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  • メルセデスF1代表 イギリスGPのハミルトン優勝は「これ以上ないシナリオ」

    メルセデスF1代表 イギリスGPのハミルトン優勝は「これ以上ないシナリオ」

    メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルは、正しい方向への「ヒント」があったにもかかわらず、チームがF1イギリスGPで優勝できる立場にいるとは予想していなかったと認めた。

    メルセデスF1チームの競争力向上は、シルバーストーンでルイス・ハミルトンが2021年12月以来の勝利を収めたことで確実なものとなった。ハミルトンの母国での通算9勝目は、先週末オーストリアでジョージ・ラッセルが優勝したことに加え、メルセデスにグラウンドエフェクト時代の連続勝利をもたらした。

    しかし、ラッセルが前のレースで起きた接触をうまく利用して勝利を収めたのに対し、トト・ヴォルフはハミルトンの今回の勝利を、マクラーレンやレッドブルとの戦いで純粋な速さを武器に勝ち取ったものだと喜んだ。

    トト・ヴォルフは、メルセデスのレッドブルリンクでのレースでW15の新たなポテンシャルに対する期待が高まったが、今週末に期待していたほどではなかったと明かした。

    ジョージ・ラッセルがメルセデスが再びタイトル争いに加わったと評価したことについて尋ねられたトト・ヴォルフは「ええ、確かにそう思う。なぜなら、先週末はそれほど差がなかったからね」と同意した。

    「クラッシュが発生する前のギャップを見ると、1周あたり0.2秒かそれ以上だったと思う。

    「これまであまり好きではなかったトラックで、久しぶりに接近できた。これからもっと良くなるかもしれないというヒントが得られた」

    「正直なところ、シルバーストーンでこうなるとは思っていなかった。なぜなら、マシンに追加したものはほとんどなく、ほとんど何もなかったからだ」

    「ブダペストで好成績が出ると期待していたが、ジョージの言うとおり、現時点では自分たちのやっていることは正しいと確信できた」

    トト・ヴォルフは、メルセデスが真のトップチームとして復活するまでの道のりは平坦なものではなかったと語り、ハミルトンの夢のような復帰を称賛した。

    「過去2年間は非常に困難で、パフォーマンスを発揮できなかったと思う」とヴォルフは強調した。

    「我々はドライバーたちに勝利を狙えるようなクルマを提供できなかった」

    「そして彼(ルイス)が再びイギリスグランプリで優勝したのはメルセデスでの最後のレースであり、まるで小さなおとぎ話のようだ。これ以上のシナリオは考えられない」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ ルイス・ハミルトン F1 イギリスGP

    トト・ヴォルフは、メルセデスが現在のルールでブレークスルーを果たすのにこれほど時間がかかったことを悔やんでいると否定している。

    「私の人生において、後悔はない。なぜなら、後悔などあり得ないからだ。私たちは大人であり、決断を下し、それに向かって突き進む。それが最も重要なことだ」

    「だから、今シーズンを最高の形で終え、彼らが勝利できるマシンを提供し、チームがコンストラクターズ選手権でさまざまなポイントを獲得できるようにしなければならない。それがすべてだ」

  • ニコ・ヒュルケンベルグ F1イギリスGP決勝「アップデートが効いている」

    ニコ・ヒュルケンベルグ F1イギリスGP決勝「アップデートが効いている」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、2024年F1イギリスGPの決勝で2戦連続となる6位フィニッシュを果たした。

    6番グリッドからスタートしたニコ・ヒュルケンベルグは、スタートで9番手まで順位を落とすも、26周目までインターへの交換を我慢して7番手に浮上。その後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)のリタイアによって6番手に浮上すると、39周目にスリックタイヤに交換してポジションを維持して6位でチェッカー。

    前戦オーストリアGPに次いで8ポイントを獲得し、ドライバーズランキングで角田裕毅を抜いて11番手に浮上。ハースF1チームもこの2戦で16ポイントを加算し、ランキング6位のRBに4ポイント差まで迫った。

    「チームにとってとても嬉しいことだ。8ポイントを獲得できたことは非常に価値がある」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「さらに重要なのは、今回のアップデートでパフォーマンスが向上し、今シーズン残りの期間に楽観的な見通しが持てるようになったことだ。僕たちは間違いなく、現在5番目に速いチームを争っている。これは明らかにポジティブなことであり、数週間前には誰も予想していなかったことだ」

    「とても励みになるし、とてもポジティブな結果だ。序盤に雨が降ったけど、インターには十分ではなかったので、難しいレースだった。高速コーナーが多く、グリップも良くないこのコースでは、非常に危険だったけど、うまく走りきって、スタートで失ったポジションを取り戻すことができた」

    ニコ・ヒュルケンベルグ F1 イギリスGP ハースF1チーム

    チームメイトのケビン・マグヌッセンは12位でフィニッシュした。

    「ピットインが1周早すぎたと思う。アルボンのすぐ後ろにつけていたけど、彼がもう1周走り続けて大きく差を広げられてしまった」とマグヌッセンはコメント。

    「ソフトタイヤのペースはそれほど良くなかった。すぐにグレイニングを起こしてしまい、良いスティントを走ることができなかった」

    「今日はニコが8ポイントを獲得したのは素晴らしいことだ。チームにとって本当に良い2週間だったし、とても重要なことだ。僕も少しでも貢献できればよかったけど、最後には力及ばなかった」

  • レッドブルF1代表 「ノリスにミディアムを履かせなかったのは不可解」

    レッドブルF1代表 「ノリスにミディアムを履かせなかったのは不可解」

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2024年F1イギリスGPでの最終スティントでランド・ノリスにミディアムタイヤを履かせなかったマクラーレンの戦略に疑問を呈した。

    ランド・ノリスは、インターミディエイトタイヤへの交換タイミングであるクロスオーバーラップで素晴らしいペースを見せ、トップに立った。

    しかし、メルセデスがマクラーレンよりも1周早くピットインしてスリックタイヤに履き替えたため、レースはルイス・ハミルトンの有利に展開した。

    これによりルイス・ハミルトンはトラックポジションを手に入れたが、メルセデスが耐久性の低いソフトタイヤを選択したため、ノリスもまだ優勝のチャンスがあった。

    しかし、マクラーレンはノリスにソフトタイヤを履かせた。このタイヤは摩耗が激しく、ノリスはマックス・フェルスタッペンに敗れた。

    マクラーレンにとって、またしてもチャンスを逃す結果となった。シルバーストンではレッドブルよりも速いマシンを擁しながらも、パフォーマンスが振るわなかった。

    レース後、ホーナーは「マクラーレンは新品のミディアムタイヤを用意していた。メルセデスも我々も持っていなかった。イエロータイヤを履くと思っていたが、そうはならなかった。後から振り返ってみれば、彼らもそう思うかもしれない…」

    「ルイスを祝福しなければならない。彼は激しい競争者だ。彼にとってこの勝利は大きな意味を持つだろう。人気者の勝利であり、当然の勝利だ」

    レッドブル・レーシング F1 イギリスGP

    クリスチャン・ホーナーはレース全体について「奇妙」だと述べ、終盤にフェルスタッペンとハードタイヤで走ったことが、自分たちの成績を最大限に伸ばす最高の機会となったと感じた。

    「優勝目前だった。奇妙なレースだった。序盤はミディアムタイヤでペースが上がらなかった」とホーナーは付け加えた。

    「メルセデスは状況をコントロールしているように見えた。その後雨が降り始め、マクラーレンが状況をコントロールしているように見えた。我々はその後塵を拝していた。その時点では、マックスを狙っていたカルロス・サインツが心配だった」

    「インターを履くという決断は適切なタイミングで下した。インターを履いて1周余分に走ったおかげで3位に躍り出たが、その周でタイヤに少しダメージを与えてしまったと思う」

    「他のマシンも同じようにデグラデーションに陥るまで、我々は後退していた。その後、我々は追い上げを開始し、状況は安定していた。そして、最終スティントにどのタイヤを使うかという問題になった。ソフトタイヤは、レース開始時に他のマシンがバラバラになる前に6~7周しか持たなかったし、あまり良くないのは分かっていた。だから我々はハードタイヤを選んだ。それが我々にとって最高のチャンスだった」

  • オスカー・ピアストリ F1イギリスGP決勝「ノリスと同時に入っていれば…」

    オスカー・ピアストリ F1イギリスGP決勝「ノリスと同時に入っていれば…」

    オスカー・ピアストリは、F1イギリスGPで優勝から12秒遅れでレースを終えた後、マクラーレンがチームメイトのランド・ノリスと同じタイミングでインターミディエイトタイヤに交換するためにピットインさせなかった決定は「痛手」だったと認めた。

    オスカー・ピアストリは、チームメイトのすぐ後ろで優勝を目指してレースをしていたが、雨で濡れていくコース上でスリックタイヤで走り続けたために多くの時間を失い、シルバーストーンで表彰台を逃した。

    レース中盤には雨が降り始め、マクラーレンの2台が1位と2位につけていた。ピアストリをリードするのはノリス、後方にはメルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルが続き、マックス・フェルスタッペンは5番手だった。フェルスタッペンは26周目の終わりにインターミディエイトタイヤに交換するために最初にピットインし、ノリスは次の周の終わりにピットインした。しかし、チームメイトのピアストリは彼と一緒にピットインせず、その代わりに古いミディアムタイヤで、次第に濡れるサーキットをもう1周走らされた。

    ピアストリは結局28周目の終わりにピットインしたが、その最終ラップで大幅にタイムをロスしたため、ピットレーンから出てきたときには6番手だった。ノリスがピットインする前にはチームメイトから0.8秒遅れていたピアストリは、コースに復帰した時には18秒以上遅れていた。

    レースを4位で終えた後、オスカー・ピアストリは初優勝のチャンスを失ったことに悔しさを感じていると認めた。

    「これ以上難しいことはないと思う」とピアストリはレース後、メディアに語った。

    「見直すべき点があると思う。ダブルスタックが正しい判断だったと思うが、後知恵は素晴らしいものだ。それがより良い選択だったことを示す情報があったかどうか確認する必要があると思う。もちろん、ギャップを考えると少し悔しい」

    ピアストリは、コース上で走り続けた最終セクターと、次のラップの最初のセクターで数秒を失った。

    「ピット入口を通過した瞬間、最後の数コーナーがすごく、すごく厳しかった」とピアストリは説明した。「ピットインした時点で、ダッシュボードでランドが5秒くらい後ろにいるのがわかった。彼とかなりトラブルになるだろうと分かった。それが間違った判断だったことは基本的に即座にわかった」

    「その判断に十分な重きを置いていたかどうか、見直してみる必要があると思う。当然、2台の車が接近しているときは、ダブルスタックを行うと多くのタイムを失うことになる。コンディションはより難しくなっていたし、判断するのは非常に非常に難しかった。コース上に留まっていたラップまでは、コース上のほんの一部が本当に難しかっただけで、その後はコース全体が難しかった。関係者全員にとって非常に難しい状況だったけど、今思えば、ダブルスタックを行っていれば、勝つ可能性が非常に高かったと思う」

    オスカー・ピアストリ F1 イギリスGP マクラーレン

    オスカー・ピアストリは、彼をチームメイトと一緒にピットインさせないという敗因にもかかわらず、日曜日の厳しいコンディションの中で、マクラーレンの戦略管理はそれ以外の点ではかなり強力だったと信じている。

    「あのレースでは、他のすべての決断は完璧だったと思う。僕とランドはトップに立つために素晴らしいポジションを獲得した。今になって振り返ると、ミディアムタイヤに履き替えるという決断は正しかったと思う。終盤では最速だったからね。レース中盤で上位につけられなかったのは残念だ」

    「前に出れば、ピットインの優先権が自分のものになることは分かっていたので、リードを奪い、自分に優先権を与えようとしているので、これは最も難しい決断の一つだとチームには、どのマシンがピットインで先になるかは分からない。 誰にとっても非常に厳しい状況だ」

    ピアストリは、スリックタイヤでピットに戻る途中、チームメイトが後ろから迫っているのを見て、「無線を開けなくてよかった」と認めた。

    「その時点では明らかに苛立っていたが、まだ雨が降ることは分かっていた。最初の数周で、前のマシンがインターを使い果たしていることが分かったので、その時点では楽観的だった。でも、他のドライバーたちと同じように壁にぶつかった」

    「レース後半、スリックタイヤに履き替えたときに、僕たちのタイヤ選択ならチャンスがあるだろうと思った。もっとチャンスがあることは分かっていた。優勝を狙える最高のチャンスを自分たちにもたらそうとした」

    「その時点では明らかにイライラしていましたが、まだ雨が降りそうだということは分かっていました。最初の数周を終えると、前のクルマが明らかにインターミディエイトタイヤを使い果たしていたことが分かりました。だからその時点では楽観的でした。でもその後、他のみんなと同じ壁にぶつかってしまいました。

    「レース後半でスリックタイヤに戻れば、タイヤの選択肢が増えてチャンスが増えることはわかっていました。だから、もっとチャンスがあるだろうとわかっていたので、勝つための最高のチャンスを自分たちに与えようと努力しました。」

  • ランド・ノリス F1イギリスGP決勝「正しい判断を下せなかった自分のせい」

    ランド・ノリス F1イギリスGP決勝「正しい判断を下せなかった自分のせい」

    ランド・ノリスは、2024年F1イギリスGPの決勝で「あまりにも多くの失望」を経験し、不満を抱えたままレースを終えた。トップから3位に転落したノリスは「正しい判断をいくつか下せなかった」と自分を責めた。

    メルセデスのジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトンは、スタート時に好スタートを切ったが、ランド・ノリスはコンディションが変わり始めたところで彼らを追いつめ、最終的にトップに立った。チームメイトのオスカー・ピアストリが2番手に続いた。

    雨が強くなり、フィールドがインターミディエイトタイヤに交換し始めると、ランド・ノリスは1位を維持し、ハミルトンは彼の後ろに喰らいついた。

    しかしその後、路面が乾き始めると、ルイス・ハミルトンはランド・ノリスより1周早くピットインしてソフトコンパウンドに交換し、マクラーレンのスローストップの後、7度のワールドチャンピオンは新たなレースリーダーとなった。

    そこからノリスはソフトタイヤに苦戦し、ハードコンパウンドを履いたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが追いついて2位を奪われ、ノリスは3位を獲得した。

    レース後の複雑な心境について質問されたノリスは、「まずはルイスにおめでとうと言いたい。最後の重要な局面で、彼はよりよい仕事をした。彼とメルセデスには脱帽だ。彼らはそれに値する」とコメントした。

    「タフだった。楽しかったし、彼らとバトルするのは楽しかった。このようなトリッキーなコンディションでは常に危険と隣り合わせで、多くのリスクを冒すことになる。今日は良いこともたくさんったけど、残念なことが多すぎました。」

    「チームとしては、やるべき仕事をしたとは思っていないし、十分な成果も出せなかったと思うけど、それでも表彰台に上がれたのは嬉しいことだ」

    ランド・ノリス F1 イギリスGP マクラーレンランド・ノリスとマクラーレンのチームメイト、ピアストリはレース中、1-2を走っていた。

    2023年にも数周レースをリードした経験があり、母国のファンの前で勝利を収める準備ができているようだと問われたランド・ノリスは「分からない。正しい決断ができていない」と答えた。

    「同時に、今日は正しい判断を下せなかった自分を責めている。こんな結果になって、十分な仕事をできなかった言い訳をするのは嫌だ。でも、まだ満足しているし、これからも楽しむつもりだ」

    「僕たちは多くのことを正しく行い、多くの良い結果を残してきたと思う。特にここシルバーストーンでは、すべてが完璧にいくことを望んでいたけど、今日はそうはならなかった。でも、私は元気だ。来年はさらに強くなって再挑戦するつもりだ」

  • ルイス・ハミルトン F1イギリスGP決勝「もう勝てないと思った時期もあった」

    ルイス・ハミルトン F1イギリスGP決勝「もう勝てないと思った時期もあった」

    ルイス・ハミルトンは、2024年F1イギリスGPで優勝。945日間、57戦もの勝利がない長い期間の間に、再び優勝できるかどうか疑問を抱いたこともあったと認めた。

    ルイス・ハミルトンは、最終ラップで猛追するマックス・フェルスタッペンを抑え、F1キャリアで最も長かった勝利なしの記録を終わらせ、通算104回目のグランプリ優勝とイギリスグランプリでの9回目の優勝を果たした。

    これはルイス・ハミルトンにとってメルセデスのドライバーとして最後のイギリスグランプリでの勝利となった。7度の世界チャンピオンであるハミルトンは今シーズン末にフェラーリに移籍することを発表している。ハミルトンはメルセデスのドライバーとして最後のホームレースにどうしても勝ちたかったと語った。

    「涙が止まらない」とハミルトンは語った。「2021年以来、毎日起きては戦おうと努力し、その課題に気持ちを集中させ、この素晴らしいチームとともに全力で仕事に取り組んできた」

    「このチームで戦う最後のレースがイギリスグランプリだ。彼らを愛しているからこそ、どうしても彼らのために勝ちたかった。彼らには本当に感謝している。彼らが長年かけて積み重ねてきた努力に永遠に感謝している。このチームの皆、メルセデスの皆、そしてパートナーの皆に感謝している」

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスの新たな競争力と魅力的なミックスドコンディションのレースを活かし、2021年のサウジアラビアグランプリ以来、57戦ぶりに勝利を手にした。彼は、過去2年半の間に「もう二度と勝てないのではないか」と不安に思った瞬間もあったと認めた。

    「誰にとっても、とても厳しいことだと思う」とハミルトンは語った。「でも、重要なのは、どん底に落ち込んだと感じても、立ち上がり続けること、そして、さらに深く掘り下げる努力を続けることだ」

    「2021年からここに至るまで、自分が十分ではないと感じたり、今日と同じレベルに戻れるのか不安に思う日もあった。でも、重要なのは、僕が現場にいくと、いつも僕の周りには素晴らしい人たちがいて、僕とチームをサポートし続けてくれたことだ。そして、彼らが努力しているのを見て、僕も同じことをしようという勇気が湧いた。そして、それ以外でも、世界中のファンが僕を支えてくれた。だから、ファクトリーのみんなに心から感謝している。ここにいる皆さん、皆さんを愛している」

    ルイス・ハミルトン F1 イギリスグランプリ

    クールダウンラップ中、涙を流しながらこの偉業がなぜこれほど感動的なものなのかを尋ねられたルイス・ハミルトンは、「最終的には、それがとても長い時間だったからだ」と答えた。

    「900日、誰かが最後に勝ってから946日か何かそんなことを言っていた」

    「2021年は本当に挑戦的で困難な時期だったし、そして過去数年間戦うことができないマシンで戻ってきていた」

    「精神的に非常に厳しい状況だったと思う。チームのみんなにとってもそうだと思う」

    「でも、みんながどれだけ懸命に努力し続けてきたかを知っているし、自分がどうにか気を引き締めていられるのも、みんなのおかげだと思う」

    「そして、今年起こったことすべて、本当に多くの感情が渦巻いていた。チームを退団することを発表し、同時に、勝てる気がしなかったマシンでレースをスタートし、ついに勝利を手にできる立場にたどり着いた」

    「それだけでなく、イギリスグランプリで母国の観客の前で表彰台の頂点に立ち、国王の名前が入った国歌を聞くというのは、正直言って最高の栄誉だ。こんな経験は初めてだ。そうだね、家族もここにいる」

    ルイス・ハミルトン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    低迷期に再びトップの座に返り咲くことができるという自信を失いかけていた時期があったかどうかについて質問されたルイス・ハミルトンは「もちろんだ」と答えた。

    「感覚としては、これまでのレース、特にレースに次ぐレース、あるいはシーズンに次ぐシーズンで何度も優勝するようなレースとは、何かが違うと感じている」

    「チームとして経験した逆境、そして個人的に感じた挑戦、つまり、誰もが毎日ベッドから起きてベストを尽くさなければならないような絶え間ない挑戦、そして、 自分のベストを尽くしても十分ではないと感じることが何度もあるし、時には失望を感じることもある。僕たちは今、メンタルヘルスが深刻な問題となっている時代に生きている。正直に言うと、僕もその経験をしていないわけではない」

    「もう二度とこんなことは起こらないだろう、これで終わりだと思った瞬間が確かにあった。だから、この感情がこみ上げてくる」

    「正直に言うと、優勝して泣いたことはない。自然と涙があふれてきた。本当に素晴らしい気分だ。心から感謝している」

  • 角田裕毅 F1イギリスGP決勝「今日は雨に助けられた1ポイント」

    角田裕毅 F1イギリスGP決勝「今日は雨に助けられた1ポイント」

    角田裕毅が、2024年F1イギリスGPの決勝を10位でフィニッシュ。1ポイントを獲得し、「雨に助けられた」と語った。

    13番グリッドからスタートした角田裕毅は、オープニングラップで11番手まで順位を上げる。その後、雨による2度のピットストップのタイミングを適切に見極め、上位にいたマシンのリタイヤや失策にも助けられ、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)には抜かれたものの、10位でフィニッシュして4戦ぶりの入賞となる1ポイントを獲得した。

    「良いレースでしたが、タフなレースでもありました」と角田裕毅はコメント。

    「フリープラクティスのペースから、ドライコンディションではポイント獲得が難しいことは分かっていたので、ウエットコンディションのおかげで前方のマシンとのギャップを小さく抑えることに役立ったと思います」

    「通常、これまでのレースでは雨に感謝することはなかったのですが、今日は雨に助けられたと思います」

    「1ポイントですが、獲得できたことは良かったです。今は前を見て前進し、この数週間のレースで学んだことを、次のレースで活かすのが楽しみです」

    「ハンガリーは高速と低速のコーナーが混在しているので、自分たちの強みを活かしてトップ10で戦えるといいですね」

    RB F1チームのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは、角田裕毅のレースについて「今日は天候の影響も確かにあったが、全体的には、適切なタイミングで適切な判断を下し、それがポイント獲得に大きく貢献したと思う」と語った。

    「裕毅は今日、力強いレースをした。オープニングラップで数回パスし、前のマシンと接近するのに十分なペースを持っていた」

    また、RB F1のチーム代表であるローラン・メキースは「我々としては、このサーキットの高速性が我々のマシンにはあまり向いていないことは明らかであり、シーズン序盤のように中団を支配するようなポジションにはいない」とコメント。

    「しかし、この3連戦から、難しいコンディションの変化の中で力強い走りをみせた裕毅とチームにふさわしいもう1ポイントを持って帰ってくることができた」と角田裕毅とチームを称えた。

    角田裕毅 F1 イギリスGP

  • 2024年F1 ポイントランキング (第12戦 イギリスGP終了時点)

    2024年F1 ポイントランキング (第12戦 イギリスGP終了時点)

    2024年F1第12戦イギリスGPが終了。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がリードを広げ、角田裕毅(RB)は12位に後退した。

    ルイス・ハミルトンが2年半ぶりの優勝を母国で飾った劇的なグランプリ。マックス・フェルタッペンは、ランキング2位のランド・ノリス(マクラーレン)の前で2位でフィニッシュし、苦しいレースでダメージを最小限に抑えた。ハミルトンはチームメイトのジョージ・ラッセルに1ポイント差まで迫った。

    一方、セルジオ・ペレス(レッドブル)はノーポイントに終わり、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)に抜かれてランキング5位に後退。また、10位でフィニッシュした角田裕毅は、7位でフィニッシュしたランス・ストロール(アストンマーティン)と6位でフィニッシュしたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に抜かれたランキング12位に後退した。ローガン・サージェント(ウィリアムズ)は11位でフィニッシュしたことでランキング最下位を脱出し、代わってバルテリ・ボッタス(ザウバー)が最下位に転落した。

    コンストラクターズランキングでは、ダブル入賞のマクラーレンがレッドブルに78ポイント差、フェラーリに対して25ポイント差に迫った。また、ニコ・ヒュルケンベルグが2戦連続6位入賞を果たしたハースが、ランキング6位のRBに4ポイント差まで迫った。

    2024年F1ドライバーズポイント
    1.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) – 255pt
    2.ランド・ノリス (マクラーレン) – 171pt
    3.シャルル・ルクレール (フェラーリ) – 150pt
    4.カルロス・サインツ (フェラーリ) – 146pt
    5.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) – 124pt
    6.セルジオ・ペレス (レッドブル) – 118pt
    7.ジョージ・ラッセル (メルセデス) – 111pt
    8.ルイス・ハミルトン (メルセデス) – 110pt
    9.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) – 45pt
    10.ランス・ストロール (アストンマーティン) – 23pt
    11.ニコ・ヒュルケンベルグ (ハース) – 22pt
    12.角田裕毅 (RB) – 20pt
    13.ダニエル・リカルド (RB) – 11pt
    14.オリバー・ベアマン(フェラーリ) – 6pt
    15.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) – 6pt
    16.ケビン・マグヌッセン (ハース) – 5pt
    17.アレックス・アルボン (ウィリアムズ) – 4pt
    18.エステバン・オコン (アルピーヌ) – 3pt
    19.周冠宇 (ザウバー) – 0pt
    20.ローガン・サージェント (ウィリアムズ) – 0pt
    21.バルテリ・ボッタス (ザウバー) – 0pt

    2024年 F1コンストラクターズポイント
    1.レッドブル – 373pt
    2.フェラーリ – 302pt
    3.マクラーレン – 295pt
    4.メルセデス – 221pt
    5.アストンマーティン – 68pt
    6.RB – 31pt
    7.ハース – 27pt
    8.アルピーヌ – 9pt
    9.ウィリアムズ – 4pt
    10.ザウバー – 0pt

    2024年F1 イギリスGP

  • 【動画】 2024年F1イギリスGP 決勝 ハイライト

    【動画】 2024年F1イギリスGP 決勝 ハイライト

    2024年F1イギリスGP 決勝のハイライト動画。7月7日(日)にシルバーストン・サーキットで2024年のF1世界選手権 第12戦 イギリスグランプリの決勝レースが行われた。

    今年も“ブリティッシュ・ウェザー”に翻弄されるグランプリとなった。ドライコンディションで52周のレースはスタートしたが、2回の短めの雨が降り、路面が濡れているところと、乾いているところが混在するトリッキーなコンディションから、再びドライに移り変わってレースは展開していった。

    優勝はメルセデスのルイス・ハミルトン。2番グリッドからスタートしたハミルトンは、濡れた路面でインターミディエイト、乾いた路面でソフトタイヤへの2回のピットストップを適切なタイミングで行い、母国のファンの前で見事トップでチェッカーを受け、今季初勝利、2021年のサウジアラビアGP以来となる通算104勝目、シルバーストンでの9勝目を挙げた。今季6人目のレースウィナーとなり、メルセデスとの最後の母国グランプリを勝利で飾った。

    2位のマックス・フェルスタッペンは、ミディアムでの第1スティントで競争力を発揮できず、マクラーレン勢にあっさりと抜かれて5番手に後退。しかし、上位勢よりも1周早くインターに交換して3番手に順位を上げると、ハミルトンと同じ39周目にスリックに交換。ハードタイヤで競争力を発揮し、ランド・ノリス(マクラーレン)を抜いて2位でフィニッシュ。3位のノリスとのポイント差を広げることに成功した。

    角田裕毅(RB)は10位でフィニッシュして1ポイントを獲得。3戦連続でノーポイントだったなかで久しぶりのポイント獲得となったが、ドライバーズランキングではランド・ノリスとニコ・ヒュルケンベルグに抜かれて12位に後退した。チームメイトのダニエル・リカルドは13位だった。

    動画の公開は終了しました
  • ルイス・ハミルトンが雨に翻弄された母国F1イギリスGPで涙の今季初優勝

    ルイス・ハミルトンが雨に翻弄された母国F1イギリスGPで涙の今季初優勝

    2024年のF1世界選手権 第12戦 イギリスGPの決勝レースが7月7日(日)にシルバーストン・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が今季初勝利。角田裕毅(RB)は10位入賞を果たした。

    2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、雨が強くなっていた18周目にチームメイトのジョージ・ラッセルを抜いてトップに立つが、その後、サーキットには雨が降り、ターン1で二人揃ってコースアウト。マクラーレンの2台に先行を許す。

    28周目、メルセデスは2台をダブルスタックでインターミディエイトに交換。そして、39周目にスリックに交換したタイミングでハミルトンがトップに立つ。

    そこからは2位争いをしている後続を尻目にレースをリード。母国のファンの前で見事トップでチェッカーを受け、今季初勝利、2021年のサウジアラビアGP以来となる通算104勝目、シルバーストンでの9勝目を挙げた。今季6人目のレースウィナーとなり、メルセデスとの最後の母国グランプリを勝利で飾った。

    2位のマックス・フェルスタッペンは、ミディアムでの第1スティントで競争力を発揮できず、マクラーレン勢にあっさりと抜かれて5番手に後退。しかし、上位勢よりも1周早くインターに交換して3番手に順位を上げると、ハミルトンと同じ39周目にスリックに交換。ハードタイヤで競争力を発揮し、ランド・ノリス(マクラーレン)を抜いて2位でフィニッシュ。3位のノリスとのポイント差を広げることに成功した。

    4位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、5位のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)はファステストラップを記録。そして、6位はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が2戦連続の上位入賞。

    7位にランス・ストロール、8位にフェルナンド・アロンソとアストンマーティン勢。9位にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)。

    そして、10位には角田裕毅(RB)が入って1ポイントを獲得。3戦連続でノーポイントだったなかで久しぶりのポイント獲得となったが、ドライバーズランキングではランド・ノリスとニコ・ヒュルケンベルグに抜かれて12位に後退した。チームメイトのダニエル・リカルドは13位だった。

    ポールポジションからスタートしたジョージ・ラッセル(メルセデス)はウォーターシステムの問題によってリタイア。11番手スタートのシャルル・ルクレール(フェラーリ)はインターへの交換が早すぎて順位を落として14位でフィニッシュ。ピットレーンスタートのセルジオ・ペレス(レッドブル)は17位でレースを終えた。


    気温16度、路面温度33度のドライコンディションでレースは52周のスタート。約1時間前に一時的に雨が降ったことで路面がクリアされたこともあり、ピットレーンスタートでハードを選択したセルジオ・ペレス(レッドブル)、ソフトを選択したエステバン・オコン(アルピーヌ)と周冠宇(ザウバー)以外はミディアムタイヤをスタートタイヤに選択した。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)はギアボックス問題の疑いでDNSとなった。

    雨のリスクは60%であり、上空にはすぐに雨雲がかかった。16周目あたりでスタンドのお客さんがポンチョを着だし、19周目にはDRSが無効(DISABLE)となり、路面からは水しぶきが立つようになった。だが、各チームのピットウォールの予想よりも雨はすぐに上がり、路面は改善傾向。24周目にはDRSが有効(ENABLE)になり、インターミディエイトに交換したシャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス、エステバン・オコン、周冠宇の4名のタイヤに早急に摩耗し、結果的にタイヤ交換は無駄に終わった。

    しかし、再び雨が強くなり、26周目にはDRSが再び無効になる。27周目にマクラーレン勢、メルセデス勢の後ろの5番手を走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と6番手のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)を始め、数名がインターに交換した。

    28周目にトップを走行していたランド・ノリス(マクラーレン)、3番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)がインターに交換。2番手を走行していたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)はステイアウトしたが、次の29周目にピットイン。

    その結果、1.ノリス、2.ハミルトン、3.フェルスタッペン、4.ラッセル、5.サインツ、6.ピアストリという順位で全車がインターを履いた状態で後半戦を迎える。

    弱い雨が続いたことで、サーキットは路面が濡れている部分と乾いてる部分が混在するトリッキーなコンディション。インターミディエイトは痛み出し、上空には太陽を顔を出し、今度はいつスリックタイヤに交換するかという賭けになる。そんななか、ポールスタートのジョージ・ラッセルがウォーターシステムに問題が発生してリタイアする。

    39周目、ハミルトン(ソフト)、フェルスタッペン(ハード)、ピアストリ(ミディアム)がピットン。翌周にノリス(ソフト)とサインツ(ハード)がピットイン。

    その結果、1.ハミルトン、2.ノリス、3.フェルスタッペン、4.ピアストリ、5.サインツという順と入れ替わり、トップ3は2秒間隔、4番手のピアストリはさらに10秒後方。41周目にDRSが有効となり、スリックタイヤでの勝負が開始される。

    48周目、フェルスタッペンがノリスを抜いて2番手に浮上。残り4周でトップのハミルトンとの差は約3秒。最終的に1.465差でハミルトンがトップでチェッカーを受けた。

    2024年 F1イギリスGP 決勝 結果

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス     ↑1 2
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1.465 1.465 ↑2 2
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 7.547 6.082 -0 2
    4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 17.429 4.882 ↑1 2
    5 55 カルロス・サインツJr. フェラーリ 47.318 34.889 ↑2 3
    6 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 55.722 8.404 -0 2
    7 18 ランス・ストロール アストンマーティン 56.569 0.847 ↑1 2
    8 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 63.577 7.008 ↑2 2
    9 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 68.387 4.810 -0 2
    10 22 角田裕毅 RB 79.303 10.915 ↑3 2
    11 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 88.960 9.657 ↑1 2
    12 20 ケビン・マグヌッセン ハース 90.153 1.193 ↑5 2
    13 3 ダニエル・リカルド RB 1L 11.766 ↑2 2
    14 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1L 30.536 ↓3 3
    15 77 バルテリ・ボッタス ザウバー 1L 1.348 ↑1 2
    16 31 エステバン・オコン アルピーヌ 2L 61.078 ↑2 4
    17 11 セルジオ・ペレス レッドブル 2L 7.323 ↑3 4
    18 24 周冠宇 ザウバー 2L 36.471 ↓4 4
    DNF 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 19L 17L ↓18 2
    DNS 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ     ↓1 0