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  • マックス・フェルスタッペン 「アルボンの起用は事前に知らされていた」

    マックス・フェルスタッペン 「アルボンの起用は事前に知らされていた」

    マックス・フェルスタッペンは、チームメイトがピエール・ガスリーからアレクサンダー・アルボンに代わることを事前に知っていたので、公式発表がなされたときも驚きはしなかったと明かす。

    今週末のF1ベルギーGPからレッドブル・ホンダのドライバーはピエール・ガスリーからアレクサンダー・アルボンに交代となり、ガスリーは昨年まで所属したトロロッソ・ホンダに戻る。

    この動きは、2020年に誰がマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めるかを評価するためとレッドブルは語っている。

    アレクサンダー・アルボンとピエール・ガスリーは公式発表の数時間前にその決定を知らされたことを明らかにしているが、マックス・フェルスタッペンは、夏休みに入る前にその計画について知っていたと明かす。

    「休暇前にシミュレーターに乗ったときに教えてもらっていた。だから、僕にとっては特に驚きではなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    また、マックス・フェルスタッペンは、自分のチームメイトが毒された聖杯であるとの考え方に反論。昨シーズン、ダニエル・リカルドはマックス・フェルスタッペンのナンバー1待遇に嫌気がさしてレッドブルを去り、ピエール・ガスリーはフェルスタッペンとの比較されるプレッシャーに押しつぶされた。

    「全員がベストを尽くしているよね? それについて他に何を言うべきかわからない」

  • アレクサンダー・アルボン インタビュー | レッドブル移籍の舞台裏

    アレクサンダー・アルボン インタビュー | レッドブル移籍の舞台裏

    アレクサンダー・アルボンが、レッドブル・ホンダへの昇格までの経緯や、残りのシーズン、今後への期待についてインタビューに答えた。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューしたばかりのアレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGP以降の9戦でピエール・ガスリーに代わってレッドブル・ホンダに移籍することになった。

    レッドブル・ホンダへの移籍を知らされた瞬間についてアレクサンダー・アルボンは「もちろん、かなり興奮したけど、まったくナーバスにならなかったと言ったら嘘になるね」と語る。

    「オーストラリアのヘルムート(マルコ/レッドブル モータースポーツアドバイザー)のオフィスから電話があった。来年や将来のプランについて話をすることになるだろうと思っていたけど、30分くらい話をした後、彼はその計画を僕に伝えた。まったくショックを受けなかったと言ったら嘘になる」

    ヘルムート・マルコとの電話語、すぐに新しいボスとなるクリスチャン・ホーナーが電話でレッドブル・ホンダへの昇格を確認し、いくつかアドバイスを提供したという。

    「彼は祝福してくれたし、僕たちはすべてがどのように進んでいくかについて話をした。そのあと、彼は僕に電話を切って、外部からのノイズを無視するように伝えてくれた。それは良いアドバイスだったね」とアレクサンダー・アルボンは語る。「そのあと、母親にニュースを伝えた。彼女はとても楽観的で、ずっとこうなること思っていたと言っていたね」

    アレクサンダー・アルボンは、父親のナイジェル・アルボンのおかげで今の自分がいると考えている。彼の父ナイジェルは、Renault Clio Cup に参戦したあと、1990年代初頭にBTCC(英国ツーリングカー選手権)のインディペンデント・カップでRenault 19をドライブし、その後も2005~2007シーズンの3シーズンに渡り、Porsche Carrera Cup Asiaに参戦していた。

    「5歳のときに父に初めてトラックに連れていってもらった。V10時代にシルバーストンに行った。物凄いノイズだったね。トラックに着いて、『これは何なんだろう?』と思ったのを覚えている。大好きだったし、夢中になった」

    アレクサンダー・アルボンは8歳で初めてカートを受け取り、すぐに恋に落ちたと語る。

    「放課後、毎日父にできるだけ運転させてほしいとねだっていた。僕たちが住んでいた場所の隣に空き地があって、彼はレンガをいくつか置いて8の字のトラックを作って、僕が走っているときにタイムを計ってくれた。そこが始まりだった」

    F1が夏休みに入った直後にレッドブル・ホンダ移籍を知らされたアレクサンダー・アルボンは、新チームでの役割への準備に集中するために予定を変更しなければならなかった。

    「夏休みはのんびりする予定だったんだ」とアレクサンダー・アルボンは冗談交じりに語る。

    「友人や家族とイタリアに行ってリラックスするつもりだったけど、電話を受けてそれをキャンセルして、最初の一週間は自宅でとにかく起こっていることを飲み込んでいた。そのあと、トレーニングキャンプのためにドライバーでもある友人とポルトガルに行った。あんなにドライビングに時間を費やしたのにシーズン中にフィットネスレベルがわずかに低下するのは奇妙なことだ。それを元に戻せてよかったよ」

    アレクサンダー・アルボンは、トロロッソ・ホンダでの時間は自分に良い土台を与えてくれたと語る。

    「2つの際立った瞬間があった。1つ目は中国だった。僕の3回目のレースだったけど、FP3で大きなクラッシュを喫して、予選を逃してしまっいピットレーンからスタートしなければならなかった。10位でフィニッシュできたのは本当にうまく挽回できたと思う。2つ目はホッケンハイムだね。チームとして1台が表彰台を獲得し、僕は6位でフィニッシュした。レースでは3番目と4番目に走っていた。ウェットは初めてだったし、本当にエキサイティングだった。とてもクールだったし、ルイス(ハミルトン)と戦っていた。あまり意味はなかったけど、最終的に戦うことになったし、良い経験になった」

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダへの移籍は将来のために正しい方向性への一歩だと感じているが、浮足立ってはいないと語る。

    「ファクトリーに行くと、雰囲気があるし、それを無視することはできない」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「自分を証明し、このチームの一員になるチャンスだ。それについて考えるだけで笑顔になる。12ヶ月前、僕はF1のシートのために戦っていた。12月にトロロッソから電話があり、今僕はここにいる。私のアプローチは変わっていないし、まだF1の新しい環境に慣れているところだ。ゼロからスタートするわけではないけど、クルマをどのようなものを運転するか、チームがどのように仕事をしているかなど、すべてを学ぶ必要がある。トロロッソから持っていけるパーツはあるけど、他のパーツは新しいからね」

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンという新しいチームメイトを迎えることになる。アルボンは経験豊富なフェルスタッペンから多くのことを学べると考えている。

    「僕たちはかつてカートで互いに競い合っていた。競い合っていたのは1年間だけだったと思う。僕はその段階でカートの最終年だったし、僕たちは一年中戦っていた。マックスはテーブルに多くのものをもたらす。誰もが彼がどれだけ速いかは知っているけど、彼はそこに着くために一生懸命に頑張っている。チームへの彼のフィードバック、彼がスタッフとどのようにコミニュケーションをとっているかを聞くのは興味深いことだ。それはチームの仕組みを学ぶのにも役立つ。特にスパではたくさん聞いて観察していくつもりだ」

    F1ベルギーGPは、アレクサンダー・アルボンが、レッドブル・ホンダ RB15を試す最初の機会になる。

    「F1キャリアの早い段階でレースに勝てるマシンを運転する機会を得らえるドライバーは多くないし、レッドブルで走るのは素晴らしい機会だ。以前のマシンと比べてどのような感じか確かめたいと思っている」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「スパのコースは大好きだ。コンディションは複雑になるかもしれない。でも、変な意味で僕はそれを望んでいる。再びドイツのようなレースになっても構わない。本当に赤ちゃんのようなステップになる。ブロックを組み立てて、仕事をしていくだけだ。そこから先のことに集中する必要がある。各セッションをきちんと行い、それが各レースで僕たちをどこへ導くのかを見ていくつもりだ」

    アレクサンダー・アルボンは、今シーズンの残りのレースは学習曲線になると主張しつつも、彼の目にはまだ競争のきらめきが残っている。

    「段階的なプロセスであることはわかっている。とにかく、FP1、FP2、FP3、予選だし、今年の残りもそんな感じになるだろう。すぐにパフォーマンスを発揮することはできないかもしれないけど・・・結果を出したいと思っている。集中しているし、後半戦に可能な限り強くなる準備はできている。僕はF1では新人だし、誰よりもそれをよくわっているので、可能な限り準備することが重要だ!」

    関連:2019年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1、ベルギーGPでアルボンとクビアトに“スペック4”を投入

    ホンダF1、ベルギーGPでアルボンとクビアトに“スペック4”を投入

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1ベルギーGPでアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)の2台に“スペック4”版パワーユニットを投入することを明らかにした。

    今年、ホンダは2回のエンジンアップグレードを実施。フランスGPで投入した“スペック3”はハイパワーモードをより長く作動させる耐久性を身に着けており、F1オーストリアGPでの復帰後初勝利、F1ドイツGPでの2勝目、そして、F1ハンガリーGPでのポールポジションへとつながった。

    ホンダは次のアップグレードである“スペック4”エンジンが準備できていることを示唆しており、その投入のタイミングが注目を集めていたが、F1ベルギーGPに向けてアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)とダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)の2台に投入することを田辺豊治は明かした。

    「2週間のF1サマーブレイクを終え、いよいよ後半戦の戦いが始まります。また、欧州ラウンドも、後半戦の幕開けベルギーGPと続くイタリアGPの2戦を残すのみとなってしまいました。シーズン開始から中盤戦に向けて我々のパフォーマンスが向上し、 コンペティティブなレースを展開することができました。 ここからさらにパフォーマンスを向上させ、両チームともいい流れを維持して後半戦も戦っていきたいと思います」と田辺豊治はコメント。

    「今回の舞台となるスパ・フランコルシャンはカレンダーの中でも全開率が高くオールージュを駆け上がる長いストレートが特徴のサーキットです。 森の中に設置された7kmにもおよぶ全長とアップダウンに富むコースレイアウトが魅力です」

    「今回は、パフォーマンスと信頼性両面で向上を図った新仕様のPU、スペック4をAston Martin Red Bull Racingのアルボン選手と、Red Bull Toro Rosso Hondaのクビアト選手に、金曜日より投入する予定です。新PU投入でグリッド降格ペナルティーの対象となりますが、パフォーマンスの改善により今後さらに上位を争う位置でレースができればと思っています」

    「なお、今回からガスリー選手とアルボン選手がチームを変わりますが、両ドライバーが新たなステージにおいてもベストな結果を残せるように今まで同様、我々も全力でサポートを続けます。レギュレーションに従い、これまでのレッドブルでのガスリー選手のPU使用基数をアルボン選手が引き継ぎ、逆にトロロッソでのアルボン選手の使用基数をガスリー選手が引き継ぐかたちになります」

    今回のスペック4投入によって、アレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトはエンジン交換によるペナルティによってグリッド後方からスタートすることになる。

    ホンダのスペック4のF1エンジンは25馬力アップを果たし、予選モードでメルセデスやフェラーリと匹敵するとも噂されている。

    関連:2019年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • アレクサンダー・アルボン、レッドブルでのデビュー戦でグリッド降格

    アレクサンダー・アルボン、レッドブルでのデビュー戦でグリッド降格

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダでのデビュー戦となるF1ベルギーGPでホンダの“スペック4”エンジンの投入によるエンジンペナルティによってグリッド後方からの戦うことになった。

    アレクサンダー・アルボンは、ピエール・ガスリーに代わって今週末のF1ベルギーGPからレッドブル・ホンダのドライバーを務める。F1レギュレーションでは、アレクサンダー・アルボンは前半戦に獲得した12ポイントを維持するが、ピエール・ガスリーのRB15のPU使用基数を引き継ぐことになる。

    ホンダは、F1ベルギーGPでアレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトの2台に“スペック4”を投入することを発表。前半戦でピエール・ガスリーは今季のパワーユニットコンポーネント使用数の上限に達していたため、今回のエンジン交換で15グリッド以上の降格ペナルティを受けると考えられ、アルボンはレッドブル・ホンダでのデビュー戦をグリッド後方からスタートすることになる。

    「今回は、パフォーマンスと信頼性両面で向上を図った新仕様のPU、スペック4をAston Martin Red Bull Racingのアルボン選手と、Red Bull Toro Rosso Hondaのクビアト選手に、金曜日より投入する予定です。新PU投入でグリッド降格ペナルティーの対象となりますが、パフォーマンスの改善により今後さらに上位を争う位置でレースができればと思っています」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はコメント。

    「なお、今回からガスリー選手とアルボン選手がチームを変わりますが、両ドライバーが新たなステージにおいてもベストな結果を残せるように今まで同様、我々も全力でサポートを続けます。レギュレーションに従い、これまでのレッドブルでのガスリー選手のPU使用基数をアルボン選手が引き継ぎ、逆にトロロッソでのアルボン選手の使用基数をガスリー選手が引き継ぐかたちになります」

    関連:2019年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • アレクサンダー・アルボン 「レッドブル・ホンダ加入は大きな一歩」

    アレクサンダー・アルボン 「レッドブル・ホンダ加入は大きな一歩」

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダでの初レースとなるF1ベルギーGPにむけての意気込みを語った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、今週末の第13戦ベルギーGPからピエール・ガスリーに代わってトップチームのレッドブル・ホンダのドライバーを務めることになった。

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダで走ることは大きなステップであり、移籍について大きな注目を集めることはわかっているが、とにかく自分の仕事に集中していくことが重要だと語った。

    「F1キャリアの早い段階でレースに勝てるマシンを運転する機会を得らえるドライバーは多くないし、レッドブルで走るのは素晴らしい機会だ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「大きな一歩であり、大きな違いだ。それにファクトリーは僕の家からかなり近いので便利だ! マシンの実力はわかっているし、今年マックスが成し遂下てきたことを目にしてきた。以前と比べてどのような感じか確かめたいと思っている。でも、同時に今週末はそのクルマでの初走行だということはわかっているし、僕はまだドライバーとして学び、改善しているところだ。自分には間違いなくもっとポテンシャルがあると思っている」

    「主な違いのひとつは移籍に伴うノイズと注目だということはわかっているけど、堅実で現実的だ。スパでやらなければならない仕事に集中するだけだし、多くのことに耳を傾けて、観察していくつもりだ」

    「トラックはクールだし、全員が大好きなトラックだと思う。ドライバーズトラックであるのは間違いないし、速くて、あまりランオフエリアは多くない。ある意味で自分が限界に使づいていることを感じられる古き良きドライビング感覚に戻るような感じだ。ミスをすればウオールにクラッシュしていまう。それがドライバーが切望していることだ」

    「スパは僕にとってそれほど成功していないトラックだけど、去年のF2では表彰台を獲得しているので、それでも悪くはない。それに、天候がどうなるかは決してわからない」

    「シミュレーターでできるだけの準備はしてきたし、あとはチームとの手順的なことを経験して、全員のことを知ることが重要だ。そこはうまくいくはずだ!」

    「これは大きな一歩だけど、以前にもこのような大ジャンプは経験して、チャンスを掴んできたと感じている。そこについては心配していない。集中しているし、シーズン後半戦にできる限り強くなる準備はできている」

  • レッドブル・ホンダ、アレクサンダー・アルボン仕様のRB15を公開

    レッドブル・ホンダ、アレクサンダー・アルボン仕様のRB15を公開

    レッドブル・ホンダは、F1ベルギーGPからドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンのカーナンバー“23”が入ったRB15を公開した。

    レッドブルは、夏休み直前の8月12月(月)にF1ベルギーGPから成績不振のピエール・ガスリーに代えて、アレクサンダー・アルボンを起用することを発表。最終戦までレッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めることが決定した。

    マックス・フェルスタッペンは2016シーズン途中にダニール・クビアトと入れ替わる形でレッドブル・レーシングに加入しており、アルボンもフェルスタッペンと同じ道を辿ることになる。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、序盤の12戦でチームメイトのダニール・クビアトに引けを取らないパフォーマンスを発揮。8月26日(月)にレッドブルの本社を訪れ、今週末のF1ベルギーGPから新たな愛車となるRB15でシート合わせを行った。

    レッドブル・ホンダは、新たにカーナンバー23が掲載されたアレクサンダー・アルボン仕様のRB15の画像を公開した。伝統の舞台、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催される第13戦ベルギーGPでアルボンは今シーズンすでに2勝を挙げているレッドブル・ホンダRB15のステアリングを初めて握る。

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    F1史上2人目のタイ国籍ドライバー
    ロンドン生まれのアルボンはタイ出身の母親と英国人の父親を持つ。過去に世界最高峰のモータースポーツを戦ったタイ国籍ドライバーを見つけるには、タイムマシンに乗って1950年代まで遡らなければならない。アルボンよりも前にF1へ出走した唯一のタイ人ドライバーは、ビーラポンパーヌデート=パーヌパン親王だ。モータースポーツ界では「プリンス・ビラ」として知られるこのタイ王族は1950シーズンから1954シーズンにかけて計19戦に出走。ベストリザルトは1954シーズン フランスGP決勝4位だ。

    父ナイジェルは1990年代のBTCCで活躍した元レーシングドライバー
    長年に渡りBTCC(英国ツーリングカー選手権)は高い人気を誇る英国の “ハコ車” レースシリーズで、ごく普通のセダンが徹底的にチューンアップされ、多少の接触など構わずにコンペティティブなバトルを展開している。1990年代のBTCCは英国以外の自動車メーカーも多額の予算を投入するほど活況かつ非常にコンペティティブだったことで知られているが、この時期に活躍していたドライバーのひとりがアルボンの父ナイジェルで、プライベーターとしてルノー19をドライブした1994シーズンの活躍がとみに有名だ。ナイジェルはルノー・クリオ・カップをはじめとするハイレベルなレースシリーズに多数参戦し、2005シーズンから2007シーズンにかけてはポルシェ・カレラ・カップ・アジアにも参戦した。

    GP3時代のチームメイトは現フェラーリのシャルル・ルクレール
    2019シーズンのイギリスGPとオーストリアGPでは未来のF1スター2人(レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレール)が幾度となくホイール・トゥ・ホイールの劇的バトルを展開したが、このバトルへの参戦を狙うアルボンはルクレールの手の内を知っている。2016シーズンのアルボンはARTでルクレールのチームメイトとしてGP3を戦い、ルクレールに次ぐ総合2位を獲得しているのだ。また、年間勝利数ではルクレールを上回っている(アルボン4勝・ルクレール3勝)。F1でもアルボン vs. ルクレールの優勝争いが見られるだろうか?

    2019シーズン第12戦までのベストリザルトは6位
    スクーデリア・トロ・ロッソでダニール・クビアトのチームメイトとしてF1デビューシーズンを迎えたアルボンは、F1経験の少なさとは裏腹に素晴らしいスピードと成熟度で好印象を残してきた。これまでリタイアを喫したのはカナダGPのみで、デビュー2戦目のバーレーンGPで早くも初ポイント(9位)を獲得したアルボンは通算12レースで入賞5回を記録している。これまでのアルボンの文句なしのハイライトが、雨で大荒れとなったドイツGPだ。マックス・フェルスタッペンがセンセーショナルな勝利を飾り、クビアトが久々の表彰台を獲得したこのレースでアルボンは6位入賞を果たし、レッドブル・レーシング・ファミリーに最高の1日をプレゼントした。

  • アレクサンダー・アルボン 「レッドブルを恨んだことはなかった」

    アレクサンダー・アルボン 「レッドブルを恨んだことはなかった」

    アレクサンダー・アルボンは、2012年にレッドブルが自分をジュニア・プログラムから外したときも、決して恨むことはなかったと語る。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代わってレッドブル・ホンダに昇格し、マックス・フェルスタッペンと後半戦を戦うことが決定している。

    2008年に弱冠12歳でレッドブル・ジュニアチームに抜擢されたアルボンは、2012シーズンにスペインのチームEPICからユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0シリーズに参戦した。総合38位と低迷し、レッドブル・ジュニアチームプログラムから脱落した。

    しかし、そこから自力でキャリアを再形成し、2018年のF2選手権をジョージ・ラッセル、ランド・ノリスに続いて3位で終え、再びレッドブル・ファミリーに戻ってきた。今では2020年のレッドブル・ホンダの最有力候補となっている。

    2012年にプログラムを外されたときにレッドブルに恨みはなかったかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「当時、僕はあまりいい走りができていなかったし、僕を継続する理由はなかった。だから、まったくそんなことはないよ」とコメント。

    「僕がたくさんのことを驚かせているのは素晴らしい気分だ。そういった意味では、自分がサプライズではないことを望んでいるよ! でも、人々が喜んでくれているのは素晴らしいことだ」

  • ホンダF1 「ガスリーとアルボンの交代はメール一通で知らされただけ」

    ホンダF1 「ガスリーとアルボンの交代はメール一通で知らされただけ」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンを交代するという決定はメール一通で知らされただけだと明かした。

    レッドブルは、夏休み直前の8月12月(月)にF1ベルギーGPから成績不振のピエール・ガスリーに代えて、アレクサンダー・アルボンを起用することを発表。ピエール・ガスリーはトロロッソ・ホンダへと出戻ることになった。

    山本雅史は、基本的にドライバー決定はレッドブル側が決めることであり、メール一通で知らされただけだと語った。

    「正直申しますと、夏休みだったものですから、夏休みの入った日にメールが一通送られてきて、夏休みに発表するよと。ホンダというよりは、これはコンストラクターがドライバーを最終決定していくものなので、連絡はリリースが出る直前に来て、お休みだったということで話し合いも特になく、僕もちょっと正直驚いているという感じですね」と山本雅史はコメント。

    「レースがあったタイミングですと、クリスチャン(ホーナー)だったり、フランツ・トストだったり、(ヘルムート)マルコさんだったりが、直接話をして、いろいろ『どう思う?』とか意見をホンダにも聞いてくれるんですけど、今回夏休みだったということで、本当にメール一通きて、『リリースを出すよ、よろしく』っていうぐらいのものでした。基本的にはコンストラクターが決めることですからね」

  • アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダ RB15でシート合わせ

    アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダ RB15でシート合わせ

    レッドブル・ホンダのドライバーに抜擢されたアレクサンダー・アルボンは、8月26日(月)にレッドブルの本社を訪れ、今週末のF1ベルギーGPから新たな愛車となるRB15でシート合わせを行った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、序盤の12戦でチームメイトのダニール・クビアトに引けを取らないパフォーマンスを発揮。成績不振のピエール・ガスリーに代わって、残りのレースでレッドブル・ホンダのドライバーを務めることになった。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがトップチームのプレッシャーのなかでパフォーマンスを発揮できると楽観視していると語る。

    「アルボンが第2のガスリーになるとは思っていない。アルボンを起用したとき、我々は彼が実際にレース毎に示しているスピードを持っているとは思っていなかった。来年、誰がフェルスタッペンのチームメイトになるかはわからないし、アルボンには、この9戦でプレッシャーなく、パフォーマンスを発揮して成長する機会が与えられる」とヘルムート・マルコはコメント。

    また、ダニール・クビアトではなく、アレクサンダー・アルボンを起用した理由について「アルボンの方が最適だと考えたからだ」とコメント。

    「クビアトがどれくらい速いかはわかっているし、彼はより完成されたドライバーになったと言うことができる。だが、すべての要素を考慮した上で、我々はアレックスを選んだ」

    レッドブル・ホンダは、コンストラクターズ選手権2位のフェラーリに44ポイント差まで迫っており、新たなドライバー体制で逆転を目指す。

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  • アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダのスーツ姿が解禁

    アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダのスーツ姿が解禁

    アレクサンダー・アルボンのレッドブル・ホンダのレーシングスーツを着用した画像が解禁された。

    レッドブル・ホンダは8月12日(月)、夏休み明けのF1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代えてアレクサンダー・アルボンを起用することを発表。F1マシンで初走行を行ってからわずか6か月での大抜擢となった。

    9月1日(日)のF1ベルギーGPに先駆けて、F1公式サイトはドライバー画像を更新。レッドブル・ホンダのドライバーとして同チームのレーシングスーツを着用したアレクサンダー・アルボンの画像が解禁された。

    レッドブル・ホンダへの昇格についてアレクサンダー・アルボンは「僕を信じてくれたこと、そして、これを可能にしてくれたことには感謝してもし切れない。深いところへの大ジャンプになるけど、僕は水泳パンツを履いているよ!」とコメント。

    「トロロッソのすべてのメンバー、特にフランス・トスト(チーム代表)には心から感謝している。F1で素晴らしいチャンスを与えてくれたこと、そして、終わりのないサポートに感謝している」

    アレクサンダー・アルボンの画像と同様に、トロロッソ・ホンダへ降格することになったピエール・ガスリーも今季のレーシングスーツを着用した画像に変更されている。

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)