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  • F1アブダビGP フリー走行1回目 展開:ノリス最速発進、平川亮11番手快走

    F1アブダビGP フリー走行1回目 展開:ノリス最速発進、平川亮11番手快走

    最終戦アブダビGPのフリー走行1回目は、9名のルーキードライバーが同時投入される特異なセッションとなり、ピットレーンは序盤から混雑。昼間の高温かつダスティな路面という非代表的コンディションの中で、各チームはセットアップの方向性を探りながら慎重にプログラムを進めた。そんな中でランド・ノリスが僅差のトップタイムを記録し、タイトル最終決戦に向けて好発進を切った。フェルスタッペンは挙動への違和感を訴えながらも0.008秒差の2番手。9名のルーキー勢では平川亮が11番手と最上位につけ、最終戦の初日から存在感を示した。

    ■ 序盤:9名のルーキー投入でピット出口が混雑。各車はシステムチェック中心の静かな立ち上がり
    最終戦のFP1は砂が残るダスティな路面で始まり、各車はまずERSやブレーキバランスの確認など初期チェックを中心に走行を進めた。今回は9名のルーキー枠ドライバーが同時投入されたため、序盤のピットレーンは例年以上に混雑。上位勢も本格的なタイムアタックには入らず、走行データの取得を優先する“準備段階”のセッションとして静かにスタートした。

    ■ 中盤:路面が改善しタイムが動き始める。挙動に違和感を訴えるフェルスタッペン
    路面ラバーが乗り始めると上位勢のタイムが動き始め、フェルスタッペンがまず1分27秒台へ。だが無線では「壊れているかもしれない」「今は全部おかしい」と不満を連発し、挙動への違和感が収まらない様子が見られた。一方、ノリス、アントネッリ、サインツらも各自のプログラムを消化しつつタイムを詰め、中団から上位まで順位が頻繁に入れ替わる状態が続いた。

    ■ ルーキー9名が揃って走行:平川亮が11番手で“最上位”を記録
    このFP1で走行したルーキー枠9名は以下の通り(順位・周回数)。
    ・11位 平川亮(ハース)28周
    ・13位 ポール・アロン(アルピーヌ)27周
    ・14位 パトリシオ・オワード(マクラーレン)28周
    ・15位 アービッド・リンドブラッド(レッドブル)26周
    ・16位 岩佐歩夢(レーシングブルズ)27周
    ・17位 ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)30周
    ・18位 アーサー・ルクレール(フェラーリ)18周
    ・19位 ジャック・クロフォード(アストンマーティン)24周
    ・20位 シアン・シールズ(アストンマーティン)22周
    特に平川亮の11番手(28周)はセッション全体でも目立つ結果で、ハースの初日作業を確実に前進させた。ブラウニングは30周の最多周回を記録し、リンドブラッドはF1初日のプログラムを安定して遂行。岩佐のペースも良好で、レーシングブルズのデータ収集にしっかり貢献した。一方でアーサー・ルクレールはスピンもあり18周と少なめで、セットアップ作業に苦戦した。

    ■ 終盤:ノリスがフェルスタッペンを0.008秒差で逆転。ルクレールは“ゼログリップ”を嘆く
    路面改善を受けて終盤にソフトが投入されると、ノリスが1分24秒485を記録しトップへ浮上。フェルスタッペンは0.008秒差、ルクレールも0.016秒差と三強が横並びの接戦になった。一方でルクレールはロングランで「ゼログリップ」「我々は遅すぎる」と悲観的な無線を出しており、フェラーリは手応え不足が解消できないまま初日を終えた。

    ■ FP1総括:ノリスが首位発進も、本当の勝負はFP2以降へ
    FP1は昼間の非代表的コンディションで行われたため、ここでの順位が決勝ペースを反映しているわけではない。とはいえタイトルを争う3人は揃って上位に入り、ノリスは“週末を通して走れる優位性”を最大限に活かして好発進。フェルスタッペンは挙動不安を抱えながらも上位につけ、ルクレールは速さの片鱗を見せつつも安定性を欠いた。実力差が明確になるのは、日没後のコンディションで行われるFP2以降となる。

    ■ F1 アブダビGP フリー走行1回目 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分24秒485
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分24秒493
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分24秒501
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分24秒608
    5.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分24秒629
    6.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分24秒733
    7.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分24秒742
    8.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分24秒759
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分24秒771
    10.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒855
    11.平川亮(ハース) – 1分24秒934
    12.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分24秒977
    13.ポール・アロン(アルピーヌ) – 1分25秒204
    14.パトリシオ・オワード(マクラーレン) – 1分25秒246
    15.アービッド・リンドブラッド(レッドブル) – 1分25秒256
    16.岩佐歩夢(レーシングブルズ) – 1分25秒360
    17.ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ) – 1分25秒475
    18.アーサー・ルクレール(フェラーリ) – 1分25秒490
    19.ジャック・クロフォード(アストンマーティン) – 1分25秒889
    20.シアン・シールズ(アストンマーティン) – 1分26秒432

  • F1アブダビGP:ヤス・マリーナ・サーキット&タイヤ解説

    F1アブダビGP:ヤス・マリーナ・サーキット&タイヤ解説

    2025年F1 アブダビGPが、12月5日(金)~12月7日(日)の3日間にわたってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのタイヤについて解説した。

    今季最後のグランプリとなるアブダビは、2022年から使用されてきたタイヤサイズがF1レース週末に登場する最後の場にもなる。

    アブダビで迎える“未来のF1”への第一歩
    来季からは18インチのリム径を維持しつつ、技術規則の大刷新により開発された新世代マシンに合わせて、タイヤはわずかにスリムになる。

    グランプリ翌週の火曜日(12月9日)には、ヤス・マリーナ・サーキットでテストが行われ、レースドライバーたちが2026年仕様のタイヤに合わせて改造されたミュールカーを走らせる(「キーワード」の段落参照)。

    その前に、2025年世界選手権最後の表彰台で祝福の時を迎える。ドライバーたちは特別仕様の名高いピレリキャップを着用する予定だ。ピレリ・デザインがデザイナーのデニス・デコヴィックとともに制作した「アブダビ・ポディウム・キャップ」は砂漠の砂丘を思わせるベージュ色で、専用のECサイト(https://store.pirelli.com)で購入できる。

    アブダビGP

    コンパウンド
    今季最終戦アブダビでも、ピレリはこれまで通りC3、C4、C5のコンパウンドを選択している。歴史的にヤス・マリーナではタイヤの“グレイニング”が見られるが、昨年以降この現象は比較的限定的となっており、現在のタイヤの耐性向上によって、通常は予選でしか使われないソフトでもレース戦略の核になり得るほどだ。このサーキットではデグラデーションは熱起因で、特に最終セクターで求められるトラクションのためリアタイヤに表れやすい。

    アブダビグランプリ

    2024年
    昨年のヤス・マリーナでは、19人のドライバーがミディアムでスタートし、唯一の例外はハードを選んだハミルトンだった。最速はワンストップで、2スティント目にハードを使用する戦略だった。トップ10フィニッシャーの中で、2回ピットに入ったのはアロンソのみ。最速ラップを狙う目的だけでソフトを履いたドライバーは1人だけだった。グレイニングとデグラデーションはいずれも限定的で、レース中盤前にピットに入ったドライバーでも、問題なく2スティントで走り切ることができた。

    アブダビGP F1

    サーキット
    ヤス・マリーナはこれまでに13回、F1シーズン最終戦を開催している。現代的で最先端の設備を持つこのサーキットは、全長5.281km、16のコーナーで構成される。長年ポストシーズンテストの会場となっているため、ドライバーにとっては馴染み深い。ヘルマン・ティルケが設計し、4年前に改修され、わずかに短くなった一方で高速化し、よりスムーズなレイアウトになったことで、特に低速のターン5とターン6の間にある1.2kmのストレートではオーバーテイクの機会が増えている。

    ターン10、11、12のセクションも興味深く、ドライバーは激しいブレーキングを行うため、マシンに大きな横荷重がかかる。路面はイングランドから輸入された骨材で舗装され、摩耗とグリップは中程度。ターン1からターン4までは今年、凹凸をならすために再舗装された。ナイトレース全般に見られるように、初回セッションから最終セッションにかけて気温が大きく低下する。走行時間帯によって路面コンディションが変化し、F1サポートレース(フォーミュラ2など)による“ラバーの乗り方”の影響も受ける。

    2025年のF1世界選手権 アブダビGP

    キーワード:ポストシーズンテスト
    12月9日火曜日、全チームがピレリ主催のグループテストに参加し、09:00〜18:00の間で走行を行う。各チームは1名のレースドライバーを起用し、翌年のマシン特性をシミュレートするよう改造されたミュールカーを走らせ、2026年仕様のタイヤをテストする。

    チームにはC2が1セット、C3・C4・C5がそれぞれ3セット、雨天時用としてインターミディエイトが1セット支給される。2026年仕様のC1とフルウェットはヤス・マリーナでは使用されない。

    同日、各チームは「ヤングドライバー」(2戦以上のF1出走経験を持たないドライバー)を2025年型マシンに乗せて走行させる。こちらには2025年タイヤが支給され、C3とC5が各2セット、C4が4セット、雨天用にインターミディエイトとフルウェットが1セットずつ与えられる。

    今回テストされる2026年仕様タイヤには、来季シーズンを通して使用される新しいサイドウォールグラフィックが施される。また、硬さを示す従来のカラーリングは維持され、アブダビではC2には括弧が付けられず、C3と区別しやすくしている。

    2025年のF1世界選手権 アブダビグランプリ

    統計コーナー
    今年でヤス・マリーナ・サーキットがアブダビGPを開催するのは17年連続となる。初開催は2009年で、優勝者はセバスチャン・ベッテルだった。UAEで最も多く勝利しているドライバーはルイス・ハミルトンで、5勝と5回のポールポジションを記録。マックス・フェルスタッペンは現在4勝で、今年その記録に並ぶ可能性がある。

    フェルスタッペンが所属するレッドブル・レーシングは通算7勝で最多。メルセデスはそれに1勝差で続く。2021年のアブダビでは、フェルスタッペンが初のドライバーズタイトルを獲得した同じ日に、メルセデスが8度目のコンストラクターズタイトルを確保している。

  • F1アブダビGP:岩佐歩夢や平川亮など9名のルーキーがFP1で走行

    F1アブダビGP:岩佐歩夢や平川亮など9名のルーキーがFP1で走行

    今週金曜のアブダビGPフリー走行1回目(FP1)では、合計9名のルーキードライバーが走行する。マクラーレン、フェラーリ、レッドブル、ウィリアムズ、レーシングブルズ、ハース、アストンマーティン、アルピーヌがFP1でラインナップ変更を実施する。

    F1の規定では、フルタイムドライバーは2025年シーズンを通して2回、ルーキー(グランプリ出走が2回以下の者)にシートを譲ることが義務付けられており、これは昨年の1回から増加している。

    ヤス・マリーナ・サーキットは、来週のテストを前にしたこの種の走行機会として以前から人気があり、シーズン最終戦の週末としてもよく選ばれてきた。では、今週金曜に走るのは誰なのか?

    ■ パト・オワード – マクラーレン
    パト・オワード - マクラーレン / アブダビグランプリ
    マクラーレンのリザーブドライバーであるパト・オワードは、今季2回目となる走行機会を得る。

    メキシコ人ドライバーのオワードは、夏の終わりに終了した2025年NTTインディカー・シリーズでアロー・マクラーレンからランキング2位となっており、母国メキシコシティで行われたFP1ですでにMCL39をドライブし、13番手でセッションを終えている。

    26歳のオワードは金曜に特別な注目を浴びることになる。今回はオスカー・ピアストリのマシンをドライブするためで、オーストラリア人のピアストリは今週末のアブダビで自身初の世界タイトルを争う立場にある。

    ■ アーサー・ルクレール – フェラーリ
    アーサー・ルクレール スクーデリア・フェラーリ / アブダビグランプリ
    アーサー・ルクレールは再び兄シャルルとともにアブダビGPのフリー走行1回目に参加し、ルイス・ハミルトンのマシンを1時間のセッションで引き継ぐ。

    ルクレール兄弟は12か月前の同セッションで、チームメイトとして同時に走行した初の兄弟というF1史を作った。

    アーサー・ルクレールはハミルトンのSF-25をドライブし、今季フェラーリに課されたルーキー起用義務の最終枠を果たす。モナコ出身の彼は過去2年間、スクーデリアのデベロップメントドライバーを務めてきた。

    ■ アービッド・リンドブラッド – レッドブル
    アービッド・リンドブラッド レッドブル・レーシング / アブダビグランプリ
    2026年にレーシングブルズから参戦することが確定しているアービッド・リンドブラッドは、今季最後にレッドブルのF1マシンを再び走らせる。

    F2で今季2勝を挙げ、最終戦を前にランキング6位につけるイギリス人ドライバーは、すでに2度RB21をドライブしている。

    18歳のリンドブラッドはシルバーストーンとメキシコシティで同マシンを走らせており、今回も角田裕毅が離れるマシンを1時間のオープニングセッションで引き継ぐ。

    ■ ルーク・ブラウニング – ウィリアムズ
    ルーク・ブラウニング ウィリアムズ・レーシング / アブダビグランプリ
    アレクサンダー・アルボンは、アブダビGP週末のフリー走行1回目で自身のFW47をルーク・ブラウニングに託す。

    23歳のブラウニングにとってこれが4回目のFP1出走で、今年はこれまでバーレーンとメキシコシティ、また2024年のアブダビ最終戦でも走行している。

    リンドブラッド同様、ブラウニングも現在F2に参戦しており、ドライバーズランキング4位につけている。

    ■ 岩佐歩夢 – レーシングブルズ
    岩佐歩夢 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム / アブダビグランプリ
    リアム・ローソンに代わり、日本人ドライバーの岩佐歩夢がレーシングブルズから走行する。

    岩佐はこれが5回目のフリー走行1回目出走となり、今年はバーレーンでレッドブル、そしてレーシングブルズとしてメキシコシティで走行している。昨年もRB時代の同チームで2回出走している。

    岩佐は今年、日本のスーパーフォーミュラに参戦し、最終戦鈴鹿での優勝によってタイトルを獲得した。

    ■ 平川亮 – ハース
    平川亮 ハースF1チーム / アブダビグランプリ
    ハースではエステバン・オコンがFP1を欠場し、リザーブドライバーの平川亮が今季5回目の走行を行う。

    平川はシーズン序盤にアルピーヌの一員としてスタートし、鈴鹿で同チームのFP1を走行していたが、4月にハースへ加入した。

    その後、平川はバーレーン、バルセロナ、メキシコシティでアメリカチームのFP1に参加してきた。

    ■ ジャック・クロフォード – アストンマーティン
    ジャック・クロフォード アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム / アブダビグランプリ
    アストンマーティン・ヤングドライバーのジャック・クロフォードは、今回もフリー走行1回目に登場する。今年すでにF1デビューを果たした後、再びチームからの起用となる。

    クロフォードはランス・ストロールのAMR25を再びドライブする予定で、メキシコシティでもカナダ人ドライバーのマシンを担当している。

    アメリカ人ドライバーのクロフォードは、2025年のF2シーズンでこれまでに4勝を挙げており、週末の最終2レースを前にランキング2位となっている。

    ■ シアン・シールズ – アストンマーティン
    シアン・シールズ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム / アブダビグランプリ
    シアン・シールズは、アブダビGPのフリー走行1回目でアストンマーティンからF1デビューを果たす。

    スコットランド出身のシールズは金曜の1時間セッションでフェルナンド・アロンソのマシンを担当し、アストンマーティンはアブダビで唯一2人のルーキーを起用するチームとなる。

    シールズは今年AIXレーシングからF2に初参戦しており、最高位は12位となっている。

    ■ ポール・アロン – アルピーヌ
    ポール・アロン - アルピーヌF1チーム / アブダビグランプリ
    最後に、ポール・アロンがアブダビのフリー走行1回目でアルピーヌA525をドライブする。

    エストニア出身のアロンは昨年F2選手権で3位となっており、今回もピエール・ガスリーのマシンを担当する。

    21歳のアロンは今年5回目のFP1出走となり、すでにザウバーからシルバーストーンとハンガロリンクで走り、さらにアルピーヌからモンツァとメキシコシティでも走行している。

  • マクラーレン F1アブダビGPに挑む“ファン発案”特別リバリーを披露

    マクラーレン F1アブダビGPに挑む“ファン発案”特別リバリーを披露

    マクラーレンは、今週末のアブダビGPに向けて、シーズン最終戦を彩る特別デザインのリバリーを公開した。

    チームのパートナーであるBAT傘下ブランド「VELO」とともに展開する“Live Your Fandom”キャンペーンの一環として制作され、世界中のマクラーレンファンの情熱と創造性、そしてコミュニティの結束を象徴する仕上がりとなっている。

    今回の特別リバリーは、9名のマクラーレンファンとの共同制作によって誕生した。ファンたちが持ち寄った“忘れられない記憶”や、マクラーレンのレガシーにまつわる象徴をモチーフに、アイコンが車体アートとして組み込まれている。レーススーツ、パドックスクリーン、ガレージウォールなど、最終戦の週末を通じてチームのさまざまな要素にこのアートワークが反映される。

    マクラーレン F1 アブダビグランプリ

    ファンとの共同制作プロジェクトがついに結実
    選出されたファンたちは、今年マクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を訪問し、CEOザク・ブラウンやランド・ノリスとの交流を含む特別な舞台裏体験に参加。その後、完成したリバリーを事前にチェックし、アブダビでの初披露を迎えることとなった。2025年シーズンのラストを飾るにふさわしいプロジェクトだ。

    「ファンこそが我々の原動力」— マクラーレンCMOのコメント
    ルイーズ・マキューエン(マクラーレン・レーシング 最高マーケティング責任者)は、今回の特別リバリーについて次のように語った。

    「我々の活動の中心にいるのは常にファンです。この特別なリバリーは、日頃の感謝を示すためのもうひとつの方法です。“Live Your Fandom”キャンペーンを通して、ファンの情熱と創造性を祝福し、それをパパイヤ・ファミリー全体で共有できる形にすることができました」

    マクラーレン F1 アブダビGP 2025

  • アストンマーティンF1 シアン・シールズをアブダビGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1 シアン・シールズをアブダビGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1チームは、F2ドライバーのシアン・シールズが今週ヤス・マリーナ・サーキットで走行し、アブダビFP1セッションでフェルナンド・アロンソのAMR25をドライブすることを発表した。彼は、先月ストロールのAMR25で同じセッションを走ると発表されたアストンマーティン・アラムコのヤングドライバー、ジャック・クロフォードに加わることになる。

    現在FIA F2に初のフルシーズン参戦中の20歳のイギリス人ドライバーは、シーズン最終戦となるアブダビGPにおいて、12月5日金曜日にF1デビューを果たす。

    シアン・シールズは今季、F1のTPCマシンで500km以上を積み重ねており、シルバーストーンのAMRテクノロジー・キャンパスでシミュレーターを使った広範な開発作業も完了している。

    シアン・シールズ:「アストンマーティン・アラムコとともにFP1を走る機会をいただけることに、信じられないほど感謝している。今年は、シミュレーターでもTPCでのテストでもチームと一緒に多くを学んできたし、今こうしてグランプリ週末にAMR25を任されるのは僕にとって大きな瞬間だ。金曜日のプログラムに貢献し、この経験を最大限に活かしたいと思っている」

    ジェリー・ヒューズ(チーフエンジニア・F1エボリューション、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワン・チーム):「シアンは今年を通して我々のチームと緊密に取り組み、AMRのTPC仕様F1マシンで走行距離を重ね、構造化されたシミュレータープログラムを通じてAMR25への理解を深めてきた。彼のフィードバックとプロフェッショナリズムは一貫して優れており、与えられた機会のたびに成長を続けてきた。今回のFP1セッションは、彼が得てきた知識と経験をチームのために最大限活かす、シーズンを締めくくる素晴らしい方法だ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム アブダビグランプリ

  • F1アブダビGP 2025年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    F1アブダビGP 2025年:開催スケジュール&テレビ放送時間

    2025年 F1アブダビGPの開催スケジュールとテレビ放送時間。2025年 F1世界選手権 最終戦(第24戦) アブダビグランプリが12月5日(金)~12月7日(日)の3日間にわたってヤス・マリーナ・サーキットで開催される。

    2025年のF1シーズンもいよいよ最終戦を迎える。舞台となるヤス・マリーナ・サーキットはヘルマン・ティルケの最新作として2009年に登場。マリーナを周回する一部市街地を利用した高速レイアウトはモナコさながらの魅力を持っている。

    太陽の下でスタートし、日没をはさんでナイトレースへと移行するグランプリであり、日没の暗さを避けるため、人工照明はスタート時から点灯される。

    “三つ巴”による王座決定戦がついに決着
    今季のタイトル争いは稀に見る接戦となり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の“三つ巴”による王座決定戦がついに決着する。フェルスタッペンは前戦カタールGPを制し、ランキング首位ノリスとの差をわずか12ポイントに縮めてアブダビへ到着。ピアストリも首位と16ポイント差につけており、3人全員にタイトルの可能性が残されている。

    舞台となるヤス・マリーナは、長いストレートとテクニカルな中低速区間が入り混じるレイアウトで、オーバーテイク機会も多く、最終戦として波乱の余地が大きい。さらに、2026年に大幅な技術レギュレーション変更が導入されることから、“現行マシン最後のアブダビGP”という意味でも注目が集まる。

    各チームはこの一戦に全てを注ぎ、戦略、ピットワーク、セットアップのすべてで最大限のパフォーマンスを追求。特にマクラーレンは、カタールGPでの戦略ミスが議論を呼んだ直後なだけに、王座を争う2人をどう公平に戦わせるかも焦点となる。一方のレッドブルは、フェルスタッペンが逆転で5年連続タイトルを狙う形となり、チームとしても総力戦で最終戦に挑む。

    また、レースウィークを通じて開催される各種イベントや夜のマリーナを照らす華やかな景観も、アブダビGPならではの魅力。今年も世界中から多くのファンが訪れ、シーズン最後のビッグイベントを楽しむことになる。

    2025年シーズンを締めくくる最終決戦。果たして誰が栄光の王座をつかむのか──その答えは日曜夜のチェッカーフラッグが示す。

    アブダビの日本時間との時差は-5時間。F1アブダビGP フリー走行1回目は、12月5日(金)の18時30分(現地時間13時30分)から行われる。

    2025年 第24戦 F1アブダビGP 開催スケジュール
    ■12月5日(金)
    フリー走行1: 18:30~19:30(13:30~14:30)
    フリー走行2: 22:00~23:00(17:00~18:00)
    ■12月6日(土)
    フリー走行3: 19:30~20:30(14:30~15:30)
    予選 : 23:00~24:00(18:00~19:00)
    ■12月7日(日)
    決勝:22:00~(17:00)
    ※時間はいずれも日本時間

    2025年 F1アブダビGP テレビ放送時間(フジテレビNEXT)
    ■フリー走行1
    12月5日(金) 18:20~20:10
     <解説>浜島裕英 白幡勝広 <実況>堀池亮介
    ■フリー走行2
    12月5日(金) 21:50~23:40
     <解説>浜島裕英 白幡勝広 <実況>堀池亮介
    ■フリー走行3
    12月6日(土) 19:20~21:10
     <解説>川井一仁 片山右京 <実況>堀池亮介
    ■予選
    12月6日(土) 22:50~27:00
     <解説>川井一仁 片山右京 <実況>堀池亮介
    ■決勝
    12月7日(日) 21:20~27:00
    川井一仁 片山右京 <実況>堀池亮介
    ※時間はいずれも日本時間

    2025年 F1アブダビGP ネット配信(DAZN)
    ■フリー走行1
    12月5日(金) 18:30~
    ■フリー走行2
    12月5日(金) 22:00~
    ■フリー走行3
    12月6日(土) 19:30~
    ■予選
    12月6日(土) 23:00
    ■決勝
    12月7日(日) 22:00~(配信開始21:10)
    ※時間はいずれも日本時間

    ヤス・マリーナ・サーキット
    FORMULA 1 ETIHAD AIRWAYS ABU DHABI GRAND PRIX 2025
    2025 アブダビグランプリ
    サーキット名:ヤス・マリーナ・サーキット
    コース全長: 5.281km
    周回数:58
    レースディスタンス:306.183 km
    ラップレコード:1分25秒637(ケビン・マグヌッセン / 2024年)

  • アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをアブダビGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1 ジャック・クロフォードをアブダビGPのFP1に起用

    アストンマーティンF1チームは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGPのFP1セッションでヤングドライバーのジャック・クロフォードが再びAMR25のステアリングを握り、ヤングドライバーテストにも参加すると発表した。

    20歳のアメリカ人であるジャックは、2026年のチームのサードドライバーに最近就任したばかりで、これまでにフォーミュラ1マシンで2,100km以上を走行している。また、シミュレーターにも継続的に参加しており、AMR25とAMR26の両開発を手助けしてきた。

    ジャックはアブダビでのオープニングプラクティスセッションでランス・ストロールのマシンをドライブし、来季に向けた新たな役割に備えるために重要なオン・トラック経験を積むことになる。

    ジャックは現在、フォーミュラ2で3年目のシーズンを戦っており、ドライバーズチャンピオンシップでは2番手につけている。シリーズは今月末にカタールへ向かい、残り2戦のうち最初のラウンドが開催される。

    ジャック・クロフォード アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム アブダビグランプリ

    ジャック・クロフォード
    「今シーズン2回目となるAMR25のステアリングを再び握れることにワクワクしている。今年はAMRテクノロジーキャンパスでシミュレーターに多くの時間を費やしてきたので、その作業を実際のサーキットへ反映できるのは本当に報われる気持ちだ。メキシコは僕にとって大きな学びの機会だったので、FP1セッションとヤングドライバーテストの両方でその成長をさらに続けていきたい。」

    アンディ・コーウェル(アストンマーティンF1チーム CEO兼チーム代表)
    「メキシコのすぐ後にジャックが再びマシンに戻ってくるのを見るのは素晴らしいことだ。我々のヤングドライバーを育成するうえで目指しているのは、マシンでの走行距離を重ね、勢いを維持することだ。アブダビでのこのセッションは、彼が来年サードドライバーとして新たな役割に備えるうえで重要なステップとなるだろう。我々は彼の成長を引き続きサポートしていくことにワクワクしている。」

  • F1パワーランキング:2024年F1 アブダビGP版

    F1パワーランキング:2024年F1 アブダビGP版

    Formula1.comが2024年のF1世界選手権 第24戦 アブダビGP版のパワーランキングを発表した。ランド・ノリスがアブダビGPで優勝し、2024年のF1シーズンを締めくくった。この週末、マクラーレンは1998年以来初のコンストラクターズチャンピオンを獲得した。一方、フェラーリは栄誉を逃したが、シャルル・ルクレールの力強い逆転劇で3位を獲得し、祝うべきことはあった。しかし、ヤス・マリーナ・サーキットで審査員を感心させたのは他に誰だろうか?

    F1パワーランキングは、Formula1.comの5人の審査員がグランプリ終了後に各ドライバーを評価し、週末を通してのパフォーマンスに応じて10点満点で採点。専門家のスコアを平均してレーススコアを作成し、そのスコアは総合パワーランキングのリーダーボードでシーズンを通して集計される。

    1.ランド・ノリス(マクラーレン)
    パワーランキング審査員にとって、ランド・ノリスは2024年シーズンの最終レース週末に完璧なパフォーマンスを見せ、ポールポジションと勝利で堂々と冬休みを迎えた。彼の勝利は、フェラーリが2位と3位で問題があれば攻撃を仕掛けようとしていたことを考えると、マクラーレンがコンストラクターズチャンピオンシップを獲得する上でも非常に重要だった。

    2.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
    シャルル・ルクレールは、パワーユニット関連の10グリッド降格ペナルティと予選での予想外の早期敗退により、日曜日のレースを19番手からスタートした。しかし、モナコ出身のルクレールは、レース序盤からコースを盛り上げ、ライバル車を抜き去って表彰台に上り詰め、チェッカーフラッグでチームメイトのカルロス・サインツをサポートした。

    3.カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)
    サインツはフェラーリのドライバーとして最後のレースウィークエンドを戦う間、さまざまな感情と向き合わなければならなかった。スペイン人ドライバーはそれらを巧みに脇に置き、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリに次ぐ3位で予選を通過し、レースではフェラーリの攻撃をリードした。勝利には程遠く、コンストラクターズタイトルを獲得するには十分ではなかったが、彼は華々しくその章を終えた。

    4.ピエール・ガスリー(アルピーヌF1チーム)
    ピエール・ガスリーは、ブラジルとカタールでの好成績に加え、ヤス・マリーナで再びQ3に進出しポイントを獲得し、今シーズンをF1の好調ドライバーの一人として締めくくった。5番手からスタートしたガスリーは、マックス・フェルスタッペンとピアストリのターン1での衝突をかわして3番手を走行し、数周にわたってジョージ・ラッセルをかわした。ピットストップが続くと7位に落ちたが、コンストラクターズ6位を獲得するには十分だった。

    5.ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    プラクティスで力強いペースを見せたルイス・ハミルトンだが、緩んだボラードに接触してQ1で敗退し、メルセデスとの別れは悲惨なものとなった。しかし、それは典型的なリカバリードライブのきっかけとなり、7回の世界チャンピオンは16番グリッドから4位に躍進し、最終ラップでチームメイトのジョージ・ラッセルを驚異的な動きで追い抜いた。

    6.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハースF1チーム)
    ニコ・ヒュルケンベルグは、ハースがアルピーヌを破って選手権順位で6位に上がるのを助けるために勇敢に戦い、予選で7位、決勝で8位に入った。その目標達成には十分ではなかったが、このドイツ人ドライバーはチームでの任期を前向きな気持ちで終え、キック・ザウバー/アウディの運営に持ち込む才能を強調した。

    7.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)
    フェルナンド・アロンソとアストンマーティンにとって厳しいシーズンだったことは否定できないが、2度のチャンピオンである彼はアブダビで全力を尽くしてポールポジションのシュートアウトに進出し、9位でフィニッシュしてチームのポイント数を伸ばした。スペイン人ドライバーの言葉を借りれば、今は「少しリセットする」時期だが、ドライバーとチームが2025年にトップ争いに復帰することを目指しているため、彼はすでに「準備はできている」と感じている。

    8.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)
    ラッセルはラスベガスでの勝利とカタールでのポールポジションを獲得してヤス マリーナに到着したが、この英国人とメルセデスはマクラーレンとフェラーリの猛烈なペースに対抗できなかった。チームメイトの敗退により、彼はシルバー アローの攻撃をリードして予選で6番グリッドを獲得し、レースでは5位まで進出した。しかし、ハミルトンの後半のピット ストップとタイヤのオフセットは、チーム内バトルの決定打となった。

    9.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    ピアストリは予選でチームメイトのノリスに密着し、マクラーレンをコンストラクターズ選手権で完璧な位置に導いた。しかし、第1コーナーでマックス・フェルスタッペンにスピンを食らわされ、レースは一転。ピアストリはその後、フランコ・コラピントのウィリアムズの後部に衝突して同様のペナルティを受け、最終的に10位でフィニッシュラインを越えた。

    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    ピアストリのポイント獲得の復活により、アレックス・アルボンとウィリアムズは、アクシデントだらけのレース週末の厳しい状況の後に士気を高める結果となるはずだったチャンスを逃した。タイ人ドライバーは、18番手から順位を上げて報酬を狙ったが、終盤でオーストラリア人ドライバーに追い抜かれた。それでも、冬に向かうグローブチームにとっては、より励みになるレースとなった。

    惜しくも圏外
    おそらくF1での最後のレース週末となるこの週末に、予選落ちを喫したのは、F1を去るドライバーのケビン・マグヌッセンだった。このデンマーク人は時折素晴らしいペースを見せていたが、バルテリ・ボッタスとのクラッシュでレースは大きく台無しになった。彼は、パワーランキングでノリスに次ぐ2番目に称賛されるドライバーとして今年を締めくくったにもかかわらず、今週末は印象に残すことができなかった2024年チャンピオンのマックス・フェルスタッペンをわずかに上回った。

  • 2024年F1 アブダビGP:WINNERS & LOSERS

    2024年F1 アブダビGP:WINNERS & LOSERS

    2024年F1最終戦 アブダビGPでは、ランド・ノリスの圧勝により、マクラーレンが1998年以来となるコンストラクターズチャンピオンシップのタイトルを獲得した。しかし、ライバルチームの多くは、ヤス・マリーナ・サーキットで何が起こっていたのかを悔やむこととなった。今年最後のシーズンフィナーレを前に、Formula1.comのローレンス・バレットが中東のシーズン最終戦から勝者と敗者を選出した。

    勝者:マクラーレン
    マクラーレンはライバルのフェラーリ(残りは44ポイント)に対して21ポイントの余裕を持ってアブダビに到着したが、その差はランド・ノリスがフロントローを独占したことで劇的に縮まった。

    しかし、ピットウォールでは、スタートの瞬間、チャンピオンのマックス・フェルスタッペンがオスカー・ピアストリをスピンさせて後方に落としたため、血圧が急上昇したことだろう。

    しかし、心配は無用だった。ノリスはスタートからゴールまでトップをキープし、キャリア2度目となる今季4勝目を挙げた。

    これにより、マクラーレンは1998年以来初のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得し、26年というコンストラクターズチャンピオンシップの空白期間に終止符を打った。ちなみに、これはコンストラクターズチャンピオンシップの空白期間としては最長である。

    一方、ノリスは自身が次期チャンピオンの有力候補であることを証明しただけでなく、プレッシャーのかかる状況下で、ある意味で来季のタイトル候補の一人であることを示すようなパフォーマンスを見せた。

    2024年F1 アブダビGP マクラーレンアブダビでのノリスの勝利により、マクラーレンは2024年のコンストラクターズタイトルを獲得した。

    敗者:レッドブル
    レッドブルはモナコ以来の最悪の結果となり、ディフェンディングチャンピオンのチームはコンストラクターズ選手権で精彩を欠いた3位でフィニッシュラインを通過した。

    フェルスタッペンは、ピアストリをスピンさせてしまい、不本意にも10秒のペナルティを科せられたことで、表彰台獲得の望みが大きく揺らいだ。オランダ人は懸命に戦ったが、6位が精一杯で、ヤス・マリーナでの4連勝はここでストップした。

    チームメイトのセルジオ・ペレスはさらに悲惨な結果となり、メキシコ人ドライバーはバルテリ・ボッタスに接触されてスピンを喫した。ペレスはシフトアップ中にギアボックスが空回りしたと語っており、その前にすでに問題が発生していた可能性がある。そして最終的にマシンをリタイアさせた。

    これはメキシコ人ドライバーにとって2戦連続のDNFとなり、8回のグランプリ週末でわずか9ポイントしか獲得できずにシーズンを終えることとなった。また、彼の将来も宙に浮いた状態だ。

    2024年F1 アブダビGP マックス・フェルスタッペンマックス・フェルスタッペンはアブダビで6位が精一杯だったが、チームメイトはリタイアした。

    勝者:カルロス・サインツJr.
    カルロス・サインツJr.は、ウィリアムズに移籍する前のスクーデリアでの最後のレースで2位という素晴らしい走りを見せ、フェラーリに自分がいなくなることの寂しさを思い知らせた。

    アブダビでの2度目の表彰台、そしてキャリア最高のシーズンとなった今季の4度目のトップ2フィニッシュだった。

    最終的に獲得した290ポイントの内訳は優勝2回、その他7回の表彰台で、ランキング5位でシーズンを終えた。

    2024年F1 アブダビGP カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)スクーデリア・フェラーリでの最後のレースで2位を獲得したカルロス・サインツJr.

    敗者:ウィリアムズ
    アレックス・アルボンは、タイヤが摩耗してトップ10から脱落するまで、1ストップ戦略でウィリアムズに貴重な1ポイントをもたらすかに見えた。

    チームメイトのフランコ・コラピントは、タイヤがパンクしてリタイアする前に、ピアストリに衝突されてしまった。 チームにとって最後のレースは、フラストレーションの残る結果に終わった。

    ウィンターブレイクが待ち遠しいウィリアムズ。 コスト上限時代にクラッシュによるダメージが絶えなかったことで、今シーズンはアップデートをトラックに持ち込む能力が制限され、最終的に選手権で9位に後退した。

    勝者:ルイス・ハミルトン
    ルイス・ハミルトンは予選で惨めな結果に終止符を打とうとしたが、コース上に飛んできたボラードにぶつかって台無しになった。メルセデスでの最後のレースで18番手という予選結果に落胆したことは明らかだった。

    しかし、日曜日のレースでは持ち前のパフォーマンスを発揮し、見事に巻き返した。7度のワールドチャンピオンに輝いたハミルトンは、フィールドを切り裂くようにしてトップ10入りを果たし、最終ラップではチームメイトのジョージ・ラッセルをアウト側から抜き去り、4位を確保して復活を印象づけた。

    それは、ハミルトンがまだトップクラスの実力を備えていることを疑う余地のない、ある意味で完璧なパフォーマンスだった。

    2024年F1 アブダビGP ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)ルイス・ハミルトンはメルセデスで最高の形で締めくくった。16番手スタートから4位という素晴らしい結果を残した。

    敗者:バルテリ・ボッタス
    今季の自己最高となる予選9位を獲得したことで最高の気分だったが、レースが始まってすぐにその気分は遠い記憶となった。

    フィンランド人はペレスと軽く接触し、メキシコ人をスピンさせて10秒のタイムペナルティを科せられ、レースから脱落した。

    ポジションを挽回しようとプッシュする中、ブレーキングをミスしてケビン・マグヌッセンに接触したことを認めた。ザウバーにとって、そして恐らくF1にとっても、苦痛に満ちた最終レースの苦痛に満ちた結末だった。

    勝者:ピエール・ガスリー
    ピエール・ガスリーの素晴らしい走りはアブダビでも続き、予選では見事6番手につけた。

    フランス人ドライバーは最初のスティントで、はるかに速いジョージ・ラッセルから見事に防御し、最終的には7位に後退したものの、それでもアルピーヌにコンストラクターズ選手権で6位を確保するのに十分だった。

    ガスリーの今季のベストリザルト3回は、最後の4レースで達成したもので、アブダビでの7位はドライバーズ選手権で10位で終えるのに役立った。

    敗者:ハース
    アルピーヌが祝杯をあげる中、ハースはコンストラクターズ選手権で6位を逃し、何が起こっていたのか疑問に思っていた。

    ニコ・ヒュルケンベルグは今季11回目のポイントフィニッシュを決めたが、チームメイトのケビン・マグヌッセンが素晴らしいスタートを切り、7つポジションを上げた後、ピットストップが遅かったためにポイント圏外に後退し、さらにボッタスにスピンさせられてしまった。

    それでも、シーズンを最下位で終えることを覚悟していたハースは、ライバル3チームを打ち負かして7位でフィニッシュするという、心強い競争力のあるキャンペーンを展開した。

    勝者:シャルル・ルクレール
    シャルル・ルクレールは、週末の初めに食中毒にかかり、最悪のスタートを切った。さらに、エンジンコンポーネントの交換により10グリッド降格ペナルティを受け、状況は悪化した。
    しかし、日曜日に素晴らしい走りを見せ、19位から3位に浮上したことで、フェラーリにコンストラクターズチャンピオンシップ獲得の望みをつないだ。

    予選順位を16も上げての3位はキャリア最高のパフォーマンスであり、サインツに続く3位フィニッシュは、フェラーリにとって6戦で3度目の両マシンによる表彰台獲得となった。

    2024年F1 アブダビGP シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)シャルル・ルクレールにとってジェットコースターのような週末は3位で終わった。

    敗者:RB
    RBはシーズン前半の好調からコンストラクターズ選手権で6位に入る可能性が高いと見られていたが、ブラジルでのアルピーヌの衝撃的なダブル表彰台に大きな打撃を受け、さらに安定した成績を収めたハースにも追い抜かれた。

    アブダビでは、スタート直後に問題が発生して順位を落としたものの、ポイント獲得のチャンスがあるように見えた角田裕毅だったが、終盤にペースが落ちてしまった。

    チームメイトのリアム・ローソンは健闘したが、フロントホイールが緩んだ状態で走行したとして10秒のペナルティが科せられ、ポイント獲得のチャンスを失った。

  • 2024年F1 アブダビGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2024年F1 アブダビGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2024年 F1アブダビGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。12月8日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで2024年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリの決勝レースが行われた。

    ランド・ノリスがポール・トゥ・ウィンで今季4勝目を挙げてマクラーレンに26年ぶりのコンストタクターズタイトルをもたらした。カルロス・サインツJr.とシャルル・ルクレールがスクーデリア・フェラーリにダブル表彰台をもたらし、メルセデス最後のレースとなったルイス・ハミルトンが4位に続いた。

    1位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「信じられない気持ちだ。チームは今シーズン、シーズン当初の状況から素晴らしい仕事をしてくれた。みんなのことをとても誇りに思う。素晴らしい旅路だったし、シーズンをまたレース勝利で締めくくることができて完璧だ。マクラーレンの皆さん、パパヤの皆さん、そして今年サポートしてくれたすべての人に感謝したい。厳しい戦いだったが、26年ぶりにコンストラクターズチャンピオンシップを獲得できたことは本当に特別だ。僕は今年、チームや周りのライバルたちから多くのことを学んだ。来年が待ち遠しい」

    2位:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
    「僕たちは持てる力をすべて出し切った。ランド(・ノリス)にプレッシャーを与えようと全力を尽くしたが、今日はマクラーレンが全体的にほんの少し速かった。パパイヤチームのコンストラクターズチャンピオンシップ獲得を祝福したい。彼らは懸命に戦い、その価値がある!チームとして、今年達成したことを誇りに思うべきだ。5勝と数多くの表彰台は、このようなタイトな選手権では小さな偉業ではない。チェッカーフラッグ後の感動的なパレードラップの後、今夜はさらに多くの感動が待っていることだろう。ありがとう、スクーデリア・フェラーリ。本当に特別なチームだ。この4年間は、私がずっと大切にしていくものであり、簡単な言葉では表現できない。心から感謝している!」

    3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「レース自体は素晴らしかったが、コンストラクターズタイトル獲得という主な目標には届かなかったので、今日は残念な気持ちだ。最初の周回は本当に強かった。19位から8位まで11ポジションも上げることができた。最初のスティント全体は良かったが、前方にDRSのトレインがあったため、オーバーテイクするのは少し難しかった。なんとか切り抜け、タイヤも上手く温存できたので、レースのマネージメントにはとても満足している。これ以上うまくやれることはなかっただろう。カルロスについて言えば、彼と4シーズンもチームメイトとして一緒に仕事ができたことは信じられないほど素晴らしいことだった。お互いに高みを目指してプッシュし合い、チームを前向きに動かしてきた。常に敬意を払いながらね。今日、僕たちは世界タイトルを14ポイント差で逃したが、これも彼の貢献のおかげだ。彼の今後の活躍を期待している。来年に目を向けると、シーズンを本当に強力なマシンでスタートできることを願っている。おそらく、僕たちが今年失敗した部分は、シーズン後半に強力な復活を果たせなかったことだ。これは僕に未来への自信を与えてくれるし、2025年にコース上での復帰を心待ちにしている。今シーズンを可能にしてくれたチーム全員に感謝している」

    4位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
    「タフなレースだったけど、本当に楽しかった。序盤はハードタイヤで我慢の走りを強いられ、なかなかペースが上がらなかった。でも終盤にミディアムタイヤで追い上げることができて最高だった。16番手から追い上げて4位まで上がれたのは素晴らしい。今日のレースの展開とマシンの感触には本当に満足している。一緒に過ごした時間を締めくくるのにふさわしいレースだった。チェッカーフラッグが振られた後、僕はただすべてを受け入れようと集中した。メルセデスのコックピットに座るのはこれが最後だと知り、その感情を味わった。あの瞬間をずっと覚えていたいから、ただ座って、これまで一緒に経験してきたことすべて、浮き沈み、そして味わった成功について思いを巡らせていた。このチームがどれほど恋しくなることか。この12年間、毎日一緒に働いてきたし、そこには多くの愛情がある。来年はコース上で互いに競い合うことになるが、それでもその愛情は消えることはないだろう」

    5位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「ルイスは素晴らしいレースをした。だから、彼に大きな称賛を贈りたい。彼は素晴らしいチームメイトであるだけでなく、僕がカートやジュニアフォーミュラでレースをしていた頃から尊敬していた人物だ。彼は史上最高のドライバーであるだけでなく、すべてのレーシングドライバーが目指すべき人物だ。次の挑戦でも成功することを祈っているし、コース上で彼と戦うことを楽しみにしている。今日は4位以上を狙えるペースがなかった。週末を通してスピードが足りず、このような形でシーズンを終えるのは残念だ。その理由を突き止める必要がある。とはいえ、今シーズンから得たポジティブな要素もたくさんある。レースで勝利を取り戻し、時には実力でトップ争いを繰り広げることができた。選手権を争うためには、もっとやらなければならないことがあることは分かっているが、全員が前進し、来年こそそれを成し遂げようと決意している。最後に、コンストラクターズ選手権で優勝したマクラーレンにおめでとうと言いたい。彼らは今シーズンを通して手強い相手であり、優勝にふさわしいチームだ」

    6位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「スタートがよかったので、第1コーナーでピアストリのインを突いて、接近戦になった。コース上にとどまろうとしましたが、残念ながらタイヤを引っかけてスピンしてしまった。ピアストリにはすでに謝罪をしたけど、彼とは絶対に接触してはいけなかったので、あの場面はとても残念だった。その後も厳しいレースで、タイヤのオーバーヒートに悩まされる展開になった。ポジションもペースも上げられず、十分に戦うことができなかった。シーズンオフはリラックスして家族や友達との時間を大事にしたいと思う。来シーズンに向けて取り組むことは多く、すでにいいアイディアもあるのでスタートを楽しみにしている。僕たちにとっては浮き沈みの多いシーズンだったけど、マクラーレン勢はシーズン序盤のマイアミGP以降とても強かったと思う。長いシーズンを支えてくれたチームに感謝している。チーム全員が団結してドライバーズチャンピオンを獲得できたことは、本当にすばらしい結果だ」

    アブダビブランプリ

    7位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「チーム全体にとって、コンストラクターズ選手権で6位を獲得できたことはとても嬉しい。今シーズンは、非常に落ち込んだ時期もあれば、非常に盛り上がった時期もあった。今年は厳しい時期もあったが、シーズンを好転させるためにチームが示した反応にはとても誇りを感じている。競争力のあるマシンでシーズンを終えることができた。おかげで、Q3進出を狙えるようになり、レースでもポイント獲得を狙えるようになった。最近のレースではハースチームとの素晴らしい戦いができた。また、ニコ(ヒュルケンベルグ)と僕は、ドライバーズ選手権の10位を巡って、ちょっとした個人的な戦いもあった。いつも通り、今日は彼がすぐ後ろに迫っていた。僕はただ彼がしたことに反応すればいいと分かっていたし、そうすれば目標を達成できると思っていた。レース中盤で3位を走れたのは気持ちが良かったが、今日はそれが僕たちの戦いではないことは分かっていた。最終的には、選手権で6位という重要な結果を確保できたので、この成果をチームの皆に祝福したい」

    8位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
    「僕たちは一貫して努力を続け、シーズンを通して最初から最後までポイントを獲得し続けた。だから、僕たちに華麗なプレーを期待してほしい。昨年の僕たちの状況を考えると、僕たちは本当に良くやった。それが僕が最も嬉しく、誇りに思うことだ。そのプロセスとチームの一員であることは本当に楽しかった。この2年間は本当に楽しかったし、幸せな気持ちで笑顔で去っていく。このチームに感謝している。おそらく、僕のF1キャリアの中で最も楽しい時間だったと思う」

    9位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「カタールとアブダビで2レースポイントを獲得し、シーズンをポジティブに終えることができた。完璧なレースをしなければならなかったが、周りのライバルたちのミスにうまく乗じた。F1史上最も長いシーズンを終え、冬の間ゆっくり休みたい。困難から学び、来シーズンに生かしていきたい。2025年にはチームに何人か素晴らしい新メンバーを迎える予定で、これからが楽しみだ」

    10位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「やったぞ!チームのみんなのためにとてもとても嬉しい。厳しいレースだったが、何とかコンストラクターズチャンピオンシップを獲得することができた。これはチーム全員にとって何よりも意味のあることだ。マクラーレンのスタッフ一人一人に感謝したい。彼らは今年、僕とランドのために尽くしてくれた。僕たちは多くの成功を収めたが、同時に多くの失敗も経験した。それでも私たちは諦めずに努力を続け、それが今日という結果につながった。このチームの未来にとても期待している。来年もまた頑張ろう」