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  • 【MotoGP】 ヤマハ:第6戦 イタリアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第6戦 イタリアGP 決勝レポート

    ムジェロ・サーキットはスタート前からイエロー・スモークに覆われていた。Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシは終始ファンの目をくぎ付けにし、5台による熾烈な3位争いを制してランキング2位に浮上した。

    チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは序盤でペースが上がらず苦戦したが、後半で挽回して8位となった。

    バレンティーノ・ロッシはポールポジションから好スタートを切り、ホルヘ・ロレンソに続く2番手で第1コーナーへ。マルク・マルケスが3ラップ目にバレンティーノ・ロッシをパスしたが、その2ラップ後には転倒して後退した。これで再びトップを追う展開となったが、後続も激しいプッシュを開始。16ラップ目にバレンティーノ・ロッシがコーナーではらむ間にアンドレア・ドヴィツィオーゾとアンドレア・イアンノーネが先行し、背後にはダニロ・ペトルッチとアレックス・リンスが迫って来た。

    バトルのなかで一旦は5番手へ後退したが、リンスの追撃を抑えながらイアンノーネとペトルッチをパス。残り9ラップではリンスに先行を許すも、後ろにつけてチャンスを窺い、17ラップ目と18ラップ目に続けてトライして3位を奪い返した。終盤にはイアンノーネが再び激しく迫り第1コーナーで仕掛けてきたが、バレンティーノ・ロッシはしっかりとラインを抑えて3位でチェッカー。この結果、グランプリ・ライダーとして初めて通算獲得ポイントが5,000ポイントを超えた(合計5,005ポイント)。

    一方のマーベリック・ビニャーレスはグリッド3番手からやや出遅れ、集団に飲み込まれる格好で第1コーナーへ。ハード・コンパウンドのタイヤが暖まるまでに時間がかかったこともあり、なかなかペースが上がらず11番手まで下げて1ラップ目を終了した。その後、徐々にリズムをつかむとヨハン・ザルコを追ってゆき、9ラップ目に自己ベストを記録したあと10ラップ目でザルコをパス。

    ここからは単独走行となり、4秒ほど離れた前のライダーを追ってゆく。1分48秒台をキープしながら周回を重ねるごとに自信をつけ、ついには3位集団まで近づいた。さらにポジションを上げたいところだったが、すでにタイヤを消耗していたためアタックならず。トップから11.060秒差の8位でチェッカーを受けた。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコはトップ10を目指してスタート。すぐさま第2グループに入ってバトルを展開し、貴重な6ポイントを獲得した。チームメイトのハフィス・シャーリンは、今回もトップ・ルーキーを目標に非常に力強い走り。最終ラップではさらに1台をパスして12位を獲得。これで4ポイントを手中にし、ランキングではライバルのフランコ・モルビデリと並びルーキー勢トップタイに返り咲いた。

    3位獲得のバレンティーノ・ロッシはシリーズポイントを合計72に伸ばしてランキング2位に浮上。マーベリック・ビニャーレスは5ポイント差の3位で続いている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキングで2位をキープし、トップを22ポイント差で追う。Movistar Yamaha MotoGPはチーム・ランキングでトップに返り咲き、2位に15ポイント差をつけている。

    次回は2週間後の6月15日~17日、マーベリック・ビニャーレスのホームレースとなるスペインGPがカタルニア・サーキットで開催される。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (3位)
    「非常に厳しいレースでした。フロントにハード・コンパウンドを選択していたため、十分なグリップが得られないことはわかっていました。そのなかでミスをしないように心がけ、それだけでも難しいことだったのですが、同時に表彰台争いのグループから離されないようにしなければなりませんでした。彼らはソフト・コンパウンドを履いていたので、終盤になれば私のほうが有利になるのではないかという望みも持っていました。そして実際にその通りになったのです。イアンノーネがあきらめずに追って来たので、最後の最後まで気を抜くことはできませんでしたが、最終的にはこうして目標としてきた表彰台を獲得することができました。ムジェロでこのような結果を出すことができて、とってもハッピーです!」

    マーベリック・ビニャーレス (8位)
    「昨日のフリープラクティス第4セッションまではとても好調だったのですが、今朝のウォームアップ・セッションからマシンのフィーリングが変わってしまいました。とくに序盤はほとんどすべてのコーナーでフロントが安定しない状態で、なかなかペースが上がりませんでした。10ラップ後にはそれも解消されてラップタイムでは上位と同等まで上がって来ていたのですが、すでにタイヤを消耗していたため表彰台争いに追いつくことはできませんでした。でも、そのような状態でも、いつもと同じように最後までベストを尽くしました」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「今日はタイヤ・チョイスが非常に重要な役割を果たしました。私たちはタイヤ剥離を避けるためにハード・コンパウンドを選択したのですが、これがライダーに最大のグリップを提供するものでないことはわかっていました。そして実際、前半は非常に厳しい戦いになってしまいました。しかしバレンティーノはそのなかでもしっかりとタイヤをコントロールし、同時に表彰台圏内をキープし続けたのです。これによって、彼のハード・タイヤがライバルたちに優るようになったとき、3位を奪い返すことができました。 マーベリックのほうはスタートで出遅れ、グリップ不足もあり順位を下げてしまいました。ハード・タイヤが機能し始めるとコンスタントに1分48秒台をキープし、前のグループとの差を詰めていきました。しかし彼らに仕掛けるにはすでに遅かったのです。チームとしてはパーフェクトとはいきませんでしたが、ライダーおよびコンストラクターのランキングで前との差を詰め、またチーム・ランキングでトップを奪い返すことができたことに満足しています。次もまた、しっかりプレッシャーをかけていけるよう頑張ります」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (10位)
    「ムジェロはすべてにおいて難しい戦いとなりました。とくに土曜日以降は非常に苦しい状態で、決勝でも良いフィーリングをまったく得られないまま終わってしまいました。そのなかでも、できるだけ多くのポイントを持ち帰るろうと最後まで走り切ったのですが、パーフェクトの状態からはほど遠く、すべてのコーナーで苦戦させられ本当にがっかりです。今回のような厳しい状況は非常に稀なこと。今日のことは早く忘れて、また笑顔を取り戻せる日が来るよう期待しています。次回のバルセロナはテストで好調だった場所なので、いつもの好調を取り戻したいと思っています」

    ハフィス・シャーリン (12位)
    「とても暑い一日で、タフな戦いでした。チームに感謝します。Moto2の決勝のあとは、路面の状況が昨日のフリープラクティスのときと変わってしまいました。そのためレース序盤はなかなかグリップが得られなかったのです。そのなかでも懸命にプッシュしていたのですが、KTMの速さには驚かされるほどで、ストレートでパスするのはとても無理だとわかりました。ストレートで遅れ、コーナーとブレーキングで取り返す状況が続きました。そしてモルビデリに近づき前へ出るために、すっかりエネルギーを使い果たしてしまった感じです。終盤で何とかラバットを抜きたいと思い、決して楽ではありませんでしたが、最終コーナーで成し遂げることができました。このあともトレーニングに励み、次のレースに向けてパワーを蓄えてきたいと思っています」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「何というレースでしょう! 彼らは本当に素晴らしいショーを見せてくれました。でも同時に、私たちMonster Yamaha Tech3にとっては厳しい戦いとなりました。昨日までの状況を見ても、苦しい展開は十分に予想できたことで、実際にそのようになったわけです。ヨハンは、今日の彼にできることをすべてやってくれたと思っています。貴重なチャンピオンシップ・ポイントを持ち帰り、ランキング2位にわずか8ポイント差というポジションをキープしているのですから、これからどんなことだって可能です。ル・マンの失敗のあとですから、ここで少しでもポイントを獲得することが重要でした。でもその一方で、本来いるべきトップ5の戦いに絡めなかったことはとても残念です。カタルニア・テストは非常に順調だったので、大きな希望を持って次に臨みたいと思っています。  今シーズンはレースのたびに状況が大きく変化することに驚いています。シーズン序盤はまったく活躍していなかったロレンソが、ここでは優勝を果たしたのですから。このように戦いの行方は依然として非常にオープンで、まったく予想がつきません。だから私たちにも、トップ5への復活のチャンスがあると信じています。  一方のハフィスは今回も見事な戦いぶりでした。ウイークを通じて速さを維持し、決してあきらめませんでした。懸命に身体を伏せ、ついには12位まで上がって来たのです。そしてベスト・ルーキーに返り咲き、ランキングでもルーキー勢トップに立ちました。ドゥカティとのスピード差を知っているだけに、ラバトをパスしたときはとくに印象的でした。彼はその頭と心を使って本当に素晴らしい走りをしたのです。彼と、そのチーム・メンバー全員を祝福します。映像にはなかなか映らない位置ですが、全員で懸命に仕事に取り組み、前進し、ハフィスは少しずつ強いMotoGPライダーへと成長しています。次回が待ちきれない気持ちです!」

  • 【MotoGP】 第6戦 イタリアGP 決勝:ロレンソがドゥカティ移籍後初優勝!

    【MotoGP】 第6戦 イタリアGP 決勝:ロレンソがドゥカティ移籍後初優勝!

    2018年のMotoGP 第6戦イタリアGPの決勝が6月3日(土)にムジェロ・サーキットで行われ、ホルヘ・ロレンソがドゥカティ移籍後、初勝利を挙げた。

    ムジェロは、一周5.245kmのハイスピードコースで、グランプリが開催されるサーキットではオーストラリアのフィリップアイランドに次いでアベレージスピードの高いコース。下り勾配の最終コーナーから約1.1kmのロングストレートで繰り広げられる超高速バトルが最大の見どころで、全体的にパッシングポイントが多く、選手からも観客からも評価の高いサーキットになっている。

    日曜日のムジェロは快晴。気温29℃、路面温度51℃のドライコンディションでスタートが切られた。

    優勝は2番グリッドからスタートしたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)。素晴らしいスタートでホールショットを奪ったロレンソはそのまま一度もトップを譲ることなくレースを支配。ヤマハ時代の2016年の最終戦バレンシア以来、2017年にドゥカティに移籍して24戦で待望の優勝を成し遂げた。

    2位にはアンドレア・ドヴィツォーゾが続き、ドゥカティワークスが1-2フィニッシュ。3位にはバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が続き、地元イタリア人ライダー2人が表彰台に上がった。

    4位にはアンドレア・イアンノーネ、5位にはアレックス・リンスとスズキ勢、6位にはカル・クラッチロー(LCR・ホンダ)が続いてホンダ最高位、7位はダニロ・ペトルッチ(プラマック)、8位はマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、9位にアルバロ・バウティスタ(アンヘル・ニエト)、10位にはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)が続いた。

    ポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、2番手を走行中の4周目に転倒。最後尾からなんとか再スタートを切ったが、16位でノーポイントでレースを終えた。チームメイトのダニ・ペドロサはオープニングラップで転倒してリタイアとなった。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)はオープニングラップで転倒。5周遅れでレースに復帰して最後まで走り切った。

    第6戦を終えて、マルク・マルケスが95ポイントでランキングトップ。2位には72ポイントでバレンティーノ・ロッシ、3位には67ポイントでマーベリック・ビニャーレス、4位には66ポイントでアンドレア・ドヴィツォーゾが続いている。

    2018年 MotoGP 第6戦 イタリアGP 決勝

    順位 No. Rider Team
    1 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    3 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    4 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    5 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    6 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    7 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング
    8 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    9 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム
    10 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    12 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
    13 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    15 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    16 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    17 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    18 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
      41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング
      12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
      17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム
      45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
  • 【MotoGP】 ヤマハ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    MotoGP 第6戦 イタリアGPの予選で、Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシがムジェロ・サーキットのベストラップを更新。ポールポジションを獲得して地元ファンを熱狂させた。一方のマーベリック・ビニャーレスはQ1の激しい戦いを勝ち抜き、Q2で見事3番手を獲得。チームメイトのふたりが揃ってフロントローからスタートすることとなった。

    バレンティーノ・ロッシはライバルのほとんどがピットを出て行くのを見送ったあとにコースイン。

    最初のラップで4番手につけてさらにペースを上げていったが、ライバルたちもすぐに反応したため、順位では逆に5番手に後退した。

    セッションの残り時間が7分半になったところでピットに戻り、1分半後にコースに復帰。イタリアの熱狂的ファンの声援に後押しされ、バレンティーノ・ロッシは目標に向かって一気に加速。4つのセクションで最速タイムを記録したあと1分46秒208でトップに立ち、0.035秒差で後続を振り切った。ポールポジション獲得は2016年の日本GP以来、自己通算65回目となる。

    チームメイトのマーベリック・ビニャーレスはQ1で真っ先にコースに飛び出し、すぐさま1分47秒105を記録してトップに浮上。2ラップ目にはさらにペースを上げて1分46秒806へと更新し、2番手でセッションを終了しQ2へ進出した。続くQ2ではバレンティーノ・ロッシについてピットを離れ、慎重にペースを上げてゆく。最初のアタックで6番手につけ、2回目ではさらにタイムを短縮したものの6番手のままピットインを行うこととなった。ムジェロは全長が長いため、残された周回数は多くはない。そのことを意識して素早くコースに戻ったマーベリック・ビニャーレスは、2セクションで最速タイム、2セクションで自己ベストを記録して6度目のトライで3番手に浮上。その後、全体のペースが上がってくると1分46秒304に短縮し、ロッシに0.096秒差まで迫る健闘を見せた。これで3番手をキープし、Movistar Yamaha MotoGPのダブル・フロントローが決定した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは午前中に行われたフリープラクティス第3セッションで5番手を獲得。しかしQ2ではトップから0.622秒離されて9番手に留まった。

    一方、チームメイトのハフィス・シャーリンはフリープラクティス第3セッションで、前日の第1セッションから2.381秒も短縮して好調ぶりをアピール。Q1でも力強い走りを見せ、1分47秒188のベストタイムで14番手を獲得した。決勝グリッドは5列目の真ん中からスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (予選トップ/1分46秒208)
    「とても感動しています。とくにポールポジションを決めたあとに大勢のファンの顔を見たときには本当にうれしくなりました。サプライズと言ってもいいくらいのすばらしい出来事です。今シーズンはこれまで、予選から苦戦していました。今日はいい走りができて、いいタイムが出たのでフロントローを獲得できるかもしれないと思っていたのですが、終わってみたらポールポジションだったのです。ポールポジションは本当に久しぶりだったので、それだけに重要でもあり、最高にうれしい気持ちです。明日の決勝はもっと難しい戦いになると思いますが、今はこの瞬間を楽しみます」

    マーベリック・ビニャーレス (予選3番手/1分46秒304)
    「昨日は2番手だったので今日はもっと上を狙っていましたが、最初から最後まで思い通りにはいきませんでした。午前中のフリープラクティスで何か方向性を間違えてしまって遅れてしまったのです。難しい状況のなかで僕は集中力をキープすることができなくなっていましたが、懸命に戦い続けて何とかこの結果を導き出すことができました。このあともいつものようにプッシュを続け、明日までにマシンのいくつかの部分を改善したいと思っています。現時点で1ラップの速さではハイレベルにありますが、決勝の周回数をキープできるかが課題です」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「何という結果でしょう! イタリアGPの2日目、チームとして非常にすばらしいポジションを獲得することができました。バレンティーノは1分46秒208という見事なタイムでポールポジションを獲得し、同時にムジェロのベストラップを更新してイタリアのファンを歓喜させました。このことで明日のホームGPはますます雰囲気が盛り上がるでしょう。マーベリックは午前中のセッションで苦しみQ1に出場することとなりましたが、チームクルーとともに懸命に作業に取り組み、問題を解決して予選に臨みました。そこで見事3番手を獲得し、チームのダブル・フロントローが決定したのです。チームにとって非常にうれしいことですが、これでポイントを獲得できたわけではありません。決勝は厳しい戦いになると思っています。今晩またチームで作業を続け、マシンをもっと煮詰めて明日に臨みたいと思います。午前中のウォームアップは気温が低く湿度が高い環境のなかで行われることを意識した上で、決勝でさらに一歩前進するための準備をしなければなりません」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (予選9番手/1分46秒830)
    「すべてにおいて厳しい一日になりました。予選までにマシンを改善したかったのですが、それがうまくいかなかったため思い通りの走りができませんでした。フリープラクティス第4セッションでは転倒してしまい、このことも午後の仕事に影響してしまいました。なんとか気持ちを集中しようとしましたが、トップに近づくための階段を一歩踏み外してしまったと思っています。でも決勝は明日ですから、あくまでも冷静に取り組み、レースのなかでひとつひとつポジションを挽回していけるようがんばります。ペースが戻ってくればトップ5を目指したいと思っています」

    ハフィス・シャーリン (予選14番手/1分47秒188)
    「予選には満足しています。ル・マンと同じ14番手を獲得することができました。モルビデリが12番手でトップルーキーになりましたが、その差は決して大きくはありません。トップにも0.9秒差まで近づくことができたので、とてもうれしく誇らしい気持ちです。ポールポジションまで1秒以内という記録は、これまでで最高の結果。ペースがとても良いので、明日は好スタートを切って前に近づいていけるようにがんばります。長いコースなので、誰かについて行けばラップタイムを上げることもできるでしょう。今日は単独走行でもよい結果を出すことができたので満足しています。午前中のフリープラクティスから好調をキープできたのはチームのおかげ。彼らに感謝し、明日はできるだけ多くのポイントを獲得できるようベストを尽くします」

  • 【MotoGP】 スズキ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 スズキ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    エキサイティングなレイアウトでファンを魅了するムジェロサーキットで行われたMotoGP イタリアGPの2日目は好天に恵まれ、各ライダーたちが激しいアタックを繰り広げた結果、予選ではコースレコードを更新。

    母国GPで気合いの入るアンドレア・イアノーネは、午前のFP3でセッション終了間際までトップタイムを記録。最後に他ライダーにトップを譲り渡すも、力強い走行でセッションを支配。

    チームメイトのアレックス・リンスも前日から大きくジャンプアップし、FP3は9番手でトップ10入り。スペインGP以来、2戦ぶりにふたりのライダーが揃ってストレートQ2入りした。

    FP4ではリンスが高速の13コーナーで転倒を喫すも、マーシャルに連れられてピットに戻り、マシンを乗り換えて再びピットアウト。イアンノーネはここでも好調な走りを見せ続け、 1’47.548をマークし、トップでセッションを終了。

    決勝グリッドを決めるQ2では、どちらのライダーもフロントミディアム、リアソフトのタイヤでセッションを開始。イアノーネは最初のタイムアタックでコースレコードタイムとなる1’46.347を叩き出し、暫定ポールに。一方リンスは肩の痛みがありながらも、1’46.909で10番手タイムを記録。その後もタイムアタックを継続するも、ポジションアップは図れず、10番手でセッションを終了した。Q2終盤のタイムアタックはさらに激しいものとなり、トップが次々と入れ替わる中、最後はコースレコードタイムを更新され、イアンノーネはトップからわずか0.139秒差となり、決勝は4番手セカンドローからのスタートとなった。

    アンドレア・イアンノーネ
    「明日はトップグループが僅差のスリリングなレースになるだろうね。もちろん僕にも十分チャンスはあると思っているけど、トップスピードが少し遅い分、苦戦することも覚悟しているよ。予選はフロントローを獲得できる自信があったのだけど、1コーナーでミスしてしまったために、タイムロスしてしまった。でもペースは悪くないし、スタートを決めて、タイヤマネージメントをきっちりできれば、最後までプッシュできると思っているよ。レースは暑くて厳しいコンディションになるだろうから、体力も勝負の鍵になるだろうね。ラスト5周はかなりタフになると思うけど、母国GPはファンの皆が力を与えてくれるから、それをモチベーションに全力で頑張るのみさ。マシンも僕もかなり良い状態なのは間違いないから、しっかり結果に繋げたいね。」

    アレックス・リンス
    「高速コーナーで転倒したために右肩を痛めてしまい、予選では思うように力が出せなかった。痛みが続いているから、クリニカモービルでしっかり検査してもらい、必要な処置をしてもらって決勝に挑む予定だよ。転倒までは全て順調だっただけに、ちょっと悔しいね。新品タイヤを装着してピットアウトし、いつもと全く同じようにシケインに飛び込んだのだけど、急にフロントが切れ込んでどうすることもできなかった。どうしてあんな風に転倒したのか、正直自分自身も理解不能だよ。FP2で試した新しいシャーシのフィーリングの安定感が良くて、良い感じで走れていたんだけど、FP4で転倒してしまったために、予選でそれを使うことができなかったのが残念だったね。コーナーの進入にまだ少し課題が残っているけど、決勝では良いレースを見せられるように頑張るよ。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「今日はまずまずの1日だったと思います。アンドレアはムジェロを得意としていますし、いつも力強いパフォーマンスを見せてくれるので、正直フロントローを逃してしまったのは残念ではありますが、決勝に期待したいと思っています。この週末、チームもアンドレアも良い仕事をしてくれていて、セッティングもかなりまとまっているので、明日は皆で決勝を楽しめるといいですね。アレックスも今朝のFP3で良い方向性が見つかり、FP4も順調に走行できていたのですが、転倒で少しリズムを崩してしまったようです。体の痛みもあって、予選は思うような結果を出せませんでしたが、昨日から今日にかけてかなりポジティブなステップアップができたので、明日の決勝はふたりのどちらにも期待しています。」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 予選レポート

    MotoGP イタリアGPの予選は、気温26℃、路面温度が48℃まで上昇。タイヤに厳しい条件となり、Honda勢は苦戦を強いられた。RC213Vを駆るライダーの最上位は、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)の6番手。続いて、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が8番手という結果だった。以下、初めてQ2進出を果たしたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が12番手、初日12番手とまずまずのスタートを切った中上貴晶(IDEMITSU LCR・Honda)は18番手へと後退し、トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が19番手、グリップに苦しんだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、20番手と苦しいグリッドになった。

    初日3番手から2日目午前中のセッションでサーキットベストタイムを塗り替えてトップに浮上したマルク・マルケスは、気温も路面温度も上昇した午後の予選ではグリップに苦戦。PPから12番手までが0.794秒差という接戦の中で6番グリッドとなった。初日のフリー走行を終えたときに「気温が上昇すれば厳しい走りを強いられる」とコメントしていた通りの展開になったが、決勝に向けてセットアップを改善し、アメリカズGP、スペインGP、フランスGPに続く、今季4勝目を目指す。

    初日6番手だったカル・クラッチローは、午前中のフリー走行で7番手。予選でも大接戦の中で8番手となり、3列目から決勝に挑む。大接戦となった今大会だが、連続ラップで抜きん出た選手はおらず、決勝も大接戦が予想される。予選の一発タイムでは苦戦したクラッチローだが、マルケス同様、決勝での快走に期待される。

    ホームGPに気合満点のフランコ・モルビデリは、初日8番手から2日目のフリー走行でも8番手をキープ、初めてQ2進出を果たした。そして迎えた予選Q2では、フリー走行のベストタイムにわずかに届かず12番手だったが、今季ベストグリッドから自己ベストリザルトに挑む。

    初日12番手と好調なスタートを切った中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、フリー走行で着実にタイムを短縮したが、タイムが接近する中で15番手。予選Q1からQ2進出に挑むことになったが、気温と路面温度の上昇でタイヤのパフォーマンスを生かしきれず、18番手へとポジションを落とした。

    初日2回の転倒を喫したトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、フリー走行、予選と着実にタイムを更新して19番手。初日でグリップに苦しみ14番手だったペドロサは、午前中のフリー走行で13番手と1つポジションを上げたが、予選では再びグリップ不足に陥り20番手に後退。厳しいグリッドからの決勝となった。FP4で転倒した影響で1号車を使えなかったこともタイムを出せない理由の一つだが、決勝では後方から追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 6番手)
    「明日は6番手からのスタートになりますが、今日の結果には満足しています。今日のベストラップは、すべてをまとめることができませんでした。2度目にコースに出たときは、とても速いラップを刻むことができたのですが、ミスをしてしまいました。MotoGPクラスはタイヤの割り当てがあり、今回のタイヤは僕たちには少しソフトすぎます。特に午後に気温が上がったときに苦戦しました。予選では好みだったフロントスペックのオプションがもうなくなってしまい、全力でプッシュし始めたときに、3つのコーナーでフロントがオーバーヒート。もっとスムーズに走らなければなりませんでした。明日のコンディションがどうなるか様子を見たいと思いますが、どのようなコンディションになったとしても、できる限りそれに合わせて、ポイントを獲得できるようにがんばらなければなりません」

    カル・クラッチロー(MotoGP 8番手)
    「今日は残念な日でした。ミスをしてしまい、ベストラップタイムを失ってしまいました。2列目のグリッドを獲得し、Honda勢の中で最速になるはずでしたが、残念ながら5コーナーの出口で緑のペイントに触れてしまいました。アドバンテージはなにも得ることができませんでしたが、ルールなので仕方ありません。 LCR Honda Castrol Teamには本当に申し訳なく思っています。その後、同じタイヤで8番グリッドを獲得しました。今のところ難しいレースウイークになっていますが、ベストを尽くし、クリーンでいいレースができることを願っています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 12番手)
    「すばらしい日になりました。予選のときは路面温度が上がり、少し苦戦しましたが、すべてのセッションで速く走ることができました。2度目のアタックでもっと速く走りたかったのですが、マシンの感触が変わってしまいました。それでも満足しています。ホームレースでこのようなパフォーマンスができてうれしいです」

    中上貴晶(MotoGP 18番手)
    「FP3はソフトタイヤでベストタイムもアベレージもよくなったのですが、タイムが接近戦だったので、目標のトップ10には入れず15番手でした。午後の予選Q1では路面温度が上がったせいなのかニュータイヤのパフォーマンスを生かせず、1分47秒台に入れるのがやっとの18番手でした。FP4でリアにミディアムを試したのですが、昨日同様、全く機能せず、ソフトでいくことになります。決勝でトップ10を狙うためには1分47秒台でラップしなくてはいけないので、それを決勝の目標にして、全力を尽くします」

    トーマス・ルティ(MotoGP 19番手)
    「今日はラップタイムを更新できました。1分47秒台に入ることができたので、一歩前進することができました。レースではソフトタイヤを使うので、かなりの時間をセットアップに取り組みました。最終的なタイヤ選択はウォームアップが終わってからになりますが、いいリズムで走れるようになったので自信はあります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 20番手)
    「とても難しいレースウイークとなっています。グリップが足らず苦戦しています。全く速く走れません。FP4で転倒したので、Q1でそのマシンを使えませんでした。セカンドマシンは違うセットアップになっていて、それを調整する時間はなく、いいラップを刻めませんでした。今できることは、レースで集中力を維持して、ベストを尽くすことです」

  • 【MotoGP】 プラマック、“ランボルギーニ”カラーでイタリアGPに参戦

    【MotoGP】 プラマック、“ランボルギーニ”カラーでイタリアGPに参戦

    プラマック・レーシングは、MotoGP 第6戦イタリアGPの決勝レースを戦う特別な“ランボルギーニ”仕様のカラーリングを公開した。

    ランボルギーニは、アウディ・グループを通してドゥカティと関連があり、ドゥカティのサテライトチームであるプラマックは2018年マシンの発表を今年3月にランボルギーニのファクトリーで開催。発表会にはランボルギーニのCEOを務めるステファノ・ドメニカリも出席していた。

    プラマック・レーシングの2台のバイクにランボルギーニのロゴが掲載されるとともに、慣習的なレッド・ホワイト・ブラックに代わって、ランボルギーニのコーポレートカラーであるイエローとブラックのカラーリングが施される。また、ライダーを含めたチームスタッフのイエローとブラックのウェアを着床する。

    今季プラマック・レーシングは、ダニロ・ペトルッチがファクトリー使用のドゥカティ デスモセディチGP 18、ジャック・ミラーが1年落ちのGP 17を走らせている。両ライダーはここまで全戦でポイントフィニッシュを果たしており、チームランキングでプラマック・レーシングは、ホンダ、ヤマハのワークスチームに次ぐ3位につけている。

    MotoGP イタリアGPの決勝レースで、ダニロ・ペトロッチが2列目5番グリッド、ジャック・ミラーが4列目11番グリッドからスタートする。

    ダニロ・ペトルッチジャック・ミラー

  • バレンティーノ・ロッシ、地元でPP獲得 「16年のもてぎ以来だから最高」

    バレンティーノ・ロッシ、地元でPP獲得 「16年のもてぎ以来だから最高」

    バレンティーノ・ロッシは、MotoGP 第6戦イタリアGPの公式予選で、2015年に樹立されたムジェロ・サーキットのコースレコード(1分46秒489)を0.281秒更新。2016年10月の第15戦日本GP以来となる今季初のポールポジション、最高峰クラスで55度目、キャリア通算65度目、ムジェロ・サーキットで16年以来7度目となるトップグリッドを奪取した。

    バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は、初日に8番手と7番手。2日目はフリー走行3回目に2番手。レースシミュレーションとなるフリー走行4回目は6番手だった。

    「フリー走行4回目でフロント、リア共にハードタイヤを試した。両方とも苦しんだ。最も柔らかいタイヤを履くと、走らせるのが難しくなっていた。午前は良かったけど、午後はグリップを大きく失ってしまった。フロント、リア共にタイヤ選択がハッキリしていなかった。重要なのは良いスタートを切って上位に位置することだ。ポールポジションからのスタートは、それらを簡単にしてくれるはずだ」

    「予選はすぐに良い感じがあり、2度のコースインはジャストなタイミングで、最高のラップができた。とても嬉しい。大きな満足感を与えてくれる。昨年は1度もポールポジションを獲得できなかったし、2016年のもてぎ以来だから最高だ。1列目からのスタートは重要だ」

    「とても感動している。とくにポールポジションを決めたあとに大勢のファンの顔を見たときには本当にうれしくなった。サプライズと言ってもいいくらいのすばらしい出来事だ今シーズンはこれまで、予選から苦戦していました。今日はいい走りができて、いいタイムが出たのでフロントローを獲得できるかもしれないと思っていたけど、終わってみたらポールポジションだった。ポールポジションは本当に久しぶりだったので、それだけに重要でもあり、最高にうれしい気持ちだ。明日の決勝はもっと難しい戦いになると思うけど、今はこの瞬間を楽しみよ」

    バレンティーノ・ロッシは、イタリアの建国記念日を祝うスペシャルヘルメットを用意している。

    「今年は、緑、白、赤のカラーリングのヘルメットで走りたいと考えていた。デザインはとても素晴らしい。少しポップアートなスタイルだね。イタリアの建国記念日を祝うには最高の出来栄えだね」

  • 【MotoGP】 第6戦 イタリアGP 予選:V.ロッシがポール獲得

    【MotoGP】 第6戦 イタリアGP 予選:V.ロッシがポール獲得

    2018年のMotoGP 第6戦イタリアGPの予選が6月2日(土)にムジェロ・サーキットで行われ、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がポールポジションを獲得した。

    気温26℃、路面温度47℃のドライコンディションの中、母国グランプリとなるバレンティーノ・ロッシは1分46秒208を記録。2016年の日本GP以来、2シーズンぶりのポールポジション獲得となった。最高峰クラスで55度目、キャリア通算65度目。

    2番手にはホルヘ・ロレンス(ドゥカティ)、3番手にはマーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)が続き、フロントローに並ぶ。

    2列目にはアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、3列目にはアンドレア・ドヴィツオーゾ(ドゥカティ)、カル・クラッティロー(LCR・ホンダ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)が並ぶ。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は6列目18番グリッドからスタートする。

    前日のフリー走行2回目でクラッシュを喫したミケーレ・ピロは頭部と腹部の多発性外傷、右肩の脱臼と診断され、フィレンツェの病院に入院している。

    2018年 MotoGP 第6戦 イタリアGP 予選

    順位 No. Rider Team Time
    1 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分46秒208
    2 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分46秒243
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分46秒304
    4 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分46秒347
    5 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分46秒445
    6 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分46秒454
    7 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分46秒500
    8 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分46秒813
    9 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分46秒830
    10 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分46秒909
    11 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分46秒998
    12 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分47秒002
    13 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分46秒908
    14 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分47秒188
    15 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分47秒335
    16 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分47秒708
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分47秒818
    18 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分47秒868
    19 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分47秒989
    20 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分48秒065
    21 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分48秒286
    22 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分48秒532
    23 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分48秒744
    24 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分49秒74
  • 【MotoGP】 ミケーレ・ピロ、意識を一時的に失うハードクラッシュ

    【MotoGP】 ミケーレ・ピロ、意識を一時的に失うハードクラッシュ

    MotoGP 第6戦 イタリアGPのフリー走行2回目で、ミケーレ・ピロが、ハイサイドから路面に叩きつけられ、意識を一時的に失ったが、無事に回復。精密検査のため、近郊の病院に移動した。

    ドゥカティ・コルセのテストライダー、ミケーレ・ピロは、6ラップ目の1コーナー手前でハイサイドから転倒。路面に激しく叩きつけられたことから、レースディレクションは赤旗を提示。

    横転したグラベル上で医師団とメディカルスタッフたちが対応した後、サーキット内のメディカルセンターに搬送。

    転倒直後は意識を一時的に失ったが、無事に回復。医師団とチームの代表者たちと会話ができるまで回復すると、精密検査を受けるために、フィレンツェの病院にヘリコプターで搬送された。

  • 【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第6戦 イタリアGP 初日レポート

    MotoGP 第6戦イタリアGPのフリー走行は、午前中はやや雲の多い天候だったが、午後は青空の広がる絶好のコンディションとなった。ムジェロでは、5月上旬に多くのチームが参加してプライベートテストを実施している。そのため初日からレベルの高い走りとなり、トップから1秒差に10台という接戦となった。その中で、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3番手、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が6番手とまずまずのスタートを切った。

    マルク・マルケスは、5月上旬のプライベートテストに続き、タイヤテストを中心にFP1とFP2でセットアップ作業に集中した。マルク・マルケスは、ソフト、ミディアム、ハードの3種類のタイヤを、決勝に向けて組み合わせ、フィーリングを確認した。FP2では、フロントにミディアム、リアにソフトを装着して連続10ラップをこなし、1分47秒から48秒台で走行、決勝に向けてまずまずの内容で初日を終えた。

    6番手のカル・クラッチローもタイヤテストを中心に連続周回を行い前後ミディアムコンパウンドで1分47秒台から48秒台で走行した。2日目のフリー走行では引き続きタイヤテストに集中し、決勝に向けて慎重にタイヤ選択を行う予定。

    ホームGPに気合のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、今季ベストの8番手で初日を終えた。RC213Vでムジェロを走るのはこれが初めてだったが、FP1で7番手につけるとFP2ではマルク・マルケスをフォローして一気に1分47秒台に入れて今季ベストの8番手で初日を終えた。予選では初のQ2進出を目指す。

    ハイスピードコースのムジェロは、タイヤ選択が決勝レースに大きく影響する。その中で、このコースを得意とする中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、今季ベストの12番手で初日を終えた。「5月の事前テストのデータが生きた」と語る中上は、2日目も引き続きタイヤテストに集中。午前中のフリー走行では総合タイムでトップ10を目指し、ダイレクトでのQ2進出を目指す。

    ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、リアタイヤのグリップに苦戦して14番手。タイヤの組み合わせ、サスペンションのセッティング変更など、多くのセットアップにトライした。土曜日のフリー走行、予選で、引き続きセットアップに取り組む。

    初ポイント獲得を目指すトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、FP1、FP2どもに転倒を喫し、24番手で初日を終えた。2日目のフリー走行と予選では、タイム短縮とポジションアップに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
    「ムジェロはいつも苦戦するサーキットですが、今日はしっかり3番手で終えることができました。ペースも悪くないので、ポジティブな一日だったと思います。明日は、さらに前進できるように取り組みたいです。正直、テストの時に比べて今日のように気温が高くなると、フロントタイヤで少し苦戦すると思っていました。実際、一番ハードなコンパウンドでも、まだ少しソフトすぎる感じがしました。しかし、まだ前進できる余地があるので、全体的には、いい仕事ができました。ラップタイムは、午前中から午後にかけて、かなり短縮することができました。明日もこの調子でがんばりたいです。最後に、ケガをしたミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)がよくなり、早く戻ってくることを願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 6番手)
    「今日はポジティブな一日でした。FP2でのバイクのフィーリング、そして6番手というポジションには満足していませんが、今日のようなコンディションの中では、6番手は悪くなかったと思います。明日に向けてパッケージを改善するために、HRCのエンジニアやLCR Honda Castrol Teamと一生懸命取り組みました。予選ではフロントローにチャレンジしたいです。これがとりあえずの目標です。そして日曜日の決勝では、表彰台獲得が目標になります」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 8番手)
    「MotoGPマシンで初めてムジェロを走りました。自分たちはムジェロでテストをしていないのでどんな走りができるのか予想もできなかったし、何を期待すればいいのかも分からない状態でしたが、FP1から快調にラップを刻めました。FP1ではソフトタイヤでベストタイムをマークし、FP2では、ベストタイムもレースペースもさらに改善することができました。FP2では、マルク・マルケスのスリップを使いタイムを出すことができました。明日も地元ファンの声援に応えるために全力で挑みます」

    中上貴晶(MotoGP 12番手)
    「ピッロ選手の大きな転倒があり心配しましたが大きな事故ではなかったようで安心しました。その転倒事故の後、今度は(アンドレア)ドヴィツィオーゾ選手(ドゥカティ)のエンジンが壊れ、2度目の赤旗中断になりました。セッションで2度の中断というのはめったにないことなので集中するのがたいへんでした。同時にソフトタイヤの投入のタイミングがとても難しいセッションでした。今日は5月のテストと比べて路面コンディションが違いました。タイムも0.2秒遅かったのですが、タイムを詰めていけるポイントが多かったので、明日はタイムをあげていけると思います。目標は1分57秒前半で、これが達成できれば、Q2にダイレクトで進出できると思っています。今回はチームのホームGPなので、自分のパフォーマンスをしっかり発揮できるようにがんばりたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 14番手)
    「今日はリアの感触を見つけられず、グリップにかなり苦しみました。厳しい一日でした。いくつかのタイヤにトライし、異なるサスペンションのセッティングを試しましたが、グリップを改善することはできませんでした。マシンのセットアップなのか、それとも、路面コンディションが関係しているのかを知る必要があります。理由がどうあれ、明日の予選と日曜日の決勝に向けて、この問題を解決しなくてはいけません。明日も引き続き、集中力を維持していい仕事をしたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 24番手)
    「今日は2回も転倒してしまい、いい形でスタートを切ることができませんでした。とにかく、リズムよく乗ることができず、セットアップに多くの時間を費やしました。FP2ではいくつかのポイントで前進することができました。明日のフリーでは、多くの周回を刻み、決勝に向けてアベレージを上げていきたいです。ムジェロはシーズンを通してとても美しいサーキットです。ここではもっと速く走れる自信があるので、明日も引き続きセットアップに全力を尽くします」