カテゴリー: SUPER GT

  • スーパーGT 開幕戦:デビュー戦のGRスープラ GT500がトップ5を独占

    スーパーGT 開幕戦:デビュー戦のGRスープラ GT500がトップ5を独占

    2020 AUTOBACS SUPER GT第1戦『たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE』の決勝レースが7月19日午後、静岡県の富士スピードウェイ(1周4,563m×66周)で行われた。心配された雨も降ることはなく、好天の下で2020開幕戦のレースが展開された。GT500クラスはNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/ニック・キャシディ)がポールポジション(予選1位)から逃げて、そのまま優勝。GR Supra GT500はデビューウインを飾った。GT300クラスもGR Supraをベース車とするNo.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が初優勝した。

    開幕戦の決勝レースは午後3時にフォーメーションラップを開始。上空は雲が多いが晴れに近い状況で、前日の公式練習時とは打って変わって夏の汗ばむ陽気。そして66周、300kmのレースの火蓋が切られた。

    スタートでトップに立ったのはポールポジションのNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/ニック・キャシディ)のキャシディ。予選 2位のNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)福住がそれに続く。その後ろでは予選3位のNo.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)のフェネストラズとNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)の山本がTRG(第1)コーナーで激しいバトルを演じた結果、100号車が3位に浮上した。

    一方、GT500隊列の後方、No.12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/平峰一貴)の佐々木とNo.64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)の伊沢が100Rで接触するアクシデントが発生。12号車はコースアウトし、車体後部を大きく破損。佐々木はそのままクルマを降りた。一方64号車は走行を続けたが、左フロント周りにダメージを負ってピットに直行し、修復ののち3周遅れでレースに復帰した。このアクシデントで2周目からセーフティカー(SC)が導入された。SCは12号車の回収を待って、5周目終わりで退去。6周目からレースは再開された。

    再スタートは8号車のGT500ルーキー福住がTGRコーナーでアウトから37号車に並びかけるが、37号車をドライブする元王者キャシディは一歩も引かずに8号車を退ける。その後、37号車は徐々に後続を引き離しにかかり、20周目には9秒ものリードを築き上げる。一方の8号車はペースが上がらず、12周目のTGRコーナーで100号車と36号車に相次いで抜かれると、No.38 ZENT GR Supra(立川祐路/石浦宏明)の立川にも先行を許して、5位に後退。25周目に所定のピットインを行い野尻に後半を託すことになった。

    23周目には2番手争いが勃発。36号車のGT500ルーキーのフェネストラズがTGRコーナーでアウトから、100号車の元王者の山本に並びかける。そして続くコカ・コーラコーナーの進入で抜き去って2位に浮上した。36号車は29周目にピットイン。関口雄飛に交代した。100号車も30周目にピットに向かい牧野任祐にステアリングを託した。

    トップの37号車は31周目にピットイン。キャシディから平川に交代し、暫定3位でコースに復帰。その後、ピットインしていないNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)の平手、No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資)がピットインしたため、37号車は再びトップに浮上した。この時、2番手の36号車(関口雄飛)とは、18秒8の大差がついていた。

    ここまでは順風満帆に見えた37号車だったが、後方でGT300車両と8番手を走るNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)の松田が第13コーナーで接触。スピンした360号車がコース上にストップしてしまったため、この処理で38周目に2度目のSCが導入された。なんとこれで37号車が築き上げたリードはゼロとなってしまう。

    SCは42周目にコースから退去。43周目からレース再開となる。トップの37号車・平川と追う36号車・関口は、1秒前後で緊迫したバトルを展開する。その後方では、No.14 WAKO’S 4CR GR Supra(大嶋和也/坪井翔)の坪井がめざましい追い上げを見せる。まずは49周目の最終コーナーで38号車(石浦)のインをついて4位に浮上すると、50周終わりのホームストレートで100号車(牧野)をも抜いて3位に浮上。さらに38号車の石浦も51周目のコカ・コーラコーナーで100号車を抜き去って4番手。つづくNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一/山下健太)の山下も63周目の1コーナーで100号車を抜き去る。なんとレース終盤に来て、GR Supra GT500がトップ5を走行する状況になった。

     リスタート後は36号車に迫られたトップの37号車だったが、50周を過ぎたあたりから徐々に36号車を引き離す。60周を終えた頃にはその差は5秒となった。その後も平川はまったく後続を寄せ付けない走りで66周を走り切った。これでNo.37 KeePer TOM’S GR Supra(平川亮/ニック・キャシディ)が2020シーズンの開幕をポール・トゥ・ウインで飾った。

    一方、2番手の36号車は終盤14号車の坪井の追撃にさらされ、64周目には0.6秒差にまで迫られたが、関口は最後まで坪井に付け入る隙を与えず。No.36 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)は2位でフィニッシュ。TEAM TOM’Sとしては昨年の第3戦鈴鹿以来のワン・ツー・フィニッシュを達成。GR Supra GT500はデビュー戦でトップ5を独占して完成度の高さを見せた。

    公式練習、予選と俊足ぶりを見せつけたHonda NSX GT勢だったが、No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が6位の悔しい結果に。7位にはNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)が入り、これがNISSAN GT-R NISMO GT500勢の最上位となった。

    GT500クラス 優勝
    No.37 KeePer TOM’S GR Supra
    平川亮
    「優勝できて、すごく嬉しいです。僕自身も去年からクルマの開発に携わってきましたがTOYOTA GAZOO Racingやブリヂストン、皆で苦労してきたのをよく分かっているから、その苦労がこうして実ってよかったです。でも、ニック(・キャシディ選手)も言っているように、シーズンはまだ始まったばかり。次回も今回と同じ富士だけど、今度はウェイトを積んでいるので条件が違ってくる。ウェイトは苦しいと思います。でも今回で優勝できただけじゃなく、その一方で課題も見つかっています。だからそれらに対処して、GR Supra GT500をもっともっと速いクルマに仕上げていきたいです。汗もかかずに勝てたように見えましたか? まぁ今日はエアコンが効きづらく集中して…、集中しすぎて汗をかかなかったのかもしれませんね(笑)。予選まではNSX-GT勢と互角だったと思いますが、決勝ではタイヤの選択が違っていて、それが僕たちには有利でしたね。同じブリヂストンなので、相手が履いているタイヤは分かっていて、2,3周踏ん張れたら、あとは引き離せる、と思っていました。一方、(同じTOM’S勢の)36号車とは同じタイヤだったので、シビアな戦いになりました。でもGT300車両とのかかわり方が自分たちの方が良かったみたいで、運にも味方してもらいました。これでウェイトハンディでは厳しくなりますが、次戦はその重い状況でもパフォーマンスを発揮できるよう、GR Supra GT500のポテンシャルを伸ばして行きたいです」

    ニック・キャシディ
    「今日は本当に完ぺきな1日になりました。予選ではポールポジションを獲ることができ、決勝ではポール・トゥ・ウインで、しかもベストラップもマークすることができたから。今の気分? スーパー・スーパー・ハッピーだよ。クルマを開発してくれたTOYOTA GAZOO Racingやクルマを仕上げてくれたTOM’S、そして素晴らしいタイヤを用意してくれたブリヂストン、皆の努力が今日の結果に結びついたんだと思う。でも、これで終わりじゃなくシーズンは始まったばかりだ。このペースでポイントを積み重ねていきたいね。ただ、今回はタイヤのチョイスで僕らが有利な面があったけど、NSX-GT勢とのバトルはこれからも続くと思います」

    GT300 クラス優勝
    No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT
    吉田広樹
    「優勝できて素直に嬉しいです。この富士では、これまでにも勝てそうで勝てないレースが続いていました。それで、自分たちに足りないものは何だろうと考えるようになりました。今年はエンジニアもメカニックも全員、(埼玉トヨペットの)社員で揃えたんです。それに(デビュー戦の川合)孝汰が乗ることになって、ここに来るまでは優勝できるなんて思ってなかった。でも普段、ディーラーで車検整備などをやっていて、皆で集まって(タイヤ交換の)練習もなかなかできないから、タイヤ交換に関してはリスクがあると考えていました。それでテストの時からタイヤ無交換でいけないか考えるようになって、ロング(ラン)のテストを多くやってきました。今回選んだタイヤは最後の最後まで安定したパフォーマンスを発揮してくれました。ブリヂストンさんに感謝しています。65号車がピットインでタイムロスして遅れたようですが、それがなければ彼らとの勝負になっていたと思います。だから運も味方してくれたんじゃないかな? 個人的には自分の師匠である服部(尚貴)さんに、まだまだ足りないんですけど、(初優勝という形で)少しだけ恩返しできたんじゃないかな。それも嬉しかったです」

    川合孝汰
    「公式テスト富士から今日まで好調さを保ってきて、この結果に結びつけることができました。でも、それもこれも周囲の皆さんに支えてもらったからこその結果です。午前中の公式予選はQ1を担当させてもらって、がんばってQ2の吉田(広樹)さんに繋いだら、吉田さんが良いポジションにつけてくれました。決勝レースでも(デビュー戦の)自分にスタートを担当させてもらって。本当は緊張したかもしれないのですが、吉田さんに「がんばりすぎるなよ」と言われたことで少し緊張もほぐれていきました。去年まで前座のFIA-F4選手権に出ていたのですが、1回勝ってからそのあとは優勝することができなかったのに、今年はこうしてSUPER GTに出させてもらって…。チーム代表の平沼さん(埼玉トヨペット社長でレーシングドライバー)やメカの人たち、皆さんに感謝しています。決勝レースでも平沼さんがスポッター(状況指示担当)をしてくれて、前後の間隔やGT500が接近してきていることなどを、事細かに指示してくれたのも大きかったです。しかし何よりも大きな勝因は、やはりタイヤ無交換の作戦が上手くいったことだと思いますね」

    2020年 スーパーGT 開幕戦 富士 結果

    Po No Machine Driver Tire WH
    1 37 KeePer TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG
    平川 亮
    ニック・キャシディ
    BS
    2 36 au TOM’S GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG
    関口 雄飛
    サッシャ・フェネストラズ
    BS
    3 14 WAKO’S 4CR GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG
    大嶋 和也
    坪井 翔
    BS
    4 38 ZENT GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG
    立川 祐路
    石浦 宏明
    BS
    5 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG
    中山 雄一
    山下 健太
    BS
    6 100 RAYBRIG NSX-GT
    Honda NSX-GT / HR-420E
    山本 尚貴
    牧野 任祐
    BS
    7 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B
    平手 晃平
    千代 勝正
    MI
    8 8 ARTA NSX-GT
    Honda NSX-GT / HR-420E
    野尻 智紀
    福住 仁嶺
    BS
    9 19 WedsSport ADVAN GR Supra
    TOYOTA GR Supra GT500 / RI4AG
    国本 雄資
    宮田 莉朋
    YH
    10 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B
    高星 明誠
    ヤン・マーデンボロー
    YH
    11 23 MOTUL AUTECH GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B
    松田 次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI
    12 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
    Honda NSX-GT / HR-420E
    武藤 英紀
    笹原 右京
    YH
    13 64 Modulo NSX-GT
    Honda NSX-GT / HR-420E
    伊沢 拓也
    大津 弘樹
    DL
    17 KEIHIN NSX-GT
    Honda NSX-GT / HR-420E
    塚越 広大
    ベルトラン・バゲット
    BS
    12 カルソニック IMPUL GT-R
    NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20B
    佐々木 大樹
    平峰 一貴
    BS
  • スーパーGT:TEAM Red Bull MUGEN、ついに始動!

    スーパーGT:TEAM Red Bull MUGEN、ついに始動!

    名門レースチームとして永い歴史を持つチーム無限と、エナジードリンクブランドのレッドブルが手を組み、世界最高峰のGTカーレースであるSUPER GTに挑む。

    新マシンであるNSX GTに施された斬新なマットネイビー&メタリックレッドのカラーリングを始め、チームロゴ、チームウェア、ドライバーヘルメット、ピットスペースのグラッフィクなどの、すべてを一新。まさに「レッドブル、チーム無限に翼をさずける」だ。

    7月18~19日、開幕戦 富士スピードウェイ。新たに始まるその歴史、目が離せない。

    TEAM Red Bull MUGENTEAM Red Bull MUGENTEAM Red Bull MUGENTEAM Red Bull MUGEN

    NSX GT技術解説
    TEAM Red Bull MUGENがSUPER GT(GT500クラス)を闘うNSX GTは、3月に実施されたサプライズお披露目の際には「#白いレッドブル カラー」をまとっていた。いよいよ決戦を迎え、今度はオフィシャルカラーであるレッドブルカラーにお色直しされた。

    姿カタチは市販型NSXを彷彿とさせるホンダ製レーシングマシンだが、今シーズンからGT500車両規則の改定に合わせ、DTMとの統一性を持つクラス1規定に準拠したものとなった。特に話題を集めたのは、搭載されるパワーユニットの搭載位置だ。2.0ℓ直列4気筒直噴ターボエンジン「HR-420H」が、NSXのアイデンティティだったミッドシップからフロントシップへと変わった。

    もともとGT500は共通カーボンモノコックが使用され、空力パーツやミッションなども規定に沿った共通部品だ。しかし、搭載位置が変われば、サブフレームを一新する必要があるばかりか、前後重量配分、冷却風の処理、吸排気の取り回しなど、ゼロベースと言える開発が必要とされた。ライバルであるトヨタGRスープラ、日産GT-Rのように、純正時点でフロントシップのマシンではない。それでもホンダと無限は、同一条件で勝つことを目的として、フロントシップのNSX-GTを見事にまとめてみせた。

    いかにもスーパーカーっぽい鋭利で薄いフロントノーズ。ここにパワーユニットが搭載されているとは到底思えない。搭載位置に固執することは決して彼らのポリシーではない。「与えられた条件下で勝つこと」こそが絶対譲れないポリシーだ。まるでそう主張しているような、戦闘的な表情だった。

  • 【配信】 SUPER GT公式バーチャルレース 「SGT × GTS Special Race」

    【配信】 SUPER GT公式バーチャルレース 「SGT × GTS Special Race」

    スーパーGTとレースシミュレーションのファン待望の「グランツーリスモSPORT」を使用したオンライン・バーチャルレース「SGT × GTS Special Race」が、いよいよYouTubeのSUPER GT公式チャンネルにて6月21日(日)午後7時にプレミア公開される。

    プレミア公開では視聴者もチャットで声援や感想で参加でき、参戦ドライバーも参加予定。いつものスーパーGT観戦のように、みんなで盛り上がろう!

    プレミア公開日時:6月21日(日)19:00~

    舞台は富士スピードウェイ。8分間の混走計時予選の後、30分の決勝が行われる。また、同日放送の「SUPER GT プラス」(テレビ東京系)でも紹介される予定となっている。

    No. ドライバー 車両(Gr.3)
    3 千代勝正 GT-R ニスモ GT3
    10 星野一樹 GT-R ニスモ GT3
    12 佐々木大樹 GT-R ニスモ GT3
    14 大嶋和也 GRスープラ レーシングコンセプト
    16 武藤英紀 NSX Gr.3
    023 本山 哲 GT-R ニスモ GT3
    23 ロニー・クインタレッリ GT-R ニスモ GT3
    25 松井孝允 911 RSR (991)
    31 中山友貴 GRスープラ レーシングコンセプト
    34 道上 龍 NSX Gr.3
    37 平川 亮 GRスープラ レーシングコンセプト
    38 石浦宏明 GRスープラ レーシングコンセプト
    39 脇阪寿一 GRスープラ レーシングコンセプト
    52 吉田広樹 GRスープラ レーシングコンセプト
    55 高木真一 NSX Gr.3
    60 吉本大樹 RC F GT3
    61 井口卓人 WRX Gr.3
    64 大津弘樹 NSX Gr.3
    65 菅波冬悟 メルセデス AMG GT3
    100 牧野任祐 NSX Gr.3
  • スーパーGT:2020年の新カレンダーを発表…7月19日に富士で開幕

    スーパーGT:2020年の新カレンダーを発表…7月19日に富士で開幕

    スーパーGTは2020年の新カレンダーを発表。7月19日に富士スピードウェイの開幕し、現時点では全戦無観客開催(海外戦を除く)を想定している。

    スーパーGTは、全国で急速に拡大した新型コロナウイルスの感染状況を受け、今季の開幕にあたっては、競技参加者等の移動中の感染リスクを低減させることを第一の対策とし、2020年の大会日程、開催地を大幅に変更した。

    7月19日に富士スピードウェイで開幕する新カレンダーは、国内では鈴鹿サーキット、ツインリングもてぎの3会場のみの開催。岡山国際サーキット、スポーツランドSUGO、オートポリス、また、マレーシア大会も現地情勢に鑑み、現地プロモーターとの協議の結果、本年の開催を見合わせることを決定した。

    また、現段階では全戦無観客開催(海外戦を除く)での開催を想定しており、今後の感染状況や社会情勢を踏まえ、大会開催方式は段階的に見直していくとした。

    Rd. 日程 開催サーキット 備考
    第1戦 7月18日(土)・19日(日) 富士スピードウェイ 無観客開催
    第2戦 8月8日(土)・9日(日) 富士スピードウェイ 無観客開催
    第3戦 8月22日(土)・23日(日) 鈴鹿サーキット 無観客開催
    第4戦 9月12日(土)・13日(日) ツインリンクもてぎ 無観客開催
    第5戦 10月3日(土)・4日(日) 富士スピードウェイ

    今後の感染状況、社会情勢を 踏まえ開催方式を検討

    第6戦 10月24日(土)・25日(日) 鈴鹿サーキット 今後の感染状況、社会情勢を 踏まえ開催方式を検討
    第7戦 11月7日(土)・8日(日) ツインリンクもてぎ 今後の感染状況、社会情勢を 踏まえ開催方式を検討
    第8戦

    12月26日(土)・27日(日)
     もしくは
    11月28日(土)・29日(日)

    チャン・インターナショナル・サーキット

    富士スピードウェイ

    調整中

    調整中

    また、2020年のスーパーGTの公式イベント開催に向けたロードマップを発表した。

    1.新型コロナウイルス感染拡大に伴うこれまでの社会情勢と対応について
    【3月】 1日:全国の感染拡大状況に鑑み、公式テスト岡山の無観客開催を決定
      14-15日:公式テスト岡山を無観客で実施
       【感染防止対策】
       ・すべての入場者に「問診票」「症状確認フォーム」の提出を義務付け
       ・感染が疑われる者はサーキットへの入場を禁止
      18日:全国の感染拡大状況に鑑み、開幕戦岡山の延期を決定
       公式テスト富士の無観客開催を決定
       【感染防止対策】
       ・すべての入場者に「問診票」「症状確認フォーム」の提出を義務付け
       ・すべての入場者を対象とした検温体制を構築
      27日:全国の感染拡大状況に鑑み、公式テスト富士の中止を決定
      30日:全国の感染拡大状況に鑑み、第2戦富士、第3戦鈴鹿の延期を決定

    【4月】 6日:東南アジア諸国の感染状況に鑑み、第4戦タイ、第5戦マレーシア延期を決定
        8日:8都道府県に緊急事態宣言が発出
        16日:緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大

    【5月】 4日:緊急事態宣言延期が決定
        14日:39県の緊急事態宣言が解除
        21日:大阪府、京都府、兵庫県の緊急事態宣言が解除
        25日:全国の緊急事態宣言が解除

    【6月】 4日:感染防止対策を考慮した公式イベントの変更日程、感染防止対策ロードマップを公開

    2.公式イベント(公式テスト、公式大会)開催に向けた弊社の具体的な検討内容と対策について
    【2020年シリーズ開幕にあたっての検討、準備】
    1)全戦無観客開催を想定
    お客様やチーム関係者等の感染リスク低減のため、2020年シリーズの開幕にあたっては全戦無観客開催(海外戦を除く)を想定したカレンダーでシリーズをスタートさせます。なお今後の新型コロナウイルスの感染収束状況や社会情勢を踏まえて、大会開催方式は段階的に見直すこととしております。

    2)関係者の移動中の感染リスク低減を考慮した大会日程、開催地の見直し
    公共交通機関での移動中の感染リスク低減を考慮し、2020年シリーズはチーム関係者等が自家用車等で移動可能なサーキットでの大会開催を計画しております。

    3)「公式イベント開催に向けた新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン」の策定
    2020年シリーズを安全、円滑に開催すべく、すべてのSUPER GT関係者に遵守していただく感染防止対策ガイドラインを策定いたしました。

    4)「健康管理者」の設定
    各チーム等に「健康管理者」を選任し、チームスタッフ等の日頃の体調管理にあたっていただきます。健康管理者は万が一、チーム内等から感染者が出た場合、GTAやイベント開催サーキット、また、保健所や医療機関との連絡窓口としての役割も担っていただきます。

    5)「入場・活動禁止ガイドライン」の策定
    サーキット入場の禁止ならびにガレージ業務など日常の企業活動の停止要請に関する判断基準として「入場・活動禁止ガイドライン」を策定いたしました。本ガイドラインは、問診票の回答内容ならびに健康管理者からの報告に基づき、感染の疑いがある方には事前にサーキットへの出張禁止を通達するほか、日常業務の活動停止等を要請しサーキット場内および各チーム等の事業所内での感染拡大・クラスター発生を未然に防ぐことを目的としております。

    【公式テスト・大会開催に向けた準備・感染防止対策(イベント開催14日前~)】
    1)サーキット入場予定者の申告、入場者数の制限
    2020年シリーズの公式イベントは必要最低限の人員で実施するものとし、各チーム等には事前に入場予定者を申告していただきます。

    2)問診票、症状記載フォームによる体調管理
    すべてのサーキット入場予定者に対し、直近14日間の症状や行動履歴を確認する問診票と毎日の体温や風邪症状等を確認する症状記載フォームの提出を義務づけます。

    【公式イベント期間中の感染防止対策】
    1)症状確認フォームの提出
    公式イベント期間中は、すべてのサーキット入場者に、毎朝自宅や宿泊先を出発する前に体温と風邪症状等の有無を記載した症状確認フォームを提出していただきます。報告内容はGTA・山口メディカルデリゲート(MD)が全数を確認し、感染の疑いがある方はサーキットへの入場を禁止します。

    2)サーキット入場時における検温の実施
    公式イベント期間中、サーキットに入場するすべての方に対し、入場ゲートでサーモメーターや非接触型体温計等を用いた検温を行います。発熱症状が認められた方は、山口MDの判断でサーキットへの入場を禁止します。

    3)サーキット場内の3密の回避
    大会スケジュールやブリーフィング方法の見直し、ピットのこまめな換気等により3密状態を回避いたします。

    4)宿泊先における感染防止対策
    ホテル内でのマスクの着用、手洗い・うがい、咳エチケットを徹底するほか、飲食店の利用は現地自治体の指導に従い、宿泊先の地域住民の方々に配慮した行動を実践いたします。

    【公式イベント終了後の感染防止対策と感染者発生時の対応(終了後14日間)】
    1)健康管理者による体調管理と症状報告
    公式イベント参加者はイベント終了から14日間、健康管理者に毎日症状を報告し、発熱症状や著しい体調不良を訴えるスタッフ等が発生した場合、健康管理者からGTAに詳細を報告していただきます。報告に基づき、GTAは健康管理者に対応を指示するとともに、イベント開催サーキットと当該情報を共有します。
    2)保健所・医療機関等への対応
    万が一、感染者が発生した場合は、GTA、イベント開催サーキット、健康管理者で連携し、保健所や医療機関によるヒアリング等に対応いたします。

    3.2021年のSUPER GTシリーズについて
    本年3月以降、全国で急速に拡大した新型コロナウイルスの感染状況を受け、今季の開幕にあたっては、競技参加者等の移動中の感染リスクを低減させることを第一の対策とし、大会日程、開催地の変更を決定させていただきました。今季開催を見合わせたサーキットでSUPER GTの観戦を楽しみにしていただいていたお客様、関係各位には深くお詫び申し上げます。

    2021年は再びすべてのサーキットで大会を開催することを前提に、今季から準備・検討を進めて参ります。

    収束に向かいつつあるように見える新型コロナウイルスですが、第2波、第3波の懸念は拭い切れず、予断を許さない状況であることに変わりはありません。まずは本ロードマップに従いながら各種ガイドラインを遵守し、安全、円滑に2020年シリーズを運営できるよう努めて参ります。

    SUPER GTを応援してくださるファンの皆様、関係各位におかれましては、今後ともSUPER GTシリーズへのご理解、ご支援を賜れますよう心よりお願い申し上げます。

  • SUPER GT:チームクニミツ、RAYBRIG NSX-GT『PHASE02』を公開

    SUPER GT:チームクニミツ、RAYBRIG NSX-GT『PHASE02』を公開

    SUPER GTのGT500クラスに参戦するチームクニミツ(TEAM KUNIMITSU)は、2020年のRAYBRIG NSX-GTのレースカラーリング『PHASE02』の実写画像を公開した。

    TEMA KUNIMITSUは、毎年オフシーズンをテスト専用のカラーリングである『PHASE01』でスタート。その後、カラーリングは『PHASE02』へと進化して開幕を迎える。

    SUPER GTは3月28日(土)~29日(日)に富士スピードウェイにて無観客での開催を予定してそこで『PHASE02』が公開される予定だったが、26日までに東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県、静岡県など各地で発表された外出自粛要請および特定地域への訪問自粛要請等の状況を踏まえ、感染防止対策を強化する社会要請に応え中止することを決定した。

    またSUPER GTは、開幕から4戦の延期が決定しており、現時点では7月11日(土)・12日(日)の岡山国際サーキットで開幕する予定となっている。

    そこでTEAM KUNIMITSUは、100号車 RAYBRIG NSX-GT Phase02の実車をSNSで初公開。

    「走行姿はもう少し先となりますが、今からその姿が見られるのが待ち遠しいですね」とコメントした。

    2020年もTEAM KUNIMITSUは山本尚貴/牧野任祐のコンビで参戦する。

    100号車 RAYBRIG NSX-GT Phase02 in SUPER GT 2020

    ■2020 AUTOBACS SUPER GT 変更スケジュール検討案
    7月11日(土)・12日(日) 岡山国際サーキット
    8月8日(土)・9日(日) 富士スピードウェイ
    9月12日(土)・13日(日) スポーツランドSUGO
    10月24日(土)・25日(日) オートポリス
    11月7日(土)・8日(日) ツインリンクもてぎ
    調整中 鈴鹿サーキット 三重県
    12月 or 1月開催で調整中 チャン・インターナショナル・サーキット
    12月 or 1月開催で調整中 セパン・インターナショナル・サーキット

  • SUPER GT:外出自粛要請を踏まえて富士でのテスト中止を決定

    SUPER GT:外出自粛要請を踏まえて富士でのテスト中止を決定

    GTアソシエイションは、3月28日(土)~29日(日)に富士スピードウェイにて無観客での開催を予定した「公式テスト富士」を、26日までに東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県、静岡県など各地で発表された外出自粛要請および特定地域への訪問自粛要請等の状況を踏まえ、感染防止対策を強化する社会要請に応え中止することを決定した。

    なお、今後の代替テストについては日程調整のうえ実施を検討し、案内するとしている。

    坂東正明 (GTアソシエイション 代表取締役)
    「感染防止、行政による外出自粛要請を踏まえ、苦渋の決断ではありますが、この度の無観客テストの中止を決定いたしました。日頃よりSUPER GTを心から愛してくださっているファンの皆様にも今回の決定をご理解頂ければ幸いです。開幕を心待ちにしてくださるファンの皆様のために、関係者一同、引き続き準備を進めて参ります。夢と感動を与えられるSUPER GTを安全・安心な形でお見せできる日まで、どうかご協力とご声援を賜りますようお願い致します」

  • SUPER GT:2020年の開幕戦 岡山大会の延期を発表

    SUPER GT:2020年の開幕戦 岡山大会の延期を発表

    SUPER GTを運営するGTアソシエイションと岡山国際サーキットは、4月11日(土)~12日(日)に開催を予定した2020のSUPER GT開幕戦岡山大会を延期することを発表した。

    「4月11日(土)~12日(日)に開催を予定しておりました2020 AUTOBACS SUPER GT Round1 たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACEに関しまして、新型コロナウイルスにおける政府の対策基本方針決定および感染の拡大状況を鑑み、両社による協議の結果、感染拡大の防止および来場されるお客様、競技関係者の健康と安全を考慮し、開催を延期することといたしました」と声明で発表。

    「また、延期される大会の日程につきましては、同ウイルスの収束状況等を考慮した上で、改めてご案内させて頂きます」

    「なお、チケット払い戻しの詳細等に関しましては岡山国際サーキット公式ホームページ等にてご案内させて頂きます」

    楽しみにお待ち頂いておりましたお客様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」

  • SUPER GT | トヨタ、2020年の参戦体制を発表(GT500/GT300)

    SUPER GT | トヨタ、2020年の参戦体制を発表(GT500/GT300)

    トヨタは、2020年のSUPER GTの参戦体制を発表した。

    GT500クラスでは新たにGRスープラGT500を投入。株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)を通じ、6チーム・6台に支援を行う。ドライバーは、昨年全日本F3を戦ったサッシャ・フェネストラズと宮田莉朋が新加入する。GT300クラスには、トヨタプリウスPHV2台、GRスープラ1台とLEXUS RC F GT3 4台が参戦する。

    GT500

    No. チーム名 車両名 ドライバー タイヤ
    14 TGR チーム ワコーズ ルーキー
    (TGR TEAM WAKO’S ROOKIE)
    WAKO’S 4CR GR Supra 大嶋 和也
    (Kazuya Oshima 日本)
    BS
    坪井 翔
    (Sho Tsuboi)
    19 TGR チーム ウェッズスポーツ バンドウ
    (TGR TEAM WedsSport BANDOH)
    WedsSport ADVAN GR Supra 国本 雄資
    (Yuji Kunimoto)
    YH
    宮田 莉朋
    (Ritomo Miyata)
    36 TGR チーム エーユー トムス
    (TGR TEAM au TOM’S)
    au TOM’S GR Supra 関口 雄飛
    (Yuhi Sekiguchi)
    BS
    サッシャ・フェネストラズ
    (Sacha Fenestraz)
    37 TGR チーム キーパー トムス
    (TGR TEAM KeePer TOM’S)
    KeePer TOM’S GR Supra 平川 亮
    (Ryo Hirakawa)
    BS
    ニック・キャシディ
    (Nick Cassidy)
    38 TGR チーム ゼント セルモ
    (TGR TEAM ZENT CERUMO)
    ZENT GR Supra 立川 祐路
    (Yuji Tachikawa)
    BS
    石浦 宏明
    (Hiroaki Ishiura)
    39 TGR チーム サード
    (TGR TEAM SARD)
    DENSO KOBELCO SARD GR Supra ヘイキ・コバライネン
    (Heikki Kovalainen)
    BS
    中山 雄一
    (Yuichi Nakayama)

    GT300

    No. チーム名 車両名 ドライバー タイヤ
    30 エー・ピー・アール
    (apr)
    TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 永井 宏明
    (Hiroaki Nagai)
    YH
    織戸 学
    (Manabu Orido)
    31 嵯峨 宏紀
    (Koki Saga)
    BS
    中山 友貴
    (Yuki Nakayama)
    52 埼玉トヨペット グリーンブレイブ
    (Saitama Toyopet Green Brave)
    GR Supra GT 吉田 広樹
    (Hiroki Yoshida)
    BS
    川合 孝太
    (Kohta Kawaai)
    35 パンサー アット チーム タイランド
    (Panther arto Team Thailand)
    arto RC F GT3 未定 YH
    未定
    60 エルエム コルサ
    (LM corsa)
    SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 吉本 大樹
    (Hiroki Yoshimoto)
    MI
    河野 駿佑
    (Syunsuke Kohno)
    96 ケーチューンズ レーシング
    (K-tunes Racing)
    K-tunes RC F GT3 新田 守男
    (Morio Nitta)
    DL
    阪口 晴南
    (Sena Sakaguchi)
    244 マックス レーシング
    (Max Racing)
    たかのこの湯 RC F GT3 久保 凜太郎
    (Rintaro Kubo)
    YH
    三宅 淳詞
    (Atsushi Miyake)
  • ナレイン・カーティケヤン、SUPER GTから退き自動車ビジネスに専念

    ナレイン・カーティケヤン、SUPER GTから退き自動車ビジネスに専念

    元F1ドライバーのナレイン・カーティケヤンが、SUPER GTから退き、他の自動車関連ビジネスベンチャーの開発に集中することが発表された。

    2019年にナレイン・カーティケヤンは、シングルシーターからスポーツカーへの移行し、SUPER GTでModulo Nakajima RacingのHonda NSX-GTでレースをするという彼のレースキャリアの新たな章の始めた。

    これは、レースキャリアのすべてをシングルシーターで過ごしてきたレーシングドライバーにとっては大胆なものだったが、ナレイン・カーティケヤンの豊富な経験によりそれはエキサイティングな挑戦となった。

    SUPER GTの500クラスの車両は間違いなく世界最速の「ハコ車」レーシングカーであり、昨年11月に富士スピードウェイで行なわれたDTM x SGT特別交流戦で優勝したナレイン・カーティケヤン自身が適切に実証した点でもある。ナレイン・カーティケヤンの特別交流戦での勝利は、菅生での初表彰台獲得からわずか数週間後のことであり、ナレイン・カーティケヤンの最初のシーズンを成功で締めくくることになった。

    そして、ナレイン・カーティケヤンにとっては技術面でも挑戦的な年となった。ナレイン・カーティケヤンはダンロップタイヤの主要テストドライバーを務め、SUPER GTのタイヤの開発に携わった。SUPER GT は、4つの異なるタイヤメーカーで「タイヤ戦争」を全面的に保持している世界で唯一のシリーズ。ナレイン・カーティケヤンは、年間を通じて多くのタイヤテストで何千キロものテストを実施しており、彼のキャリアの中で最も忙しいコース上で過ごした1年となった。

    このような素晴らしい年の後、ナレイン・カーティケヤンは2020年を待ち望み、新たな挑戦を追うことを楽しみにしている。ナレイン・カーティケヤンは、SUPER GTとその苛烈な開発及びレースから退き、他の自動車関連ビジネスベンチャーの開発に集中する。今後も彼は他のシリーズでもレースを続け、それは適切な時期に発表されることになる。

    中嶋悟
    「ナレインは2019年、Honda NSX-GTの新しい要求に非常に良く順応しました。今年は難しいスタートでしたが、シーズン後半には、彼の勤勉さと強い仕事倫理がよく示されており、彼のパフォーマンスは非常に良いものでした。DTM x SGT特別交流戦での彼の勝利は非常に難しいものでしたが、彼は見事に走り切り、世界で最高のレーシングドライバーたちに勝つことができました。我々は彼が2020年以降もNAKAJIMA RACINGでレースを続けることを望んでいましたが、ナレインはビジネス界の一部を含む他の機会を模索することにしました。それでも彼は常にNAKAJIMA RACINGファミリーの一員です。我々は皆、彼が将来の試みでうまくいくことを望み、彼を再び家族に迎え入れることを楽しみにしています」

    ナレイン・カーティケヤン
    「2019年は私にとって素晴らしい年でしたが、非常に忙しい年でもありました。私は何度も日本に行き、実際数え切れなくなりました。DTM x SGT 特別交流戦で優勝するという、これまでで最も素晴らしい内容で私の1年は締めくくられました。悟さんとNAKAJIMA RACINGの皆さんに、本当に素晴らしい年にしてくれたことを感謝しています。私は数年前から日本で彼らとレースをしてきましたが、日本に2番目の家族がいるような気がします。彼ら全員、特にモータースポーツの真のレジェンドである悟さん自身と一緒に仕事をすることはとても光栄でした。HondaをはじめModuloやダンロップとも一緒に仕事ができてとても素晴らしかったし、彼らの完全な信頼とサポートが得られ、とても幸運でした」

  • 平川亮 「日本にはF1だけにしか興味がない人がたくさんいる」

    平川亮 「日本にはF1だけにしか興味がない人がたくさんいる」

    日本でSUPER GTとスーパーフォーミュラに参戦する平川亮が、F1という目標について語った。

    平川亮は、山本尚貴がトロロッソ・ホンダから金曜フリー走行に出走した2019年のF1日本GPをSUPER GTのチームメイトであるニック・キャシディと一緒に見に行ったが、二人ともF1ファンには気づかれなかったと明かす。

    「日本にはF1だけが好きで、他のレースはまったく興味がない人がたくさんいますし、気にしてないです。でもそういう人たちを引き付けるようなレースをもっとしなければいけないと常に思っています」と平川亮はレッドブルの公式サイトでコメント。

    「やっぱりF1に乗ると、注目度が全然違います。山本(尚貴)さんは日本GPの金曜日のフリー走行に出走しましたが、スーパーフォーミュラ最終戦の鈴鹿では彼の周りを大勢のファンが取り囲んでいました。フリー走行の1時間半だけでもF1に乗ると世界が変わるんですよね。僕もその場に立ってみたいです」

    今、F1に乗るために自分自身に足りないものは何かと質問された平川亮は「結果しかありません」と語る。

    「結果を出すためには、どんな状況にも臨機応変に対応する能力を身につけなければならないと感じています。そのためには引き出しを増やして、どんな状況でも速く走れるクルマをチームとともにつくることが大事になってきます。それができれば、自ずと結果がついてくるはずです」とコメント。

    「いろんなレースを見て勉強して、戦略、セッティング、タイヤの使い方、フィジカルなど、あらゆる能力を磨いていく必要があると思っています」

    F1ではマックス・フェルスタッペンやピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンといった同世代のドライバーが活躍している。焦りはないのだろうか?

    「気にはなりますが、焦っても仕方がありません」と平川亮は語る。

    「自分の戦いをしっかりとやるしかないと思っています。F1で走っている人たちはみんな結果を出して、あの舞台で戦っているんです。今の自分にそれがありません。だから今、自分が戦っているところで結果を積み上げていくしかないんです」

    「ホンダはレッドブルとトロロッソの契約を延長し、少なくとも2021年までは一緒に組んで戦うことが発表されています。そこまでに結果を出せば、F1に乗れる可能性はあると思っています」

    平川亮は、レッドブルとアスリート契約を結んでいるが、国内のレースではトヨタが支援する、いわゆる“トヨタ系”のドライバーだ。

    「僕だけでなく、日本で走るドライバー全員にチャンスがあると思っています」と平川亮は語る。

    「今、日本のレースを世界中の関係者が注目し、優秀な若いドライバーを次々と送り込んでいます。彼らを倒し、圧倒的な結果を出せば、誰にでもF1に乗るチャンスがあるんです。ホンダ以外の日本人ドライバーはF1に行きたいと表立って言いませんが、誰だってF1で走ってみたいはず。ただ忖度しているだけだと思います」

    なぜF1で走りたいかとの質問に「世界最高峰の舞台で誰よりも速く走りたいからです」と平川亮は語る。

    「僕は速く走るために自分で考え、いろいろなところから情報を集めて、エンジニアと話しながらクルマをつくっていくという作業が好きなんです。それで結果が出れば、自信になりますし、うれしいんです。F1マシンは世界で一番速く、最先端のテクノロジーが詰め込まれています。ドライビングやセットアップに関しても、僕が知らないことがたくさんあると思います。それを知りたいんです」

    「何よりも世界中の方が注目しています。スーパーフォーミュラとSUPER GTで走ることも、ドライバーとして大成功だと思いますが、もっと大きな舞台で走ってみたい。僕だけでなく、家族、ファン、スポンサーの方たちもずっと応援してくれています。彼らのためにも、もっと上を目指したいんです」

    2020年もF1を目指してスーパーフォーミュラとSUPER GTで結果を残すという戦いは続いていく。

    「でも、F1ばかりを意識するのでなく、目の前のレースでいかに結果を出すのかということに集中していきたいです。目の前のレースで結果を積み重ねていけば、道は拓けていくと信じて戦っていきます」