべて良い感触だったし、すぐに走り出せた気がする。FP1でサポートしてくれたアレックスに感謝したい。予選に向けてできるだけ強く臨めるように、いくつか微調整を行う必要があるけど、ソフトタイヤでの2回目の走行では良い感触を得られたので自信を持っている。明日が楽しみだ」

    5番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「ティフォシの前で走るのは本当に特別だ。モンツァの情熱とエネルギーは本当に唯一無二だ。午後早くのセッションではマシンの感触がとても良く、FP1をトップで終えられたのは励みになった。セッション間でいくつか変更を加えたが、それが正しい方向だったかどうかはまだ分からない。だが調整する時間はある。1周のペースは強かったし、タイヤ全体で貴重な情報を得られた。課題はレースペースをどう改善するかだ。チームが一晩で良い進歩を遂げられると確信しているし、明日の予選に向けて準備していく」

    F1 イタリアGP 角田裕毅

    6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日はかなり良かった。昨年ここは僕たちにとって非常に厳しい週末だったけど、今日はかなり競争力があるように思える。マシンにもより満足している。セッションはなかなか難しく、数人がコースアウトしてグラベルをコース上に撒き散らした。予選では除去されるかもしれないが、レースではコントロールするのは簡単ではないだろう。今日の金曜日は悪くなかった。やるべきことはあるけど、良い状態だ」

    7番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「正直、今日は大きなプログラムをこなす中でなかなか難しかったけど、すべてやり切れた。マシンは速く、今日のレースペースも良かったので悪くない位置にいる。明日に繋げられるようにしなければならない。我々にはスイートスポットがあって、今年は何度もそれを確認してきた。アウトラップやタイヤを適正ウィンドウに入れるのは難しいので、狙った通りに実行できるようにしなければならない。今週末はいいポイントを獲得できると思うし、ここでは伝統的に中団のトップに立てているので今回もそうできると思う」

    8番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日は特に問題のないシンプルな金曜日だった。マシン、パッケージ、タイヤに関するデータ収集に集中した。FP1からFP2にかけて良い進歩ができたので、週末に向けてさらに積み上げていくつもりだ」

    9番手:角田裕毅(レッドブル)
    「今日は全体的に少し浮き沈みがありましたが、概ねポジティブでしたし、ペースも本当に良かったと思います。少しフレックスがあって、その理由を見つけなければならなかったですし、思った以上に多くのグラベルを拾ってしまい、その理由も分かりませんでした。トラフィックにも引っかかりながら、最終的にはかなり良いラップをまとめられました。ソフトに入ってからの連続性はなかったですが、ロングランではペースがあると感じましたし、足りない部分もありました。ショートランとロングランのバランスを取る必要があると思います」

    10番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日はモンツァでトリッキーな一日だった。先週のザントフォールトではハイダウンフォースで走っていた一方、ここはローダウンフォースのサーキットに来ているので、マシンのフィーリングはかなり異なり、特にリアが先週ほど据わっていない。だから感触としてはスペクタキュラーではなかったが、ペース自体はそれほど悪くない。FP2はP10で終えたが、トップから0.4秒弱だった。週末を通して同じくらい競争的になると思うので、一晩での改善を目指す。少し自信を欠いていて何度かヒヤッとした場面もあった。特にターン7ではキミと同様に少し手こずった。だからまだラップタイムは見つけられるはずで、それを引き出せれば良い週末にできると確信している」

  • F1イタリアGP 初日フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント

    F1イタリアGP 初日フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1イタリアGPの初日のフリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。9月5日(金)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのフリープラクティスが行われた。

    中団以降では、レーシングブルズのアイザック・ハジャーが11番手につけ、ザウバーのガブリエル・ボルトレトが12番手と健闘。アストンマーティン勢はランス・ストロールとフェルナンド・アロンソが13番手と15番手に並び、ハース勢のオリバー・ベアマンとエステバン・オコンは14番手と16番手で拮抗した。

    リアム・ローソンは17番手にとどまったが、セットアップ変更の効果を探る一日となった。一方、アルピーヌは厳しい一日を過ごし、ピエール・ガスリーが18番手、地元イタリアで走ったアンドレア・キミ・アントネッリも19番手に沈んだ。フランコ・コラピントは最下位20番手に終わり、チームとして苦しい立ち上がりとなった。中団から後方にかけてもタイム差は小さく、明日の最終プラクティスと予選では順位が大きく入れ替わる可能性が高い。

    11番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「モンツァに来る前から中団はすごくタイトになると分かっていた。感触はその通りで、ウィリアムズに追いつくのは大変だけど不可能ではない。現時点ではスピードが足りないが、またQ3を狙って戦えるはずだ。難しいのは分かっているけど、それが望みだし、そうなれば日曜にポイントを狙える」

    12番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「モンツァで走るのはいつだって特別だし、今日は自分たちの仕事にかなり満足している。全体としてポジティブで生産的な一日だった。良い周回を重ね、マシンバランスの理解を進めて、細かなところをいくつか詰めた。明日はもう一度プラクティスをやってから予選に入る。今日はチーム全員に感謝したい。僕らは前進を続けている」

    13番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「モンツァでは良い思い出があるし、ここに戻ってくるのはいつも楽しい。コース、ファン、そしてエネルギーが本当に特別だ。今日はしっかり走行できたので、今はデータを見て一晩で何ができるかを考える。現実的な期待値を持ってここに来ているし、マシンには強みと弱みがある。最近のザントフォールトやブダペストのような結果を再現するにはチャレンジングな週末になると予想している」

    14番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「全体として良い一日で、FP1からFP2で大きく改善できた。FP1では特にロースピードコーナーでマシンに苦戦して、それはこのコースではすごく重要だ。FP2ではマシンのフィーリングと自信が大きく向上したのでポジティブだし、レースまでにもう少しステップを刻みたい。パラボリカではバランスに少し苦戦し、風向きも有利じゃなかったので、そこが一番のタイムロスだった。ストレートで少し足りないように感じているが、一晩で改善できることがないかを探っていく」

    15番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日はグリップが高く、気温の条件の中で、僕らにとってはまずまずの金曜日だった。ハイフューエルとローフューエルを混ぜて走ったが、競争力はあまり感じなかったので、一晩でペースをもう少し見つける必要がある」

    イタリアGP F1

    16番手:エステバン・オコン(ハース)
    「モンツァに戻ってくるのは興味深い。とてもユニークな特徴を持つ特別なサーキットだ。FP1からFP2でクルマは改善したが、明日に向けてもう少し必要だ。現状の位置には満足していないが、接戦だ。バランスとフィーリングは良くなったし、進むべき方向性は分かっている。あとは僕ら次第だ」

    17番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はタフで、差はとても小さい一日だったが、クルマからあらゆるパフォーマンスを引き出そうとしてプッシュしていた。今日は少し足りなかったが、学びを活かして明日は良くなる。FP1からFP2の間にセットアップを変えて、ある改善を見込んでいたが、思った通りにはいかなかった。予選に向けて最適化できるように、状況をしっかり掌握していく必要がある。まだやるべきことはあるが、Q3争いができるといいね」

    18番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「モンツァで走るのはいつだって良いもので、特別な思い出と意味のある場所だ。特に僕は近くのミラノに住んでいて、レース週末は自宅から通うからね。ここは本当に特別な感覚で、メインストレートを駆け抜けるのは格別だし、最高速はいつも驚異的だ。今日は予定通りの忙しいプラクティスで、1日を通して300kmを優に超える周回を重ね、ローフューエルとハイフューエルの両方で多くの有益なデータを集められた。ここが厳しい週末になるのは分かっていた。FP2のアスカリでコースオフして小さなダメージを負ったが深刻ではない。持てるものを最大化するのが目標で、明日に向けて何ができるか見ていく。全力を尽くしてラップタイムを見つけ、予選でどの位置にいけるか確かめたい」

    19番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「FP2の2周目でグリップに対して少しプッシュしすぎてしまい、グラベルに入ってしまった。エンジンは止めずにキープできたけど、不運にもスタックしてしまった。FP1が良かっただけに残念だし、ハードタイヤでの最初のラップも良かった。後退にはなるが、自信は依然として高い。クルマの感触は良いし、セットアップは良い方向に向かっていた。失った走行時間を取り戻すためにFP3のプログラムを少し調整するが、まだ週末を楽しみにできる。フィールドはとても拮抗している。FP2のトップ10は0.4秒弱の中にいたので、小さな改善が大きな違いを生むだろう。明日またコースに戻って、日曜に向けて良いグリッドポジションを確保したい。やってみよう」

    20番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日は少し普段と違って、FP1はポールが走った。FP2でクルマに戻れて良かったし、再びモンツァを走れた。ジュニア時代からよく知るコースだし、昨年はここでF1デビューもした。僕らにとって今日は厳しかったけど、ある程度それは想定内でもあった。やるべきことがいくつかあって、チームと一緒に改善点を見つけられると確信している。クルマはドライブが難しく、いくつかの制約に適応する必要がある。明日は予選なので、FP3でできることをやって、必要な変更を施して臨む」

  • F1イタリアGP各チームのアップデート一覧 モンツァ特有の高速対策

    F1イタリアGP各チームのアップデート一覧 モンツァ特有の高速対策

    F1第16戦イタリアGP(モンツァ)に向けて、各チームはロー・ダウンフォース仕様の空力パッケージを投入してきた。

    超高速のストレートが続くこのサーキットでは、いかにドラッグを抑えながら必要なダウンフォースを確保するかが焦点となり、フロントウイングやリアウイング、ビームウイングに多彩な調整が施されている。

    多くのチームがロー・ドラッグ仕様のリアウイングやビームウイングを用意する一方で、フロアやサイドポッドの形状変更など、気流制御を狙った改良も目立つ。ここでは、各チームのアップデート内容をコンストラクターズランキング順に整理する。

    ■ マクラーレン
    マクラーレン F1 イタリアGP
    フロントサスペンション
    フェアリングを再設計し、気流を改善。ロー・ドラッグ仕様との組み合わせで性能を向上。

    フロントウイング
    フラップをトリム処理し、バランスレンジを拡大。リアのロー・ダウンフォースウイングと連動。

    リアウイング
    新しいロー・ダウンフォース仕様を開発。ダウンフォースとドラッグを効率的に削減し、高速サーキットに最適化。

    リアウイング(フラップ)
    翼弦長を短縮したフラップを導入。さらにドラッグとダウンフォースを低減。

    ビームウイング
    新しいロー・ダウンフォース仕様。リアウイングと組み合わせ、ドラッグレンジを拡大。

    ■ フェラーリ
    スクーデリア・フェラーリ F1 イタリアGP
    フロントウイング
    翼弦長を短くしたフラップを導入。必要な空力バランスレンジを提供し、モンツァで想定される最適なダウンフォース水準を実現。

    リアウイング
    上部リアウイングのプロファイルを軽量化し、フラップを調整可能に。昨年のロー・ダウンフォース仕様から継続される設計で、複数のフラップ形状やトリムが利用可能。

    ビームウイング
    単一要素のビームウイングを軽量化し、リアウイングと組み合わせて空力性能を最適化。

    ■ メルセデス
    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 イタリアGP
    リアウイング
    翼端部を微調整し、フラップ先端を後退させカンバーを減少。局所的なダウンフォースとドラッグを削減。

    フロアフェンス
    カンバー分布を変更し、局所的な負荷と渦を再分配。フロアエッジとリヤフロアへの気流を改善。

    フロントウイング
    カンバーを減少させ、ローカルの負荷を抑制。ロー・ダウンフォース仕様のリアウイングとバランスを取る設計。

    ■ レッドブル
    レッドブル・レーシング F1 イタリアGP
    フロントウイング
    翼弦長を短縮(第3・第4要素)。モンツァ特有のロー・リアダウンフォース環境に合わせ、フロントの負荷範囲を調整。

    フロアボディ
    フロア表面を改修。圧力分布を改善し、安定性を維持しつつより大きな負荷を確保。

    フロアフェンス
    フェンス形状を変更。圧力分布を再最適化し、局所的な負荷を増加。

    フロアエッジ
    エッジウイングのプロファイルを改修。フロア変更に合わせて再プロファイリングし、さらなる負荷を抽出。

    ■ ウィリアムズ
    ウィリアムズ・レーシング F1 イタリアGP
    リアウイング
    フラップ後縁をトリムし、表面積を削減。ドラッグとダウンフォースを低減し、モンツァに適応。

    フロントウイング
    フラップ後縁をトリム。ドラッグとダウンフォースを下げ、ロー・ドラッグ仕様のリアウイングとバランスを取る。リアの変更に関係なく適用可能。

    ■ アストンマーティン・アラムコF1チーム
    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 イタリアGP
    リアウイング
    新しいフラップオプションを追加し、従来よりも攻め過ぎない仕様に。これによりウイングが発生させる負荷を減らし、ドラッグを抑制。モンツァのような高速サーキットに適した空力パッケージとなっている。

    ■ レーシングブルズ
    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム F1 イタリアGP
    リアウイング
    プロファイルを更新。必要なダウンフォースと効率性を確保。

    フロアボディ
    アンダーフロアとウイング形状を更新。車体下の効率的な負荷を増大。

    コーク/エンジンカバー
    サイドポッド形状を更新し、気流品質を改善。車体後方の流れも向上。

    ミラー
    ミラーハウジングを更新。必要なダウンフォースと効率性を満たすよう設計。

    ■ ハースF1チーム
    ハースF1チーム F1 イタリアGP
    フロントウイング
    翼弦長を部分的に短縮したフラップを採用。モンツァのようなロー・ダウンフォース/ロー・ドラッグサーキットに対応し、空力バランスを適切に調整する狙い。

    F1イタリアGP 空力アップデート 横断整理

    ■ リアウイング関連

    マクラーレン:新しいロー・ダウンフォース仕様を投入、さらに翼弦長を短縮したフラップでドラッグとダウンフォースを削減。
    フェラーリ:昨年のロー・ダウンフォース仕様を継続利用しつつ、プロファイル軽量化やフラップ調整が可能。
    メルセデス:翼端部を微調整し、フラップ先端を後退させてダウンフォースとドラッグを抑制。
    レッドブル:ロー・リアダウンフォース環境に合わせ、フロントとの空力バランスを重視。
    ウィリアムズ:フラップ後縁をトリムし、表面積を削減してドラッグを低減。
    アストンマーティン:新フラップオプションを導入し、抗力を抑制。
    レーシングブルズ:プロファイルを更新し、必要なダウンフォースと効率を確保。

    ■ フロントウイング関連

    マクラーレン:フラップをトリム処理し、ロー・ダウンフォース仕様リアウイングとのバランスを確保。
    フェラーリ:翼弦長を短縮したフラップを採用し、必要なバランスレンジを確保。
    メルセデス:カンバーを減少させ、ロー・ダウンフォース仕様リアウイングと整合。
    レッドブル:第3・第4要素の翼弦長を短縮し、ロー・リアダウンフォース環境に対応。
    ウィリアムズ:フラップ後縁をトリムし、ロー・ドラッグ仕様リアウイングとバランス。
    ハース:翼弦長を部分的に短縮し、ロー・ダウンフォース/ロー・ドラッグサーキットに対応。

    ■ フロア/ボディ関連

    メルセデス:フロアフェンスのカンバー分布を変更し、渦の分布を最適化。
    レッドブル:フロアボディを改修し、フェンスやエッジも変更して局所負荷を増加。
    レーシングブルズ:フロアボディを更新し、車体下の効率的な負荷を増大。コークボトル形状のエンジンカバーも更新し、気流を改善。

    ■ ビームウイング関連

    マクラーレン:ロー・ダウンフォース仕様を導入し、ドラッグレンジを拡大。
    フェラーリ:単一要素を軽量化し、リアウイングと組み合わせて最適化。

    ■ その他の改良

    マクラーレン:フロントサスペンションのフェアリングを再設計し、気流を改善。
    レーシングブルズ:ミラーハウジングを更新し、空力効率を向上。

  • F1イタリアGP 木曜会見 Part.2 – ハミルトン、角田裕毅、サインツ

    F1イタリアGP 木曜会見 Part.2 – ハミルトン、角田裕毅、サインツ

    2025年F1イタリアGP木曜会見「パート2」には、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、角田裕毅(レッドブル)、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)の3人が出席した。ハミルトンはミラノでのファンイベントの熱気やフェラーリ加入初年度の苦労を語り、角田裕毅はザントフォールトでのポイント獲得を振り返りながら今週末の意気込みを示した。サインツはウィリアムズの強みと課題を詳細に説明し、今季の戦い方について言及した。

    会見後半では、ハミルトンがニキ・ラウダとの思い出やペナルティへの不満を口にしつつ、ティフォシへの強い思いを強調。角田裕毅は夏休みにギリシャで過ごした様子も明かし、リラックスした表情を見せた。一方、サインツはザントフォールトでの裁定に改めて異議を唱え、固定スチュワード制の導入を主張した。

    Q: ルイス、あなたから始めましょう。昨日はミラノ中心部で素晴らしい光景がありました。これまでF1キャリアで多くを経験してきましたが、あの大勢の人々があなたを応援しているのを見て、どんな気持ちでしたか?

    ルイス・ハミルトン: みなさん、こんにちは。昨日はとてもユニークな体験だった。昨日の朝、マラネロに到着して、ファクトリーに入ってフェラーリのロゴを見ると、今でも自分をつねらなければならないくらいだ。本当に特別なことだ。工場の外にはいつも人がいる。これまでのキャリアで、工場の外にファンが集まっているなんて見たことがなかった。そしてそれは毎回なんだ。とてもポジティブなエネルギーがあって、このブランドへの愛情と、それが人々にとってどういう意味を持つのかがはっきりと伝わってくる。昨日ミラノの中心にいて、ファンがどれほど情熱的だったかを目の当たりにした……すごかった。強烈だったが、とてもポジティブだった。彼らが与えてくれた良いエネルギーをすべて受け止めようとした。

    Q: そして、このモンツァの特別な表彰台にフェラーリのドライバーとして立つことがどんなものか、立ち止まって考えたことはありますか?

    ハミルトン: 正直に言うと、考えたことはない。すでにここで何度も表彰台に立っているので、どんな感じかは知っている。他のフェラーリのドライバーがどう感じていたかも見てきたし、どんなに想像しても実際の気持ちとはかけ離れているだろう。ただ、どのチームのドライバーであっても、ここに来ること自体が素晴らしい体験だ。この公園に、この歴史的なサーキットに来て、ピットストレート全体に広がるティフォシを見る。そしてパレードラップをするとき、ファンがとても近くにいるので、まるで車の中に一緒にいるように感じられる。本当にクールだ。

    Q: パフォーマンスについて話そう。この週末、車はどのように戦えると思いますか?

    ハミルトン: 分からない。まだチームでの初年度だから、毎週末がこの車でそのサーキットを走る初めての機会だ。これまでの経験とはアプローチが異なる。サーキットごとにセットアップも違うので、毎回新鮮で、今はそれを楽しんでいる。ここ数年のフェラーリの歩みは順調だったと思う。去年もシャルルが素晴らしい戦略と走りでここで勝った。僕もこの車がここでどう機能するかを見るのが楽しみだ。週末ごとに確実に学びを得ているし、前回からも多くのポジティブな要素を得た。だからそれを積み重ねていくだけだ。

    Q: 裕毅、ポジティブな話で言えば、先週末のザントフォールトで再びポイントを獲得しました。RB21で本当に進歩を実感し始めていると感じていますか?

    角田裕毅: はい、こんにちは。最初からこの車で進歩を感じていました。最初の数戦では結果に表れていなかったかもしれませんが、自分の感触としてはそうでした。自分が正しい方向に進んでいると確信していて、ただ一歩一歩でした。シーズン途中に飛び込むのは簡単ではありませんし、レッドブルチーム内でも多くの変化がありました。だから毎戦全力を尽くしてきました。でも特に直近数戦では、確実に近づいてきていると感じています。全てをまとめることが大事で、フィールド全体が非常にタイトなので、Q1、Q2、Q3のすべてでコンマ数秒が大きな差になります。ザントフォールトでは全てをまとめることができました。週末を通じての進歩という点では、自分にとって最高の週末のひとつでした。セーフティカーなどもあって簡単ではなかったですが、ポイントを絞り出せたのはとても嬉しかったです。

    Q: モンツァはこれまであなたに優しくありませんでしたね。今年は新たな自信を持って臨めますか?

    角田: 毎年リセットしています。ただ、言われた通り、4回中3回はトラブルでリタイアしています。今年はそうならないことを願っています。このサーキットは今でもとても楽しいですし、自信があれば速いラップを出せます。レースも他と比べてオーバーテイクがしやすいトラックです。だから楽しみにしています。

    Q: 現時点での良い結果はどれほど重要ですか?チームや新代表のローラン・メキースにアピールする必要があると感じますか?

    角田: それを毎戦やろうとしています。できるだけ結果を出すことが必要です。期待を超えるように努めて、それを続けていきたいと思います。大きく変える必要はないと思っています。ローランが加わってからの自分の結果も悪くなかったです。もちろん、それで十分かどうかは自分が決めることではありません。でも全力を尽くします。

    Q: カルロス、次はあなただ。あなたはここで好成績を残してきた。数年前にはポールポジションもあった。ウィリアムズも歴史的にここでは良い結果を出している。モンツァはどのようなチャンスをもたらしてくれる?

    カルロス・サインツ: このサーキットは大好きだ。世界最高のサーキットのひとつだと思う。ティフォシがいることでさらに楽しめる。ここではなぜか結果が良いんだ。大きなブレーキングポイントがあることや、ローダウンフォースのパッケージで少し車が緩く感じられることが、自分に合っているのかもしれない。過去にウィリアムズもここで良い結果を出しているので、今回も良い結果を得られるといい。

    Q: ジェームス・ボウルズは夏休み明けに、次の3戦──ザントフォールト、モンツァ、バクー──はウィリアムズにとって大きなチャンスだと言っていた。3つの異なるサーキットでなぜ競争力を発揮できるのか説明してもらえる?

    サインツ: それはコーナーの種類に完全に依存する。我々の車は直線でのブレーキングや直角コーナーが得意だ。進入と立ち上がりが複合するような場面はあまり得意ではなく、長いコーナーではバランスの制約で大きく苦しむ。このサーキットでも良いはずだが、それでもパラボリカやレスモ1などではライバルに対して劣る。そこは非常に重要なコーナーだ。それでもストレートや短くタイトなコーナー(ターン1–2、ターン3–4など)では良いラップタイムを出せると思う。我々は良いライド性能、優れたブレーキング性能を持っている。だから面白い車だ。今年は多くの新しいことを発見していて、過去にはなかった制約に合わせてドライビングスタイルを大きく適応させる必要がある。それを楽しんでいるし、より完成されたドライバーにしてくれていると思う。ある部分では乗っていて楽しくない車かもしれないが、他の部分では非常に優れた特性を持っていて、それを最大限に活かす必要がある。

    F1 イタリアGP

    Q: ルイス、あなたがメルセデスに加入したとき、ニキ・ラウダが説得したと記憶しています。ちょうど今週日曜は、ニキがフェラーリで初タイトルを獲得してから50年です。フェラーリ加入を決めたとき、ニキの存在は頭の片隅にありましたか?

    ハミルトン: まず、僕はニキを本当に愛していた。ただ、メルセデスに加入したのを説得したのはニキではなかった。当時はむしろロスの方だった。母の家のキッチンで一緒に座って、チームがどこへ向かっていて何をしているのかを聞いた。もちろんニキもその一部だったけど、あの出会いが僕を引き込んだ。ニキとは素晴らしい関係を築いた。フェラーリに加入したとき、ニキがフェラーリで走っていたことなんて考えていなかった。子どもの頃、ミハエルを見て、フェラーリのファンだったからだ。フェラーリが表彰台に立つたびに観客がどう反応するかを見て、その情熱は他のどのチームにもないものだと感じた。その感覚を味わいたかった。今こうしてチームに加わり、歴史を学ぶと、この週末が特別だと思う。メルセデスではニキを祝ったし、彼と一緒にタイトルを獲得した。今はフェラーリで、彼を祝える。彼の遺産は生き続けている。今でも彼が僕に何を言うかは想像できるし、常に頭の片隅に彼がいる。うまくいかないとき、彼はこうやって「やつらに地獄を見せてやれ」と言った──でも彼は必ず「arseholes」と言った!最初は意味が分からなかった。「つまり地獄を見せろってこと?」と聞くと、彼は「いや、『arseholes』って言え」と。彼は本当に戦う人だった。

    Q: ルイス、日曜はニキの精神で全力で挑まなければなりません。初のフェラーリでの表彰台を目指す戦いですが、あなたには5グリッド降格があります。表彰台は現実的でしょうか?また、先週のザントフォールトでの違反がその場で処理されず、この週末に持ち越されたことについて不満はありますか?

    ハミルトン: もちろんだ。他のドライバーが前戦の裁定をどう感じたかは分からないが、帰宅して自分にペナルティが科されたと知ったときは本当にショックだった。でも仕方ない。報告書を見れば分かるが、僕はリフトオフしていた。ただ、彼らの基準には足りなかった。だからペナルティとペナルティポイントを科された。かなり厳しい。だが、学びにはなる。愚痴を言っても仕方ない。前に進むしかない。今週末は厳しいだろう。予選はすでに接戦だ。Q3に進むだけでも難しいし、トップ5に入るのも厳しい。そのうえで5グリッド降格だから、フェラーリで迎える初めてのモンツァでこれは痛い。でも戦う理由が増える。何としても挽回するつもりだ。

    Q: ルイス、ペナルティやレースの結末を除けば、多くのポジティブな要素もあったと思います。車に何か“しっくりきた”感覚はありましたか?努力が報われ始めているのでしょうか?あれはこれまでで最高のフィーリングでしたか?

    ハミルトン: レースでは間違いなくそうだった。週末を通して、僕らのアプローチは完璧に近かった。日曜までは最も強力でスムーズな週末のひとつだったと思う。日曜は残念で、不運な結果だった。僕は普段、あんなミスはあまりしない。だが素晴らしいのは、チームが常にポジティブで、毎週末信じられないほどサポートしてくれることだ。彼らは気持ちを持ち上げてくれる。その後、原因を徹底的に分析した。集中力不足ではなかった。いくつか要因が重なった。例えば、シフトアップでトラブルが起きて後輪がロックし、リアが弾かれた。さらに雨がパラついていて、前の周よりも10ミリか10センチ外側に出てしまった。複数の要素の組み合わせだった。良くはなかったが、学んで前進する。同じアプローチをこの週末以降も続ければ、進むべき方向はポジティブだと思う。

    Q: ルイスと裕毅に。お二人は夏休みに同じギリシャの島にいたそうですが、ご存じでしたか?

    ハミルトン: ああ。でも実際には違う島だったと思う。隣同士の島だったのかもしれない。知っていたら会えたのに。ギリシャは美しい。過去数年、夏は人が少ない場所を選んでいたが、今年はミコノスに行った。そこは人が多すぎた。だからもっと南の島々に行ってみたら、本当に息を呑むほど美しかった。今では一番好きな場所だ。旅の最後に新しい場所を発見して「最初からここに来ればよかった」と思った。まだ見たい場所がたくさんある。静かさが素晴らしいし、文化も美しい。建物や小さな町も魅力的で、食べ物も信じられないほど美味しい。来年の夏にまた行くのが待ちきれない。

    角田: 実は僕もルイスが反対側の島にいたことを知りませんでした。どの島も海がすごくきれいで、食べ物は特に新鮮で、美味しいシーフードをたくさん食べました。とても楽しめましたし、トレーニングにも最適でした。天候もいつも安定していて、暖かいですが、心地よい風が吹いていました。僕にとっては最高の場所でした。島はあまり大きくないので、自転車に乗れば一周できて、その島の大部分を見て回れます。本当に素晴らしい場所でした。

    Q: ルイス、フェラーリでの冒険ではティフォシからの愛と、これまで口にしてきた疑念の両方がありました。その入り混じった感情をどう乗り越えていますか?

    ハミルトン: 感情のジェットコースターだ。ここまで気持ちが揺れるとは予想していなかった。でもそれが人生だ。日曜は厳しかったが、今はトンネルの出口に向かっている。最近読んだ言葉に「明日のことを心配しても現在を曇らせるだけだ」とあった。だから明日のことは考えすぎず、今この瞬間を楽しむようにしている。このシーズン後半は本当にあっという間だった。フェラーリでの初めての半年で、まだ先は長い。どの瞬間も逃したくない。昨日もそうだった。フェラーリの赤で迎える初めてのモンツァだ。明日ガレージを出る瞬間は信じられないほど特別なものになる。子どもの頃、ミハエルがここで勝つのを見ていた。今度はティフォシの声援を直接受ける立場になれる。だから全力を尽くして最高の結果を彼らに届けたい。このチームが僕にくれた情熱とサポートは、これまでに見たことがないものだから。

    Q: ルイス、仮にQ3に進み、シャルルがスリップストリームを必要としたら、そういう作戦は話し合っていますか?

    ハミルトン: トウ?ポールを狙うために?いや。フェラーリが昔よくやっていたのは覚えている。僕がデビューした頃、キミやフェリペがよくやっていた。確かに効果はあるが、リスクも大きいし、誰かが犠牲になることが多かった。だからこの週末にそれをやるかは分からない。議論はされていない。でももしシャルルを前に出すためになるなら、僕は喜んでその役を引き受けるよ。

    Q: カルロス、フェラーリは最近そういう戦略をやっていましたか?

    サインツ: 最近はない。ただ列を作って普通にスリップを利用するだけで、特定のチームメイト戦略はなかった。

    Q: カルロス、ザントフォールトでの件について振り返っても、やはりあのペナルティには驚いていますか?リアム・ローソンは、スチュワードは規則通りに適用しただけだと言っています。今も驚きは変わらないですか?また、今後その規則について話し合うつもりですか?

    サインツ: レース後に彼らと話す機会を持てた。テレビペンで話せないと思っていたが、最終的に15分間座って分析できた。全ての証拠を正しく見たとき、彼らも判断が最良ではなかったと理解したように感じた。今は十分な証拠を集めて、ペナルティを覆せるかどうかを確認している。僕はあれが非常に不当なペナルティで、誤った判断だったと今でも確信している。間違いは起きるものだが、再検討する余地があるなら修正すべきだ。あの日はスチュワードにとっても非常に忙しい日曜で、多くの出来事が重なり過ぎていた。だが冷静になった今でも、あのペナルティは受け入れられないと思うし、それをはっきり伝えた。

    Q: カルロス、ドライバーとFIAの関係についてどう考えますか?論争が起きたときに、彼らは耳を傾け、改善に前向きだと思いますか?

    サインツ: とても難しい問題だ。レース後は特に感情を抑えるのが大変だ。だが常に言っているし、これからも支持するのは「固定されたスチュワードが必要」ということだ。規則はすでに複雑だから、毎回同じ人が判断するのが望ましい。その方が一貫性がある。GPDAを代表してではなく、僕個人の意見だが、それが正しい方向だと思う。彼らの仕事が難しいのは理解している。時間も限られている。ザントフォールトの件は、深く分析せず急いで決定した結果だったと思う。ルールブックを文字通りに適用すれば、ペナルティを科す理由は理解できる。でもオンボード映像を詳しく見れば、僕が罰せられるべきではなかったと明らかだ。逆にルイスの件では、判断が遅すぎた。だから彼はモンツァで罰を受ける羽目になっている。違反を犯したのは前戦で、その場で処理できたのに。これはプロセスの難しさを示している。だからこそ改善の余地が常にある。ドライバー、FIA、GPDAが協力して、より良い解決策を探る必要がある。ザントフォールトは、現状が十分でないことを露呈した。

    Q: ルイス、あなたはこれまで長いキャリアで多くの成功と困難を経験しました。今年のフェラーリ加入初年度は、キャリアで最も厳しいシーズンだと言えますか?それをどう乗り越えてきましたか?

    ハミルトン: 正直に言うと、全てのシーズンを細かく覚えているわけではないので比べたくはない。でも難しいと感じた年はたくさんあった。2009年もそうだし、2010年、2011年も良くなかった。2012年は自分にとって転機だった。2022年や2023年も大変だった。今年は夢を生きている。フェラーリで走るために移籍したんだ。去年のうちに心の準備はしたつもりだったが、予期しないことも多かった。僕にもチームにも多くの調整が必要だった。彼らは僕を迎えるために全力を尽くしてくれた。文化的な違いもあった。フレデリックも「彼を迎えることを甘く見ていた」と言った。車の問題も重なった。今年は本当に厳しいが、逆境が人を強くする。この6か月間でチーム全員が苦労を経験した。でもそれがこれからの成功につながる。強くなって前に進める。今は前向きな戦いにワクワクしているし、最高の仲間たちと共に挑んでいけると思う。

  • F1イタリアGP 木曜会見 Part.1  – アロンソ、アントネッリ、コラピント

    F1イタリアGP 木曜会見 Part.1 – アロンソ、アントネッリ、コラピント

    2025年F1イタリアGP木曜会見「パート1」には、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、キミ・アントネッリ(メルセデス)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)が出席した。アロンソはシーズン序盤からのマシンの進化に手応えを語り、残り9戦を冷静に見据える姿勢を示した。アントネッリはホームレースとなるモンツァに向けて準備万端であることを強調し、成長の証を見せたいと意気込みを語った。コラピントはデビューの地に戻った心境を振り返りながら、ここ数戦で自信を取り戻しつつあることを明かした。

    会見後半では、アロンソがモンツァでの長年の経験やレース距離短縮案への考えを披露し、伝統的なF1の魅力を守るべきだと主張。アントネッリはイモラでの学びを糧にホームでの過ごし方を改善するとし、コラピントはチームとの連携強化によって着実に進歩していると強調した。3人はさらに、スプリント増加やスチュワード判定の一貫性など、F1が直面する課題についてもそれぞれの見解を示した。

    Q: フェルナンド、モンツァへようこそ。ここはあなたにとっても馴染み深い場所です。前戦ハンガリーやザントフォールトではマシンの調子が良かったですが、この高速サーキットでもその流れを活かせると思いますか?

    フェルナンド・アロンソ: どうだろうね。ここモンツァには少し慎重な気持ちで来ているよ。最後の効率重視のサーキットはスパだったけど、あそこで僕らは速くなかった。だから様子を見よう。スパの後にセットアップや週末のアプローチを少し変えたから、少しは良くなっていることを願うけど、紙の上ではモンツァは前の2戦とは違うサーキットなんだ。

    Q: シーズンの3分の2を終えました。序盤と比べて今のマシンはどのくらい良くなったと感じますか?

    アロンソ: かなり良くなったよ。僕の初ポイントは第8戦か第9戦でやっと取れたくらいだ。序盤は日曜にトップ10で戦えるマシンはなかった。今はミッドフィールドで戦ってポイントを取れるようになっている。直近9戦で7回Q3に進んでいるしね。空力面が大きく改善されて安定したし、走りやすくなった。メカニカルなセットアップは大きく変わっていないけど、ラップをまとめやすいクルマになった。

    Q: 残り9戦でチャンスがあるのはどのサーキットだと思いますか?

    アロンソ: ブダペストやザントフォールトに似た場所はいくつかある。シンガポールやブラジルはそうかもしれない。でもポジティブにもネガティブにもサプライズがあるから、特定の1〜2戦に期待をかけすぎることはしない。毎戦全力を尽くすし、アブダビでいくつポイントを獲得できたか、コンストラクターでどの順位にいるかを見てみよう。

    Q: キミ、昨年モンツァでメルセデスF1加入が発表されてから1年。この12カ月を振り返ってどうですか?

    キミ・アントネッリ: 本当に色々あった。良い思い出も悪い思い出もある。でも特別な場所だし、去年ここで発表があったから今週末はさらに特別だ。そこからずっとすごく濃密な日々が続いたけど、ここまでのところはまずまずだと思う。

    Q: 今週末のパフォーマンスについてはどう見ていますか?

    アントネッリ: 予測は難しい。マシン同士の差はすごく接近してきているからね。でも去年の予選結果を見ると僕らは上位にいた。今年は去年良かったところでまた良い傾向が出ている。だから同じようになればいいけど、分からない。

    Q: シミュレーターではモントリオールと似たところはありますか?

    アントネッリ: まずダウンフォースがすごく低い。でも最初の2つのシケインは強いブレーキングからスローコーナーに入る感じで、メルボルンに似ている。レズモやアスカリ、パラボリカのような高速コーナーもある。だからある意味ではモントリオールに似ているけど、後半は違うね。でも今回は古いサスペンションに戻して自信を持てているし、いいペースを出せればと思う。

    Q: 2つ目のホームレースでもあります。イモラでは多忙で思うように動けなかったと話していましたが、今回は違うアプローチですか?

    アントネッリ: 間違いなく準備はできている。何を期待すればいいかも分かっているし、週末をどう過ごせば常に100%でクルマに乗れるかも理解した。

    Q: フランコ、昨年のF1デビューの地に戻ってきました。2年目として感じ方は違いますか?

    フランコ・コラピント: ここは僕がF1で初めてレースをしたサーキットだから、残りの9戦はすべて経験済みということになる。それはすごく助けになる。1年前に急きょここで走ることになって夢が叶った。そこから多くのことが起きた。だから戻ってくるのは感慨深いし、モンツァはすごく好きな場所なんだ。情熱的なティフォシに囲まれて走れるのは特別なことだし、早く走りたい。

    Q: 先週末はポイントに迫りました。今は自信を持って臨めていますか?

    コラピント: そうだね。クルマのコントロールに自信がついてきた。去年の感覚を取り戻しつつある。今年序盤はその感覚がなかったけど、チームとエンジニアのおかげで改善できている。まだ理想には届いていないけど進歩している。直近2戦は競争力が高まり、ポイントに近づいた。モンツァはロングストレートが厳しいけど、チャンスを逃さなければいい週末にできると思う。

    Q: フェルナンド、シーズン序盤と比べてマシンが大きく進歩したと話していました。イモラやシルバーストンで投入した新しいフロアや、特にフロントウイングの成果も見られます。これは2026年に向けても楽観的になれる要素ですか?

    アロンソ: そうだね。ファクトリーにあるツールを信頼して、サーキットに持ち込んだものが期待通りに機能するのは非常に良いことだ。2023年や2024年にはそれがなかった。今年は正常なファクトリーとサーキットの相関関係に戻せている。だから来冬に2026年マシンを開発する時も、自信を持って取り組めるよ。

    Q: キミ、先週は「気持ちをリフレッシュする週末が必要」と話していました。ザントフォールトや昨年のモンツァのような悪い記憶をどうやって消し去るのですか?

    アントネッリ: 自分に集中することだよ。最終結果にこだわりすぎると簡単に見失ってしまう。大事なのは自分のすべきことに集中すること。しっかりドライブして、物事をまとめて、チームがベストなバランスを見つけられるように貢献すること。それが一番大切だと思う。

    Q: フェルナンド、モンツァを走るのは今回で22回目です。長年の変化について教えてください。

    アロンソ: ずいぶん変わったよ。僕はモンツァの違うレイアウトも走ったことがあるけど、クルマの進化で走り方も大きく変わった。昔はリアウイングがほとんどない状態で走って、ストレートでは浮いているような感覚だった。完全にコントロールできている感じがなかったね。今はそうじゃない。もちろん簡単ではないけど、常にコントロールできている。ハローやハンスなど安全デバイスも導入されていて、昔のような危険やスピードへの恐怖を感じにくくなった。2000年代は、誰もがF1に来る前にモンツァでローダウンフォースを試すなんて特権はなかったんだ。

    イタリアGP F1

    Q: F1のステファノ・ドメニカリCEOは「若いファンは集中力が短いかもしれない」として、スプリントの増加やグランプリの距離短縮を提案しています。どう思いますか?

    アントネッリ: 難しい問題だね。個人的にはスプリント週末は楽しい。すぐに集中して臨まなければならないし、走行が多いからね。でもレースを短くするのはあまり効果がないと思う。今でもほとんど1ストップ戦略だし、短くしたらピットストップのルールをもっと複雑にしなければならない。長いレースの方が自分のレースを築ける時間があると思うよ。はっきりとした答えはないけど、スプリントが増えるのは悪くない。

    コラピント: 彼らは素晴らしい仕事をしている。ステファノはF1をここまで成長させた偉大なリーダーだと思う。ファンのために色々な新しい取り組みをして、スポーツを大きくしてきた。だから僕はただ走るのを楽しむだけ。たくさん走れるならそれで嬉しい。セッションの種類はあまり気にしない。

    アロンソ: 僕は逆の立場になると思う。もし変わったら、テレビの前で観る側になるだろうね。問題はスポーツじゃなくて社会や子どもたちの集中力だと思う。サッカーだって90分間ずっと集中して観るわけじゃない。途中でキッチンに行ったりするし、それを短くしようなんて議論はない。だからスポーツを変える必要はないと思う。でもステファノが必要だと言うなら、彼を信じているよ。

    Q: フェルナンド、もしグランプリを短縮したら何を失うと思いますか?

    アロンソ: キミが言ったように、レースでは自分の位置を取り戻す時間がある。それが短いと、特にスプリントのように悪い予選から始まった場合、何もできずに終わってしまう。同じタイヤ年齢で走ればオーバーテイクも難しい。長いレースだからこそ戦略の自由度がある。僕は何度も言ってきたけど、理想は給油の復活だ。今の流れとは逆だけど、燃料搭載量を自由に選べれば戦略が全く変わって、すごく面白いレースになる。

    Q: キミ、ルーキーイヤーは学びの時期と言われます。イモラで得た教訓をどう活かしていますか?

    アントネッリ: 初めてのホームレースで色々と大変だった。特にエネルギーのマネジメントがうまくできなくて、集中力も落ちた。だから今回は週末を通してどう過ごすかを学んだよ。大事なのは日曜にできるだけエネルギーを残して臨むこと。イモラでは土曜の時点でかなり疲れていたからね。それは大きな教訓だったし、二度と繰り返したくない。

    Q: キミ、夏にサントリーニで過ごしている姿を多くの人が目撃していました。F1での急な人気の高まりをどう受け止めていますか? そしてギリシャの印象は?

    アントネッリ: ギリシャは大好きだよ。もう何度か行っているし、家族や友達、恋人と過ごすのに素晴らしい場所だ。リラックスできるし、切り替えもできる。人気についてはF1を戦っている以上、ある程度は覚悟していた。ファンのサポートはポジティブに受け止めているよ。もちろん時には断らなければならないこともあるけど、休暇のときは楽しめた。良いエネルギーをもらえるのは嬉しいことだ。

    Q: フェルナンド、これまで数々のタイトル争いを経験してきました。現在のノリスとピアストリのように、チーム内で直接戦う時に必要な心構えは?

    アロンソ: 外部の要因はコントロールできない。毎週末、自分の仕事をきっちりやるしかない。彼らはすごく強力なマシンを持ちながらも、困難な週末でも結果を残している。ノリスはザントフォールトで不運だったけど、まだレースはたくさん残っている。だから毎戦勝つことを目指して集中すればいい。時には2位や3位になることもあるけど、それを受け入れて次に備えることが大切だ。

    Q: フランコ、F1デビューから1年。どの点で慣れを感じ、どの点ではまだ努力が必要ですか?

    フランコ・コラピント: 1年前はすべてが新しくて慣れるのが大変だった。今は経験も時間も積んで、多くのことが分かってきた。特に大きな違いは、F2では1人のエンジニアとやり取りしていたのに対し、F1では20人、30人のエンジニアと、工場では1000人以上のスタッフが一丸となってクルマを速くしようとしていること。その中でチームとしっかり協力し、ベースから強くしていくことの大切さを学んだ。それがクルマを速くし、自分の求める走りを実現するために不可欠なんだ。

    Q: フェルナンド、先週あなたの会社は14歳のルネ・ラモスとマネジメント契約を結びました。彼に何を期待していますか? 将来F1に到達すると思いますか?

    アロンソ: その年齢では未来は誰にも分からない。僕らが若いドライバーを受け入れる時は、夢を追えるようにできる限りの支援をしている。でもまずは「プロのドライバーになること」が最初の目標だ。ジュニア時代は常にお金がかかり、次の年にどのプログラムに進めるかも予算次第になる。だからまずは報酬を得て走れるプロになってほしい。F1に上がるのはもちろん夢だけど、シートは22しかない。それが最大の関門だ。ただ、彼は才能がある。カートで非常に速く、多くのF4チームの注目を集めていて、シングルシーターでも好調だ。我々のアカデミーの中で最も有望なドライバーの1人だよ。

    Q: ザントフォールトでカルロスがリアムとの接触についてスチュワードを強く批判しました。ドライバーズのWhatsAppグループで話題になりましたか? ルールが不明確だと感じますか?

    アントネッリ: 僕は自分のことで忙しくて特に見ていなかった。

    コラピント: いや、分からない。彼がスチュワードとの会合を求めていたと聞いたけど、僕らはその場にいないから何とも言えない。

    アロンソ: 僕も同じだ。何も知らない。

    Q: フランコ、ザントフォールト後に「チームがポイント獲得のチャンスを最大化できなかった」と話しました。チームメイトとのポジション交換について納得できましたか?

    コラピント: 週末全体としてとても良かったし、満足している。パフォーマンスも見つかったし、戦略も良かった。チームも良い仕事をしたよ。ポジション交換も明確だったし問題なかった。単にポイントにあと少し届かなかっただけで残念だったけど、すぐに結果はついてくると思う。

    Q: キミ、ザントフォールトでの出来事を踏まえて、すぐ次のレースがあるのは良いことですか? ホームのモンツァというプレッシャーはありますが。

    アントネッリ: もちろんいいことだ。レースではいい流れがあった。ペースも強力で、特にハードタイヤでは前の集団を追い詰められていた。そこで接触が起きたのは残念だったけど、その瞬間が唯一のチャンスだと思ったんだ。だから残念だけど仕方ない。でも連戦のおかげで勢いを持ち越せる。ペースが改善しているのを確認できたから、この週末も前進して良い結果を出したい。

    Q: フランコとキミに。スプリントレースが増えると、ルーキーにとっては学習の時間が減って難しくなりませんか?

    アントネッリ: サーキットにもよるけど、新しいトラックだと難しいね。今年は中国やマイアミ、オースティンでスプリントがあって大変だった。でも自信を持って早くリズムに乗れれば問題ない。経験豊富なドライバーに比べると細かい部分での差はあるけど、それでも準備さえできていればいい結果を出せる。

    コラピント: 僕らは短い準備に慣れている。昨年もオースティンやカタールで初めてのトラックがスプリントだったけど、良い結果を出せた。今はシミュレーターもあるし、しっかり準備できれば大丈夫。だから確かに難しいけど、それほど悪くないと思う。

  • F1イタリアGP フリー走行2回目 ハイライト動画:角田裕毅は9番手

    F1イタリアGP フリー走行2回目 ハイライト動画:角田裕毅は9番手

    2025年F1イタリアGP フリー走行2回目(FP2)のハイライト動画。9月5日(金)にモンツァ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのプラクティスが行われた。

    ランド・ノリスがイタリアGPのフリー走行2回目でトップタイムを記録した。このセッションでは、キミ・アントネッリがグラベルに飛び出したことで赤旗中断となる場面もあった。

    マクラーレンのチームメイトであるオスカー・ピアストリにドライバーズ選手権で34ポイント差をつけられているノリスは、モンツァ・サーキットを1分19秒878の最速タイムで周回し、フェラーリのシャルル・ルクレールに0.083秒差をつけて首位に立った。角田裕毅(レッドブル)は9番手につけた。

    1時間のセッションを通して複数のドライバーがグラベルやランオフエリアに飛び出す場面が見られたが、開始10分後にはアントネッリがレズモ2でコースアウトし、メルセデスのマシンがグラベルに乗り上げて動けなくなり、回収作業のため赤旗が提示された。

    動画の公開は終了しました
  • オスカー・ピアストリ F1イタリアGP戒告処分もペナルティ回避

    オスカー・ピアストリ F1イタリアGP戒告処分もペナルティ回避

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、イタリアGPフリー走行中に赤旗再開手順を誤ったとして審議対象となったが、結果的に戒告処分にとどまり、グリッドペナルティを免れた。

    ピアストリは赤旗解除直後のピットレーン手順で早く動き出してしまい問題視されたが、スチュワードはフリー走行で発生した事案であり「スポーティング上の利得はなかった」と認定。チーム側も誤認を認めており、週末の戦いへの影響は回避されることになった。

    ピアストリはレースディレクターの指示に従わなかったとして調査を受けた。これは赤旗中断後に「オールクリア」が出る前にピットボックスを離れた件に関するものだった。

    ドライバーはレースコントロールからグリーンライトが出るまではファストレーンに入ることができない。
    ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリは今季開幕戦バーレーンGPで、同様の事象により1グリッド降格ペナルティを受けている。しかしそれはフリー走行ではなく予選での出来事だった。

    今回ピアストリにはスチュワードから戒告処分が下された。

    スチュワードは「チームは審議の場で、再開時間を示すメッセージではなく、“track clear(コースクリア)”メッセージに反応してしまったことを認めた。今回の事案は予選で発生した類似事例とは異なり、フリー走行中の出来事であるためスポーティング上の有意な利得を得る可能性はなかった。そのため、当該コンペティターに対する戒告が適切と判断する」と記した。

    ピアストリはこの件について「僕たちはただ判断を誤って、メッセージとタイミングシステムに混乱してしまったんだ。少し早く出てしまったけど、心配していない。警告か何かはあるかもしれないけど、スポーティングペナルティになるとは思わない」と自身の見解を述べた。

    スチュワードの裁定前に、スカイの解説者カルン・チャンドックも「ただの警告で済むことを願っている。もしこれが予選で再び起きたら、これまでのようにグリッドペナルティが科される可能性がある。フリー走行で起きた今回については少し混乱があったと思う。赤旗表示がスクリーンから消えたが、まだクリアされていなかった。そこに少し混乱があった。だから今回は警告か、チームへの罰金で済むことを願っている」と話していた。

    オスカー・ピアストリ F1 イタリアGP

    ピアストリ セットアップミスを明かす
    ピアストリはFP1を欠場し、マクラーレンをジュニアドライバーのアレックス・ダンに譲った。FP2で走行に復帰すると、ランド・ノリスから0.2秒弱差の2番手タイムを記録した。

    モンツァでのFP2を振り返り、ピアストリは「今日はいい一日だった。FP1に出ていないからFP2では少し追いつく必要があったけど、すぐに順応できたと思う。クルマの感触はとても良かった。ただソフトタイヤではセットアップを少し間違えてしまった。2周目のラップは、タイヤの2周目だったことを考えればかなり良かったと思う。全体的にいい感触だよ」と語った。

    「意外だったのは誰が上位にいたかということだ。ウィリアムズは2回のセッションで強さを見せていた。明日もその位置にいるかどうかを見てみよう。週末は接戦になりそうだ」

  • キミ・アントネッリ F1イタリアGP初日コースオフも「自信は揺るがない」

    キミ・アントネッリ F1イタリアGP初日コースオフも「自信は揺るがない」

    アンドレア・キミ・アントネッリは、メルセデスにとって厳しい時期から巻き返しを図る中で迎えたイタリアGP金曜フリー走行2回目にコースオフを喫したが、自信を失ったわけではないと強調した。

    金曜午後の1時間セッション開始から10分以内、アントネッリは2つ目のレズモでスライドを立て直そうとしたが、グラベルに流れ込んでしまい、そのままスタックした。

    このオフにより貴重な走行時間を失ったものの、昨年のFP1デビュー戦でパラボリカにクラッシュして以来1年ぶりにモンツァへ戻った19歳のルーキーは、自信は揺らいでいないと断言した。

    「その瞬間のグリップに対してちょっと強くプッシュしすぎてしまって、残念だった」とアントネッリは語った。「今日は良い流れだったんだ。FP1は良かったし、FP2の序盤も力強い出だしだった。だから自信はまだ高いままだ」

    「もちろん、明日は少し違うプログラムをやらなきゃいけないけど、僕たちは何にでも対応できるように準備するつもりだ」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) F1 イタリアGP

    一方、FP2で10番手に終わったジョージ・ラッセルは、W16のマシンで何度か危うい瞬間を経験したことを認め、マクラーレンのランド・ノリス(最速)に対してコンマ3秒遅れを喫した。

    「今日は素晴らしい感触じゃなかった」とラッセルは語った。「少し自信を持てなくて、キミと同じような瞬間が何度かあった。マシンを良い状態に保つのが難しかった」

    「モンツァでの1日は難しかった。ローダウンフォースのマシンに戻ると、フワフワしてリアがかなりルーズになる。今日の僕たちは特別良い感触じゃなかった」

    「通常ならコンマ3秒遅れというのはマクラーレンのすぐ後ろにいるような位置だけど、接戦だし明日も同じになると思う」