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  • 角田裕毅は10番手 … F1アブダビGP 予選 結果・タイムシート

    角田裕毅は10番手 … F1アブダビGP 予選 結果・タイムシート

    2025年F1アブダビGP 予選目の結果・タイムシート。12月6日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリの公式予選が行われた。

    ポールポジションを獲得したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)はQ3進出を果たして10番手だった。

    ■ フェルスタッペン圧巻のポール獲得 – 0.201秒差でノリスをねじ伏せる
    マックス・フェルスタッペンが1分22秒207を叩き出し、タイトル決戦の予選で決定的な一歩を先行。ランド・ノリスとの差は0.201秒、オスカー・ピアストリとの差も0.230秒と、終盤の勝負強さで両マクラーレンを振り切った。直近10年、このレースはすべてポールシッターが優勝しており、過去の傾向から見てもフェルスタッペンが最も優位に。無線では「Let’s ***** go guys!」と雄叫びを上げ、王座奪還への集中を高めた。

    ■ マクラーレン勢は2-3番手に集結も“ポール必須”の重圧が残る
    ノリスとピアストリは初期セクターでフェルスタッペンに届かず、わずかな差が最終的に前後関係を決めた。ピアストリは0.029秒差でノリスに敗れ3番手。ただしトウの活用やタイヤの使い方を巡る駆け引きで思うようにシナリオが噛み合わず、完璧なアタック条件が整わなかったことも明白。2台が揃って前方を確保した一方で、「勝つにはポールが欲しかった」現実が残った。

    ■ 中団勢が躍進:ボルトレト6番手、オコン8番手、ハジャー9番手
    ザウバーのガブリエル・ボルトレトが堂々の6番手、ハースのエステバン・オコンが8番手、レーシングブルズのアイザック・ハジャーも9番手と、Q3常連組に割って入る快走を披露。タイトル争いの裏で“中団の構図”が大きく動き、コンストラクター争いにも直接影響。アロンソもアストンマーティン勢の中で7番手に食い込み、下位勢の活性化が今年最終予選を一層混戦にした。

    ■ 角田裕毅は最終Q3に進出もタイムを残せず10番手
    角田裕毅はQ1・Q2で薄氷の突破を繰り返しながらも、レッドブルで最後の予選をQ3進出で飾った。特にQ1ではP15に0.008秒差で滑り込む綱渡り。Q3ではチーム戦略の一環として先頭でコースインしフェルスタッペンのトウ支援役も担ったが、最終的にトラックリミット違反で有効なアタックをまとめられず計測タイムなしの10番手。それでも、役割を果たしつつ決勝に希望をつなぐ内容となった。

    ■ Q2で波乱:ベアマン0.007秒届かず、サインツJr.・ローソンも敗退
    Q2はわずかな差が明暗を分け、オリバー・ベアマンは0.007秒足りず11番手アウト。カルロス・サインツJr.は12番手、リアム・ローソンも13番手で敗退した。アントネッリは「リアが来ない」と無線で訴えつつ14番手、ストロールは15番手。中団はタイヤ戦略の違いが顕著で、出走タイミングを一つ誤れば脱落する超接戦だった。

    ■ Q1ではハミルトンが再び早期敗退 ― 0.008秒差で角田に及ばず
    Q1最大の衝撃はルイス・ハミルトンの16番手敗退。ターン12でのミスを含む“粗い最終ラップ”が響き、角田裕毅に0.008秒届かなかった。アルボン、ヒュルケンベルグ、ガスリー、コラピントもここで姿を消し、コンディション変化とトラックエボリューションの読み違いがベテラン勢を飲み込む形となった。

    2025年F1 アブダビGP 予選 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分22秒877 1分22秒752 1分22秒207
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分23秒178 1分22秒804 1分22秒408
    3 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分22秒605 1分23秒021 1分22秒437
    4 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分23秒247 1分22秒730 1分22秒645
    5 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分23秒163 1分22秒948 1分22秒730
    6 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分23秒071 1分22秒861 1分22秒902
    7 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分23秒374 1分22秒874 1分22秒904
    8 31 エステバン・オコン ハース 1分23秒334 1分23秒023 1分22秒913
    9 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分23秒373 1分22秒997 1分23秒072
    10 22 角田裕毅 レッドブル 1分23秒386 1分23秒034 No Time
    11 87 オリバー・ベアマン ハース 1分23秒254 1分23秒041  
    12 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分23秒187 1分23秒042  
    13 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分23秒265 1分23秒077  
    14 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分22秒894 1分23秒080  
    15 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分23秒316 1分23秒097  
    16 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分23秒394    
    17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分23秒416    
    18 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分23秒450    
    19 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分23秒468    
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分23秒890    
  • F1アブダビGP 予選Q2:角田裕毅が10番手でQ3進出 リアム・ローソン敗退

    F1アブダビGP 予選Q2:角田裕毅が10番手でQ3進出 リアム・ローソン敗退

    アブダビGP予選Q2は、わずかなタイム差の中に全車がひしめく大混戦となり、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.、レーシングブルズのリアム・ローソン、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、アストンマーティンのランス・ストロール、そしてハースF1チームのオリバー・ベアマンがQ2で敗退した。一方、レッドブル・レーシングの角田裕毅は6番手という力強い走りを見せ、堂々とQ3に進出している。

    セッションはマックス・フェルスタッペンがユーズドタイヤで先にコースインして流れを作った。混雑を避けつつ確実に“バンカーラップ”を積み上げる作戦で、レッドブルはQ3の新品タイヤ確保を最優先にしている様子だった。
    続いてノリス、ピアストリ、ラッセルら主要ドライバーもユーズドタイヤで走行を開始し、トップ勢は揃ってタイヤ温存を最重要視する展開となった。

    ラッセルはQ1で温存した新品ソフトを投入し、1分22秒730でトップへ。ノリスはユーズドタイヤで0.074秒差の2番手につけ、ピアストリも4番手に入るなど、メルセデスとマクラーレンが序盤から強さを示した。フェルスタッペンは驚異のユーズドタイヤ連投で2番手へ浮上し、RB21の仕上がりを印象づけた。

    角田裕毅もユーズドタイヤでしっかりとタイムを刻み、終盤の重要局面で自己ベストを更新して6番手に浮上。プレッシャーのかかる局面で確実に結果を残し、タイトル決定戦の予選で存在感を示した。

    終盤の最終アタックは大波乱となった。ローソンが10番手に入りアントネッリを押し出すと、直後にチームメイトのアイザック・ハジャーがさらに上回ってローソンをノックアウト。オコンもタイムを伸ばし、サインツJr.が脱落圏へと転落した。

    ドロップゾーンにいたストロールとベアマンは最後の一撃に賭けたが、ストロールは更新ならず。ベアマンも11番手止まりでQ2敗退が決定した。

    ■ Q2敗退 5名
    11位:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    12位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    13位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    14位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    15位:ランス・ストロール(アストンマーティン)

    フェルスタッペンは最後まで新品タイヤを投入せずに突破し、Q3でのタイヤアドバンテージを確保。角田裕毅も確実な走りでトップ10入りを果たしており、最終Q3ではレッドブル勢の位置取りも大きな焦点となる。

  • F1アブダビGP 予選Q1:ハミルトンが3戦連続Q1敗退 角田裕毅は15番手通過

    F1アブダビGP 予選Q1:ハミルトンが3戦連続Q1敗退 角田裕毅は15番手通過

    2025年F1最終戦アブダビGPの予選は、初段のQ1から大きな波乱が起きた。フェラーリのルイス・ハミルトンが16番手で敗退し、タイトル争いで注目を集めるトップ勢とは対照的に厳しい幕開けとなった。一方、オスカー・ピアストリは圧倒的なラップで首位に立ち、チャンピオンシップを争うランド・ノリスやマックス・フェルスタッペンを大きく上回る形でQ1を突破した。

    Q1序盤は気温低下による路面改善を見込んで多くの車が走行を遅らせる展開に。アルピーヌのピエール・ガスリーはミディアムタイヤで先陣を切ったが、他チームはソフトを投入しつつ慎重に状況を見極めた。FP3でクラッシュしたハミルトンは、組み上げ直したマシンのチェックも兼ねてミディアムで走行を開始した。

    中盤にかけて路面コンディションが急速に向上すると、順位は目まぐるしく変化。ハースのオリバー・ベアマンがセクターベストを連発してトップに浮上し、ピアストリがわずか0.001秒差で続くなど、序盤から驚きの展開となった。ラッセルも好タイムを記録してトップグループに入り、フェルスタッペンも安定した走りで上位を確保した。

    終盤は各車が新品ソフトでの最終アタックに臨んだ。ノリスが一時トップに立ったものの、その直後にピアストリが全セクターを圧倒するラップを刻み、0.6秒近い差でトップに躍り出た。フェルスタッペン、サインツらもタイム更新を狙ったが、ピアストリの速さには届かなかった。

    一方、順位が激しく入れ替わった影響を大きく受けたのがハミルトンだった。最後にボルトレトがタイムを更新したことでハミルトンは16番手に転落。アルボン、ヒュルケンベルグ、ガスリー、コラピントとともにQ1敗退が決まった。

    ■ Q1敗退 5名
    16位:ルイス・ハミルトン
    17位:アレクサンダー・アルボン
    18位:ニコ・ヒュルケンベルグ
    19位:ピエール・ガスリー
    20位:フランコ・コラピント

    チャンピオン争いの3名はいずれも順当にQ2進出を果たしたが、接戦が続くアブダビ予選は序盤から緊迫感に満ちており、ここからのQ2・Q3も激戦必至となりそうだ。

  • F1アブダビGP予選 展開:フェルスタッペン大逆転5連覇に望みを繋ぐPP獲得

    F1アブダビGP予選 展開:フェルスタッペン大逆転5連覇に望みを繋ぐPP獲得

    2025年F1アブダビGP予選は、路面コンディションが刻々と変化するなかで順位が激しく入れ替わり、タイトルを争う3名が互いの限界を突き合う緊張感に満ちたセッションとなった。最後のQ3ではレッドブルが隊列を組んでアタック順を整え、マックス・フェルスタッペンが空気の流れと路面のピークを完璧に捉えた1分22秒207の渾身のラップでポールポジションを獲得した。マクラーレン勢はランド・ノリスが僅差の2番手、オスカー・ピアストリが3番手につけ、決勝での逆転に望みをつなぐ形に。

    中団勢も激しい競争を繰り広げ、ガブリエル・ボルトレト、エステバン・オコン、アイザック・ハジャーが上位に進出。角田裕毅は最終アタックを行えなかったものの10番手を確保し、決勝での巻き返しに挑む。

    ■ Q1:路面が秒単位で変化、全車のアタックがぶつかり合う大渋滞のタイム合戦
    セッション開始と同時に数台が飛び出したものの、最初に計測を残したアルピーヌ勢やストロールのタイムはまだ控えめで、各車の立ち位置はつかみにくいまま。路面温度が落ち着き始めると、グリップが一段階上がったかのようにタイムが一斉に伸び始め、ボルトレトが上位に顔を出し、ストロールも自己ベストを刻みながら食い込んでくる。

    セッション残り数分になると、ほぼ全車がピットを出てコース上に重なり合う“アブダビ名物のラッシュ”が発生。トラフィックを避けながら各車がベストラインを確保しようと位置取りを変え続け、タイムシートは数秒ごとに色を変える激しい攻防に。角田裕毅は最終アタックで全区間をまとめ、わずか0.008秒差で突破圏へ滑り込むことに成功。対照的にハミルトンはターン12でマシンが暴れ、立て直しながらもタイムを削り切れず、角田の前に出られないまま16番手に沈んだ。

    最後のチェッカーまで順位は入れ替わり続け、アルボン、ヒュルケンベルグ、ガスリー、コラピントも路面進化の“最後の波”に乗り損ねて後方に埋没。Q1だけで予選の空気が一変するほどの接戦が広がった。

    ■ Q2:中団勢が牙をむき、上位勢を脅かす異常な速度帯へ。僅差の連鎖が生んだ大乱戦
    Q2が始まると、フェルスタッペンはあえて新品を温存し中古タイヤでマシンの“機嫌”を探る走りを選択。対照的に中団勢は最初から攻めに転じ、ベアマンがいきなり紫区間で飛び出すと、オコンやボルトレトも続いてスコアボードを揺さぶる。順位表示は常に点滅し、上位勢が安全圏を構築できる余地を完全に奪われる展開となった。

    セッション中盤には、各車が異なる距離でタイヤを温めながら同時多発的にアタックへ向かう状況となり、1台のタイム更新につられて全員がスイッチを入れる“連鎖反応”のタイム合戦が展開。ローソン、ハジャーも鋭いラップで上位圏を脅かし、Q2は中団勢が完全に主導権を握る弾丸セッションと化した。

    最後のアタックでは全車新品タイヤを投入して決戦へ。わずか千分台単位の差が連続し、ボルトレトが再び上位へ割って入る一方、サインツJr.は一瞬突破圏に入ったものの、後続の更新ラッシュに押し戻される。最大の焦点はベアマンで、ハースの未来を担う新鋭は完璧なラップをまとめながらも0.007秒足りず11番手に。ローソンは13番手、アントネッリはマシン後方の安定不足に苦しみ14番手、ストロールは15番手。角田裕毅は10番手を死守し、乱戦を切り抜けてQ3への最後の枠を掴んだ。

    ■ Q3:レッドブルが隊列を構築、空気の流れまで計算した最終決戦。フェルスタッペンが“刺し違えない一撃”で頂点へ
    Q3は角田が真っ先にコースインし、後続にフェルスタッペンが続く“レッドブルの隊列”が形成される。空気の流れ、ギャップの作り方、アタックの出し方まで計算された動きで、フェルスタッペンは中古タイヤながら1分22秒295を刻み、開始早々に他を圧倒する存在感を放つ。

    一方、マクラーレン勢は上位に食らいつくが、トウの恩恵を得られない状況ではトップスピードが伸びずセクター1でどうしても後れをとる構図に。ピアストリは細かくラインを変えながら攻めの姿勢を見せるが、レッドブルの速度域に対して決定打が作れないまま時間が進む。ラッセルも渾身のアタックを試みるが、ターン14〜15の切り返しでリアが流れ、わずかな乱れが大幅なタイムロスとなって上位争いから脱落した。

    最後の勝負では、路面が最も高い性能を引き出すわずかなタイミングを捉えたフェルスタッペンが、まるで“刺し違えないために磨き上げた一撃”のように1分22秒207まで記録を更新。ノリスは区間ごとのベストを積み上げたものの0.201秒届かず、ピアストリも0.230秒差。角田はトラックリミット違反もあり10番手にとどまったが、フェルスタッペンの隊列形成に貢献しQ3の構図を作り上げた。

    ■ 最終結果:フェルスタッペンPP、マクラーレン勢が続き、中団の躍進が予選全体を揺さぶる
    ポールポジションはフェルスタッペン。タイトル争いの3名が上位を独占し、決勝は戦略と序盤の先手が極めて重要な構図となった。

    ボルトレト6番手、オコン8番手、ハジャー9番手と中団勢の存在感は非常に強く、予選の序列は従来とは一変。角田裕毅は10番手から逆襲を狙う。

    アブダビグランプリ

    ■ トップ3コメント
    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「路面温度が下がっていくと、どれだけマシンを押せるかが分かってくる。ポールを獲れて本当にうれしい。僕たちにできるのは自分たちの仕事を完璧にこなすこと、それだけだよ。」

    ランド・ノリス(マクラーレン)
    「本当にタフな予選だったよ。マックスが素晴らしい仕事をしたから、おめでとうと言いたい。僕たちもできることは全部やったし満足しているけど、シーズン最終戦でポールを逃したのは正直悔しいね。
    でも明日勝ちに行くつもりだし、それが目標だ。」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「Q1でようやくリズムをつかめたし、Q3最後のラップも自分としては出し切れたと思う。あれ以上残っていた部分は多くない。悪くない内容だったよ。」

  • F1アブダビGP FP3:ラッセル僅差首位、角田は接触被害で20番手

    F1アブダビGP FP3:ラッセル僅差首位、角田は接触被害で20番手

    ジョージ・ラッセルがアブダビGPの最終プラクティスセッションでタイミングシートのトップに立ち、ランド・ノリスとマックス・フェルスタッペンを僅差でリードし、重要な予選を前にした。

    メルセデスのドライバーは、FP3終了間際にノリスに対して0.004秒のわずかなアドバンテージを見つけ、ソフトタイヤで1分23秒334のタイムを記録してセッションを終えた。今回も非常に競争力の高いセッションをリードする形となった。

    多くのドライバーがガレージで時間を過ごし、コースインを遅らせたため静かなスタートとなったが、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールのペアが最初に短い走行を行い、タイヤをスクラブする通常のプラクティスルーティンを繰り返した。

    アルピーヌにとってふるわない初日を経て、ピエール・ガスリーとフランコ・コラピントは金曜日にルノーがエンジンサプライヤーとして迎える最後のラウンドで後方に沈んだ問題を洗い出すべく、早い段階で走行を重ねることを選択した。

    ノリスの最初のアタックは1分24秒728を記録してトップに躍り出たが、前のプラクティスセッションでのベストラップには遠く及ばず、1時間の中で路面の進化によってタイムが大きく更新されることが予想されていた。

    チームメイトのオスカー・ピアストリは、FP1をパト・オワードに譲った影響もあり、ノリスがタイムを更新する前は0.4秒遅れに位置し、最終セクターでオーバーステアと戦っていた。ノリスはその後、マシンを避けようとした際に角田裕毅と接触しそうになり、レッドブルを離れる角田は手を挙げて謝意を示したが、走行妨害として後に調査対象となった。

    コース上が徐々に賑わい始めると、オリー・ベアマンはFP2での速さが偶然でないことをすぐに証明し、最初のラップでノリスよりわずか0.008秒遅いタイムを記録した。その後、ハーフウェイ直前にはフェルスタッペンが力強くP1に浮上した。ハースだけがサプライズではなく、ストロールもレッドウォール(ソフトタイヤ)での速いラップでベアマンを2番手に押し下げた。

    予選に向けた最後の準備となるこのセッションで、各車が走行を重ねるにつれてタイムは続々と更新されたが、ルイス・ハミルトンはターン9で限界を超え、ハイスピードでスピンしてバリアに激突した。幸い怪我はなかったが、彼は「フロントのどこかが歪んでリアがスナップした」と報告した。

    残るドライバーたちは、ダメージを負ったフェラーリが回収される間にピットへ戻らざるを得ず、ピット出口が再びオープンしたセッション終盤に走行時間を最大限活用しようとした。

    最初にコースへ戻ったのはピアストリで、フレッシュタイヤで一気にP18からP1へジャンプアップし、フェルスタッペンに対して0.5秒の差をつけた。しかしその首位の座は長くは続かず、ノリスも新品タイヤで1分23秒338を叩き出してトップを奪還した。最終セクターだけでチームメイトより0.3秒も速かった。

    チームメイトのラッセルは、その後FP3の最後の数分でP1に飛び込み、アロンソがノリスとフェルスタッペンの後ろにつけて4番手に入った。レッドブルのエースであるフェルスタッペンはラッセルのベストラップからわずか0.1秒強の差だった。

    ピアストリは最終的に5番手でセッションを終え、印象的なハースの2台(エステバン・オコンとベアマン)がこれに続いた。シャルル・ルクレール、アントネッリ、アレックス・アルボンがトップ10を締めくくった。上位10台を0.388秒以内に収めたイベントフルなセッションだった。

    角田裕毅はセッション終盤にピットレーンでアンドレア・キミ・アントネッリのマシンに接触されてサイドポッド〜フロアにかけて損傷。その影響で最後のアタックラップを行えず、20番手でセッションを終えた。

    ドライバーとチームには、現地時間18時に始まる予選まで、わずか数時間しか残されていない。各チームのガレージは、この後さらに慌ただしさを増しそうだ。気温の高い中で長いシーズンの最終戦を迎えるメカニックたちにとって、厳しい作業が続くことになる。

    フェラーリは、クラッシュを喫したルイス・ハミルトンのマシンの再組み立てに追われているほか、レッドブルも角田裕毅のマシン修理が必要となった。マクラーレンは、ランド・ノリスがセッション序盤にコースオフした影響でフロアのチェックを行う必要があり、メルセデスもアンドレア・キミ・アントネッリのマシンの状態を再点検する見通しだ。

    その一方で、これらすべての状況を精査するスチュワードたちは、メカニック以上に多忙な時間を過ごすことになりそうだ。

    アブダビグランプリ

    F1 アブダビGP フリー走行3回目 結果

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分23秒334
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分23秒338
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分23秒458
    4.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分23秒585
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分23秒593
    6.エステバン・オコン(ハース) – 1分23秒605
    7.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分23秒609
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分23秒675
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分23秒707
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分23秒722
    11.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分23秒791
    12.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分23秒811
    13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分23秒870
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分23秒895
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分23秒947
    16.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分23秒979
    17.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分24秒072
    18.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分24秒470
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒501
    20.角田裕毅(レッドブル) – 1分24秒693

  • 角田裕毅は20番手 … F1アブダビGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は20番手 … F1アブダビGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

    2025年F1アブダビGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。12月6日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、3番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は20番手タイムでセッションを終えた。

    ■ ラッセルがFP3最速、トップ10はわずか0.3秒差の接戦
    メルセデスのジョージ・ラッセルが1分23秒334で最速。ランド・ノリスとはわずか0.004秒差、3番手フェルスタッペンまで0.124秒と、上位勢は極めて僅差。FP3から予選への流れを占う上で、トップ10が3 tenths 以内という異例の大接戦となった。

    ■ ノリスとピアストリ、マクラーレン勢は依然強力も小さな乱れも
    ノリスはFP3でも高い競争力を示したが、ターン出口で角田裕毅と危うい場面があり、動揺を誘う瞬間も。またピアストリはセクター1・2で強さを見せつつも細かなミスが響き5番手。とはいえ予選に向けて「倒すべきはノリス」の構図は不変。

    ■ 角田裕毅とアントネッリがピットレーンで接触、双方に調査
    ピットレーンでの同時リリースが重なり、アントネッリが角田裕毅の車体側面に接触。アントネッリはフロントウイングを失い、角田の側もサイドポッドやフロアに潜在的ダメージの可能性。セッション後にスチュワード調査対象となっており、予選に影響が出る可能性もある。

    ■ ハミルトンがターン9でクラッシュ、フェラーリは予選前に修復作業へ
    ルイス・ハミルトンはターン9でスピンし、フロント右サスペンションを破損して赤旗の原因に。マシンは挙動が不安定で、路面温度・空力乱流・縁石の踏み方など複合要因が影響した模様。フェラーリは短時間での修復作業を強いられる。

    ■ ベアマンとキック・ザウバー勢が引き続き好調、上位を脅かす存在に
    ハースのオリバー・ベアマンは「insane」と表現した好フィーリングを維持し7番手。ザウバー勢もボルトレト11番手、ヒュルケンベルグ13番手と、ミディアム主体の走行でも上位圏内を確保。中団勢が予選でトップ10争いに食い込む気配が濃厚。

    ■ 王者争い3名がそろって上位、予選は“全員に勝機”の展開へ
    ノリス(2番手)、フェルスタッペン(3番手)、ピアストリ(5番手)と、タイトルを争う3名はいずれも0.26秒以内に収まった。FP3時点での勢力図は読みづらく、セッションごとに変動する流れ。タイトル決戦の予選は、誰がポールを奪っても不思議ではない状況となっている。

    2025年F1 アブダビGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分23秒334   14
    2 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分23秒338 0.004 20
    3 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分23秒458 0.124 15
    4 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分23秒585 0.251 17
    5 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分23秒593 0.259 17
    6 31 エステバン・オコン ハース 1分23秒605 0.271 19
    7 87 オリバー・ベアマン ハース 1分23秒609 0.275 16
    8 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分23秒675 0.341 28
    9 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分23秒707 0.373 14
    10 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分23秒722 0.388 18
    11 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分23秒791 0.457 16
    12 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分23秒811 0.477 18
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分23秒870 0.536 17
    14 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分23秒895 0.561 19
    15 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分23秒947 0.613 16
    16 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分23秒979 0.645 17
    17 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分24秒072 0.738 19
    18 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分24秒470 1.136 8
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分24秒501 1.667 18
    20 22 角田裕毅 レッドブル 1分24秒693 1.359 10
  • F1アブダビGP FP3展開:上位5台0.259秒の接戦 ハミルトンがクラッシュ

    F1アブダビGP FP3展開:上位5台0.259秒の接戦 ハミルトンがクラッシュ

    2025年F1アブダビGPの最終プラクティスはメルセデスのジョージ・ラッセルが1分23秒334でトップ。ランド・ノリスはわずか0.004秒差の2番手につけ、フェルスタッペンも0.124秒差の3番手と、三つ巴のタイトル争いがそのままFP3上位に並ぶ結果となった。

    上位5台が0.259秒以内という異例の接近戦で、予選は完全に“紙一重”の戦いへ。

    序盤:ノリスが序盤から飛ばす一方、各車が異なるタイヤで探り合い
    開始直後からノリスがソフトで積極的にアタック。ターン出口でやや不安定な挙動を見せつつもトップに立ち、昨日同様の強い仕上がりを示した。マクラーレン勢は早めにソフトを投入したのに対し、アストンマーティンやレーシングブルズは中盤までミディアムを中心に評価ランを実施。路面温度が週末最も高い状況で、予選に向けた方向性を各チームが慎重に見極める展開となった。

    角田裕毅とノリスが接近、インシデントとして調査へ
    ノリスはアタック中に角田裕毅の背後へ急接近。角田は即座に手を挙げて謝意を示したものの、出口で動きが重なったことでスチュワードは調査対象とした。ノリスは不満げな様子ながら回避に成功し、マクラーレンの流れに大きな影響はなし。

    “ルーキー”ピアストリはセクター1・2で最速級も最終セクターで失速
    ピアストリは初回のアタックでセクター1・2を紫表示に塗る勢いを見せたが、最終セクターでわずかなミスが出て首位争いから後退。それでも5番手(0.259秒差)と十分に予選上位が射程圏内で、決勝に向けたロングランでの安定性も含め総合的に良好。

    中盤:アントネッリが角田裕毅に接触、メルセデスに痛恨の判断ミス
    ピットレーンでメルセデスがアントネッリをリリースした瞬間、すでにファストレーンにいた角田の横腹へアントネッリが接触。アントネッリはフロントウイングを破損し、角田の車体側面にもダメージの可能性が発生。いずれもセッション後に調査対象となり、特に新人アントネッリには厳しい判断が下る可能性も。

    ベアマンがまたも“速さ”を証明、ハースは2台揃って上位
    FP2で衝撃的な速さを見せたオリバー・ベアマンは、FP3でも7番手に入る上位安定性を見せた。オコンも6番手につけ、ハースは“2台揃ってトップ7”という抜群の仕上がり。マシンバランスの良好さは本物で、予選Q3進出は現実的な目標となった。

    ザウバーも堅実な好パフォーマンス、ボルトレト11番手・ヒュルケンベルグ13番手
    ザウバー勢は中団上位をキープ。ボルトレトは11番手、ヒュルケンベルグは13番手とFP2からの流れを維持し、特にミディアムでの競争力が高い点は決勝戦略に向けて大きな強みとなる。

    ルクレールはロングラン重視、28周の最多周回で8番手
    フェラーリのシャルル・ルクレールはFP3最多となる28周を走行。セットアップ確認を重視した内容で、8番手というタイム以上にレースペースの向上が見られた。昨日の不安を払拭できている可能性が高い。

    終盤:ラッセルとノリスが最終決戦の火蓋を切る
    残り15分、ラッセルが新品ソフトでノリスのタイムを0.004秒更新。フェルスタッペンも7周使用したソフトで乗じる形で3番手に浮上。ノリスは最終セクターでミスが出る場面もあり、最終結果こそ2番手だが“トップ争い三つ巴”の構図がより鮮明になった。

    ハミルトンがターン9でクラッシュ、赤旗に
    路面温度が高い中でマシンの挙動が乱れ、ターン9でスピンしてバリアに接触。フロント右サスペンションを損傷し、セッション再開後も走行できず18番手で終了。フェラーリは予選までに大規模な修復作業に追われる。

    ローソンとハジャーは中団で競り合い、レーシングブルズは15・16番手
    レーシングブルズ勢はローソン15番手、ハジャー16番手。両者とも序盤はミディアム中心の評価ランを実施し、終盤のソフト投入で中団グループの中に滑り込んだ。セットアップ調整次第でQ2進出の可能性は十分に残る。

    角田裕毅は20番手、ペースとリズムが噛み合わず厳しい内容
    角田は中盤の接触によりマシン確認が必要となり、再度のアタックでも最適な温度域に入らず19番手。トップから1.359秒差と苦しい位置だが、予選までに車体のダメージ評価とセットアップ再構築が急務となる。

    いざ予選へ──三つ巴タイトル戦がクライマックスに
    ノリスは安定した速さ、フェルスタッペンは着実な改善、ピアストリは一発の鋭さをそれぞれ披露し、三者三様の“武器”を持ったまま予選へ突入する。トップ10が0.388秒差以内という超接戦の中、誰がポールを取ってもおかしくない状況だ。

    F1 アブダビGP FP3 結果・ラップタイム

    1.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分23秒334
    2.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分23秒338
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分23秒458
    4.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分23秒585
    5.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分23秒593
    6.エステバン・オコン(ハース) – 1分23秒605
    7.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分23秒609
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分23秒675
    9.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分23秒707
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分23秒722
    11.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分23秒791
    12.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分23秒811
    13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分23秒870
    14.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分23秒895
    15.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分23秒947
    16.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分23秒979
    17.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分24秒072
    18.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分24秒470
    19.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒501
    20.角田裕毅(レッドブル) – 1分24秒693

  • F1アブダビGP フリー走行2回目 ハイライト動画:角田裕毅は17番手

    F1アブダビGP フリー走行2回目 ハイライト動画:角田裕毅は17番手

    2025年F1 アブダビGP フリー走行2回目のハイライト動画。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラクティスが行われた。

    タイトル争いが佳境を迎える2025年F1アブダビGPのフリー走行2回目(FP2)は、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムを記録し、初日の支配的な流れを維持した。FP1ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.008秒差で競り勝ったノリスだったが、FP2ではその差を0.363秒に広げ、予選に最も近いコンディションで強さを示した。

    3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、上位陣はおおむね順当な顔ぶれとなった。一方で、ハースF1チームのルーキー、オリバー・ベアマンが4番手につけ「どうしてこんなに良いのかわからない」と無線で驚きを示すなど、中団勢でも明暗が分かれた。

    中団勢でベアマンが躍進、サウバー勢が続く
    ハースのベアマンはソフトタイヤで安定したスピードを見せ、4番手という上位に割って入る結果を残した。キック・サウバーも上位に食い込み、ニコ・ヒュルケンベルグが5番手、ガブリエル・ボルトレトが6番手とチーム最終戦に向けて上々の滑り出しとなった。

    一方、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はFP1を欠場した影響もあり、ソフトタイヤでのアタックラップをまとめ切れずロックアップも発生。トップ10入りを逃し11番手にとどまり、チームメイトのノリスとは対照的な初日となった。

    角田裕毅はペースに苦戦、上位進出へ課題も
    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、FP2を通して十分なグリップを感じ取れず、決勝と予選に向けてペース改善の必要性が残る一日となった。終盤はロングランに切り替わったこともあり順位変動はほとんどなく、角田裕毅にとってはデータ収集の比重が大きいセッションとなった。

    トラフィックが各車のアタックを妨げる
    FP2では終始多くのマシンがトラック上に出ており、ソフトタイヤでのアタック時には激しいトラフィックが発生。そのため、理想的なラップを組み立てられない場面が多く見られた。各車がロングランへ移行した終盤は順位がほぼ固定され、初日の勢力図が確認できる内容となった。

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  • F1アブダビGP 初日:トップ10 ドライバーコメント

    F1アブダビGP 初日:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1アブダビGPのフリー走行2回目でトップ10入りしたドライバーのコメント。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 アブダビグランプリのフリープラクティスが行われた。

    ランド・ノリスが連続トップで初日を支配し、フェルスタッペンとラッセルが僅差で追う展開となったアブダビ初日。トップ10にはハースのベアマン、ザウバーのヒュルケンベルグ&ボルトレト、さらにはレーシングブルズのハジャーなど、“伏兵”勢がしっかり食い込む結果となり、最終戦らしい緊張感のある順位構図が浮かび上がった。

    一方で、フェラーリのシャルル・ルクレールやアストンマーティンのアロンソ、メルセデスのアントネッリなど、上位勢の中でも改善点を見いだすドライバーは多く、予選への伸びしろを残している状況だ。全体のタイム差が極端に小さいだけに、わずかなセットアップ調整が明暗を分ける可能性が高まっている。

    1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「アブダビでの初日は悪くないけど、まだクルマにもう少し欲しいところがある。まだ完全には満足できていなくて、自信も完璧ではない。タイム的には良さそうに見えるけど、週末が進むにつれて接戦になるのは分かっているから、まだ笑っていられる状況じゃない。とはいえ良いスタートではある」

    2番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日のプラクティスはまずまずだった。クルマにはそこそこ満足しているけど、もう少し速さが必要だ。まだ十分に速くないし、僕らとしては悪くないウインドウにいるとは思うが、埋めないといけない差がある。レースペースにもまだ取り組む必要があるし、どれだけ改善できるか見てみる。乗り心地は難しく、シングルラップもロングランももう少し良くする必要がある。明日どうできるか見てみよう」

    3番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「FP1ではあまり良い状態で始められなかったけど、FP2で改善できた。日中の暑い状態ではクルマのフィーリングがあまり良くないが、日が沈んで気温が下がると改善する。そこに加えて、セッション間で行った変更も良かった。明日の予選はフロント争いが接戦になりそうだが、ハースのベアマンやザウバー勢など驚きがあるかもしれない。良いグリッドを取るにはうまくまとめる必要があるし、レースペースにも課題があるので今夜改善点を見ていくつもりだ」

    4番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「FP1では良いクルマがあってフィーリングもとても良かった。最初のランでは少しアンダーステアがあったけど、クルマが速く走りたがっているのは分かった。FP1は小さなトラブルであまり走れなかったが、ミディアムでの1周は競争力があり、その良い流れが午後にも続いた。フィールド全体が非常にタイトで、4〜5分の1秒でトップ10の外に落ちる状況だから、明日はすべてを最適化することが大事だ」

    5番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日はクリーンな金曜日で、こちら側には中断もトラブルもなかった。フィーリングは良く、この感触を週末に持ち込めるのはいいことだ。あとは微調整で細かい部分を仕上げて、週末の残り2日間でもこの勢いを維持していきたい」

    アブダビグランプリ

    6番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「全体としてポジティブな一日だった。明日に向けて細かい調整は必要だけど、ハイフューエルもローフューエルもバランスの理解に集中できて、とても有意義な内容だった。こうした位置にクルマがいるのは励みになるが、まだ金曜日だから気を抜かず、明日の予選に向けて最大限パフォーマンスを引き出すようプッシュし続ける」

    7番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「全体的にアブダビでの良い一日だった。正直、もっと良くなると思っていたけど、サウバー勢もオリーもすごく速くて僕たちの前にいる。もっと速さを見つける必要があるので、今夜取り組んでいく。明日の予選は本当に戦いになると思う」

    8番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「FP1は特別だった。弟がスクーデリアのF1マシンを走らせて、同じセッションでコースを共有できたのは、子どもの頃からの夢で、それだけで笑顔になった。走行面では全体的に難しい金曜日で、何かが足りない。どこを改善できるか探して、明日の予選で前に行けるようプッシュしている」

    9番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日は1回のセッションだけだったので、クルマのフィーリングをすぐにつかむ必要があったが、すべて予想通りだった。バランスを取るのが難しいサーキットなので、週末を通して作業を続けてポイントを狙いたい。午前に走ったジャックとシアンを見るのも良かった」

    10番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「今日は本来のポテンシャルを十分に示せなかったと思う。FP2に向けて改善したけど、ソフトでのベストラップの終盤で少しミスをしてP10になった。予選では前方争いに加われると思うが、マクラーレンが今日の感じでは最も速そうだ。フィールド全体のギャップは非常にタイトだから、良いグリッドを取るには完璧に近いパフォーマンスが必要だ。ロングランはFP1より良かったけど、さらに改善してレースに自信を持って臨みたい」

  • F1アブダビGP 初日:11番手以下 ドライバーコメント

    F1アブダビGP 初日:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1アブダビGPのフリー走行2回目で11番手以下だったドライバーのコメント。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 アブダビグランプリのフリープラクティスが行われた。

    11番手以降は、気温差やセットアップの難しさに苦しんだドライバーが軒並み後方に沈む結果となった。特に、ピアストリやストロール、サインツ、ハミルトンといった常連組が中団に埋もれ、ウィリアムズやフェラーリ勢はクルマのフィーリング改善を最優先課題として夜の作業に臨むことになった。

    さらに後方では、角田裕毅が「シーズンでも最悪の走行」と語るほどマシンに苦戦し、レーシングブルズのローソンもFP1欠場の影響で苦しい滑り出し。アルピーヌ勢も揃ってグリップ不足に悩まされ、予選Q1突破がまず最初の関門となる。下位勢はセットアップの方向性を見極められるかが明日の生き残りの鍵となりそうだ。

    11番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「今日は走行時間が短かったけど、FP2で多くを学べた。クルマは良いウインドウに入っていて、今夜いくつか微調整が必要なだけだ。終盤にはフィーリングをつかみつつあったので、今夜見直して明日の予選日を良い形で迎えたい」

    12番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はヤス・マリーナでリズムをつかんで、自信をつけることが中心だった。FP2ではクルマのフィーリングは悪くなかったが、今夜取り組むべき点がいくつかある。改善できる部分を見て、明日どれほど戦えるか確認する」

    13番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「今日は本当にタイトなセッションだった。僕たちは戦えていると思うけど、現状ではハースとザウバーがミッドフィールドをリードしているように見える。ロングランで高いデグラデーションに驚いたので、そこを見直す必要がある。明日は前進してQ3争いをしたい。最終的には誰がラップをまとめられるかだから、最大限の集中が必要だ」

    14番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「FP1でアーサーの走りを見るのは良かったし、FP2に向けて良い気分だった。でもクルマはドライブが難しく、改善すべき点がいくつかある。今夜データを確認して、明日に向けて一歩前進できる部分に取り組むつもりだ」

    15番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「正直、悪い一日ではなかったけど、小さな問題があちこちにあった。今日は1セッションだけだったが、クルマ自体は悪くない。デグラデーションが想定よりかなり高く、日曜は面白い展開になりそうだ。グリップはあるけどフロントが滑りやすく、みんながフロントタイヤに苦しんでいる。明日はスムーズなFP3を迎えて、その後どうなるか見ていきたい。フィールド全体が0.5秒以内に収まっているような状況なので、とてもタイトだ」

    角田裕毅 アブダビグランプリ

    16番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「今日はうまくいっていない。クルマで1周をまとめることができない。どのラップでも0.5秒遅れてしまい、見直すことがたくさんある。クルマが自分の望む動きをしてくれない」

    17番手:角田裕毅(レッドブル)
    「正直、ここまで厳しいとは思っていませんでした。まだクルマとの距離が大きくて、何が起きているのか正確には分かっていません。今日はシーズンでも最悪のプラクティスのひとつだったと感じています。今夜しっかり原因を調べて、どこで問題が起きているのか突き止める必要があります。今のままでは良くありませんし、明日に向けて少しでも良い状態に持っていけるようにしたいと思います」

    18番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「FP1を走らなかったのでFP2は少し難しかった。自然と追いつく部分があり、期待していたよりやるべきことが多い。今夜取り組んで、明日はもっと強いクルマで戻ってきたい。FP3は気温の関係で予選の参考にはあまりならないだろうから、今日は得られた学びに集中することが重要だ。チームとしてはかなり速そうなので、自分のクルマをしっかり仕上げるだけだ」

    19番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日のFP2は厳しい内容だった。明日トップ10を争うにはもっと多くのパフォーマンスを見つける必要がある。どこが不足しているか示す証拠はいくつかあり、改善できると信じている。いくつかうまく機能しなかった部分があり、バランスは一貫性を欠き、2台ともグリップ不足だった。何ができるか見て、シーズン最後の週末に全力を尽くしたい」

    20番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日は簡単ではなく、完全には理解しきれない一日だった。午後から夜にかけて後退したように感じた。FP1では良い感触で、周りのチームと比較しても悪くない位置にいたが、FP2はもっと難しかった。なぜそうなったのか理解する必要があるし、予選に向けて改善したい。これまでのレース同様、週末を通して改善していけるチームなので、今夜エンジニアとデータを見て、FP3でいくつか試せるようにしたい」