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  • フェルナンド・アロンソ、2023年F1イギリスGPでスペシャルヘルメット

    フェルナンド・アロンソ、2023年F1イギリスGPでスペシャルヘルメット

    フェルナンド・アロンソは、今週末にシルバーストンで開催されるアストンマーティンF1チームのホームレースとなるイギリスGPでチームのスピリットを全面的に取り入れたグリーンのヘルメットを用意。ライバルたちから羨望の眼差しを向けられることを期待している。

    伝統的な青、黄、赤のヘルメットから脱却し、アロンソの特別なエメラルドグリーンのイギリスGPヘルメットは、AMT23の鮮やかな色合いを完璧に引き立てている。

    この特別な機会にチームカラーを採用するという選択は、アロンソのアストンマーティンF1チームの同僚に対するサポートの気持ちを示すだけでなく、グリッド上ですでにカリスマ的な存在であるアロンソにさらなるセンスを加えるものでもある。

    2度のF1世界チャンピオンのヘルメットは、チームとアロンソ自身の両方にとって、団結と誇りの印象的な象徴として機能している。今こそ、その存在感を示すときなのだ!

    フェルナンド・アロンソ F1 イギリスグランプリ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

  • メルセデスF1、イギリスGPに新型フロントウイングを投入

    メルセデスF1、イギリスGPに新型フロントウイングを投入

    メルセデスF1は、今週末のイギリスGPでW14に新しいフロントウイングを装着することを発表。これによりグリッドをもう少し上位に上げることを期待している。

    5月末のモナコGPで新スペックのマシンを投入して以来、メルセデスF1チームのパフォーマンスは一貫していない。バルセロナとモントリオールで連続表彰台を獲得したが、先週末のオーストリアではライバルに比べて大幅にパフォーマンスを下回った。

    シルバーストーンではさらなる改良が予定されており、メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、チームのホームレースであるノーサンプトンシャーでのレースがそうであることを認めた。

    「素晴らしいイベントであり、我々は本当に楽しみにしている」とアンドリュー・ショブリンは語った。

    「チームはトラックのすぐ近くに拠点を置いているし、2人のイギリス人ドライバーもいる。サポートは常に素晴らしいので、そこに行くのが大好きだ」

    「マシンにはアップデートが予定されており、新しいフロントウイングも導入する予定だ」

    「それによって我々はもう少しグリッドの上位に行けることを願っているし、コース自体がオーストリアのサーキットよりももう少しマシンに適していることを期待している」

    レッドブルがライバルを寄せ付けない一方で、メルセデスは怒れる追っ手たちから抜け出そうと努力を惜しまない。

    「我々は非常に懸命に取り組んでおり、レッドブルのマックスに近づくのは非常に難しいことは分かっているが、現時点ではフェラーリ、アストンマーティンと素晴らしい戦いが続いている。マクラーレンもその戦いに加わっているようだ」とアンドリュー・ショブリンは説明した。

    「だから、先ほども言ったように、我々はこのパッケージからできる限り多くのものを得ることができるように一生懸命努力するつもりだし、すべてのファンにとって素晴らしいレースになることを願っている」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 イギリスグランプリ

    メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフは、今季もチームがレッドブルに挑戦できると信じており、それがブラックリーのチームが少なくともまだ2024年型マシンに焦点を切り替えていない理由であると語った。

    「私はその信念を維持している。なぜなら、私がその信念を維持していないと言ったら、その信念を断ち切って来年のマシンにすべてを注ぎ込み、トップ10に入れば満足ということになりかねないからだ」

    「でも、それはできない。仕事を続けなければならない。我々はこのような悪い日をできるだけ良いものとして捉え、立ち直って目標に近づくように努める必要がある」

    「我々はまともなレースを経験してきたが、モントリオールではフェルスタッペンとの差は10秒だったと思う。それはオーストリアよりもはるかに心強いことだと思う。」

  • 角田裕毅、F1イギリスGPに期待「大幅な空力アップグレードが投入される」

    角田裕毅、F1イギリスGPに期待「大幅な空力アップグレードが投入される」

    角田裕毅が、2023年F1第11年イギリスGPへの意気込みを語った。

    ここ数戦で苦しい戦いを強いられているスクーデリア・アルファタウリだが、シルバーストンでは待望の大幅なアップグレードを投入。角田裕毅もイギリスGPはシーズン後半戦にむけて重要なレースになると語る。

    「ほぼすべてのドライバーがシルバーストンを好きだと思うし、僕ももちろんそうです」

    「ほとんどのコーナーが高速で、このラウンドではさらに大幅な空力アップグレードが予定されているため、レースウィークに向けて一歩前進できると非常に楽観的に思っています」

    「オーストリアでのスプリントの後、通常の週末フォーマットに戻ります。つまり、アップデートを徹底的にテストする時間がより多く取れることです。このレースはシーズン後半戦に何を期待できるかという点で重要なレースとなるので、それは良いことだと思います」

    「シルバーストーンに最適なマシンは、ドラッグが少なく、負荷が大きいという点で、オーストリアで必要とされているものと似ているところがあります。シルバーストーンとイギリスGPには多くの歴史があり、僕たちの風洞とエアロ関係者はほど近いビスターを拠点にしています。僕はサーキット自体がとても大好きです」

    「とてもクールでクラシックなコースで、ドライブするのがとても楽しいです。数年前にここでF2スプリントレースで優勝し、フィーチャーレースでも表彰台を獲得したのは良い思い出です。また、イギリスはモータースポーツにおいて特別な国であり、F1にとっても非常に重要な国であるため、その雰囲気が独特だということも理解できます」

    角田裕毅 スクーデリア・アルファタウリ F1 イギリスGP

  • マクラーレン、F1イギリスGPに特別な“クローム”カラーのMCL60で出場

    マクラーレン、F1イギリスGPに特別な“クローム”カラーのMCL60で出場

    マクラーレンF1チームは、創立60周年を記念して、ホームレースであるイギリスGPでクロームにインスパイアされた特別カラーリングを使用する。

    このデザインは、2006年から2014年にかけて施され、2008年にルイス・ハミルトンがドライバーズチャンピオンに輝いた時代を象徴するファンに人気のクロームカラーリングへの敬意を表している。

    マクラーレンがF1世界選手権での成功を味わったのはこれが最後であり、それ以来、チームのルーツであるパパイヤを使ったカラーリングに戻した。

    今週末にシルバーストーンで開催されるレースでMCL60の両レースカーを飾るこの特別カラーリングは、パートナーのグーグルと共同でデザインされたもので、月曜日にウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センターでお披露目された。

    ランド・ノリスは特別デザインのクロームヘルメットと特注のレースブーツを着用し、彼とチームメイトのオスカー・ピアストリはワンオフデザインのレーシングスーツを着用する。

    マクラーレン F1 イギリスGP

    「レーシングファンがマクラーレンのクラシックなクロームカラーを愛していることは周知の事実だ」とマクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは語った。

    「Google Chromeは、イギリスGPでのチームの歴史を祝うために、この象徴的なカラーリングの要素を復活させたいと考えていた。ファンが望むものを提供できることに興奮している」

    「このカラーリングは、多くのファンにとって素晴らしい思い出となると確信しており、ホームレースでコース上に登場するのを見るのが待ちきれない」

    グーグルVOグローバル・マーケティングのニック・ドレイクは「Google Chromeチームがマクラーレンと協力して、象徴的なカラーリングの要素を復活させ、今回のテイクオーバーをインスパイアできたのは光栄なことだ」

    「我々のパートナーシップを紹介したブランドのホイールカバーに対するファンの反応をうれしく思った。そして今回、Google Chromeはマクラーレンのホームレースでクロームを復活させることになった。我々はシルバーストーンを楽しみにしており、マクラーレンのファンの皆さんにが、本当にエキサイティングな週末となるレースを楽しんでくれることを期待している」

    このカラーリングは、F1のモナコGP、インディカーのインディアナポリスで開催されるインディ500、そして耐久レースの最高峰であるル・マン24時間レースという、モータースポーツ界で最も有名な3つのレースを制したマクラーレンの偉業に敬意を表し、今年初めにモナコとスペインで行われた“トリプル・クラウン”と呼ばれるパパイヤ、白、黒の特別カラーリングに続くものだ。

  • マクラーレン、2023年F1イギリスGPで人気の“クローム”カラーを復活?

    マクラーレン、2023年F1イギリスGPで人気の“クローム”カラーを復活?

    マクラーレンは、今週末のF1イギリスGPに先立って、象徴的なクロームカラーリングの復活を予告した。

    さまざまなソーシャルメディアサイトで見られるように、彼らはプロフィール写真をクロームをテーマにしたマクラーレンのロゴに変更した。

    月曜日の朝、マクラーレンはランド・ノリスが初めて何かを見る様子を映した短いビデオを公開した。

    この投稿には「ランド・ノリスは何を見たのか?すべてが明らかになる…」とのキャプションが付けられていた。

    クロームカラーへの回帰はファンを喜ばせるだけでなく、スポンサーであるGoogleのウェブブラウザの名称が『Chrome』であることとのタイアップにもなるだろう。

    マクラーレンが最後にクローム/シルバーのカラーリングを実行したのは2015年の初めで、その後同年の後半にブラックに移行した。

    2017年にブラックを捨ててパパイヤオレンジを採用し、現在に至るまでそれがチームのメインカラーとなっている。

    より有名なのは、ボーダフォンがタイトルスポンサーを務めるマクラーレンのクロームカラーで、多くのファンがお気に入りのF1カラーリングだ。

    以前、ランド・ノリスは、マクラーレンF1が将来的に復活させてほしいカラーリングにクロームカラーを挙げていた。

    「かなりのお気に入りだ。これはルイス・フェルナンドの時代のものだ」とランド・ノリスはGQスポーツに語り、2人の巨人が互いにパートナーを組んだ2007年シーズンに言及した。

    「大きなライバル関係だ。このクルマが走り回るのを見たことが、僕がF1にハマるきっかけになった」

    「実は見た目がカッコいいという理由だけでマクラーレンを応援し始めた。ザク(ブラウン/CEO)に何度もこれを復活させるよう頼んでいる」

  • ブラッド・ピット、F1イギリスGPでフォーミュラカー走行シーンを撮影

    ブラッド・ピット、F1イギリスGPでフォーミュラカー走行シーンを撮影

    映画スターのブラッド・ピットが、F1映画の撮影の一環として、来月シルバーストンで開催されるイギリスGPの週末にフォーミュラカーでサーキットで周回を重ねることになるようだ。

    先月、F1のボスであるステファノ・ドメニカリは、ジェリー・ブラッカイマー製作の映画の撮影が7月のシルバーストーンで開始されることを明らかにした。

    その際、ドメニカリはこの映画を「侵略的」と表現していたが、その影響に関するさらなる詳細が今、明らかになった。

    ネット上では、ブラッド・ピットが撮影の一環としてF1マシンを運転することになったという噂が飛び交っている。

    しかし、ハリウッド俳優が運転するのはF2またはF3の改造車であると理解されている。

    また、彼は単独でコースを走行するため、レーシングライセンスは必要ない。この点についてはコルトン・ハータがネット上で揶揄している。

    ブラッカイマーとピットのほか、7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンも、ジョセフ・コシンスキー監督と同様にこのプロジェクトに参加している。

    「パドックやその他もろもろのあらゆることについて、すべての計画を完全に把握しているわけではない」とハミルトンは語った。

    「僕は今、脚本を必要な場所に落とし込むことに集中している」

    「だから、今はずっと脚本に目を通しているし、本当に素晴らしい、多様なキャストが揃っていることを確認している」

    「ジョーの焦点は、僕たちがこのスポーツにできるだけ入り込めるようにすることで、そこが現在地だ。僕にとっては、それが本物であることを確認し、皆さん(メディア)やレースファンの皆さんにその本物を見てもらい、これは信じられる、と言ってもらうことだ」

    「そして第二に、「そして、テレビで見るのとは違う視点からレースを見ることができるようにすることだ」

    「だから、私は今、ジョーとチームが脚本を正しく仕上げるのを助けるために多くの時間を費やしている。それは素晴らしいプロセスで、とても楽しい」

    元レーサーのピットが引退後、新人レーサーと一緒にレースをする、というのが大まかなストーリーだと理解されている。

  • MotoGP | スズキ 第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    MotoGP | スズキ 第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    イギリスGP決勝はアレックス・リンスがスリリングな優勝を決める
    2019年シーズン12戦目となるイギリスGPは、最高のコンディションの下、5万人の熱狂的ファンに見守られて幕を開けた。

    決勝日のシルバーストンサーキットは晴天に恵まれ気温も上昇、路面温度は45℃を超え、ほとんどのライダーがフロント、リア共にハードタイヤのコンビネーションを選択。

    5番手グリッドからスタートを切ったアレックス・リンスは1コーナーを3番手で通過。その直後、リンスのすぐ後ろで2台が大転倒を喫したがレースは中断されることなくそのまま進行。リンスはオープニングラップを3番手で通過した後、2周目に前を走るロッシ(ヤマハ)をオーバーテイクし、何度かファステストラップを刻みながら安定した速いペースで周回を重ねる。

    リンスは残り12周でトップを走行するマルケス(ホンダ)にアタックを開始。リンスとマルケスは何度か順位を入れ替え、その後マルケスはリンスを引き離そうとペースを上げるが、リンスもまたペースを上げ、ふたりの距離は広がることなくレースは終盤に差し掛かる。残り4周でリンスがミスをし、勝負が決まるかに見えたものの、リンスは最後までオーバーテイクのチャンスを諦めず、迎えた最終ラップの最終コーナーでマルケスのインを差し、ゴールラインでは僅差でマルケスの前でチェッカー。リンスの優勝はアメリカズGPに続く2勝目となり、チャンピオンシップランキングでは3位に浮上した。

    ジョアン・ミルの代役参戦となったシルバン・ギントーリもまた素晴らしいパフォーマンスを見せ、数人のレギュラーライダーを押さえて12位でゴールして4ポイントを獲得した。

    河内 健 テクニカルマネージャー
    「本当に素晴らしいレースでした。シルバーストンは、やはり我々のマシンと相性が良いのだとは思いますが、今日はライダーの頑張りとチームの頑張りにより、真っ向勝負で勝てたことが大きな価値だったと思います。シルバンも代役参戦でしっかりポイント圏内で完走してくれましたし、何より彼とテストチームの仕事の成果が今日の優勝だと思うので、彼らにも心から感謝の気持ちを伝えたいです。ライダー、チーム、そして日本で開発をしてくれているエンジニア、さらにこのプロジェクトに関わっていただいている全ての皆で勝ち取った勝利だと思いますので、今後も皆で努力を続けて上を目指したいと思います。早くジョアンにも復帰してもらい、ふたり揃って上位でバトルできるよう頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします。」

    ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
    「アレックスがマルケスと今日のようなバトルをしてくれる日が来ることをずっと願っていましたが、今日はそれがとうとう実現しました。本当に素晴らしい勝利だったと思います。アレックスは序盤からマルケスの後ろにつき、冷静に彼の走りを見ながらオーバーテイクのチャンスを狙うという非常に賢明なレースを行いました。完璧なレースだったと言っても過言ではないでしょう。マルケスに勝つことは決して容易ではないので、まさに最高の気分です。そして今日はテストライダーとして常に我々のマシン開発に尽力してくれているシルバンも素晴らしいパフォーマンスでポイントを獲得できました。全てはチームスタッフと日本で開発に尽力してくれている皆の努力のお陰です。」

    アレックス・リンス
    「最高な気分だよ。アメリカではバレンティーノを抑えて優勝して、今日はマルクを抑えて優勝できたなんて自分でも本当に信じられないくらいさ。 どっちもGP界の真のレジェンドだからね。マルクに勝つのが簡単じゃないことは覚悟していたけど、今日はとにかく全力でトライした。だからこの優勝は自分にとっても大きな自信になったよ。マルクの後ろを走っていて、いくつかのセクターは彼の方が速かったけど、違うセクションでは追いつくことができた。終盤は自分の方が少しだけペースが速かったから、このチャンスを逃すな!行くしかない!って自分に言い聞かせてタイミングを狙っていて、最後にそのチャンスが訪れたんだ。素晴らしい仕事をしてくれたチームの皆に心から感謝するよ。」

    シルバン・ギントーリ
    「今日は良いレースができたと思う。レースを通してペースも悪くなかったし、終盤もペースを落とすことなく走れたしね。ポイント圏内で完走することが目標だったから、12位なんて目標以上の結果さ。アレックスの優勝は本当に素晴らしかった。チームの努力が報われる瞬間を自分もシェアすることができて、僕にとっても最高の週末になったよ。」

  • MotoGP | ホンダ 第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    マルケス悔しい2位も、チャンピオンシップで大きなリードを築く
    MotoGP 第12戦イギリスGPは、4戦連続8回目のポールポジション(PP)から決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が今季7勝目に挑んだが、最終ラップの攻防でアレックス・リンス(スズキ)に惜敗し、今季7勝目と5年ぶりのイギリスGP制覇を逃した。

    20周で行われた決勝レース。オープニングラップから首位に立ったマルケスはレースのほとんどをリードしたが、最終ラップの最終コーナーでリンスの先行を許した。その差、0.013秒。最終コーナーでフロントがスライド。転倒を避けるためにアクセルを戻さなければならず、悔しい2位となった。前戦オーストリアGPも最終ラップの攻防で惜敗し、わずかの差で2位。2戦連続の2位に終わったことで、さすがに悔しさをにじませた。

    しかし、チャンピオンシップでは、総合2位につけるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がスタート直後のアクシデントで転倒リタイアとなったことで、58点差を78点差とした。これでマルケスは、12戦を終えて、6勝を含む11回の表彰台を獲得。安定した速さと強さを存分に発揮し、4年連続6回目のタイトル獲得に向けて大きく前進した。

    ホームGPに闘志を燃やしたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、予選9番手からオープニングラップに6番手につけると、フランコ・モルビデリ(ヤマハ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)らとバトルを繰り広げた。終盤は7番手へとポジションを落としたが、地元ファンの声援を受けて最後は6位でフィニッシュした。予選ではPPを目指したが転倒を喫し、決勝ではタイヤのパフォーマンスをうまく引き出せず苦戦。シルバーストンで3年ぶりの表彰台獲得は果たせなかったが、最後まで熱い走りを見せて地元ファンを喜ばせた。

    4戦ぶりに復帰のホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、ハフィス・シャーリン(KTM)と13位争いを繰り広げて14位でフィニッシュ。復帰戦で2ポイントを獲得した。今大会は体調が十分ではなかったが、2分02秒台から03秒台のペースで着実にフィーリングを取り戻すことに成功し、貴重な2ポイントを獲得した。

    予選10番手から決勝に挑んだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、序盤、7台に膨れあがった8位争いの集団をリードしたが、7周目の16コーナーでスリップダウン、再スタートを切ったが17位でチェッカーを受けノーポイントに終わった。

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)
    「チャンピオンシップを考えたらうれしいリザルトですが、レースのほとんどをリードしながら、最後の最後に負けてしまったので、あまり喜べませんでした。シルバーストンは、ずっとトップを走行することが難しいサーキットです。1周ゆっくり走ってリンスを前に出し、様子を見ましたが、彼も前を走りたがりませんでした。そのうちビニャーレスがうしろにいることが分かったので、プッシュすることにしました。目標はレースに勝つことではなく、チャンピオンシップでした。もしヤマハ勢が追いついてきていたら、結果はもっと悪かったと思います。最終ラップの最終コーナーは、フロントが流れそうになったのでアクセルを戻したら、リンスが前に出てしまいました。勝てなかったのは残念ですが、チャンピオンシップで総合2位との差が78ポイントになったことはうれしいです。でもドヴィツィオーゾが大きな転倒をしたので、ケガがないことを願っています。避けられない転倒だったしとても残念でした」

    カル・クラッチロー(MotoGP 6位)
    「スタートではベストを尽くしプッシュしましたが、タイヤの状態が十分ではありませんでした。グリップが足りないことがすぐに分かり、ほかのライダーとバトルすることは不可能でした。ムジェロのレースとよく似ていました。トップから19秒も遅れてフィニッシュしたことは、僕もチームも受け入れがたいことです。私たちはベストを尽くしました。昨日まではいいペースもありました。今日のレース終盤より1.5秒速いペースで走行できていました。タイヤによって、うまくいったり、いかなかったりすることが不思議です。今日はグリップがよかったとしても優勝は難しかったと思いますが、もっといい結果は残せたと思います」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 14位)
    「今日は思ったよりうまく行きました。今大会は難しいレースになることがわかっていたし、トップとの差が1分以上になると思っていました。なぜなら、ウイークを通して、トップタイムから3秒遅れていたからです。そういう状態でしたが、1分以内の差でフィニッシュし、2ポイント獲得できたことはよかったです。タイヤをセーブすることについてたくさんのことを学ぶことができました。自分の体力を試すこともできたので満足しています。今は痛みがありますが、ミサノのテストに向けてもっとよくなると思います。そしてミサノのレースに向けてもっと体力を付けなければなりません」

    中上貴晶(MotoGP 17位)
    「スタートはよくて、序盤は想定内のペースでした。もっと早めに2分00秒台に入れたかったのですが、ポル(エスパルガロ)とバトルになり、2分00秒台に入れるのが1、2周遅れてしまいました。その後、ポルを抜いて00秒台に入れたのですが、その次周、16コーナーでスロットルを開けた途端、フロントが切れ込んでしまいました。転倒を回避しようと最後まで粘ったのですが、リアがスピンしてこらえられませんでした。ウイークを通して、フロントが切れ込む症状はなかったので、どうしてそうなったのかはわかりません。タイヤの選択は間違っていなかったと思うし、ちょっとプッシュしすぎたのかも知れません。今日は、ペース的には7位、8位でゴールできたと思うし、こういう結果に終わり本当に残念です。しかし、次のサンマリノGPに向けて今週はミサノでテストがあります。2日間しっかり走って、次のサンマリノGPに向けて準備をしたいです。がんばってくれたチーム、スタッフには本当に申し訳ない気持ちです」

  • MotoGP | ヤマハ 第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    MotoGP | ヤマハ 第12戦 イギリスGP 決勝レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP、表彰台獲得の活躍
    Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスが終始、好調を維持して3位を獲得。チームメイトのバレンティーノ・ロッシも上位を目指したが、表彰台争いに追いつくことができず4位でチェッカーを受けた。

    グリッド2列目から好スタートを切ったビニャーレスは、混戦の第1コーナー進入で4番手。5番手で追うフランコ・モルビデリとしばらく競り合ったあと少しずつ引き離し、前を行くチームメイトに追いついて7ラップ目には3位に浮上した。

    この時点で2番手との差は2.888秒。アレックス・リンスとマルク・マルケスのトップ2台が互いに激しく競り合う間にビニャーレスは着々と差を詰め、残り2ラップではコンマ5秒差まで追いついた。さらにポジションアップを狙って全力で攻めたものの仕掛けることができず、そのまま3位でチェッカー。トップとの差は0.620秒だった。

    一方のロッシも絶好のスタートを切り、グリッド・ポジションの2番手を維持して第1コーナーへ。しかしまもなくリンスに先行を許し、その後はグリップ不足もありトップグループのペースについて行くことができなかった。

    7ラップ目でビニャーレスに抜かれたあとも離されまいと懸命に追っていったが、すでにリア・タイヤのグリップが落ち始めており、後半は5番手で追うモルビデリを抑えることに集中。トップからは11.439秒離され、4番手を守り切ってチェッカーを受けた。

    この結果、シリーズポイントではビニャーレスがロッシを抜いてランキング5位に浮上。ロッシは2ポイント差の6位となっている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位をキープ。Monster Energy Yamaha MotoGPもチーム・ランキング3位を守っている。

    来週の水曜日と木曜日にはミサノ・サーキットでテストを行い、9月13日~15日の日程で行われる第13戦サンマリノGPに備える。

    PETRONAS Yamaha SRTのふたりは明暗を分ける結果
    PETRONAS Yamaha Sepang Racing TeamのF・モルビデリは、自己ベストタイの5位獲得と健闘。チームメイトのファビロ・クアルタラロはオープニングラップで転倒リタイアとなった。

    モルビデリは絶好のスタートからポジションを上げて5番手争いを展開。バトルを繰り広げる間にトップグループからは離されてしまったが、最後まで5番手を維持してチェッカーを受けた。

    一方のクアルタラロは1ラップ目、他のライダーのミスを見てスロットルを戻し、これが原因となって転倒を喫した。マシンが激しく振られたことで脳震盪を起こしており、コベントリーにある医療施設に搬送されて検査を受けた。

    次回、第13戦サンマリノGPはミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催。9月13日にフリープラクティスがスタートし、15日に決勝を迎える。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス(3位)
    「トップ2台にもっと近づいていたら彼らをパスすることができたのかどうか。それは私にもわかりません。ラップごとにコンマ1~2秒を詰めて着々と近づいていきましたが、決して、1ラップだけで一気に大きな差を埋めることはできないのです。私自身はベストを尽くしましたし、マシンもいつも以上の力を出してくれましたが、長いストレートもありここまでが精一杯でした。トラクションとトップスピードでわずかに及ばず、多くのコーナーでは速さを引き出すことができたものの、他のいくつかの場面では限界ぎりぎりというところもありました。だからこの3位にはとても満足しています。このウイーク中にマシンが大幅に進化しており、そのことが最も重要だと考えます。来週のミサノ・テストではグリップ向上が課題のひとつ。気持ちを集中し、良いテストを行い、レースのなかで成果を発揮できるよう頑張ります」

    バレンティーノ・ロッシ(4位)
    「また4位。今回はもっと上を目指していたので残念です。プラクティスもずっと順調でしたし、予選でフロントローを獲得し、そこから好スタートを切ることもできました。ところが今日はリア・タイヤに手間取ることとなってしまいました。初めからグリップ不足を感じていて、それでも前半はなんとかペースを維持していたのですが、後半はペースダウンを強いられました。表彰台争いを狙っていたのでとても残念。マーベリックのほうは非常に素晴らしく、私も彼のように走りたかったのですが、どうしてもついて行くことができませんでした」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「もう少しトップとの差を縮めたい、トップふたりのバトルに加わりたいと考えていましたが、レース序盤からそれとは異なる展開になりました。つまり私たちは進化しており、着実に前進し続けているのです。そしてマーベリックの3位はまさに、これまでのハードワークの賜物と言えるでしょう。バレンティーノも同様にずっと順調でしたが、今日の午後はグリップの問題が出てしまいました。とくにタイヤを消耗したレース終盤は厳しい状況になりましたが、それでも4位を維持することができたのです。いずれにしても今回は総合的に満足のゆく結果ですし、何よりもふたりが、全セッションでマシンに好感触を持てたことが重要です。来週のミサノ・テストでの課題もはっきりしており、さらなるステップアップを目指していきます」

    PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
    フランコ・モルビデリ(5位)
    「私にとっては非常に素晴らしいレースでした。と言うのも、昨日まではこのような成績を獲得できるとは考えていませんでしたから。好スタートを切って、おもしろいポジションにつくことができました。そして周回を重ねるごとに調子が上がっていったのです。クラッチローとしばらく競り合ったあと引き離し、5位という好成績を獲得することができました。次回につながるいいレースができたと思います。今回、学んだことをさらに伸ばしていけるよう頑張ります」

    ファビロ・クアルタラロ(DNF)
    「リンスが目の前でわずかにスライドしたので、彼を避けるためにスロットルを急に戻したらハイサイドを起こしてしまいました。非常に悔しい結果です。でもそれ以上に、アンドレア(ドビツィオーゾ)のことを心配しています。これはレースのなかでのアクシデントであり、私たちふたりにとってはバッドラックでした。今週はずっと好調で、全セッションのなかの最低が4位。トップライダーたちと同等のペースで走れていたのですから、ここまでの進化にはとても満足しています。チームとともに大きく成長しており、ここからまた着実に成果を積み重ねていきたいと思っています」

    ウィルコ・ズィーレンベルグ(チーム・マネジャー)
    「今週は非常に好調でしたが、最後は明暗を分ける結果になってしまいました。ファビオ(クアルタラロ)は不運なリタイア。一方のフランコ(モルビデリ)は素晴らしいレースをして成長を見せてくれました。ペースも戦略も非常に良かったので、最後にバレンティーノを追い詰められなかったことだけが少し残念です。ファビオのほうは、本来なら優勝争いに加わっていたはずですが、これがレースというもの。ときにこのようなことが起こり得るのです」

    ラズラン・ラザリ(チーム代表)
    「ハイペースの走りと見事なチームワークを見せてもらいました。フランコが自己ベストタイを獲得したことはとてもうれしく、これからもっと上を目指せると確信しています。その一方で、ウイークを通じて好調を維持していたファビオにとっては、不運なアクシデントが起きてしまい残念です」

    鷲見崇宏(MS開発部モトGPグループリーダー)
    「イギリスシルバーストンサーキットは高速コーナーが多く、過去からM1との相性良いサーキットです。昨年は路面の水はけの問題でレースキャンセルとなりましたが、今年は路面が全面リニューアルされ、さらにグリップが向上しました。金曜日の走り出しから全ヤマハライダーは良いペースをつかみ、ほとんどのセッションで上位につけることができており、勝利にむけた力強いレースを期待して臨みましたが、残念ながら一歩及びませんでした。ビニャーレス選手は、タイヤグリップの注意を払いながら、終盤でのペースアップをうまくマネージし、最後にトップに肉薄しましたが、ライバル達のスピードにわずかに及ばず3位。今週非常に好調だったロッシ選手は、スタート直後からリヤタイヤのグリップが足りない問題に直面し思うような攻めの走りができず、悔しい4位。モルビデリ選手はタイヤグリップ低下に苦慮しながらも粘り強く攻めて、本人ベストタイの5位を獲得。トップ争いを大いに期待していたクアルタラロ選手は、スタート直後で前走ライダーの挙動に反応した際に転倒、リタイヤと非常に残念結果。次のチャンスに期待をつなげたいと思います。結果を見れば、前戦レッドブルリンク同様の3/4/5位入賞とはなりましたが、ここは勝利への手応えを感じられていただけに、ライダー/チームともに悔しい気持ちが強いです。ライバルに敵わなかったポイントをきちんと分析し、今後の戦闘力アップへの糧にしていきます。引き続きご声援よろしくお願いします」

  • MotoGP | イギリスGP:アレックス・リンスが最終ラップで逆転勝利!

    MotoGP | イギリスGP:アレックス・リンスが最終ラップで逆転勝利!

    MotoGP 第12戦イギリスGPの決勝レースが8月25日(日)にシルバーストンで行われ、アレックス・リンス(スズキ)が優勝した。

    気温31度、路面温度44度のドライコンディションでスタートしたレースはオープニングラップから波乱。ファビオ・クアルタラロ(ヤマハSRT)が転倒し、そこにアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)が乗り上げるカタチでクラッシュ。ドビツィオーゾのマシンは炎上し、担架で運ばれたが、右腕を挙げてOKだと観客に示した。

    ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートしたマルク・マルケス(ホンダ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が2番手に続く。アレックス・リンスが好スタートを切ってオープニングラップを3番手で終え、その後ロッシを抜いて2番手に浮上する。

    その後、レースはマルク・マルケスとアレックス・リンスが後続を引き離してトップ争いを展開。何度かリンクが前に出るが、マルケスが抜き返す。しかし、最終ラップの最終コーナーでアレックス・リンスがマルク・マルケスのインを突き、わずか0.013秒前でチェッカーを受け、今季2勝目を挙げた。2位にはマルケス、3位にはマーベリック・ビニャーレスが続いた。

    順位 ライダー チーム マシン
    1 A・リンス Team SUZUKI ECSTAR Suzuki
    2 M・マルケス Repsol Honda Team Honda
    3 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha
    4 V・ロッシ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha
    5 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRT Yamaha
    6 C・クラッチロー LCR Honda Honda
    7 D・ペトルッチ Mission Winnow Ducati Ducati
    8 J・ミラー Alma Pramac Racing Ducati
    9 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory Racing KTM
    10 A・イアンノーネ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia
    11 F・バニャイア Alma Pramac Racing Ducati
    12 S・ギュントーリ Team SUZUKI ECSTAR Suzuki
    13 H・シャーリン Red Bull KTM Tech 3 KTM
    14 J・ロレンソ Repsol Honda Team Honda
    15 K・アブラハム Reale Avintia Racing Ducati
    16 T・ラバト Reale Avintia Racing Ducati
    17 中上貴晶 LCR Honda Honda
      A・エスパルガロ Aprilia Racing Team Gresini Aprilia
      M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3 KTM
      J・ザルコ Red Bull KTM Factory Racing KTM
      F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRT Yamaha
      A・ドビツィオーゾ Mission Winnow Ducati Ducati