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  • フェルナンド・アロンソ 「非常に前向きな一日だった」 / F1イタリアGP

    フェルナンド・アロンソ 「非常に前向きな一日だった」 / F1イタリアGP

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1イタリアGP初日のフリー走行で、FP2を15番手タイム、FP2を8番手タイムで終えた。

    フェルナンド・アロンソは、日曜日の決勝で、パワーユニット交換による35グリッド降格ペナルティーを受ける。

    また、フリー走行2回目のセッション序盤にパワーを失う小さな不具合が発生したものの、ソフトウェアを管理することですぐに解決した。

    「今日は両セッションでいい手応えがあり、非常に前向きな一日だった。ここでいいパフォーマンスを披露できたのは、少し予想外だった。ここは僕たちにとっては不向きなサーキットなので、それほど期待していなかったが、両マシンがトップ10に入ったことはとてもよかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「興味深いことをいくつか試し、いい学びがあった。実際にはそんなに簡単ではないと思っているが、明日の予選ではパフォーマンスをさらに向上し、今日の結果を再現できるよう願っている」

    「スパでは、ストフェルがペナルティーを受け、彼が僕を手助けしてくれた。そして、今度は僕がペナルティーによって決勝を最後尾からスタートする。だから、明日の予選ではストフェルのマシンを牽引してできる限り彼を助け、彼が日曜日のレースに向けてベストなポジションを獲得できるようにしたいと思う」

    関連:F1イタリアGP フリー走行2回目:バルテリ・ボッタスが最速タイム

  • ストフェル・バンドーン 「サプライズとも言える金曜日」 / F1イタリアGP

    ストフェル・バンドーン 「サプライズとも言える金曜日」 / F1イタリアGP

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1イタリアGP初日のフリー走行で、FP1を9番手、FP2を7番手で終えた。

    「今日は、チームにとってサプライズとも言える金曜日だった。両マシンがトップ10に入り、土日に向けて非常にポジティブなスタートを切ることができた」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「特に、モンツァはエンジンのパワー不足の影響が大きいコースなので、今日の結果はよかったと言える。とても前向きな日だったが、後続のマシンのラップタイムは非常に拮抗している。ここでは僅差で大幅に順位を落とすことがあるので、さらに0.1秒、0.01秒、そして0.001秒まで詰めるために、自分たちの仕事を続ける必要があると考えている」

    「今日のパフォーマンスを明日につなげることができれば、とてもうれしいが、ほかのチームはエンジンモードを使いパフォーマンスをもう少し向上してくると思うので、僕たちのポジションは少し下がるかもしれない。それでもライバルチームのミスを活かし、自分たちのパフォーマンスに焦点を当てて、この勢いを明日につなげられるようにしたいと思う」

    「天気については、あまり心配していない。今日は今のところドライコンディションだし、土日の天気予報もまだ確認していないが、成り行きを見守っていく。天気が自分たちの走行にどう影響するのかは、誰にも読めないと思う」

    関連:F1イタリアGP フリー走行2回目:バルテリ・ボッタスが最速タイム

  • レッドブルの両ドライバー、エンジン交換でグリッド降格 / F1イタリアGP

    レッドブルの両ドライバー、エンジン交換でグリッド降格 / F1イタリアGP

    レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンは、F1イタリアGPにむけてパワーユニットのエレメントを交換。決勝でグリッド降格ペナルティを科せられる。

    レッドブルは、ルノーエンジンが苦戦を強いられるモンツァで新たなパーツを投入し、2週間後の次戦F1シンガポールのためにフレッシュなルノーのアップデート版パワーユニットをプールする戦略を選んだ。

    F1イタリアGPの金曜日のフリー走行1回目とフリー走行2回目の間にFIAスチュワードはレッドブル勢のパワーユニット交換の詳細を発表。

    マックス・フェルスタッペンは5基目のICE(内燃機関)とMGU-Hを投入して15グリッド降格、ダニエル・リカルドは5基目のICEとMGU-H、6基目のターボチャージャーを投入して20グリッド降格となる。

    F1イタリアGPには、他にもマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが7基目のICE、7基目のMGU-K、9基目のターボチャージャーとMGU-H、6基目のエネルギーストア、5基目のコントロールエレクトロニクスを投入して35グリッド降格、トロ・ロッソのカルロス・サインツは5基目のMGU-Hを投入して5グリッド降格処分を受けることが確定している。

  • F1イタリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム

    F1イタリアGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム

    2017年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリのフリー走行1回目が1日(金)にモンツァ・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が最速タイムをマークした。

    全長5.793㎞のモンツァ・サーキットで開催されるF1イタリアGPは、平均時速259㎞というカレンダー最速のレース。各チームはウィングが薄い“モンツァ仕様”のローダウンフォースパッケージを導入している。

    現地時間10時にセッションはスタート。気温は22.7℃、路面温度は24.4℃。天気予報は午後から雷雨となっており、セッション中に降水確率も60%の予報。各チームがプログラムを前倒しして走行を行った。

    太陽は出ているものの、セッション開始30分あたりでサーキットには小雨が降り始め、終盤にもタンドには傘をさしている観客もみられた。だが、路面が完全にウェットになることはなく、各チームがドライタイヤで走行を完了させた。

    フリー走行1回目のトップタイムは、メルセデスのルイス・ハミルトンが記録した1分21秒537。昨年自身が記録したポールラップ(1分21秒135)にはわずかに届かなかった。2番手には0.435秒差でチームメイトのバルテリ・ボッタスが続いた。

    3番手には1.115秒差でセバスチャン・ベッテル、4番手には1.152秒差でキミ・ライコネンが続いた。スロットル全開率75%を誇るモンツァ・サーキットでは大方の予想通り、メルセデスが強さをみせている。

    5番手にはダニエル・リカルド、6番手にはマックス・フェルスタッペンとレッドブル勢。二人ともF1シンガポールGPを見据えてニューエンジンを投入し、グリッド降格ペナルティを受ける戦略をとっている。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが9番手、フェルナンド・アロンソが15番手タイムでセッションを終了。ホンダは、フェルナンド・アロンソのマシンで“スペック3.7”エンジンをテストしており、決勝では35グリッド降格ペナルティが確定している。

    インスタレーションラップでは、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)が、2018年から導入されるコックピット保護デバイス『ハロー(Halo)』のテストを実施した。

    F1イタリアGP フリー走行2回目は、このあと21時(現地時間14時)から行われる。

    2017 第13戦 F1イタリアGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分21秒537 28
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分21秒972 31
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分22秒652 24
    4 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分22秒689 28
    5 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分22秒742 28
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分22秒749 23
    7 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分23秒317 36
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分23秒400 34
    9 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン・ホンダ 1分23秒465 24
    10 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分23秒561 37
    11 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1分23秒680 22
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分23秒973 22
    13 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分23秒991 30
    14 26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1分24秒012 27
    15 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン・ホンダ 1分24秒015 17
    16 8 ロマン・グロージャン ハース 1分24秒079 22
    17 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分24秒542 17
    18 46 ジョリオン・パーマー ルノー 1分25秒166 21
    19 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分25秒223 26
    20 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分25秒687 17

    関連:【動画】 F1イタリアGP フリー走行1回目 ダイジェスト

  • ホンダF1、フェルナンド・アロンソに“スペック3.7”エンジンを投入

    ホンダF1、フェルナンド・アロンソに“スペック3.7”エンジンを投入

    ホンダは、F1イタリアGPのフリー走行1回目にフェルナンド・アロンソのマシンに“スペック3.7”エンジンを投入。“スペック4”を試すかどうかを評価した後、フリー走行2回目には古いエンジンに戻す。

    ホンダは、前戦F1ベルギーGPで“スペック4”エンジンの導入を目指していたが間に合わず、フェルナンド・アロンソが“スペック3.5”、ストフェル・バンドーンが“スペック3.6”と不完全なアップグレートを走らせた。

    だが、ストフェル・バンドーンは、フリー走行2回目の後に不具合が発覚したため、フェルナンド・アロンソと同じ“スペック3.5”に載せ替えることにあり、最終的にパワーユニット交換だけで60グリッド降格ペナルティを科せられた。

    マクラーレンは、モンツァでも厳しい週末を予想しており、木曜日の夜に今週末“スペック4”を試すかどうかを検討。だが、最終的に“スペック4”をフルで導入することはせず、金曜フリー走行1回目にフェルナンド・アロンソのマシンに“スペック3.7”を搭載することを決定。フリー走行2回目にはF1ベルギーGPで使用していたエンジンに戻す。

    フェルナンド・アロンソは、今シーズンの割り当て分をすでに超過しているため、交換によってグリッドペナルティを受けるが、不具合がなければ、次戦F1シンガポールGPでは比較的フレッシュなアップグレード版エンジンを使えることになる。

    フェルナンド・アロンソは「午前中に到着したときに状況がどうなっているか聞いた。彼らはまだ今回のレースで新しいエンジンを使うかどうかを決めていないと言っていた」と Autosport にコメント。

    「そして、さっき10分前に彼らはエンジンを交換して、ここでペナルティを受けることを決定した」

    フェルナンド・アロンソは、F1ベルギーGPの決勝でエンジンの不具合を報告してレースをリタイアしているが、ホンダはミルトン・キーンズの拠点でそのエンジンをチェックした結果、今後のレースでも使用できることを確認している。

    F1シンガポールGPが開催されるマリーナ・ベイ市街地サーキットは、マクラーレン・ホンダにとってモンツァよりもはるかに有利なレイアウトだと考えられている。マクラーレン・ホンダは、今シーズンまだ11ポイントしか獲得できておらず、コンストラクターズ選手権で10チーム中9位に位置している。

    チームメイトのストフェル・バンドーンは、モンツァで“スペック3.5”のユニットを走らせる。

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第13戦 イタリアGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1 第13戦 イタリアGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGPでの厳しい週末を予想している。

    全長5.793㎞のモンツァ・サーキットで開催されるF1イタリアGPは、平均時速259㎞というカレンダー最速のレース。時速330㎞に達する箇所が4つあり、今季型のマシンでは最高速はさらに向上すると目されている。スロットル全開率はカレンダー中最大の75%とパワーユニットに厳しいサーキットであり、マクラーレン・ホンダは厳しい戦いを予想している。

    ホンダは、フリー走行1回目にフェルナンド・アロンソのマシンに“スペック3.7”と呼ぶアップグレード版エンジンを搭載することを決定しており、アロンソはグリッド降格ペナルティを受けることになる。

    フェルナンド・アロンソ

    「スパ同様に、モンツァも伝統あるサーキットであり、誰もがこうしたコースでレースが行われるのを嬉しく思っていると思う。今季のマシンは幅広でスピードが上がっており、ファステストラップの更新が見られるだろうし、ストレートでは信じられないほどのハイスピードになるだろうから、モンツァがこれまでとは違うコースのように見えるかもしれない。最高速という点では、カレンダー中一番のコースだ。ドライバーにとっては、美しい風景の中にあるストレートを駆け抜けタイトなシケインに飛び込み、度胸の試される高速コーナーもあるなど、素晴らしい気分で走ることができる。これまでも言及してきた通り、サーキット特性は僕たちのパッケージと相性がよくないので、厳しい戦いを強いられることになると思う。ただ、スパと同じようなパワーサーキットだが、異なる点も多くある。全長の長いスパに対して、モンツァは短く、とても速いレース展開に感じる。モンツァでなによりも素晴らしいのは、ファンの皆さんだ。たとえティフォシレッドをまとっていなくても、ファンは力を与えてくれますし、レースやモータースポーツに対してものすごく情熱的だ。イタリアGPは、多くの人がお気に入りに挙げるが、レースファンを魅了するサーキットで、その評判にふさわしいグランプリだと思う」

    ストフェル・バンドーン

    「モンツァは本当にクールな場所だ。これまでにフォーミュラ・ルノー3.5とGP2で経験し、両カテゴリで優勝していて、よく知っている場所だし、いつも本当に楽しく走れる。ファンの皆さんは最高で、とても情熱的な声援を送ってくれるので、その熱狂に飲み込まれるのではないかと感じるほどだ。スパが厳しいレースだったのは明らかだが、ベルギーとイタリアは異なるレースだと気持ちを切り替えている。ストレート上では集団の中でペースを維持するのは厳しかっただし、モンツァでも同じ事象に直面すると思うが、好結果を手にするチャンスをつかむべく、週末の間ハードにプッシュし続ける。もちろん予選結果は重要だが、レースでもペースを維持してポジションを保てるようにすることが必要だ。スパでは、レースにいい影響が出せるように、予選でチーム一丸となって本当にいい仕事ができた。今週末は、さらに多くの取り組みができればと思う」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「イタリアGPは、レースファンにとって見逃せないレースだ。フェルナンド、ストフェル、マクラーレンはそれぞれここで素晴らしい勝利を収めた経験がある。モンツァには多くの歴史があり、カレンダーの中でも特に重要な役割を担っており、偉大なドライバーたちと、情熱的なファンによって素晴らしいレースが繰り広げられる。今回のレースでヨーロッパラウンドは最後となり、この後はアジアへの遠征だ。スパとモンツァの連戦は素晴らしい組み合わせですが、我々にとっては厳しい戦いだ。スパでは明らかに苦戦したし、モンツァにも過度な期待を抱いてはいないが、いつも通りファイティングスピリットを持ってイタリアに向かい、チーム全員でできることに最大限取り組んでいく。こうしたパワーサーキットで自信を持つためには、まだまだすべきことが多くある。ただ、イタリアの情熱的なファンの皆さんの声援に触れるのを楽しみにしているし、結果を追求するのはもちろんですが、2017年最後のヨーロッパでのレースを楽しみたいと思う」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「タフな戦いとなったベルギーGPを終え、次はイタリアに向かいます。今年のヨーロッパシリーズ最後の戦いの場となるモンツァは、長いF1の歴史の中でも、一度しかカレンダーから外れたことがなく、最もF1の開催回数が多い、クラシカルなトラックです。コースレイアウトはシンプルで、2つのシケインを除けばほとんどがストレートになっています。地形もフラットなために、カレンダーの中で平均速度が最も速い超高速サーキットとして知られています。先週末ベルギーGPが行われたスパ・フランコルシャンも高速サーキットとして名高いですが、モンツァはそれ以上にハイスピードな戦いになるため、先週に続き厳しい戦いになることを予想しています。そのような中でもポイント獲得を目指し、ベストな準備を進めたいと思います。なお、今回のイタリアGPは、ホンダが勝利した1967年のイタリアGPから節目の50周年にあたります。そのレースでデビューしたRA300は、今年の3月に逝去された故ジョン・サーティース氏のドライブにより、ホンダF1にとって2勝目となる貴重な勝利を挙げました。それを記念して、9月3日の決勝前にRA300のデモンストレーションを行う予定です。クラシカルなF1サウンドをぜひお楽しみいただければと思っています」

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1イタリアGP:モンツァ・サーキット 解説

    F1イタリアGP:モンツァ・サーキット 解説

    2017年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリが、9月1日(金)~3日(日)にモンツァ・サーキットで行われる。

    1922年に設立されたモンツァ・サーキットは、不開催は1980年の一度のみとF1世界選手権の歴史とドラマを代表する開催地。英国のブルックランズ、米国のインディアナポリスに続き、世界で3番目に建設された常設サーキットで当初はオーバルコースとして建設された。

    しかし、1961年に事故が起き、オーバルのバンクを使ったコースレイアウトが危険であるとして、1962年からはロードコースのみが使用されている。

    そのバンクは今なお保存されており、旧式のグランドスタンドも多くが現存。90年以上の歴史を持つコースで最新技術の粋であるF1マシンが戦う、独特の雰囲気が魅力で、熱狂的なイタリアのファンには「La Pista Magica(イタリア語で“魔法のコース”)」という愛称で親しまれている。

    全長5.793㎞のコースで、平均時速259㎞というカレンダー最速のレースが行われる。今季型のマシンでは最高速は変わると目されているが、時速330㎞に達する箇所が4つある。数々の名場面が生まれたモンツァだが、1971年のレースではトップから5位までが0.61秒差という大激戦に。優勝したピーター・ゲシンと2位のロニー・ピーターソンの差はわずか0.01秒。ゲシンにとってはこれが唯一のF1における勝利となった。

    マクラーレンは過去に10勝を挙げているが、なかでも1968年のモンツァ初勝利が印象的。チームオーナーでもあったブルース・マクラーレンがレースの半分近くをリードしたが、オイル不足によりピットイン。しかし、チームメイトのデニー・ハルムが代わってトップに立ち、チームにグランプリ2勝目をもたらした。

    ちなみに、モンツァではモナコ以上にポールポジションが重要で、直近18レース中13戦でポールシッターが優勝している。

    【動画】 F1イタリアグランプリ モンツァ・サーキット解説

    モンツァ・サーキット

    全長 5.793㎞ ※カレンダー中6番目の長さ。
    2016ポールポジション ルイス・ハミルトン 1分21秒135
    2016ファステストラップ フェルナンド・アロンソ 1分25秒340(51周目)
    ラップレコード 1分21 秒046 (ルーベンス・バリチェロ、2004年)
    エンジニアリング ストレートスピードをいかに高められるか。ドラッグが増した今季型のマシンでは、ストレートエンドでのスピードが昨年比で時速15㎞程度落ちると見られ、速度を上げるためにチームがダウンフォースを削る姿が見られるだろう。ただし、ハードブレーキングが必要な場面で優位に立つためには、ブレーキングの安定性も重要である。
    ドライビング ターン8~10の“アスカリ・シケイン”の攻略がタイムに大きな影響を与える。左-右-左の高速シケインで、それぞれのコーナーの頂点を的確にとらえ、ターン10出口での加速につなげなければならない。また、ダウンフォースが少ないマシンは暴れやすく、簡単にミスを引き起こす。グリップを得るためには縁石をすべて使う必要があるが、乗りすぎると安定性を欠くので注意が必要。さらに、ターン6~7の“レズモ”も難所。ターン7では時速250㎞に達し、アンダーステアに陥りやすいので、出口ではらまないように気を付けたい。
    マシンセットアップ ダウンフォースを低く設定。ここモンツァとアゼルバイジャンのバクーが、シーズン中で最もダウンフォースを少なくするコースである。
    グリップレベル 低い。路面は比較的古くて滑りやすい上、マシンのダウンフォースが削られているので、さらにグリップは減る。
    タイヤ スーパーソフト(赤)、ソフト(黄)、ミディアム(白) ※この組み合わせは今季6回目
    ターン1までの距離 380m(カレンダー中最長はバルセロナの730m)
    最長ストレート 1.12km ※ターン1へ向かう直線
    トップスピード 時速370㎞(ターン1への進入時) ※カレンダー中最速
    スロットル全開率 75% ※カレンダー中最大
    ブレーキ負荷 高い。ブレーキングポイントは6カ所しかないが、すべて高速からのハードブレーキングなので、ブレーキ温度が高くなりやすい。
    燃費 1周あたり1.89㎏を消費。カレンダー中での平均に近い
    ERSの影響 中程度。ロングストレートが4本あり、それぞれ時速330㎞以上に達するが、エネルギー回生ができるブレーキングポイントは少ない。
    ギアチェンジ 46回/1ラップ、2438回/レース

    F1イタリアグランプリ

    周回数 53ラップ
    スタート時間 現地時間14時(日本時間21時)
    グリッド モンツァは年間を通じてさまざまなレースが開催されているため、路面がクリーンで他のコースに比べてグリッドアドバンテージは少ない。ポールポジションがレーシングライン上に位置し、コースのアウト側にあたるため、よりクリーンな状態の路面である。
    DRS ゾーンは2つ。ターン1へ向かうストレートと、ターン8へ向かうストレート。
    ピットストップ 昨年1ストップ戦略を採用したチームで、ポイントを獲得したのはメルセデスのみ。両ドライバーともにレース距離の半分でピットインした。2ストップ戦略では、16周目と33周目のピットインが多かったが、今年はタイヤコンパウンドが硬めになっているので、ほとんどのマシンが1ストップを採用すると見られる。
    ピットレーン 420m。1回のストップでのタイムロスは約21秒。ピットレーンへはストレートから進入するが、時速370㎞で走行するマシンに対してピットレーンの制限速度は時速80㎞と速度差が大きいため、ピットイン時のタイムロスの影響はシーズン中最大となる。
    セーフティカー 出動率は45%と低い。
    注目ポイント 最終コーナーとなるターン11の“パラボリカ”。180°の右コーナーで、出口に向けてカーブが緩くなっていくので、いかに早く加速し、後に続くコース最長のストレートでのスピードにつなげることが重要。
    見どころ 伝統、最新技術、そして情熱的なイタリアファンの熱狂が交差する雰囲気。旧コースのバンクは多くの場所で見えるようになっており、その風景の中でファンがF1を愛するファンが大きな声援を送る。

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「モンツァは僕たちのパッケージには適さない」

    フェルナンド・アロンソ 「モンツァは僕たちのパッケージには適さない」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    「スパ同様に、モンツァも伝統あるサーキットであり、誰もがこうしたコースでレースが行われるのを嬉しく思っていると思う。今季のマシンは幅広でスピードが上がっており、ファステストラップの更新が見られるだろうし、ストレートでは信じられないほどのハイスピードになるだろうから、モンツァがこれまでとは違うコースのように見えるかもしれない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「最高速という点では、カレンダー中一番のコースだ。ドライバーにとっては、美しい風景の中にあるストレートを駆け抜けタイトなシケインに飛び込み、度胸の試される高速コーナーもあるなど、素晴らしい気分で走ることができる。これまでも言及してきた通り、サーキット特性は僕たちのパッケージと相性がよくないので、厳しい戦いを強いられることになると思う。ただ、スパと同じようなパワーサーキットだが、異なる点も多くある。全長の長いスパに対して、モンツァは短く、とても速いレース展開に感じる」

    「モンツァでなによりも素晴らしいのは、ファンの皆さんだ。たとえティフォシレッドをまとっていなくても、ファンは力を与えてくれますし、レースやモータースポーツに対してものすごく情熱的だ。イタリアGPは、多くの人がお気に入りに挙げるが、レースファンを魅了するサーキットで、その評判にふさわしいグランプリだと思う」

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン、苦戦が予想されるF1イタリアGPでチームに戦う姿勢を要求

    マクラーレン、苦戦が予想されるF1イタリアGPでチームに戦う姿勢を要求

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、再び厳しいレースが予想される今週末のF1イタリアGPで一丸となって戦う姿勢を示すようチームに求めている。

    パワー重視のサーキットで開催されるF1ベルギーGPとF1イタリアGPのダブルヘッダーは、マクラーレン・ホンダにとってチャレンジングな戦いとなる。

    スパ・フランコルシャンでは、ストフェル・バンドーンが65グリッド降格ペナルティを受けた。そのうち60はパワーユニット交換によるもの。最後尾からスタートしたバンドーンは14位完走がやっとだった。

    チームメイトのフェルナンド・アロンソは、レース中盤にエンジントラブルを自己申告してリタイア。ホンダはパワーユニットに不具合は見当たらなかったとしており、競争力のないマシンに心が折れ、故意にリタイアしたのではないかとの疑念が持ち上がっている。

    F1イタリアGPでのマクラーレン・ホンダのエンジン戦略はまだ発表されていないが、ストフェル・バンドーンとフェルナンド・アロンソの両方がグリッド後方からのスタートになると予想されている。

    ホンダのF1エンジンのパワー不足は、ロングストレートが特徴のモンツァではさらに強調されると考えられており、マクラーレンは、タイヤでツイスティなF1シンガポールGPに備えて新しいエンジンパーツをプールするためにグリッドペナルティを選ぶことになるかもしれない。

    フェルナンド・アロンソは、引き続きホンダへのフラストレーションを露わにしているが、エリック・ブーリエは、マクラーレンのチームメンバーにF1イタリアGPで巡ってくる可能性があるチャンスを最大限に生かすよために一丸となって戦うことを認めた。

    「スパとモンツァの連戦は素晴らしい組み合わせですが、我々にとっては厳しい戦いだ。スパでは明らかに苦戦したし、モンツァにも過度な期待を抱いてはいないが、いつも通りファイティングスピリットを持ってイタリアに向かい、チーム全員でできることに最大限取り組んでいく」

    「こうしたパワーサーキットで自信を持つためには、まだまだすべきことが多くある。ただ、イタリアの情熱的なファンの皆さんの声援に触れるのを楽しみにしているし、結果を追求するのはもちろんですが、2017年最後のヨーロッパでのレースを楽しみたいと思う」

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ニコ・ヒュルケンベルグ:2017 F1イタリアGP プレビュー

    ニコ・ヒュルケンベルグ:2017 F1イタリアGP プレビュー

    ニコ・ヒュルケンベルグが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「モンツァはとてもユニークな場所だ。信じられないくらい特別で多くの歴史を持っている。実際のトラックという点では、高速レイアウトなので、クルマはトップスピード向きのローダウンフォース仕様になる。そのようなローダウンフォースでは気持ち悪く感じることがある。クルマは軽く、浮いているように感じて、ちょっと変な感じになるからね」

    「モンツァは多くのハードブレーキングゾーンが備わっているし、レズモやパラボリカのような伝統的なコーナーが組み合わせを誇る。本当に歴史を感じることができるし、楽しむことができる」

    「イタリアは本当に熱狂的だし、それがモンツァでのグランプリ週末をさらに良いものにしている。本当に特別な雰囲気だ。公園やトラックを囲むエリアも大好きだ。僕は食べることが好きなので、もちろん、週末中はおいしいピザを食べることが必須だ! イタリア人のライフスタイルは本当にクールだし、街並みにも彼らの情熱を感じることができる」

    関連:2017 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール