カテゴリー: SUPER GT

  • ジェンソン・バトン 「本当にタフなレースで10歳も老けてしまったみたい」

    ジェンソン・バトン 「本当にタフなレースで10歳も老けてしまったみたい」

    2018年のSUPER GTのドライバーズチャンピオンに輝いたNo.100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンと山本尚貴が、記者会見で改めてタイトル獲得の喜びを語った。

    SUPER GTのタイトル争いは、最終戦もてぎまでもつれ込み、ポイントで同点に並ぶNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本/バトン)とNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)の直接対決となった。

    最終的にNo.100 RAYBRIG NSX-GTが3位、No.1 KeePer TOM’S LC500が4位でフィニッシュして、ジェンソン・バトンと山本尚貴が2018年のSUPER GTのドライバーズタイトルを獲得。

    元F1ワールドチャンピオンにとっては9年ぶりに手にするタイトル。SUPER GT参戦初年度での栄冠となった。

    ジェンソン・バトンは「今日は本当にタフなレースでした。自分のスティントもとても辛くて、このレースだけで10歳も老けてしまったみたい(苦笑)。でも何とか最後まで走りきって、3位に入ることができました」とコメント。

    「前半の(山本)尚貴さんはピットインを延ばしたので、ピットで待っていても少しイライラしました。交替してピットアウトしてからはクルマも調子が良かったけど、目の前に38号車が現れて。(タイトルを争う)1号車との差も分かっていたけど、何とか38号車の前に行きたかった。それで3周ほどは猛プッシュしたんだけど、石浦(宏明)さんには完璧にブロックされてしまいました。ピットで見ている尚貴さんは、きっとイライラドキドキしているだろうな、とも思いましたが、追い越そうとラインを外れるとタイヤかすを拾ってしまいタイヤのグリップが下がってしまいますし。それに今回の大きな目標は“38号車をパスすることではなく、1号車とタイトルを争うこと”と思い直して少し引きました。レースの終盤、1号車に迫られたけれども、1周しのいだら、少しギャップが拡がっていて、そこからは大きなストレスを感じることはありませんでした」

    「チェッカーを見てホッとできたし、3位に入賞でき、さらにタイトルを手に入れることもできた。尚貴さんにとってはスーパーフォーミュラに続いてのタイトルだけど、僕にとっては(2009年のF1ワールドチャンピオン以来)9年ぶりのチャンピオンで本当に嬉しいね。長年戦ってきたチームや高橋国光総監督に、タイトルをプレゼントできたことも嬉しいよ」

    山本尚貴にとっては、スーパーフォーミュラに次いで、今季2つ目のタイトル獲得となった。

    山本尚貴は「応援、ありがとうございました。(今シーズンは)嬉しいことだけじゃなく、辛いことも苦しいこともいっぱいありました。それを話していくととても長くなりますが、まずは何よりも苦しい状態の中で(クルマの)開発を続け、応援してくれたHondaとHondaファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」とコメント。

    「そして、まだ僕が無名のルーキーだった時にチームに呼んでくださった高橋国光総監督、チームをサポートしてくれたRAYBRIGさん。もちろんタイトル獲得に大きく貢献してくれたJB(ジェンソン・バトン)にも感謝の気持ちを伝えたいです」

    「今日の決勝レースでは、自分が担当した前半のスティントから、8号車とのバトルになると思っていました。スタートしたら8号車のペースが良かったのですが、何とか食らいついて走っていきました。しかし8号車のピットイン(の周回数)が早くて、そこでどうするか迷いました。本当なら(8号車がピットインした)次の周に入ることにしていたのですが、やはり今回は1号車とのチャンピオン争いがメインだったので、1号車より先に入るのも怖くて…。結果的に同じタイミングでピットインすることになりました。(後半担当の)JBには辛い展開になりましたが、彼の最後の踏ん張りは凄かった。あれこそF1のワールドチャンピオンにもなったJBの力なんだと思いましたね」

    1994年の全日本GT選手権(SUPER GTの前身)初年度から参戦するTEAM KUNIMITSUは悲願のチームタイトルも手にした。

    総監督を務める高橋国光は「まずは総監督として、2人のドライバーには良く走ったな、と声をかけたいです。またクルマをキチンと仕上げたATJ(メンテナンスガレージ)のスタッフ、クルマの改良を一生懸命続けてきたHondaのスタッフにも労いの言葉をかけたいですとコメント。

    「2人のドライバーから話を聞いても、今のSUPER GTがとてもハードなレースだということが分かります。GT500クラスだけ見ても、15台の凄いクルマに30人の素晴らしいドライバーが集まっている。これはもう世界一のレースですね。山本(尚貴)君は、最初にウチのチームに来た頃は子供みたいでした。だから僕もいろいろアドバイスしてきたのだけれど、今ではもう何もアドバイスすることがなくて、逆に僕が勉強になることも多いくらい。スーパーフォーミュラでもチャンピオンを獲ったし、本当に世界に通じるドライバーに成長したなぁと、今日も改めて思いましたね。
    一方の(ジェンソン)バトンさんですが、F1でワールドチャンピオンを獲ったドライバーが、『本当にうちのチームで走ってくれるのだろうか?』と最初は思っていました。でも実際に彼がチームに合流してから、彼が一生懸命にSUPER GTを理解しようとしていることが分かりました。彼にはSUPER GTの凄さが分かっていたんでしょうね。反対に僕たちは無意識のうちにSUPER GTがF1よりも下のクラスだ、と思い込んでいたみたい。彼は、それを気付かせてくれました」

    「彼らに、もう20年ぶりくらいかな、久しぶりのタイトルをプレゼントしてもらって、本当に今日は感激したし、嬉しい1日になりました」

  • SUPER GT | 山本&バトンのRAYBRIG NSX-GTがタイトル獲得!

    SUPER GT | 山本&バトンのRAYBRIG NSX-GTがタイトル獲得!

    2018年 SUPER GT 最終戦『MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL』の決勝レースが11月11日(日)にツインリンクもてぎで行われ、No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)がチャンピオンを獲得。ホンダに8年ぶりの栄冠をもたらした。

    タイトル争いは、ポイントで同点に並ぶNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本/バトン)とNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)の直接対決となった。

    最終的にNo.100 RAYBRIG NSX-GTは、No.1 KeePer TOM’S LC500に1.6秒差をつけて3位でフィニッシュ。ジェンソン・バトンにとっては9年ぶり、山本尚貴にとってはスーパーフォーミュラとの2冠、RAYBRIGにとっては初のタイトル、ホンダに8年ぶりの栄冠となった。

    レースはNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)が優勝。2位にはNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)が2位表彰台を獲得した。

    GT300クラスは65号車LEON CVSTOS AMGが逆転でチャンピオンを獲得した。

    2018年 SUPER GT 最終戦 ツインリンクもてぎ 結果(GT500)

    Po. No. マシン ドライバ タイヤ
    1 8 ARTA NSX-GT 伊沢拓也/野尻智紀 BS
    2 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS
    3 100 RAYBRIG NSX-GT ジェンソン・バトン/山本尚貴 BS
    4 1 KeePer TOM’S LC500 ニック・キャシディ/平川亮 BS
    5 19 WedsSport ADVAN LC500 山下健太/国本雄資 YH
    6 6 WAKO’S 4CR LC500 ジェームス・ロシター/大嶋和也 BS
    7 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI
    8 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 BS
    9 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 千代勝正/本山哲 MI
    10 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH
    11 12 カルソニック IMPUL GT-R ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 BS
    12 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL
    13 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴/関口雄飛 BS
    14 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH
    15 17 KEIHIN NSX-GT 小暮卓史/塚越広大 BS
  • ジェンソン・バトン 「9年ぶりのタイトルなので本当に嬉しい」

    ジェンソン・バトン 「9年ぶりのタイトルなので本当に嬉しい」

    ジェンソン・バトンが、2018年のSUPER GTでチャンピオンを獲得した。

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、今季SUPER GTにフル参戦。チームクニミツで山本尚貴とチームを組みRAYBRIG NSX-GTを走らせた。

    SUPER GTのタイトル争いは、最終戦もてぎでポイントで同点に並ぶNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本/バトン)とNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)の直接対決となった。

    最終ドライバーを務めたジェンソン・バトンは、KeePer TOM’S LC500の猛追から辛くも逃げ切り3位でチェッカー。SUPER GT初参戦にしてドライバーズタイトルを獲得した。

    ジェンソン・バトンにとってはF1でワールドチャンピオンを獲得してから9年ぶり、ホンダにとっては8年ぶりの栄冠。1994年の全日本GT選手権(SUPER GTの前身)初年度から参戦するTEAM KUNIMITSUは悲願のチームタイトルも手にした。

    「今日は本当にタフなレースだった」とジェンソン・バトンはコメント。

    「でも何とか最後まで走りきって3位に入ることができたし、その結果タイトルを手に入れることもできた。(山本)尚貴さんにとってはスーパーフォーミュラに続いての(今季2つめの)タイトルだけど、僕にとっては(2009年のF1ワールドチャンピオン以来)9年ぶりだから本当に嬉しいね」

    「長年戦ってきたチームと高橋国光総監督に、初タイトルをプレゼントできたことも嬉しいよ」

    スーパーフォーミュラに続いて今季2つ目のタイトル獲得となった山本尚貴は「応援、ありがとうございました。嬉しいことだけじゃなく、辛いことも苦しいこともいっぱいありました」とコメント。

    「それよりも苦しい状況の中でNSX-GTの開発を続け、応援してくれたHondaとHondaファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。そしてまだ僕が無名だった時にチームに呼んでくださった高橋国光総監督とチームをサポートしてくれたRAYBRIGさん。もちろんタイトル獲得に大きく貢献してくれたJB(ジェンソン・バトン)にも感謝したいです」

  • SUPER GT 最終戦 予選 | ARTA NSX-GTがポール!NSXがトップ3独占!

    SUPER GT 最終戦 予選 | ARTA NSX-GTがポール!NSXがトップ3独占!

    2018年 SUPER GT 第8戦『MOTEGI GT 250km RACE GRAND FINAL』の予選が11月10日(土)に栃木県のツインリンクもてぎで行われた。

    GT500クラスはNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)が今季3度目のポールポジションを獲得。ドライバーランキング1位のNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)も予選2位で、初のタイトルに向け好位置を得た。

    GT300クラスはNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マッペリ)が開幕戦以来のクラスポールを獲得。タイトル争いでは、ドライバーズランキング2位のNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)が予選2位、同1位のNo.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー)は予選10位となった。

    このもてぎ大会は2018年の最終戦であり、両クラスともタイトルが決まるだけに早くも予選から各チームに緊張感が漂う一戦となった。また、ここまで全戦参戦のチームはウエイトハンディが0kgとなり、各車の真の実力が見られるレースでもある。

    GT500クラスの予選Q1では、元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが駆るNo.100 RAYBRIG NSX-GTがコースレコード(1分36秒316)に迫る1分36秒344のトップタイムを叩き出す。さらには、No.64 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮)、No.8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也)が続き、Q1トップ3はHonda NSX-GT勢が独占した。

    予選Q2でもNSX-GT勢の攻勢は変わらず。ラストアタックでレコードタイムを書き換える1分35秒550をNo.8 ARTA NSX-GTの野尻智紀が記録して、第3戦鈴鹿以来となる今季2度目のポールポジションを手にした。2、3番手にもNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)とNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バケット)が入り、NSX-GT勢としては前戦オートポリスに続く、予選トップ3独占となった。予選4位にはLEXUS LC500勢最上位のNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路)が、NISSAN GT-R NISMO GT500勢ではNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)の同8位が最上位だった。

    タイトル争いでは、ドライバーランキング1位のNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本/バトン)が予選2位と好位置に付け、ポイントで同点に並んでいるNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)は予選6位とやや苦しい位置に。逆転タイトルには勝利が必要なNo.8 ARTA NSX-GT(野尻/伊沢)はポールスタートとチャンスを掴んだ。可能性を残すもう1チーム、No.36 au TOM’S LC500(関口雄飛)は予選14番手と厳しい状況だ。

    GT300クラスは、No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マペッリ)の平峰がQ2でコースレコードのトップタイムを記録。平峰にとっては初の、チームは開幕戦岡山以来のポールポジションとなった。予選2、3位にはNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥)、No.0 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)のドライバーランキング2、4位が入り、同ランキングトップのNo.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー)は予選10位。GT300クラスは、かなりドラマチックなチャンピオン争いとなりそうだ。

    GT500クラス
    No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    「自分たちは(逆転タイトルに向けて)絶対に1ポイントがほしかったんです。朝の公式練習では、クルマのバランスがあまり良くなくて『Q1突破は簡単じゃないかも』と心配していましたが、予選までにチームが良いセットを見つけてくれ、Q1とQ2のインターバルでは自分の好みに修正してくれました。チームとしていい方向に向かう形で、ポールを獲ることができました」

    GT300クラス
    No.88 マネパ ランボルギーニ GT3
    平峰一貴
    「自分としては初ポールで、チョー気持ちいいです。本当にありがたいことで、チームの皆がいいクルマに仕上げてくれたし、マルコ(マペッリ)も一生懸命走って(Q2の自分に)繋いでくれた。Q2では『皆の想いに、なんとか応えたい』そんな気持ちで目一杯走りました。実は予選の前にとてもナーバスになっていたのですが、走り始めたら(タイヤの)グリップも充分で、気持ちよくアタックできました。本当に嬉しいです」

    2018年 SUPER GT 最終戦 ツインリンクもてぎ 公式予選 (GT500)

    Po. No. マシン ドライバ タイヤ タイム
    1 8 ARTA NSX-GT 伊沢拓也/野尻智紀 BS 1分35秒550
    2 100 RAYBRIG NSX-GT ジェンソン・バトン/山本尚貴 BS 1分35秒739
    3 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL 1分36秒062
    4 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 1分36秒153
    5 17 KEIHIN NSX-GT 小暮卓史/塚越広大 BS 1分36秒234
    6 1 KeePer TOM’S LC500 ニック・キャシディ/平川亮 BS 1分37秒099
    7 19 WedsSport ADVAN LC500 山下健太/国本雄資 YH 1分37秒154
    8 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 千代勝正/本山哲 MI 1分37秒086
    9 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI 1分37秒130
    10 6 WAKO’S 4CR LC500 ジェームス・ロシター/大嶋和也 BS 1分37秒185
    11 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 1分37秒616
    12 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 BS 1分37秒618
    13 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH 1分37秒618
    14 12 カルソニック IMPUL GT-R ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 BS 1分37秒668
    15 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴/関口雄飛 BS 1分38秒279
  • SUPER GT | 2020年にマレーシア大会で初のナイトレースを開催

    SUPER GT | 2020年にマレーシア大会で初のナイトレースを開催

    SUPER GT 第8戦が行なわれるツインリンクもてぎで11月10日(土)に2020年のSUPER GTマレーシア大会開催について、その基本合意書が締結され、HARO SPORTS & ENTERTAINMENT SDN. BHD(HARO)のマネージングパートナーであるファリザル・ビン・ハッサン氏、SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表が出席して、共同記者会見を開いた。

    これは、2020年のシリーズの一戦にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットを組み込むというもので、SUPER GTシリーズにとっては初めてのナイトレースとして行われることが明らかにされた。

    セパンでは、2000年に特別戦を開催(当時JGTC)。それ以後、2013年まで13回の開催を数える。2020年にセパンでのSUPER GTが復活すれば、7年振りのマレーシア大会となる。

    マレーシアのHAROは、2016年に設立されたスポーツ、エンターテイメント、マーケティングの会社で、主要ビジネスはマレーシアでのサッカーやゴルフ、e-sportsの振興にあたっている会社だ。マレーシアのプロフェッショナルサッカークラブであるPahang Football Association(Pahang FA)において、スポンサー獲得とそのブランディングを始めとするIPの活用などの役割を担っている。また、最近話題となっているe-sportsでは世界中のゲーマーをバーチャルスタジアムへ呼び寄せることも行っている。ゴルフでは、若いマレーシアのゴルファーをプロフェッショナルとして育成し、国際舞台でのマレーシア代表として活躍させる為のスカラーシッププロジェクトも立ち上げている。

    この記者会見に出席したHAROのハッサン氏は「2020年にマレーシアに再びSUPER GTがやってきます。今回は、SUPER GTで初めてとなるナイトレースとしての開催で、特別で歴史に残るものになります。先日もGTAの皆様にセパンにいらしていただいて、ナイトレースを行なうための照明機器の確認もしていただきました。13回セパンで行なわれたSUPER GTは暑い太陽の下での開催で、大勢のお客様に毎年足を運んでいただきましたが、2020年からは、照明の下でレースを行なうことでより多くのお客様を会場に集めていきたいと思っています」とセパンでの新たなSUPER GT開催の意義を語った。

    「我々HAROはマレーシア、そして東南アジアの国々にSUPER GTを広め、そのブランディングを行っていくことが目標です。そして最終的にはマレーシアと日本のパートナーシップを通じて、世界的に一つ上のステップに進んでいけるようにしていきたいですし、若い層への訴求、インターンシップなどいろんなプログラムも考えております。これを皮切りにマレーシアと日本のより深い関係、そしてマレーシア、日本に世界中からやってくるSUPER GTのファンが増えるように力を合わせて、がんばっていきたいと思います」

    坂東GTA代表は「GTAは2020年にセパン・インターナショナル・サーキットでの開催を目標に、HARO SPORTS&ENTERTAINMENT社とパートナーシップを結ぶことにしました。この大会では、同サーキットで新しく導入されたライティングシステムを活用して、SUPER GTにとっては初めてのナイトレースを行なう予定です。HARO は、マレーシア国内でサッカーチームを運営しているほか、スポーツ界におけるブランディングにも長け、高い評価を受けている会社と聞いております。そのようなプロモーターとパートナーシップを結べたことは、グローバル化を推進する私たちGTAにとりまして大変よろこばしいことであり、マレーシアにおけるSUPER GTの認知度向上を共に進めて行きたいと考えております」とマレーシア大会に向けての決意を語った。

    「マレーシアにおけるモータースポーツでは、過去13回やってきているのでSUPER GTに対する認知度も、評価も高いという結果も出ております。我々としては選手、チーム、自動車メーカーのみならず、SUPER GTに関わる全ての者が、セパンで運営にあたる現地のスタッフと力をあわせ、マレーシアの方々とモータースポーツの楽しさをより共有し、より多くの人をモータースポーツファンとして取り込みたいと思っています。さらに、クルマ文化を共に理解し合うことができるレースイベントを作り上げ、なおかつ、SUPER GTを通してマレーシアと日本との友好と交流促進のための一助となりたいと思っております」

    「詳細につきましては改めてお知らせしますが、GTAは地域に根差し、同時に日本、そして東南アジアのファンの皆さんにも喜んでいただけるレース作りをし、よりクオリティを高めたレースを通してモータースポーツファンを増やしていきたいと思っていますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします」

    引き続き調印式が執り行われ、HAROのハッサン氏、そして坂東GTA代表が合意書にそれぞれサイン。改めて2人は握手を交わして、マレーシア大会開催に向け、新たな一歩を踏み出した。

  • SUPER GT 第7戦 結果 | KeePer TOM’S LC500が今季初優勝

    SUPER GT 第7戦 結果 | KeePer TOM’S LC500が今季初優勝

    2018年 SUPER GT 第7戦「AUTOPOLIS GT 300km RACE」の決勝レースが10月21日(日)オートポリス(大分県)で行なわれ、GT500クラスはNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)が予選5位から今季初優勝。ドライバーポイントでトップに並んだ。GT300クラスはNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/中山雄一)が予選10位から逆転優勝を飾った。

    早朝こそ冷え込んだものの、好天に恵まれたオートポリスに2万380名のSUPER GTファンが詰めかけ、第7戦「AUTOPOLIS GT 300km RACE」の決勝レースは午後2時06分に全65周で行われる決勝の幕が切られた。

    ポールポジションのNo.8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也)、No.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史)、No.100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン)と予選上位3台のNSX-GT勢を、このスタートのタイミングでNo.36 au TOM’S LC500(中嶋一貴)が崩して3番手に浮上する。100号車はさらに7周目にNo.1 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ)にパスされ順位を落とすことに。36号車はその後も猛追の手を緩めることなく、10周目、第2ヘアピンで飛び込んで17号車と接触しながらも前に出て、11周目のホームストレートで8号車をパスしてトップへ浮上。36号車はその流れのまま、翌周には2.991秒、翌々周には5~6秒差もの差をつけていく。また、予選6番手からスタートの16号車も接触などもあり、徐々に順位を下げていく。予選で絶好調だったNSX-GT勢の様子がガラリと変わる展開となってしまう。

    トップ36号車が19周目に入った時、GT300のNo.30 TOYOTA PRIUS apr GTがスピンして、コース脇でストップしたことから、20周目にセーフティカーが導入される。そこまでに36号車は2位以下と約8秒の差をつけていたものの、その貯金はゼロになってしまった。さらにこのセーフティカー導入中にレース距離の1/3を過ぎたことで、ピットオープンと共にドライバー交代も可能となった。そして25周目にリスタートとなると、各車のルーティンのピットワークが始まった。まずはペースの悪かったNSX-GT勢が早々にピットイン。一方トップを行く36号車と1号車は29周終わりで同時にピットへ。そのままの順でコースに戻ると、先にピットを終えていた17号車と8号車の前に入り、これで実質上のLEXUS TOM’Sのワン・ツー体制となった。

    レースは半分を過ぎ、34周を終えるとNo.19 WedsSport ADVAN LC500(山下健太)を除く全車がピット作業を終えた。19号車は15周目にルーティンとは異なるピットインをし、給油とタイヤ4本を交換していたがドライバー交代は行わず。19号車に続くのは、No.36 au TOM’S LC500(関口雄飛)、No.1 KeePer TOM’S LC500(平川 亮)、No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)というオーダーになった。19号車は、作戦通り48秒もの貯金をもって41周を走りきり、国本雄資にドライバー交代。つまり2ピットストップ作戦が上手くはまって、3番手のポジションで戻ることができた。

    さらにNSX-GT勢トップであった17号車は5番手を走行していたNo.38 ZENT CERUMO LC500(石浦宏明)に捉えられ、No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)にもパスされることに。GT-R勢では、9番手を走行していたNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(高星明誠)をNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)がパスして、さらに前を行く車両を猛追するも、そのまま第2ヘアピンでとまり切れずNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)にヒットしてしまい、これで8号車がスピン。そのあおり食らってNo.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也)も順位を落とすことに。そして、23号車はこの接触行為で、ドライブスルーペナルティが出されることとなった。

    トップ争いはレース終盤となる60周目にペースの落ちた36号車を1号車がパス。これでトップに立った1号車は危なげなくチェッカーフラッグを受け、昨年の王者No.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/二ック・キャシディ)が今季初勝利。2位にはNo.36 au TOM’S LC500(中嶋一貴/関口雄飛)が入ってワン・ツーとなった。3、4位にもNo.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/山下健太)、No.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)が続き、トップ4をLC500が独占した。
     No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)はNSX-GT勢トップとなる5位に入った。GT-R勢では、No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)が7位で最上位となった。

    KeePer TOM’S LC500の優勝は、2017年の第7戦タイ以来。平川は通算5勝、ニックは3勝目となる。ドライバーランキングでは、100号車の山本/バトン組と1号車の平川/キャシディ組が67ポイントで並んだ。なお順位では2位回数の差で、山本組がトップとなる。そして続く36号車の関口、8号車の野尻/伊沢組のランキング4位までが、タイトルを賭けて最終戦もてぎに臨むこととなった。

    GT500 Class
    No.1 KeePer TOM’S LC500
    平川亮
    「素晴らしい仕事で優勝を支えてくれたチームはもちろんですが、素晴らしいクルマを開発してくれたLEXUSとTRD、最高のパフォーマンスを発揮するタイヤを用意してくれたブリヂストンに感謝したいです。昨日の公式予選ではNSX-GT勢にトップ3を持っていかれて、決勝も厳しいかな、とも思いました。でも結果的にはLEXUS TOM’Sがワン・ツーで、LC500がトップ4独占と素晴らしい結果になりました。僕たちの場合はクルマが速かっただけでなく、戦略的にも上手くいきました。ルーティンのピットインがベストタイミングで、先にピットインを済ませていたNSX-GT勢の前でコースに戻れました。これが優勝の大きな要因になりました。ポイント的には、これでトップ(100号車の山本組)に並ぶことになりました。チャンピオン争いがまたできることは嬉しいですが、最終戦の舞台はツインリンクもてぎで、コース上で抜くことが難しいサーキットです。そしてHondaのホームコースでもあり、NSX-GTの予選の速さは今回も証明されており、それは充分に分かっています。決して油断できないけれどレースでは狙うはただひとつ。100号車より前でゴールすることだけ考えて、チャンピオンを獲りたいと思います。

    ニック・キャシディ
    今年は本当にいいシーズンだと思う。素晴らしいクルマを用意してくれたチームとLEXUSに感謝したい。チームにとってはいくつか向上するポイントがあって“カイゼン(改善)”を繰り返して、いい所に辿り着けた気がする。今日は100号車(ランキングトップ)を抜く、という目標もあったけど、(レースで)リスクは負いたくなかった。8号車と17号車も速かったけど、別にリスクを冒して抜いた訳じゃない。すべてを安全、慎重に進めたんだ。戦略もうまく当たったね。それとピットインのタイミングがベストだった。これで100号車とはポイントで並ぶことになったんだよね。ともかく、このポジションにいられることに感謝したい。去年も同じような状況で最終戦を迎え、そこで2位になってチャンピオンに輝いたことが、僕らの大きな自信になっている。僕はSUPER GTだけでなくスーパーフォーミュラでもポイントリーダーで最終戦を迎えることになったから、記者の皆さんもファンも『最後はどうなるんだろう?』って楽しみにしていると思うけど、なにより僕自身が楽しみにしているんだよ(笑)」

    GT300 Class
    No.96 K-tunes RC F GT3
    新田 守男
    「昨日の公式予選では期待したほどのパフォーマンスを発揮できなかったから、今日のレースもスタートするまでは『まさか勝てることはないだろう』と思っていました。だから『がんばって表彰台を狙いたい』というのが、今回の現実的な目標でした。でも決勝がスタートしてみると、相対的に速いペースで走ることができました。僕らもピックアップで苦しんだけど、周りが僕ら以上に苦しんだようで、前がピットインしたあと(中山)雄一もハイペースで走れました。これはブリヂストンタイヤとLEXUS RC-F GT3のパフォーマンスがとても素晴らしかった、ということ。そしてベストなピットワークも見逃せません。雄一と僕もがんばってインラップとアウトラップでもタイムを稼いでいたと思いますが、ピット作業と合わせて15秒ほどマージンを稼げたのが大きかった。チームスタッフの仕事ぶりも完璧で、まずは彼らに感謝したいです。タイトル争いに踏みとどまることができたと言っても、(トップと)16ポイント差は正直厳しいところ。できればBoP(性能調整)を再考していただければ(苦笑)。それはともかくとして、(チャンピオンの)可能性がある限り、もちろん諦めることなくがんばっていきます」

    中山 雄一
    「オートポリスはタイヤの摩耗が心配なコースと聞いていましたが、昨日朝の公式練習から使っていたタイヤが長く保ちそうな感触があったので、それを公式予選や決勝の本番でも使うことにしました。予選ではヨコハマタイヤ勢が速かったのですが、彼らも決勝のペースはあまり良くなくて、こちらの方が速かった。だから摩耗を気遣ってマネージメントしながら走っていても、前を行くクルマにどんどん追いついていくことができ、ドライバーとしてとても気持ちのいいレースになりました。ピットから「(ピットインまで)残り5周」と無線で知らされてから、少しだけプッシュしてみたらあっさりタイムも上がったし、タイヤ自体の感触もまだまだ大丈夫そうだったので、さらに8周余計に走ることになりました。前が空いたことでさらにペースを上げることができ、より大きなマージンを築くことができました。
    (まだランキングトップと)16ポイント差ということで、まだまだ厳しい状況には変わりないですが、今回優勝できたことで自信を持って最終戦に臨むことができます。僕はRC F GT3をドライブするようになってから、表彰台に乗る時はいつも優勝なんです。最終戦でも表彰台を争うことになれば、きっと優勝できると思うので、表彰台が争えるようがんばります」

  • SUPER GT 第7戦 予選 | ARTA NSX-GTが今季2回目のポールポジション

    SUPER GT 第7戦 予選 | ARTA NSX-GTが今季2回目のポールポジション

    2018年のSUPER GT 第7戦『AUTOPOLIS GT 300km RACE』の予選が10月20日(土)、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは、No.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)がコースレコードでポールポジションを獲得。GT300はNo.25 HOPPY 86 MC(松井孝允/坪井翔)が、2年連続のポールポジションとなった。

    昨年は5月に第3戦として行われたこの大会だが、今年はシーズンも残り2戦となる第7戦として行われた。午前中は雲が多く肌寒かったオートポリスだったが、昼になると陽射しも差して気温は15度を超え、タイムを出すには絶好のコンディションとなった。

    決勝レースのグリッドを決める公式予選は、午後2時30分からスタート。GT300クラスのQ1に続いて、GT500クラスのQ1が行われた。15分間あるQ1だが、GT500クラスの各チームは最後に1、2周だけのタイムアタックをするため、残り8分を切ったところからコースイン。ラスト3分で元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンが駆るNo.100 RAYBRIG NSX-GTをはじめとするHonda NSX-GT勢が猛アタック。No.17 KEIHIN NSX-GT(小暮卓史)が1分32秒650とコースレコード(1分32秒835)を書き換えてトップに。2番手にはNo.8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也)、3番手は昨年のGT500チャンピオンのNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮)と続いた。一方、NISSAN GT-R NISMO GT500勢は11番手のNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(佐々木大樹)が最上位と、4台共にQ1で予選を終えてしまった。

    Q2は10分間の走行タイムがあるが、GT500クラスのQ1通過の8台はこちらもラスト8分までピットで待機。セッション終盤でフルアタックを見せた。ここでもNSX-GT勢が快足ぶりを披露。No.8 ARTA NSX-GTの野尻智紀がQ1で書き換えられたレコードタイムをさらに短縮する1分31秒441を叩き出して、第3戦鈴鹿以来の通算4回目となるポールポジションを決めて見せた。 予選2、3位にはNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)、No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)とNSX-GTがトップ3を独占。4番手には昨年のオートポリス戦勝者のNo.36 au TOM’S LC500(関口雄飛)が入った。

    GT300クラスは、Q1でNo.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(吉本大樹/宮田莉朋)のGTルーキー、宮田がトップタイムを記録。だが、Q2でNo.25 HOPPY 86 MC(松井孝允/坪井翔)の坪井が、コースレコードとなる1分42秒498を叩き出してクラスポールポジションを獲得。25号車は昨年のオートポリス戦でもポールポジションを記録しており、2年連続だ。予選2位にはNo.10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)、同3位には福岡県に本拠を置くNo.5 マッハ車検 MC86 Y’s distraction(坂口夏月/平木湧也)が入った。

    GT500クラス ポールポジション
    No.8 ARTA NSX-GT
    野尻智紀
    「朝のフリー走行で伊沢(拓也)選手がトップタイムをマークしていて、本当にクルマの調子が良かったんです。午後の予選でもQ1で伊沢選手がいいタイム(2番手)をマークして繋いでくれたのですが、それだけじゃなくクルマのアジャストについても的確なインフォメーションをもらい、ネジを1本締めてもらいました(笑)。もちろん、こんないいクルマを用意してくれたチームにも感謝したいと思います」

    GT300クラス ポールポジション
    No.25 HOPPY 86 MC
    坪井翔
    「ポールが獲れた最大の要因は、チームが完璧なクルマに仕上げてくれたこと。本当にクルマは最高でした。僕はただクルマのポテンシャルを引き出しただけです。あと、難しい展開となる中、松井(孝允)選手がQ1を突破して僕に繋いでくれたことも大きかった。ともかく、チーム全体で獲れたポール。だから、松井選手やチームスタッフ全員に感謝したいです」

    2018年 SUPER GT 第7戦 オートポリス 公式予選 (GT500)

    Po. No. マシン ドライバ タイヤ WH タイム
    1 8 ARTA NSX-GT 伊沢拓也/野尻智紀 BS 49 1分31秒441
    2 17 KEIHIN NSX-GT 小暮卓史/塚越広大 BS 40 1分31秒989
    3 100 RAYBRIG NSX-GT ジェンソン・バトン/山本尚貴 BS 61 1分32秒151
    4 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴/関口雄飛 BS 40 1分32秒563
    5 1 KeePer TOM’S LC500 ニック・キャシディ/平川亮 BS 47 1分32秒733
    6 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH 16 1分33秒150
    7 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL 3 1分33秒184
    8 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 36 1分33秒323
    9 6 WAKO’S 4CR LC500 ジェームス・ロシター/大嶋和也 BS 34 1分33秒527
    10 19 WedsSport ADVAN LC500 山下健太/国本雄資 YH 15 1分33秒530
    11 12 カルソニック IMPUL GT-R ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 BS 29 1分33秒638
    12 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 BS 3 1分33秒807
    13 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 18 1分33秒944
    14 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI 39 1分34秒055
    15 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 千代勝正/本山哲 MI 12 1分34秒695
  • 日産自動車とKONDO RACING、新たなモータースポーツ活動計画を発表

    日産自動車とKONDO RACING、新たなモータースポーツ活動計画を発表

    日産自動車とKONDO RACINGを運営する株式会社エムケイカンパニー(代表:近藤真彦)は、10月1日(月)、2019年より新たに取り組むモータースポーツ活動について発表した。

    KONDO RACINGは、2019年6月にドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで開幕する「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦。またKONDO RACINGは、2019年シーズンからツーリングカーレース「SUPER GT」シリーズのGT300クラスに参戦し、日産グループの整備専門学校である「日産・自動車大学校」と合同プロジェクトを実施する。

    KONDO RACINGは、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで2019年6月に開催される世界一過酷なサーキット、「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦する。この参戦に伴い、全国の日産グループ販売会社で高性能車の整備を取り扱う「NISMOパフォーマンスセンター」のテカニカルスタッフをチームのメカニックとして派遣。本プロジェクトは、2019年~2021年の3カ年計画で行い、参戦車両はNISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルとなる。

    また、KONDO RACINGは、2019年より国内最高峰のツーリングカーレースである「SUPER GT」シリーズのGT300クラスにNISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルで参戦し、日産・自動車大学校と合同プロジェクトを実施する。

    全国に5校ある日産・自動車大学校を運営する学校法人日産学園は、2012年よりKONDO RACINGとともに「真のクルマ好き人財、組織に通用する人財の育成を、モータースポーツを通じて実現していく」、との目的で、国内の耐久レース「スーパー耐久」シリーズにNISSAN GT-R NISMO GT3で参戦してきた。これまでの7年間で、約2,000人の学生がメカニックのサポートやレース運営などに参画、応援活動の8,000人の学生を加えて約1万人が本プロジェクトに参加した。そして2016年には初のシリーズチャンピオンに輝いた。

    この活動をさらに強化し新たに結成するGT300 のチームには、日産・自動車大学校の学生だけでなく、全国の日産自動車販売会社のテクニカルスタッフもメカニックとして参加する。

    なお両プロジェクトともに、日産自動車のモータースポーツ活動を担うニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社が技術支援を行う。

    日産とKONDO RACINGは、共に新たな挑戦を通して、学生や販売会社のテクニカルスタッフが、レースという真剣勝負からチャレンジ精神を学ぶことで、自身の士気向上や今後のキャリアアップに繋がることを期待し、人財の育成に取り組んでいく。

    星野朝子 (日産自動車 専務執行役員)
    「日産とKONDO RACINGは、これまで、日産・自動車大学校の学生育成や、メカニックという仕事の魅力向上に向け、共に取り組んで参りました。新たなチャレンジであるニュルブルクリンク24時間レースとSUPER GT GT300クラスに学生や販売会社のスタッフが参加することは、更なる現場の士気向上、クルマに関わる若者の人財育成、さらには日本市場活性化に繋がることと、大変嬉しく思っています。ひとりひとりが、自分の役割を真摯に受け止め、責任を持って取り組み、そして、経験を糧に未来に羽ばたくことを祈っています。我々日産自動車は、このプロジェクトを全力でサポートし、近藤監督と共に、真のクルマ好きを育てていく者として、日本国内のみならず、グローバルにも飛躍できる人財の発掘と育成に邁進して参りたいと思います。」

    近藤真彦 (エムケイカンパニー 代表取締役社長)
    「2000年にKONDO RACINGが発足し間もなく20年となり、新たなグローバルチャレンジとして初めてNISSAN GT-Rでのニュルブルクリンク24時間レース挑戦となりますが、常にチャレンジ精神を大切に、このプロジェクトを支えていただいている多くの方々の希望と夢と共に全力で取組んでいきたいと思います。また7年継続してきた日産・自動車大学校とのプロジェクトは、スーパー耐久を主戦場に約1万人の学生と切磋琢磨してきました。学生の皆さんには『勝負の厳しさ』や『ドライバーの命を預かるメカニックの責任の重さ』を学んでもらいましたが、逆に我々プロのレーシングチームも彼らから得るものも多くありました。GT300というより厳しい戦いの中でも『継続は力』と『チャレンジ精神の大切さ』を忘れず、活動していきたいと思います。」

  • ジェンソン・バトン 「F1経験者でもSUPER GTは簡単なレースではない」

    ジェンソン・バトン 「F1経験者でもSUPER GTは簡単なレースではない」

    ジェンソン・バトンは、F1で戦ってきたドライバーにとってSUPER GTは簡単だと考えるのは間違っていると語る。

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、今季SUPER GTにフル参戦。チームクニミツで山本尚貴とチームを組みRAYBRIG NSX-GTを走らせている。

    選手末に開催された第6戦SUGOではポールポジションからスタートして優勝。ジェンソン・バトンにとってはSUPER GT初優勝であり、2012年のF1ブラジルGP以来6年ぶりの勝利となった。

    ジェンソン・バトンは「SUGOのSUPER GTについてはいろいろ聞かされていたけど、本当に凄いレースだったね」と優勝記者会見でコメント。

    「僕は長いことレースを戦ってきて、常にいろんなことを学習してきた。今回のレースでも、SUGOの最終コーナーではアウトから抜きに行ってはいけないことも学んだ(苦笑)」

    「最終コーナーでは、12号車が目の前でミスを犯してコースアウトしていたkど、そのあとで僕自身も同じミスをしてしまった。それに最後に来てセーフティカーが入ってきて…。本当に厳しいレースになった」

    「F1をドライブしていたら、それ以外のレースは簡単だろうという人もいるけど、SUPER GTは違う。とてもコンペティティブでタフなレースだ」

    「だから、正直言って6戦目で勝てるとは期待していなかった。でも、そのタフなレースを楽しむことができたし、最後はアメイジングな結果に繋がった」

    「スタート前にナオキさん(山本尚貴)と、レースでは余計なことを考えずにただただベストを尽くそう、最後まであきらめずにがんばろうと話していた。ナオキさんと一緒に、優勝することができて本当に最高の気持ちだ」

  • ジェンソン・バトン、SUPER GT初優勝 「とても感動的な結果」

    ジェンソン・バトン、SUPER GT初優勝 「とても感動的な結果」

    元F1ドライバーのジェンソン・バトンが、先週末のSUPER GT 第6戦 SUGOでSUPER GT初優勝を飾った。

    9月15日(土)~16日(日)、スポーツランドSUGOで2018年度SUPER GTシリーズ第6戦が開催された。猛暑に見舞われた第5戦から一転、初秋の爽やかな気候の中でレースウイークを迎えた。今回、GTアソシエイションによる性能調整の見直しが実施され、NSX-GTの最低重量は1034kgから1044kgへと10kgの増加となった。

    土曜日午前中の公式練習は途中から雨が降り出し、後半はウエットコンディションとなったが、午後になると雨は上がり、公式予選はドライコンディションで行われた。予選中に発生したクラッシュの影響を受け10分間に短縮されたQ1セッションでは、5台中4台のNSX-GTがQ2進出を果たし、#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組)はコースレコードでポールポジションを獲得した。

    日曜日午後2時、快晴の空の下で決勝レースがスタートしました。スタートドライバーを務める#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴は危なげなく先頭を守り、次第にリードを築く。

    各車ピットインのレース折り返しを前にして、#12 カルソニック IMPUL GT-Rが#100 RAYBRIG NSX-GTを抜き返して首位を奪ったが、ドライバー交代直後、山本尚貴からステアリングを引き継いだジェンソン・バトンの#100 RAYBRIG NSX-GTが、ピットアウトしたばかりの#12 カルソニック IMPUL GT-Rをとらえ、39周目に首位を奪還。

    レース終盤、GT300クラスのマシンのクラッシュによりセーフティカーが導入されたが、ジェンソン・バトンはレースリスタート後も危なげなく首位を守りきり、81周のレースを優勝。NSX-GTにとっては今季3勝目、山本尚貴にとっては2015年の第6戦スポーツランドSUGO以来の優勝、ジェンソン・バトンにとってはSUPER GT初優勝となった。

    この結果、山本尚貴/ジェンソン・バトン組は再びポイントランキング首位に立った。

    ジェンソン・バトンは「いろいろなことが起こるサーキットだとは聞いていたけど、その噂通り、タフ以外のなにものでもないレースだった」とコメント。

    「僕自身にとっては2012年F1ブラジルGP以来6年ぶりの勝利で、とても感動的な結果になった。タイヤチョイス、セットアップ、メカニックも含め、チーム全員が完ぺきな仕事を成し遂げた成果だと思っている」

    「最終コーナーでGT300を抜くときにコースアウトしたけど、ダメージがなかったのは幸運だった。SUPER GTではまだ学ぶことが多いけど、ここではアウトからオーバーテイクしてはダメなんだと今回も勉強させてもらったよ」

    山本尚貴は「JBとのペア6戦目にしてレースに勝ててうれしく思います」とコメント。

    「ポールポジションもうれしかったんですが、あまり喜びすぎずに平常心を保ってレースをやろうと心がけていました。案の定、SUGOのレースらしく、すんなり終わらせてもらえず、セーフティカーも入ったりしましたが、うまくレースを組み立てることができました」

    「昨年からメンテナンスガレージとして一緒にやっているATJのメンバーにとっても今回が初優勝で、チームのスタッフが泣いているのを見て、みんなの思いを乗せてレースをやっているんだなと改めて思いました」

    ホンダのプロジェクトリーダーを務める佐伯昌浩は「今回のレースより10kgウエイトが増えましたが、グラム単位の軽量化を行い、重心を下げ、コーナリングスピードを損なわないような準備をしました」とコメント。

    「また、フォーミュラでの経験を基にタイヤに負担をかけないエンジン特性を目指したマップを入れてきました。こうした準備に加え、秋になって気温が下がってきたのも有利に働きました」

    「今年のNSX-GTは低重心化を目的にインタークーラーのレイアウトを変更していました。夏場の冷却には限界があったことから苦戦する側面があり、今回は気温が下がることで狙ったパフォーマンスが出せたものと思います。この勢いで戦っていきたいと思います」