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  • フェルナンド・アロンソ、3台でのドーナツターンは“即興”の粋な計らい

    フェルナンド・アロンソ、3台でのドーナツターンは“即興”の粋な計らい

    フェルナンド・アロンソは、F1アブダビGPのレース後に即興で3台同時の感動的なドーナツターンで送り出してくれたルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルの粋な計らいに感謝の意を表した。

    F1アブダビGPで17年間のF1キャリアに一旦ピリオドを打ったフェルナンド・アロンソ。レース後のクールダウンラップで、ハミルトンとベッテルと3人のワールドチャンピオンによるドーナツターンを披露して感動的なフィナーレを演出したが、それは即興で行われたことだったと明かした。

    「あのインラップは実は即興だったんだ。事前に予定されたことではなかった」とフェルナンド・アロンソは説明。

    「ターン8で彼らがドーナツをやっているのが見えたし、上位勢に追いついた。そうしたら、一台が左、一台が右に並んで、そのままスタートフィニッシュラインまで一緒に走っていったんだ」

    「彼らの粋な計らいにとても感謝している。チェッカーフラッグで祝えたのも嬉しかったね」

    今週末は、ドライバーブリーフィングの装飾を含め、2度のF1ワールドチャンピオンの功績を称える様々なセレモニーが行われたが、フェルナンド・アロンソは少し圧倒されていると認める。

    「いろいろと見て、消化するにはまだ数日必要だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「チーム、リバティメディア、F1が僕のためにたくさんのことを準備してくれたけど、まだ自分の時間が作れていないんだ」

    「部屋に入るたびに携帯には何百、何千ものメッセージが届いているのが見えたけど、椅子に座るたびに誰かがドアをノックしてきて、また新たな人に会うために出て行って話さなければならなかった」

    「だから、昨日の夜と午前中は時間がなかったし、魔法のような週末を実感するにはちょっと時間が必要だ」

    フェルナンド・アロンソは11位でレースを完走。ケビン・マグヌッセンを抜くたびに3度シケインをカットする捨て身の攻撃を仕掛けたがギャップを縮めることができず、最終的にペナルティを科せられた。10位でフィニッシュできれば1900ポイントを獲得できたアロンソだったが、1899ポイントで一旦F1キャリアを終えることになった。

    2020年にF1復帰の可能性を除外していないフェルナンド・アロンソだが、何も保証できるものはないと語る。

    「今は復帰のことは考えていない。それは確かだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「でも、来年どう感じるかは自分でもわからない。今は休みが必要だし、2019年は違ったチャレンジが必要だ」

    「僕はインディ500でトリプルクラウンを争いたいし、他のアイコニックなレースもやってみたい。デイトナかもしれないし、他にもやれることはある」

    「でも、2020年はフルカレンダーで何かをする必要があると感じるかもしれない。インディカーかもしれないし、F1かもしれない。わからないけどね」

    「復帰の時期だと感じるかもしれないし、来年かなり楽しむことができて戻ってこないかもしれない」

  • F1 アブダビGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    F1 アブダビGP 決勝 | トップ10ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 最終戦 アブダビGPの決勝が11月25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、王者ルイス・ハミルトンが優勝で有終の美を飾った。

    レースはポールポジションからスタートした今年の王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。今季11勝目、通算73勝目を挙げた。2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入り、表彰台を獲得した。

    優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「素晴らしい一年だったし、本当に多くのことに心から感謝している。健康、チーム、ファクトリーと現場で全員がノンストップで成し遂げたハードワークなどすべてのことにね。それにお金を貯めて旅行して、レースを見に来てくれたファン、家から僕たちのサポートして、ポジティブなエネルギーと祈りを捧げてくれた全員に心から感謝している。今年は僕にとってとても励みになる経験だった。ここに来て、全力を尽くしたいと思っていた。チームは一年中、本当に素晴らしい仕事をしてくれたし、彼らに結果を届けて、素晴らしいシーズンの締めくくりにしたいと本当に思っていた。それができたと思うし、シーズン全体を通してサポートしてくれたみんなに本当に感謝している。引き続き、頑張って、みんなにエネルギーを届けるためことに取り組んでいく。今日はクルマに乗っていて本当に楽しかった。僕はドライビングを愛している。今日はすべての瞬間が愛おしかったし、もっと多くの日々を過ごしたいと思っている」

    2位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「今日のレースはシーズンをかなり要約していると思う。アップダウンがあって、最後はあと一歩のところまで近づいたけど、十分ではなかったというね。今日はできるだけ長くしがみついていようとしたけど、バルテリの後ろにいるのは厳しかった。僕の方が少し速かったと思うけど、接近するのはとても難しかった。特に最終セクターではね。彼に問題が発生したことでなんとか抜くことができた。僕たちはストレートで強かったし、スピードがあったけど、最終セクターで苦しんでいた。最後の2つのコーナーでは特にね。ある時点ではレースに勝つことを期待していたし、できる限りハードにプッシュしたけど、最終的には十分ではなかった。とても激しい一年だったし、僕たちは自分自身を見つめ直さなければならないと思う。もっとうまくやれることはたくさんあるし、このチームにはまだ大きなポテンシャルがあるからね」

    3位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「スタートから簡単ではなかった。エンジンに少し問題があって、オープニングラップでいくつか順位を失ってしまった。蹴り出しは良かったけど、その後にプロテクションモードのようなものに走ってしまったと思う。センダーをオフにしたら、残りのレースでは問題なかった。問題が解決した後はアタックすることができたし、いくつか本当に素晴らしいオーバーテイクを楽しんだ。ボッタスを抜いたときは特に楽しかったね。彼はインサイドに僕がいるのが見えていなかったと思うし、接触してしまったけど、幸いにも二人ともダメージは免れた。ここは接近することができても、追従するのが難しいし、あまりベッテルを抜くために挑戦することができなかった。終盤は前が見えなくて少し苦しんでいた。バイザーがガスリーのマシンから吹き出たオイルで覆われてしまい、拭き取ろうとしたら悪化してしまった。霧のなかで運転しているみたいだった。幸いにもタイヤは最後まで持ってくれたし、また表彰台に上がってシーズンを締めくくることができた。今は全員がちょっとした休憩に備えている。テストが完了したら、少し休んでリフレッシュして、2019年の新しいチャレンジに向けた準備を進めていく」

    4位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「表彰台でこの章を締めくくりたかったので、4位という結果に熱狂することはできないし、少し残念でもある。しばらくの間リードしていたのは楽しかったけど、ステイアウトしたことで、上位勢との差が開いてしまった。選択肢はあまりなかったし、早めにピットインしていたらトラックポジションを守れたかもしれない。でも、スーパーソフトがあれほど持つとは誰も考えていなかった。ピットイン後のペースアドバンテージは強かったけど、すぐに落ちてしまったし、マックスや上位勢に大きなプレッシャーをかけられるほどではなかった。まだ頭の中はレースにいるけど、落ち着いたらチームと過ごした5年間を振り返ってみたい。彼らとチャンピオンになれたら最高だっただろけど、レッドブルは初ポール、初勝利、初表彰台を僕にもたらしてくれた。僕がF1で成し遂げたすべては彼らのおかげだし、それには本当に感謝している。レース直前にガレージのみんなが愛情と感謝の気持ちを伝えてくれたし、その瞬間は決して忘れることはないだろう。チームとのこの5年間、レッドブルとのこと10年間に感謝している。最後にチームとシューイして祝いたかったけど、レッドブル・ファミリーのみんなに感謝と愛を込めてこの章を閉じるとしよう」

    5位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「もっと良い結果でシーズンを終えられれば素晴らしかっただろうけど、今回のレースは一年を要約くしているかもしれない。スタートはうまくいったけど、そこから下り坂に入っていった。レース開始時はすべてがかなり良い感じだったけど、そのあとターン5とターン8でロックしてしまい、いくつか順位を失った。ブレーキに苦しんでいたし、マックスとの接触でスローパンクチャーも発生していたので、2回目のピットインを行わなければならなかった。マックスと僕は接触したけど、本格的なバトルであり、ハードなレースだったし、すべてがフェアだった。ピットストップ後の最後の周回はポジションを上げられないことがわかっていたのでかなり長く感じだ。今シーズンは思い通りには進まなかったし、実際、終わったことをかなり嬉しく思っている。今後数週間はかなり忙しくなるだろうけど、12月に少し休んで、2019年に新鮮なスタートを切るのを楽しみにしている。今シーズンのすべてを分析して、来年はもっと強くなって戻ってくる」

    6位:カルロス・サインツ (ルノー)
    「今日は本当に素晴らしい結果を残せたし、この6位はちょっとフランスとメキシコのお返しのように感じている。僕たちにふさわしい結果だ! ずっと非常に強いペースがあったし、完璧なレースができた。僕たちはコンストラクターズ選手権4位を達成したし、それは僕たちにとってとても大きな結果だ。今年の進歩のすべてを確実に示したシーズン最終戦だった。結果を出して、とてもハッピーな気分でこのチームを離れることがでいるし、それはドライバーとして特別なモチベーションになる。ルノーチームとの最後のレースだったし、1年間を過ごしたみんなに感謝している。ファミリーを離れるわけではないし、加入するマクラーレンで引き続きルノーの多くの同僚たちと会うのを楽しみにしている」

    7位:シャルル・ルクレール (ザウバー)
    「今日はもっと良い結果を出せるレースだったとは思うけど、7位でいくつかのポイントを獲得してシーズンを終えることができた。このような素晴らしいシーズンを過ごせたことを、彼らが僕に教えてくれたすべてのことをアルファロメオ・ザウバーF1チームの感謝したい。一緒に仕事をして、僕たちの努力のすべてが進歩に反映されていくのを目にできたのは素晴らしい経験だった。僕たち全員がその一員だったことを誇りに思えると思うし、彼らの今後の活躍を祈っている」

    8位:セルジオ・ペレス (フォースインディア)
    「今週末に起こったいろんなことを考えれば、ポイント圏内で終えることができて満足している。クルマに満足できていなかったし、期待していたようなペースもなかった。バランスの問題は解決されないままだったし、クルマのどこかにダメージがあった可能性があると考えている。レースのスタートがとても重要だったし、力強い1周目を終えてトップ10圏内まで順位を上げることができた。その後は戦略が計画通りに機能したし、僕のメインの競争相手はルクレールだった。最後の数周は彼にとても近づいていたけど、オーバーテイクできるペースはなかった。チームのコンストラクターズ選手権7位を守ることができて嬉しく思っている。ポイントを獲得してシーズンを終えることが重要だった」

    9位:ロマン・グロージャン (ハース)
    「1周目にダメージを負ったことで困難だった。フロントウイングなどに明らかにダメージを負っていた。でも、ニコ(ヒュルケンベルグ)が無事でよかった。今日はクルマは運転するのは簡単ではなかったけど、ケビンが10位でフィニッシュして、2台揃ってポイントで終えられたことをとても嬉しく思う。僕たちはチーム内で本当に素晴らしい関係を築いている。一緒に楽しんでいるし、ダブル入賞で終えられたことはチームにとって素晴らしいことだ。もちろん、常にもっと多くを望むものだし、今日はもっと良い結果も達成可能だったと思っている。でも、クルマのダメージを考えれば、結果にはとても満足している」

    10位:ケビン・マグヌッセン (ハース)
    「シーズンにはとても満足している。このチームがどれくらい若いかを忘れがちだ。僕たちはまだ3年目だ。今シーズン、僕たちは前進するためのゴールを定めた。僕たちにとってそれはチャンピオンシップ7位だった。でも、僕たちは快適に5位を獲得した。シーズンを通して強かった。最後までずっとルノーやフォースインディアのようなチームに挑戦していた。それにはとても満足している。期待を上回る一年だった」

  • ピエール・ガスリー、オイル漏れでレースコントロールが強制ストップ

    ピエール・ガスリー、オイル漏れでレースコントロールが強制ストップ

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1アブダビGPの決勝レースでマシンからオイルが噴射していたことでレースコントロールからマシンをストップするよう命じられていた。

    ピエール・ガスリーは、パワーユニットからオイル漏れが発生したことでリタイアしたが、FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、トロロッソにマシンを止めるように指示していたことを明かした。

    「我々は彼をストップさせるようチームに求めた。彼のエンジニアはまだブルーフラッグのメッセージを彼に与えており、エンジンがオイルが噴射している事実に対応していなかった」

    「我々が彼らに伝えると、ピエールはマシンを止めた。それで大丈夫だった」

    ピエール・ガスリーの後ろを走行していたマックス・フェルスタッペンは、オイルがバイザーについたことで視界が遮られていたと語っている。

    「最後の数周はトロロッソから漏れたオイルがヘルメットにかかって簡単ではなかった。自分がどこにいるのかわからなかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    エステバン・オコンもオイル漏れによってリタイアしているが、オイルがコース上にまき散らされる懸念はなかったとチャーリー・ホワイティングは述べた。

    「彼はもう少し早めにクルマを止めることができたと思うが、彼はピットに戻ろうとしていた。まったく問題はなかったと思う」

    「コース上にオイルは認識していなかった。白煙にオイルが混ざっていたかもしれないが、コース上にオイルが捲かれることに比べれば、マイナーな不都合だった」

    「マーシャルは、コース上にオイルがないことを確認することにより重点を置いている。彼らは我々に報告するように訓練されている。当然ながら、エンジのオイルがコース上に落ちる場合にはすぐにクルマを止めるようにチームに求めることになるだろう」

  • 【動画】 3人のF1ワールドチャンピオンがドーナツターンで競演

    【動画】 3人のF1ワールドチャンピオンがドーナツターンで競演

    F1アブダビGPの決勝レース後、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソという3人のF1ワールドチャンピオンが競演してドーナツターンを披露した。

    レースはポールポジションからスタートした今年の王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。今季11勝目、通算73勝目を挙げて今シーズンの有終の美を飾った。

    2位にはハミルトンとタイトルを争ったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が入り、ハミルトンと健闘を称えあった。

    そして、今回がF1最後のレースとなったフェルナンド・アロンソは、11位でフィニッシュ。ポイントこそ獲得できなかったが、アロンソらしいアグレッシブなレースで観客を沸かせた。

    レース後、そのF1ワールドチャンピオンの3人がホームストレートでドーナツターンを披露。序盤にリタイアしたもう1人のチャンピオンであるキミ・ライコネンがいなかったのは残念だったが、感動的なフィナーレで激動の2018年シーズンを締めくくった。

  • トロロッソ・ホンダ:F1アブダビGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1アブダビGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1アブダビGPの決勝レースで、ブレンドン・ハートレーが12位でフィニッシュ、ピエール・ガスリーはトップ10まで浮上した直後にトラブルでリタイアした。

    シリーズ最終戦となる第21戦アブダビGP、決勝レースが午後5時10分より行われた。アブダビの日没は午後5時33分で、レースは日没を挟んで行われるトワイライトレース。スタート時、気温32℃、路面温度35℃というコンディションで、55周の決勝を迎えた。

    シリーズ最終戦に挑むRed Bull トロロッソ ホンダの2台は、ブレンドン・ハートレーが16番手から、ピエール・ガスリーが17番手からのスタート。ガスリーは予選でトラブルが発生したPUをストック品に交換し、レースに臨みます。ハートレーはウルトラソフトタイヤで、ガスリーはスーパーソフトタイヤでスタートを切りました。

    午後5時10分にフォーメーションラップがスタート。好スタートを切ったガスリーは、スタート直後に14番手にポジションアップする。ターン9でルノーのニコ・ヒュルケンベルグが横転するアクシデントが発生。これによりセーフティカーが導入される。このアクシデントの影響もあり、ハートレーはフロントウイングにダメージを負ってピットインを余儀なくされ、1周終了時点でピットに戻り、フロントウイングを交換し、スーパーソフトタイヤに履き替えてコースへ戻った。ガスリーは13番手、ハートレーは19番手でセーフティカー先導の走行が3周終了まで続いた。

    6周目にはフェラーリのキミ・ライコネンがコース上にストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が発動される。このタイミングで上位車がタイヤ交換のためにピットインを行い、ガスリーは10番手にポジションを上げた。ガスリーは前車に接近し、ポジションアップを狙う。18周目、上位車のピットインで9番手に上がり、さらに前車との差を詰めたガスリーは、25周目に前車のトラブルによって8番手、その次周には前車のピットインにより7番手とポジションを上げる。

    28周目、ガスリーがタイヤ交換のためピットイン。ウルトラソフトタイヤに交換した。16番手でレースに戻ったガスリーは、すぐに前車をパスし15番手となり、14番手走行のハートレーの背後に迫る。33周目、ペースの速いガスリーとハートレーがポジションを入れ替えた。ペースアップしたガスリーは、35周目に13番手に上がる。そして、ガスリーは上位車のピットインによって42周目に11番手、45周目には上位車のトラブルにより10番手、入賞圏内に浮上した。しかし47周目、ガスリーのマシンにPUのオイル漏れによるトラブルが発生しストップ。悔しいリタイアとなった。

    ガスリー同様に、上位車のトラブルなどでポジションを上げたハートレーは、ガスリーのリタイアによって12番手となる。ハートレーは2周目から最後までスーパーソフトタイヤで走りきり、12位完走を果たした。

    F1グランプリ全21戦を終え、コンストラクターズ選手権においてトロロッソ・ホンダは33ポイントを獲得し、ランキング9位で2018年シーズンを終えた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はガスリー選手が入賞圏内を走行していただけに、レース終盤にオイル漏れからくる白煙により、シーズン最終戦をリタイアで終えたことは非常に残念でした。オイル漏れの原因についてはこれから確認を行います。ハートレー選手については粘り強くレースを続けたものの、スタート後のアクシデントが響き、ポイント獲得には至りませんでした。今シーズンはトロロッソとのパートナーシップを通して、多くのことを学ぶことができた一年でした。我々のPUについてはパフォーマンス、信頼性ともに確実に前進している手ごたえがある反面、まだまだ向上すべき課題も多くあると感じています。来季の2チーム供給に向け、オフシーズンにさらなる開発を推し進め、いい形で来るべきシーズンに臨みます。最後に2名のドライバー、トロロッソおよびホンダ双方のファクトリーメンバー、トラックサイドメンバー全員の努力に、感謝の言葉を贈りたいと思います。また、どんなときも応援をいただいたファンの皆様にも御礼を申し上げます。来年はさらにいい一年にできればと思いますので、引き続きのご声援をよろしくお願いいたします」

    フランツ・トスト (スクーデリア・トロ・ロッソ代表)
    「アブダビGPはトロロッソにとっていい週末とはなりませんでした。ピエールはとてもいいスタートを決め、13番手からレース中も順位を上げ、トップ10フィニッシュが可能なペースを見せてくれました。不運にも残り数周でリタイアとなりましたが、原因は今後調査していきます。ピエールはスクーデリア・トロ・ロッソでの最後のレースでしたが、一年を通じて素晴らしい貢献を果たしてくれ、大いに成長し、レッドブル・レーシングのシートにふさわしい姿を見せました。彼の最高のパフォーマンスに感謝していますし、今後の活躍を祈っています。ブレンドンは、ウルトラソフトでスタートし、ピエールと反対の戦略を採りました。不運にも、彼は1周目のターン8で起きた中団のアクシデントに巻き込まれたので、フロントウイング交換のために予定よりも早くピットへ呼ばなければなりませんでした。そこからリアタイヤのオーバーヒートに苦しみ、12位フィニッシュとポイントには届きませんでした。LMP1からやってきて、F1のタイヤマネジメントなど、さまざまな事柄に適応するのは簡単ではなかったでしょう。時には不運な場面もありました。しかし、彼はシーズンを通じて成長してくれました。チームとホンダが今年取り組んできた懸命な働きに報いるためにも、ポイントを獲得してシーズンを締めくくれればよかったと思います。現場のスタッフ、そしてイタリア、日本、英国のファクトリーのみんなに感謝しています。来年に向けて、また全力で取り組んでいきます」

    ブレンドン・ハートレー (12位)
    「残念ながら、僕のレースは1周目で終わってしまったようなものです。ターン8進入時のクラッシュで行き場をなくしてしまい、前のマシンを避けるためにはコースアウトせざるを得ませんでした。そこでデブリを踏んでしまい、フロントウイングにもダメージを受けたので、ピットインしました。旧スペックのフロントウイングを装着し、交換したスーパーソフトタイヤで最後まで走りきらねばならず、レース中はずっと苦しい戦いになりました。タイヤをしっかりと持たせることはできたと思いますが、1周目でこうした問題を抱えてしまったので、今日の12位は最大限の結果だと思います。シーズン当初よりもかなり成長して一年を終えられますし、ここ数戦はかなりよかったものの、今日はプラン通りにいきませんでした。シーズンを通じての成長に満足しており、今年はドライバーとして強くなれた一年だったと思います」

    ピエール・ガスリー (リタイア)
    「予選、決勝ともに苦戦を強いられ、僕らにとっては厳しいレースウイークとなりました。残り数周のところで後方から煙が出始めました。何が起きたのかはっきり分かってはいませんが、それまではとても楽しいレースを満喫できていました。17番手から10番手までポジションを上げて、9位フィニッシュしたロマン(グロージャン選手、ハース)とバトルができていたのですが、リタイアという結果に終わってしまいました。今日はトロロッソでの最後のレースだったので、少し感傷的になっていました。チーム、そしてホンダのみんなと、素晴らしいシーズンを過ごすことができたので、それに報いるためにも、今日は完走を果たしたかったです。ただ、全体的には僕にとっていいシーズンとなりました。トロロッソと働けて、本当に楽しかったですし、ともに過ごしたレースウイークを忘れません。来年、レッドブル・レーシングで始まるキャリアの新章も楽しみですが、僕に多くを与えてくれて、情熱あふれる最高のメンバーがそろったこのチームを去るのはさみしいです。みんなと働けて、本当によかったです!」

    関連:F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

  • 【動画】 F1アブダビGP 決勝 ハイライト

    【動画】 F1アブダビGP 決勝 ハイライト

    2018年 F1アブダビGPの決勝レースが11月25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、王者ルイス・ハミルトンが優勝で有終の美を飾った。

    現地時間17時10分。気温32.6℃、路面温度35℃のドライコンディションで55周のレースはスタート。降水確率40%となっており、中盤には小雨がパラついたが、コンディションを変えるまでの強さではなかった。

    序盤は荒れた展開。ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がロマン・グロージャン(ハース)に乗り上げるかたちで横転してクラッシュ。セーフティカーが導入される。レース再開後にはキミ・ライコネン(フェラーリ)がホームストレートでストップ。メカニカルトラブルによるリタイアでフェラーリでの最後のレースを終えることになった。

    優勝はポールポジションのルイス・ハミルトン。序盤のピットストップで順位を落とすものの、実質的にトップを譲ることなくトップでチェッカー。今季11勝目、通算73勝目を挙げて今シーズンの有終の美を飾った。

    2位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入り、表彰台を獲得した。F1最後のレースとなったフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は311戦目のレースを惜しくも11位で終えた。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが12位、ピエール・ガスリーはマシントラブルによってリタイアでレースを終えた。

    最後は、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソという3人のワールドチャンピオンがホームストレートでドーナツターンを披露。2018年シーズンを感動的に締めくくった。

    2018年 F1アブダビGP 決勝 動画

  • ダニエル・リカルド 「レッドブルと過ごした時間に感謝したい」

    ダニエル・リカルド 「レッドブルと過ごした時間に感謝したい」

    レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、F1アブダビGPの決勝レースを4位で終えた。

    今シーズン、ダニエル・リカルドは、2勝、2回のポールポジションを達成。反面、8回のリタイアとトラブルに泣かされたシーズンでもあった。リカルドは合計170ポイントを獲得してランキング6位でシーズンを終了。来季からはルノーに移籍することが決定している。

    「表彰台でこの章を締めくくりたかったので、4位という結果に熱狂することはできないし、少し残念でもある」とダニエル・リカルドはコメント。

    「しばらくの間リードしていたのは楽しかったけど、ステイアウトしたことで、上位勢との差が開いてしまった。選択肢はあまりなかったし、早めにピットインしていたらトラックポジションを守れたかもしれない。でも、スーパーソフトがあれほど持つとは誰も考えていなかった」

    「ピットイン後のペースアドバンテージは強かったけど、すぐに落ちてしまったし、マックスや上位勢に大きなプレッシャーをかけられるほどではなかった」

    「まだ頭の中はレースにいるけど、落ち着いたらチームと過ごした5年間を振り返ってみたい。彼らとチャンピオンになれたら最高だっただろけど、レッドブルは初ポール、初勝利、初表彰台を僕にもたらしてくれた。僕がF1で成し遂げたすべては彼らのおかげだし、それには本当に感謝している。レース直前にガレージのみんなが愛情と感謝の気持ちを伝えてくれたし、その瞬間は決して忘れることはないだろう」

    「チームとのこの5年間、レッドブルとのこと10年間に感謝している。最後にチームとシューイして祝いたかったけど、レッドブル・ファミリーのみんなに感謝と愛を込めてこの章を閉じるとしよう」

    ダニエル・リカルド レッドブル ラストレース

  • キミ・ライコネン 「フェラーリとの思い出はいつまでも忘れない」

    キミ・ライコネン 「フェラーリとの思い出はいつまでも忘れない」

    フェラーリのキミ・ライコネンは、F1アブダビGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    今シーズン、キミ・ライコネンは1勝、1回のポールポジジションを達成。251ポイントを獲得してランキング3位でシーズンを終えた。ライコネンは今シーズン限りでフェラーリを離れ、来季からはザウバーに移籍することが決定している。

    「もちろん少しがっかりしている。フェラーリとのラストレースをこのような形で終えたくなかった。うまくやりたかったし、その仕事をするための良いマシンがあったと思う」とキミ・ライコネンはコメント。

    「残念ながら、電気系のトラブルが発生してしまった。バックストレートでパワー不足を感じて、その後すべてがシャットダウンした。残念だが、レーシングにはこういうこともある」

    「かなりまともなシーズンだったけど、4回のリタイアは計画にはなかったし、もちろん助けにはならなかった。もっと多くを望んでいたのは確かだ」

    「いつも多くの応援をしてくれたフェラーリのファンに感謝したい。良い時も悪い時も一緒に過ごしてきたし、それによってすべてがより面白くなる。もちろんもっとよい終わり方を望んでいたけど、これもスポーツの一部だ」

    「ドライバーズタイトルを獲得し、一緒に2度のコンストラクターズタイトルを獲得した思い出はいつまでも忘れない」

    関連:F1アブダビGP 結果:王者ルイス・ハミルトンが今季11勝目で有終の美

  • フェルナンド・アロンソ 「この週末のことは永遠に忘れない」

    フェルナンド・アロンソ 「この週末のことは永遠に忘れない」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1アブダビGPの決勝レースを11位でレースを終えた。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは311戦目となった今回のF1アブダビGPをもって17年間のF1キャリアに一旦終止符を打つ。

    今シーズン、フェルナンド・アロンソは9回の入賞を果たして50ポイントを獲得してランキング11位でシーズンを終了。予選ではチームメイトのストフェル・バンドーンを21戦すべてで上回った。

    「とても激しく、楽しい数日間だった。今までの日々のすべてのことを受け止めるにはまだ数日かかると思う。この週末のことは永遠に忘れない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「F1、チーム、そして、ファンのみんなが僕のために本当にたくさんの素晴らしいものを用意してくれた。とても忙しくて、何が起きているのか考える暇もなかった」

    「一緒に素晴らしいインラップをくれたルイスとセバスチャンにも感謝している。とても感動的だった。彼らのことは本当にリスペクトしている。偉大なチャンピオンたちだ。キャリアの大部分で彼らとレースできたことを光栄に思う」

    「今日はタイヤマネジメント、燃料のセーブに集中し、ファイナルラップまでポイントを争った良いレースだった。僕はキャリアを通してずっと戦い続けてきた。競争力のあるクルマでだったこともあるし、そうではなかったこともあったけど、一度も諦めたことはない。自分が達成したこと、世界のベストチームでレースができたことを誇りに思う」

    「僕のファン、そして、この18年間僕をフォローしてくれた全ての人々に感謝している。僕のための多くのサポートとリスペクトを感じてきたし、とても真剣に受け止めている。光栄に感じている」

    「でも、僕はレースをやめるわけではない。僕はモータースポーツが大好きだし、見捨てないでね!」

    フェルナンド・アロンソ F1ラストレース

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  • マーカス・エリクソン 「これまでのF1でのベストシーズンだった」

    マーカス・エリクソン 「これまでのF1でのベストシーズンだった」

    ザウバーのマーカス・エリクソンは、F1アブダビGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    今シーズン、マーカス・エリクソンは6回の入賞を果たして9ポイントを獲得。ランキング17位でシーズンを終了。来季からはシュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカーに参戦することが決定している。

    「望んでいたようなレースの結末ではなかったし、レースからリタイアしなければならなかったのは残念だ」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「最も硬いコンパウンドでスタートしたけど、第1スティントはバランスに少し苦労した。リタイアしなければならなくなったほんの数周前にクルマのフィーリングが良くなり始めていたし、ペースも良くなっていた。続けれることができて、今日ポイントを獲得できていたら素晴らしかったけど、それでも僕たちのパフォーマンスには満足している」

    「長い一年だったし、チームのハードワークにはとても感謝している。僕たち全員が今シーズンを誇りに思っていいはずだし、僕たちは信じられないような進歩を果たした。これまでのF1でのベストシーズンだったし、ずっと忘れることはないだろう」

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