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  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンの信頼性は後退している」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンの信頼性は後退している」

    F1イタリアGPをマシントラブルによってリタイアしたフェルナンド・アロンソは、最近の散々なマクラーレンの信頼性に不満を露わにした。

    13番グリッドからスタートして、オープニングラップで入賞圏内となる10番手まで順位を上げていたフェルナンド・アロンソだが、9周目にエンジンンのミスファイアによってパワーを失い、リタイアを余儀なくされた。

    フェルナンド・アロンソは、過去9戦のうち6戦を主にマシントラブルによるリタイアで終えており、マクラーレンの信頼性問題はシーズン開幕時よりも悪化している。

    「ポイント圏内にいたので残念だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「チームの信頼性は後退しているようだ。非常に早い段階でエンジンにミスファイアを感じていたし、ターン7とターン8で何かが起こっていた。解決しようとしたけど、不可能だった」

    「クルマはスイットがオフになり、ピットレーンまで惰性で戻った。過去2戦はかなり不運だった。今日はポイント圏内にいたのでなおさらだ。残りのレースに向けてそこを改善する必要があることは間違いない」

    フェルナンド・アロンソは、今回のメカニカルトラブルによってシーズン後半にエンジンペナルティを受けることになるだろうと語る。

    「僕たちはこれらのレースでペナルティを受けないためにエンジンを交換しないことに決めた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「シーズン後半にはエンジンを交換して、最後尾からスタートすることになるだろう。だから、痛みは2倍だ」

    2019年にインディカーに転向することが噂されているフェルナンド・アロンソは、9月5日(水)にアラバマのバーバー・モータースポーツパークでアンドレッティ・オートスポーツのインディカーをテストする。

  • セバスチャン・ベッテル、僅差の2番手 「ミスをしてしまった」

    セバスチャン・ベッテル、僅差の2番手 「ミスをしてしまった」

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1イタリアGPの予選で0.161秒という僅差でポールポジションを逃して2番手。無線でのそっけない会話も話題となった。

    FP1、FP2で最速タイムをマークしていたセバスチャン・ベッテルは、予選のQ1とQ2もトップで通過。Q3でも最後のアタックでタイムを更新して一時はトップに立つも、すぐさまチームメイトのキミ・ライコネンに上回られて2番手で終えた。

    「今日ポールポジションを獲れなかったのはちょっと残念だ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「いくつかミスをしてしまったし、僕のラップはまとまっていなかった。でも、2台でフロントローを独占できたのはチーム全体にとって素晴らしい結果だ」

    「明日に関しては、僕たちにはレースのための良いスピードがあると思うし、良いスタートを切れることを願っている。特にここではそれが常に重要だ」

    「レースは長いし、何が起こるかわからない。でも、僕たちは懸命に仕事をしてベストを尽くしていく。クルマは強いので問題ないはずだ」

    「ティフォシと同じくらい結果を嬉しく思っているし、明日も同じ結果を残せることを期待している」

    フェラーリは、無線でキミ・ライコネンのポールポジション獲得を祝った後、無線でセバスチャン・ベッテルに2番手であることを伝えた。

    セバスチャン・ベッテルは「後で話そう」とそっけなく返している。

    セバスチャン・ベテルはQ3で先にコースに出ていたため、キミ・ライコネンにスリップストリームを使われており、その件に不満を持っているのではとの憶測を生んだ。

    しかし、セバスチャン・ベッテルは「いいや、それに関しては何も考えていない」と否定。

    「満足していないのは明らかだけど、理由は言わない」

    スリップストリームの件に関しては、フェラーリはレース毎に出走順をローテーションしていると説明した。

    「僕たちは毎週順番を変更している。単純に今週末はキミが2番目に走る番だった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「正直、ラップをまとめられなかった。実際、他のラップの方がよかった。最初のシケインで少し失ってしまったし、2つ目のシケイン、レズモなど、いろんなところでかなりのタイムを失った」

    「最終セクターは問題なかったけど、素晴らしくはなかった。とにかく良いラップではなかったし、十分ではなかった」

    「3番手ではなく、2番手につけられたのは幸運だったけど、とにかく十分ではなかった」

    関連:F1イタリアGP 予選 | キミ・ライコネンがポールポジション!

  • レッドブル、ルノーの“Cスペック”を2台に投入 「期待通りの改善」

    レッドブル、ルノーの“Cスペック”を2台に投入 「期待通りの改善」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルノーの“Cスペック”エンジンを期待通りのパフォーマンスを届けており、F1イタリアGPの残りの週末でダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンの両方で走らせると述べた。

    ダニエル・リカルドは、金曜フリー走行からルノーの新スペックエンジンを搭載。年間使用数を超えたため、決勝は最後列に降格することが決定している。

    ダニエル・リカルドの金曜日のデータを検証した閣下、レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンにも“Cスペック”エンジンを投入。フェルスタッペンはまだ3基目であるため、ペナルティを受けずにレースに出走することができる。

    また、ルノーのCスペックは、ダイナモ上でルノーが使用するカストロールの燃料よりもレッドブルが使用するエクソンモービルで優れたパフォーマンスを発揮したとされている。

    ワークスルノーは、信頼性の懸念のため新スペックの投入を見送っている。

    クリスチャン・ホーナーは「予想していたものが届けられたように思う。それは励みになることだ」と Autosport にコメント。

    「残りの週末もクリーンに走ってくれることを願っている」

    「我々の燃料では、ルノーの燃料であったと思われる問題はないようだ」

    「潜在的なアドバンテージがあるのであれば、当然ながらそれを求めなければならない」

    ルノーF1のシリル・アビテブールは、新スペックに潜む信頼性のリスクを強調し、故障した場合にレッドブルのマネジメントからさらなる批判がないよう念を押している。

    「信頼性と競争力のあるエンジンを供給する最高の方法だ。手に入れられるパフォーマンスがあるのなら、当然、そこに関連するリスクを考慮にいれて、我々はそれを求める」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコもルノーの懸念を軽視している。

    「彼らはBスペックのリスクについて我々に話していなかったが、リスクはあった」とヘルムート・マルコはコメント。

    「改善している。ここまでのところはいい感じだ」

    クリスチャン・ホーナーは、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが2018年にさらなるペナルティを受ける可能性があることを認める。

    「二人ともシーズン終了までに少なくとも1回はさらにグリッド降格を受けることになるのは確かだろう」

    一方、前日のFP2で大クラッシュを喫したマーカス・エリクソンも新たなICE(内燃機関)を投入。4基目のICEとなり、10グリッド降格ペナルティを受ける。

  • F1イタリアGP フリー走行3回目 | セバスチャン・ベッテルが最速タイム

    F1イタリアGP フリー走行3回目 | セバスチャン・ベッテルが最速タイム

    2018年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPのフリー走行3回目9月1日(土)にモンツァ・サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録。2番手には僅差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが12番手タイム、ブレンドン・ハートレーは最下位20番手タイムで予選前のセッションを終えた。

    前日のフリー走行では、FP1がウェット、FP2がドライで行われたF1イタリアGP。土曜日も朝には雨が降ったが、FP3セッション開始の午後12時までに路面は濡れた部分もあるもののドライコンディションに。気温17.7℃、路面温度28℃で60分間のセッションはスタートした。

    トロロッソ勢とハース勢はミディアムタイヤでインスタレーションラップを実施。また、前日のFP2で大クラッシュを喫したマーカス・エリクソンはシャシーとエンジンを交換。クラッシュの原因となったDRSをチームメイトのシャルル・ルクレールとともに入念にチェックを行った。

    前日はドライでのデータをあまり取れなかったこともあり、コース上はトラフィックが多い状態。ドライバーがチームに不満を述べるシーンが多く見られた。

    フリー走行3回目のトップタイムはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の1分20秒509。2番手には0.081秒僅差でルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。3番手はキミ・ライコネン(フェラーリ)、4番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続いた。

    55番手はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。チームメイトでグリッド降格が決定しているダニエル・リカルドはやや周回数を抑えて8番手。

    ベスト・オブ・ザ・レストのポジションにはケビン・マグヌッセン(ハース)、エステバン・オコン(フォースインディア)が続いた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがトップから2.122秒差の12番手。ブレンドン・ハートレーは最下位20番手で終えた。

    ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)はDRSが閉じないトラブルが発生し、最少となる10周でセッションを終えた。

    F1イタリアGPの予選はこのあと22時(現地時間15時)から行われる。

    2018年 第14戦 F1イタリアGP フリー走行3回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分20秒509   18
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分20秒590 0.081 14
    3 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分20秒682 0.173 16
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分21秒112 0.603 18
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分21秒388 0.879 15
    6 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分22秒011 1.502 15
    7 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分22秒055 1.546 16
    8 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分22秒310 1.801 15
    9 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分22秒313 1.804 17
    10 8 ロマン・グロージャン ハース 1分22秒357 1.848 16
    11 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分22秒486 1.977 13
    12 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分22秒631 2.122 20
    13 55 カルロス・サインツ ルノー 1分22秒737 2.228 15
    14 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分23秒778 2.269 20
    15 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分23秒860 2.351 19
    16 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分23秒882 2.373 25
    17 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分22秒892 2.383 23
    18 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分22秒987 2.478 16
    19 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分23秒149 2.640 10
    20 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分23秒164 2.655 19
  • 2018年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2018年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

    2018年 第14戦 F1イタリアGPが、8月31日(金)からモンツァ・サーキットで行われる。

    F1ベルギーGPとの連戦で開催されるF1イタリアGP。舞台となるモンツァ・サーキットは、フェラーリの聖地としても知られて、ティフォシがスタンドを赤に染め、独特な雰囲気を作り出す。超高速サーキットであるモンツァは、スロットル全開率75%を誇るエンジンパフォーマンスが物を言うパワートラックだ。

    また、高速ストレートでのスピードを最大限にするために、各チームは“モンツァ仕様”の空力パッケージを持ち込み、シーズン中で最も低いダウンフォースセットアップを使用する。

    日本とイタリアの時差は7時間。F1イタリアGPのフリー走行1回目は、8月31日(金)の18時(現地時間11時)から行われる。

    テレビ放送に関しては、今年もフジテレビはBSフジによる無料放送は行わず、F1イタリアGPの放送もCS放送による有料放送のみ。フジテレビNEXTでフリー走行から公式予選、決勝まで全セッションをノーカット完全生中継で放送する。

    F1イタリアGP

    8月31日(金) フリー走行1回目 18:00~19:30 (現地時間 11:00~12:30)
      フリー走行2回目 22:00~23:30 (現地時間 15:00~16:30)
    9月1日(土) フリー走行3回目 19:00~20:00 (現地時間 12:00~13:00)
      予選 22:00~23:00 (現地時間 15:00~16:00)
    9月2日(日) 決勝 22:10~ (現地時間 15:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1イタリアGP 放送時間

    【フリー走行1】 8月31日(金) 17:50~1:40
    【フリー走行2】 8月31日(金) 21:55~23:40
    【フリー走行3】 9月1日(土) 18:50~20:10
    【予選】 9月1日(土) 21:50~24:00
    【決勝】 9月2日(日) 21:30~25:00
  • ホンダF1 「モンツァでも間違いなく厳しい週末に直面するだろう」

    ホンダF1 「モンツァでも間違いなく厳しい週末に直面するだろう」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1イタリアGPにむけての展望を語った。

    F1ベルギーGPと連戦で行われるF1イタリアGP。高速のモンツァはスパと同様にホンダのパワーユニットにとってチャレンジングな週末となる。

    「タフな戦いとなったベルギーGPを終え、次はイタリアに向かいます」と長谷川祐介はコメント。

    「今年のヨーロッパシリーズ最後の戦いの場となるモンツァは、長いF1の歴史の中でも、一度しかカレンダーから外れたことがなく、最もF1の開催回数が多い、クラシカルなトラックです。コースレイアウトはシンプルで、2つのシケインを除けばほとんどがストレートになっています。地形もフラットなために、カレンダーの中で平均速度が最も速い超高速サーキットとして知られています」

    「先週末ベルギーGPが行われたスパ・フランコルシャンも高速サーキットとして名高いですが、モンツァはそれ以上にハイスピードな戦いになるため、先週に続き厳しい戦いになることを予想しています」

    「そのような中でもポイント獲得を目指し、ベストな準備を進めたいと思います」

    「なお、今回のイタリアGPは、Hondaが勝利した1967年のイタリアGPから節目の50周年にあたります。そのレースでデビューしたRA300は、今年の3月に逝去された故ジョン・サーティース氏のドライブにより、Honda F1にとって2勝目となる貴重な勝利を挙げました。それを記念して、9月3日の決勝前にRA300のデモンストレーションを行う予定です。クラシカルなF1サウンドをぜひお楽しみいただければと思っています」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「イタリアGPは、レースファンにとって見逃せないレースだ」とコメント。

    「フェルナンド、ストフェル、マクラーレンはそれぞれここで素晴らしい勝利を収めた経験がある。モンツァには多くの歴史があり、カレンダーの中でも特に重要な役割を担っており、偉大なドライバーたちと、情熱的なファンによって素晴らしいレースが繰り広げられる」

    「今回のレースでヨーロッパラウンドは最後となり、この後はアジアへの遠征だ。スパとモンツァの連戦は素晴らしい組み合わせですが、我々にとっては厳しい戦いだ。スパでは明らかに苦戦したし、モンツァにも過度な期待を抱いてはいないが、いつも通りファイティングスピリットを持ってイタリアに向かい、チーム全員でできることに最大限取り組んでいく」

    「こうしたパワーサーキットで自信を持つためには、まだまだすべきことが多くある。ただ、イタリアの情熱的なファンの皆さんの声援に触れるのを楽しみにしているし、結果を追求するのはもちろんですが、2017年最後のヨーロッパでのレースを楽しみたいと思う」

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ストフェル・バンドーン 「モンツァも厳しい週末になると覚悟している」

    ストフェル・バンドーン 「モンツァも厳しい週末になると覚悟している」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    F1ベルギーGPでは、高速のサーキット特性、特にストレートスピード不足によって、最後尾グリッドから厳しい戦いを強いられたストフェル・バンドーンは、連戦となるモンツァでも同じようなことを起こることを覚悟していると語る。

    「モンツァは本当にクールな場所だ。これまでにフォーミュラ・ルノー3.5とGP2で経験し、両カテゴリで優勝していて、よく知っている場所だし、いつも本当に楽しく走れる。ファンの皆さんは最高で、とても情熱的な声援を送ってくれるので、その熱狂に飲み込まれるのではないかと感じるほどだ」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「スパが厳しいレースだったのは明らかだが、ベルギーとイタリアは異なるレースだと気持ちを切り替えている。ストレート上では集団の中でペースを維持するのは厳しかっただし、モンツァでも同じ事象に直面すると思うが、好結果を手にするチャンスをつかむべく、週末の間ハードにプッシュし続ける」

    「もちろん予選結果は重要だが、レースでもペースを維持してポジションを保てるようにすることが必要だ。スパでは、レースにいい影響が出せるように、予選でチーム一丸となって本当にいい仕事ができた。今週末は、さらに多くの取り組みができればと思う」

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:イタリアGP 決勝レポート … 地元で今季初優勝

    【MotoGP】 ドゥカティ:イタリアGP 決勝レポート … 地元で今季初優勝

    2017 MotoGP 第6戦のイタリアGPが、トスカーナのムジェロ・サーキットで開催された。サーキットには記録を更新する98,269人のファンが詰めかける中、アンドレア・ドヴィツィオーゾが見事な勝利を飾った。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは、予選3番手。フロントローからスタートし、オープニングラップ終了時点ではひとつ順位を落として4番手となった。序盤はチームメイトのホルヘ・ロレンソやバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とバトルを演じた後、6周目にはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)に次ぐ2番手にポジションを上げた。

    勢いに勝るドヴィツィオーゾが首位に立つと、巧みにレースをコントロール。ビニャーレスやダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)らのアタックを跳ね返し、そのままトップの座を譲らずチェッカーを受けた。ペトルッチは、サテライトチームのデスモセディチGPを3位でフィニッシュに導いた。
    ホルヘ・ロレンソは、3列目から素晴らしいスタートを切り、オープニングラップではラップリーダーになったが、徐々にトップグループから後退、最終的には8位でチェッカーを受けた。9位にはドゥカティ・テストチームのミケーレ・ピッロが入った。

    第6戦終了時点のランキングは、アンドレア・ドヴィツィオーゾがポイントを79に伸ばしてライダーズ・ランキングで2位に浮上。首位のマーベリック・ビニャーレスとは26ポイント差である。ホルヘ・ロレンソもポイントを46に上積み、ランキングをひとつ上げて7位につけている。

    また、この勝利により、ドゥカティのMotoGP通算勝利数は34勝となった。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 1位

    「今日は最高の締めくくりとなったが、実は軽い食中毒でまともに眠れず、レース序盤はお世辞にも良いとは言えなかった。今日はあまり体調が良くはなかったけれど、マシンには手応えを感じていた。週末中ずっとマシンフィールが良かったうえ、ファン、理学療法士、家族からの力強いサポートを受けて、これが大きな差になって現れたと思う。体調は100パーセントではなかったが、レースをコントロールすることができた。僕が最速ライダーではなかったが、戦略は完璧だったし、適切なタイミングで適切なポジションにいることができた。自分自身のライディングもスムーズだった。過剰にペースアップを強いられることはまったくなかった。ムジェロは体力的に厳しいサーキットなので、できるだけ無理をしないことが重要だ。いずれにしても、タイヤ・コンディションは全力でプッシュできる状況ではなかったけどね。ついにやった!ムジェロで勝つのは本当に特別なことだ!」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 8位

    「今日のレースでは満足できない。スタートは良く、今年初めてラップリーダーになれたが、周回を重ねる毎にペースが落ちてしまった。ブレーキングでタイムをロスし続けて、マシンの特性を活かすことができなかった。僕はコーナーが得意なのだが、今日は速く走れなかった。何度かインからオーバーテイクされたが、まったく反応できなかった。今日はアンドレアが優勝して、ダニーロが3位に入り、ムジェロではドゥカティが最速であることを証明した。金曜日に『このマシンならば勝てる』とコメントしたが、そのコメントが正しかったことをアンドレアが示してくれた」

    ミケーレ・ピッロ(Ducati MotoGPテストチーム #51) 9位

    「フリー走行や予選では良い走りができていたが、肝心のレースではせっかく4番グリッドからスタートしたのに、ターン1では13番手までポジションを落とした。それから自分のペースを作ったものの、ライバルとほとんど変わらないタイムだったため、バトルばかりでなかなかポジションを回復できなかった。最終的にはホルヘの後ろでフィニッシュできたのだから悪くはない。今週末は全員が一丸となって仕事をしてくれたおかげで、一貫して好ペースで走行できたことが嬉しい」

    クラウディオ・ドメリカーリ(ドゥカティ・モーター・ホールディングCEO)

    「今日の勝利は、この数か月間にわたって続けてきた、ドゥカティコルセの献身的なハードワークと自己犠牲の精神に報いる素晴らしい結果だ。今日の優勝を彼らに捧げたい。ムジェロの表彰台にイタリアンマシンを駆るイタリアンライダーがふたり登壇した。ほとんどリタイアがない素晴らしいレースを制したのは、最速の男と最速のマシンだ。今日のマシンは特に素晴らしかった。ドヴィツィオーゾも結果を出してくれた。最高のチームワークの賜物と言うべきだろう。すべてのイタリア人にとって誇るべき勝利となった」

    関連:【MotoGP】 第6戦 イタリアGP 決勝:ドヴィツィオーゾが今季初勝利

  • 【MotoGP】 ヤマハ:イタリアGP 決勝レポート … 2位表彰台と4位

    【MotoGP】 ヤマハ:イタリアGP 決勝レポート … 2位表彰台と4位

    MotoGP 第6戦 イタリアGPで、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは力強いパフォーマンスで2位を獲得し、今季4度目の表彰台に上った。バレンティーノ・ロッシは地元ファンの声援を受けて上位争いを展開し、4位となった。

    マーベリック・ビニャーレスはポールポジションから好スタートを切ってロッシの後ろへ滑り込む。

    序盤の混戦を抜けたあと、4ラップ目にはトップに浮上し、徐々に後続を引き離しにかかるも完全に逃げ切ることはできず、10ラップにわたってトップをキープしたあとアンドレア・ドヴィツィオーゾに先行を許して2位に後退した。

    15ラップ目の第15コーナーと17ラップ目の第1コーナーで小さなミスが出て3位に後退したが、あきらめることはなく、残り4ラップで2位に復帰する。さらに、1.215秒先を走っていたドヴィツィオーゾを追っていった。終盤でいくらか詰めたものの逆転は難しかったため、ビニャーレスは無事にゴールラインを通過するミッションを遂行する。最終的にはトップから1.281秒差で2位を獲得した。

    チームメイトのバレンティーノ・ロッシがグリッド2位からホールショットを奪うと、イタリアの熱狂的ファンがエア・ホーンを鳴らして大喜び。その後ホルヘ・ロレンソ、ビニャーレス、ドヴィツィオーゾがロッシに迫り、激しいトップバトルが始まると、世界中のVR46ファンの鼓動が頂点まで達した。4台は序盤で何度もポジションを入れ替える競り合いを繰り広げたあと、7ラップ目あたりからは徐々に順位が落ち着いてきた。

    黄色いスモークに包まれたムジェロで、バレンティーノ・ロッシは8ラップにわたって3位をキープ。しかし14ラップ目でビニャーレスに並びかかったちょうどそのとき、ダニロ・・ペトルッチが襲い掛かり4位へ後退した。初めはポジション奪回を目指していたが、怪我の痛みもあり、冷静な判断で4位をキープし、そのままチェッカーを受けて、トップから3.685秒差で4位を獲得した。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが、グリッド11位からスタート後、ノンストップで攻め続けて7位を獲得した。この結果、総合ランキング6位、サテライト勢ではトップの座をキープしている。

    ジョナス・フォルガーは、シーズン全戦ポイント獲得を目標に、終始バトルを展開する。スタートで出遅れて一時は21位まで後退したが、集中を切らすことなく着実にポジションを挽回して最終的には13位に上がってチェッカーを受けた。

    マーベリック・ビニャーレスは2位獲得によって20ポイントを加算し、合計105ポイントに伸ばしてランキングトップをキープ。バレンティーノ・ロッシはビニャーレスから30ポイント差でランキング3位につけている。ふたりの活躍により合計180ポイントを獲得しているMovistar Yamaha MotoGPは、2位に44ポイント差をつけてランキングトップをキープ。コンストラクターズ・ランキングでもヤマハが、合計128ポイント、23ポイント差でトップに立っている。

    MotoGPはこのあとスペインへ移動し、1週間後のカタルニアGPに臨む。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (2位)
    「最後まで走り切ることが重要だったので2位獲得を心から喜んでいます。バレンティーノが遅れ、マルクも上位にいないのを確認し、“今日は2位の日、ポイント獲得が重要だ”と納得しました。金曜日の転倒があったので、今日はどうしても完走しなければならないと思っていました。高速からの激しいクラッシュで腕を傷めていたことを考えれば、今日のこの結果はとてもうれしいし、非常に幸運なことだと思います。決勝のなかでもマシンの挙動が大きくなったときには痛みがあったが、それ以外はずっと順調で、いつものように最後の5ラップの戦いに備えてベスト・リズムを整えていました。でもさっきも言ったように、今日は最後までマシンに乗っていることが最重要課題だったんです」

    バレンティーノ・ロッシ (4位)
    「今日はいつも以上に厳しいレースになることがわかっていました。マシンに乗っているときは痛みは感じなかったけれど、やはり困難があったし、今日の僕にとって23ラップは長すぎると思っていました。そのなかでもベストを尽くし、完璧なスタートからレースをリードし、何とかトップグループについて行こうと頑張ったけれども、やっぱり思い通りの走りはできず、ペトルッチにアタックするのは不可能でした。表彰台を逃してしまったのは残念だったけれど、数日前までの状況を考えれば十分に評価できる結果だと思います。ムジェロ・サーキットで大勢のファンの前で走ること自体が、僕にとってはとても大切な“ギフト”だったんです。もうすぐ次のカタルニアGPが始まるので、早くからだを治して完璧なコンディションでバルセロナへ向かいたいです」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「ウイークを通して決して楽な戦いではなかったが、昨日の予選で1-2を獲得したあとは自信を持つことができました。今日の決勝でもマーベリックとバレンティーノが序盤から上位グループに食い込み、ほぼ互角のペースを持つ4~5台と激しいトップ争いを展開しました。そのなかでマーベリックは、トップ追撃はリスクが高いと判断し、無理をして転倒するよりは、チャンピオンシップ・ポイントを持ち帰ることを選択しました。またバレンティーノのほうも、厳しい状況のなかで本当によく頑張ってくれました。体調面では限界ギリギリのところにいたのだから、4位獲得は素晴らしい結果です。しかも3位表彰台が目の前まで迫っており、実際にそのチャンスもありました。チームはこのあと直接、カタルニアへ移動し来週末の第7戦に備えます」

    Monster Yamaha Tech3 Team

    ヨハン・ザルコ (7位)
    「いいレースができたし、最終結果にも満足しています。前回のル・マンでは好位置スタートのアドバンテージがありましたが、今日はグリッド11位と厳しい状況なかでもペースをキープし、リズムをしっかりコントロールすることができました。でもイアンノーネは加速でやや速く、ブレーキングも順調だったのでなかなか抜くことができませんでした。そして手間取る間にマルケスとバウティスタに離されてしまったんです。ようやくイアンノーネをパスしてふたりを追って行ったが、それまでの激しいプッシュで体力を消耗していたし、マシンを酷使してタイヤのグリップも落ちてきていました。しかも最後の5ラップは後続が差を詰めてきてますます厳しい状況になってしまったが、ここではマシンとタイヤのフィーリングが復活し、再びプッシュして7位をキープすることができました。ウイークを通じて難しい状況が続いていて、スライドを止めるための解決策を追求し続けてきました。そのようななかで7位を獲得できたのは良かったと思います。今回もまた多くを学び、持っているものをすべてつぎ込むことができたので、満足してムジェロを離れることができます」

    ジョナス・フォルガー (13位)
    「悔しさは隠せないけれど、全力で挽回を目指したことは間違いありません。序盤で手間取ってしまったことが最大の問題だが、これを解決、改善する方法がなかなか見つかりませんでした。普段はハイペースをキープすることができるのに、今回はスタートでペースが上がらず、その後もコンスタントな走りができませんでした。今日はこのように残念な結果になってしまったので、何とかここから抜け出して前進を目指していきたいです。速いスタートを身につけるために、これからデータを分析し、解決策を見つけなければなりません。チームとともに作業に取り組み、次のカタルニアでもベストを尽くします」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「本日のレースはまさにファンアスティックでした。観客たちは3つのレースを楽しみ、とくに最後のMotoGPでは、他のスポーツでは決して味わうことのできない感動的なショーを観戦しました。わがチームでもヨハンがよく頑張って好成績を獲得しました。もしかしたら、前回ル・マンの表彰台と比較して見劣りすると考える人たちもいるかもしれないが、チームとしては、むしろあれが特別過ぎたのだと承知しています。今回は非常に厳しいウイークだったにもかかわらず、彼はベストルーキーの座をキープし、イアンノーネやロレンソといったファクトリーライダーより上位にいます。スタートはいつもほど良くはなかったが、とても面白くてエキサイティングなパスを何度も見せ、こうして7位という結果をチームにもたらしてくれました。上位はみなとても速く、このコースでのドゥカティの強さも印象的だったが、おそらく他のサーキットではもっと接近したものになるでしょう。ヨハンは毎回、上位グループに入るようになってきて、そのなかで少しも気後れする様子がないところは本当に素晴らしいと思います。 ジョナスのほうは13位に留まり、少し残念な結果となりました。ヨハンと同等の速さを持っているが、決勝結果を見れば15秒の開きがあります。そしてそのすべてを最初の5ラップで失っています。スピードは十分にあるので、あとはメンタル面を強化することでスタートを改良していかなければなりません。チームの全員が彼を信頼し、常に支えています。これは非常に重要なことで、彼の能力には確かな自信があります。しかしそろそろ次のステップへ進むべきときが来ていると考えています。本当の能力を見せてほしいです。次の第7戦までは数日しかないが、すでに待ちきれない気持ちで、大好きなカタルニアでのレースを楽しみにしています」

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  • 【MotoGP】 ホンダ:イタリアGP 決勝レポート … 苦戦のレース

    【MotoGP】 ホンダ:イタリアGP 決勝レポート … 苦戦のレース

    MotoGP 第6戦イタリアGPの決勝日は、午前中は雲の多い天候だったが、午後には回復して青空が広がった。

    気温は予選日よりやや低い25℃。路面温度も42℃へと下がった。レースウイークの中ではややタイヤに優しいコンディションだったが、フリー走行、予選とセットアップに苦戦したホンダ勢は、決勝でも思うようなラップを刻めず、表彰台を逃す結果となった。

    予選6番手となったディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、序盤はトップグループに加わるが、集団のペースにはついていけず、中盤から後半にかけては、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)とセカンドグループを形成。最終的に6位でフィニッシュした。

    今季ベストグリッドである10番手から決勝に挑んだティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0)は、2戦連続で11位フィニッシュ。MotoGPクラスで2年目のシーズンを迎えるラバトは、ウインターテストでのケガの影響で調整が遅れたが、やっと調子が上向きに。3日間を通して、最もいい内容でレースを終えた。
    チームメートのジャック・ミラーは、今年は好調なスタートを切ったが、今大会はフロントのフィーリングに苦しみ、予選19番手、決勝15位と思うような走りができなかった。この結果、ポイントランキングでは10位から12位にダウン。次戦カタルニアGPでは、再びトップ10入りを目指す。

    総合2位で今大会を迎えたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、予選5番手。決勝では、序盤からペースが上がらず、サードグループで走行を続けた。レース中盤は10番手前後と苦しい走りが続き、12番手を走行していた最終ラップの10コーナーでは、前を走るカル・クラッチロー(LCR Honda)を抜こうとして転倒、リタイアに終わった。この結果、ペドロサは総合5位にダウン。ホームグランプリとなる次戦のカタルニアGPで、雪辱に挑む。

    13番グリッドから決勝に挑んだカアル・クラッチローも、序盤からペースが上がらず苦戦。11番手を走行していた最終ラップの10コーナーでペドロサの転倒に巻き込まれ、リタイアに終わった。この結果、総合7位から10位へとダウン。次戦カタルニアGPで巻き返しに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 6位)

    「今大会は1周目がとても大事なことが分かっていたし、いいスタートが切れたのでプッシュすることにしました。しかし、しばらくするとコーナーでフロントのフィーリングに苦戦するようになり、後続のグループにつかまりました。今日はフロントに左右非対称のミディアムを選択しました。ハードでは、レースを走りきることができないと思ったからです。ハードのフロントはフィーリングはいいのですが、持ちが心配でした。しかし、ミディアムの右側はハードよりも硬く、ムジェロは右側が重要になるので、それを選択することにしました。それでもある時点から厳しい走りを強いられるようになり、それからはリスクを冒さず完走することにして、最終的に6位でフィニッシュできました。チャンピオンシップは、激しく順位が入れ替わっています。それだけに、フロントのフィーリングの改善に全力を尽くさなければなりません」

    ティト・ラバト(MotoGP 11位)

    「今日の結果はとてもうれしいです。トップグループとの差も、これまでで最も小さかったし、とても満足しています。今日はスタートしたあと100%プッシュして走り、カル・クラッチローと一緒に長く走れました。その後、ダニが前を走っていましたが、リアタイヤが消耗していて、体力的に疲れてもいたので、完走する走りに切り替えました」

    ジャック・ミラー(MotoGP 15位)

    「今週はマシンのセットアップが決まらず、特にフロントのフィーリングが改善できない状態の中、こうしてポイントを獲得できたことはとてもうれしいです。転倒もなく、ウイークを通じてベストを尽くしました。連戦となる次のバルセロナがとても楽しみです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)

    「今大会はグリップ不足に苦しみ、決勝では、さらに状態が悪化しました。スタートから、フロントもリアもグリップ感がなく、多くのライダーにパスされました。ストレートでもマシンが滑っているような感じで、それをコントールするのは難しく、長いレースでした。最終ラップには、カルをパスしようとして転倒し、彼を巻き込んでしまいました。申し訳ない気持ちです。2人ともケガがなかったのが幸いです。連戦となる次戦カタルニアGPではいいレースができると思うし、楽しみにしています」

    カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)

    「レースなので仕方ありません。しかし転倒したときは、ダニに腹を立ててしまいました。転倒は、後ろの方からマシンが滑ってきて、気がついたときにはダニの上にいました。今日の彼は、自分のポジションにフラストレーションを抱えていることは明らかでした。今大会はレースウイークを通じて苦戦しました。そのため今日は限界までプッシュせず、フロントタイヤの状況をみながら最後まで走ろうと思いました。バルセロナのテストは難しく、今大会でもうまくセットアップを進めることができませんでした」

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