タグ: アイザック・ハジャー

  • アイザック・ハジャー F1モナコGP予選5番手「ダメージを最小限に抑えられた」

    アイザック・ハジャー F1モナコGP予選5番手「ダメージを最小限に抑えられた」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は2026年F1モナコGP予選で5番手を獲得した。チームメイトのマックス・フェルスタッペンが2番手につけるなか、ハジャーもQ2では3番手タイムを記録するなど上位争いに加わった。

    しかし、週末は順調なものではなかった。金曜日のFP1で大きなクラッシュを喫したことで走行時間を失い、自信を取り戻す必要に迫られていた。それでも土曜日のFP3で立て直し、予選ではトップ5グリッドを確保した。

    クラッシュからの巻き返しも予選には悔い
    ハジャーは予選後、自身のパフォーマンスについて複雑な心境を明かした。

    「間違いなく複雑な気持ちだ。とても良い巻き返しだったと思う。でも同時に、予選はあまりにも雑だったし、ミスも多すぎた」

    「Q3に向けての組み立てとしてはベストではなかったし、まだタイムを残していた」

    Q3最初のアタックではマシンの感触が良くなかったという。

    「Q3の最初のランではマシンのフィーリングが悪くて、Q2より遅かった。だから最後のアタックに向かう時も、そのラップが最後の基準になってしまう。それは理想的なアプローチではない」

    「前のドライバーたちとはコンマ5秒差があったので、大きく改善するのは本当に難しかった」

    FP1のクラッシュが最後まで影響
    ハジャーは予選でも、金曜日に失った走行時間の代償を払っていたと認めた。

    Q1序盤には無線でアウトラップへの不満を訴えていた。

    「トラフィックとタイヤの問題があった。だから最初から良い流れではなかった」

    「その時はマックスより1秒遅れていた。でもQ2では良いウォームアップができて、再び戦いに戻れた」

    「同じ仕様のマシンで十分な周回を重ねられなかった。そのツケが最後に出た」

    さらにFP1の事故について次のように振り返った。

    「セッションの半分以上を失ったと思う。FP2ではマシンは修復されていたけど、自信を取り戻す必要があったし、本当にひどい一日だった」

    「でも今朝のFP3を最大限活用できた。正直なところ、ダメージを最小限に抑えられたと思うし、うまくやれた」

    アイザック・ハジャー (レッドブル・レーシング) F1 モナコGP

    決勝では上位勢の争いに期待
    モナコでは予選順位が極めて重要になるが、ハジャーは決勝で前進できる可能性があると考えている。

    「そうだね。今年はスタート性能の差も見てきたし、ターン1で何か仕掛けがあるかもしれない」

    「僕たちもその争いの中にいられることを期待している」

    FP1の大クラッシュで大きく出遅れたハジャーだったが、予選では見事に立て直して5番手を確保した。モナコの決勝では上位4台の争いの背後からチャンスをうかがうことになりそうだ。

    【関連】
    ・F1モナコGP 予選 結果・タイムシート:アントネッリがポールポジション

  • アイザック・ハジャー F1モナコGP初日にクラッシュ「完全に不意を突かれた」

    アイザック・ハジャー F1モナコGP初日にクラッシュ「完全に不意を突かれた」

    アイザック・ハジャーは、F1モナコGPのFP1でクラッシュを喫したものの、FP2では立て直し、6番手タイムを記録した。

    レッドブル・レーシングは第6戦モナコGPでメルセデスに挑めるだけのペースを示しているが、ハジャーのマシンはFP1でバリアに激しく接触し、大きなダメージを負った。

    ハジャー「自信をつけたところで起きた」
    ハジャーはスイミングプール・セクション出口でリアを失った複数のドライバーのひとりだったが、そのスライドは他のドライバーよりも大きく、マシンはノーズからバリアに突っ込んだ。その後、レッドブルが回転し、リアにも二次的な衝撃が加わった。

    「かなり順調に進んでいた」とハジャーはその時点までのセッションについてコメント。

    「実際、いいラップを走れていたと思うし、自信もついてきていた。そして、その自信がついたところであの瞬間が起きた。本当に不意を突かれた。あそこで失うとはまったく思っていなかった」

    「それに、ここでリアをああいう形で失うクラッシュはあまり見ない。だから驚いたし、間違いなく厳しいものだった」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) モナコGP

    FP2では6番手まで挽回
    レッドブルは大規模な修復作業をできる限り迅速に進めたが、ハジャーはFP2の最初の15分間を走れなかった。

    それでもハジャーはセッション6番手タイムを記録した。ただし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのベストタイムからは約1秒遅れだった。

    「もう一度、自信を取り戻そうとした」とハジャーはコメント。

    「本当にリスクは取らず、少しずつ探っていった。そこにたどり着くまで少し時間がかかったし、まだ見つけるべきものはたくさんある。でも終盤にはかなり悪くない感触だった。だから明日に向けて一晩で何を見つけられるか見てみよう」

    フェラーリはFP1でシャルル・ルクレール、FP2でルイス・ハミルトンがトップタイムを記録し、初日をリードした。ハミルトンはこの日最速となり、レッドブルはフェラーリに続く勢力としてメルセデスとの差を意識している。

    今週末、レッドブルがメルセデスとフェラーリに挑めるかと問われると、ハジャーはこう答えた。

    「間違いなくメルセデスと戦うことを見ている。トップ3はとても強く、いい流れを持っていると思う。だから、物事をうまく機能させて差を縮めるには、とても強いFP3が必要だ」

    「でも、できればそれを最大限に生かして、予選に向かい、同じように積み上げていきたい」

    【関連】
    ・F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

  • アイザック・ハジャーがクラッシュで赤旗 F1モナコGP FP1が一時中断

    アイザック・ハジャーがクラッシュで赤旗 F1モナコGP FP1が一時中断

    2026年F1モナコGPのフリー走行1回目(FP1)は、アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)のクラッシュによって赤旗中断となった。セッション残り時間が減っていくなか、各チームは貴重な走行時間を失う状況となっている。

    赤旗提示時点では、キミ・アントネッリ(メルセデス)がミディアムタイヤで1分14秒537を記録して首位。シャルル・ルクレール(フェラーリ)がハードタイヤで0.391秒差の2番手につけた。

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)はミディアムタイヤで3番手まで順位を上げていたが、チームメイトのアントネッリからは約0.45秒遅れていた。

    スイミングプールで突然のスナップ
    ハジャーのクラッシュはスイミングプール・シケインで発生した。

    F1 TVで解説を務める元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、マシン後部が突然流れた瞬間について次のように説明した。

    「ハジャーにとってはかなり激しいスナップだった。ターンインした瞬間にリアが流れるのを体で感じるような状況だ。難しいコーナーだし、非常に高い速度を持ち込んでいる」

    映像では、ハジャーがコーナー進入時にリアのグリップを失い、そのままマシンがスライド。コントロールを取り戻せないままロックアップし、バリアへ正面から衝突したことが確認された。

    通常とは異なるクラッシュの形
    モナコのこの区間では、先にシャルル・ルクレールが接触したようにイン側のバリアへ軽くヒットし、サスペンションを損傷した結果として直進して外側バリアへ突っ込むケースが一般的だ。

    しかし今回のハジャーの事故はそれとは異なり、コーナー進入時のスナップによってリアを失ったことが直接の原因となった。

    マシンは前方からバリアへ衝突し、大きなダメージを受けた。停止したRB22はフロントウイングを失い、タイヤも1本脱落した状態となっていた。

    自力でマシンを降り無事を確認
    事故発生直後に赤旗が提示され、セッションは中断された。

    ハジャーは自力でコクピットから脱出し、無事であることを示した。その後はヘルメットを装着したままピットへ向かって歩いて戻った。

    衝撃の大きいクラッシュだっただけに、ドライバーが自ら歩いて現場を離れたことはレッドブル陣営にとって何よりの安心材料となった。

    走行再開 ハジャー車両を撤去
    マーシャルによる車両回収作業が完了すると、セッションはグリーンフラッグとなり再開された。

    ピットレーンも再オープンされ、各チームは失われた走行時間を取り戻すために再びコースへ向かった。

    最初にピットレーンを離れたのはアウディのニコ・ヒュルケンベルグで、新品のミディアムタイヤを装着してコースインした。

    モナコでは1周ごとの走行が極めて重要となるだけに、赤旗によって失われた時間を取り戻そうと各チームが慌ただしくプログラムを再開している。ハジャーのクラッシュによる中断はあったものの、FP1は再び通常の進行へ戻った。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1で苦戦告白「なぜペースが消えたのか」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1で苦戦告白「なぜペースが消えたのか」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は2026年F1カナダGPで5位入賞を果たし、レッドブル昇格後の自己最高成績を記録した。しかし、そのレース内容は結果ほど順調なものではなかった。

    ハジャーはシャルル・ルクレールとのバトルで2度のペナルティを受けながらも順位を守り切った一方で、自身は決勝でのペース不足に困惑。レッドブルのローラン・メキース代表もスピード自体は高く評価しながら、ペナルティが週末の印象を曇らせたと認めている。

    レッドブルはハジャーの速さを高評価
    レッドブルにとってカナダGPは、マックス・フェルスタッペンの今季初表彰台となる3位と、ハジャーの5位によって今季最高レベルの週末となった。

    ローラン・メキース代表は、ハジャーのパフォーマンスについて高く評価した。

    「アイザックは非常に強い週末を過ごしたと思う」

    「正直に言えば、最初の3戦も非常に良かった。マイアミでは難しい週末になったが、今回は最初から正しいウインドウに入っていた。スピード自体は問題ではなかった」

    「1分近いペナルティを受けたのは少し重すぎたかもしれない。実際にはそれに近い時間を失ったと思う。しかし純粋な速さという点では、彼は求められるレベルにいた」

    メキースの評価からも分かるように、レッドブル内部では結果以上にペースそのものを重視しており、ハジャーは十分に期待に応えたと受け止められている。

    ルクレールとの攻防で2度のペナルティ
    しかし決勝ではペナルティが大きな話題となった。

    ハジャーはルクレールとのバトルでブレーキング中の進路変更と判断され10秒加算ペナルティを受けたほか、イエローフラッグ区間で十分に減速しなかったとしてストップ&ゴーペナルティも科された。

    それでも最終順位への影響はなく、5位を維持したままフィニッシュしている。

    レース後、ハジャーはルクレールへ直接謝罪したことを明かした。

    「ペナルティについては気にしていないし、公平だったと思う」

    「少しやり過ぎてしまった。故意だったわけではない。彼がどこへ向かおうとしているのか少し混乱してしまったんだ」

    「もちろん彼を芝生に押し出そうとしたわけではない。彼はとてもクリーンなドライバーだし、自分の行為は少し愚かだったと思ったので謝罪した」

    21歳のハジャーは言い訳をすることなく、自らの判断ミスを率直に認めた。

    本人も説明できない決勝での失速
    一方で、ハジャー自身が最も気にしていたのはペナルティではなくレースペースだった。

    予選では高い競争力を示していたにもかかわらず、決勝では思うようなペースを維持できなかったという。

    「どこでペースを失ったのか本当に理解できない」

    「土曜日はマシンの感触が素晴らしかったのに、決勝ではとても運転が難しかった」

    「正直なところ、FP1に戻ったような感覚だった。運転していて楽しくなかった」

    「最初の数周は快適だったけれど、その後は前との差が開き始めて、彼らのペースについていけなかった。土曜日は簡単についていけていたのにね。本当に理由が分からない」

    結果と課題が同居した週末
    5位という結果だけを見れば、ハジャーにとってレッドブル昇格後最高の週末だったことは間違いない。

    一方で、本人は決勝でのパフォーマンス低下に納得しておらず、レース後も原因を掴めていない状況だ。

    レッドブル首脳陣はスピードを高く評価しており、今回の週末をポジティブに捉えている。しかしハジャー自身は、表面的な結果よりも「なぜ土曜日の速さを日曜日に再現できなかったのか」という疑問の解明を優先しているようだ。

    その答えを見つけられるかどうかが、レッドブルで上位争いを続けるための次の課題となる。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1での成功に自信「長くここにいるつもり」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1での成功に自信「長くここにいるつもり」

    アイザック・ハジャー(レッドブル)は、自身がマックス・フェルスタッペンの“次の犠牲者”になるつもりはないと断言した。

    2026年シーズンのF1で大きな注目を集めている21歳のフランス系アルジェリア人ドライバーは、これまで数多くのチームメイトを苦しめてきたフェルスタッペンの隣で健闘を続けている。

    ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、角田裕毅らが直面した厳しい現実を回避しつつ、ハジャーはレッドブル内で確かな存在感を示している。

    「自分でも信じられない時がある」
    カナダ紙『Le Journal de Montreal』のインタビューでアイザック・ハジャーは、F1まで辿り着いた現実をいまだに実感できない瞬間があると語った。

    「F1まで来るのがどれだけ難しかったかを実感して、自分でも頬をつねりたくなる時がある」とアイザック・ハジャーはコメント。

    「本当に、自分たちが成し遂げたことはすごいと思う」

    一方で、外から見える強気な姿勢とは裏腹に、常に自分自身を疑い続けているとも明かした。

    「そう見えるのかもしれないけど、僕はいつも自問自答している」

    「時には不安になることもある。僕も人間だからね」

    「もちろん、人前ではポーカーフェイスを保っている。感情を見せるべきじゃないから」

    フェルスタッペンとの共闘に自信
    フェルスタッペンのチームメイトはこれまで強烈なプレッシャーに苦しめられてきたが、アイザック・ハジャーは現在のレッドブルは以前とは異なる環境になっていると強調した。

    「時代は変わった」とアイザック・ハジャーは語る。

    「チームには新しい哲学がある」

    「新しい人たちもいるし、新しいレギュレーションもある。最終的にはうまく機能している」

    また、クリスチャン・ホーナーの後任としてチームを率いるローラン・メキースの存在も、自身の適応を支える大きな要因になっていると説明した。

    ただし、フェルスタッペンと組む難しさを軽視しているわけではない。

    「偶然ここに来たわけじゃない」とアイザック・ハジャーは述べた。

    「もちろん、マックス・フェルスタッペンがチームメイトというのは特別なことだ。謙虚でいなければならないし、彼から学ぶことも多い」

    “短命”説を完全否定
    レッドブルでは過去にも有望株が短期間で苦境に追い込まれてきた。しかし、アイザック・ハジャーは自身が同じ道を辿るつもりはないと断言した。

    「僕は長くここにいるつもりだ」とアイザック・ハジャーはコメント。

    「そこに疑いはまったくない」

  • アイザック・ハジャー F1カナダGP決勝5位「クルマは速いけど扱いが難しい」

    アイザック・ハジャー F1カナダGP決勝5位「クルマは速いけど扱いが難しい」

    アイザック・ハジャー(レッドブル)は2026年F1カナダGP決勝を5位でフィニッシュし、再び力強いパフォーマンスを披露した。

    スタートでは好発進を決め、一時は4位争いにも加わったハジャー。しかし、本人はレース中を通してマシンへの自信を持てず、「昨日のような感覚はなかった」と振り返った。

    それでも苦しい状態の中で5位を持ち帰ったことは、レッドブルにとっても大きな収穫となった。

    「クルマは速かったが扱いが難しかった」
    「スタートはとても良かった。でもレースではペースにかなり苦しんだ」

    とアイザック・ハジャーはコメント。

    「クルマ自体はすごく速かったけど、昨日と比べるとかなり運転が難しかった。昨日はもっと快適に感じていたから、今日は自分が望むほどプッシュできなかった」

    スプリントと予選で高い競争力を見せた一方、決勝ではフィーリングが変化していたという。

    「昨日のスプリントや予選では本当に良いペースがあったし、何が起きているか理解できていた。でも今日はうまくいかなかった」

    「だからコース上に留めることと、ミスをしないことにすごく集中しなければならなかった」

    4位を逃すも“前進”を実感
    ハジャーは、内容次第では4位も狙えたと語った。

    「4位を確保できた可能性はあったと思う。でも最終的には5位で終えることになった」

    それでも、週末全体としては非常にポジティブだったと評価した。

    「今週末のクルマのパフォーマンスは本当に良かった。マイアミから大きく前進できたし、週末を最大限に生かせたと思う」

    さらに、今季ベストだったという土曜日の感覚を今後も維持したいと語った。

    「少なくとも僕にとって昨日は今年最高の日だった。本当に強さを感じていた」

    「その感覚をシーズン残りでもずっと続けたい。もしそれができれば、もっと前で戦えるはずだ」

    モナコGPへ“勢い維持”を目指す
    カナダGPで再び上位争いに加わったハジャーは、次戦モナコGPへ向けても自信を見せた。

    「この勢いをモナコでも維持できることを願っている」

    レッドブルはマイアミ以降、着実に競争力を高めており、ハジャー自身も週末を通して強い存在感を示している。モナコの市街地コースはドライバーの自信とフィーリングが重要になるだけに、“昨日の感覚”を再現できるかが大きな鍵となりそうだ。

  • アイザック・ハジャー F1カナダGP予選「トップ3に入れたはずだった」

    アイザック・ハジャー F1カナダGP予選「トップ3に入れたはずだった」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は、F1カナダGP予選でQ2最速タイムを記録しながらも、最終的に7番手に終わったことについて「トップ3に入るべきだった」と悔しさを露わにした。

    モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた予選で、アイザック・ハジャーはQ1から好ペースを披露。Q2ではトップタイムを記録し、数時間前のスプリントで苦戦していたレッドブル・レーシング勢とは対照的に、RB26のパフォーマンス向上を印象づけた。

    Q2最速から一転 ハジャーはQ3で失速
    しかしQ3では流れが変わった。ハジャーは最初のアタックでミスを犯し、その影響が最後のアタックにも響いたという。

    「Q3最初のランでミスをしてしまって、最後のラップに向けていい基準を作れなかった。ちょっとオーバードライブしていた」とアイザック・ハジャーはコメント。

    「本当に残念だ。今季初めてこれほどいいクルマを手にしていたのに、自分の仕事がよくなくて全部台無しにしてしまった感じだ。かなり腹が立っている」

    21歳のハジャーは、自身のミスによって上位グリッド獲得のチャンスを逃したと受け止めている。

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) F1 カナダGP

    レッドブル復調の兆しも「トップ3を逃した」
    一方で、ハジャーは予選に向けてレッドブル・レーシングが改善を果たしたこと自体は前向きに評価している。

    「昨日よりなぜこんなに速くなったのかを理解する必要がある。理由については自分なりに考えはある」

    「それは間違いなくポジティブなことだ。でもその一方で、僕はトップ3に入るべきだったし、それができなかった」

    今回の予選結果は、レッドブル・レーシングにとってマシン改善の兆候を示す一方で、ハジャー本人には大きな悔いを残す内容となった。

    スプリントではマシントラブルにも見舞われる
    ハジャーにとって土曜日は予選だけではなく、スプリントでも難しい一日だった。レース中にはマシントラブルが発生し、一度はリタイア扱いとなりながらも、その後最後尾でコースへ復帰していた。

    それだけに、予選で見せたQ2最速のインパクトは大きく、決勝でどこまで巻き返せるかに注目が集まる。

  • アイザック・ハジャー F1カナダGPスプリント予選「グリップがあっても使えない」

    アイザック・ハジャー F1カナダGPスプリント予選「グリップがあっても使えない」

    アイザック・ハジャー(レッドブル)は、2026年F1カナダGPのスプリント予選を8番手で終えた。チームメイトのマックス・フェルスタッペンに近い位置で戦えたことには手応えを示した一方で、RB22の深刻なバウンシングに不満を漏らした。

    前戦マイアミGPではフェルスタッペンとの差が大きかったハジャーだが、今回はSQ3進出を果たし、最終的にはフェルスタッペンのすぐ後ろにつけた。

    「グリップがあっても使えない状態」
    ハジャーはFP1でソフトタイヤを十分に試せなかったことで、序盤はセットアップと感触の構築に時間を要したと説明した。

    「FP1ではソフトでまともなタイムを出せなかったので、基準が少なくて、少しずつ積み上げていく感じだった」

    「SQ3ではようやくソフトで良い感触を得られた。最後のラップには満足しているし、チームメイトとの差もマイアミより近かったので、その点では少し安心している。でも現時点では、僕たち2人ともマシンに良い感触を持てていない」

    さらにハジャーは、フェルスタッペン同様にマシンの跳ねの大きさを問題視した。

    「僕たちはバウンシングにかなり苦しんでいるし、路面コンディションも良くない。そこでかなりタイムを失っている」

    「グリップ自体はあっても、それを使うことができないんだ」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) カナダグランプリ

    縁石と路面がRB22の弱点を露呈
    ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは縁石を積極的に使う必要があるレイアウトとして知られるが、レッドブルはその場面でマシンの安定性を欠いていた。ハジャーは予選順位以上に、マシン挙動そのものへの不安を強調しており、決勝ペース改善が課題となりそうだ。

  • アイザック・ハジャー F1マイアミGPでの激昂にピケJr.「少し子供っぽい」

    アイザック・ハジャー F1マイアミGPでの激昂にピケJr.「少し子供っぽい」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)に対する批判が、F1パドック内でさらに広がっている。

    2026年F1マイアミGPでクラッシュを喫したアイザック・ハジャーは、マシンを降りる前から無線で激しい怒りを露わにし、コクピット内でステアリングを叩く姿も映し出された。週末を通してマックス・フェルスタッペンとの差に苛立ちを見せていたハジャーにとって、マイアミはフラストレーションの募る一戦となった。

    その感情的な反応については、すでにギュンター・シュタイナーやジェームス・ヒンクリフらが懸念を示していたが、今度は元F1ドライバーのネルソン・ピケJr.も厳しく批判。精神面での未熟さに疑問を投げかけた。

    ネルソン・ピケJr.「少し子供っぽい」
    ポッドキャスト『Pelas Pistas』に出演したネルソン・ピケJr.は、マイアミGPでのハジャーの振る舞いについて次のように語った。

    「この出来事を引きずりすぎなければいいと思う。でも、完全に自分自身のミスだったよね」

    「他に見るべき相手もいないし、責任を押し付ける相手もいない。彼自身の問題だ」

    ハジャーはターン14のイン側ウォールに接触してサスペンションを破損。そのままターン15出口でクラッシュを喫した。ダメージ自体は不運な側面もあったが、ピケJr.はその後の感情的な反応を問題視した。

    「彼にはこれからカナダとモナコという難しいレースが待っている。カナダも簡単なサーキットじゃないし、モナコはさらに厄介だ」

    「まだそのレベルには達していないと思う。同じことがカナダでも起きて、モナコでも起きれば、彼自身も目を覚ますだろう」

    「そこで初めて、心理的にそのプレッシャーに耐えられる準備ができているのかが見えてくる」

    さらにピケJr.は、F1で生き残るドライバー像についても言及した。

    「感情的になりすぎるのは、少し子供っぽい。成熟さが足りないということだ」

    「F1のボスたちは、ドライバーが次々と入れ替わる世界を見続けてきている。結局、最後に前方で戦い続けるのは冷静なドライバーたちなんだ」

    「頭に血が上らないタイプのドライバーだよ」

    レッドブル内でも試練の時期
    ハジャーは2026年シーズン序盤、開幕戦では速さを見せた一方で、ここ数戦はフェルスタッペンとの差に苦しんでいる。本人もマシンバランスやシャシー面への不満を口にしており、精神的な苛立ちが無線でも目立つようになってきた。

    レッドブル・レーシングはこれまでにも、セカンドドライバー側がマシン適応に苦戦するケースを繰り返してきた。そうした中で、ハジャーがプレッシャーの中でも冷静さを保てるかは、今後の評価を左右する重要なポイントになりそうだ。

  • アイザック・ハジャー 2026年F1エンジン規則の緩和を歓迎「正しい方向」

    アイザック・ハジャー 2026年F1エンジン規則の緩和を歓迎「正しい方向」

    2026年F1パワーユニット規則をめぐり、FIAとメーカー側が2027年以降のさらなる調整で原則合意したことについて、アイザック・ハジャーは「正しい方向に進んでいる」と歓迎した。

    FIA、FOM、チーム代表、5社のパワーユニットメーカーが参加した金曜日の重要会議を経て、FIAは2027年以降に向けた追加の「進化的変更」を検討していることを確認した。

    今月初めにマイアミで導入された規則調整により、過度なエネルギーハーベスティングは抑制され、競争環境は改善されたとされている。

    2027年に内燃機関寄りへ再調整か
    今回の合意で最大の焦点となったのは、内燃機関と電動パワーのバランスを2027年から大きく見直す案だ。

    提案では、内燃機関の出力を約50kW引き上げ、燃料流量も増加させる一方で、電動デプロイメントを約50kW削減する方向が検討されている。

    ポール・リカールで開催されたグランプリ・ド・フランス・ヒストリックでAFPの取材に応じたハジャーは、2026年に導入された内燃機関と電動パワーの50対50構造について、率直に不満を示した。

    「正しい方向に進んでいる。なぜなら、2026年に僕たちが始めたものを好きな人は誰もいないからだ」とアイザック・ハジャーは語った。

    「問題を悪化させるのではなく、改善するための解決策を見つける必要があるのは明らかだ」

    「来年については、昨日合意された内容を考えれば、正しい方向に進むしかない」

    ベッテル時代のV8レッドブルを走行
    ハジャーは同イベントで、ベッテル時代のレッドブルV8マシンも走行させた。その経験は、現在のF1マシンに対する自身の考えをより明確にするものだった。

    「それが僕にとってのドライビングの姿だ」

    「電動であろうと、音が大きかろうと、ブレーキングの前に最高速へ到達できる限り、それこそがレーシングカーというものだ」

    ハジャーは旧世代のV8マシンについて「まったく違う経験」だったと振り返った。

    「クルマは軽く、ダウンフォースははるかに少ない」

    「信じられないほど強くブレーキが効くし、サウンドも素晴らしい」

    レッドブルの巻き返しにも自信
    新時代の序盤でレッドブルが苦戦している状況についても、ハジャーは悲観していない。

    「年末までには、僕たちは大きく進歩したクルマを手にしているはずだ」

    「そして来年は、レースに勝てるクルマでシーズンを始めることになる。僕はそこにいる。それは間違いない」

    2026年F1パワーユニット規則は、電動化の比率を高める一方で、エネルギー管理の複雑化やレース中の不自然な速度変化が課題として浮上していた。FIAとメーカーが2027年以降の再調整で歩み寄ったことは、ドライバー側の感覚と競技性の両面から、現行規則の軌道修正が必要だったことを示している。

    ハジャーの発言は、単なる懐古ではなく、F1マシンに求められる本質を突いたものでもある。内燃機関と電動パワーの比率をどう整えるかは、2027年以降のF1の競争力だけでなく、ドライバーが感じる「レーシングカーらしさ」にも直結するテーマとなっている。

    Photo:Red Bull Content Pool