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  • MotoGP | ホンダ 2019年 第6戦 イタリアGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 2019年 第6戦 イタリアGP 初日レポート

    MotoGP 第6戦イタリアGPは、終日、青空が広がる絶好のコンディションとなり、トップから1秒差以内に18台という大接戦になった。ムジェロは、一周、5.245kmのロングコース。アベレージが時速175km前後のハイスピードコースであり、フリー走行が大接戦となったことから、今季もっとも厳しい予選と決勝レースが予想される。

    そのため、5戦を終えて3勝を挙げて総合首位につけるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、タイヤテストに集中、FP1は前後にミディアムを装着してトップタイムをマーク。FP2では、フロントにハード、リアにソフトを装着。FP1同様、1セッションを同じタイヤで走行し総合6番手で初日を終えた。

    ほとんどの選手がセッション終盤にかけてニュータイヤを装着してアタックするという激しいアタック合戦。その中でタイヤテストに集中したマルケスの走りは際立っていた。土曜日の予選では今季4回目のポールポジション(PP)獲得と、5年ぶりの大会制覇が期待される。

    チームのホームグランプリを迎えたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が8番手で初日を終えた。この日は、マルケス同様、タイヤテストに集中した。しかし、マルケスとは対照的に、前後ともにソフト、ミディアム、ハードの3種類すべてのタイヤで走行し、ベストのマッチングを探った。課題はフロントタイヤのフィーリングが完全ではないこと。土曜日のフリー走行と予選では、セットアップを進め、今季2回目のフロントローと初PPを狙う。

    チームメートの中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)も、チームのホームグランプリで気合の入った走りをみせた。トップから1秒差に18台が名前を連ねたFP1では7番手とまずまずのスタートを切った。FP2もトップから1秒差に18人の選手が名前を連ねる厳しい戦いとなったが、このセッションでは思うようにタイムのパフォーマンスを引き出せず。加えて、セッション終盤のアタックもうまくいかず14番手へとポジションを落とした。しかし、過去2戦、ダイレクトで予選Q2に進出している中上だけに、土曜日のFP3でトップ10入りを果たし、予選では前戦フランスGPの7番グリッドを越えるベストリザルト獲得に挑む。

    イタリアGPで6度の優勝経験のあるホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、FP1で18番手、FP2では20番手と思うようなタイムをマークできなかったが、1分48秒台で連続周回するなど、土曜日のフリー走行と予選に向けて手応えある一日となった。ヨーロッパラウンドに入ってから調子を上げているロレンソだけに、予選の走りが期待される。

    マルク・マルケス(MotoGP 6番手)
    「今日はタイヤのテストだけに集中しました。昨日から体調がすぐれないのですが、マシンも今日は100%の状態ではありませんでした。今夜しっかり休んで、体調もマシンも100%の状態になることを願っています。このような状況でもトップとの差はそれほど広がっていません。明日も引き続き、プッシュし続けなければなりません。今日はまだ金曜日なので、セッションの最後に新品タイヤは使いませんでした。フィーリングはよかったです。安定したラップが刻めました」

    カル・クラッチロー(MotoGP 8番手)
    「正直、今日はそれほど悪い日ではありませんでした。マシンのフィーリングも悪くありませんでした。しかし、まだ改善しなければならないところがたくさんあります。それが明日の課題です。フロントの感触を改善しなければなりません。また、ストレートはもちろんのこと、全体のスピードアップにも取り組まなければなりません。ル・マンのときのように、あと0.2秒か0.3秒を削る必要があります。今日は8番手という結果に残念だという気持ちと、トップ10に入れてよかったと思う気持ちもあります。FP2ではいつもと違うライダーが上位に来て驚きました」

    中上貴晶(MotoGP 14番手)
    「FP1では7番手と順調なスタートを切ることができました。しかし、FP2では、決勝に向けて想定していた前後ハードコンパウンドが思うように機能せず、セッション終盤のアタックも、思うようにタイムを短縮することができず、14番手へとポジションを落としてしまいました。完全に作戦のミスでした。ここはストレートが長いので、ライバルのスリップ(ストリーム)を使おうと思いました。そのためコース上でほかの選手を待ってしまい、時間をロスしました。それが今日の反省点です。今大会、決勝に向けて想定していたのはハードタイヤでしたが、今日の感じでは前後ミディアムが決勝に向けてパッケージになると思います。明日のFP3では、あと0.5秒は短縮しないとトップ10には入れないと思うので、しっかりタイムを出したいです。ダイレクトでQ2を目指し、予選ではベストグリッドを目指します」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 20番手)
    「20番手という結果は、もちろん、うれしくはないですし、いいポジションでもありません。今日はFP2の最後にほとんどの選手がソフトタイヤを使っていましたが、僕は明日のFP3のために温存することにし、今日はハードタイヤを使い続けました。僕のペースはみんなとはそれほど離れていません。新品タイヤを使えばトップ10に入れたかもしれませんが、1周のタイムをもっとよくしなければなりません。明日が楽しみです」

  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第6戦 イタリアGP 初日レポート

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第6戦 イタリアGP 初日レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP、ムジェロでフリープラクティスをスタート
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはイタリアGPのフリープラクティス初日を終了。ビニャーレスは午前中の第1セッションで14番手に留まったものの、暑さが増した午後からの第2セッションでジャンプアップして総合5番手を獲得した。一方のロッシは両セッションでマシン・セッティングとタイヤのコンビネーションに集中。総合18番手で初日を終えた。

    ビニャーレスは明確な目標をもって第1セッションに臨んだ。気温の上昇とともにタイヤ・チョイスに変化が現れることを考慮し、決勝時間と同じ第2セッションに照準を合わせ、第1セッションをそのための準備に当てることにした。そして第1セッションの最終アタックで1分48秒392へ更新したものの、トップから0.834秒差の14番手でセッションを終えた。

    午後になると本格的に作業を開始。セッション前半はマシン・セッティングの調整を行い、後半からペースを上げてゆくと一気に4番手へ浮上した。その後も好タイムを維持して1分46秒973へと更新。順位では5番手へ後退したが、トップとの差は0.241秒まで縮まった。

    一方、地元トスカーナ地方の明るい太陽と熱狂的ファンに迎えられたロッシ。彼らのためにもトップ争いを目指すべく、午前中の第1セッションでは様々なセッティングをテストした。しかしラップタイムではトップから0.798秒差の1分48秒356に留まり、12番手で終えている。

    第2セッションもマシン・セッティングに集中。イタリア・ファンの大声援を受けながらラップタイムでは0.630秒更新したが、順位を上げることはできず、1分47秒726のベストラップでトップから0.994秒差の18番手となった。

    クアルタラロが2番手獲得
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing TeamのF・クアルタロが、イタリアGPのフリープラクティス初日に総合2番手を獲得。一方、ホームGPを迎えるチームメイトのフランコ・モルビデリは10番手に留まったが、ともに暫定Q2のポジションをつかんでいる。

    順調にウイークをスタートしたクアルタラロ。第1セッションではタイヤにインターミディエートのコンパウンドを装着し、最終スティントで1分47秒811を記録して4番手につけた。一方のモルビデリは1分48秒421で15番手に留まっている。

    第2セッションでは全体がペースアップ。クアルタラロとモルビデリは前半で決勝用セッティングに取り組んだあと、後半からは新品タイヤに履き替えてタイムアタックを開始した。クアルタラロはここでも強さを維持し、自らの午前中のタイムを1秒以上も短縮する1分46秒778で2番手に浮上。モルビデリも終盤のアタックで1分47秒268へ更新し、10番手を獲得した。

    ウイーク2日目は午前中にフリープラクティス第3セッションが行われたあと、現地時間14:10からQ1、14:35からQ2がスタートする。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(5番手)
    「午後になってようやくライディングの調子が上がってきました。コース全体で自分自身を小さくするような感じを目指すことで少しずつペースがつかめてきたのです。それでもマシンはまだナーバスで非常に難しい状況。決してうまく乗れたというわけではありませんでした。至るところで苦戦しており、決勝でいい戦いを目指すためにはこれからさらに作業を続けて改善を目指していかなければなりません。予選で1列目か2列目を獲得することが重要。長いコースなので前のほうからスタートする必要があるのです」

    バレンティーノ・ロッシ(18番手)
    「難しい一日でした。もっといい走りができると思っていましたが、最初のセッションからすでに差をつけられていました。フィーリングがあまり良くないので思うような走りができず、そのことが実際に順位に表れています。この状況は、明日までに何としても改善しなければなりません。午後のセッションではハード・コンパウンドのタイヤを試しましたが、やはりペースは上がりませんでした。トップスピードよりも、その他の部分で改善が必要だと思っています。他のヤマハ勢は非常に速いペースで走っていますからね」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「ここムジェロのロング・ストレートを考えると、厳しい状況は初めから予想できていました。でも第1セッションで遭遇したほどの困難までは考えていませんでした。第2セッションでは、バレンティーノの18番手という結果を除けば、通常の状態に少し近づいてきたように思いますが、何が問題だったのか、その原因を追求し続けなければなりません。今日はその他にもほとんどすべてのタイヤ・オプションを試し、決勝用のものはほぼ決まりました。エンジニアたちにとっては長い夜になりそうです。データを分析して解決策を見出し、明日のフリープラクティス第3セッションでのパフォーマンス向上と、ふたりのQ2進出を目指します」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    ファビオ・クアルタラロ(2番手)
    「非常に素晴らしいコース。YZR-M1で大いにエンジョイすることができました。ブレーキングの感触が良くて、そのあとのマシンの向き換えもとてもうまくいっています。考えてみれば、このコースでこんなに楽しく走れたのは初めてかもしれません。マシンの良さを最大限に引き出し、明日以降もベストを尽くします。データを見直して明日に備え、フロントロー獲得を目指したいと思っていますが、皆のタイムが接近しているので非常に難しいチャレンジになるでしょう。明日は決勝用のタイヤ・チョイスも行いながら予選セッションでいい走りができるよう頑張ります」

    フランコ・モルビデリ(10番手)
    「フィーリングは上々です。いくつか問題があって期待通りのスピードには届きませんでしたが、一日のなかで着実に前進してトップ10に入ることができました。ペースは悪くありませんでしたが、当然ながら、これからもっと上げていかなければなりません。明日のフリープラクティス・セッションのなかで試してみたいことがいくつかあり、さらにセッティングを煮詰めて向上させていきたいと思っています」

  • MotoGP | 第6戦 イタリアGP:F.バニャイアが初のトップタイム

    MotoGP | 第6戦 イタリアGP:F.バニャイアが初のトップタイム

    MotoGP 第6戦イタリアGPのフリー走行がは5月31日(金)にムジェロ・サーキットで行われ、フランチェスコ・バニャイア(プラマック)が初めてのトップタイムをマークした。

    気温23度、路面温度45度のドライコンディションの中、フランチェスコ・バニャイアは1分46秒732をマーク。MotoGPクラス6戦目で初日総合1番手に進出した。2番手にはトップスピード部門で21番手(時速337.9キロ)だったが、タイムでは0.046秒差でファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)が続いた。

    3番手には0.131秒差でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ポル・エスパルガロ(KTM)が4番手、マーベリック・ビニャーレスが5番手に続いた。

    フリー走行1で今季4度目の1番手発進を決めたマルク・マルケス(ホンダ)はセッション終盤に新品タイヤに履き替えずに0.330秒差の6番手。アレックス・リンス(スズキ)が7番手、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、ジャック・ミラー(プラマック)、フランコ・モルビデリ(ヤマハSRT)がトップ10入り。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは、トップスピード部門で1番手(時速349.9キロ)だったが0.615秒差の11番手。中上貴晶(LCR・ホンダ)は0.751秒差の14番手、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は0.994秒差の18番手だった。

    2019年 MotoGP 第6戦 イタリアGP 結果

    Pos No Rider Team Time
    1 63 フランチェスコ・バニャイア プラマック・レーシング 1分46秒732
    2 20 ファビオ・クラルタラロ ペトロナス・ヤマハSRT 1分46秒778
    3 9 ダニロ・ペトルッチ ドゥカティ・チーム 1分46秒863
    4 44 ポル・エスパルガロ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分46秒966
    5 12 マーベリック・ビニャーレス モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分46秒973
    6 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分47秒062
    7 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分47秒167
    8 35 カル・クラッチロー LCRホンダ・カストロール 1分47秒170
    9 43 ジャック・ミラー プラマック・レーシング 1分47秒185
    10 21 フランコ・モルビデリ ペトロナス・ヤマハSRT 1分47秒268
    11 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分47秒347
    12 5 ヨハン・ザルコ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1分47秒419
    13 51 ミケーレ・ピロ ドゥカティ・チーム 1分47秒421
    14 36 ジョアン・ミル チーム・スズキ・エクスター 1分47秒483
    15 30 中上貴晶 LCRホンダ・イデミツ 1分47秒579
    16 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分47秒612
    17 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分47秒686
    18 46 バレンティーノ・ロッシ モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 1分47秒726
    19 29 アンドレアイアンノーネ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分47秒887
    20 99 ホルヘ・ロレンソ レプソル・ホンダ・チーム 1分48秒114
    21 17 カレル・アブラハム レアーレ・アビンティア・レーシング 1分48秒146
    22 55 ハフィス・シャーリン レッドブルKTMテック3 1分48秒496
    23 88 ミゲール・オリベイラ レッドブルKTMテック3 1分48秒914
  • MotoGP | ホンダ 2019年 第6戦 イタリアGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 2019年 第6戦 イタリアGP プレビュー

    2019年のMotoGP 第6戦イタリアGPが、5月31日(金)~6月2日(日)までの3日間、フィレンツェ近郊のムジェロ・サーキットで開催される。イタリアGPは、5月もしくは6月の大会として定着しており、3年連続で6月上旬での開催となった。

    ムジェロで初めてグランプリが開催されたのは1976年。以降、イモラ、モンツァなど、複数のサーキットでイタリアGPが開催されてきたが、1991年にサーキットの全面改修を受けてからは、ムジェロがイタリアGPの舞台として定着した。

    91年はサンマリノGP、92年はイタリアGP、そして93年は再びサンマリノGPとして開催され、94年以降はイタリアGPの舞台となり、今年で26年連続の開催となる。91年から93年の3大会を加えると29年連続となる。

    Hondaは、93年のサンマリノGP以来、ムジェロでは13勝を挙げている。93年から98年までミック・ドゥーハンが6年連続優勝(イタリアGPとしては5年連続)。以降、アレックス・クリビーレ、ロリス・カピロッシ、アレックス・バロス、バレンティーノ・ロッシがHondaで優勝。そして、Repsol Honda Teamとしてはダニ・ペドロサが10年、マルク・マルケスが14年に優勝している。それ以降は優勝から遠ざかり、今年は5年ぶりの優勝を目指す。

    ムジェロは、一周5.245kmのハイスピードコースで、グランプリが開催されるサーキットでは、オーストラリアのフィリップアイランドに次いでアベレージスピードの高いコース。下り勾配の最終コーナーから約1.1kmのロングストレートで繰り広げられる超高速バトルが最大の見どころで、見ている観客を興奮させる。ムジェロは全体的にパッシングポイントが多く、目まぐるしくポジションを入れ替える競り合いになることがしばしばで、選手からも観客からも評価の高いサーキットになっている。

    この季節のムジェロは、好天の日が多く、2009年のウエットレースを最後に10年から18年まで9年連続で天候に恵まれた。6月開催は30℃を超える猛暑になることが多く、昨年も29℃の暑さの中で行われた。ハイスピードコースのムジェロはタイヤに厳しい戦いとなる。そのためタイヤの選択がリザルトに影響することも多く、フリー走行、予選でのセットアップが重要になる。過去4年、暑さの影響もあり、Honda陣営はタイヤ選択に苦戦した。

    5戦を終えて3勝を挙げ、総合首位に立つマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、5年ぶりのイタリアGP制覇に挑む。今年はウインターテストからセットアップが順調に進み、好調なスタートを切った。MotoGPクラスにデビューしてから負け知らずだった第3戦アメリカズGPでは、トップを快走中に転倒を喫し、7年連続制覇を逃す悔しいレースとなった。しかしそこから第4戦スペインGP、第5戦フランスGPと連勝していて、今季初の3連勝に挑む。

    マルケスは、125cc時代の10年にムジェロでグランプリ初優勝を達成した。その後Moto2クラスでは11年、MotoGPクラスでは14年に優勝している。しかし、それ以降はタイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず苦戦が続く。15年は転倒リタイア。16年は優勝争いを繰り広げて僅差の2位。17年はフロントのフィーリングに苦しみ6位。昨年も暑さの中でタイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず転倒、再スタートを切るも16位とポイント獲得を果たせなかった。500cc時代のHondaはムジェロで圧倒的な強さを発揮した。今年はその勢いを取り戻す意気込みだ。

    5戦を終えて総合7位のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、今季2回目の表彰台獲得に挑む。今年は開幕戦カタールGPで3位と大会初の表彰台獲得を果たし絶好のスタートを切った。しかし、第2戦アルゼンチンGPではジャンプスタートのペナルティーの影響で13位、第3戦アメリカズGPでは転倒リタイア、第4戦スペインGPでは8位、第5戦フランスGPでは9位とシングルフィニッシュを果たしているが、思うような結果を残せていない。昨年は、し烈な表彰台争いに加わって6位。今年は、13年大会以来の表彰台獲得を目指してレースに挑む。

    前戦フランスGPでベストグリッドの7番手から決勝に挑みながら、痛恨の転倒リタイアを喫した中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、2戦ぶりのトップ10フィニッシュを目指す。今季はウインターテストから好調で、開幕から4戦連続でトップ10フィニッシュを果たした。昨年のムジェロではレース序盤に接触して転倒。再スタートを切ったがノーポイントに終わっている。チームのホームグランプリを迎えて気合満点の中上は、昨年の雪辱とベストリザルトに挑む。

    2008年に最高峰クラスに参戦してから、イタリアGPで6回の優勝を果たしているホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)が、予選、決勝ともに今季ベストを目指す。ヨーロッパラウンドに入って、第4戦スペインGP、第5戦フランスGPと、RC213Vのパフォーマンスを着実に引き出している。中高速コーナーが続くムジェロは、ロレンソのライディングのよさがもっとも活かせるサーキットの一つ。今大会の走りに大きな注目が集まる。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「イタリアGPに向けて願うことは、とにかく、ムジェロの天気がよくなることです。ムジェロは、これまでいい結果を残してきたコースではありませんが、コースレイアウトは好きです。これまでと同じように、金曜日からしっかりセットアップに取り組み、いい仕事ができれば、今大会もいいレースをする自信があります。ライバルたちはこのサーキットではいつも強く、速いです。タイムもとても接近するので、日曜日はおもしろいレースになると思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合7位)
    「ムジェロはすばらしいサーキットなので、みんながレースを楽しみにしています。今年のHondaエンジンはとても強いので、ムジェロのロングストレートでそれを試すのが楽しみです。これまでムジェロではいいフィーリングがありました。MotoGPクラスで表彰台に上がったこともありますし、昨年の6位を含めて力強い結果を残してきました。今週末もいい結果を残したいと思います」

    中上貴晶(MotoGP 総合11位)
    「ル・マンは残念な終わり方になってしまいましたが、ムジェロに向けてとてもポジティブです。今大会はチームのホームグランプリなので、全力で挑みます。トップ10フィニッシュを達成した開幕からの4戦のように、いい週末になることを願っています。ムジェロのレイアウトはとても好きです。高速サーキットなので、僕のライディングスタイルに合っています。開幕を待ちきれない気持ちです。いい結果を残せるようにがんばります」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 総合14位)
    「ル・マンではマシンのセッティングを進めることができました。そしてトップにまた一歩近づくことができました。前回のル・マンのように、ムジェロも好きなサーキットなので、これまでも経験してきたように、前進できると思っています。予選、決勝と、ポジションを上げられることを願っています。チームは一生懸命仕事に取り組んでいて、彼らに感謝するためにも、近いうちにいい結果を達成できることを願っています」

  • MotoGP | ヤマハ 2019年 第6戦 イタリアGP プレビュー

    MotoGP | ヤマハ 2019年 第6戦 イタリアGP プレビュー

    Monster Energy Yamaha MotoGPがムジェロへと向かう
    Monster Energy Yamaha MotoGPは今週末、イタリアはムジェロ・サーキットで第6戦に臨む。チーム全員がこのレースを楽しみにしているが、なかでもホームGPを迎えるバレンティーノ・ロッシは、母国の熱狂的ファンを喜ばせるため準備を整え、好成績獲得に向けてモチベーションを高めている。

    2002年から2008年までの連続7年間、ロッシは最高峰クラスで勝利を挙げて’ローカル・ヒーロー’としてのステータスを築き上げた。それ以前にも1997年に125ccクラスで優勝、250ccクラスでは1998年2位、1999年優勝を果たしており、2009年以降は2009年、2014年、2015年、2018年にMotoGPで3位表彰台に上っている。今シーズンは第5戦終了時点でランキングトップから23ポイント差の4位となっている。

    一方、フランスGPではノーポイントに終わったマーベリック・ビニャーレスも、ここムジェロでの表彰台復帰を目指している。コース・レイアウトも全体の雰囲気も大のお気に入りで、そのことがこれまでの成績にも表れている。小排気量クラスでは合計3回の表彰台。2012年にMoto3で優勝、2011年(125cc)と2013年(Moto3)は3位を獲得している。MotoGPでは2017年の2位が最高位で、今年は頂点を狙う。シリーズポイントではトップから65ポイント差のランキング10位。

    ムジェロ・サーキットはグランプリ・カレンダーのなかでも最も美しく、同時に最も難しいコースのひとつとして知られる。レイアウトはアップダウンに富み、全長5.2kmのなかに高速から低速まで様々なタイプのコーナーが設けられている。1976年に初めてグランプリが開催され、1991年以降は毎年続けられている。

    モルビデリとクアルタラロが好調を維持
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Teamのフランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロは好調のままイタリアへ。モルビデリのホームGPで表彰台への挑戦を続ける。

    PETRONAS Yamaha SRTのライダーとして初めてのホームGPを迎えるモルビデリ。3レース連続でトップ10入り、前回のフランスGPでは7位を獲得するなど好調が続いている。ホームレースとなるここムジェロ・サーキットでは、2017年にMoto2でポールポジションから4位でチェッカーを受けた。

    一方のクアルタラロもトップルーキーをキープする好調ぶり。前回ル・マンでは母国ファンの前で見事な追い上げを披露しており、今回も連続の好成績を目指す。ここムジェロでの最高位は2016年Moto3での5位。

    決勝は6月2日、現地時間14:00にスタート。全23ラップで競われる。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ
    「ようやくこの日が巡ってきました! ムジェロはすべてのイタリア人ライダーにとってとても特別なレースです。大勢のファンが見に来てくれて、ときにはコントロールしきれなくなるほどですが、私たちライダーにとっては彼らのサポートが本当にうれしいものなのです。シーズンのなかでも最も美しいコースのひとつで、私もとても気に入っています。他のみんなもとても速いので厳しい戦いになると思いますが、低速からの加速があまり多くない分、ル・マンよりはいいかもしれません。それでもロング・ストレートは私たちのウイークポイントになってくると思います。作業が順調に進めばきっとうまくいくと信じています。ベストを尽くし、ポテンシャルを最大限、引き出して上を目指します」

    マーベリック・ビニャーレス
    「ル・マンで転倒し、悔しさを残したままサーキットを離れることになりました。ウイーク初日から好調を維持していたにもかかわらず、ちょっとしたミスによってグリッド後方からの追い上げを強いられることになってしまったのです。この経験から学び、土曜日の作業をより重視しなければならないと実感。今は、早くまたマシンに乗りたい気持ちでいっぱいです。前回M1は非常に好感触で、ほぼ完璧と言っていいくらいの状態でした。小さな問題を少しずつ着実に解決しつつあり、正しい方向へ進んでいると確信しています。この調子でハードワークを続けて前進し続ければ、そのうちに結果になって現れるでしょう。ムジェロは大好きなコースで、いつもエンジョイしています。私のライディング・スタイルにもあっているので、金曜日のフリープラクティスを楽しみにしています」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「いよいよこの日がやって来ました。ムジェロはチームのホームコースなので、私たちにとって非常に重要な一戦です。集まってくれるファンのみなさんも最高。彼らを喜ばせたいと思うからこそのプレッシャーも、いくらか感じています。いつもいいレースができる場所ですが、今年はレベルが接近しているので厳しい戦いになると予想しています。バレンティーノは常に高いモチベーションを維持するライダーで、今回はル・マンで表彰台に接近したあとの母国外旋とあって、いつも以上に士気が上がっているようです。マーベリックも不運な転倒のあとだけに100%プッシュを目指しています。私たちがやるべきことはよくわかっています。そこに気持ちを集中し、日曜日の決勝でトップに立つために全セッションを最大限、有効に使いたいと思います」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ
    「ムジェロをとても楽しみにしています。私にとっては特別な思い入れのあるサーキットなのです。でも同時にいくらかのプレッシャーも感じています。今まであまり良い成績をあげられていないことが気になっていますが、イタリアのファンの前で走るグランプリはいつでも喜びです。そして今回こそは好調を維持してベスト・リザルトを更新したいと思っています。今シーズンはここまでとても順調で、マシンを信頼して走ることができているので、いいレースをお見せできるよう頑張ります。イタリアのファンに会うが楽しみです」

    ファビオ・クアルタラロ
    「ムジェロはグランプリ・サーキットのなかでも最も難しいコースのひとつです。でも私は今回も、プッシュを緩めるつもりはありません。フランスでは後方から懸命に追い上げ、ファステスト・ラップでヤマハのハイペースを証明することができました。ムジェロではグリッド・ポジションを上げて好スタートを切ることが目標。それができたら、そしてル・マンと同様のペースで走ることができたら、必ずや素晴らしいレースになるはずです。金曜日から日曜日まで好調を維持することができれば、自ずと好成績がついて来ます。私たちのポテンシャルは、最近のレースのなかで十分にアピールできたと思っています」

  • モンツァ、2024年までF1イタリアGP開催に前進…基本契約に合意

    モンツァ、2024年までF1イタリアGP開催に前進…基本契約に合意

    イタリア自動車クラブ(ACI)は、F1グループと基本契約に合意したことを発表。モンツァは、少なくとも2024年までF1イタリアGPの開催地としてカレンダーに残る可能性が高まった、

    モンツァの現在の契約は今シーズン末で期限を迎え、交渉は進められているが、モンツァ側は高額な開催料金の値下げなしで取引にコミットすることに消極的な姿勢をみせていた。

    しかし、ACIによると双方が満足のいくかたちで交渉は山場を迎えているという。

    4月30日(火)にACIは声明を発表。「ACIとフォーミュラ1は、2020年から2014年までの今後5年間のモンツァでのイタリアGPのための提携契約の経済的な側面について基本合意に達した」

    ACIは火曜日に発表された声明の中で、「ACIとフォーミュラ1は、今後5年間のモンツァでのイタリアGPのコラボレーション契約の経済的側面について、2020年から2024年の間、一般的な合意に達した」と述べた。

    「イタリア自動車クラブの総会は、短期間で契約に署名し、提携を完全に機能させられるようパートナーシップの技術面と商業面においてF1との交渉を継続することをアンジェロ・スティッチ・ダミアーニ会長に一任する」

    1950年にF1世界選手権が開催されて以来、モンツァはイタリアGPの歴史的な開催地あった。

    リバティ・メディアは、アジアでのF1カレンダーの拡大を支持しているが、同時にヨーロッパ大陸での数多くの“コア”となる歴史的レースを維持したいと考えている。

    モンツァに加えて、リバティ・メディアはシルバーストンとの間でまもなく新しい契約を締結することが期待されており、F1の最も古い2つのイベントの将来が確保されることになりそうだ。

  • ルイス・ハミルトン、モンツァでのブーイングは「僕に力を与えるだけ」

    ルイス・ハミルトン、モンツァでのブーイングは「僕に力を与えるだけ」

    ライバルであるフェラーリの敵地モンツァで優勝して表彰台で受けたブーキングを受けたルイス・ハミルトンだが、“全てのスポーツ”行われてることであり、“受け入れられる”ものだと語った。

    F1イタリアGPでは、キミ・ライコネンがポールポジション、セバスチャン・ベッテルが2番グリッドとフェラーリがフロントローを独占。熱狂的なティフォシはフェラーリが勝つことを望んでいた。

    しかし、レースではメルセデスのルイス・ハミルトンが残り8周でキミ・ライコネンをオーバーテイクして引き離し、トップでチェッカーを受けた。

    表彰台に集まったティフォシは、ルイス・ハミルトンにだけブーイングを浴びせたが、それらの行為は問題ではなかったとハミルトンは語る。

    「受け入れるものだと思っている。すべてのスポーツで行われていることだ」とルイス・ハミルトンはコメント。

    「フットボールでは間違いなく起こるし、ここモンツァでは他のレースよりも多かったことには僕も気づいた。でも、そういうものだ」

    「僕にとっては簡単なことだ。僕たちのいるアリーナでは簡単にそうすることができるし、その人の人生に影響を与えることもできるけど、それを糧にすることもかなり簡単なことだ」

    「それは僕に多くのモチベーションを与えた。僕はそれを歓迎しているし、彼らがそれをやり続けたいとしても、それは僕に力を与えるだけだ」

    不快には思わなかったかと質問されたルイス・ハミルトンは「いいや。気分を害することではなかった。僕はただ笑っているだけだった」

    「世界中を旅して、僕を応援してくれている人がいることはわかっている。彼らがそこにいることはわかっているし、彼らのことを誇りに思う。彼らが赤い大きな海にいて、ブーキングがあっても、そこに1つのフラッグがあったり、フラッグをもったファンや子供が振ってくれていることに気づくものだ」

    「それらに囲まれ、それを耳にすることがどんなことかは想像できると思う。すべての視線が彼や彼女にいくわけだからね。僕はそのことに本当に感謝しているし、心からリスペクトしている。本当に彼らに注目してほしいし、彼らに感謝していることを知ってほしい」

  • FIA 「メルセデスのタイヤ交換の“ブラフ”は規約違反ではない」

    FIA 「メルセデスのタイヤ交換の“ブラフ”は規約違反ではない」

    FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1イタリアGPの決勝でメルセデスがタイヤ交換の“ブラフ(はったり)”を仕掛けたことは問題ではなく、“すべてゲームの一部”だと語った。

    F1イタリアGPのレース序盤、ルイス・ハミルトンがキミ・ライコネンを追っていた際に、メルセデスはピットクルーがガレージからタイヤを持ち出してピットストップをする動きをみせたが、キミ・ライコネンがピットインしたのを確認してガレージに戻った。メルセデスはその動きを2回行っている。

    メルセデスの動きは、F1競技規約の28.12 「チーム関係者がピットレーンに入ることが許されるのは、ピット作業の直前からであり、ピット作業が終了次第、退去しなければならない」に違反しているのではないかとの声が上がった。

    しかし、FIAレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、メルセデスは何も間違ったことはしていないと感じていると述べた。

    「私のフィーリングでは、それはすべてゲームの一部だ」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「チームが実際にピットストップを行わないのにピットレーンでうろちょろしているのは好ましくない。だが、彼らはそれをするつもりで出てきたのであれば・・・もし彼らが毎ラップでそれをしていたのであれば、我々は何かを言いたいと思う」

    「だが、彼らはピットストップをしようと十分に考えた後、考えを変えたのかもしれない。誰かがあからさまに不適当なことをしない限りは、我々がそれについて何かすることはない」

    一方、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、フェラーリの行動せざるを得なくするための“見掛け倒し”のピットストップだったとの見方を否定した。

    「見かけ倒しのストップではなかった」とトト・ヴォルフはコメント。

    「アンダーカットやオーバーカットを狙う場合には準備が必要だ。キミが入ってくるかどうかはわからなかったし、逆のことをするというメッセージだった。逆のことをするにはピットクルーが準備しておく必要がある」

    キミ・ライコネンは、21周目にピットインしてソフトタイヤに交換。メルセデスはルイス・ハミルトンをステイアウトさせて、28周目に呼び寄せた。ハミルトンはライコネンの後ろで戻ったため、オーバーカットは失敗かと思われたが、終盤、そのタイヤ寿命の差が顕著に表れ、ブリスターに苦しんでいるライコネンをハミルトンが残り8周でオーバーテイク。最終的に8.7秒の差をつけて勝利を手にした。

  • ウィリアムズ:ランス・ストロールが10位入賞 / F1イタリアGP

    ウィリアムズ:ランス・ストロールが10位入賞 / F1イタリアGP

    ウィリアムズは、F1イタリアGPの決勝レースで、ランス・ストロールが10位、セルゲイ・シロトキンは11位でレースを終えた。

    ランス・ストロール (10位)
    「良い気分だと言うのはかなり控えめな表現かもね。ポイントを獲得できればと思ってはいたけど、実際にはあまり期待はしていなかった。予選の位置をキープできるペースがあるとは思っていなかったけど、僕たちはやり遂げた」

    「レース中ずっとサインツを追いかけていたし、終盤には捕えかけていたので、今日と今週末の自分たちの仕事には本当に満足している。今週末は予選が良かったし、レースでは戦略もはまった。まさにすべてがうまくかみ合った週末だった。週末を通して堅実な仕事ができて、チームの全員がそれぞれの役割を果たしたことが鍵だった。このトラックは僕たちに合っていたと思うけど、シンガポールに向けてもポジティブだ。去年は予選で散々なペースで18番手だったけど8位でフィニッシュした。常にチャンスはある」

    セルゲイ・シロトキン (11位)
    「良いレースだったけど、十分ではなかった。ポイントを獲得するペースはあったけど、残念ながら、ブルーフラッグに嫌われたし、いいところで振られてしまった。それで多くのタイムを失ったのは残念だ。バトルは楽しかったし、クルマの感触も良かった。おかげでいいバトルに参加できたし、本当に楽しかったよ」

    関連:F1イタリアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!

  • フォースインディア:2戦連続ダブル入賞 / F1イタリアGP

    フォースインディア:2戦連続ダブル入賞 / F1イタリアGP

    フォースインディアは、F1イタリアGPの決勝レースで、エステバン・オコンが7位、セルジオ・ペレスは8位に入り、2戦連続でダブル入賞を果たした。

    エステバン・オコン (7位)
    「今日の結果には満足している。僕たちは6位を目指していたけど、グロージャンに仕掛けられるほどのペースアドバンテージがなかった。それでも、7位と8位はチームにとって素晴らしい成果だ」

    「スタートは本当に良かったけど、ターン1へのアプローチで芝に押し出されて、抜け出さなければならなかったので、いくつかポジションを落としてしまった。そこからのペースが良かったし、サインツの前に出ることができた。タイヤを労わって長持ちさせることがでいた。レース終盤、グロージャンを仕留める現実的なチャンスが1回あったけど、うまくいかなかった。ヨーロッパシーズンを力強い結果で終えることができて満足している。好調でフライアウェイに臨めるし、僕たちには勢いがある」

    セルジオ・ペレス (8位)
    「ここでポイントを獲得できて満足している。グリッドのかなり後ろからスタートしたことを考れば特にね。残念ながら、レース全体を大きなダメージを抱えた状態で走らなければならなかった。ケビン(マグヌッセン)とバトルをしていて、すでに僕が追い抜いているのに彼はシケインを2回もカットした。彼はポジションを戻すようには言われていなかったけど、レズモでもう一度なんとか彼に並べた。でも、十分なスペースを与えてくれず、インサイドに押し込まれた。あのような高速コーナーでは常に接触してしまうし、そのせいでマシンにかなりのダメージを負うことになった。アンダーステアがひどくかったし、とても難しいレースだった。そのような問題はあったけど、僕たちには強力なペースがあったし、レースの終盤はエステバンの真後ろについて、2人でグロージャンの前に出ようと頑張った。“ベスト・オブ・ザ・レスト”にはなれなかったけど、あらゆることを考えれば、今日は良い仕事ができたと思う。この2週間の結果はこのチームの強さを示している。理論上はチャンピオンシップで4位につけていただろうし、しっかりとポイントを獲っている。シンガポールではいくつかアップグレードもあるし、チャンピオンシップの終盤戦も良いパフォーマンスを継続できるよう願っている」

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